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Otayori Vol 10.

(April 12,2006)

(Japanese)

おたより vol.10 (2006.04.12.)
こくさいこうりゅうききん みなみ にほんごきょういく はたけやまりえ

国際交流基金  南 インド日本語教育アドバイザー 畠山理恵
さくら まんかい はる すうしゅうかんまえ

 こんにちは。日本では 桜 が満開のようです。春です。 数週間前から、インターネットのニュースに


くわ つた

は毎日のようにきょうは日本のどこでどのぐらい桜が咲いたかが詳しく伝えられています。それを読む
とくべつ かん うつく みじか

と、桜がいかに日本人にとって特別な花であるかが感じられます。その 美 しさはもちろんのこと、 短
あいだ ち いさぎよ ひとびと きょねん

い 間 にぱっと咲いてぱっと散るはかなさ・ 潔 さが、人々の心をひきつけているのでしょう。去年の
今ごろ、私は日本にいて桜を 4 年ぶりに見ることができました。しばらくぶりに見る桜に「ああやっぱ
かんどう

り桜は日本の花だ。私は日本人だ。」といたく感動しました。
ふゆ あと なつ むか

 さて、ここバンガロールは冬の後にとつぜん夏を迎えました。
そのあいだに春がなかったのにはびっくりしました。桜にも会えま
せんでした。でも、インドにもきっと何かがあるはず。。。
せんせいがた

