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ステップで
簡単セットアップ!

フレッツ・光プレミアム
ファミリー/マンションタイプ用
第11版
C T U 設 定 の ご 利 用 に あ たって
この度は、フレッツのご契約をいただきまして、誠にありがとうございます。

●ご利用の前には、本ガイドブックをよくお読みになり、内容をご理解していただきますよう、お願いいたします。お読みいただいた後も、
 ご利用の際にはいつもお手元に置かれることをお勧めします。
●お客様IDとアクセスパスワードの取り扱いについて
 お客様IDとアクセスパスワードはお客様の大切な個人情報です。入力は必ずお客様自身で行ってください。
●機能追加などにより、CTUのハードウェア、外観、CTU設定画面および本書の内容は予告なく変更されることがあります。
 最新のガイドブックは、弊社ホームページ(下記URL)でダウンロード可能です。定期的にアクセスし、更新情報を確認いただくこと
 をお勧めします。
 弊社ホームページ:http://flets-w.com/hikari-p/download/index.html (平成20年5月現在)
●CTUの故障、誤動作、不具合、あるいは停電等の外部要因によって、通信などの機会を逸したために生じた損害や万一、
 CTUに登録された設定情報が消失してしまうこと等の純粋経済損失につきましては、弊社は一切その責任を負いかねますので、
 あらかじめご了承ください。CTUに登録された設定情報は、メモを採るなどして、記録いただくようお願いします。

※ Microsoft®、Windows® は、米国Microsoft® Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。


※ Windows® の正式名称は、Microsoft® Windows® Operating System です。
※ Windows® Vistaは、Microsoft® Windows® Vista Home Basic Edition operating system、Microsoft® Windows® Vista Home Premium Edition operating system、
  Microsoft® Windows® Vista Business Edition operating system、Microsoft® Windows® Vista Enterprise Edition operating system及びMicrosoft® Windows®
  Vista Ultimate Edition operating systemの略です。
※ Windows® XP は、Microsoft® Windows® XP Home Edition operating system およびMicrosoft Windows XP Professional operating system の略です。
※ Windows® 2000 は、Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system の略です。
※ Netscape®、NetscapeNavigator® およびNetscape® Communicatorは、米国Netscape Communications Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Macintosh® 、Mac® 、Mac OS® は、米国Apple Computer,Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
※ Adobe® Acrobat® ReaderTM、Adobe® ReaderTM は、Adobe® Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ JavaScript® は、米国Sun Microsystems,Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
※ その他、本文中での記載の会社名および商品名およびロゴは各社の商標または登録商標です。

本書を読むにあたって

本書における表記方法を以下に示します。 カチッ ★
クリック
クリック
ダブルクリック マウス操作
右クリック マウスの左側のボタンを
一回(カチッと)押します。

参考にしていただきたい カチッ ★★
ポイントを説明
ダブル カチッ
クリック
手順の上で、 マウスの左側のボタンを
注意
ご注意いただきたい点を説明 すばやく二回(カチッカチッと)押します。

WindowsVista、WindowsXPに関する機能および操作については、
以下のソフトウェアに添付のマニュアルを参照してください。
『Microsoft® Windows® Vista Ultimate Edition operating system日本語版』 カチッ ★

『Microsoft® Windows® Vista Enterprise Edition operating system日本語版』
・ 右
『Microsoft® Windows® Vista Business Edition operating system日本語版』

『Microsoft® Windows® Vista Home Premium Edition operating system日本語版』

『Microsoft® Windows® Vista Home Basic Edition operating system日本語版』

クリック
『Microsoft® Windows®XP Professional operating system日本語版』

『Microsoft® Windows®XP HomeEdition operating system日本語版』

マウスの右側のボタンを
一回(カチッと)押します。

1
Contents
Ⅰ 第1章 CTUとパソコンの設定
事前準備と 4p
基本操作編 第2章 CTU設定における基本操作 20p

Ⅱ かんたん設定編 第1章 かんたん設定 40p

第1章 接続先詳細設定 49p

Ⅲ 詳細設定編 第2章 ルータ機能設定


第3章 その他
57p

117p

第1章 ファイアウォールかんたん設定 120p

Ⅳ ファイアウォール
設定編 第2章 ファイアウォール詳細設定 123p

第1章 不正アクセスログ 134p

Ⅴ ログ・ステータス
参照編
第2章 IPアドレス情報
第3章 DHCP状態
137p

140p

付録 第1章 各種設定方法 144p

2

事前準備と基本操作編
Ⅰ 事前準備と基本操作編
第1章 CTUとパソコンの設定

1 必要事項の確認 4p

2 パソコンのネットワーク設定 5p

3 CTUの機種確認と、パソコンとの接続 14p

4 CTUとパソコンとの接続を確認 16p

第2章 CTU設定における基本操作

1 CTU設定画面へのログイン 20p

2 各種設定画面の説明 25p
  (1)TOP画面の構成 25p
  (2)かんたん設定画面の構成 26p
  (3)詳細設定画面の構成 26p
  (4)ファイアウォール設定画面の構成 27p
  (5)追加、編集画面の構成 27p
  (6)参照画面の構成 28p

3 設定した内容の反映(設定反映) 29p

4 設定した内容の取消(設定取消) 31p

5 インターネット等への接続・切断 32p

6 設定画面からのログアウト 33p

7 ファームウェアのバージョンアップ 34p

8 CTUの初期化 37p
3
Ⅰ 第1章 CTUとパソコンの設定
◆本編では、CTUの設定を行う前に必要な事前準備の流れを示します。

① ② ③ ④
パソコンのネットワーク CTUの機種を確認し、 CTUとパソコンとの
必要事項を確認します。 LANケーブルで
設定を行います。 パソコンを接続します。 接続を確認します。
P14「第1章 ■CTUの機種確認と、
3
P4「第1章 ■必要事項の確認」
1 P5「第1章 ■パソコンの
2 P20「第2章 CTU設定における
1 パソコンとの接続」を参照し、
を参照し、必要な項目が ネットワーク設定」を参照し、 基本操作」を参照し、
LANケーブルでCTUと
準備できているか確認します。 CTUに接続するパソコンの ログイン、ログアウト等の
②でネットワーク設定を行った
設定をします。 基本画面操作を確認します。
パソコンを接続します。

1 必要事項の確認
CTU設定をする前に、以下の項目をチェックします。

①プロバイダとの契約の確認
"フレッツアクセスサービス"に対応したプロバイダとのご契約が必要となります。
また、プロバイダによる工事が完了するまでは、インターネットへ接続することはできません。

※対応プロバイダについては、弊社ホームページからも参照できます。
《弊社フレッツサービス公式ホームページ》http://flets-w.com/hikari-p/provider/index.html
(平成20年5月現在)

②LANケーブルの確認
CTUをご利用になるには、CTUとパソコンを接続するためのLANケーブルが接続するパソコンの台数分必要です。
※なお、LANケーブルはカテゴリ5以上のストレートタイプをご用意ください。

③パソコンのLANポートの確認
CTUとパソコンとを接続する場合、パソコンにLANポート
(100BASE-TXまたは10BASE-T対応)が必要です。
お使いのパソコンにLANポートがない場合、LANボードまたはLANカードをご用意のうえ、パソコンに取り付けてください。
取り付け方法や、動作確認の方法についてはパソコン、LANボードまたはLANカードの取扱説明書をご覧ください。

4
④Webブラウザの確認
CTU設定は、Webブラウザで行います。
パソコンに、以下に挙げるいずれかのWeb ブラウザがインストールされているか確認してください。

【推奨Webブラウザ】 Microsoft Internet Explorer 6.0

【動作確認済Webブラウザ】

OS Webブラウザ
Windows Vista(SPなし/SP1) Internet Explorer 7.0
Windows XP SP2/SP3 Internet Explorer 6.0
Windows 2000 Professional SP4 Internet Explorer 5.5、Internet Explorer 6.0
10.4 Safari 2.0
Mac OS X     
10.5 Safari 3.0

※説明に使用している画面表示は、お使いのWeb ブラウザやお使いのOSバージョンによって異なります。
※回線の状況や設定によっては、設定内容がWebブラウザに表示されるまでに時間がかかる場合があります。
注意 ※対応するOS・Webブラウザについては変更になる場合があります。最新の情報は以下のホームページでご確認ください。
 http://www.ntt-west.co.jp/rekomen/pc/os/index.html

⑤Webブラウザの設定の確認
■CTU設定を行う際に使用するWebブラウザで、以下の設定が有効になっているか確認してください。
 ・Javaスクリプト ・Cookie ・SSL2.0またはSSL3.0 ・HTTP1.1
■Webブラウザにプロキシサーバの設定がされている場合は、ログイン画面が表示されません。 
プロキシサーバの設定を解除していただくか、「ctu.fletsnet.com」に対してはプロキシサーバを使用しない
設定にしてください。
■文字サイズは、ブラウザ標準のサイズでのご利用を推奨します。 (Internet Explorerであれば、
『中』)

1 必要事項の確認
2 パソコンのネットワーク設定

CTUに接続するパソコンのネットワーク設定を確認し、必要に応じて設定を行います。

※設定方法はOSによって異なりますので、お使いのOSに該当するページを参照し、設定します。

お使いのOS 参照ページ

Windows Vista 6

Windows XP 9

Windows 2000 11

Mac OS X 13

5
【Windows Vistaの場合】
●この作業を行うには「管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows Vistaの初期状態の場合です。
 Windows Vistaの設定によっては異なる場合があります。

①スタートメニューから『コントロールパネル』
 をクリックします。

②『ネットワークの状態とタスクの表示』を
 クリックします。

③『ネットワーク接続の管理』をクリックします。

④『ローカルエリア接続』を右クリックし、 
 『プロパティ』をクリックします。

⑤ユーザアカウント制御画面が表示されます
 ので、
『続行』をクリックします。

⑥『インターネットプロトコルバージョン4(TCP
 /IPv4)』を選択し、
『プロパティ』ボタンを
 クリックします。

6
⑦『IPアドレスを自動的に取得する』
 『DNSサーバのアドレスを自動的に取得する』
 を選択し、 『OK』ボタンをクリックします。

⑧『閉じる』ボタンをクリックします。

⑨次に、スタートメニューから『コントロール
 パネル』をクリックします。

⑩『ネットワークとインターネット』をクリック
 します。

⑪『インターネットオプション』をクリックします。

7
⑫『接続』タブをクリックし、
リストに
 ダイヤルアップの設定がある場合には
 『ダイヤルしない』を選択し、『OK』ボタンを
 クリックします。

以上でパソコンの設定は終了です。
「第1章 ■CTUの機種確認と、
3 パソコンとの接続」
(P14)へ進みます。

8
【Windows XPの場合】
●この作業を行うには「コンピュータの管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows XPの初期状態の場合です。
 Windows XPの設定によっては異なる場合があります。

①『スタート』−『コントロールパネル』を選択し、
 『ネットワークとインターネット接続』を
 クリックします。

②『ネットワーク接続』をクリックします。

③『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

④「全般」の画面で『インターネットプロトコル
 (TCP/IP)』を選択し、
『プロパティ』ボタン
 をクリックします。

⑤『IPアドレスを自動的に取得する』
 『DNSサーバのアドレスを自動的に取得する』を
 選択し、 『OK』ボタンをクリックします。

9
⑥『OK』ボタンをクリックします。

⑦次に『スタート』−『コントロールパネル』を
 選択し、『ネットワークとインターネット接続』を
 クリックします。

⑧『インターネットオプション』をクリックします。

⑨『接続』タブをクリックし、
リストに
 ダイヤルアップの設定がある場合は
 『ダイヤルしない』を選択し、『OK』ボタン
 をクリックします。

以上でパソコンの設定は終了です。
「第1章 ■CTUの機種確認と、
3 パソコンとの接続」
(P14)へ進みます。

10
【Windows 2000の場合】
● この作業を行うには「Administrator」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。

①『スタート』−『設定』−
 『コントロールパネル』を選択します。

②『ネットワークとダイヤルアップ接続』
  アイコンをダブルクリックします。

③『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

④「全般」の画面で『インターネットプロトコル
 (TCP/IP)』を選択し、
 『プロパティ』ボタンをクリックします。

⑤『IPアドレスを自動的に取得する』
 『DNSサーバのアドレスを自動的に取得する』を
 選択し、 『OK』ボタンをクリックします。

11
⑥『OK』ボタンをクリックします。

⑦次に『スタート』−『設定』−
 『コントロールパネル』を選択します。

⑧『インターネットオプション』アイコンを
 ダブルクリックします。

⑨『接続』タブをクリックし、
リストに
 ダイヤルアップの設定がある場合は
 『ダイヤルしない』を選択し、『OK』ボタン
 をクリックします。

以上でパソコンの設定は終了です。
「第1章 ■CTUの機種確認と、
3 パソコンとの接続」
(P14)へ進みます。

12
【Mac OS Xの場合】
※Mac OSのバージョンにより表示される画面および項目は異なります。

①アップルメニューから
 『システム環境設定』を選択します。

②『ネットワーク』アイコンをクリックします。
 「ネットワーク」アイコンが表示されていない場合は、
 『すべて表示』アイコンをクリックします。

③「表示」で『(内蔵)Ethernet』を選択します。

④『TCP/IP』タブをクリックし、
 『IPアドレス』『DNSサーバ』を空白にします。

⑤『今すぐ適用』ボタンをクリックします。

以上でパソコンの設定は終了です。
「第1章 ■CTUの機種確認と、
3 パソコンとの接続」
(P14)へ進みます。

13
3 CTUの機種確認と、パソコンとの接続
(1)CTUの機種確認

CTUはお客様により、異なる機種を設置しております。
P14、15の図と、設置してあるCTUの形状、CTU側面のラベルに記入されている型番をご覧いただき、設置されているCTUの機種を
ご確認ください。
なお、 P14の機種と、P15の機種で接続、確認方法が一部異なりますが、ご利用いただける機能は同一となっております。

(2)CTUとパソコンとの接続

【加入者網終端装置 「100M」
「S」および 2004W「S」の場合

①LANケーブルは、カテゴリ5以上のストレートタイプを使用して、
 CTUとパソコンを接続します。
【CTUの背面】

WAN INIT LAN1 LAN2 LAN3 LAN4 DC12V

4つのLANポートの
いずれかに接続します。

②CTUのLINKランプを確認します。
【CTUの前面】
LANケーブルを接続したLANポートの番号と、同じ番号のLINKランプが点灯していれば、正しく接続されており、
リンクが確立されています。
点滅している場合は、リンクが確立し、フレーム送受信中の状態です。

電源 アラーム

WAN LAN1

更新 LAN2
LINKランプ
LAN3

LAN4

※CTUに5台以上のパソコンをつなぐ場合は、別途HUBをご用意ください。HUBを使用した場合も、
 LINKランプが点灯すれば正しく接続されています。
※HUBについての詳細はHUBの取扱説明書をご覧ください。

14
【加入者網終端装置 「100M」
「H」および 2004W「H」の場合

①LANケーブルは、カテゴリ5以上のストレートタイプを使用して、
 CTUとパソコンを接続します。

【CTUの背面】

DC IN RESET LAN4 LAN3 LAN2 LAN1 WAN


3.3V

4つのLANポートの
いずれかに接続します。

②CTUのLINKランプを確認します。
LANケーブルを接続したLANポートの番号と、同じ番号のLINKランプが点灯していれば、正しく接続されており、
リンクが確立されています。
点滅している場合は、リンクが確立し、フレーム送受信中の状態です。

LINKランプ
【CTUの背面】

DC IN RESET LAN4 LAN3 LAN2 LAN1 WAN


3.3V

※CTUに5台以上のパソコンをつなぐ場合は、別途HUBをご用意ください。HUBを使用した場合も、
 LINKランプが点灯すれば正しく接続されています。
※HUBについての詳細はHUBの取扱説明書をご覧ください。

注意 ※CTUに接続するPCのネットワークアダプタ、ルータ、ハブ等のリンク速度・全/半二重の設定は、
「Auto」を選択してください。

15
4 CTUとパソコンとの接続を確認
CTUに接続したパソコンに正しいIPアドレスが割り当てられているかどうかを確認します。
確認方法はOSによって異なりますので、お使いのOSに該当するページを参照し、確認します。

お使いのOS 参照ページ

Windows Vista 16

Windows XP 17

Windows 2000 18

Mac OS X 19

【Windows Vistaの場合】

①スタートメニューから『すべてのプログラム』
 −『アクセサリ』−『コマンドプロンプト』を
 クリックします。

②「C:¥>」等の表示に続けて「ipconfig」と
 入力し、キーボードの「Enter」キーを
 押します。

③「イーサネットアダプタ ローカルエリア接続」
 の情報で、「IPv4アドレス」が「192.168.24.X」
 になっていることを確認します。
 (Xは1以外の任意の数字)※初期の場合

異なるIPv4アドレスが表示されている場合は、
「C:¥>」等の表示に続けて「ipconfig /renew」
と入力し、キーボードの「Enter」キーを押すと、
最新のIPv4アドレスが表示されます。

④最終行に表示されている「C:¥>」等の表示
 に続けて「exit」と入力し、キーボードの
 「Enter」キーを押し、画面を閉じます。

「第2章 CTU設定における基本操作」
(P20)へ進みます。
16
【Windows XPの場合】

①『スタート』−『コントロールパネル』を選択し、
 『ネットワークとインターネット接続』を
 クリックします。

②『ネットワーク接続』をクリックします。

③『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『状態』をクリックします。

④『サポート』タブをクリックし、
 「IPアドレス」が「192.168.24.×」に
 なっていることを確認します。
 (×は1以外の任意の数字)※初期値の場合

異なるIPアドレスが表示されている場合は、
『修復』ボタンをクリックしてください。

⑤『閉じる』ボタンをクリックします。

「第2章 CTU設定における基本操作」
(P20)へ進んで下さい。

17
【Windows 2000の場合】

①『スタート』−『プログラム』―『アクセサリ』―
 『コマンドプロンプト』をクリックします。

②「C:¥>」等の表示に続けて「ipconfig」と
 入力し、キーボードの「Enter」キーを
 押します。

③「Ethernet adapter ローカルエリア接続:」の


 情報で、 「IPアドレス」が「192.168.24.×」に
 なっていることを確認します。
 (×は1以外の任意の数字)※初期値の場合

異なるIPアドレスが表示されている場合は、
「C:¥>」等の表示に続けて「ipconfig /renew」
と入力し、キーボードの「Enter」キーを押すと、
最新のIPアドレスが表示されます。

④最終行に表示されている「C:¥>」等の
 表示に続けて「exit」と入力し、キーボードの
 「Enter」キーを押し、画面を閉じます。

「第2章 CTU設定における基本操作」
(P20)へ進んで下さい。

18
【Mac OS Xの場合】
※Mac OSのバージョンにより表示される画面および項目は異なります。

①アップルメニューから
 『システム環境設定』を選択します。

②『ネットワーク』アイコンをクリックします。
 「ネットワーク」アイコンが表示されていない場合は、
 『すべて表示』アイコンをクリックします。

③「表示」で『(内蔵)Ethernet』を選択します。

④『TCP/IP』タブをクリックし、
 「IPアドレス」が「192.168.24.×」に
 なっていることを確認します。
 (×は1以外の任意の数字)※初期値の場合

