リカバリー全国フォーラム 2010 Web 開催レポート http://www.comhbo.

net/

9/11(土)

【分科会 15】仕事について語り合おう
大島みどり、新妻未来、伊藤友里(障害者就職サポートセンタービルド)
金子正輝、斉藤陽一、飛塚誠治、藤田彰宏、森藤裕子(働く人のミーティング CAT)
分科会 15 の主体となったのは「働く人のミーティング CAT」(以下 CAT)です。CAT は
NPO 法人 NECST が主催し、働く当事者や就職活動をしている当事者が、毎月第三土曜日に集まっ
て仕事についての話をしている自主的な会です。
CAT では今までもワーキングフェスタなどの企画を通じ、いろいろなスタイルで自ら情報発
信をしてきました。今回は新しい出会いを求めリカバリー全国フォーラムでの分科会を担当させて
いただきました。
まず CAT において実行委員を募り、企画を考えました。たまたま木曜日が公休のメンバーが
多かったため、木曜日の夕方に数回にわたって会議を持ちました。9 月に入ってからは「直前会議」
としてリハーサルを行い、かなりシミュレーションをしています。
私たちのコンセプトは、「参加してくれた方々が元気になる分科会にしたい」「働くことにポ
ジティブなイメージを持ち帰っていただきたい」というものでした。
当初、私たちが懸念していたのは、グループワークにおいて「話が盛り上がらなかったらどう
しよう」というものでした。特に実行委員はグループワークでのファシリテーターを兼ねていたた
め、様々な意見を引き出しつつ、横道にそれないためにはどうしたらよいか、意見を出し合い、ロ
ールプレイングを行って検証しました。
構成は以下の通りです
(1)働く当事者からの話題提供 ①働き始めるまで ②働き始めて ③働き続けて思うこと
(2)グループワーク 小グループでのディスカッション
(3)まとめと質疑応答
さて、当日は私たちにとって嬉しい誤算がありました。思っていた以上の参加者が集まってく
ださり、グループワークでは 1 グループの人数が多くなってしまいました。また、当初懸念してい
た、話し合いが盛り上がらないという場面は全くなく、どのグループも活発な意見交換がされてい
たのは、本当に嬉しくありがたいことです。休憩時間も熱心に話し合いが続いていました。
参加者は当事者、支援者、家族とそれぞれの立場の方々で、また北海道から沖縄まで全国各地
から来られており、リカバリー全国フォーラムならではの広がりを感じました。
グループ分けに関しては、自由に席についていただいたため、支援者がほとんどのグループな
ど、やや偏りが生じてしまったのは次回へ向けての課題です。
また、意外に時間が足りず、議論が十分深められませんでした。そしてなんと言っても一番の
反省点は、60 名以上もの参加者を想定していなかったため、
スペースが狭くなってしまった点です。
分科会運営においては、反省や課題が残りましたが、私たち実行委員が参加者からエネルギー
をいただきました。働いている当事者や働きたい当事者、そして就労を支援する人たち皆が熱意を
持って取り組んでおられると思います。同じ志や問題意識を持つ人たちが立場を超えて、全国から
集まるこのリカバリー全国フォーラムは得難い場であり、場の力を感じます。また「仕事について
もっと語り合いたい」というニーズは非常に大きなものであると思います。
このような場がぜひまた続くことを期待します。
≪大島みどり(NPO 法人 NECST 障害者就職サポートセンタービルド)≫