商店街の現状 商店街のビジョン

（ 3 年後）
【マクロ】（泉大津市）
①子供が遊べる場所が少ない
・思い出が作れる場所がなく、成長にもつながっていない（ネットカフェ）
②出産できない住環境
・離婚率が高い、子供のいない共働き夫婦も増加
・休みの時間の過ごし方や働き方が限られている
【ミクロ】（商店街）
・子育て世代のお母さんは買い物に不自由していない
・商店街はイベントのときだけ、高齢者が多い
・買い物ではコスト面・品数でも競合施設に勝てない
・アルザやジャンボがなくなり、商店街もなくなれば、困る人がいる
【マクロ】（泉大津市）
商店街が担い手となり、子育てしやすい地域社会
・商店街が思い出を作れる、子どもが成長できる場所になっている
・子育てについて話題になる、勉強できる
・子育てをする人が地域を誇りに思っていて、溶け込んでいる
・「子育てしやすい商店街がある」と市が打ち出す
【ミクロ】（商店街）
地域の商店主・買物客みんなが子どもに関心を持ち、見守る
お母さんが子供をまず商店街に連れて行きたいと思っている
子どもたちが学校で習ったことを商店街で落としこめる
（小学校の○％が来ている、お母さんたちの買い物客アンケートで商店街が
良いという意見が多く出ている）

根本原因 解決策（企画・プログラム）
【マクロ】
①地理的環境→近隣の市と比べ、山（和泉市）や緑地面積が少なく、 思い出づくりの場をコミュニティサロン「街や」ではなく、商店街全体で
ベイサイドも未開発（10 年後に計画予定） ・今ある資源を最大限に活かす
②財政難→地場産業が衰退で、旧住民（事業主）減少、新住民（低所得者） ・できるだけ毎月地元の人たちと話し、勉強する
流入現象。与党のメイン施策「子育て」の補助金がほしい ①「遠足のお菓子は商店街で！」（おつかい教育）
③学力至上主義→家族で一緒に食事をする時間がない ②「入学おめでとう」（手作り企画）
楽しみなく育った子どもは将来子どもを産まない ③自転車講習
【ミクロ】（商店街） ④簡易健康診断・運動能力測定
・平日の買い物の場で、土日・平日の夜に買い物できない（共働きのニーズ×） ⑤PC ネット小屋
・商店街に行く動機付けがない、買い物以外の付加価値がない

今日までの自分たち 明日からの自分たち

・にぎわい市の準備で、「街や」の台所を快く貸してもらえた。また、八百屋さんには缶切 ・私たちも子育てをして成功している商店街についてしっかり調査する
まで貸してくれた。商店街の理事、実行委員会長がよそ者でも私たちの話を快く聞いて 先進事例を質問されたら答えられるように、何か所か視察に行き、それぞれの経緯、
くれた。当日も出店料が500円、テーブルやイスや電源などのセッティングも総がかりで 泉大津とは経緯が違うことをきちんと説明する
手伝っていただいた ・もっと現場と積極的に接点を持つ
・にぎわい市では、商店街再生に取り組む若い商店主樽井さんや堀口議員との出会いもあった、 ・買い物や子育て支援の場ではなく、思い出づくりの場でターゲットは子どもである
二人で立ち上げた企画で、奇数月の地場産品の仰天セールが行われている ことに気がついた
・毎週土曜に理事が毎回参加して、前向きな商店主とコミュニティサロン「よりみち」
の中下さんが中心となり、議論を重ねているが、何をしたらよいか分からない
・商店主も自分たちも買い物をする場で、親の視点で「子育て」を考えていた

現地調査の検証用 6つの箱