 そこで、インドの先生方にぜひお聞きしたいことがあります。
つよ

日本人にとっての桜のような、「わたしはインド人だ」と強く感じ
く ひさ ぼ こ く

させる、特別な花やものがありますか。長く外国で暮らしていた人が、久しぶりに母国インドに帰って
じ ぶ ん じっかん

きて「ああ、自分の国に帰ってきた」と実感できるのは、どんなことをしたとき、どんなものを見たと
こた

きですか。北インドと南インドでは、答えは変わるのでしょうか。。。インド1年生のわたしに、どな
おし

たか教えてください。
みなみ たいかい

*日 本語ス ピーチ コンテ スト、 南 インド 大会 レポ ート


ぜん ち く た い か い つた あと

  前号「おたより第 9 号」ではバンガロール地区大会のもようをお伝えしました。あの地区大会の後、
き だいひょう いんそつ

さらに上のレベルの大会がどうなったかが気になります。そこで、バンガロール 代 表4 名を引率して南
はたさとしせんせい よ う す き こ う

インド大会にいらした 秦智先生(バンガロール大学)に、大会の様子を寄稿していただきました。どう

ぞお読みください。
つ な み

――――日本語スピーチコンテスト、南インド大会にバンガロール津波 ――――
みな

 皆 さんにうれしいニュース。日本語スピーチコンテスト南インド大会で、
だいひょう だいかつやく にゅうしょうしゃ どくせん

バンガロール 代 表 が大活躍 。なんと、ジュニア・レベルの 入 賞 者 を独占 したのです。


 南インド大会は、去る2月25日、チェンナイのホテル・サベラで開かれました。ジュニア・レベルで
き ほ う ふく ごうけい べ ん し

は、既報 のバンガロール代表4名を含 む22人、そしてシニア・レベルでは、9人、合計 31人の弁士


ねつべん ふる ぜんいん けいけん ひ ご ろ れんしゅうせいか い か ん は っ き

が熱弁 を奮 いました。バンガロール代表は全員 、地区大会での経験 と、日頃 の練習成果 を遺憾 なく発揮

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

ちょうしゅう みりょう だいいちい ち く た い か い だ い に い

し、 聴 衆 を魅了 。第一位 はマノージュ・ヴィチャーレー君(地区大会 2位)、第二位 はラシュミーM


だいさんい じゅしょう

A.さん(地区大会1位)、そして第三位 はショバーナ・チャンドさんが 受 賞 しました。スマ・アガラ


まさ おと ざんねん のが

さん(地区大会3位)も、入賞した3人に勝 るとも劣 らぬスピーチでしたが、残念 ながら入賞は逃 しま


した。
ひら ぜんこくたいかい さ ん か

 入賞した3人は、南インド代表としてニューデリーで開 かれるインド全国大会 に参加 します。バンガ


おく せんぷう ま

ロールが送 り込んだ南インド代表が、全国大会でもバンガロール旋風 を巻 き起こしてくれるよう、大い


き た い

に期待 したいものです。
しゅさいしゃ だいひょうしゃ じゅうらい

 南インド大会の主催者 、インド・ジャパンセンター(マドラス)の 代表者 によると、 従 来 、南インド


ち く さ ん か こんかい はじ

大会にはチェンナイ地区 からしか参加 がなかったそうです。今回 、初 めてバンガロールから参加があっ


かんげい し ゃ い ひょうめい はつさんか つ な み

たことに歓迎 と謝意 が 表 明 されました。その初参加 のバンガロール代表が、南インド大会に津波 をもた


かんけいしゃ もちろん さら ほか

らしたわけですが、この津波が、バンガロールの日本語関係者 には勿論 、チェンナイ、更 には他 の地区


はきゅうこうか ねん

の関係者にも大きな波及効果 をもたらしてくれるよう念 じるものです。


こんかい ぜい かいきょ せ わ や く さんかしゃ しえんしゃ

 今回 のバンガロール勢 の快挙 は、バンガロール地区大会の世話役 、参加者 、ボランティアー、支援者


く せ い か ほか つぎ しゅさいしゃ

等、みんなが力を合わせて取り組 んだ成果 に他 なりません。次 のバンガロール地区大会には、主催者 が


こま ほど さっとう えら ぬ だいひょう さ い ど おおあば

困 る程 多くの参加者が殺到 し、そこで選 び抜 かれた 代 表 が、再度 、南インド大会で大暴 れしてくれるこ


き た い みな こ ん ご

とを期待 したいものです。皆 さん、今後 ともがんばりましょう。


はた さとし

(秦   智 )
ぜんこくたいかい

*日 本語ス ピーチ コンテ スト、 インド 全国大 会 レポ ート


 
はつとうじょう だいひょう つ な み どうどう

そうなんです。 初 登 場のバンガロール 代 表は、南インド大会で「津波」を起こし、堂々とインド


ぜんこくたいかい すす

全国大会に進みました。その全国大会はどうだったのでしょうか。ナビス日本語トレーニングセンター
くわはら い く え き こ う

の桑原郁江先生が寄稿してくださいました。

ぜんこくにほんごべんろんたいかい ほうこく

――――インド 全国日本語弁論 大会 の 報 告 ――――


おこな だい かい も よ う ほうこく いた

 3 月 18 日にデリーで 行 われた第 18 回 インド全国日本語弁論大会の模様 を 報告致 します。


えのきたいし らいひん にっぽんきぎょうちゅうざいいん きょういん

 WWF のホールで行われた本大会は、日本の榎大使 を来賓 に、日本企業駐在員 、日本人学校 教 員 など


ざいじゅう しんさいん げんしゅく ふ ん い き と しゅつじょうしゃ

デリー 在 住 の日本の方 8 名を審査員 として、 厳 粛 な雰囲気 の中で執 り行われました。 出 場 者 はジュニ


けい ちょうしゅう やく おおぜいあつ

ア 12 名、シニア 10 名の計 22 名。 聴 衆 は約 100 名といったところでしょうか。もっと大勢集 まることを


よ そ う かず い が い

予想 していたので、この数 はやや意外 でした。さらに日本人の聴衆が少なかったことも意外でした。バ


おうえん か われわれ きょうし はた すうめい

ンガロールから応援 に駆 けつけた我々 ナビスの教師 3 名とバンガロール大学の秦 先生のほか、数名 でし


た。

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か い し せつめい らいひん あいさつご ぶ も ん

 さて、いよいよ大会開始 です。ルールの説明 、来賓 の挨拶後 、ジュニア部門 のスピーチコンテストが


つぎ じゅんばん き さ い か せ ん

行われました。テーマは次 の通り。(スピーチの 順 番 にしたがって記載 、下線 をつけたものはバンガロー


だいひょう

ル 代 表 によるもの。)
もくてき おとこごころ おんなごころ じんせい こくはく

目的 への道、 男 心 と 女 心 、私のかわいい犬、人生 のスパイス、ラキー、ダイエットした人の告白 、


けいたいでんわ げき まな せいかく ゆめ いしつぶつ と あつか

携帯電話 、劇 で学 ぶ日本語と日本、私の性格 、夢 、デリーのメトロ、日本での遺失物 取 り 扱 い


こうおつ ひじょう しゅういつ ば か ず ふ

 いずれも甲乙 付けがたく、非常 に 秀 逸 でした。さすがに場数 を踏 んでここまで来ただけあって、どな


お つ かた じょうず

たも落 ち着 いていて語 りもとても上手 で、ジュニアレベルとは思えないものがありました。ただ、スピ


しつぎおうとう う こた こ じ ん さ じつりょく あらわ

ーチ後の質疑応答 での受 け答 えには個人差 があり、日本語の 実 力 が 表 れていました。(ところで、


しつもん むずか ないよう はつおん めいかく き と

質問 にはジュニアレベルには 難 しい内容 のものや、発音 が明確 でなかったため聞 き取 りづらいものがい


さいしゅうけっか ぜんこく よ しんさいん

くつかありました。)最終結果 は次のようでした。全国 から選 りすぐりのスピーチに、審査員 もさぞ


こんかい にゅうしょうしゃ く ろ う

今回 の 入 賞 者 を決めるのには苦労 をしたことと思います。

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

 
1 位 日本での遺失物取り扱い Ms.Rashimi M.A, Bangalore University、Bangalore
 2位 携帯電話    Mr.Dixit Chaitanya, Indo-Japan Association,Pune
 3位 ダイエットした人の告白 Ms.Shobana Chandu, Navis Nihongo Training Centre, Bangalore
つづ ぶ も ん い か どうよう

 続 いてシニア部門 です。テーマは以下 のとおりでした。ジュニア同様 、


じゅんばん しょうかい

スピーチの 順 番 にしたがって 紹 介 します。


おっと つま し ご と ほんとう あい どうせい こ

  夫 は家に・妻 は仕事 に、ユーモア、本当 の愛 、同棲 、5感を超 えて、


はは え い ご やくわり うらな お

 リモコン、母 、英語 の役割 、 占 い、押 しボタン


かえ かんけい とちゅうたいせき さ い ご

帰 りのフライトの関係 で途中退席 し、最後 のスピーチまで聞くことができ


りゅうちょう かた しつぎおうとう

ませんでしたが、どの方も 流 暢 な語 りで、とても上手でした。質疑応答
い け ん ふく

では自分なりに意見 を膨 らませて答えようとするスピーカーが見られ、
ちゅう じょうきゅう じつりょく にゅうしょうしゃ か き

中 ・ 上 級 レベルの 実 力 を感じさせられました。 入 賞 者 は下記 の通りです。


 1位 英語の役割      Ms.Jyoti Sethi, Delhi Unversit ,Delhi
2位 夫は家に、妻は仕事に Ms.Aparna Khanna, Deli University, Dehli
3位 本当の愛       Mr.Kalyanmoyee Das,Vishwabharti University, Shantiniketan
こんかい ふ に ん ご

今回 の第18回日本語弁論大会は私がインド赴任後 に初めて見るスピーチ大会でした。インドにおける
にほんごきょういく げんじょう か い ま み さいしゅうだんかい

