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電気機器学基礎試験問題 2009

[1] 同期機
(1) 同期機(円筒機)の定常状態における等価回路を示し、(発電機として)その定数を定めるため
の基本的な測定法を説明せよ。
(2) 同期電動機の V 特性について説明し、そのような特性が得られる原理をフェーザ図を用いて
説明せよ。
[2] 誘導電動機
三相誘導電動機の 1 相あたりの等価回路を想定する。講義で述べたとおり鳳-テブナンの定理を
用いて一次側の回路を簡略化する計算技法を経て、一次側相電圧 、同期角周波数 およびす
べり の関数として、トルクを導く。簡単のため、ここでは主磁束による鉄損は無視する。
(1) この等価回路定数を定めるための基本的な測定法を、(実験室での経験を思い出しながら)説
明せよ。
(2) 誘導機のトルクとすべり関係式に基づき、駆動電源の電圧、 周波数を一定とし、すべりが -1
から 2 からまで変化する場合の、典型的なすべり---トルク曲線の概形を示せ。すべりの大きさでこ
の機械の動作状態を分類し、各々の状態における動作、エネルギーの流れに関して説明せよ。
(3) トルクの式に基づき、二次抵抗が変化した場合の、すべり---トルク曲線の比例推移特性につい
て説明せよ。そして、その誘導機の始動方法との関係を論じてみよ。(ヒント: 始動に関しては、か
ご形と二次巻線形に分けて論じる方が解答しやすいと思われる。)
[3] 直流機 4kW 100V の定格を持つ直流機がある。この電機子抵抗は r=a=0.1 ohm とする。回転
数 1500rpm 一定の速度で外部から回転させたときの他励発電機としての電機子巻線の無負荷端
子電圧が、界磁電流の関数として下の図のように計測されている(図はこの HP では省略)。(以下
の(1)(2)では、グラフを描く根拠とした回路図や式も併記せよ。)
(1) この直流機を他励の発電機として用いる。同期モータを駆動源として 1500rpm で回転させたと
き、 界磁電流と設定した場合における電機子電流と電圧との関係を 3 本のグラフに示せ。
(2) この直流機を分巻電動機として用いる。電機子巻線をの一定電圧源に接続したとき、界磁電
流をと 3 通りに変化させた場合の回転数とトルクとの関係を 3 本のグラフとして示せ。
(3) 直巻直流機の速度—トルク特性を考え、上記の分巻電動機と比較し、その特徴について自由
に論じよ。
[4] パワーエレクトロニクスの基礎
(1) パワーエレクトロニクスが車両などの可変速駆動にもたらした影響について知るところを述べよ。
(2) 単相交流を全波整流する回路を、ダイオード 4 つを用いて構成する。その回路図を示し、基本
的動作を説明せよ。
(3) (2)のダイオード 4 つをサイリスタに置きかえると、出力電圧の制御を行うことが可能となる。その
動作を説明し、これを例に「点弧角を用いた電圧制御」の原理と問題点を述べよ。