4 年 確率・統計 中間テスト

2010 年/後期
情報工学科・電子工学科
制限時間 50 分

1

正規母集団 N (µ, σ 2 ) から大きさ n の標本を無作為抽出する時、以下の問に答えよ。

(1) 標本の変量の値を X1 , X2 , . . . , Xn で表す時、標本平均 X 、及び標本分散 S 2 の定
義を書け。

(2) 標本平均 X の期待値 E[X] と分散 V [X] を (1) と
(i) 標本が無作為であること
(ii) 各 Xi (i = 1, 2, . . . , n) が N (µ, σ 2 ) に従うこと
(iii) 期待値と分散の性質
を用いて µ, σ 2 及び n によって表せ(導出せよ)。

(3) µ = 30, σ 2 = 4, n = 100 の時、P (X < k) = 0.925 となるような k を求めよ。
[5 + 10 + 10 = 25] 点

2

正規母集団 N (50, 32 ) から大きさ 10 の標本を無作為抽出して標本分散 S 2 を計算す

る時、S 2 ≤ 2.43 となる確率を求めよ。

[20] 点

3

正規母集団 N (10, 62 ) から大きさ 16 の標本を無作為抽出して標本平均を X 、不偏分

散を U 2 とする時、4(X − 10) ≥ 1.074 × U となる確率を求めよ。

[20] 点

4

ある新聞社の世論調査で、全国の有権者から大きさ 1600 の無作為標本をとり、内閣

の支持率を調べた。母集団における内閣の支持率を 0.5 として以下の問に答えよ。

(1) この調査における標本支持率 Pˆ の期待値 E[Pˆ ] と分散 V [Pˆ ] をかけ。
(2) Pˆ ≤ 0.479 となる確率を求めよ。

[10 + 10 = 20] 点

5

とある K 高専の T 先生の趣味はピアノを弾くことであるという。T 先生は自分の

ピアノの練習時間 X(分) が平均 µ、分散 32 の正規分布 N (µ, 32 ) に従っているというモ
デルをたてた。そこで、平均練習時間 µ を推定するために 100 日分の練習時間を無作為
抽出し、それらの測定値の平均を算出したところ x = 87(分) であった。このとき以下の
手順に従って µ の 99% 信頼区間を求めよ。

(1) 標本平均 X の従う分布をかけ。
(2) 標準正規分布 N (0, 12 ) に従う Z が、原点 O を中心に 99% 含まれる区間 −a ≤
Z ≤ a、すなわち
P (−a ≤ Z ≤ a) = 0.99
となるものを考えるとき、別紙表より a を求めよ。

(3) (1),(2) より、不等式をたて µ に関して解くことによって µ の 99% 信頼区間を求
めよ。

[5 + 5 + 5 = 15] 点

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