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かわ

あらわ

川 に現 れた トラ

からだ

ひく

 「体 を 低 くして、モーバ! いい 子 だ!」 

の 少

ディーディーは、自 の ゾウ

ビルマ人

の 背 に よじ登 り、頭 を やさしく ポンポンと

たたきました。

 ディーディーは、ゾウの モーバが 赤

のぼ

あたま

ちゃんだっ

から 調教してきました。アジアゾウの モー

きくは あ

りません。モーバは、おとなしくて やさしい ゾ

ちょうきょう

た 時

バは、いとこの アフリカゾウほど 大

むら

よろこ

ウでした。みんな、モーバが 村 に 来 ると 喜 ん

ひと

でくれました。モーバを こわがる 人 は、だれも

ちょうきょう

いません。ディーディーが きちんと 調教してき

や 村 人 を ふん

むら びと

たので、モーバは まちがって 物

でしまったり する ことも ありません。

きょう

に 行 くよ、モーバ。水

浴 びが 必

ひつ

 「今 日は 川

よう

要 だからね。」

 モーバは、川 に 行 けるのが うれしくて、いそ

はやし

を 通

もり

りぬけて いきました。長

を あげました。

を 進 むと、周

すす

りに いた 鳥

とり

いそと 林 の 中

 モーバが 森 の 中

を 持 ち上 げて、パオーッと 音

たちが 木 々 の 間 から 飛 び立 ち、上 の 方 に い

る サルたちは、キャッキャと さわぎました。モー

に 行 きたくて、どんどん つき進 ん

バは 早

あいだ

ほう

く 川

すす

に 着 きました。

で行 きました。そして、ついに 川

を 持 ち上 げて、3回

、パオーッと

モーバは 鼻

音 を あげました。

だー!」 ディーディーは 笑 いながら、うれしそうに さけびました。

わら

 「わーい、水

は いつも、ディーディーまで うきうきしてきます。

モーバが うれしい 時

の 中

に ザブザブと 入

って行 って、 長

い 鼻

で 水

を 飲 み始 めました。

はじ

 モーバは 水

 ディーディーは、自 の 大 な ゾウを 洗

たい

い始 めました。そして、体 に こびりついた

はじ

からだ

さな 虫

を 洗

い落 としました。その間

モーバは、めいっぱい 水

を バシャバシャして

どろや 小

楽 しんでいました。

 ふと、ディーディーは、鳥 たちが みんな いっせいに 静

とり

かに なった ことに 気 が 付 きました。

それで、すばやく 林 の 方 を 見 しました。鳥 たちが 飛 び去 り、サルたちが さわいで 木 の

 ディーディーの 心

い 方 へ 登 っていくのは、トラが 近

はやし

ほう

とり

ほう

のぼ

づいている しょうこだと、父 から 教 わっていました。

ちち

おそ

はじ

を 右

に 左 にと

ひだり

ぞうは、ドキドキし始 めました。モーバも、鼻

ふり始 めました。落 ち着 かず、移 したい 時

 「よしよし、モーバ! だいじょうぶだからね。落 ち着 いて。」 

はじ

には、そう するのです。

を やさしく たたきました。

そう 言 いながら、ディーディーは モーバの 鼻

 ディーディーは モーバの 背 に よじ登 って、ジャングルの 中

のぼ

を もっと よく 見 ました。

の 向 こう 側

の 林 の 中

はやし

で、 何 かが 動

なに

いています。でも、それが 何 かは よく 見 えません。

なに

すると、川

おも

 (おそらくは、ケガでも した サルなんだろう。)と、ディーディーは 思 いました。

が 聞 こえます。サルは うなりません!

ですが、ちがいました! うなり声

 ディーディーは こわく なりました。それで、こういう 時

に するようにと 父 から

ちち

おそ

モーバや ぼくに、何 も 起 こりませんように。モーバが こわがりませんように。」

りを したのです。「イエス様 、どうか、

さま

わった ことを しました。お祈

なに

を 飲 もうと して、近

づいてきました。けれども、モーバと ディーディーが

 トラは 水

の 真 ん中

ている 時

に いるのに 気 付 いて、立 ち止 まりました。トラは、非 に お腹

が すい

には、ゾウに おそいかかる ことも あります。この トラが お腹

を すかせて

いるのか どうか、ディーディーには 分 かりません。

から 出 て行 くのを

 トラは、ディーディーたちが 水

待 っているように 見 えました。ディーディーは、

モーバが どのくらい しんぼう強 く 待 てるか、分 かり

さま

ません。「イエス様 、どうしたら いいですか?」

 (モーバの 背 に 立 ち、両 手 を ふり上 げて 助

りょう て

けを

よびなさい。) ディーディーは、心 の 中 で 静 かに

を 聞 きました。

そう 言 う 声

りょう て

     ディーディーは こわかったけれど、その 声

の 言 うように、両 手 を ふり上 げて

けを さけび求 めました。すると、トラが 立 ち止 まりました。それと 同

もと

どう

    助

に、

を けたたましく 鳴 らし始 めました。

はじ

   モーバも 鼻

むら びと

ぼう

るい

 村 人 たちは この さわぎを 聞 き付 け、 手 に手 に こん棒 や なべかま類 を 持 ち、たたい

たり 大 で さけんだり しながら、川

おお

に 向 かって 走 って来 ました。村 人 たちが 近

はし

むら

びと

づくと、

や なべかま類 を バンバン たたく 音

るい

はん

も 大

きく なり、トラは ついに、村 や 川

へ、にげて行 きました。

むら

かわ

さけび声

ディーディーや モーバたちとは 反 の ジャングルの 中

むら びと

に やって来 たんだと 話

しました。

 ディーディーは 村 人 たちに、トラが 川

さま

 「だけど、お祈

りしたら、イエス様 が トラから ぼくたちを 救 い出 してくださったんだよ。

すく

さま

おし

ぼくは ただ、イエス様 が 教 えてくれた ことを しただけなんだ。」

様 が モーバと 自 を 守

さま

ってくださったので、うれしく なりました。もし また トラに 出 会 ったら、ディーディーは どう すると 思 いま

おも

 ディーディーは、神

すか? きっと、祈 るでしょう。

むら びと

むら

ごと

の 中

から 上 がって、 家

へ 帰

り始 めました。

はじ

 村 人 たちが みんな、村 の 仕 事 を するために もどって行 くと、モーバも ゆっくりと 水

しそうに 鼻

はな

 ディーディーは 楽

うた

うた

を 帰

って行 きました。神

様 を 愛

さま

し 助

けを 求 める 人 たちには、神

もと

ひと

を 歌 いながら、モーバに 乗 って ジャングルの 中

けと 助 を 送 ってくださるんだなあと 考 えながら。

じょ

おく

かんが

すばらしい 助

さま

様 が

むら

づくと、ディーディーは モーバの 頭 を やさしく たたいて 言 いました。「おいで。えさを あげるからね。」 ディーディーが モーバに 干 し草

あたま

を あげ

 村 に 近

ると、村 の 子 どもたちが 早 速 ディーディーの 冒 険 話 を 聞 こうと、周 りに 集 まってきたのでした。

むら

あつ

さっ そく

ぼう けん ばなし

終 わり

作者不明 絵:アルビ デザイン:ステファン・ミーラー 出版:マイ・ワンダー・スタジオ Copyright © 2015 年、ファミリーインターナショナル “The Tiger at the River” --Japanese  http://www.mywonderstudio.com