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青木一能 これがアフリカの全貌だの著者【講演CD:世界が注目するアフリカの経済発展と日本の対応】

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青木氏はアフリカ・中東問題の専門家として政府の対アフリカ協力にも関わっています。

いまアフリカの経済発展を例えて「アフリカライオン」と呼ばれている。

1980年代にアジアが経済発展したとき「アジアタイガー」と呼ばれたのと同じで、21世紀は「アフリカライオン」の時代との見方がある。

21世紀に入ってアフリカは目覚しい経済成長を遂げ、2000~2010年までの全体の年平均経済成長率は年5.2%に達する。

特にサワラ砂漠以南のサウサハラアフリカ圏では10%成長の国が10カ国もある。

高成長の要因としては世界的な石油・鉱産物資源の消費拡大による価格上昇がある。

加えて東西冷戦の終結で経済のグローバル化が進み世界経済が一気に拡大したことも大きい。

90年代以降アフリカ諸国は次々と民主化に向かい今は安定期に入っている。

国営企業中心から市場経済・民営化が進んでいる。アフリカの人口10億人のうち3億人が中間所得層になっている。

2020年には世界人口の20%を占めるといわれ、この人口増は世界経済にとって魅力となる。

しかし資源の恩恵が国民全体に行き渡らず依然貧困層も多く、1日1ドル以下の絶対貧困層は2015年予測でも42%(90年40%)と高い。

アフリカでは中国の動きが特に目立つ。

中国は内政不干渉でアフリカの国内事情に関わりなく欲しい資源を目指す。

援助も欧米のような条件をつけない。

アフリカでの建設プロジェクトでは作業員などを中国から連れて行き、奥地まで人を送り込んでいる。

それに比べ日本は政治的、経済的にもつながりが薄い。
今後は欧米や東南アジアのように官民が一致協力して対アフリカ戦略を考えるべきである。

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