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【昭和時代の日本の戦争の本質】

第一次世界大戦の末期の1917年、ロシアで共産革命が起きました。成立したソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)と、同国を一党支配したソ連共産党を指導した
レーニンは、世界共産党(コミンテルン)を組織しました。

世界共産党の活動目的は、共産主義の思想と活動を世界に広め、特にソ連の周辺の国々を共産化してソ連の傀儡国家とし、ソ連防衛のための軍事緩衝地帯とするこ
とにありました。一次大戦終了後にアメリカとアジアで起きた経済恐慌は共産主義活動を広めるための絶好の機会を提供しました。

大正時代後半から昭和時代の初期にかけて日本も経済恐慌に見舞われ、共産主義の思想と活動が浸透し易い状況にありました。こうした時代背景を無視して昭和時
代の日本の戦争の本質を語ることはできません。軍部が独走したとか、軍国主義の時代とか、侵略戦争だとか、そのような表面的な観察だけで済ませてはならない
のです。

ところで、昭和時代の日本の戦争を引起こし、拡大した共産主義者の動向を具体的に書こうとしましたが、とても長い文章になってしまいました。ここでは書ききれ
ません。ですので、関係の書物とホームページを紹介しますのでご自分で勉強して下さい。

●三田村武夫著「 大東亜戦争とスターリンの謀略−戦争と共産主義 」(自由選書:自由社刊)

終戦直後の昭和25(1950)年に民主制度普及会から刊行されたものの、その内容が『日本の戦争は日本の軍国主義が引起した侵略戦争』とする東京裁判史観に真っ向か
ら反するものであったために、占領軍当局(GHG民政局)によって発禁処分にされた三田村著「戦争と共産主義−昭和政治史秘録」の復刻版。昭和時代の日本の
戦争の本質を解き明かす不朽の名著である。これを読まずしてあの戦争の本質を知ることはできない。

●中川八洋著「 大東亜戦争と『開戦責任』 」(弓立社刊)


      
スターリンを頂点とする(ソ連、日本、中国、米国など)各国の共産主義者がどのように支那事変を拡大、長期化させたのか、そしてどのように日米戦争を引起こし
たかを解明した好著である。

【参考サイト】
コミンテルン(世界共産党)の国際諜報謀略網:
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/cominterunnetwork.htm
石原莞爾と尾崎秀実(※):
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/from57to59ww2.htm
ソ連の対日米支諜報謀略網:
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/from38to42ww2.htm

※尾崎秀実(おざきほつみ): 尾崎秀實が本字。ソ連を心の祖国と憧憬した共産主義者。朝日新聞記者。世界共産党のスパイ工作員。日本と中国との戦争(支那事変)
を長期化させるための政界工作と、日本と米国との戦争を開始させるための軍部工作を実行した。彼の謀略の目的はソ連の国防と日本の敗戦革命(レーニン)だった。
尾崎・ゾルゲ事件で検挙されて死刑。

◆近衛上奏文(昭和20(1945)年2月14日付):
書物ではありませんが、近衛文麿元首相の上奏文を紹介します。

大東亜戦争末期の小磯内閣のとき、終戦を模索される昭和天皇は重臣を個別に召されて、戦局の見通しなどを聴取された。近衛文麿、平沼騏一郎、東條英機らの重
臣がそれぞれ意見を上奏した。このとき近衛が自らの意見を文書化して捧呈したものが有名な昭和20年2月14日付近衛上奏文である。3次に渡って大命を拝して内閣
を組織し、総理大臣として日本の国家意志を決定した近衛だけに、日本の軍部が戦争に飛び込んで行った真の動機を正確に理解できる立場だった。満州事変に始まっ
て日米戦争に終ったあの戦争は共産主義者が日本を共産国家にするために引き起したものだった。日本を敗戦に追い込み、敗戦の混乱の中で日本国民の不満を結集
して共産革命を起こすのが目的だった。(→レーニンの敗戦革命)

近衛上奏文の原文:
http://www.ne.jp/asahi/masa/private/history/ww2/text/konoejousou.html

近衛上奏文の解説:
http://touarenmeilv.ld.infoseek.co.jp/from79to87ww2.htm

(私の感想)
しかし、日本の敗戦革命に失敗した日本の左翼(共産主義者)は、戦後60年間に渡って、自分たちが戦争を起した事実を隠 し、戦争の全ての責任をもっぱら「軍
部」と「右翼」に押しつけた。とんでもない。左翼こそが真の戦争責任者なのである。

「なぜ日本は負けた?」というご質問ですが、中国だけが相手ならば日本は負けるはずがないのですが、左翼が「日本を負けさせるために」日米戦争を始めさせた
のですから、左翼の目的は”半分”達成されたわけです。しかし、残りの半分、つまり日本の共産化は達成できませんでした。ソ連軍が日本本土を占領するよりも、米
軍の日本本土占領が一歩早かったからです。