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富坂聡 平成海防論の著者【講演CD:海洋国家日本~海からの国難を如何に防ぐか~】

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中国問題に精通する元記者が、海に潜む資源を巡る日中台の動向を指摘。さらに日本が取るべき立場を主張します。


富坂聰氏は北京大学に留学した経験もあり、中国問題に精通。
今も2カ月に1回程度のペースで取材のため訪中している。
富坂氏は冒頭で「日本周辺の海が紛争のタネになり、国境を接する国との間で大きな問題になりかねないとの危機感がある」と指摘し、中国海軍の日本近海進出の動きなどに警鐘を鳴らした。
特に北朝鮮によるとされる韓国の哨戒艦撃沈に伴って行われた米韓合同軍事演習に中国は対抗心をあらわにしているという。
中国海軍の日本近海への進出の動きは、特に08年から顕著になっているとみる。
その背景には国防のほかに中国のエネルギー政策が大きく関係していると分析。
太平洋には天然ガスや熱水鉱床、メタンハイドレートなど豊富な資源が賦存しており、これらの資源確保と国防の側面がある。
日本近海でこうした示威運動を展開することにより、資源確保と国防の両面から日本を牽制する狙いでもある。
また見逃せないのは尖閣諸島などで台湾の軍や民間漁船の動向であると指摘。
この海域に台湾の民間漁船が侵入して来ると「厄介な事件になる公算が大きい」とみる。
特に日台間で問題が生じ、そこに中国が絡んでくるとより複雑化するとして「中国の出方には注意しておく必要がある」と指摘した。
その上でこの海域に資源があると分かれば台湾も中国も権益の主張を止めないので
「日本も弱腰ではなく、その権益を強く主張しなくてはいけない」と、日本の主体性を強調した。

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