/  21
 
Buckeye Corpus
による、英語機能語の弱形の探索
 
mackinaw@tamacc.chuo-u.ac.jp
 
はじめに
 
英語辞書に載っている発音は、基本的に引用形
(citation form)
であり、現実の発話ではこれらの語は多かれ少なかれ変化を被る。
いわゆる機能語と呼ばれる範疇のものの中には、アクセントを持たない位置に現れるのが普通で、引用形とはかなりかけ離れた発音になる(主として)単音節語がある。このようなもの
 
は、辞書でもこの形を弱形
(weak form)
として(優先して)載せている。
 
但し、辞書の記載は弱形を網羅しているわけで
 
はない。英語音声学の概説書も同様で、牧野
(2005: 126-127)
の表も主なものだけを載せている。
 
弱形を網羅的に扱った研究としては
Obendorfer (1998)
があり、
a
から
your 
に至る
 
まで単音節語を
100
語挙げ、弱形の現れやすさやその弱形の縮小の程度を分類している。

Share & Embed

More from this user

Add a Comment

Characters: ...