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高次元超球体を見込む超立体角について

高次元超球体を見込む超立体角について

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Published by Neetubot
3次元空間内で,ある視点から物体がどのくらいの大きさに見えるかという値として,立体角という値がある.立体角は,物理学や工学の分野では実用的な近似値などを用いて広く利用されている.一方,数学関係では積分解析や数値計算の分野となり,まとめられている例をあまり見ない.そこで,本稿では近年高次元空間での進歩が著しい物理学に習い,この立体角を高次元空間に拡張したn次元超立体角について数学的にまとめる.
3次元空間内で,ある視点から物体がどのくらいの大きさに見えるかという値として,立体角という値がある.立体角は,物理学や工学の分野では実用的な近似値などを用いて広く利用されている.一方,数学関係では積分解析や数値計算の分野となり,まとめられている例をあまり見ない.そこで,本稿では近年高次元空間での進歩が著しい物理学に習い,この立体角を高次元空間に拡張したn次元超立体角について数学的にまとめる.

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author(s)titlesubtitlepublisherdateuriformatrightstypelanguagereferences
高次厨高次元超球体を見込む超立体角について名無初等幾何学会2011-08-12http://myopenarchive.org/docs/NEGS/116application/pdfhttp://creativecommons.org/licenses/by/3.0/Preprintja_JPhttp://p.booklog.jp/book/32279
Nanasi Elementary Geometric Societyhttp://www.freeml.com/egs
 
高次元超球体を見込む超立体角について
高次厨
1 INTRODUCTION
3
次元空間内で,ある視点から物体がどのくらいの大きさに見えるかという値として,立体角という値がある.立体角は,物理学や工学の分野では実用的な近似値などを用いて広く利用されている(文献
[1]
.一方,数学関係では積分解析や数値計算の分野となり,まとめられている例をあまり見ない.そこで,本稿では近年高次元空間での進歩が著しい物理学に習い,この立体角を高次元空間に拡張した
n
次元超立体角
n
について数学的にまとめる.
Fig 1:
Angle of view of a line-segment.
例えば,
Fig 1
のように,半径
R
1
次元超球体(線分)の見込み角
1
R
について考える.まず,
1
R
=
∫ 
R
R
(
x
1
X
)
2
+
2
dx
1
と導出でき,
x
1
=
tan
ϕ
の置換によって,
1
R
=
∫ 
ϕ
A
ϕ
B
(ただし,
tan
ϕ
A
=
R
X
,
tan
ϕ
B
=
R
X
)から式
(1)
のように解ける.さらに,式を整理することによって,円周角として有名であるように,角
1
R
が一定となる点 
(
X,
)
の軌跡が円弧であることもわかる.
1
R
[
X,
] = Tan
1
R
+ Tan
1
R
+
,
 
2
+
R
tanΩ
1
R
2
=
R
sinΩ
1
R
2
(1)
本稿では,まず
2
章で,上記の
1
次元超球体での例を
n
次元超球体を見込む
n
次元超立体
nR
[
X,
]
に拡張して式を作る.次に
3
章で,
n
次元超立体角の最大値である
n
次元超球面全体の超表面積
n
を計算する.さらに
4
章で,半頂角が
ψ
の場合に求まる
n
次元超立体
nψ
=
nR
[0
,
]
を導出する.それらをふまえて
5
章で,
nR
[
X,
]
の一般解を
1
階の積分に帰着し,理論式と近似解を比較する.最後に
6
章で,応用や今後の課題について論述する.
Fig 2: Hypersolid angle.Fig 3: Hypersphere angle.Fig 4: Hypercone angle.
2 HYPERSOLID ANGLE
Fig 2
のように,原点を中心とする
n
次元超球体全体の領域を
D
とし,説明のために以下仮に「舞台」と見立てて呼ぶことにする.このとき,点 
(
x
1
,x
2
,
···
,x
n
,z
) = (
X,
0
,
···
,
0
,
)
から舞台
D
を見込む
n
次元超立体角
nR
[
X,
]
は,文献
[2]
より式
(2)
のように書ける.
1
 
高次厨
,
高次元超球体を見込む超立体角について
nR
[
X,
] =
 
···
 
D
Zdx
1
dx
2
···
dx
n
(
(
x
1
)
2
+
x
22
+
···
+
x
2
n
+
2
)
n
+12
(2)
(2)
は,物理学でいう所の,微小領域から距離の
(
n
+ 1)
乗に比例する中心力を受ける式とも似ているが,ベクトルの合成などの概念は含まれていない.この式は,式
(3)
のように原点を中心とする一般的な極座標での置換積分によって,式
(4)
のように変換される.
x
1
=
r
cos
θ
1
x
2
=
r
sin
θ
1
cos
θ
2
...
x
n
1
=
r
sin
θ
1
sin
θ
2
···
cos
θ
n
1
x
n
=
r
sin
θ
1
sin
θ
2
···
sin
θ
n
1
(3)
∂ 
(
x
1
,x
2
,
···
,x
n
)
∂ 
(
r,θ
1
,
···
,θ
n
1
)
=
r
n
1
sin
n
2
θ
1
sin
n
3
θ
2
···
sin
θ
n
2
nR
[
X,
] =
 
···
 
D
Zr
n
1
sin
n
2
θ
1
sin
n
3
θ
2
···
sin
θ
n
2
(
r
2
2
Xr
cos
θ
1
+
2
+
2
)
n
+12
n
1
···
1
dr
(4)
(4)
の方が積分計算に適する場合(後述の式
(13)
)もあるが,式
(5)
のように点 
(
X,
0
,
···
)
を中心とした極座標で置換することで,式
(6)
のように扱いやすい形にも変換できる.
x
1
=
tan
ϕ
cos
θ
1
x
2
=
tan
ϕ
sin
θ
1
cos
θ
2
...
x
n
1
=
tan
ϕ
sin
θ
1
sin
θ
2
···
cos
θ
n
1
x
n
=
tan
ϕ
sin
θ
1
sin
θ
2
···
sin
θ
n
1
(5)
∂ 
(
x
1
,x
2
,
···
,x
n
)
∂ 
(
ϕ,θ
1
,
···
,θ
n
1
)
=
n
sin
n
1
ϕ
sin
n
2
θ
1
sin
n
3
θ
2
···
sin
θ
n
2
cos
n
+1
ϕ
nR
[
X,
] =
 
···
 
D
(
sin
n
1
ϕ
sin
n
2
θ
1
sin
n
3
θ
2
···
sin
θ
n
2
)
n
1
···
1
(6)
(6)
は,
n
次元超立体角(
(
n
+1)
次元単位超球体の超表面積の一部)の本質的な姿であり,後述の近似計算などに役立つ.以降では,この式を中心に解析計算を進める.
3 HYPERSPHERE ANGLE
各次元で一番大きな超立体角,すなわち,単位超球の超表面積全体を考える.まず,計算に必要となる
Wallis
の公式の拡張である漸化式を式
(7)
に記す(文献
[3]
が詳しい).
n
[
ψ
] =
n
[
ϕ
ψ
] =
 
ψ
0
sin
n
ϕdϕ
=
n
1
n
n
2
[
ψ
]
cos
ψ
sin
n
1
ψn
(7)
0
[
ψ
] =
ψ
および
1
[
ψ
] = 1
cos
ψ
より,任意の自然数
n
n
[
ψ
]
の解析解が導出できる.特に,
n
[
π
]
の場合は,文献
[4]
のベータ関数・ガンマ関数を用いて式
(8)
のように解ける.
2

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