日本語教育 の 現 状 を少しでも垣間見 ることができるのではないかという考えもあって、最終段階 である


げ ん ば の しゅういつ

デリー全国大会の現場 を見に行ってまいりました。すでに述 べたように、どなたも本当に 秀 逸 でした。


た す う あ い ま ご う か に ほ ん ご げ き おど

スピーチ以外でも、多数 のゲストや、スピーチの合間 に行われた豪華 なアトラクション(日本語劇 、踊


おもむき

りなど)に、さすがは全国大会という 趣 がありました。
いっぽう ざんねん てん しんこう

その一方 で、全国大会でありながら、残念 な点 もいくつかありました。まず、スピーチ進行 のしかた


さんかしゃ ちくだいひょう しょうかい いっさい

です。参加者 の名前・タイトル・どこの地区代表 かの 紹 介 が一切 ないまま、スピーチが始められ進みま


ひつよう じょうほう あた じょうきょう だいにてん

した。聞いている人たちに必要 な 情 報 が何も与 えられない 状 況 だったのは残念でした。第二点 は、


しんさいん ないよう こ じ ん さ しんさいん

審査員 の質問の内容 やレベルに個人差 があったことです。8人の審査員 がかわるがわる質問をしていま


むずか ちが け っ か しんさいん

したが、人によってその内容の 難 しさやレベルが違 いました。その結果 、質疑応答でどの審査員 にあた


さんかしゃかん しょう じ ぜ ん じゅんび けんとう ひつよう

るかによって、参加者間 に差が 生 じてしまい、残念でした。もう少し事前 に準備 及び検討 が必要 であっ


さ い ご しゅつじょうしゃ がくしゅうけいけん とく

たかと思われます。最後 に、 出 場 者 のレベル及び学習経験 にかなり差があるように思いました。特 に


ぶ も ん せってい ぎ も ん かん

ジュニア部門 は何をもってジュニアとするかの設定 に疑問 を感 じました。スピーチだけを聞いていると 、


く べ つ か ご ん じ か い

ジュニアとシニアの区別 ができないレベルであったと言っても過言 ではないでしょう。次回 からはこの


わく

枠 をもう少ししっかりとしたほうが、フェアであるかと思われました。
きんねん にほんごがくしゅうねつ

 18回目の大会とのこと。近年 ますます日本語学習熱 が高まってきている中で、このスピーチ大会の


そんざい ぜんこくてき がくしゅうもくひょう いど

存在 がもっと全国的 にアピールされ、多くの人が一つの 学 習 目 標 として挑 みたいと思うようになれば、


いちにほんごきょういくしゃ うれ

インドにおける一日本語教育者 として私も嬉 しく思います。

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ぜい が ん ば たくさん

 今回はバンガロール勢 が頑張 りました。来年の第19回日本語弁論大会にまたバンガロールから沢山


しゅつじょうしゃ ねが

出 場 者 が出ることを願 っております。
い じ ょう ほうこく

 以 上 、第18回日本語弁論大会についての報告 でした。
くわはら い く え

ナビス日本語トレーニングセンター 桑原  郁江

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つ な み お

*南 インド からも っとも っと「 津波 」を 起 こし ましょ う!!


