②配偶者暴力相談支援センター配偶者暴力相談支援センターは,被害者に関するさまざまな問題について,相談に応じることはもとより,心身の健康を回復させるための指導を行ったり,一時保護をしたり,自立に向けた支援などを行います。当初は,各都道府県が,婦人相談所等の施設において,配偶者暴力相談支援センクーの機能を果たすようにするものとするとされていましたが,法改正により,市町村においてもセンターの機能を果九寸ことができるようになりました。
③保護命令制度被害者やその子どもの安全を確保するために,裁判所が被害者や未成年の子どもについて接近禁止命令(6ヶ月間)や退去命令(2ヶ月間)を出すことができます。接近禁止命令の対象は,当初被害者に限られていましたが,法改正により,その子どもについても,対象に含まれることとなりました。また,退去命令の期間も法改正により2週間から2ヶ月間に延長されています。保護命令に違反した場合,1年以下の懲役や100万円以下の罰金に処せられることになります。
(3)法律の一部改正について法律の施行後3年後に見直しを行うこととされており,平成16年に以下の改正が行われました。①「配偶者からの暴力」の定義の拡大②被害者自立支援の明確化③警察本部長等の援助④保護命令制度の拡充(4)今後の見直しについてDV法は,3年後に見直しを行うこととされており,平成19年が見直しの年にあたります。これまでの課題を踏まえ,今後さらに充実が図られていくこととなります。
3 本県の現状と対策(1)県民意識調査の結果から平成16年度に行った茨城県男女共同参画社会県民意識調査では,「女性の人権が尊重されていないと感じる点はどんな点ですか。(複数回答可)jとの問いに対し,「ドメスティック・バイオレンス」との回答が最も多く49.9%と約半数を占めており,以下「職場におけるセクシャル・ハラスメント」(45.8%),「売春・買春」(42.5%),r痴漢行為」(38.2%)と続いています。また,「配偶者や恋人から暴力を受けた経験はありますか。」との問いには,9.6%の人が「ある」と回答しています。その内容に関しては,「大声で怒鳴られたり,暴言を吐かれる」が62.6%と最も多く,次いで「げんこつで殴られたり,足で蹴られたりする」が39.5%以下「「ばかだ,役立たずだ」などと言われる」,「平手で打たれる」などとなっています。
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