異なるIPアドレスが表示されている場合は、
Macintoshを再起動した後、再度確認してください。

⑤『クローズ』ボタンをクリックして、
 ウィンドウを閉じます。

「第2章 CTU設定における基本操作」
(P20)へ進んで下さい。

19
Ⅰ 第2章 CTU設定における基本操作
◆CTU設定における基本的な流れを説明します。

① ② ③ ④
Webブラウザを起動し、 かんたん設定、詳細設定、 ②で入力した設定内容を
CTU設定画面に ファイアウォール設定等の CTUに反映します。 ログアウトします。
ログインします。 設定を行います。 P29「■設定した内容の反映」
3 を
参照してください。
P20「■C
1 TU設定画面へのログイン」を P25∼P28「■各種設定画面の説明」
2 を P33「■設定画面からのログアウ
6 ト」を
参照してください。 参照し、各種設定をしてください。 ※②で入力した設定内容を取り消す場合は、 参照してください。
 P31「■設定した内容の取消」
4 を
 参照してください。

1 CTU設定画面へのログイン
CTU設定は、CTUに接続されたパソコンのWebブラウザにて行います。
設定には、弊社から送付させていただいた「お申込内容のご案内」にてお知らせさせていただいております、以下の情報が必要です。

●お客様ID
(半角英数字)
●アクセスパスワード
(半角英数字)

【スタートアップツール(縦型)】

①インストールした「スタートアップツール」の
 『設定・変更』ボタンをクリックし、
 「設定・変更画面」を表示します。
※「スタートアップツール」をインストールして
いない場合は、CTUに接続したパソコンで
Webブラウザを起動し、
アドレスを入力する欄に
「https://ctu.fletsnet.com/」
と入力します。

※「スタートアップツール」のインストール方法については、
注意 フレッツ設定マニュアルを参照願います。

【スタートアップツール(横型)】

20
【設定・変更】

②設定・変更画面の『CTU設定』ボタンを
 クリックし、CTU設定の「ログイン画面」を
 開きます。

③【ご確認(必ずお読みください)】の内容
を確認し、『同意する』をチェックします。
【ログイン画面】

④「お申込内容のご案内」にてお知らせし
た『お客様 ID』『アクセスパスワード』
を入力します。

⑤チェックを入れていただくことで、次回ログ
イン時以降、『お客様ID』
『アクセスパスワ
ード』を自動で表示することが可能となり、
手入力が不要になります。
 自動で表示する場合は、チェックを入れ、⑥
へ進んでください。自動表示をしない場合は、
チェックを入れる必要はありませんので、そ
のまま⑥へ進んでください。

⑥『ログイン』ボタンをクリックします。

⑦先述の⑤で「次回からお客様ID・アクセスパス
ワードを自動表示する」にチェックを入れてい
る場合は、自動表示の設定を行うための確認
画面が表示されますので、『OK』ボタンをクリ
ックします。
 ⑤でチェックを入れていない場合は、本画面は
表示されませんので、⑧に進んでください。

21
⑧TOP画面が表示されれば、ログイン成功です。

※ログイン後、「再起動が必要です」と表示された
画面に切り替わる場合があります。CTUのファ
ームウェアがバージョンアップされた場合に表示
されますので、P34の「■ファームウェアのバー
7
ジョンアップ」を参照してください。

※CTU設定画面には、1ユーザのみのログインとなります。同時に複数のパソコンからログインすることはできませんので、ご注意願います。ま
た、同じパソコンの複数ウィンドウ上でCTU設定画面を開くこともできません。
注意 ※「お客様ID」「アクセスパスワード」について、一旦自動表示の設定を行った後、設定を解除する場合には、ログイン画面の「次回からお客
様ID・アクセスパスワードを自動表示する」のチェックを外し、 「ログイン」ボタンをクリックしてください。確認画面に遷移しますので、内容
を確認し、 「OK」ボタンをクリックすることにより、自動設定が解除されます(次回以降、お客様ID・アクセスパスワードの手投入が必要とな
ります)。詳細は次ページを参照ください。

22
お客様ID・アクセスパスワードの自動表示を解除する場合
【スタートアップツール(縦型)】

①インストールした「スタートアップツール」の
 『設定・変更』ボタンをクリックし、
 「設定・変更画面」を表示します。
※「スタートアップツール」をインストールして
いない場合は、CTUに接続したパソコンで
Webブラウザを起動し、
アドレスを入力する欄に
「https://ctu.fletsnet.com/」
と入力します。

※「スタートアップツール」のインストール方法については、
注意 フレッツ設定マニュアルを参照願います。

【スタートアップツール(横型)】

【設定・変更】

②設定・変更画面の『CTU設定』ボタンを
 クリックし、CTU設定の「ログイン画面」を
 開きます。

23
【ログイン画面】
③【ご確認(必ずお読みください)】の内容
を確認し、『同意する』をチェックします。

④「お申込内容のご案内」にてお知らせし
た『お客様 ID』『アクセスパスワード』
が自動で表示されます。

⑤「次回からお客様 ID・アクセスパスワー
ドを自動表示する」にチェックが入って
いますので、チェックをクリックして、
チェックを外します。

⑥『ログイン』ボタンをクリックします。

⑦自動表示の設定を解除する旨について、確
認画面が表示されますので、『OK』ボタン
をクリックします。

⑧TOP画面が表示されれば、自動表示の設定
 解除成功です。

※ログイン後、「再起動が必要です」と表示された
画面に切り替わる場合があります。CTUのファ
ームウェアがバージョンアップされた場合に表示
されますので、P34の「■ファームウェアのバー
7
ジョンアップ」を参照してください。

24
2 各種設定画面の説明
CTU設定画面の説明を以下に示します。

(1)TOP画面の構成
CTU設定へのログイン後は、
「TOP画面」に遷移します。
「TOP画面」の構成および各種ボタンをクリックしたときの動作は以下のとおりです。

トップバー

メニューリスト
接続先情報

※「PPPoE機能設定」で機能を
 使用する設定にした場合に
 表示されます。

画面名および項目名 内容
トップバー トップバーは全画面の上部に表示されます。

トップバーの左側には、アクセスしている設定画面が表示されます。
表示されている設定項目名をクリックすることで、クリックした画面に遷移することができます。
画面遷移
注意 ※Webブラウザの『戻る』
『更新』ボタンは使用しないでください。使用した場合、画面が表示されない場合があります。

CTU設定画面からログアウトする場合に使用します。
ログアウト ※ログイン後、CTU設定を終了する場合は、必ずCTU設定画面上でログアウト操作を行ってください。
注意
 ログアウト操作をせずに、Webブラウザの終了や、CTU設定以外のWebページへの遷移を行うと、次にログインが可能となるまでに時間がかかる場合があります。

設定内容がわからない場合に使用します。
?ヘルプ
「?ヘルプ」をクリックすると、設定項目の説明が表示されるウィンドウが開きます。

メニューリスト CTU設定項目ボタンおよび『設定反映』
『設定取消』
『ログアウト』ボタンが表示されます。
かんたん設定 かんたん設定にアクセスする場合に使用します。
詳細設定 詳細設定(接続先詳細設定、ルータ機能設定)にアクセスする場合に使用します。
ファイアウォール設定 ファイアウォール設定にアクセスする場合に使用します。
ログ・ステータス参照 ログ・ステータス参照にアクセスする場合に使用します。
設定反映 一時保存をした設定変更内容をCTUへ反映する場合に使用します。
設定取消 一時保存をした設定変更内容を取消す場合に使用します。
初期化 CTUの設定値を利用開始前(初期値)の状態に戻す場合に使用します。

CTU設定画面からログアウトする場合に使用します。
ログアウト ※ログイン後、CTU設定を終了する場合は、必ずCTU設定画面上でログアウト操作を行ってください。
注意
 ログアウト操作をせずに、Webブラウザの終了や、CTU設定以外のWebページへの遷移を行うと、次にログインが可能となるまでに時間がかかる場合があります。

CTUで設定したプロバイダ等の接続先の情報が表示されます。
・「接続先名」はプロバイダ名等、任意で設定した名称が表示されます。
接続先情報 ・「接続状態」は設定された接続先に接続されている場合、「接続中」と表示されます。
・接続先が設定されている場合、「接続/切断」の項目には、『接続』または『切断』ボタンが表示されます。
なお、接続先が設定されていない場合は、「未設定」と表示されます。
接続状態更新 最新の接続状態を表示する場合に使用します。
接続 接続先に接続する場合に使用します。
切断 接続先から切断する場合に使用します。
現在のセッション数/ 「PPPoE機能設定」で機能を使用する設定にした場合のみ、表示されます。PPPoEを利用して接続中の
接続可能セッション数 セッション数と、「PPPoE機能設定」で設定している接続可能セッション数の値が表示されます。

「PPPoE機能設定」で機能を使用する設定にした場合のみ、表示されます。PPPoEを利用して接続中の
接続中セッション数(合計)
セッション数と、上記「接続先情報」に設定され、接続中のセッション数の合計が表示されます。

25
(2)かんたん設定画面の構成
TOP画面のメニューリストの『かんたん設定』ボタンをクリックすると、
「かんたん設定画面」に遷移します。
「かんたん設定画面」では設定内容の確認および設定内容の変更が可能です。 「かんたん設定画面」の各種ボタンの動作は
以下のとおりです。

【かんたん設定】

『クリア』ボタン

『OK』ボタン
『キャンセル』ボタン

ボタン名 内容

『OK』ボタン 変更した設定内容を一時保存し、
「TOP画面」に戻る場合に使用します。

変更した設定内容を一時保存せず、
「TOP画面」に戻る場合に使用します。
『キャンセル』ボタン
設定情報の確認のみの場合は、
『キャンセル』ボタンをクリックすることにより、
「TOP画面」に戻ることができます。

設定情報の表示をすべて消去するときに使用します。
『クリア』ボタン
なお、
「クリア」した設定情報を元に戻す場合は、
『キャンセル』ボタンをクリックし、一旦設定画面から「TOP画面」に戻ります。

(3)詳細設定画面の構成
TOP画面のメニューリストの『詳細設定』ボタンをクリックすると、
「詳細設定画面」に遷移します。
「詳細設定画面」には、「接続先詳細設定」と「ルータ機能設定」があります。
「詳細設定画面」では設定情報の確認が可能です。 「詳細設定画面」の各種ボタンの動作は以下のとおりです。

【例:詳細設定】
メニューリスト

『戻る』ボタン

『追加』ボタン

『編集』ボタン

ボタン名 内容

メニューリスト 設定項目名と『戻る』ボタンが表示されています。各設定項目をクリックすると設定内容を表示します。

TOP画面に「戻る」場合に使用します。
『戻る』ボタン
注意 ※Webブラウザの『戻る』ボタンは使用しないでください。使用した場合、画面が表示されない場合がございます。

『編集』ボタン 設定項目を編集する場合に使用します。
『編集』ボタンをクリックすると「編集画面」に遷移します。

設定項目を追加する場合に使用します。優先順位やルール番号が必要な場合は、任意の数字を投入後、
『追加』ボタンをクリックします。
『追加』ボタン
『追加』ボタンをクリックすると「追加画面」に遷移します。

26
(4)ファイアウォール設定画面の構成
TOP画面のメニューリストの『ファイアウォール設定』ボタンをクリックすると「ファイアウォールかんたん設定画面」に遷移します。
「ファイアウォールかんたん設定」では、ファイアウォールのレベルを選択していただくだけで簡単にセキュリティの強さが設定できます。
また、
「ファイアウォール詳細設定画面」から詳細なファイアウォールルールを作成することも可能です。

【ファイアウォールかんたん設定】

『高』
『中』
『低』『制限なし』『詳細設定』
ラジオボタン

『機能・サービス』チェックボックス

『OK』ボタン
『キャンセル』ボタン

ボタン名等 内容

『高』
『中』『低』『制限
なし』『詳細設定』 ファイアウォールのレベルを選択することができます。
ラジオボタン

『機能・サービス』 ファイアウォールのレベルで『中』を選択した場合にチェックボックスにチェックが入っていることで
チェックボックス その機能・サービスの通信が許可されます。

変更した設定内容を一時保存し、「TOP画面」に戻る場合に使用します。
『OK』ボタン
『詳細設定』ラジオボタンを選択した状態で『OK』ボタンをクリックすると「ファイアウォール詳細設定画面」へ遷移します。

変更した設定内容を一時保存せず、
「TOP画面」に戻る場合に使用します。
『キャンセル』ボタン
設定情報の確認のみの場合は、
『キャンセル』ボタンをクリックすることにより、
「TOP画面」に戻ることができます。

(5)追加、編集画面の構成
「詳細設定画面」の『追加』ボタン、
『編集』ボタンクリックすると、
「追加画面」、
「編集画面」に遷移します。
「追加画面」では設定内容の追加が、 「編集画面」では設定内容の削除、修正等が可能です。
「追加画面」、
「編集画面」の各種ボタンの動作は以下のとおりです。

【例:静的アドレス変換設定(ポート指定)】

『削除』ボタン

『OK』ボタン
『キャンセル』ボタン

27
【例:接続先詳細設定】

『クリア』ボタン

ボタン名 内容
画面上に表示している設定情報をすべて削除するときに使用します。このボタンは、 「追加画面」では表示されません。
『削除』ボタン なお、
『削除』ボタンをクリックすると、確認ウィンドウが表示されます。
一旦削除した設定情報を元に戻す場合は、 「TOP画面」の『設定取消』ボタンをクリックします。

『OK』ボタン 変更した設定内容を一時保存し、ひとつ前の「詳細設定画面」に戻る場合に使用します。

変更した設定内容を一時保存せず、ひとつ前の「詳細設定画面」に戻る場合に使用します。
『キャンセル』ボタン
なお、設定情報の確認のみを行った場合も、
『キャンセル』ボタンでひとつ前の画面に戻ります。

設定情報の表示をすべて消去したり、初期値に戻す場合に使用します。
『クリア』ボタン
なお、
「クリア」した設定情報を元に戻す場合は、
『キャンセル』ボタンをクリックし、一旦設定画面から「TOP画面」に戻ります。

(6)参照画面の構成
TOP画面のメニューリストの『ログ・ステータス参照』ボタンをクリックすると、
「参照画面」に遷移します。
「参照画面」の各種ボタンの動作は以下のとおりです。

『参照』ボタン

『戻る』ボタン

ボタン名 内容

『参照』ボタン 情報を参照する際に使用します。
『参照』ボタンをクリックすると参照したい情報が別ウィンドウで表示されます。

TOP画面に「戻る」場合に使用します。
『戻る』ボタン
注意 ※Webブラウザの『戻る』ボタンは使用しないでください。使用した場合、画面が表示されない場合があります。

28
3 設定した内容の反映(設定反映)
「編集画面」(設定内容を入力可能な画面)等で、 『OK』ボタンをクリックして一時保存を行った内容をCTUに反映させるには、
TOP画面のメニューリストにある『設定反映』ボタンをクリックします。
設定した内容により、CTUの再起動が必要となる場合がありますので、複数の項目を設定する場合は、すべての設定が完了した後、
『設定反映』ボタンをクリックします。

操作手順 設定反映

①『設定反映』ボタンをクリックします。

②一時保存した設定内容がある場合、
 「変更を行った項目」が表示されますので、
 確認したい項目をクリックし、確認します。

③確認した設定内容で設定反映をする場合、
 『OK』ボタンをクリックします。

 設定内容を再度変更する場合は
 『キャンセル』ボタンをクリックします。

④確認ウィンドウが表示されますので、
『OK』
 ボタンをクリックします。

※設定反映中にブラウザ操作(『戻る』
『更新』ボタンのクリック等)を行うと、
注意  設定反映に失敗する場合がありますので、設定反映中はブラウザ操作を
 行わないようにしてください。

29
設定反映時に再起動が不要な場合

⑤設定を終了するには『ログアウト』ボタンを
 クリックします。
 続けて他の設定を行う場合は『戻る』ボタン
 をクリックし、TOP画面に戻ります。

設定反映時に再起動が必要な場合

⑤『再起動』ボタンをクリックします。

⑥『閉じる』ボタンをクリックし、終了します。

※再起動後、再度ログインする際は、しばらくたってから
注意 ログインしてください。

30
4 設定した内容の取消(設定取消)
「編集画面」(設定内容を入力可能な画面)等で、 『OK』ボタンをクリックして一時保存を行った内容を取消しするには、
TOP画面のメニューリストにある『設定取消』ボタンをクリックします。

操作手順 設定取消

①『設定取消』ボタンをクリックします。

②確認ウインドウが表示されますので、
 『OK』ボタンをクリックします。

③設定を終了するには『ログアウト』ボタンを
 クリックします。
 続けて他の設定を行う場合は『戻る』ボタン
 をクリックし、TOP画面に戻ります。

31
5 インターネット等への接続・切断
(1)接続する
インターネット等へ接続するには、TOP画面の接続先情報にある『接続』ボタンをクリックします。

※インターネット等へ接続するには、先に「かんたん設定」等において接続先設定を行う必要があります。
注意  設定がされている場合に、『接続』ボタンが表示されます。既に接続されている場合には、
 『切断』ボタンが表示されます。設定がされていない場合は、「未設定」と表示されます。

操作手順 インターネット等への接続

『接続』ボタンをクリックし、インターネット等
に接続します。接続が完了した場合は、
「接続状態」が「接続中」の表示になります。

(2)切断する
インターネット等への接続を切断するには、TOP画面の接続先情報にある『切断』ボタンをクリックします。

※切断されている場合には『接続』ボタンが表示されます。設定がされていない場合は、
注意
 「未設定」と表示されます。

操作手順 インターネット等への接続の切断

『切断』ボタンをクリックし、インターネット等
への接続を切断します。

32
6 設定画面からのログアウト
CTUの設定を行った場合は、必ず『設定反映』ボタンまたは『設定取消』ボタンをクリックし、
処理が完了した後に、ログアウトを行うようにしてください。

操作手順 ログアウト

①『ログアウト』ボタンをクリックします。

※ログイン後、CTU設定を終了する場合は、必ずCTU設
注意 定の画面上でログアウト操作を行ってください。ログア
ウト操作をせずに、Webブラウザの終了や、CTU設定以
外のWebページへの遷移を行うと、 次にログインが可
能となるまでに時間がかかる場合がございます。

②確認ウインドウが表示されますので、
 ログアウトする場合は『OK』ボタンをクリックします。

③ログイン画面に戻りますので、ブラウザの
 『×』
(閉じる)ボタンをクリックし、終了します。

※再起動後、再度ログインする際は、しばらくたってから
注意 ログインしてください。

※ログイン後、CTU設定での操作を行わず10分以上
注意 経過した場合、自動的にログアウトを行います。 
 その状態でCTU設定操作をした場合、
 左の画面が表示されます。
設定を継続したい場合は、再度ログインをしてくだ
さい。

33
7 ファームウェアのバージョンアップ
CTU は、最新のファームウェアへのバージョンアップが必要な場合は、「スタートアップツール」の「お知らせ」ボ
タンの点灯および「お知らせ通知」画面表示により、パソコン画面上へお知らせします。

最新のファームウェアへのバージョンアップが必要な場合は、CTU 設定画面にアクセスすると、TOP 画面ではなく「再


起動が必要です」と表示された画面が表示されますので、以下に示す手順で再起動を行います。

CTUの最新ファームウェアの提供については、弊社ホームページ(http://flets-w.com/hikari-p/index.html)でもお知らせしております。
最新ファームウェア提供の際には必ずバージョンアップ操作を実施いただき、常に最新のファームウェアでご利用いただくようお願いします。

操作手順 ファームウェアのバージョンアップ時

【スタートアップツール(縦型)】
① CTU ファームウェアのバージョンアップ
が必要な場合、「スタートアップツール」
の『お知らせ』ボタンが点灯し、「お知ら
せ通知」画面が表示されます。
 「お知らせ通知」画面は『OK』ボタンを
クリックして閉じてください。
 スタートアップツールの『お知らせ』ボ
タンをクリックし、次へ進みます。