る す ば ん

 お二人の先生による南インド大会、全国大会のレポートはいかがでしたか。南インドで「留守番」を
りょうたいかい よ う す つた はた くわはら

していた私たちにも、 両 大 会の様子が生き生きと伝わってきますね。秦先生、桑原先生、ありがとう
ございました。
し て き

 ところで、秦先生のレポートに指摘されているとおり、2005年までの南インド大会には、チェン
い が い さ ん か うんえいだんたい

ナイ以外からの参加がなかったそうです。運営団体のインド・ジャパンセンターが、南インドのさまざ
き か ん かんけいしゃ よ けっきょくしゅつじょう じ も と

まな機関や関係者に参加を呼びかけても、 結 局 出 場 するのは地元の人ばかりだったようです。もった
と し あつ たが し げ き

いない!!これでは、いろいろな都市から出場者が集まってお互いを刺激しあうことができません。南
さくねん とお

インドのレベルアップができません。昨年までバンガロールでも「出場したいけれどチェンナイは遠い」
けいえん

「チェンナイへ行きたいけれどお金がかかる」と敬遠する学校や先生方がほとんどだったそうです。
ことしはじ はっけん

 今年初めてバンガロールで地区大会をやってみて、私たちはたくさんのよい発見をしました。
がくしゅうしゃ きょうし にほんごのうりょくしけん もくひょう

・ 学 習 者にも教師にも日本語能力試験以外の 目 標が生まれる
しゅだん みずか ひょうげん

・ 学習者に日本語を手段として 自 らの考えを 表 現するよいチャンスができる


おおぜい じ し ん

・ 大勢の人の前で話すことによって、学習者に自信がつく
き か ん

・ 教師や学習者がほかの機関、コースにいる人と出会うきっかけとなる
し げ き

・ 教師や学習者がお互いを刺激しあえる
だいひょう

そのほかにもよいことがたくさんありました。中でも、南インド大会、全国大会でバンガロール 代 表
つ な み よそうがい

が「津波」を起こして帰ってきたことは、予想外のうれしい「おまけ」でした。地区大会をやって、
ほんとう

本当によかった!!
き か く じゅんび

 あれは12月の終わりのことです。地区大会の企画・準備をした「日本語スピーチコンテストバンガ
じゅんび きょういん

ロール地区大会準備チーム(=バンガロール大学日本語コース 教 員)」は、このように決めました。
よ せ ん おこな

・ 南インド大会や全国大会への予選として 行 う
じょうい にゅうしょう おく

・ 上位に 入 賞 した人をバンガロール代表として南インド大会に送る
り ょ ひ ほ じ ょ しょうひん

・ 南インド大会出場にかかる旅費の補助を 賞 品とする
しゅつじょうしかく さ ん か せんこうがい

・ 出場資格に合わない人も参加できるようにする。ただし、南インド大会のための選考外になる
りょうしょう

ことを 了 承 の上で出てもらう
か い し きぎょう がっこう ねが き ふ き ん しょうひん あつ

そして、さっそく行動を開始しました。企業や学校にお願いをして寄付金や 賞 品を集めたり、バンガ
たいかいとうじつ じゅんび たいへん しょうひん

ロール中の先生方に大会当日のボランティアをお願いしたり。。。準備は大変でしたが、何とか 賞 品
か く ほ ぶ じ と おこな げんどうりょく

を確保して、無事に大会を執り 行 いました。いちばんの 原 動 力はバンガロールの先生方や学習者のみ


もう こ とうじつ つと

なさんのやる気でした。ふるって大会参加を申し込む、大会当日にボランティアを務めるなど、さまざ
こうけん も あ

まな貢献によって大会を盛り上げてくださいました。

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と し せんせいがた ていあん す

 そこで、南インドのほかの都市の先生方へ提案です。お住まいの都市で地区大会をなさってみてはど
きょうりょく あ き か く じゅんび じ も と きぎょう はたら

うでしょうか。お近くの学校やコースと 協 力 し合って企画・準備し、地元の企業に 働 きかけて


ざいせいてきしえん か く ほ よ

財政的支援を確保し、学習者のみなさんに参加を呼びかけてみるのです。たやすいことではありません
じつげん じょうじゅつ ま どりょく

が、実現すれば、 上 述 したようなたくさんのいいことが待っています。みなさんの努力は、お住まい
と こ はきゅう かくじつ こうけん けんとう

の都市を飛び越えてまわりに波及し、確実に南インドのレベルアップに貢献します。ぜひ、ご検討くだ
さい!
こ と し ち く た い か い かん しりょういっしき き ぼ う せんせい

 私のところに、今年のバンガロール地区大会に関する資料一式がそろっています。ご希望の先生はど
き が る と あ うんえい さんこうしりょう よろこ ていきょう

うぞお気軽にお問い合わせください。大会の準備や運営の参考資料として 喜 んで 提 供いたします。
らいねん つ な み お

 南インドから、来年も津波を起こしましょう。
ほうこく

*3 月24 日の Teachers’ Meeting(勉 強会) 報告


 
か ん じ おし かた べんきょうかい ひら

この日「漢字の教え方」をテーマに、ヴィマラ・ソロモン先生をリソースパーソンとして 勉 強 会が開
しょうげきてき

かれました。セッションはソロモン先生の 衝 撃 的なひとこと「漢字がきらいという学生がいたら、そ
わる おし かた わる

れは、その人の勉強のしかたが悪いのではありません。その学生を教えた先生の教え方が悪かった、と
はじ だい う

いうことになります。」で始まりました(がーん、そうだったのか。。。と私は大ショックを受け、こ
こころ なか あやま さんかしゃ ぜんはん そうぞうせい

れまで教えてきた学生たちに 心 の中で 謝 りました)。この日の参加者は 13 人。前半で創造性にあふれ


こ う ぎ い っ き ひ こ こうはん わ

る先生のインプット(講義)に一気に引き込まれたあと、後半には、グループに分かれていくつかの漢
たんとう おし はっぴょう つぎ

字を担当し、どう教えるかを 発 表しあいました。前半のソロモン先生のお話のポイントは次のようで
した。
きょうし うで

「いかにおもしろく教えて漢字を好きにさせるかが教師 の腕 の見せどころである」
い み ぶぶん

 ひとつひとつの漢字には意味がある。どんな部分(へんやつくり)からできているか、それらの部分
く あ い み も じ

 を組み合わせることによってどんな意味を持つひとつの字になったかをわからせる。たとえば、漢字
ぶぶん い み く あ

 「言」は二つの部分からなる。上の部分は「こころ」、下の部分は「くち」を意味している。組み合
 わせると「心に思っていることを口に出す。」となり、この漢字が意味するものがわかる。このよう
まじ

 にエピソードを交えて教えていると、だんだん学生たちも自分で考えるようになり、新しい漢字に
で あ おぼ しゅうかん さいしょ かんじん しょきゅうかんじ だん

 出会ったとき、自分でエピソードを作って覚えるような 習 慣 がつく。最初が肝心。初級漢字の段
かい がくしゅうしゃ ひ こ

 階で「おもしろい」と 学 習 者を引き込むことができれば、あとはこれほど手をかけなくても学生が
まな けっきょく じかん せつやく

 自分から学ぶようになり、 結 局 は時間の節約になる。
かんじいぜん もじがくしゅう ていねい おし

「漢字以前 の文字学習 、ひらがなやカタカナも丁寧 に教 える。」


とく か た か な おぼ たいせつ

 特にカタカナをしっかり覚えることが大切。「イ」や「カ」などカタカナには
ぶぶん すく たし りかい かんじ

漢字の部分をなしているものが少なくない。カタカナの確かな理解が、漢字
がくしゅう おお たす

の 学 習 を大いに助ける。

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

かんじ ゆうこうせい つよ いんしょうづ おし たいせつ

「漢字 の有効性 を強 く印象付 けて教 えることが大切 である」


ちが い み く ぎ そくざ はあく い み も

 ひらがなやカタカナだけの文と違って意味の区切りが即座に把握できる・漢字そのものが意味を持つ
み ぶん たんご い み ご い ふ ゆうこう し かんじ で あ ぶ

