You are on page 1of 1

リカバリー全国フォーラム 2010 Web 開催レポート http://www.comhbo.

net/

9/10(金)&9/11(土)

【分科会 11&22】ピアサポートの部屋

広田和子(精神医療サバイバー)
有村律子(NPO 法人全国精神障害者団体連合会)
藤野英明(横須賀市議会議員)

ピアサポートの部屋は、広田和子さん(精神医療サバイバー)、有村律子さん(全国精神障害
者団体連合会)、藤野英明(横須賀市議会議員)の3人が担当しました。1日目の分科会11、2
日目の分科会22、2日間で計約100名の方に参加していただきました。
たくさんの分科会がある中で、ここはとにかくほっと一息つけるリラックスできる場にしたい、
というのが企画委員の想いでした。司会と参加者というふうに分かれてしまうのでは無くて、参加
者みんなでぐるりと輪になって、語り合う内容も2日ともみんなで決めました。日ごろの想いを大
いに語るのもいいし、他の方のお話を聴いているだけでもいいし、休憩するのもトイレに行くのも
お水を飲むのもご自由に、体調が悪い時はごろりと横になっても良いですよ、とみんなで確認しあ
いました。この分科会に参加してくれた誰もがお互いを無条件に受け入れあえる、そんな場になっ
たと思います。
2日間にわたって語り合ったいろいろなことの中で、一番もりあがったのは「恋愛・結婚」に
ついてでした。最年少の 10 代から最年長の 70 代の方までみんながご自分の体験や想いを語ってく
れました。病気を持ちながらの恋愛の難しさや出会いの少なさ、相手の家族から結婚が認めてもら
えない、2人とも病気の中で共倒れしてしまうことがある、といった悩みの声が出る一方で、お互
いに幸せになりたいという気持ちが自分を支えてくれる力になる、ずっと恋愛とは無縁だと思って
いたけれど運命の人と出会って 60 才で結婚した、みんな必ず幸せになれる、出会いはいくつになっ
てもある!という素敵なお話も聴かせていただきました。
もう1つ大きな話題では、「死にたい」という気持ちとどう向き合ったら良いのか、みんながそ
れぞれの想いを語ってくれました。主治医や家族の立場からでは無くて、ピアサポートの部屋だか
らこそ言える、ふだんは胸の奥にしまってある率直な本音を語り合うことができました。
楽しい話題ではみんなで大いに笑い、つらい話が出れば思わず自分の体験を思い出して涙が出た
り...みんなでうれしいことも悲しいことも語り合って、共有しあうことができました。苦しい
こともたくさんあるけれど、幸せな気持ちになれる時もたくさんあるよね。この分科会で出会えた
みんなで、ぜひ来年も再会しようね、と誓いあって分科会は終わりました。この分科会は昨年も開
催されましたが、ぜひこれからも継続して開催していけたらと思っています。
反省点は、2日目の会場の場所でした。たくさんの分科会が同時開催される為、部屋割りの関
係で800人も入れるホールが会場になってしまいました。ピアサポートの部屋の魅力は、車座に
なってみんなでお互いに癒されるような空間を生み出すことですので、今後は開催する場所もそれ
にふさわしいスペースにしていきたいと思います。
≪藤野英明(企画委員)≫