【スタートアップツール(横型)】

※「お知らせ通知」画面にて「次回からポップアップ
※CTUファームウェアのバージョンアップをお知らせする
メッセージを表示しない」をチェックし、『OK』ボ
注意 機能については、スタートアップツールのバージョン
タンをクリックすると、次回のファームウェアバー 「5.00.0000」以降が対応しており、それより前のバー
ジョンアップの際にお知らせ通知画面が表示されな ジョンは対応しておりません。
いようになります。 ※「スタートアップツール」のインストール及びバージョン
確認方法については、フレッツ設定マニュアルを参照願
います。

34
【お知らせ画面】

②「CTU ファームウェアバージョンアップ
のお知らせ」が表示されますので、『CTU
設定画面へ』ボタンをクリックします。

【CTU設定画面】

③ブラウザが起動し、CTU 設定画面が表示
されますので、『再起動』ボタンをクリッ
クします。

④「再起動」が完了した後、『閉じる』ボタ
ンをクリックし、終了します。
 続けて設定を行う場合は設定画面へ再ロ
グインをします。

※再起動後、再度ログインする際は、しばらくたってから
注意 ログインしてください。

35
※最新のファームウェアへのバージョンアップが必要な場合は、 「スタートアップツール」によるパソコン画面上への
お知らせの他、CTU更新ランプ点滅によりお知らせします。
※「スタートアップツール」でのファームウェアのバージョンアップのお知らせと、CTU更新ランプ点滅によるお知ら
せでは、タイミングがずれる場合があります。
※「スタートアップツール」でのファームウェアのバージョンアップのお知らせがまだされていない状態で、CTU更新
ランプが点滅した場合でも、バージョンアップ操作を実施していただくことが可能です。その場合は、CTU設定画
面へアクセスしていただき、前ページの③④の操作を実施してください。

電源 アラーム 電源 アラ ーム 更新

加入者網終端装置
WAN LAN1
「100M」「H」および
2004W「H」の場合
更新ランプ
更新 LAN2

LAN3

LAN4

加入者網終端装置
「100M」
「S」および2004W「S」の場合

※ CTU ファームウェアのバージョンアップ操作を行う際に、お客様 ID・アクセスパスワードの入力を必要とするように設定す


注意 ることができます(初期設定ではお客様 ID・アクセスパスワードの入力は不要です)。詳細は「Ⅲ 第 3 章 -1 CTU バージョ
ンアップ設定」(P117)を参照ください。

36
8 CTUの初期化
CTUの初期化とは

お客様が設定したデータを全て消去し、CTUの設定値を利用開始前(初期値)の状態に戻します。

注意
※「ひかり電話」を利用している場合、CTUの初期化後に「DHCPサーバ機能(LAN側固定IP払い出し)」の設定が必要となる場合があります。
 詳細はP57を参照。

操作手順 初期化

①『初期化』ボタンをクリックします。

②『OK』ボタンをクリックします。

③『OK』ボタンをクリックします。

37
④処理中の画面が表示されます。

⑤処理が完了すると再起動画面が表示され
 るので、
『再起動』ボタンをクリックします。

※再起動後、再度ログインする際は、しばらくたってから
注意 ログインしてください。

38
Ⅱかんたん設定編

Ⅱ かんたん設定編
第1章 かんたん設定

1 かんたん設定とは 40p

2 接続先の新規登録 41p

3 接続先の変更、削除 45p

39
Ⅱ 第1章 かんたん設定

1 かんたん設定とは
◆インターネット等への「接続先設定」は、「かんたん設定」と「詳細設定」の2つの設定方法があります。
 プロバイダ等から通知された情報により、 「かんたん設定」で設定可能な場合と、「詳細設定」での設定が必要な場合が
 ありますので、インターネット接続設定を行う際には、プロバイダ等から通知された情報を確認してください。

◆インターネット等へのかんたん設定を開始する前に、プロバイダから通知される、以下の情報が必要です。
 ●接続ユーザ名 ●接続パスワード
 ※プロバイダによって、上記の呼び方が異なる場合があります。
 例)接続ユーザ名⇒ユーザID、アカウント、ユーザ名等ご不明な場合はプロバイダにお問合せください。
 ※上記以外の情報がプロパイダ等から通知されている場合は「詳細設定」で設定を行ってください。

◆接続先は最大5つまで設定が可能です。

かんたん設定では、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

全角文字、 接続先4、接続先5に
半角英数記号 それぞれ
接続先名 ご利用のプロバイダ名等を、任意に入力します。 (全角20文字、 「速度測定サイ ト」
半角40文字以内) 「フレッツ・スクウェア」 が
設定済み

プロバイダ等から指定された接続ユーザ名を入力します。 半角英数記号
接続ユーザ名 同上
「flets@fletsnet.com」のように、@以降も入力します。 (63文字以内)

プロバイダ等から指定された接続パスワードを入力します。
半角英数記号
接続パスワード 大文字、小文字すべて正しく入力します。 同上
(128文字以内)
入力した接続パスワードは「*」または「●」で表示されます。

※複数の接続先に同時に接続することが可能です。
注意 ※複数の接続先に同時に接続している場合、接続先番号の値が最も小さい接続先が優先的に使用されます。
 ただし、接続先番号によらず優先的に使用したい場合は、接続詳細設定において優先順位を設定することが可能です。 (P49∼50を参照)
 例)接続先1、接続先2が接続中の場合、接続先1が優先的に使用されます。
※お客様のご利用によっては、同時に接続した複数の接続先を使い分けることができない場合があります。
 例)複数のプロバイダ等へ接続し、パソコン(PC)毎に接続先を使い分ける形態
 ただし、「PPPoE機能設定」でPPPoE機能を「する」に設定し、CTUに接続する端末からPPPoEで接続することで、端末ごとに接続先を
 使い分けることができます。また、 「スタティックルーティングテーブル設定」をすることによって、宛先IPアドレス毎に接続先を使い分ける
 ことができます。
※ 「接続先名」以外の設定項目の変更、接続先の削除を行う場合には、接続を切断してから行ってください。
※初期状態で、自動再接続を「する」設定となっています。不意のCTUの電源断・再起動(停電・復旧、電源コードの抜き差し、CTU設定画面
 からの操作を除く再起動)、弊社工事、プロバイダ工事等による通信断が発生した場合、接続状態にあった接続先へ再接続を試みますが、
 認証が正常に完了しない場合については、再接続動作を中止します。その場合は、CTU設定のTOP画面で『接続』ボタンをクリックし、接
 続を行ってください。
※接続先の初期値として、接続先4には、 「速度測定サイト」、接続先5には、「フレッツ・スクウェア」が設定されています。
 これらの設定を削除し、新しい接続先を設定することも可能です。
 再度、「速度測定サイト」、「フレッツ・スクウェア」の接続先設定を行なう場合は、 「付録「速度測定サイト」へ接続する場合」
(P176)、
 「付録「フレッツ・スクウェア」へ接続する場合」(P170)を参照ください。

40
2 接続先の新規登録

操作手順 新規登録・接続

①『かんたん設定』ボタンをクリックします。
 かんたん設定画面に遷移します。

②プロバイダ等から通知された情報を入力します。

③入力が完了しましたら、『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し
 TOP画面に遷移します。

41
④『設定反映』ボタンをクリックすると、
 変更内容確認画面に遷移します。

⑤『OK』ボタンをクリックすると、
 確認ウィンドウが表示されます。

⑥『OK』ボタンをクリックすると、処理中画面
 に遷移します。

⑦設定反映中は、処理中の画面が表示
 されます。

42
⑧処理が終わると、処理完了画面に遷移しますの
 で、
『戻る』ボタンをクリックし、TOP画面に
 遷移します。

⑨『接続』ボタンをクリックし、インターネット等
 に接続します。

⑩「接続状態」が「接続中」の表示になりましたら、
 インターネット接続の設定は終了ですので、
 『ログアウト』ボタンをクリックし、
 ログアウトします。

かんたん設定が完了したら、
接続できるか確認してみます。

⑪CTUに接続したパソコンで、
 Webブラウザを起動します。

⑫アドレスを入力する欄に、ホームページアドレス
 「http://flets-w.com/」と入力します。

⑬キーボードの〔Enter〕キーを押します。

43
左のようなホームページが、表示されたら、
正しく接続されています。
(表示例は平成20年7月現在のものです)

以降、追加のパソコンがある場合は、CTUのLANポートにつなぐだけで、インターネットに接続できます。
(接続できない場合は、「Ⅰ 第1章 CTUとパソコンの設定」 (P4)を参照し、パソコンの設定を確認してください。)

44
3 接続先の変更、削除
操作手順 変更・削除

①『かんたん設定』ボタンをクリックします。

※接続ユーザー名、接続パスワードの変更、接続先の
注意  削除を行なう場合は、必ず接続を切断してから
 行ってください。

接続先設定(かんたん設定)画面に切り替わります。

②削除する接続先の『クリア』ボタンをクリックします。
 変更する場合は、削除後、必要項目を入力します。

③変更する場合は入力が完了したら、
 削除する場合は設定欄が空欄になっている
 ことを確認してから『OK』ボタンをクリックし、
 設定内容を一時保存します。

45
「TOP画面」に切り替わります。

④『設定反映』ボタンをクリックします。

46
Ⅲ 詳細設定編

Ⅲ 詳細設定編
第1章 接続先詳細設定

1 接続先詳細設定とは 49p

2 接続先の新規登録 51p

3 接続先の変更、削除 55p

第2章 ルータ機能設定

1 DHCPサーバ機能設定 57p

2 (1)DHCPサーバ機能設定とは 57p
  (2)機能の設定 59p

2 DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し) 61p
  (1)DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)
とは 61p
  (2)ルールの追加 61p
  (3)ルールの編集 64p
  (4)ルールの削除 66p

47

3 スタティックルーティングテーブル設定 69p
  (1)スタティックルーティングテーブル設定とは 69p
  (2)ルールの追加 69p
  (3)ルールの編集 72p
  (4)ルールの削除 74p

4 静的アドレス変換設定(ポート指定) 77p
  (1)静的アドレス変換設定(ポート指定)
とは 77p
  (2)ルールの追加 78p
  (3)ルールの編集 80p
  (4)ルールの削除 82p

5 静的アドレス変換設定(ポート変換) 85p
  (1)静的アドレス変換設定(ポート変換)
とは 85p
  (2)ルールの追加 86p
  (3)ルールの編集 88p
  (4)ルールの削除 90p

6 UPnP機能設定 93p
  (1)UPnP機能設定とは 93p
  (2)機能の設定 93p

7 unnumbered機能設定 96p
  (1)unnumbered機能設定とは 96p
  (2)機能の設定 97p

8 ドメイン問い合わせ先設定 99p
  (1)
ドメイン問い合わせ先設定とは 99p
  (2)ルールの追加 100p
  (3)ルールの編集 102p
  (4)ルールの削除 104p

9 PPPoE機能設定 107p
  (1)PPPoE機能設定とは 107p
  (2)PPPoE機能の設定 108p
  (3)PPPoE機能を利用する際の留意事項 111p
  【参考】 116p

第3章 その他

1 CTUバージョンアップ設定 117p

2 (1)CTUバージョンアップ設定とは 117p
  (2)機能の設定 117p
2

48
Ⅲ 第1章 接続先詳細設定

1 接続先詳細設定とは
◆インターネット等への「接続先設定」は、 「かんたん設定」と「詳細設定」の2つの設定方法があります。プロバイダ等から
 通知された情報により、 「かんたん設定」で設定可能な場合と、 「詳細設定」での設定が必要な場合がありますので、
 インターネット接続設定を行う際には、プロバイダ等から通知された情報を確認してください。
 「接続ユーザ名」「接続パスワード」以外に以下の項目のいずれかについて、プロバイダ等から指定された場合は、
 「詳細設定」で設定する必要があります。
 ●認証方法(CHAPのみ/PAPのみ)の指定がある場合
 ●DNSサーバのIPアドレス(プライマリDNS、セカンダリDNS)設定の指定がある場合

◆インターネット等への接続先詳細設定を開始する前に、プロバイダから通知される、以下の情報が必要です。
 ●接続ユーザ名 ●接続パスワード
 ※プロバイダによって、上記の呼び方が異なる場合があります。
 例)接続ユーザ名→ユーザID、アカウント、ユーザ名等ご不明な場合はプロバイダにお問合せください。

◆接続先は最大5つまで設定が可能です。

接続先詳細設定では、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値
全角文字、 接続先4、接続先5に
半角英数記号 それぞれ「速度測定サイト」
接続先名 ご利用のプロバイダ名等を任意に入力します。
(全角20文字、 「フレッツ・スクウェア」が
半角40文字以内) 設定済み

プロバイダ等から指定された接続ユーザ名を入力します。 半角英数記号
接続ユーザ名 同上
「flets@fletsnet.com」のように、@以降も入力します。 (63文字以内)

プロバイダ等から指定された接続パスワードを入力します。
半角英数記号
接続パスワード 大文字、小文字すべて正しく入力します。 同上
(128文字以内)
入力した接続パスワードは「*」または「●」で表示されます。

プライマリ プロバイダからDNSサーバのIPアドレスの指定がある場合のみ、
DNSサーバ 「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」に 半角数字および
auto
セカンダリ IPアドレスを入力します。(入力例)12.34.56.78 (ドッ
. ト)、auto
DNSサーバ 特に指定が無い場合、両項目とも「auto」
(半角)と入力してください。

CTUの再起動を実施した時や、停電等何らかの理由で
接続先が切断された場合に、自動的に再接続を「する」か
「しない」かを選択します。
通常は「する」を選択することを推奨します。
自動再接続 する/しない する
ただし、停電等の予期せぬ切断の場合、再接続までに
数分程度かかる場合があります。また、場合によっては
接続できないこともありますので、CTU設定画面で確認する
ことを推奨します。

プロバイダ等から指定された場合のみ、設定します。
特に「CHAPのみ」「PAPのみ」と指定がない場合や 自動判別/
認証方法 自動判別
「CHAP」
「PAP」両方の認証方法に対応している場合は、 CHAP/PAP
「自動判別」を選択します。

次ページへ続く

49
設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

MTU値の自動調整の「する」 「しない」を選択します。
「する」を選択した場合は、パソコン等で設定されている
MTU自動調整 MTU値にかかわらず、CTUで自動的に最適な する/しない する
MTU値に調整し、通信します。
MTU自動調整は「する」を選択することを推奨します。

複数の接続先へ同時に接続する場合の通信先の
優先順位 優先順位を選択します。優先順位の番号を重複して 1/2/3/4/5/− 接続先番号と同じ番号
設定することはできません。

※複数の接続先に同時に接続することが可能です。
注意 ※複数の接続先に同時に接続している場合、優先順位の値が最も小さい接続先が優先的に使用されます。
※お客様のご利用によっては、同時に接続した複数の接続先を使い分けることができない場合があります。
 例)複数のプロバイダ等へ接続し、パソコン(PC)毎に接続先を使い分ける形態
 ただし、「PPPoE機能設定」でPPPoE機能を「する」に設定し、CTUに接続する端末からPPPoEで接続することで、端末ごとに接続先を
 使い分けることができます。
 また、「スタティックルーティングテーブル設定」をすることによって、宛先IPアドレス毎に接続先を使い分けることができます。
※「接続先名」以外の設定項目の変更、接続先の削除を行う場合には、接続を切断してから行ってください。
※「優先順位」に「−」を設定した接続先は、スタティックルーティングテーブル設定(P69)にその接続先を使用するルールを設定した場合
 にのみ使用されます。
※自動再接続を「する」に設定すると、不意のCTUの電源断・再起動(停電・復旧、電源コードの抜き差し、CTU設定画面からの操作を除く再
 起動)、弊社工事、プロバイダ工事等による通信断が発生した場合、接続状態にあった接続先へ再接続を試みますが、認証が正常に完了し
 ない場合については、再接続動作を中止します。その場合は、CTU設定のTOP画面で『接続』ボタンをクリックし、接続を行ってください。
※自動再接続を「しない」とした場合、CTUの再起動や停電等何らかの理由で接続が切断された時には、
 CTU設定のTOP画面で『接続』ボタンをクリックし、接続を行う必要があります。
※MTU自動調整は「する」を選択することを推奨します。 「しない」を選択した場合は、
 パソコン等の端末のMTU値を1438byte以下に設定する必要があります。
 MTU値を1438byte以下に設定されていない場合は、Webサイトが閲覧できなくなることがあります。
※接続先の初期値として、接続先4には、 「速度測定サイト」、接続先5には、 「フレッツ・スクウェア」の設定がされています。
 これらの設定を削除し、新しい接続先と設定することも可能です。再度、 「速度測定サイト」、「フレッツ・スクウェア」の接続先設定を行う場合は、
 「付録「速度測定サイト」へ接続する場合」 (P176)、
「付録「フレッツ・スクウェア」へ接続する場合」 (P170)を参照ください。

50
2 接続先の新規登録

操作手順 新規登録・接続

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックすると、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②接続先詳細設定の『編集』ボタンをクリック
 し、編集画面に遷移します。

51
③プロバイダ等から通知された情報を元に入力します。
 また各種設定値をプルダウンから選択します。

④入力が完了しましたら、『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 詳細設定画面に戻ります。

⑤メニューリストの『戻る』ボタンをクリックして
 TOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑥メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。

52
⑦『OK』ボタンをクリックすると、
 確認ウィンドウが表示されます。

⑧『OK』ボタンをクリックすると、処理中画面
 に遷移します。

⑨設定反映中は、処理中の画面が表示
 されます。

⑩処理が終わると処理完了画面に遷移します
 ので、
『戻る』ボタンをクリックし、TOP画面
 に遷移します。

53
⑪『接続』ボタンをクリックし、インターネットに
 接続します。以降、常時インターネットに
 接続した状態となります。

⑫「接続状態」が「接続中」の表示になりましたら、
 インターネット接続の設定は終了ですので、
 『ログアウト』ボタンをクリックし、
 ログアウトします。

⑬CTUに接続したパソコンで、
 Webブラウザを起動します。

⑭アドレスを入力する欄に、ホームページアドレス
 「http://flets-w.com/」と入力します。

⑮キーボードの〔Enter〕キーを押します。

左のようなホームページが、表示されたら、
正しく接続されています。
(表示例は平成20年7月現在のものです)

以降、追加のパソコンがある場合は、CTUのLANポートにつなぐだけで、インターネットに接続できます。
(接続できない場合は、「Ⅰ 第1章 CTUとパソコンの設定」 (P4)を参照し、パソコンの設定を確認してください。)

54
3 接続先の変更、削除
操作手順 変更・削除

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックすると、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

※「接続先名」以外の設定項目の変更、接続先の
注意  削除を行う場合には、接続を切断してから行って
 ください。

②接続先詳細設定の『編集』ボタンをクリック
 し、編集画面に遷移します。

③接続先を削除する場合は、『クリア』ボタンを
 クリックします。変更する場合は、削除後
 必要項目を入力します。

④変更する場合は入力が完了したら、削除する
 場合は設定欄の『接続先名』 『接続ユーザー
 名』『接続パスワード』が空欄になっている
 ことを確認してから、『OK』ボタンをクリック
 します。設定内容を一時保存し、詳細設定画
 面に戻ります。
55
⑤メニューリストの『戻る』ボタンをクリックして
 TOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑥メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。

56
Ⅲ 第2章 ルータ機能設定
1 DHCPサーバ機能設定

(1)DHCPサーバ機能設定とは
CTUから端末・サーバ等に動的にCTUと同一セグメントのIPアドレスを払い出す機能です。
機能を使用する場合は、マスク長、払い出すIPアドレスの開始値、個数、 リース期間を指定することが可能です。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。