 ので見てすぐに文や単語の意味がとれる・語彙を増やすのに有効・知らない漢字に出会ってもその部
ぶん い み よ かた るいすい い ぎ うった なっとく

 分からだいたいの意味や読み方が類推できる。。。と漢字を学ぶことの意義を 訴 え、納得させるこ
 とがポイントである。
こうはん も おし あたま

 後半のセッションでは「この漢字にどんなエピソードを持たせて教えたらいいか」と 頭 をひねり、
かんが はっぴょう しょうかい

考 えたことを 発 表しあいました。そのうちひとつを 紹 介します。「禁」という漢字は「林」と「示」


かみさま い み じぜんたい かみさま はやし はい

からできています。「示」は「神様」を意味します。そこで、字全体では「神様のいる 林 に入っては
か ん じ い み も はくしゅ

いけない」となり、この漢字が「~てはいけない」という意味を持つようになりました。拍手!!!!
もんだい か ん じ ひだり ぶ ぶ ん みぎ ぶ ぶ ん み

 さて、問題です。「襟」という漢字があります。 左 の部分と右の部分を見てください。左の部分
き あらわ あらわ い み

「衤」は「ころもへん」といって、「着るもの」を 表 します。右の「禁」の 表 す意味はもうおわかり


ですね。字全体ではどんな意味になりますか。

きょう しかい せつり つ じゅんび すす

*バ ンガロ ールで 教師会 設立 の 準備 が 進 んで います 。


つた さ がつ いつか きょうし れんめい きょうしかい

「おたより」第 9 号でお伝えしたとおり、去る3月 5 日に「バンガロールで教師の連盟(教師会)を


けっせい はな あ け っ か ほんかくてき た あ め ざ じゅんび

結成するかどうか」について話し合いがもたれました。その結果、本格的な立ち上げを目指して準備をす

すめていくことが決まりました。そのために、
せつりつじゅんびいいんかい そ し き がつ せつりつそうかい ひら じゅんび

・ 「設立準備委員会」を組織し、5月に設立総会を開くことをめざして準備をすすめる
せつりつじゅんびいいんかい がつ そうかい なんかい あつ はな かい な ま え か い ひ かいそく き

・ 「設立準備委員会」は5月の総会までに何回か集まって話し合い、会の名前・会費・会則を決め
ほうてき て つ づ じゅんび

たり法的な手続きの準備をすすめたりする
ば めい かたがた いいんかい か で さっそく こうどう か い し

ことになりました。その場で7名の方々が委員会メンバーを買って出てくださり、 早速行動を開始しまし
せんせいがた はた あ ら き

た。メンバーの先生方は、スマ先生・ウジュワラ先生・秦先生・ラダ先生・荒木先生・ジャヤント先生、
げんざい な ま え かいいんしかく ぎ ろ ん

テンデュルカル先生、スシェーラ先生です。現在まで、会の名前や会員資格についてなどが議論されてい
がつ そうかいかいさい じゅんびいいんかい はな あ け っ か ちょくせつ かい

るようです。5 月の総会開催までに、準備委員会から、話し合いの結果などが 直 接メールを介してみなさ


な ん ど とど

んのところに何度か届けられます。
 委員会ではひとりでも多くの関係者に情報伝達をしたいとお考えなのですが、メールアドレスがわか
らないために、これまで一度もメールが送れないままになっているケースが少なくないようです。今
せつりつじゅんびいいんかい れんらく い ち ど う

まで に 設立 準備委 員会 からの メール による 連絡をま だ 一度 も 受けたこ と


み ち こ せ ん せ い

がな い方は 、おそ れいり ますが 、テン デュル カル 美智子 先生


じ ぶ ん ちょくせつ さき くわ

(cjs_india@hathway.com )にご 自分で 直 接 メール を送っ て、あ て 先に 加えても


ねが

らっ てくだ さい。 よろしくお願いします。

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

に ほ ん ご ほん う みせ

*バ ンガロ ールに 日本語 の 本 を 売 ってい るお 店 があり ます。


 
な ま え しょぼう に ほ ん じ ん む しゅうかんし げっかんし ぶんこぼん あつか

お店の名前は「はるか書房」と言います。日本人向けの週刊誌・月刊誌や、文庫本を 扱 っています。
みせ と よ

お願いすれば、お店にない本などを日本から取り寄せることもできるそうです。
  “Haruka Books”
  No.101 1st Floor, Brigade Gardens No.19, Church Street, Bangalore 560001
  Tel 080-2558-4333
  URL http://harukabooks.ddo.jp
ちゅうしん へいこう

バンガロールの 中 心、M.G.Road と平行している Church Street の、大きな


いっ かい にほんしき い に かい

ビルの中の1階(日本式に言えば 2階)にあります。そのビルの Grand Floor


めん てんじくぼたん にほんりょうり

に Church Street に面して「天竺牡丹」(Dariya)という日本料理のレストランがあり、これを


めじるし

目印に行くとすぐ見つかります。

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

* 4 月の Teachers’ Meeting


じ か い い か おこな

次回4月の Teachers’ Meeting を以下のように 行 います。どうぞおいでください。


に ち じ きんようび ご ご

日時:2006年4月21日金曜日、午後3時から午後5時まで
ば し ょ がいこくごがっか

場所:バンガロール大学外国語学科
か い わ おし かた

テーマ:会話の教え方
はた さとし

リソースパーソン: 秦 智 先生
さ ん か もう こ もう こ

参加申し込み:2006年4月18日火曜日の午後5時までに畠山に申し込んでください。

i d e a ばこ

「あ、ひらめいた!」教師の
べんきょうかい かんじ おし かた
アイデア 箱  しょうかい
 
3月の 勉 強 会のテーマは漢字の教え方でした(5-6ページ)。そこで漢字にちなんだものを 紹 介 します。
じゅくご つく

アイデア No.8 漢字クロスワード「熟語を作りましょう」
そうごうひょうきれんしゅう にほんごきょういく

今回は「あ、ひらめいた」のではなく「あ、見つけた」です。「 総合表記練習」(C&P 日本語教育・


きょうざいけんきゅうかいへん れんしゅう

教 材 研 究 会 編、1990、ISBN 4-88324-306-6)にとてもよい 練 習がありました。
「総合表記練習」80ページ れい

い ことば
   
朝  
□にひとつ漢字を入れると、4つの言葉が(二つの漢字
じゅくご

からできている熟語が4つ)できます。どんな漢字を入
夕 事 「総合表記練習」81ページ (4)
れますか。どんな言葉ができますか。 い ことば

堂 あいている□にひとつずつ漢字を入れて、4つの言葉
じゅくご

できましたか。これをヒントに、わたした
(熟語)を作ってください。どんな言葉ができますか。
学 ちにも作れそうです。いろいろな言葉に使
われていて、たくさんの言葉が作れる漢字
を、まんなかの□に使うことがコツのよう
です。ゲームのように楽しみながら言葉を

増やす練習をたくさん作ってみてください。

じごう あ

~今回の「おたより Vol.10」はこのへんで終わります。また次号 でお会 いし


あつ ひ つづ げ ん き

ましょう。暑 い日 が続 きますが、お元気 で~

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Otayori Vol 10. (April 12,2006)

(English)

Otayori vol.10 (2006.04.12)
Rie HATAKEYAMA, Japanese Language Advisor for South India, The Japan Foundation

Konnichiwa. SAKURA (cherry blossoms) is in the full bloom in Japan. Spring has arrived there. Since few weeks,
internet news keep telling us where and how much Sakura can be seen in Japan. Reading the news, we can understand
how Sakura is important to the Japanese. I think it is not only the beauty of Sakura but also the sense of emptiness &
braveness in Sakura that attracts the people. Last year around this period I was in Japan, enjoying Sakura after a 4-
year interval. I was so moved to see it and realized that “Yes, Sakura is the Japanese flower and I am Japanese!”

