You are on page 1of 2

東北から考える、

2020年のその先へ
2018. 2. 4 sun 14:00-17:30
会場:TRUNK ¦ CREATIVE OFFICE SHARING(仙台市若林区卸町 2-15-2 卸町会館 5 階)
主催:とうほくあきんどでざいん塾
参加費無料、定員 40 名、要予約

 震災からまもなく7年が経とうとしています。めまぐるしく移り変わる復旧・復興期の環境に、ときに振り回され
たり困惑しながらも、一人ひとりが日々選択を重ねてきた7年という時間は、東北にどのような変化をもたらしてき
たのでしょうか。
 この間、国は「観光立国」を謳い、海外観光客の誘致のため地方での文化コンテンツ支援などに力を入れて
おり、観光こそが「地方創生」のカギであるとしています。東北もその例外ではなく、むしろ観光復興事業として、
2015 年は 50 万人だった海外観光客数を、2020 年には3倍の年間 150 万人にするという誘客目標が設定されてい
ます。
 仙台市をのぞく多くの市町村では、少子高齢化が目の前の現実として既に在るいま、地方を創生するというの
は、果たしてどのようなことなのか。国の指針ではなく、東北に住まう私たち一人ひとりが、日々の生活に惹きつ
け等身大で考える場となることを目指して、今回のイベントを企画しました。
 震災直後、地方の抱える課題が前倒しでやってきたと表現された東北で、さまざまな立場の識者をお招きし、
少し先の話が伺えたらと考えています。

*本イベントは、とうほくあきんどでざいん塾が発行する無料冊子『とうほく あきんど でざいん 2018 春号』への再録掲載を目的に開催するものです。

トークゲスト:

茅原拓朗(宮城大学事業構想学群価値創造デザイン学類 教授)
本江正茂(東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻 准教授)
若林 恵(編集者/『WIRED』日本版 前編集長)

話題提供者:
柳津英敬(仙台市文化観光局観光交流部長)
長内綾子(とうほくあきんどでざいん塾コーディネーター /Survivart)
◎当日タイムテーブル ◎登壇者略歴
13:30-14:00 開場&受付 茅原拓朗(かやはら・たくろう)
1968 年東京生まれ。宮城大学事業構想学群価値
14:00-14:10 ご挨拶(あきんど塾)
創造デザイン学類 教授・附属図書館長、博士(心
14:10-14:30 話題提供1 理学)。1997 年東京都立大学人文科学研究科心
       仙台市の観光施策について|柳津英敬(仙台市文化観光局観光交流部長) 理学専攻博士課程中退。東京大学 COE 研究員、

14:30-14:50 話題提供2 通信・放送機構国内招聘研究員、東京大学工学
系研究科専任講師、宮城大学助教授を経て2009
       地方創生とアート|長内綾子(あきんど塾コーディネーター/ Survivart)
年より現職。著書に『だまされる脳』(講談社ブ
─休憩 10 分─ ルーバックス、共著、2006 年)など。人間の身
体 / 認識を科学と歴史文化の両面から研究してい
15:00-16:50 話題1・2+ゲスト3氏が考えるキーワードによる対談
る。図書館の仕事や武道 / 芸能の実践(合気道 /
       <登壇者> 能楽森田流笛方)を通じて東北の文化・芸能にも
       茅原拓朗(宮城大学事業構想学群価値創造デザイン学類 教授) 深く分け入ろうとしている。

       本江正茂(東北大学大学院工学研究科 都市・建築学専攻 准教授)


本江正茂(もとえ・まさしげ)
       若林恵(編集者/『WIRED』日本版 前編集長)
1966 年富山県生まれ。東北大学大学院工学研究
─休憩 10 分─ 科 都市・建築学専攻准教授、同フィールドデザ
インセンター長、博士(環境学)。1993 年東京大
17:00-17:20 レビュー+質疑応答
学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中
17:20-17:30 終わりの挨拶(あきんど塾) 退。宮 城 大 学 講 師 を 経 て、2006 年 より現 職。
2010 年より2014 年まで、せんだいスクール・オ
ブ・デザイン校長。著書に「プロジェクトブック」
(彰 国 社、共 著、2005 年)、
「OfficeUrbanism」
(新建築、共著、2003 年)。専門は都市・建築デ
◎ご予約&お問い合わせ ザイン。情報技術が拓く都市と建築の新しい使い

メール・お電話・ファックスにて、以下を明記のうえお申し込みください。 方をデザインし、人々が持てる力を存分に発揮し
あえる環境をつくりだすべく研究中。
とうほくあきんどでざいん塾(担当:山口、深村)

柳津英敬(やなつ・ひでたか)
1.お名前(ふりがな)
1968 年仙台市生まれ。1991 年仙台市役所入庁。
2.所属先 1996 年より2 年間、JETRO(日本貿易振興機構)
3.第 1 部/第2部参加の有無 に出向し、貿易開発部及びシンガポールセンター
4.連絡先(電話・メールのいずれか) に勤務。震災後は、産業プロジェクト推進課長、
国連防災世界会議準備担当課長、まちづくり連携
5.みなさまの関心事やゲストの方にきいてみたいこと(必須ではありません)。
担当部長を経て2015 年 9 月より現職。観光振興
や賑わい創出、インバウンド、コンベンション施
TEL:022-235-2161(代表) 策等を担当。

   022-237-7232(直通) 
若林恵(わかばやし・けい)

FAX:022-284-0864 1971 年生まれ、ロンドン、ニューヨークで幼少期


を過ごす。早稲田大学 第一文学部 フランス文
Email:info@tohokuakindodesign.jp 学科卒業大学卒業後、平凡社に入社。『月刊 太
陽』の編集部を経て、2000 年にフリー編集者とし
URL:http://tohokuakindodesign.jp/ て独立し、雑誌や単行本、展覧会カタログの企
画・編 集 に 携 わ る。2012 年 か ら 2017 年 ま で
『WIRED』日本版の編集長を務める。

◎会場アクセス 長内綾子(おさない・あやこ)
TRUNK ¦ CREATIVE OFFICE SHARING 1976 年北海道生まれ。Survivart(サバイバート)
代表、インディペンデンド・キュレーター。2012
〒984-8651 仙台市若林区卸町 2-15-2 卸町会館 5F
年より、とうほくあきんどでざいん塾コーディネー
仙台市営地下鉄東西線「卸町駅」下車、北 1 出口より徒歩 6 分
ター、本イベント企画者。フリーランスのデザイ
ナーとして活動の傍ら、2004 年、アーティストの
岩井優らとSurvivart(サバイバート)を立ち上げ、
トークや展覧会等を企画。以降、現代アートの現
場に限らず、問いを立て応答を引き出す場の設
※「とうほくあきんどでざいん塾」は仙台市と協同組合仙台卸商センターの協働事業です。 計、およびキュレーションを行っている。

You might also like