設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

DHCPサーバ機能を使用するか、
しないかを
機能の使用 する/しない する
設定します。

プライベートIPアドレス
CTUのIPアドレス CTU自体のIPアドレスを設定します。 192.168.24.1
(半角数字および.〔ドット〕)

LAN側サブネットのネットワークアドレスを
マスク長 0∼30(半角数字) 24
特定するために設定します。

「CTUのIPアドレス」
「マスク長」に
払い出し開始 LAN側の端末・サーバ等に払い出しを開始する
より決まるサブネットの範囲内のIP 192.168.24.51
IPアドレス IPアドレスを設定します。
アドレス(半角数字および.〔ドット〕)

LAN側の端末・サーバ等に払い出す
払い出し個数 1∼50(半角数字) 50
IPアドレスの最大個数を設定します。

DHCPサーバ機能により払い出したIPアドレスにおい
リース期間(分) 1∼14400(半角数字) 60
て、未使用時に開放するまでの時間を設定します。

※「DHCPサーバ機能設定」の機能の使用を「しない」に設定した場合、CTU設定画面にアクセスするためには端末・サーバ等の設定
注意  (P165参照)が必要になります。
※unnumbered機能とDHCPサーバ機能を同時に使用することが可能です。ただし、同時に使用する場合、unnumbered機能を使用して
 いるLAN側サブネットの端末・サーバ等と、DHCPサーバ機能を使用しているLAN側サブネットの端末・サーバ等の間で通信はできません。
 また、DHCPサーバ機能を使用している接続先と、unnumbered機能を使用している接続先(接続先1)はそれぞれのLAN側サブネットから
 のみ使用することができます。
※unnumbered機能のLAN側サブネットと、DHCPサーバ機能のLAN側サブネットは、同一のサブネットを設定することができません。
※「ひかり電話」をご利用の場合には、機能の使用を「しない」に設定することができません。
※「ひかり電話」をご利用の場合、ひかり電話対応VoIPアダプタには、CTUのDHCPサーバ機能(LAN側固定IP払い出し)により、
 1つのIPアドレスが設定されます。 (CTUが初期設定の場合は、 「192.168.24.2」)
 CTUのDHCPサーバ機能を使用しない機器をCTUのLANポートへ接続する場合、その機器に設定するIPアドレスと、ひかり
 電話対応VoIPアダプタに設定されるIPアドレスが重複しないように設定してください。IPアドレスが重複すると、正しくご利用
 いただけません。

57
ポイント
「DHCPサーバ機能設定」と「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」の関係

凡例)
①払い出し可能なIPアドレスの範囲(「CTUのIPアドレス」、
「マスク長」で決定)
②ネットワークアドレス
③DHCPサーバ機能設定「CTUのIPアドレス」
④DHCPサーバ機能設定「払い出し開始アドレス」
⑤DHCPサーバ機能設定「払い出し個数」
⑥DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)「払い出しIPアドレス」
⑦ブロードキャストアドレス

◆ケースⅠ(「DHCPサーバ機能設定」が初期値の場合)
払い出し可能なIPアドレスの範囲(①)が広く設定され、 「DHCPサーバ機能設定」で動的に払い出されるIPアドレスの範囲(④と⑤で決定)
と、
「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」で設定するIPアドレス(⑥)を重複させる必要がない場合は、⑤、⑥でそれぞれ
最大で50個まで払い出しが可能です。(⑥は①から②、③、④、⑦を除いた範囲で任意に設定可能)

①払い出し可能なIPアドレスの範囲

⑤DHCPサーバ機能設定「払い出し個数」
② ③ ⑥ ⑦

◆ケースⅡ
払い出し可能なIPアドレスの範囲(①)を狭く設定したときなど、 「DHCPサーバ機能設定」で動的に払い出されるIPアドレスの範囲(④と⑤
で決定) と、
「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」で設定するIPアドレス(⑥)が重複する場合、⑥は動的には払い出され
ないIPアドレスとなります。(⑥は⑤から④を除いた範囲で任意に設定可能)

①払い出し可能なIPアドレスの範囲

⑤DHCPサーバ機能設定「払い出し個数」
② ③ ⑦
④ ⑥

※DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)に設定を行っている場合の、DHCPサーバ機能設定「CTUのIPアドレス」、
 「マスク長」の設定変更

「CTUのIPアドレス」、
「マスク長」の変更を行なうことで、①が変更となり、
①の範囲外となる⑥が存在する設定となった場合、右のような画面が表示
されます。①の範囲に収まるように、再設定をしてください。

設定変更
①払い出し可能なIPアドレスの範囲

⑤DHCPサーバ機能設定「払い出し個数」
② ③ ⑦ ⑥

変更要

58
(2)機能の設定

操作手順 DHCPサーバ機能の設定・編集

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックすると、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定』をクリックすると、
 参照欄までスクロールします。

③DHCPサーバ機能設定の項目にある
『編集』ボタンをクリックすると、
編集画面へ遷移します。

59
④『する』又は『しない』を選択します。

⑤各設定項目に設定値を入力します。

※DHCPサーバ機能を使用しない場合にも各設
 定項目に設定値を入力する必要があります。
※初期値では、以下のような設定となっています。
 ・機能の使用: 「する」
 ・CTUのIPアドレス:192.
168.
24.1
 ・マスク長:24
 ・払い出し開始IPアドレス:192. 168.24.
51
 ・払い出し個数:50
 ・リース期間(分) :60

⑥『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑦メニューリストの『戻る』ボタンをクリックして
 TOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑧メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。

60
2 DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)
(1)DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)
とは
CTUに接続されている端末・サーバ等のMACアドレスと、それらに固定的に払い出したいプライベートIPアドレスとをくくりつけるルールを
設定することで、CTUに接続されている端末・サーバ等に対してDHCP機能を利用し、固定的にプライベートIPアドレスを払い出すことが
できます。
ルールは最大50まで設定可能です。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。

設定項目 内容 入力/選択可能値

CTUに接続されているの端末・サーバ等に 「CTUのIPアドレス」
払い出しIPアドレス DHCPサーバ機能により固定的に払い出す 「マスク長」により決まるサブネットの範囲内の
プライベートIPアドレスを設定します。 IPアドレス(半角数字および.〔ドット〕)

DHCPサーバ機能によりプライベートIPアドレスを DHCPサーバ機能によりプライベート
MACアドレス 固定的に払い出す端末・サーバ等の IPアドレスを固定的に払い出す端末・サーバ等の
MACアドレスを設定します。 MACアドレス(半角英数および:
〔コロン〕)

※「第2章 ■DHCPサーバ機能設定」
1 (P57)の機能の使用が必須となります。
注意
※unnumbered機能を使用しているLAN側サブネットの端末・サーバ等に対しては、DHCPサーバ機能(LAN側固定IP払い出し)を利用できません。

(2)ルールの追加
操作手順 DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)−ルール追加

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックすると、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから、
 『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP
 払い出し)』をクリックすると、参照欄まで
 自動的にスクロールします。

61
③DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払
 い出し)の項目の横にある『追加』ボタンを
 クリックすると、追加画面へ遷移します。

④各設定項目の設定値を入力します。

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

62
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

63
(3)ルールの編集
「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」に設定済みルールの編集を行います。

操作手順 DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)−ルール編集

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP
 払い出し)』をクリックすると、参照欄まで
 スクロールします。

③編集を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックすると編集画面へ遷移します。

64
④各設定項目に設定値を入力します。

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

65
(4)ルールの削除
「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」に設定済みルールの削除を行います。

操作手順 DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)−ルール削除

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP
 払い出し)』をクリックすると、参照欄まで
 スクロールします。

③削除を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

66
④ルールの削除を行う場合は
 『削除』ボタンをクリックします。

⑤削除を実行するかどうかの
 確認ウィンドウがポップアップされるので、
 削除を実行する場合には『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンをクリックして
 TOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

67
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

68
3 スタティックルーティングテーブル設定

(1)スタティックルーティングテーブル設定とは

特定の送信先IPアドレスに対して適用する接続先設定を指定します。
特定の通信相手(サーバ等)に対する通信の際に、適用する接続先設定を固定的に選択することが可能になります。
スタティックルーティングテーブルは最大100まで設定可能です。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・特定の通信相手(端末・サーバ等)
との通信について特定の接続先設定を適用する場合

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値

特定の通信相手(端末・サーバ等)に対する通信の際に 接続先1/接続先2/接続先3/
適用する接続先
適用する接続先を設定します。 接続先4/接続先5

全てのIPアドレス
送信先IPアドレス 特定の通信相手(端末・サーバ等)のIPアドレスを入力します。
(半角数字および.〔ドット〕)

特定の通信相手(端末・サーバ等)の存在するネットワークの
マスク長 0∼32(半角数字)
ネットワークアドレス等を特定するために設定します。

メモ メモを書き込むことが可能です。 20文字(全角)

※接続中の接続先を「適用する接続先」に選択する場合は、切断してから設定を行ってください。
注意
※「メモ」以外の設定項目の変更、設定の削除を行う場合には、接続を切断してから行ってください。

(2)ルールの追加

操作手順 スタティックルーティングテーブル設定−ルール追加

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

69
②設定情報参照画面のメニューリストから
 『スタティックルーティングテーブル設定』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③スタティックルーティングテーブル設定の
 項目の横にある『追加』ボタンをクリック
 すると、追加画面へ遷移します。

④各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力します。

※接続中の接続先を「適用する接続先」に選択する場合は、
注意
 切断してから設定を行ってください

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、設定情報参照画面
 (前画面)に遷移します。

70
⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

71
(3)ルールの編集
「スタティックルーティングテーブル設定」に設定済みのルールの編集を行います。

操作手順 スタティックルーティングテーブル設定−ルール編集

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『スタティックルーティングテーブル設定』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③編集を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

※接続中の接続先を「適用する接続先」に選択する場合は、
注意
 切断してから設定を行ってください

72
④各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力します。

※「メモ」以外の設定項目の変更、設定の削除を行う場合に
注意
 は、接続を切断してから行ってください。

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、設定情報参照画面
 (前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

73
(4)ルールの削除
「スタティックルーティングテーブル設定」に設定済みルールの削除を行います。

操作手順 スタティックルーティングテーブル設定−ルール削除

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

※設定の削除を行う場合には、接続を切断してから行って
注意
 ください。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『スタティックルーティングテーブル設定』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③削除を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

74
④ルールの削除を行う場合は
 『削除』ボタンをクリックします。

⑤削除を実行するかどうかの
 確認ウィンドウがポップアップされるので、
 削除を実行する場合には『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンをクリック
 してTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

75
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

76
4 静的アドレス変換設定(ポート指定)

(1)静的アドレス変換設定(ポート指定)
とは

通信の種別(プロトコル/ポート番号)によりWAN側からの通信を転送するCTUに接続されている端末・サーバを設定し、
外部に公開するサーバの設置、オンラインゲーム、 メッセンジャーソフト等の利用等が可能になります。
変換ルールは、最大40まで設定可能です。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・CTUのLAN側に接続した端末・サーバ等を外部に公開する場合
・オンラインゲーム、 メッセンジャーソフト等を利用する場合
(設定に必要な情報等の詳細は、各ソフトの説明書等を参照いただくか、製造元、サービス会社にお問合せください)

◆CTUに接続されている端末・サーバ等に対し、 「適用する接続先」経由でWAN側からアクセスされた場合、
 CTUはその通信のプロトコルを参照し、 「TCP」または「UDP」であった場合には、さらに宛先ポート番号を参照します。
 (それ以外のプロトコルである場合は、ポート番号を参照しません)
 それが「プロトコル」、 「WAN側ポート番号」で指定した範囲に合致するものであれば、
 宛先IPアドレスを「LAN側端末IPアドレス」で指定した値に変換し、LAN側に設置している当該端末へ通信を転送します。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値

ルールが適用される優先順位を登録します。 1∼40(半角数字)
優先順位
値が小さいルールから優先で適用されます。 ※編集不可

ルールを適用し、WAN側からのアクセスを許容する 接続先1/接続先2/
適用する接続先 接続先3/接続先4/
接続先を指定します。
接続先5

WAN側からのアクセスを許容するプロトコルを指定します。
TCP/UDP/TCP・UDP/
プロトコル 使用プロトコルがここで選択したプロトコルに合致する
ICMP/全プロトコル
WAN側からの通信は、アドレス変換され、LAN側に転送されます。

WAN側からのアクセスを許容するポート番号
(アプリケーション)を指定します。
宛先ポート番号がここで設定したポート番号に 予約語を選択
合致するWAN側からの通信は、アドレス変換され、 ftp/ftpdata/telnet/
WAN側ポート番号 LAN側に転送されます。 smtp/http/pop3
「プロトコル」に「ICMP」又は「全プロトコル」を設定した場合、 範囲を入力
本項目は設定できません。 0∼65535(半角数字)
「ICMP」
「全プロトコル」以外のプロトコルを設定した場合、
本項目に「0」を設定すると本機能は動作しません。

WAN側からのアクセスを許容する、CTUに接続されている
端末・サーバ等のLAN側IPアドレスを登録します。
プライベートIPアドレス
LAN側端末IPアドレス プロトコル、宛先ポート番号が「プロトコル」
(半角数字および.〔ドット〕)
「WAN側ポート番号」に合致するWAN側からの通信は、
ここで設定したIPアドレスへ転送されます。

※「LAN側端末IPアドレス」で指定した端末は、外部からのアクセスが可能となり、セキュリティが低下します。
注意 ※本設定を行う場合、 「LAN側端末IPアドレス」は端末に固定で設定することをお勧めします。
 →「第2章 ■DHCPサーバ機能設定
2 (LAN側固定IP払い出し)」
(P61)参照
※「LAN側端末IPアドレス」にブロードキャストアドレスを設定した場合、WAN側からの通信がLAN側に正しく転送されませんので、ブロード
 キャストアドレスは設定しないでください。
※unnumbered機能を使用している場合は、 「適用する接続先」に「接続先1」を選択しないでください。本機能が正常に動作しません。
※「優先順位」は一度設定すると、編集ができません。
※ここで設定する変換ルールよりも、 「第2章  静的ア
5 ドレス変換設定(ポート変換)」 (P85)で設定する変換ルールの優先度が高くなります。
※ここで設定する変換ルールよりも、 「第2章  UPnP機能設定」
6 (P93)でUPnP機能を「使用する」とした場合に端末機器から設定される
 変換ルールの優先度が高くなります。

77
(2)ルールの追加

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート指定)−ルール追加

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報
 参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート指定)』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③新規に追加するアドレス変換ルールの
 優先順位をテキストボックスに入力し、
 『追加』ボタンをクリックしルールを追加します。
 優先順位は1∼40までの数値を入力可能で、
 値が小さい順に優先順位が高くなります。

78
④各設定項目の設定値をプルダウン、
 ラジオボタンで選択、
または入力します。

※WAN側ポート番号の「開始」
「終了」のいずれかに「0」
注意
 を設定すると、すべてのポート番号が指定されます。

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

79
(3)ルールの編集
「静的アドレス変換設定(ポート指定)」に設定済みルールの編集を行います。

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート指定)−ルール編集

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート指定)』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③編集を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

80
④各設定項目の設定値をプルダウン、
 ラジオボタンで選択、
または入力し、
 設定内容を編集します。

※WAN側ポート番号の「開始」
「終了」のいずれかに「0」
注意
 を設定すると、すべてのポート番号が指定されます。

⑤必要な編集が完了したら、『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

81
(4)ルールの削除
「静的アドレス変換設定(ポート指定)」に設定済みルールの削除を行います。

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート指定)−ルール削除

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート指定)』
 をクリックすると、参照欄までスクロール
 します。

③削除を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

82
④ルールの削除を行う場合は
 『削除』ボタンをクリックします。

⑤削除を実行するかどうかの確認ウィンドウが
 ポップアップされるので、削除を実行する
 場合には『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、設定情報
 参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

83
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

84
5 静的アドレス変換設定(ポート変換)

(1)静的アドレス変換設定(ポート変換)
とは

アドレス変換に加え、ポート番号の変換も行うことで、複数の同一アプリケーションサーバを外部に公開することが可能になります。
変換ルールは、最大40まで設定可能です。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・CTU配下に、外部に公開するサーバを設置する場合で、特に同じアプリケーションサーバを複数台公開する場合。
(例:Webサーバを2台公開する)

◆CTUに接続されている端末・サーバ等に対し、 「適用する接続先」経由でWAN側からアクセスされた場合、CTUはその通信のプロトコル、
 宛先ポート番号を参照します。それが「プロトコル」、 「WAN側ポート番号」で指定した値に合致するものであれば、
 宛先IPアドレスを「LAN側端末IPアドレス」で指定した値に、宛先ポート番号を「LAN側ポート番号」で指定したポート番号に変換し、
 LAN側に設置しているWAN側へ公開を許容する端末・サーバ等へ通信を転送します。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。

設定項目 内容 入力/選択可能値

ルールが適用される優先順位を登録します。 1∼40(半角数字)
優先順位
値が小さいルールから優先で適用されます。 ※編集不可

ルールを適用し、WAN側からのアクセスを 接続先1/接続先2/
適用する接続先
許容する接続先を指定します。 接続先3/接続先4/接続先5

WAN側からのアクセスを許容するプロトコルを指定します。
使用プロトコルがここで選択したプロトコルに合致する
プロトコル TCP/UDP/TCP・UDP
WAN側からの通信は、アドレス変換、ポート変換され、
LAN側に転送されます。

WAN側からのアクセスを許容する
ポート番号(アプリケーション)を指定します。
1∼65535
WAN側ポート番号 宛先ポート番号がここで設定したポート番号に合致する
(半角数字)
WAN側からの通信は、アドレス変換、ポート変換され、
LAN側に転送されます。

WAN側からのアクセスを許容する端末・サーバ等の
LAN側IPアドレスを登録します。
プライベートIPアドレス
LAN側端末IPアドレス プロトコル、宛先ポート番号が「プロトコル」
(半角数字および.〔ドット〕)
「WAN側ポート番号」に合致するWAN側からの通信は、
ここで設定したIPアドレスへ転送されます。

WAN側からのアクセスを許容し、CTUに接続されている
端末・サーバ等で使用するポート番号(アプリケーション)を指定します。
1∼65535
LAN側ポート番号 宛先ポート番号が「WAN側ポート番号」に
(半角数字)
合致するWAN側からの通信は、
ここで設定した値に宛先ポート番号を変換され、LAN側に転送されます。

※「LAN側端末IPアドレス」で指定した端末は、外部からのアクセスが可能となり、セキュリティが低下します。
注意 ※本設定を行う場合、 「LAN側端末IPアドレス」は端末に固定で設定することをお勧めします。
 →「第2章  DHCPサーバ機能設定
2 (LAN側固定IP払い出し)」
(P61)参照
※「LAN側端末IPアドレス」にブロードキャストアドレスを設定した場合、WAN側からの通信がLAN側に正しく転送されませんので、ブロード
 キャストアドレスは設定しないでください。
※unnumbered機能を使用している場合は、 「適用する接続先」に「接続先1」を選択しないでください。本機能が正常に動作しません。
※「優先順位」は一度設定すると、編集ができません。
※ここで設定する変換ルールは、 「第2章  静的ア
4 ドレス変換設定(ポート指定)」 (P77)で設定する変換ルールより優先度が高くなります。
※ここで設定する変換ルールよりも、 「第2章  UPnP機能設定」
6 (P93)でUPnP機能を「使用する」とした場合に端末機器から設定される
 変換ルールの優先度が高くなります。

85
(2)ルールの追加

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート変換)−ルール追加

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート変換)』を
 クリックすると、参照欄までスクロールします。