Well, in Bangalore, as you know, summer came soon after the winter.
To my surprise, we had no spring between the two seasons. Of course
I couldn’t see Sakura here. But there must be something like Sakura in India…

Then, I’d like to ask Indian SENSEIs, Do you have any special thing like
Sakura that makes you feel proud to be an Indian? What makes an Indian
feel “I am home” when he/she came home from abroad after long absence?
Would the answers be different depending on which part of India you belong to,
for example, North or South? I, a first time visitor of India, am eager to have your answers.

• Japanese Speech contest, South Zone Contest Report


The previous issue Otayori Vol.9 informed us how the Bangalore Division contest was held. You might be interested
know about the contest thereafter, i.e., South Zone Contest. Hata Satoshi-sensei of Bangalore University,
accompanied the 4 participants representing Bangalore to Chennai has kindly sent the following report to us.

  ――――Japanese Language Speech Contest――――


     Bangalore TSUNAMI at South Zone Contest

Good news to you. The speakers selected at the Bangalore Division


Contest played an awesome part in South Zone Contest, and swept
all the prizes in the junior category.

The South Zone Contest was held on 25th February at Savera Hotel, Chennai. There were 31 participants in
total, 22 in the junior category including 4 from Bangalore (please see Otayori Vol.9 of Feb.22, 2006), and 9 in
the senior category. While, each participant made a good speech, particularly all of the 4 representatives of
Bangalore division demonstrated in full the products of their experience at the Bangalore Division Contest as
well as strenuous practice that they had made, and fascinated the audience. Mr. Manoj Vichare (the second
winner in Bangalore Division) won the first prize, Mrs. Rashmi M.A. (the first winner) received the second
prize, and Mrs. Shobhana Chandu (the fourth winner) took the third prize, respectively. While Mrs. Suma Agara
unfortunately missed a prize, her speech was not at all inferior to other 3.

The 3 winners are going to participate in the All India Contest to be held in New Delhi as representatives of
South Zone. Let’s hope that all the best for their excellent speech in the All India Contest, and that they will
create a Bangalore sensation in New Delhi, too.

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A representative of Indo-Japan Center, Chennai, the organizer of South Zone Contest, welcomed and
appreciated the speakers from Bangalore as they were the first ever participants from a division other than
Chennai. I may say that the representatives of Bangalore brought a Tsunami to the South Zone Contest. I wish
that this Tsunami would have its potential reverberations to those who are engaged in Japanese education in
other divisions in south zone as well as Bangalore and Chennai.

The splendid achievement of the representatives of Bangalore division would have never been possible without
the joint efforts made by respective organizers, participants, volunteers, and supporters, etc. I hope that the next
Bangalore division contest will have a too big rush of participants so that it would be difficult for an organizer
to handle properly, and those choice speakers who may win among them will make a great stir again.
Teachers, let’s try our best toward the next contest. (S. Hata)

• All India Japanese Speech Contest Report


Yes! Bangalore speakers brought TSUNAMI to the South Zone contest and won the right to the final step, All India
contest. What happened at the All India Contest? Here is the report from Kuwahara Ikue-sensei of NAVIS Nihongo
Training Centre.
――――All India Japanese Language Speech Contest Report――――
I submit the report on the 18th All India Japanese Language Speech contest conducted in Delhi on March 18th at the
WWF building.

The contest was performed solemnly with the chief guest Mr.Enoki, the Japanese Ambassador to India, and with 8
judges of Japanese residents in Delhi from enterprises etc. Total of 22 speakers participated, 12 Junior level speakers
and 10 Senior level speakers. To my surprise, the number of visitors was less than I expected, approximately 100.
Another surprise was only a few Japanese visitors among those 100, most of them were us the supporters from
Bangalore, 3 teachers from Navis Nihongo Training Centre and Hata-sensei from Bangalore University.

After the explanation of rule & greetings from the guests, then came the time for speech. First, was the Junior level
contest. The title of the speeches is as follows according to the speech order on the day. Those of Bangalore
representatives are underlined.
MOKUTEKI E No MICHI (a road to a goal), OTOKOGOKORO TO ONNAGOGORO (man and woman
psychology), WATASHI NO KAWAII INU (my cute puppy), JINSEI NO SUPAISU (spice of life), RAKII (raki),
DAIETTO SHITA HITO NO KOKUHAKU (ex-dieter’s confession), KEITAI DENWA (cell phone), GEKI DE
MANABU NIHONGO TO NIHON (Learning Japanese and Japan through dramas), WATASHI NO SEIKAKU (my
character), YUME (dream), DELII NO METORO (Metro of Delhi), NIHON DENO ISHITSUBUTSU TORIATSUKAI
(lost and found in Japan)

All the speeches were too excellent to find any difference. Various experiences gained through division & zonal
contests made every speech very good. All the speeches were delivered with serenity and confidence. We couldn’t
believe that those were for Junior level. But at Q & A session after speech unveiled the real skill level of the speaker
and at the same time the differences among the speakers. (To my regret, some of the questions from judges were too
difficult to answer for that level of speakers, others were difficult to hear due to unclear pronunciation.) Here is the
final result for the Junior level. I’m sure judges must have had a very hard time to select only 3 speakers from the
cream of speakers all over India.
1st NIHON DENO ISHITSUBUTSU TORIATSUKAI (lost and found in Japan)
by Ms. Rashimi M.A, Bangalore University, Bangalore
2nd KEITAI DENWA (cell phone), by Mr.Dixit Chaitanya Gajanan, Indo-Japan Association, Pune
3rd DAIETTO SHITA HITO NO KOKUHAKU (ex-dieter’s confession)
by Shobhana Chandu, Navis Nihongo Training Centre, Bangalore

