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ヨーロッパ脊髄

ヨーロッパ脊髄損傷
脊髄損傷協
損傷協会

脊髄損傷再生研究に関する声明
2011 年 6 月
世界には約 250 万人の脊髄損傷(SCI)を負った人がいます。ヨーロッパでは最低でも 33
万人 が脊髄損傷に悩まされており、毎年 1 万 1 千人づつ症例が増えています。甚大の社会
的および人的被害に加え 、欧州評議会による勧告(REC 1560(2002) ではその甚大な
経済的コストが強調され、「欧州評議会加盟国はこの分野に関する研究に対し支援および資
金提供を行うために真剣に一致協力すべきである。」と結ばれている。
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ヨーロッパ脊髄損傷協会(European Spinal Cord Injury Federation 【ESCIF】)は 2006
年に創設されて以来、SCI 研究の支援・促進に尽力してきました。ESCIF は積極的に加盟
者間における情報収集プロジェクトに関わり、ヨーロッパの研究活動における SCI の専門
家および研究者と協調してきました。ESCIF の規定は SCI とともに生きる人の生活の質を
向上させる研究への連盟による支援を強調していますが、機能的回復に関する研究には言
及していません。2006 年の段階のヨーロッパでは、麻痺の「治癒」の可能性はかなり望み
薄と言える。
しかし、その後、神経科学は麻痺の治癒へ向けて大きな前進を見せ、今ではある程度の機
能的回復も現実的な目標となっている。現在、世界中で多くの将来性のある研究で臨床試
験が行われており、さらに多くの研究において臨床試験の準備が始まっています。科学的
な躍進とそれを人体へ上手く適用させるためには、充実した支援、資金およびインフラが
必要となります。
我々ESCIF は、ヨーロッパの SCI とともに生きる多くの人々を代表し、すでに損傷を受け
た多くに人々および将来損傷を受けてしまう人々の麻痺回復を助けるため、脊髄損傷の再
生研究を強く支援します。
そのため、我々は欧州評議会加盟国、EU および EU 加盟国に対し、脊髄損傷の再生研究に
支援及び投資するために以下の施策を取ることを求めます。

・脊髄損傷の再生研究における基礎研究、応用研究および臨床研究への資金援助の増加
・十分な資金援助、有用なインフラおよび協調ネットワークを通じた、将来性のある研究
の実験室から臨床への迅速な応用の実現
・患者の安全および倫理を損ねない、将来性のある研究の有効かつ迅速な応用を可能にす
る適切な規制および法律の採択
・SCI の治療を国家のおよび国家を超えた重要事項として位置付ける脊髄損傷治療計画の
立案および実行
最後に、脊髄損傷の分野における将来性のある研究は多発性硬化症、筋委縮性側索硬化症、
パーキンソン病、アルツハイマー病などのほかの神経関連疾患の研究にも貢献するという
ことに留意すべきである。
EUROPEAN SPINAL CORD INJURY FEDERATION

執行部

www.escif.org

連絡先:president@escif.org
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出典:Recommendation 1560 (2002) 1 /Council of Europe Towards concerted efforts for

treating and curing spinal cord
injury

脊髄損傷の結果としては、四肢の麻痺、感覚消失、腸・膀胱・性機能の制御の消失、治療
不能の神経障害痛、痙性、感染のリスク、呼吸不能(高度な頸部損傷の場合)などが挙げ
られます。

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Recommendation 1560 (2002) 1 /Council of Europe op.cit.

によって発生したコスト:「アメリカにおける脊髄損傷の通算コストは一年あたり 9.73
ドルと推定されている。」出典:Recommendation 1560 (2002)1 / Council of Europe op.cit.
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