③新規に追加するアドレス変換ルールの
 優先順位をテキストボックスに入力し、
 『追加』ボタンをクリックしルールを追加します。
 1∼40までの数値を入力可能で、
 値が小さい順に優先順位が高くなります。

86
④各設定項目の設定値をプルダウンから
 選択、
または入力します。

⑤『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

87
(3)ルールの編集
「静的アドレス変換設定(ポート変換)」に設定済みルールの編集を行います。

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート変換)−ルール編集

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート変換)』を
 クリックすると、参照欄までスクロールします。

③編集を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

88
④各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力し、設定内容を編集します。

⑤必要な編集が完了したら、『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

89
(4)ルールの削除
「静的アドレス変換設定(ポート変換)」に設定済みルールの削除を行います。

操作手順 静的アドレス変換設定(ポート変換)−ルール削除

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『静的アドレス変換設定(ポート変換)』を
 クリックすると、参照欄までスクロールします。

③削除を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

90
④ルールの削除を行う場合は
 『削除』ボタンをクリックします。

⑤削除を実行するかどうかの確認ウィンドウが
 ポップアップされるので、削除を実行する
 場合には『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

91
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

92
6 UPnP機能設定

(1)UPnP機能設定とは

UPnP対応のソフトウェア、機器等の使用を可能にします。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・UPnP対応のソフトウェア、機器等を利用する場合

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。

設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

機能の使用 UPnP機能を使用するか、
しないかを設定します。 する/しない する

接続先1/接続先2/
UPnP対応する接続先 UPnP機能を使用する接続先を設定します。 接続先3/接続先4/ 接続先1
接続先5

※unnumbered機能を使用している場合、「UPnP対応する接続先」に接続先1を設定すると、正常に動作しません。
注意 ※UPnP機能を「使用する」とした場合に端末機器から設定される静的アドレスの変換ルールは、CTU設定の「静的アドレス変換設定
 (ポート指定)」、 「静的アドレス変換設定(ポート変換)」で設定する変換ルールより優先度が高くなります。
 →「第2章  静的ア
4 ドレス変換設定(ポート指定)」(P77)、
「第2章  静的ア
5 ドレス変換設定(ポート変換)」
(P85)参照

(2)機能の設定

操作手順 UPnP機能設定

①TOP画面のメニューリストから
『詳細設定』ボタンをクリックし、
詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『UPnP機能設定』をクリックすると、
 参照欄までスクロールします。

93
③UPnP機能設定の項目の横にある
 『編集』ボタンをクリックすると、
 編集画面へ遷移します。

④『する』又は『しない』を選択します。

⑤機能を使用する場合は、「UPnP対応する
 接続先」を選択します。

※初期値では、以下のような設定となっています。
 ・機能を使用:「する」 
 ・UPnP対応する接続先:接続先1

⑥『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑦メニューリストの『戻る』ボタンを
 クリックしてTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

94
⑧メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

95
7 unnumbered機能設定

(1)unnumbered機能設定とは

unnumbered機能を使用することで、プロバイダ等から払い出された固定IPアドレス(グローバルIPアドレス)を、
端末・サーバ等に設定して利用することが可能になります。
複数固定IPアドレスサービスを利用する場合の具体的な設定方法は、 「付録 複数固定IPアドレスサービスを利用する場合」
(P158)を
参照してください。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・プロバイダ等から複数の固定IPアドレスが払い出されるサービスを利用する場合

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

機能の使用 unnumbered機能を使用するか、
しないかを設定します。 する/しない しない

プロバイダ等より払い出された
CTUの unnumbered機能を使用する際のCTUのLAN側
IPアドレス 未設定
IPアドレス IPアドレスを設定します。
(半角数字および.〔ドット〕)

unnumbered機能を使用するLAN側サブネットの 0∼32
マスク長 未設定
ネットワークアドレスを特定するために設定します。 (半角数字)

※unnumbered機能とDHCPサーバ機能を同時に使用することが可能です。ただし、同時に使用する場合、
 unnumbered機能を使用しているLAN側サブネットの端末・サーバ等と、DHCPサーバ機能を使用しているLAN側
 サブネットの端末・サーバ等の間で通信はできません。また、DHCPサーバ機能を使用している接続先と、
 unnumbered機能を使用している接続先(接続先1)はそれぞれのLAN側サブネットからのみ使用することが
 できます。

※unnumbered機能のLAN側サブネットと、DHCPサーバ機能のLAN側サブネットは、同一のサブネットを設定することができません。
注意 ※unnumbered機能を使用する接続先設定は、接続先1に行ってください。
 接続先2∼5はunnumbered機能を使用する接続先に使用できません。

96
(2)機能の設定
操作手順 unnumbered機能の設定

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報参
 照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『unnumbered機能設定』をクリックすると
 参照欄までスクロールします。

③unnumbered機能設定の項目の横にある
 『編集』ボタンをクリックすると、編集画面
 へ遷移します。

97
④『する』又は『しない』を選択します。
 unnumbered機能を使用する場合は、
 「CTUのIPアドレス」および「マスク長」を
 入力します。

⑤『OK』ボタンをクリックします。設定内容が
 一時保存され、設定情報参照画面(前画面)
 に遷移します。

※初期値では、以下のような設定となっています。
 ・機能を使用: 「しない」 
 ・CTUのIPアドレス:未設定
 ・マスク長:未設定

⑥メニューリストの『戻る』ボタンをクリック
 してTOP画面へ戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

98
8 ドメイン問い合わせ先設定

(1)
ドメイン問い合わせ先設定とは

特定のDNSサーバでしか名前解決を行えないドメインを利用したWebサイト、サービス等の利用が可能になります。
問い合わせ先は最大20まで設定可能です。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・ある特定のDNSサーバでしか名前解決を行えないドメイン名を利用したWebサイト、サービス等を利用する場合
(LAN内でインターネットに公開されていないドメイン名を利用している場合)

◆ここで設定した「ドメイン名文字列」が含まれるドメイン名の解決要求がCTUのLAN側に接続された端末からCTUへあった場合には、
「プライマリDNSサーバ」
「セカンダリDNSサーバ」に設定したDNSサーバへ問合せを行います。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 入力/選択可能値

特定のDNSサーバでのみ名前解決を行うことができる
ドメイン名を設定します。 半角英数および
ドメイン名文字列 ここで設定した文字列を含むドメイン名の名前解決要求があった場合、 (ドッ
. ト)‐(ハイフン)
CTUは「プライマリDNSサーバ」
「セカンダリDNSサーバ」へ (63文字以内)
問合せを行います。

IPv4/IPv6アドレス
「ドメイン名文字列」で設定した文字列を含むドメイン名を
プライマリDNSサーバ 半角英数字および
解決可能なDNSサーバのIPアドレスを設定します。

. ドット〕
:〔コロン〕

IPv4/IPv6アドレス
「ドメイン名文字列」で設定した文字列を含むドメイン名を
セカンダリDNSサーバ 半角英数字および
解決可能なDNSサーバのIPアドレスを設定します。

. ドット〕
:〔コロン〕

※本設定を有効にするには、CTUのIPアドレスをCTUに設定している端末、サーバ等に、DNSサーバとして設定する必要があります。
注意  「DHCPサーバ機能設定」で「機能の使用」が「する」に設定されている場合には、自動的に設定されます。
 「しない」に設定されている場合には、CTUに接続された端末、サーバ等に手動で設定が必要です。
※本設定を利用し、名前解決に失敗した場合には、
ここで設定されているDNSサーバ以外への問合せは行いません。
※本設定に、
「fletsnet.com」の文字列を含むドメイン名を設定しないでください。NTT西日本が提供しているサービスが利用できなくなる
 ことがあります。
※「プライマリDNSサーバ」
「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方とも空欄の場合はエラーとなり設定する
 ことができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレスをセカンダリDNSサーバの設定欄にも
 登録してください。

99
(2)ルールの追加

操作手順 ドメイン問い合わせ先設定−問い合わせ先追加

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『ドメイン問い合わせ先設定』をクリックす
 ると、参照欄までスクロールします。

③『追加』ボタンをクリックします。

100
④各設定項目に入力をします。

⑤全ての項目の入力が完了したら、
 『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥『戻る』ボタンをクリックしてTOP画面へ
 戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。
101
(3)ルールの編集
「ドメイン問い合わせ先設定」に設定済みの情報を編集します。

操作手順 ドメイン問い合わせ先設定−問い合わせ先編集

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『ドメイン問い合わせ先設定』をクリックす
 ると、参照欄までスクロールします。

③『編集』ボタンをクリックします。

102
④各設定項目に入力をします。

⑤全ての項目の入力が完了したら、
 『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥『戻る』ボタンをクリックしてTOP画面へ
 戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。

103
(4)ルールの削除
「ドメイン問い合わせ先設定」に設定済みの情報を編集します。

操作手順 ドメイン問い合わせ先設定−問い合わせ先削除

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『ドメイン問い合わせ先設定』をクリックす
 ると、参照欄までスクロールします。

③削除を行うルールの『編集』ボタンを
 クリックし編集画面に遷移します。

104
④ルールの削除を行う場合は
 『削除』ボタンをクリックします。

⑤削除を実行するかどうかの確認ウィンドウが
 ポップアップされるので、削除を実行する
 場合には『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥『戻る』ボタンをクリックしてTOP画面へ
 戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目を
 選択し、設定を行えます。

105
⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
メニューリストにあるリンクから設定したい項目
を選択し、設定を行えます。

106
9 PPPoE機能設定

(1)PPPoE機能設定とは

◆CTUに接続したブロードバンドルータ(以下、BBR)やパソコン等から、インターネット等への接続を行うかを設定します。
 また、PPPoE機能を利用して同時に接続を行う数(接続可能セッション数)の設定も可能です。

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・BBR独自の機能(050IP電話、VPN機能等)を利用したい場合や、BBR、パソコンごとに接続先を使い分けたい場合などに使用します。

◆本機能を設定後は、CTUのいずれのLAN側ポートに接続したBBR、パソコン等からでも、PPPoE機能での接続が可能です。

◆PPPoE機能でインターネット等へ接続する場合には、本設定を行った後、CTUに接続したBBRやパソコン等に接続先の設定を行い、
 接続操作を行う必要があります。

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。
設定項目 内容 選択可能値 初期値

機能の使用 PPPoE機能を使用するか、
しないかを設定します。 する/しない しない

PPPoEを利用して、同時に接続を行う数の上限を設定します。
接続可能セッション数 ただし、 TOP画面で接続中の接続先がある場合、接続可能セッション数の 1∼5 −
上限から、 TOP画面で接続中の接続先数を引いた数が接続可能です。

PPPoE機能を利用してインターネット等に接続しているBBRに接続しているパソコン、
または直接PPPoE機能を利用してインターネット等に
注意 接続しているパソコンについては、お客様のご利用上、一定の制限があります。
PPPoE機能をご利用する際には、必ず後述「(3)PPPoE機能を利用する場合の留意事項」および、弊社ホームページ
(http://flets-w.com/hikari-p/omoushikomi_goriyou/ryuuijikou/index.html)を参照してください。

107
(2)PPPoE機能の設定

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報参
 照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『PPPoE機能設定』をクリックすると、参照
 欄までスクロールします。

③PPPoE機能設定の項目の横にある『編集』
 ボタンをクリックすると、編集画面へ遷移し
 ます。

108
④『する』又は『しない』を選択します。

※「しない」を選択した場合、PPPoE機能を利用して
注意
 接続中のセッションは切断されます。

⑤機能を使用する場合は、「接続可能セッショ
 ン数」のプルダウンから、PPPoE機能を利用
 して接続するセッション数を選択します。

⑥『OK』ボタンをクリックします。
 設定内容が一時保存され、設定情報参照画
 面(前画面)に遷移します。

⑦メニューリストの『戻る』ボタンをクリックし
 てTOP画面戻ります。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

⑧『設定反映』ボタンをクリックし、一時保存
 した設定内容をCTUに反映させます。

※続けて他の詳細設定項目の設定を行う場合は、
 メニューリストにあるリンクから設定したい項目
 を選択し、設定を行えます。

上記設定を終了後、BBR、パソコンからPPPoEを利用して接続を行います。
109
設定反映後、
TOP画面の表示が下記のように変わります。

設定した「接続可能セッション数」と、PPPoEを
利用して接続中のセッション数は、TOP画面に
表示されます。

接続先設定(Ⅱ編第1章■、
1 Ⅲ編第1章■)
1 で
設定し、接続中のセッション数と、PPPoEを利
用して接続中のセッション数の合計が表示され
ます。同時に接続可能なセッション数の上限は、
CTUに設定できる接続先数と同じです。

110
(3)PPPoE機能を利用する際の留意事項

◆PPPoE機能をご利用の際は、必ず以下の留意事項をお読みください。

PPPoE機能のご利用方法およびご利用時の留意事項

ブロードバンドルータ(BBR)でご利用の場合にはPPPoE対応機器であること、パソコンでご利用の場合にはPPPoEクライアント
ソフトがインストールされていることが必要です。
なお、製品により、ご利用できない場合や、機能、性能によりご利用のサービスに影響がある場合があります。

Bフレッツ、フレッツ・ADSLのPPPoEとは下記の相違点があります。そのため、端末(ルータ、PPPoEクライアントソフト)によっては、
ご利用いただけない場合もあります。
 ・データのパケットサイズ(MTUサイズ) ・・
・フレッツ・光プレミアム:1438byte、Bフレッツ:1454byte
   PPPoEセッション接続時に行う地域IP網側とのネゴシエーションにより自動的にMTUサイズの調整を行いますが、利用端末
   によってはネゴシエーションができずにパケットが破棄される場合があります。
   その場合は端末設定でMTUサイズを1438byte以下に設定してください。

フレッツ接続ツールをご利用の場合は、セキュリティ対策ツールのインストールの際、 「コンピュータにフレッツ接続ツールがインス
トールされています。」とメッセージが表示されます。そのままインストールを継続すると「パーソナルファイアーウォールのプロファ
イルの自動切換え」 「無線LANパトロール」機能の利用が制限される場合があるので、一旦インストールを中止してから、フレッツ
接続ツールの設定を「Filter Driver」から「Protocol Driver」に変更した後、再度セキュリティ対策ツールのインストールを行っ
てください。
設定変更の方法は、
http://www.nttwest-fc.com/faq/faqdet.php?faq_code=1062&s_code=TOOL&c_code=&keywdurl=&uintPage=5
をご覧ください。

PPPoE機能を利用してインターネットサービスプロバイダ(ISP)等に接続している場合、接続する機器の種類、OS、接続構成に
よっては、 「セキュリティ機能」、 「フレッツ・v6マイディスク」、 「スタートアップツール」のバージョンアップ、 「かんたんお申し込み
サイト」、 「CTU設定サイト」をご利用いただけない等の制限が生じます。詳細は、次ページ以降、 または
http://flets-w.com/hikari-p/omoushikomi_goriyou/ryuuijikou/index.html
をご覧ください。

ひかり電話をご利用される場合は、ひかり電話対応VoIPアダプタをCTUに直接接続してください。

PPPoE機能を利用した接続とCTU設定画面からの接続は、最大合計5セッションまでご利用いただけます。

PPPoE機能を利用した接続と、CTU設定画面からの接続を、同じ接続先に対して同時に行った場合、それぞれ異なるセッションと
して扱われ、2セッションで接続していることとなります。

PPPoE機能を利用「しない」を選択し、設定反映した場合、PPPoE機能を利用して接続中のセッションは切断されます。

「接続可能セッション数」を、PPPoEを利用し接続中のセッション数より小さい値に設定変更した場合は、接続中のセッションの
切断は自動的に行わず、接続を継続します。ただし、一旦切断を行うと、PPPoE機能を利用して接続中のセッション数の合計が
「接続可能セッション数」より少なくなるまで、再度接続は行えません。詳細は、 【参考】をご覧ください。

CTUの電源断・再起動(停電・復旧、電源コードの抜き差し、CTU設定画面からの操作による再起動)、弊社工事、プロバイダ工事
等による通信断が発生した場合、PPPoEクライアントソフト、BBRの再接続設定により接続要求が行われることで、再接続を試み
ます。ただし、認証が正常に完了しない場合については、接続動作が一旦中止されるため、PPPoEクライアントソフト、BBRによる
複数回の接続要求が必要となる場合があります。

111
◆PPPoE機能を利用する場合の推奨する利用環境

■PPPoE機能を利用する場合の推奨する利用環境は下記の通りとなります。
 ●ブロードバンドルータ (BBR)を利用せず、パソコンからPPPoE接続を行う場合⇒【ケース1】
  『WindowsVista(SPなし/SP1)、WindowsXP(SP2/SP3)、MacOS X(10.4・10.5)のOS標準PPPoEクライアント』
  『WindowsXP(SP2/SP3) とフレッツ接続ツール2. 2以降』
  ※WindowsXP(SP2/SP3)の場合はスタートアップツールをインストール済みの環境であること。
 ●ブロードバンドルータ (BBR)を利用する場合⇒【ケース2】

接続構成イメージ 推奨利用環境

ISP2 ISP1 PSTN


【ケース1】
複数のパソコンで接続先を 地域IP網 ・WindowsVista(SPなし/SP1)とOS標準PPPoEクライア
ひかり電話網
使い分ける場合 v6アプリ ント
・WindowsXP(SP2/SP3) とOS標準PPPoEクライアント又
はフレッツ接続ツール2. 2以降
CTU
・MacOSX(10.4・10.5)
とOS標準PPPoEクライアント
・WindowsXP(SP2/SP3)をご利用の場合、スタートアップ
ツールをインストールしてください 
PPPoE
ひかり電話
IPv6 アダプタ ・ただし、PPPoE接続を行っている場合には、サービス利用上
の影響があります。 (P.113)
IPv4

PC PC

ISP PSTN

【ケース2】 地域IP網
BBR独自の機能(050IP ひかり電話網
v6アプリ
電話、VPN機能等)を利用 ・BBRに接続するパソコンのOSは、BBRの対応OSを参照し
する場合 てください。
CTU ※BBRの機能、性能によって、ご利用に影響が生じる場合が
 あります。

・ただし、BBR配下のPCからの利用には、サービス利用上の
PPPoE BBR ひかり電話 影響があります。(P.115)
アダプタ
IPv6
IPv4
PC

112
◆PPPoE機能を利用する場合の各サービスへの影響

【ケース1】 複数のパソコンで接続先を使い分ける場合

■PPPoE接続がされていない状態では、
「ひかり電話」の留意事項以外は通常通りの利用が可能です。

『WindowsVista(SPなし/SP1)のOS標準PPPoEクライアント』を利用する場合

サービス 影響 対策

オンラインユーザ登録画面
PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます
(Webサイト)が表示されません
セキュリティ パターンファイル等のインテリジェ
対策ツール ント
(自動)アップデート機能及び
PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます
手動アップデート機能が利用でき
ません
フレッツ・
v6マイディスク 利用できません PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます

・PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます。
(1)スタートアップツールによる接続
スタートアップツールの「フレッツ・スクウェア」ボタンをクリ
ックして下さい。
(2)フレッツ・スクウェア接続用URLによる接続
PPPoEを利用してインターネット
ブラウザにhttp://www.square.fletsnet.com/を入力し
フレッツ・スクウェア 接続等を行っているPCでは利用
て下さい。
できません
・PPPoEを利用して接続する場合には下記を実施してください。
接続中のPPPoE接続を切断後、フレッツ・スクウェア接続の
設 定 お よ び 接 続 を 行 い 、ブ ラ ウ ザ に
http://www.nttwest.flets/を入力して下さい。詳細は
http://www.flets-square.info/

・PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます。
(1)スタートアップツールによる接続
スタートアップツールの「速度測定」ボタンの押下
PPPoEを利用してインターネット (2)速度測定サイト接続用URLによる接続
速度測定サイト 接続等を行っているPCでは利用 ブラウザにhttp://sokudo.speedtest.fletsnet.com/を
【ケース1】 入力してください。
できません
・PPPoEを利用して接続する場合には、下記を実施してください。
接続中のPPPoE接続を切断後、速度測定サイト接続の設定
および接続を行い、ブラウザにhttp://10.172.3.254/を
入力してください。

CTU設定サイト 利用できません PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます

PPPoE機能を使用してISP等に
接続している場合、ひかり電話 ひかり電話対応VoIPアダプタ、ひかり電話オフィスタイプ対応
対応VoIPアダプタ、ひかり電話 VoIPアダプタをバージョンアップする際は、
ひかり電話
オフィスタイプ対応VoIPアダプタ http://flets-w.com/hikaridenwa_support/pppoe/index.html
の自動バージョンアップ機能を をご覧ください
利用できません

「フレッツ・v6マイディスク」
「速度
測定」「フレッツ・スクウェア」
「サービス申込」ボタンをクリック
PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます
すると、ブラウザは起動しますが、
「サーバが見つかりません」等の
スタートアップ
メッセージが表示されます
ツール
インストールされているアプリケー
ションのバージョン情報のチェック
(自動チェック、
「バージョン情報」 PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます
ボタン押下時のチェック)を行いま
せん

サービス申込画面
ユーザ情報変更画面 利用できません PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます

113
『WindowsXP(SP2/SP3)、MacOS X(10.4・10.5)のOS標準PPPoEクライアント』または『WindowsXP(SP2/SP3)
とフレッツ接続
ツール2. 2以降』を利用する場合
※WindowsXP(SP2/SP3)の場合はスタートアップツールをインストール済みの環境であること。

サービス 影響 対策

・PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます。
(1)スタートアップツールによる接続(MacOS不可)
スタートアップツールの「フレッツ・スクウェア」ボタンをクリ
ックして下さい。
(2)フレッツ・スクウェア接続用URLによる接続
ブラウザにhttp://www.square.fletsnet.com/を入力し
て下さい。
PPPoEを利用してインターネット ・PPPoEを利用して接続する場合には下記を実施してください。
フレッツ・スクウェア 接続等を行っているPCでは利用 (1)フレッツ接続ツール2.2以降をご利用の場合
できません フレッツ接続ツール起動後、プロファイルから「フレッツ・ス
クウェア」をクリックし、ブラウザにhttp://www.flets/を
入力して下さい。
(2)OS標準のPPPoEクライアントをご利用の場合
接続中のPPPoE接続を切断後※、フレッツ・スクウェア接続
の 設 定 お よ び 接 続 を 行 い 、ブ ラ ウ ザ に
http://www.nttwest.flets/を入力して下さい。
詳細はhttp://www.flets-square.info/

・PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます。
(1)スタートアップツールによる接続(MacOS不可)
スタートアップツールの「速度測定」ボタンのクリック
【ケース1】 (2)速度測定サイト接続用URLによる接続
ブラウザにhttp://sokudo.speedtest.fletsnet.com/を
入力してください。
PPPoEを利用してインターネット ・PPPoEを利用して接続する場合には、下記を実施してください。
速度測定サイト 接続等を行っているPCでは利用 (1)フレッツ接続ツール2.2以降をご利用の場合
できません フレッツ接続ツール起動後、新規プロファイルの作成で接
続 先 の 設 定 後 、接 続 を 行 い 、ブ ラ ウ ザ に
http://www.speedtest.fletsnet.com/を入力
(2)OS標準のPPPoEクライアントをご利用の場合
接続中のPPPoE接続を切断後※、速度測定サイト接続の設
定および接続を行い、ブラウザにhttp://10.172.3.254/
を入力してください。

MacOSをご利用の場合、
PPPoE接続でインターネット接続 PPPoE接続を切断することで、通常通り、ご利用いただけます。
CTU設定サイト
等を行っているPCでは、 ブラウザにhttps://ctu.fletsnet.com/を入力してください。
利用できません

PPPoE機能を使用してISP等に
接続している場合、ひかり電話 ひかり電話対応VoIPアダプタ、ひかり電話オフィスタイプ対応
対応VoIPアダプタ、ひかり電話 VoIPアダプタをバージョンアップする際は、
ひかり電話
オフィスタイプ対応VoIPアダプタ http://flets-w.com/hikaridenwa_support/pppoe/index.html
の自動バージョンアップ機能を をご覧ください。
利用できません

※MacOSの場合は、切断後、
「システム環境設定」ー「ネットワーク」−「PPPoE」タブで「PPPoEを使って接続」を解除する設定が必要です。

114
◆PPPoE機能を利用する場合の各サービスへの影響

【ケース2】 BBR独自の機能(050IP電話、VPN機能等)を利用する場合

■ブロードバンドルータ
(BBR)配下のパソコンからの各サービスの利用には、下記の「影響」がありますが、
 「対策」を実施いただくことで利用可能となります。

サービス 影響 対策

オンラインユーザ登録画面 PCをCTUに直接接続し、オンラインユーザ登録を実行してくだ
(Webサイト)が表示されません。 さい。
セキュリティ対策ツール
パターンファイル等のインテリジェント
(自動)アップデート機能及び手動 PCをCTUに直接接続し、手動アップデートを実行してください。
アップデート機能が利用できません

フレッツ・v6マイディスク 利用できません PCをCTUに直接接続し、利用してください。

BBRにv6ブリッジ機能がない場合
テレビ電話機能 PCをCTUに直接接続し、利用してください。
は利用できません

BBRにフレッツ・スクウェア接続の設定、接続を行った後、ブラウ
ザにhttp://www.flets/を入力してください。複数セッションを
スタートアップツールからは
フレッツ・スクウェア 同時にご利用頂くためには、マルチセッション対応ブロードバン
利用できません
ドルータをご利用いただく必要がございます。
詳細はhttp://www.flets-square.info/

v6ブリッジ機能が実装されているブロードバンドルータをご利
BBRにv6ブリッジ機能がない場合 用頂くか、またはPCをCTUに直接接続し、ご利用ください。
v6ステージ
は利用できません 詳細はhttp://www.flets-square.info/v6stage/

BBRに速度測定サイト接続の設定、接続を行った後、ブラウザに
スタートアップツールからの利用 http://10.172.3.254/を入力してください。複数セッションを
速度測定サイト
ができません 同時にご利用頂くためには、マルチセッション対応ブロードバン
ドルータをご利用いただく必要がございます。
【ケース2】
PCをCTUに直接接続し、スタートアップツールの「CTU設定」
CTU設定サイト 利用できません ボタンをクリック、又はhttps://ctu.fletsnet.com/を入力して
ください。

PPPoE機能を使用してISP等に
接続している場合、ひかり電話対 ひかり電話対応VoIPアダプタ、ひかり電話オフィスタイプ対応
応VoIPアダプタ、ひかり電話 VoIPアダプタをバージョンアップする際は、
ひかり電話
オフィスタイプ対応VoIPアダプタ http://flets-w.com/hikaridenwa_support/pppoe/index.html
の自動バージョンアップ機能を をご覧ください。
利用できません

「フレッツ・v6マイディスク」
「速度測定」 「フレッツ・スクウェア」
「サービス申込」ボタンをクリック
すると、ブラウザは起動しますが、 各サービスの対策欄を参照してください。
「サーバが見つかりません」等の
スタートアップツール メッセージが表示されます。
インストールされているアプリ
ケーションのバージョン情報の
チェック(自動チェック、
「バー PCをCTUに直接接続し、スタートアップツールを
ジョン情報」ボタンクリック時の 起動してください。
チェック)を行いません。

PCをCTUに直接接続し、
スタートアップツールの「サービス申込」、
「ユーザ情報変更」ボタンをクリックしてください。
サービス申込画面 又は、電話申込を行ってください。 (アクセスパスワード変更、利
利用できません
ユーザ情報変更画面 用者パスワード変更、セキュリティメールアドレス登録・変更・削
除は不可)

115
【参考】 「接続可能セッション数」の変更を実施した際の動作

※「接続可能セッション数」を、PPPoEを利用し接続中のセッション数より小さい値に設定変更した
 場合にも、接続中のセッションの切断は自動的に行わず、接続を継続します。この時、TOP画面に
 表示される「現在のセッション数」が「接続可能セッション数」より大きい値が表示されます。
 (①、②)

PPPoEを利用した接続

① ②

5セッション接続中 5セッション接続中

C C
地域IP網 T 地域IP網 T
U U

「接続可能セッション数」 「接続可能セッション数」
を設定変更「5」→「3」 =「3」

※ただし、一旦切断を行うと、接続中のセッション数が「接続可能セッション数」より少なくなるまで、
 再度接続は行えません。(③、④)

③ ④

セッションを切断 接続できません

C C
地域IP網 T 地域IP網 T
U U

「接続可能セッション数」
=「3」

116
Ⅲ 第3章 その他
1 CTUバージョンアップ設定

(1)CTUバージョンアップ設定とは
CTUファームウェアのバージョンアップ操作を行う際に、お客様ID・アクセスパスワードの入力を必要とするように設定することができます。
(初期設定ではお客様ID・アクセスパスワードの入力は不要です。)

◆本設定は、以下のような利用をする場合に行います。
・CTUファームウェアのバージョンアップ操作を実行可能なユーザを制限したい場合

◆お客様ID・アクセスパスワードの入力を「する」に設定にした場合、CTUファームウェアのバージョンアップ操作が必要な際にCTU設定画
 面にアクセスすると、ログイン画面が表示されるようになります。ログイン画面にお客様ID・アクセスパスワードの入力をしないとバージョ
 ンアップ操作を行うことができません。
 (初期設定ではログイン画面は表示されませんので、CTU設定画面にアクセスした時点でバージョンアップ操作が可能です。)

本設定を行う場合には、以下の情報を設定します。

設定項目 内容 選択可能値 初期値

お客様ID・アクセス お客様ID・アクセスパスワードの入力を
する/しない しない
パスワードの入力 「する」
「しない」を設定します。

(2)機能の設定

操作手順 CTUバージョンアップの設定

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、詳細設定の設定情報参
 照画面へ遷移します。

117
②設定情報参照画面のメニューリストから『CTU
バージョンアップ設定』をクリックすると、
参照欄までスクロールします。

③CTUバージョンアップ設定の項目の横に
ある『編集』ボタンをクリックすると、編集
画面へ遷移します。

④『する』又は『しない』を選択します。

※初期値では、以下のような設定になっています。
・お客様 ID・アクセスパスワードの入力:
「しない」

⑤『OK』ボタンをクリックします。

※本設定では、TOP画面にて設定反映操作を行う必要は
注意
 ありません。

118

ファイアウォール設定編

Ⅳ ファイアウォール設定編
第1章 ファイアウォールかんたん設定

1 かんたん設定 120p

第2章 3 ファイアウォール詳細設定

4 共通設定
1 123p

2 ルール設定 126p

3 (1)ルールの追加 127p

4 (2)ルールの編集、削除 130p

119
Ⅳ 第1章 ファイアウォールかんたん設定
◆本編では、CTUに接続したお客様の端末を不正なアクセスから保護し、安心してフレッツ網をご利用いただくための、
 ファイアウォール機能について説明します。ファイアウォール機能は、お客様の端末に対する不正なアクセスの可能性がある通信を
 遮断します。反面セキュリティを強くすると、お客様にとって必要な通信までも遮断する恐れがあります。
◆CTUのファイアウォール機能は、お客様の必要に応じたセキュリティを実現するために、
「ファイアウォールかんたん設定」と
 「ファイアウォール詳細設定」の2つの設定方法があります。

設定項目 概 要

ファイアウォール ファイアウォールのレベル「高」
「中」「低」または「制限なし」を選択していただくだけで
かんたん設定 簡単にセキュリティの強さが設定できます。

1 かんたん設定
ファイアウォールかんたん設定では、セキュリティの強さを『高』
『中』
『低』のいずれかのレベルで選択するか、
またはファイアウォール機能を
利用しない場合は、『制限なし』を選択します。
初期値は『低』となっています。

ファイアウォールかんたん設定の項目は、以下のとおりです。
設定項目 内容 解説 ログ保存

WAN側(外部)からのすべての通 メールやWebなど、お客様の端末から開始された
WAN側からLAN側の
信を遮断しますが、LAN側(内部) 通信およびマルチキャスト型コンテンツ配信の通
高 遮断した通信について、
からの通信は137,138,139,445ポ 信を行うことは可能です。WAN側(外部)から通
ログに保存します。
ートの通信を除き許可します。 信の要求があった場合は遮断されます。

選択された機能・サービスを利用す お客様が選択された機能・サービス(機能・サービ
る通信はすべて許可します。それ以 スのチェックボックスにチェックが入っている状態)
外の通信については、WAN側(外部) の通信はすべて許可されます。その他、メールや
中 Webなど、お客様の端末から開始した通信および 同上
からの通信を遮断しますが、LAN側(内
部)からの通信は137,138,139,445 マルチキャスト型コンテンツ配信の通信を行うこ
ポートの通信を除き許可します。 とは可能ですが、選択された機能・サービス以外
のWAN側(外部)から通信の要求は遮断されます。

WAN側(外部)からのウェルノンポ
低 ート以外の通信はすべて許可します。 ほとんどの通信を行うことが可能です。
【初期値】 LAN側(内部)からの通信は WAN側(外部)からウェルノンポートを利用する 同上
137,138,139,445ポートの通信を 通信の要求があった場合は遮断されます。
除き許可します。

制限なし
ファイアウォール機能が停止します。 すべての通信が許可されます。 ログは保存しません。
※注意

※137、138、139、445ポートは、Windowsのファイル共有やプリンタ共有に用いられるポートです。
※ウェルノンポート (Well-Known port)
とは特定のアプリケーションのために使用することが予約されている
 TCPまたはUDPプロトコルに対応した1∼1023ポートのことです。

※『制限なし』を選択した場合は、ファイアウォール機能は停止し、お客様の端末を不正なアクセスから守ることができなくなります。
注意  『制限なし』を選択される場合は、本機能以外でセキュリティ対策を実施するなど十分な配慮が必要です。
※ファイアウォールの設定を変更する場合は、アプリケーション等を終了してから行ってください。

120
【参考1】かんたん設定の共通設定内容
ファイアウォールかんたん設定の共通設定内容は以下のとおりです。

設定項目 高 中 低 制限なし

機能の使用 ON ON ON -

SPIの設定項目 TCPタイムアウト
(秒) 3600 3600 3600 -

ICMPタイムアウト
(秒) 60 60 60 -

【参考2】かんたん設定で通信を許可するポート
ファイアウォールかんたん設定の『高』
『中』
『低』の各レベルで通信を許可するポートは以下のとおりです。

通信方向 高 中 低

お客様の選択した
1024∼65535ポートへの
WAN→LAN なし 機能・サービスで利用する
通信を許可します。
(外部から内部への通信) (すべての通信を遮断します。) ポートへの通信を許可します。
それ以外の通信は遮断します。
それ以外の通信は遮断します。

送信元ポートまたは
LAN→WAN 送信先ポートが
同左 同左
(内部から外部への通信) 137,138,139,445以外の
すべての通信を許可します。

121
操作手順 ファイアウォールかんたん設定

①TOP画面のメニューリストから
 『ファイアウォール設定』ボタンをクリックし、
 ファイアウォール設定画面へ遷移します。

②『高』
『中』『低』
『制限なし』のいずれかを
 選択します。

※『中』を選択した場合は、チェックボックスに
 チェックが入っていることでその機能・サービス
 の通信が許可されます。

※『中』を選択した場合は、いずれか機能の
注意
 チェックボックスにチェックを入れる必要があります。

③『OK』ボタンをクリックすると
 設定内容が一時保存され、
 TOP画面(前画面)に遷移します。

④すべての設定を終了する場合は、
 メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。
 続けて設定を行う場合は、メニューリストから
 設定したい項目をクリックします。

※設定反映時にCTUの再起動が必要な場合が
あります。 再起動が必要な場合は「再起動が
必要です」と表示された画面に遷移しますので、
それに従って再起動を行います。 (「Ⅰ 第2
章 CTU設定における基本操作」
(P20)参照)

注意 ※設定反映を行わないと、設定内容が有効になりません。

122
Ⅳ 第2章 ファイアウォール詳細設定
◆CTUのファイアウォール機能は、お客様の必要に応じたセキュリティを実現するために、
「ファイアウォールかんたん設定」と
 「ファイアウォール詳細設定」の2つの設定方法があります。

設定項目 概 要
詳細なファイアウォールルールを作成することで、お客様の環境に応じたきめ細やかな
ファイアウォール 設定が可能です。
詳細設定 ファイアウォール詳細設定では、SPI機能に関わる「共通設定」と、個別の
ファイアウォールの設定を行う「ルール設定」があります。

1 共通設定
共通設定では、SPI機能に関わる設定を行います。
ファイアウォール詳細設定(共通設定)の設定項目は以下のとおりです。

設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値

機能の使用 SPI機能の有効(ON)または無効(OFF)を設定できます。 ON/OFF ON

SPIの TCP 180∼7200


TCPのタイムアウト時間を秒単位で設定できます。 3600
設定項目 タイムアウト (秒) (半角数字)

ICMP 1∼7200
ICMPのタイムアウト時間を秒単位で設定できます。 60
タイムアウト (秒) (半角数字)

※SPI(ステートフル・パケット・インスペクション)
とはファイアウォールを通過するパケットのデータを読み取り、
 内容を判断して動的にポートを開放・閉鎖することで不正アクセスを防止する機能です。

※詳細設定の内容によっては、不正アクセスから守れなくなる場合や、正常な通信までも遮断してしまう場合があります。
注意  詳細設定を行う場合は十分注意して行ってください。
※ファイアウォールの設定を変更する場合は、アプリケーション等を終了してから行って下さい。

123
操作手順 ファイアウォール詳細設定(共通設定)

①TOP画面のメニューリストから
 『ファイアウォール設定』ボタンをクリックし、
 ファイアウォール設定画面へ遷移します。

②『詳細設定』を選択します。

③『OK』ボタンをクリックするとファイアウォール
 詳細設定画面へ遷移します。

④『編集』ボタンをクリックし、ファイアウォール
 共通設定画面へ遷移します。

124
【ファイアウォール共通設定画面】

⑤各項目の設定を行ってください。

⑥『OK』ボタンをクリックすると設定内容が
 一時保存され、ファイアウォール詳細設定画面
 (前画面)に遷移します。

⑦『戻る』ボタンをクリックし、TOP画面へ
 遷移します。

⑧すべての設定を終了する場合は、
 メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。
 続けて設定を行う場合は、 メニューリストから
 設定したい項目をクリックします。

※設定反映時にCTUの再起動が必要な場合が
あります。 再起動が必要な場合は「再起動が
必要です」と表示された画面に遷移しますので、
それに従って再起動を行います。 (「Ⅰ 第2
章 CTU設定における基本操作」
(P20)参照)

注意 ※設定反映を行わないと、設定内容が有効になりません。

125
2 ルール設定
ルール設定では、個別のファイアウォールルールを設定します。
ファイアウォールのルールは、ルール番号の小さい順番に優先して適用されます。
ルール設定を行っていない場合は、WAN→LAN(外部から内部)への通信は拒否され、LAN→WAN(内部から外部)への通信は許可されます。
また、WAN→LAN(外部から内部)で拒否された通信はログとして保存されます。