Senior level followed Junior. The speech titles are as follows according to the speech order on the day.
OTTO WA IE NI TSUMA WA SHIGOTO NI (husband at home, wife out for work), YUUMOA (humor),

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HONTOO NO AI (true love), DOOSEI (live together like husband and wife), GOKAN O KOETE (beyond the five
senses), RIMOKON (remote controller), HAHA (mother), EIGO NO YAKUWARI (the role of English), URANAI
(fortune telling), OSHI BOTAN (push button)

I couldn’t listen to all the Senior level speeches because of the return flight timing.
But so far as I was there, all of the participants delivered their speeches fluently
and beautifully. Some of the speakers tried to organize their own logic and answer
at the Q & A session, which impressed us as a well-trained higher level performance
(intermediate or advanced level). The result was as follows.

1st EIGO NO YAKUWARI (the role of English), by Ms.Jyoti Sethi, Delhi University,
Delhi
2nd OTTO WA IE NI TSUMA WA SHIGOTO NI (husband at home, wife out for work),
by Ms.Aparna Khanna, Delhi University, Delhi
3rd HONTOO NO AI (true love), by Mr.Kalyanmoyee Das, Vishwabharti University,
Shantiniketan

It was my first speech contest since I came to India. I flied to Delhi to see the actual Japanese Language teaching
situation in India through this highest level of contest in the country. Every speaker was excellent. Apart from the
speeches the entertainment programmes such as Japanese drama, dance, etc. were good as well to be called “All
India Japanese Speech Contest”.

But on the contrary, I should point out that there were some negative points as well. Firstly, the way of presiding the
speech. There was no announcement to the audience such as name of speaker, speech title, institution he/she
represents, etc. Without the necessary introduction, we were made to listen to all the speeches. Secondly, at the Q & A
sessions, required proficiency levels and contents varied depending on the question posed by a judge in turn. For a
speaker, it was “luck” that which judge came to him/her to ask a question. That seemed unfair. I think there should be
some preparation with regard to the questions before the contest from the judges. Last thing is that the differences
could be seen in experience and in proficiency level among the participants. Especially, it is not clear what defines
“Junior level”. It was hard to make a difference between the junior and senior level only from the speeches. Both
levels seemed very close that much. I think that it would be fair if we could make the definitions for each level firm
and clear.

In the recent years, Indians are getting more and more interested in Japanese language learning. As one of the many
Japanese language teachers in India, I wish that the speech contest would become more popular and that more
learners would consider it as one of their learning targets.

In this contest, Bangalore representatives showed their best performances. To the next 19th contest also, I expect
Bangalore could send many speakers. That is all for my report on the 18th All India Speech contest. Thank you.

Ikue Kuwahara, Navis Nihongo Training Centre

• More tsunami from South India


I hope you enjoyed the reports on the higher level contests. Through the reports we could visualize how the contest
was held although we couldn’t be there in person. Thank you very much, Hata-sensei and Kuwahara-sensei.

By the way, as mentioned in Hata-sensei’s report, South Zone contest had no contestants other than from Chennai till
year 2005. The organizer, Indo Japan Centre (or Indo-Japan Chamber of Commerce & Industry, IJCCI) had called all
the institutes in South India for participation but in vain. Only the local, Chennai learners had participated in the
contest. That means, we had missed the chances all these years. What a pity! It is impossible to bring good
competition among the learners in South India without raising your hands and joining the contest. In Bangalore also
most of the institutes decline to participate saying “We want to participate but Chennai is far”, “It costs us a lot to

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travel.” We found many good aspects after having the first Division Contest in Bangalore this year. Some of them are
as follows:
- A new target is set for teaching/learning Japanese other than JLPT.
- It is a very good opportunity to learners to express their opinions/thoughts through Japanese Language.
- The learners gain confidence through the speech experience.
- The contest enhances network among teachers/learners.
- It provides teachers/learners with a place to stimulate/inspire each other.
There were more & more. Among those was that the Bangalore speakers brought “TSUNAMI” at the higher level
contests as it was an unexpected and surprising gift. It was really good that we held the first Division Contest in
Bangalore!

At the end of last December, “Bangalore Division Contest JYUNBI Team (preparatory team)”, the faculty of the
Bangalore University made some lines for the contest.
- It is held as a preliminary to the South Zone and All India contest.
- We select Bangalore representatives for the South Zone contest.
- Financial aids for travel costs to Chennai, the venue of the South Zone contest, will be given to selected speakers
as prize.
- It is also open to those who are not eligible according to the rules set by the All India Contest, if those speakers
accept that they are out of selection procedure for the South Zone contest.
The team soon started to prepare for the contest. Many works awaited the team, such as asking financial/material
supports from companies and institutes in Bangalore, calling for volunteer staff on the day of the contest, etc, etc.
And through all the tough works, the Division Contest was successfully done. The most driving force was the
enthusiasm from the learners and teachers of Bangalore. They made a big contribution to the contest through
applying for the contest, contributing as volunteer staff, etc.

Let me suggest to the Senseis of Institutes in South India, how about holding a division contest in your area? Think
about it with other courses and institutes around you. You plan, prepare, ask for aids from companies in your town.
You call for speakers. Yes, it might be tough. But lots of achievements await you. Your effort influences not only
your area but also the entire South India. It definitely contributes to raise the Japanese Language skill level of South
India. Think it over!

If needed, I am willing to show/send the references on the Bangalore Division Contest this year. Please let me know
if you are interested in.

Let’s send “TSUNAMI” (good wave) again to All India Contest from South India!!

