5 年 確率・統計 期末テスト 制御工学科 2011 年度/後期 —模範解答—

1 題意の読書量の標本平均を X とかけば、サンプル数 n が大きいため近似的に Z ≡ √X−µ ∼
0.1/n

N (0, 12 ) となるから µ の 95 %信頼区間は、


0.1
0.1
x − 1.960 ×
≤ µ ≤ x + 1.960 ×
より
n
n

(
)2
2 × 1.960
0.1
2 × 1.960 ×
≤ 0.4 となればよい。すなわち n ≥
× 0.1 ≒ 9.6 となる。
n
0.4
よって 10 人以上調査すればよい。

2 問題文より、µ < 71 はないとみて以下の様に仮説を立てる。
H0 : µ = 71,

H1 : µ > 71

H0 が正しいと仮定すると T ≡ √X−71
∼ t24 となる。H1 の形から、棄却域を T > 1.711 と設定すれ
2
S /24


ば、T の実現値:t = 72.4−71
= 2.8 が棄却域に入るため µ は 71 より大きいといってよい。
6/24

3 この製品の分散を σ 2 、標本分散を S 2 と書き、問題文より以下の様に仮説を立てる。
H1 : σ 2 ̸= 82

H0 : σ 2 = 82 ,
2

2
2
2
H0 が正しいと仮定すると χ2 ≡ 40S
82 ∼ χ39 となる。H1 の形から、棄却域を χ < 20.00, χ > 65.48
2
と設定すれば、χ2 の実現値: 40×7.2
= 32.4 は棄却域に入らないため σ 2 は 82 から変化したとは言え
82

ない。

4 問題文より、以下の様に仮説を立てる。
H1 : p ̸=

H0 : p = 16 ,

1
6

標本比率 Pˆ は、サンプル数 n = 125 が大きいから近似的に、Pˆ ∼ N (p,
Pˆ − 16

が正しいと仮定すると Z ≡ √ 1

5
6 · 6 /125

p(1−p)
125 )

を満たすから H0

= 5(6Pˆ − 1) ∼ N (0, 12 ) となる。H1 の形から、棄却域を

Z < −2.326, Z > 2.326 と設定すれば、Z の実現値:z = 5(6 ×
は 1/6 ではないといってよい。

35
125

− 1) = 3.4 が棄却域に入るため p

5
(1) 問題文より、µ1 < µ2 はないとみて以下の様に仮説を立てる。
H0 : µ1 = µ2 ,

H 1 : µ1 > µ 2
2

2

3
4
), Y ∼ N (µ2 , 100
) を満たすから正規分布の
ここでそれぞれのサンプル平均 X, Y は X ∼ N (µ1 , 100
2

3
再生性より X − Y ∼ N (µ1 − µ2 , 100
+

42
100 )

となる。H0 が正しいと仮定すると Z =

√ X−Y
42
32
100 + 100

=

2(X − Y ) ∼ N (0, 12 ) である。H1 の形から、棄却域を Z > 2.326 と設定すれば、Z の実現値:z = 2.6
が棄却域に入るため、ピアノの練習時間の方が長いといってよい。

(2) (1) より第 2 種の過誤が起こる範囲は Z = 2(X − Y ) < 2.326 であるから、H1 が正しいと仮定す
ると Z ′ ≡ 2(X − Y − 2.063) = Z − 4.126 ∼ N (0, 12 ) となる。よって、第 2 種の過誤をおかす確率を
β とかけば Z < 2.326 ⇔ Z ′ < 2.326 − 4.126 = −1.80 より
β = P (Z ′ < −1.80) = 1 − P (Z ′ < 1.80) = 1 − 0.9641 = 0.0359
を得る。

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