ファイアウォール詳細設定(ルール設定)の設定項目は以下のとおりです。
設定項目 内容 入力/選択可能値 初期値 備考

ファイアウォールの ルール番号は数値の小さい順番に
ルール番号 1∼128(半角数字)を入力 空欄
ルール番号を入力します。 優先して適用されます。

ルールで指定する通信を
許可/拒否 許可とするか拒否とするかを 『許可』/『拒否』から選択 拒否
選択します。

『全接続先』/『接続先1』/『接続先2』/
ルールを適用する接続先を
適用する接続先 『接続先3』/『接続先4』/『接続先5』/ 全接続先
選択します。
『接続先1-5』/『IPv6』から選択

『IPv6』/『IPv4』/『IPv4・IPv6』
IPバージョン IPバージョンを選択します。 IPv6
から選択

『WAN』→『LAN』/『LAN』→『WAN』
通信方向 通信方向を選択します。 WAN→LAN
から選択

『TCP』/『UDP』/『ICMP』/
プロトコル プロトコルを指定します。 『ICMPv6』/『すべてのプロトコル』/ TCP
『空欄』から選択、またはプロトコル番号
0∼255(半角数字)を入力

『指定しない』/『SYN』/
TCPフラグ TCPフラグを選択します。 指定しない
『ESTABLISHED』から選択

ICMP/ICMPv6 ICMP/ICMPv6タイプを 0∼255(半角数値)


または
空欄
タイプ 入力します。 『any』
(半角英字)を入力

ICMP/ICMPv6 ICMP/ICMPv6コードの 0∼255(半角数値)


または
空欄
コード 番号を入力します。 『any』
(半角英字)を入力

ルールを適用した通信をログに 許可/拒否で拒否を選択した場合
『保存する』/『保存しない』 のみログを『保存する』、
『保存しない』
ログ保存 保存するか保存しないか 保存しない
から選択 を選択できます。許可を選択した場
選択します。
は「保存しない」が適用されます。

『すべてのアドレス』を選択または、 すべての アドレスの入力形式はIPバージョン


送信元アドレス 送信元アドレスを設定します。
アドレスを入力 アドレス で指定したアドレスの形式となります。

『すべてのポート』を選択または、
すべての
送信元ポート 送信元ポートを設定します。 ポート番号
ポート
1∼65535(半角数字)を入力

『すべてのアドレス』を選択または、 すべての アドレスの入力形式はIPバージョン


送信先アドレス 送信先アドレスを設定します。
アドレスを入力 アドレス で指定したアドレスの形式となります。

『すべてのポート』を選択または、
すべての
送信先ポート 送信先ポートを設定します。 ポート番号
ポート
1∼65535(半角数字)を入力

メモ メモを入力することが可能です。 20文字までの全角文字を入力 空欄

※詳細設定の内容によっては、不正アクセスから守れなくなる場合や、正常な通信までも遮断してしまう場合があります。
注意  詳細設定を行う場合は十分注意して行ってください。
 マルチキャスト型コンテンツ配信の通信はファイアウォール詳細設定(ルール設定)ができません。
 (ただし、お客様が視聴を要求されたコンテンツ以外は配信されません。)

126
(1)ルールの追加

操作手順 ファイアウォール詳細設定(ルール設定)

①TOP画面のメニューリストから
 『ファイアウォール設定』ボタンをクリックし、
 ファイアウォール設定画面へ遷移します。

②『詳細設定』を選択します。

③『OK』ボタンをクリックするとファイアウォール
 詳細設定画面へ遷移します。

④ルール番号を入力後『追加』ボタンをクリックし、
 ファイアウォールルール設定画面へ遷移します。

※既に設定しているルールのルール番号を入力することは
注意
 できません。

127
【ファイアウォールルール設定画面:ルール追加を行った場合】

⑤各項目の設定を行います。

⑥『OK』ボタンをクリックすると設定内容が
 一時保存され、ファイアウォール詳細設定画面
 (前画面)に遷移します。

⑦『戻る』ボタンをクリックし、TOP画面へ
 遷移します。

128
⑧すべての設定を終了する場合は、
 メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。
 続けて設定を行う場合は、 メニューリストから
 設定したい項目をクリックします。

※設定反映時にCTUの再起動が必要な場合が
あります。 再起動が必要な場合は「再起動が
必要です」と表示された画面に遷移しますので、
それに従って再起動を行います。 (「Ⅰ 第2
章 CTU設定における基本操作」
(P20)参照)

注意 ※設定反映を行わないと、設定内容が有効になりません。

129
(2)ルールの編集、削除

操作手順 ファイアウォール詳細設定(ルール設定)

①TOP画面のメニューリストから
 『ファイアウォール設定』ボタンをクリックし、
 ファイアウォール設定画面へ遷移します。

②『詳細設定』を選択します。

③『OK』ボタンをクリックするとファイアウォール
 詳細設定画面へ遷移します。

④編集または削除したいルールの
 『編集』ボタンをクリックすると、
 ファイアウォールルール編集画面に遷移します。

130
【ファイアウォールルール設定画面:ルール編集を行った場合】

『削除』ボタンから追加したルールの削除を
行うことができます。

⑤各項目の設定を行います。

⑥『OK』ボタンをクリックすると設定内容が
 一時保存され、ファイアウォール詳細設定画面
 (前画面)に遷移します。

⑦『戻る』ボタンをクリックし、TOP画面へ
 遷移します。

131
⑧すべての設定を終了する場合は、
 メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。
 続けて設定を行う場合は、 メニューリストから
 設定したい項目をクリックします。

※設定反映時にCTUの再起動が必要な場合が
あります。 再起動が必要な場合は「再起動が
必要です」と表示された画面に遷移しますので、
それに従って再起動を行います。 (「Ⅰ 第2
章 ■設定した内容の反映
3 (設定反映)」
(P29)
参照)

注意 ※設定反映を行わないと、設定内容が有効になりません。

132

ログ・ステータス参照編

Ⅴ ログ・ステータス参照編
第1章 不正アクセスログ

4 不正アクセスログとは
1 134p

2 参照 135p

第2章 IPアドレス情報

1 IPアドレス情報とは 137p

2 参照 138p

第3章 DHCP状態

4 DHCP状態とは
1 140p

2 参照 141p

133
Ⅴ 第1章 不正アクセスログ

1 不正アクセスログとは
不正アクセスログとは、CTUを介しファイアウォール機能で保存した通信の記録(ログ)のこと
(「Ⅳ ファイアウォール設定編」
(P119)参
照)です。CTUではこの不正アクセスログを保存しているため、画面上で参照することができます。

ログは、記録された時刻が古いものから順に上から表示されます。
記録されたログは最大100件まで保存され、その後、新しいログが増えるたびに一覧表示の最下部に追加されるとともに最上部の古いログ
から消去されていきます。

参照項目は、以下のとおりです。
番号 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14)

各プロトコル IP 送信元 送信先 ICMP ICMP


日時 接続先 通信方向 送信元アドレス 送信先アドレス プロトコル ログ理由 TCPフラグ パケット分割
毎の表示例 バージョン ポート ポート タイプ コード

TCP 2007/10/01 12:00:00 IPv6 IPv6 WAN→LAN 2001:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX 2657 2002:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX http TCP ルールによる破棄 SYN

UDP 2007/10/01 12:00:00 IPv6 IPv6 LAN→WAN 2001:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX 2408 2002:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX domain UDP ルールによる破棄

ICMPv6 2007/10/01 12:00:00 IPv6 IPv6 WAN→LAN 2001:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX 2002:0002:0003:1234:5678:9ABC:XXXX:XXXX ICMPv6 SPIによる破棄 unreach net

ICMP 2007/10/01 12:00:00 接続先1 IPv4 LAN→WAN 192.168.24.XX 192.168.25.XX ICMPv4 SPIによる破棄 Fragment_offset=XXXX

ログの説明
番号 項目 記録形式 内容

(1) 日時 年/月/日 時:分:秒 ・西暦、24時間形式で表示。

・接続先1∼5を『接続先1』∼『接続先5』で表示。
(2) 接続先 『接続先1』∼『接続先5』、
『IPv6』
・IPv6での接続先を『IPv6』で表示。

(3) IPバージョン 『IPv4』、


『IPv6』

・WAN側(外部)からLAN側(内部)への通信の場合は
 『WAN→LAN』を表示。
(4) 通信方向 『WAN→LAN』、
『LAN→WAN』
・LAN側(内部)からWAN(外部)への通信の場合は
 『LAN→WAN』を表示。

(5) 送信元アドレス 『IPv4アドレス』、


『IPv6アドレス』

『ftp』、
『ftp-data』、
『telnet』、
『smtp』、
『http』、
『pop3』、 ・プロトコルがTCPまたはUDPの場合のみ表示。
(6) 送信元ポート
『nntp』、『ntp』、
『pptp』、『domain』 ・左記以外はポート番号を表示。

(7) 送信先アドレス 『IPv4アドレス』、


『IPv6アドレス』

『ftp』、
『ftp-data』、
『telnet』、
『smtp』、
『http』、
『pop3』、 ・プロトコルがTCPまたはUDPの場合のみ表示。
(8) 送信先ポート
『nntp』、『ntp』、
『pptp』、『domain』 ・左記以外はポート番号を表示。

(9) プロトコル 『TCP』、


『UDP』、
『ICMPv4』、
『ICMPv6』 ・左記以外の場合は、プロトコル番号を表示。

(10) ログ理由 『NATによる破棄』、


『ルールによる破棄』、
『SPIよる破棄』

・プロトコルがTCPの場合のみ表示。
(11) TCPフラグ 『SYN』、
『ESTABLISHED』、
『INVALID』 ・『SYN』、『ESTABLISHED』以外の場合は
 『INVALID』を表示。
・プロトコルがICMPv4またはICMPv6の場合のみ
『echoreply』、『unreach』、『sourcequench』、
『echo』、
(12) ICMPタイプ  表示。
『redirect』、
『timeexceeded』
・左記以外の場合はタイプ番号を表示。
ICMPタイプがunreachの場合: 『net』、
『host』、
『protocol』、 ・プロトコルがICMPv4またはICMPv6の場合のみ
(13) ICMPコード 『port』、
『needfragment』  表示。
ICMPタイプがredirectの場合: 『net』、
『host』 ・左記以外の場合はコード番号を表示。
・フラグメント化(分割)されたパケットのオフセット値を
(14) パケット分割 『fragment_offset=XXXX』  表示。
・『XXXX』にオフセット値を表示。

134
2 参照

操作手順 ログ参照

①TOP画面メニューリストの
 『ログ・ステータス参照』ボタンをクリックし、
 ログ・ステータス参照画面へ遷移します。

②『参照』ボタンをクリックすると、
 ログの参照画面が別画面で表示されます。

③ログが表示されます。

④参照を終了する場合、
『閉じる』ボタンをクリックします。

135
⑤『戻る』ボタンをクリックすると、TOP画面へ遷移します。

136
Ⅴ 第2章 IPアドレス情報
1 IPアドレス情報とは
CTUのWAN側に払い出されている、IPv6アドレス、IPv4アドレスを参照することができます。
参照したIPアドレスを元に、ファイアウォールのルール編集等を行います。

参照項目は、以下のとおりです。

番号 参照項目 内容

① IPv6アドレス/プレフィックス長 NTT西日本のNW内でCTUに払い出されているIPv6アドレスが表示されます。

CTU、CTUに接続されたサーバ・端末等を一意に識別するためのアドレス。
② IPv6リンクローカルアドレス
外部との接続には用いません。
接続先1∼5が「ISP1∼5」と表示されます。
③ 接続先の番号
接続中の接続先のみ表示されます。

④ IPv4アドレス/マスク長 接続先のプロバイダ等から払い出されたIPv4アドレスとそのマスク長が表示されます。

⑤ IPv4プライマリDNSサーバアドレス 接続先で利用するプライマリDNSサーバのIPアドレスが表示されます。

⑥ IPv4セカンダリDNSサーバアドレス 接続先で利用するセカンダリDNSサーバのIPアドレスが表示されます。

表示例(①∼⑥は上表に対応)

IPv6 Address/Prefix : ●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●/●●



IPv6 LinkLocalAddress(LAN) : FE80:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●:●●●●

IPv4 Address/NetMask IPv4 Primary Dns Server IPv4 Primary Dns Server
ISP1 ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●.●●●.●●●.●●●  ●●●.●●●.●●●.●●●
ISP2 ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●.●●●.●●●.●●●  ●●●.●●●.●●●.●●●
ISP3 ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●.●●●.●●●.●●●  ●●●.●●●.●●●.●●●
ISP4 ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●.●●●.●●●.●●●  ●●●.●●●.●●●.●●●
ISP5 ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●.●●●.●●●.●●● ●●●.●●●.●●●.●●●
③ ④ ⑤ ⑥

137
2 参照

操作手順 IPアドレス情報

①TOP画面メニューリストから
 『ログ・ステータス参照』ボタンをクリックし、
 ログ・ステータス選択画面へ遷移します。

②IPアドレス(IPv4、IPv6)項目の横にある
 『参照』ボタンをクリックすると、
 参照画面が別画面で表示されます。

③参照画面に、IPアドレス情報が表示されます。

④参照を終了する場合は参照画面の下部にある

『閉じる』ボタンをクリックします。

138
⑤『戻る』ボタンをクリックすると、
 TOP画面へ遷移します。

139
Ⅴ 第3章 DHCP状態
1 DHCP状態とは
CTUのDHCPサーバ機能を用いて、端末・サーバ等に払い出しているIPアドレスの状態を参照することができます。

参照項目は以下のとおりです。

番号 参照項目 内容

① MACアドレス DHCPサーバ機能を用いて、IPアドレスが払い出されている端末・サーバ等のMACアドレスです。

払い出されているIPアドレスとそのマスク長です。
② 払い出しIPアドレス/マスク長

払い出されているIPアドレスの残り有効期間です。
③ 残りリース期間(秒)
払い出されている端末・サーバ等から通信がある場合は、自動的に更新されます。

動的な払い出しの場合は『Dynamic』、DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)に
④ 払い出し種別 設定してある払い出しの場合は『Static』と表示されます。
※『Static』は端末・サーバ等の接続手順等によって、表示しない場合があります。

※DHCPサーバ機能(P57参照)を使用する設定にしている場合にのみ、表示されます。
 残りリース期間は参照を行った時点での期間が表示されます。参照中は、自動的に変更されません。

表示例(①∼④は上表に対応)

MAC Address IP Address / Netmask Expires(sec) Dynamic / Static


●●:●●:●●:●●:●●:●● ●●●.●●●.●●●.●●●/●● ●●●● Dynamic
▲▲:▲▲:▲▲:▲▲:▲▲:▲▲ ▲▲▲. ▲▲▲. ▲▲▲. ▲▲▲/▲▲ ▲▲▲▲ Static
① ② ③ ④

140
2 参照

操作手順 DHCP状態

①TOP画面メニューリストから
 『ログ・ステータス参照』ボタンをクリックし、
 ログ・ステータス選択画面へ遷移します。

②DHCP状態項目の横にある『参照』
 ボタンをクリックすると、参照画面が別画面
 で表示されます。

③参照画面に、DHCP状態が表示されます。

④参照を終了する場合は参照画面の下部にある

『閉じる』ボタンをクリックします。

141
⑤『戻る』ボタンをクリックすると、
 TOP画面へ遷移します。

142
付録
付録
第1章 各種設定方法
ブロードバンドルータを接続する場合(PPPoE機能を使用しない場合の接続例) 144p
移転をした場合 146p
ネットワークゲーム、 メッセンジャーソフト等を利用する場合 147p
CTUに接続している端末・サーバ等を外部へ公開する場合 153p
複数固定IPアドレスサービスを利用する場合 158p
CTU設定画面にアクセスできなくなった場合 165p
「フレッツ・スクウェア」へ接続する場合 170p
「速度測定サイト」へ接続する場合 176p
「テレビ電話機能」を利用する際のファイアウォール設定 181p
「ひかり電話」を利用しているお客様が「初期化」をする場合について 182p
「フレッツ・オフィス」「フレッツ・オフィス ワイド」へ接続する際のCTU設定 184p
「フレッツ・グループ」へ接続する際のCTU設定 189p
CTUに関する故障、技術的なお問い合わせ先 195p

143
付録 第1章 各種設定方法
ブロードバンドルータを接続する場合(PPPoE機能を使用しない場合の接続例)
◆お客様がお持ちのブロードバンドルータ(以下、BBR)をCTUに接続し、PPPoE機能を使用せずに、BBRのLANポートおよび
 無線LAN機能で接続したパソコンからもサービスをご利用いただく際の設定例、およびご利用の際の注意事項を以下に示します。
【手順】

BBRのIPアドレスの確認を行ってから、DHCPサーバ機能を使用しない設定に変更します。
① ※詳細はBBRのマニュアル等を参照ください。また、設定を変更する前に、BBRに設定されているIPアドレスを確認し、
 BBRの設定変更を行う際に必要になる場合があります。
メモを取るなどして記録することをお勧めします。

CTU設定画面で、設定情報が下表のとおりとなっていることを確認します。
② 異なっている場合は、下表の確認事項のとおりに設定を変更します。

設定画面 設定項目 確認事項 初期値

機能の使用 「する」と設定されていること 「する」

CTUのIPアドレス 192.168.24.1
DHCPサーバ
機能設定 マスク長 手順①で確認したBBRの 24
(LAN側) IPアドレスと重複しないこと
払い出し開始IPアドレス 192.168.24.51

払い出し個数 50

③ CTUのLANポートとBBRのLANポートをカテゴリ5以上、ストレートタイプのLANケーブルで接続します。

LAN4 LAN3 LAN2 LAN1 WAN


WAN INIT LAN1 LAN2 LAN3 LAN4 DC12V

〔CTUの背面〕 〔ブロードバンドルータの背面〕

※この際、BBRはHUBと
LANケーブル(カテゴリ5以上、ストレートタイプ)で接続  同様の利用となります。

以上で設定完了です。
BBRのLANポートおよび無線LAN機能で接続したパソコンからもサービスの利用が可能になります。
【設定完了後の構成例】

( )内はIPアドレス DHCPサーバ機能 DHCPサーバ機能


CTU 使用する
(192.168.24.1) 使用しない
ブロードバンドルータ

IP電話サービス
(050番号)
対応機器

(192.168.24.51) (192.168.24.52) (192.168.24.53) (192.168.24.54)

144
※BBRの設定を変更する場合は、設定を行うパソコンのIPアドレスを、下記の例のようにBBRのIPアドレスと同一セグメントになるような
注意  設定変更を行ってください。
 なお、BBRの再起動を伴う設定変更後、通信が不可となった場合、BBRに接続しているサーバ、端末等の再起動またはLANケーブルの
 抜差しが必要となる場合があります。
 例)BBRのアドレスが192.168.1.1の場合
   IPアドレス :192.168.1.2等、BBRや他の機器と重複しないアドレス
   サブネットマスク:255.255.255.0
※プロバイダ等への接続についてはCTUにて実施となります。
※お客さま保有のBBRに接続した端末では、UPnP機能を利用したサービス(050IP電話等)をご利用できない場合があります。
※以下の場合には、通常の方法でCTUにBBRを接続してご利用ください。
 ・unnumbered機能を使用し、プロバイダの複数固定IPアドレスサービスをご利用される場合
 (プロバイダより提供される固定グローバルIPアドレスをBBRのWANポートに割り当てることにより、通常の接続方法でご利用いただ
けます。)
 ・BBRに相当する機器の使用が必要なサービス(インターネットVPN等)を利用する場合
 ・CTUに50台を越える端末を接続する場合(ただし、CTUのDHCP機能を利用しない場合は、上記の接続方法でも50台を越える端末を
接続することが可能です。)