• March 24th Teachers’ Meeting (Benkyoukai) Report


Our BENKYOUKAI was on March 24th, with the topic “How to teach KANJIs”. The resource person was Vimala
Solomon sensei. The session starts with Solomon sensei’s shocking opening “If you have a student hating Kanji
learning, his/her way of learning is NOT to be blamed. It means your way of teaching Kanji is not correct!!” Sensei’s
words hit me and forced me to apologize to my ex-students. 13 participants were attracted by her lecture full of
creativity in the first half, and in the second half, had workshop like session. We were divided into small groups to
discuss how to teach the Kanjis assigned to each group.

The points of Solomon sensei’s lecture delivered in the first half were;
How interestingly we teach is the key.
Each kanji has its own meaning. We teach 1) what components it has, 2) what meaning is given by the compound
components. For example, Kanji ‘言’ has two parts, “ “ & “口”. The upper part means heart, the lower one
mouth. So when those are combined and ‘言’ is made, it means “we speak out what we have in mind.” Like this
way if we teach with episodes, learners pay attention to episodes which each kanji carries. And gradually learners
come to create their own episode when they come across a new Kanji. Beginning stage is important. If they are

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attracted during the initial stage and find Kanji learning is interesting, later, we don’t have to take time & energy to
teach as much as we did at the beginning.

Hiragana and Katakana should be taught carefully before Kanji.


Especially Katakana needs to be taught thoroughly and carefully. Many of
the kanji components come from Katakana, like イ, カ. Precise understanding
of Katakana greatly helps Kanji learning.

We should appeal the significance of Kanji.


Kanji is a strong tool to carry out Japanese Language learning because…
1)unlike Hiragana and Katakana, Kanji shows segment of meaning in a sentence which can be understood in a
moment. 2) As ideographs, Kanji can soon give us meanings of words and sentences in which they are used. 3) It is
very useful to enrich vocabulary. 4) We can guess its meaning and pronunciation while coming across a new Kanji,
through its components. Etc, etc.

In the second half of BENKYOUKAI, we worked to discuss on how to teach the given Kanjis, and presented to the
class after group discussion. We racked our brain to think “What episodes the Kanji has, How to teach it
nterestingly”.

Here is one of our woks of the day. 禁 is made from 林 and 示. 示 means God. So the whole meaning is “it is
prohibited to enter the woods (林) where God is”. Bravo! Then, what about 襟? The left part 衤 is called
KOROMO-HEN, shows clothes. The right part 禁 was already mentioned. So, the whole meaning is…You got
it?

• Preparation to establish Teachers’ Association in Bangalore is going on


As informed in the previous issue “Otayori Vol.9”, there was a meeting held on March 5th to discuss establishing a
Teachers’ Association in Bangalore. It was decided in the meeting that we would start working for it. In this
connection,
- A preparatory committee (SETSURITSU JYUNBI IINKAI) is organized to hold a general kick-off meeting in
coming May.
- The committee will have several meetings till the General Kick-off meeting is held on May, to discuss the name
of the association, regulation, legal registration procedure, etc.
7 committee members were selected at the venue, started their work soon. The members are Suma-sensei, Ujjwala-
sensei, Hata-sensei, Radha-sensei, Araki-sensei, Jayant-sensei, Tendulukar Michiko-sensei and Susheela-sensei. The
committee reports what is done or what is going on via DIRECT e-mails to you till the general kick-off meeting.

By the way, have


you been informed by the committee so far? If not, please contact
Tendulkar Michiko-sensei (e-mail: cjs_india@hathway.com) immediately and ask
to put you into the mailing lists of the committee. The committee needs to deliver information to as
many teachers as it can, but it could not reach some of the teachers so far as their e-mail address is not known.

• Japanese Bookshop in Bangalore


Some of you might already know. The shop ‘Haruka Books’ sells weekly/monthly magazines and paperbacks for
Japanese natives. We can order books sold in Japan as well.
“Haruka Books”
No.101 1st Floor, Brigade Gardens No.19, Church Street, Bangalore 560001
Tel 080-2558-4333
URL http://harukabooks.ddo.jp
The shop is in the building on the Church Street which is parallel to the M.G.Road.A Japanese restaurant called
“Dariya” (天竺牡丹) is a good landmark to find

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the bookshop. It is on the ground floor of the same building, facing the Church Street.

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• April teachers’ meeting (BENKYOUKAI)


April teachers’ meeting (BENKYOUKAI) will be held as follows. Please join us and interact as teaching colleagues.
Date and Time: April 21st 2006 (Friday) 3:00-5:00 pm
Venue: Department of Foreign Languages, Bangalore University, P.K.Block, Palace Road, 560 009,Bangalore
(Near State Bank of Mysore on K.G.circle)
Issue: “How to teach Kaiwa (conversation)”
Resource Person: Hata Satoshi-sensei
Application: please confirm your participation by 5:00 pm April 18th, 2006 to Hatakeyama

”AA Hirameita!” Teachers’ Idea Box 


As the recent BENKYOUKAI was on Kanji (see page 5-6 & 11-12), I introduce a Kanji activity in this issue.

Idea No.8 Kanji Crossword “Make compound kanji words”


Actually this is not my “Aa, Hiramita!”. I found a very good practice in the “Soogoo Hyooki Rensyuu” (C&P
Nihongo Kyooiku Kyoozai Kenkyuukai eds,1990, ISBN 4-88324-306-6).
p 80 REI (Example)

  Fill in the □ with a Kanji. You will have 4 Kanji compound  


朝   words. What is for □? What words you get?

夕 事 p 81 (4)

Fill in the each blank □ with different 4 Kanjis. You will have 4
堂 Kanji compound words. What Kanjis are for □? What words you
get? Did you get it? Based on this practice, we also
make our original ones. The key is to make
学 various words using the Kanji at the centre.
Please discover on your own. It enriches your
vocabulary and is fun like a game.

~Time is up for “Otayori Vol.10”. See you in the next issue.


Summer heat is killing! Please take care of yourself. OGENKIDE.~

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