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(1)【健全性】・・・3 (2)【収益性】・・・3 (3)【成長性】・・・3
前々期(2005 年 9 月期)の経常利益率 2.6%に対し、前期(2006 年 9 月期)は 10.8%と大幅に収 益性が向上している。今期は 14.2%とさらに向上予定である。総合写真事業の営業利益率は 前々期 3.4%から前期 7.2%に向上し、温泉事業の営業利益率は前々期 5%から 18%に向上し ている。ROE も、前期7.8%、今期 12.1%と向上している。
既存の総合写真事業に温泉事業の業績を加える形で売上高を成長させている。また、新規 事業の温泉事業は総合写真事業より収益性が高いため、売上成長以上に経常利益の成長率 が高い。特に前期の経常利益成長率は393%増(5 億47 百万円→26 億96 百万円)と高い。 今期は30%成長を予想している。ただ、業績回復が一巡すれば落ち着くだろう。
PBR 1倍、予想PER 7.9倍と、資産バリューと収益バリューは高い。PBRは、保有不動産の含み 益を加味すると、資産バリューが高まる可能性がある。また、収益面も、今後の業績成長が期待 できる温泉事業が主力となり、成長バリューも評価できる。
日本ジャンボーの主力事業は総合写真事業と温泉事業である。温泉事業へのシフトが顕著であ り、収益面では温泉事業が主力となっているが、旧来からの事業である総合写真事業から定性分 析する。
日本ジャンボーの最近の業績回復は、高収益の新事業である温泉事業が拡大しただけでなく、既 存事業である総合写真事業もリストラやデジカメプリントへの対応により収益性が向上した結果で ある。
中でも写真の現像がメインであり、全国 20000 店の取次店を有している。取次店に持ち込まれた フィルムを日本ジャンボーが回収し、日本ジャンボーがフィルムを現像した後に、取次店に配送す るという仕組みである。この業態は集配式 DPE と呼ばれ、日本ジャンボーは独立系最大手の集配 式 DPE 業者である。
(株)プラザクリエイト (JASDAQ:7502)が運営している「パレットプラザ」のように、ミニラボ機というフ ィルムの現像装置を設置した店舗を運営し、その店舗で写真を現像・プリントする形式もある。こ の場合、集配する必要が無いため、現像・プリントのスピードが高速という利点があるが、各店舗 にミニラボ機を設置するコストや店舗運営コストがかかるというデメリットもある。
銀塩カメラ(フィルムや感光板で撮影するカメラ)からデジタルカメラへ移行した結果、フィルムの現 像・プリントのニーズは年々減少している。対して、デジタルカメラのプリント需要は高まっているが、 需要の質が異なり、現像業者に経営努力が求められている。
しかし、デジカメの場合は、プリントしなくてもパソコン上で楽しむ事が出来る上、家族や友人に写 真データとして送る事が出来るため、必ずしもプリントする必要性が無い。紙ベースで必要になっ た場合でも、家庭用プリンターで気軽にプリントできる。そのため、需要に強制力が無い。
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