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音声コーパスを用いた英語弱形リストの改訂
牧野武彦
 
本研究の目的
質的な観察に頼った研究を基にして行われてきたように思われる、英語の機能語を中心とした語の弱形の記述を、音声コーパスを用いた量的な研究により改訂を試みることである。
我々は、英語の音声を常日頃インフォーマルに観察しながら、辞書や英語音声学のテキストに現れる弱形の記述が、実際の音声を反映しているとは限らないということに薄々感づいている。本研究は、そのギャップを埋めようとする試みである。
 
Obendorfer(1998)
は、およそ
100
語の「弱化語
(weakener)
」をその弱形の発音と共に挙げることで恐らくもっとも包括的に弱形の記述を行っているため、このリストを出発点にする。
配付資料は、
Obendorfer
のリストに挙がっている語とその弱形発音に、
Longman PronunciationDictionary 
3
(2008)
および
EnglishPronouncing Dictionary 
17
(2006)
の記述を付加したものである。
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なお、
Obendorfer
では、古語と考えられる動詞の二人称単数現在活用形などもリストに挙がっているが、これは除いた。

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