リカバリー全国フォーラム 2010 Web 開催レポート http://www.comhbo.

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9/11(土)

【分科会 13】家族とリカバリー 〜家族が”⾃分らしく“あるために〜
ファシリテーター:

土屋徹(Office 夢風舎)

この分科会には70名の方々の参加がありました。家族のリカバリーという内容でしたが、会場
にはご家族を始めとして、支援者の方々の参加もありました。きっと、支援者側からも家族のリカ
バリーということに興味を持っている方が増えてきたのでしょう。
この分科会は、会場設定から工夫をしました。レクチャー形式という形ではなく、最初から6人
一組になれるような机や椅子の配置にして、『多くを語ってもらいたい』というように、参加した
人たちがそれぞれに語り合えるような形にしました。
まずは、土屋から家族のリカバリーについて少しお話をさせていただきました。本会の大きなテ
ーマは、当事者主体ということが語られていますが、病気や障害を持った方だけでなく、ご家族自
身にもリカバリーということが言われています。家族支援などをしている方々の多くは、そのよう
な認識を持っていると思いますが、まだまだ広まりは少ないと思います。そのような状況を変えて
いくために、家族を主役として、家族自身が自分らしく生きていくことが大切であるということを
伝えさせていただきました。ご家族も支援者も、それぞれの立場で聞いていただけたと思います。
この分科会では、みんなで語り合うということに時間を多く取りました。
① 自分の良いとこ自己紹介
② 家の家族自慢
③ 自分らしさに向かって
この自分らしさに向かってでは、模造紙に参加者の夢や希望や、自分自身が今取り組んでいるこ
となどを、みんなで埋めながら書いてもらいました。
グループワークでは、それぞれが初めて会った人たちとは思えないくらい、活発な発言をして
くれました。自分たちが語ることや、みんなで1つの模造紙に向かって書いている姿は、まさに、
家族が自分らしさを確認したり、それに向かっていこうという様子を伺えたような気がします。参
加したご家族からは、「家族が集まる会では、いつも子供の病気や薬などのことばかりだけど、こ
の分科会では私たちが主役のようだった。」「聞いてばかりの講義ではなく、いろいろ話ができて
楽しかった。」「病気を持った子供ではなく、たくさんいいところを持った子供だったということ
に気づいた。」などなど、たくさんの笑顔と感想をいただきました。
このようなご家族のリカバリーに焦点を当てた取り組みが、今後も様々な場で広がっていくこと
を期待しています。
来年も、そしてこれからずっとリカバリーフォーラムには欠かせない分科会でしょう。
≪土屋徹(Office 夢風舎)≫