145
移転をした場合

◆お客様がお引越しなどに伴い、フレッツ・光プレミアムを移転された場合、通常、移転前のご利用場所に設置されていたCTUが、
 移転後のご利用場所に設置されることはありません。
 しかし、お客様が移転前のご利用場所で行ったCTU設定の内容は、移転後も全く同じ内容が引き継がれ、移転前のご利用環境が
 そのままご利用いただけます。

 ただし、ご利用にあたっては、以下の事項に注意が必要です。

 ・ 移転をされる3日前以降の設定変更は、移転後のご利用場所に設置されるCTUには反映されません。

 ・ NTT西日本から払い出されるIPv6アドレスが変更になりますので、関連する項目の設定内容【下表参照】を変更されている場合は、
  ご確認の上、設定変更を行ってください。
  また、プロバイダ等から通知されている情報についての変更の有無は、各プロバイダ等へご確認ください。

変更内容 該当設定項目 内容 備考

NTT西日本が払い出して
プライマリDNSサーバ いるIPv6アドレスを利用
移転前のご利用場所で して、DNSサーバを構築
ドメイン問い合わせ先設定
払い出されていた している場合、移転後に
IPv6アドレスを、移転後の セカンダリDNSサーバ 払い出されている
ご利用場所で払い出されて IPv6アドレスの確認方法は、
いるものに変更 『ログ・ステータス参照』 ‐
ファイアウォール 『IPアドレス情報』を参照
IPアドレス
詳細設定 ください。

 ・『不正アクセスログ』の情報は引き継がれません。

※移転後のご利用場所で払い出されているIPv6アドレスの確認方法は、
「Ⅴ 第2章 IPアドレス情報」
(P137)を
参照ください。

146
ネットワークゲーム、メッセンジャーソフト等を利用する場合

◆ネットワークゲームをプレイする場合や、メッセンジャーソフトを利用する場合には、UPnPに対応したゲームソフト、メッセンジャーソフトの場合と、
 未対応のものの場合で設定内容が異なります。

●UPnPに対応したゲーム、
メッセンジャーの場合

本機の『UPnP機能設定』を『する』にすることで、ゲームやメッセンジャーを利用する際、自動的に設定されます。
詳細は、利用するソフトウェアの取扱説明書等を参照してください。

【手順】

① 『UPnP機能設定』を『する』に設定
【「Ⅲ 第2章 ■UPnP機能設定」
6 (P93)参照】
UPnP機能に対応したゲームソフト、
②メッセンジャーソフトを起動させます。

● UPnPに未対応のゲームの場合

『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)』、
『静的アドレス変換機能(ポート指定)』を行います。

例)ネットワークゲームのプレイ、
メッセンジャーソフトの利用で使用するパソコン:PC1
ネットワークゲーム、
メッセンジャーソフトで使用するポート番号:9000

PC1

設定概要

192.168.24.52
・PC1、PC2に固定のIPアドレス払い出し
・ポート番号9000のパケットが来たら、
IPアドレス「192.168.24.52」へ通信
を転送
ネットワークゲーム
電源 アラーム

PC2

インターネット フレッツ網
WAN LAN1

更新 LAN2

192.168.24.53
LAN3

LAN4

本機

注意 ※「PPPoE機能」を利用して接続している場合は、接続しているブロードバンドルータ、PC等の取扱説明書等を参照してください。

147
ゲーム、
メッセンジャーで使用するプロトコル、ポート番号を予め確認します。
準備 ※詳細は、利用するソフトウェアの取扱説明書を参照いただくか、製造元へご確認ください。

① ゲームのプレイ、
メッセンジャーの利用で使用するパソコンのMACアドレスを確認します。

② 「DHCPサーバ機能設定」の設定内容を参照し、払い出し可能なIPアドレスの範囲を確認します。

「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」で、①で確認した各パソコン(PC1、PC2)の
③ MACアドレスに対して、②で確認した範囲の固定のプライベートIPアドレスを設定します。
上図では、PC1のMACアドレスに「192.168.24.52」、PC2のMACアドレスに「192.168.24.53」を固定しています。

「静的アドレス変換機能(ポート指定)」で、準備で調べたネットワークゲーム、
④ メッセンジャーソフトで使用するポート番号「9000」の通信を、ネットワークゲームのプレイ、
メッセンジャーソフトの使用で利用するPC1のIPアドレスに転送するように設定します。

「ファイアウォール設定」で、ゲーム、
メッセンジャーで使用する通信を許可する設定を
⑤ 行います。

注意 ※ネットワークゲームで使用するプロトコル、ポート番号は、各ゲームの取扱説明書等を参照するか、製造元等へお問合せください。

148
ゲーム、
メッセンジャーで使用するプロトコル、ポート番号を確認します。
準備 ※詳細は、利用するソフトウェアの取扱説明書を参照いただくか、製造元へお問合せください。

①パソコンのMACアドレスを確認します。

【Windows Vistaの場合】
<スタート>メニューから<すべてのプログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。
(コマンドプロンプト画面(Windows Vista))

「ipconfig/all」と入力します。

MACアドレスは「物理アドレス」の部分に表示
されます。

【Windows XPの場合】
<スタート>メニューから<すべてのプログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。

【Windows 2000の場合】
<スタート>メニューから<プログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。
(コマンドプロンプト画面(Windows XP、Windows 2000))

「ipconfig/all」と入力します。

MACアドレスは「Physical Address」の
部分に表示されます。

149
【Mac OS Xの場合】
※Mac OSのバージョンにより表示される画面および項目は異なります。

①アップルメニューから
 『システム環境設定』を選択します。

②『ネットワーク』アイコンをクリックします。
 「ネットワーク」アイコンが表示されていない場合は、
 『すべて表示』アイコンをクリックしてください。

③「表示」で『内蔵Ethernet』を選択します。

④『Ethernet』タブをクリックします。

⑤「Ethernet ID」の欄にMACアドレスが
 表示されます。

150
②DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)を設定します。

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の詳細情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定』をクリックすると、
 参照欄までスクロールします。

「DHCPサーバ機能設定」の「機能の使用」
が「する」になっていることを確認した上で、
「ネットワークIPアドレス」
「マスク長」
「払い出し開始IPアドレス」に入力されている
値から、払い出し可能なIPアドレスを
確認します。
「機能の使用」が「しない」になっている場合には、
『編集』ボタンをクリックし、「機能の使用」を
「する」に設定します。

151
③『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定払い出し)』の設定をします。
②で確認したDHCPサーバ機能の設定内容を参考に、 『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定払い出し)』を設定します。
【「Ⅲ 第2章 ■DHCPサーバ機能設定
2 (LAN側固定IP払い出し)」
(P61)参照】

設定画面 設定項目 入力値

「DHCPサーバ機能設定」の設定で、
払い出しIPアドレス 「本機のIPアドレス」および「マスク長」の
項目で指定した範囲内の IPアドレスを設定
DHCPサーバ機能設定
(LAN側固定IP払い出し)
固定プライベートアドレスを設定するパソコンの
MACアドレス
MACアドレスを設定

④『静的アドレス変換設定(ポート指定)』の設定をします。
準備で確認した、ゲームで使用するのプロトコル、ポート番号を利用した通信を、③で設定した、
ゲームを利用するパソコンのIPアドレスに転送する設定をします。
【「Ⅲ 第2章 ■静的ア
4 ドレス変換設定(ポート指定)」
(P77)参照】

設定画面 設定項目 入力値

優先順位 1∼40で任意(半角数字)

ネットワークゲーム、
メッセンジャーソフトで
適用する接続先
利用する接続先を設定

ネットワークゲーム、
メッセンジャーソフトで
プロトコル
静的アドレス変換機能 使用するプロトコルを設定
(ポート指定)
ネットワークゲーム、
メッセンジャーソフトで
ポート番号
使用するポート番号を入力

「DHCPサーバ機能設定」で、ネットワークゲームを
LAN側端末IPアドレス プレイ、 メッセンジャーソフトを利用するパソコンに
設定したIPアドレスを設定 

⑤『ファイアウォール設定』を行います。
ネットワークゲームやメッセンジャーソフトの通信が許可されるようファイアウォールの設定を行います。
【「Ⅳ 第1章 ファイアウォールかんたん設定」(P120)参照】
【「Ⅳ 第2章 ファイアウォール詳細設定」(P123)参照】

設定画面 設定項目 入力値

ネットワークゲーム、 メッセンジャーソフト等で使用するポート番号
が1024∼65535の範囲の場合は、「低」に設定。
ファイアウォール設定 ファイアウォールレベル 上記以外の場合は、 「制限なし」に設定※ 、または「詳細設定」を
選択し、ネットワークゲーム、 メッセンジャーソフト等の通信のみを
許可する等の個別設定も可能です 。※

※『制限なし』を選択した場合は、ファイアウォール機能が停止し、お客様の端末を不正なアクセスから守ることができなくなります。
注意  本機能以外でセキュリティ対策を実施するなど十分な配慮が必要です。
※『詳細設定』の設定方法は、「Ⅳ 第2章 ファイアウォール詳細設定」(P123)をご欄ください。設定内容によっては、不正アクセスから
 守れなくなる場合や、正常な通信までも遮断してしまう場合がありますので十分注意して設定を行ってください。

152
CTUに接続している端末・サーバ等を外部へ公開する場合

CTUに接続された端末・サーバ等へグローバルIPアドレスを付与する場合
「複数固定IPアドレスサービス」
(P158)を利用する場合を参照してください。

CTUに接続された端末・サーバ等でプライベートIPアドレスを使用する場合
CTUに接続された端末・サーバ等を外部へ公開する場合は、公開する端末・サーバ等のIPアドレスを固定し、
特定の通信が外部からあった時はそのIPアドレスへ転送するように設定が必要となります。

例)Webサーバを外部へ公開する場合 外部へ公開するサーバ:www1
ポート番号:80
www1
設定概要

・www1、PC1に固定のIPアドレス払い出し
192.168.24.52
・ポート番号80のパケットが来たら、
 IPアドレス「192.168.24.52」へ通信
を転送

電源 アラーム

PC1

インターネット フレッツ網
WAN LAN1

更新 LAN2

LAN3

LAN4
192.168.24.53

本機

注意 ※「PPPoE機能」を利用して接続している場合は、接続しているブロードバンドルータ、PC等の取扱説明書等を参照してください。

公開するサービスで使用するプロトコル、ポート番号
準備 (例:wwwサーバを公開するならTCP/UDP、
「80」)を予め確認します。

① 外部へ公開する端末・サーバ等のMACアドレスを確認します。

② 「DHCPサーバ機能設定」の設定内容を参照し、払い出し可能なIPアドレスの範囲を確認します。

「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」で、①で確認した各端末・サーバ等(www1、PC1)の
③ MACアドレスに対して、②で確認した範囲の固定のプライベートIPアドレスを設定します。
上図では、www1のMACアドレスに「192.168.24.52」、PC1のMACアドレスに「192.168.24.53」を固定しています。

④ 「静的アドレス変換機能(ポート指定)」で、準備で調べた公開するサービスで使用する
ポート番号「80」の通信を、外部へ公開するwww1のIPアドレスに転送するように設定します。

⑤ 「ファイアウォール詳細設定」で、公開する端末・サーバ等へ、外部からのアクセス
を許可する設定をします。

153
公開するサービスで使用するプロトコル、ポート番号を確認します。
準備 ※詳細は、利用するソフトウェアの取扱説明書等を参照ください。

①公開する端末・サーバ等のMACアドレスを確認します。

【Windows Vistaの場合】
<スタート>メニューから<すべてのプログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。
(コマンドプロンプト画面(Windows Vista))

「ipconfig/all」と入力します。

MACアドレスは「物理アドレス」の部分に表示
されます。

【Windows XPの場合】
<スタート>メニューから<すべてのプログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。

【Windows 2000の場合】
<スタート>メニューから<プログラム>−<アクセサリ>−<コマンドプロンプト>を選択し、
コマンドプロンプトに「ipconfig/all」と入力します。
(コマンドプロンプト画面(Windows XP、Windows 2000))

「ipconfig/all」と入力します。

MACアドレスは「Physical Address」の
部分に表示されます。

154
【Mac OS Xの場合】
※Mac OSのバージョンにより表示される画面および項目は異なります。

①アップルメニューから
 『システム環境設定』を選択します。

②『ネットワーク』アイコンをクリックします。
 「ネットワーク」アイコンが表示されていない場合は、
 『すべて表示』アイコンをクリックしてください。

③「表示」で『内蔵Ethernet』を選択します。

④『Ethernet』タブをクリックします。

⑤「Ethernet ID」の欄にMACアドレスが
 表示されます。

155
②DHCPサーバ機能の設定内容を確認します。

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の詳細情報参照画面へ遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定』をクリックすると、
 参照欄までスクロールします。

「DHCPサーバ機能設定」の「機能の使用」
が「する」になっていることを確認した上で、
「ネットワークIPアドレス」
「マスク長」
「割り当て開始IPアドレス」に入力されている
値から、払い出し可能なIPアドレスを
確認します。
「機能の使用」が「しない」になっている場合には、
『編集』ボタンをクリックし、「機能の使用」を
「する」に設定します。

156
③『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定払い出し)』の設定をします。

②で確認したDHCPサーバ機能の設定内容を参考に、 『DHCPサーバ機能設定(LAN側固定払い出し)』を設定します。
【「Ⅲ 第2章 ■DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」
2 (P61)参照】

設定画面 設定項目 入力値


「DHCPサーバ機能設定」の設定で、
払い出しIPアドレス 「本機のIPアドレス」および「マスク長」の
DHCPサーバ機能設定 項目で指定した範囲内の IPアドレスを設定
(LAN側固定IP払い出し)
MACアドレス 固定プライベートアドレスを設定する端末・サーバ等の
MACアドレスを設定

④『静的アドレス変換設定(ポート指定)』の設定をします。

準備で確認した、外部へ公開するサービスで使用するのプロトコル、ポート番号を利用した通信を、
③で設定した、外部へ公開する端末・サーバ等のIPアドレスに転送する設定をします。
【「Ⅲ 第2章 ■静的ア
4 ドレス変換設定(ポート指定)」(P77)参照】

設定画面 設定項目 入力値

優先順位 1∼40で任意(半角数字)

適用する接続先 外部へ公開する際利用する接続先を設定
静的アドレス変換機能
(ポート指定) プロトコル 外部へ公開するサービスで使用するプロトコルを設定

ポート番号 外部へ公開するサービスで使用するポート番号を入力
「DHCPサーバ機能設定」で、
LAN側端末IPアドレス
外部へ公開する端末・サーバ等に設定したIPアドレスを設定

⑤『ファイアウォール詳細設定』の設定をします。

外部から、公開するサーバ等へのアクセスを許可する設定をします。
【「Ⅳ 第2章 ■ルール設定」
2 (P126)参照】

設定画面 設定項目 ※ 入力値

許可/拒否 許可

適用する接続先 外部へ公開する際利用する接続先を設定

IPバージョン IPv4
ファイアウォール
ルール設定 通信方向 WAN→LAN

プロトコル 外部へ公開するサービスで使用するプロトコルを設定

送信先アドレス 外部へ公開する端末・サーバ等に設定したIPアドレス

送信先ポート 外部へ公開するサービスで使用するポート番号を入力

※記載以外の設定項目は任意で設定可能です。

※『詳細設定』の設定方法は、
「Ⅳ 第2章 ファイアウォール詳細設定」(P123)をご欄ください。設定内容によっては、不正アクセスから
注意
 守れなくなる場合や、正常な通信までも遮断してしまう場合がありますので十分注意して設定を行ってください。

157
複数固定IPアドレスサービスを利用する場合
◆プロバイダが提供する、複数固定IPアドレスサービス(複数の固定グローバルIPアドレスを払い出すサービス)を利用することにより、
 CTUに接続された端末・サーバ等を外部へ公開する等が可能になります。
※「ひかり電話」をご利用の場合には、「DHCPサーバ機能設定」の機能を使用「しない」設定にできないため、下記の手順はご利用
  できません。

注意 ※「PPPoE機能」を利用して接続している場合は、接続しているブロードバンドルータ、PC等の取扱説明書等を参照してください。

【設定概要】

複数固定IPアドレスサービスをご契約されたプロバイダから配布された情報
準備 (IPアドレス、マスク長、DNSサーバアドレス等)を準備します。

①「unnumbered機能設定」を行う。

②「DHCPサーバ機能設定」を行う。
(CTU配下のすべての端末・サーバ等にグローバルIPアドレス設定を行う場合)

③「接続先詳細設定」を行う。

④「接続」を行う。

⑤固定グローバルIPアドレスを付与する端末・サーバ等の設定を行う。

「unnumbered機能設定」において、
「unnumbered機能の使用」を「する」に設定し、
① 「CTUのIPア ドレス」「マスク長」を入力します。
unnumbered機能設定では以下の情報を設定します。
【「Ⅲ 第2章 ■unnumbered機能設定」
7 (P96)参照】

設定項目 入力値

機能の使用 する

CTUのIPアドレス プロバイダより払い出されたグローバルIPアドレス

マスク長 0∼32の範囲で、プロバイダより指定されたマスク長

※本機のLAN側IPアドレスにはプロバイダから払い出された複数の固定IPアドレス(グローバルIPアドレス)から、NWアドレス、
注意  ブロードキャストアドレスを除く、1つを設定する必要があります。
※マスク長を設定する場合は、プロバイダから払い出された固定IPアドレス(グローバルIPアドレス)の範囲内で設定する必要があります。
 プロバイダによって、マスク長は 「255.255.255.
●●●」
「12.34.56.78/●●」
「12.34.56.78∼98.76.54.32」と表現されている場合が
 ございます。ご不明な場合は、各プロバイダへお問合せください。

158
② (CTU配下のすべての端末・サーバ等にグローバルIPア
「DHCPサーバ機能設定」において、
ドレス設定を行う場合)
「機能の使用」を「しない」に設定します。

DHCPサーバ機能設定では以下の情報を設定します。
【「Ⅲ 第2章 ■DHCPサーバ機能設定」
1 (P57)参照】

設定項目 入力値

機能の使用 しない

CTUのIPアドレス プライベートIPアドレス(半角数字および.(ドット))

マスク長 0∼30(半角数字)

「本機のIPアドレス」「マスク長」により設定された範囲内のIPアドレス
払い出し開始IPアドレス
(半角数字および.〔ドット〕)

払い出し個数 1∼50(半角数字)

リース期間(分) 1∼14400(半角数字)

※「機能の使用」以外の設定項目については、特に変更する必要はありません。

③ 「接続先詳細設定」 において、
「プライマリDNSサーバ」
「接続先1」に「接続先名」「接続ユーザ名」
「セカンダリDNSサーバ」等を設定します。
「接続パスワード」

接続先詳細設定では、以下の情報を設定します。
【「Ⅲ 第1章 接続先詳細設定」(P49)参照】

設定項目 入力値

接続先名 ご利用のプロバイダ名等、任意の名称(全角20文字、半角40文字以内)

接続ユーザ名 プロバイダから指定された接続ユーザ名(半角英数記号63文字以内)

接続パスワード プロバイダから指定された接続パスワード(半角英数記号128文字以内)

プライマリDNSサーバ プロバイダから指定された「プライマリDNSサーバアドレス」
セカンダリDNSサーバ 「セカンダリDNSサーバアドレス」

自動再接続 「する」を推奨

MTU自動調整 「する」を推奨

【特にプロバイダの指定がない場合】「自動判別」
認証方法
【プロバイダの指定がある場合】指定された認証方法

優先順位 1∼5の任意に数値

注意 ※既に「接続先1」に設定が存在する場合は、その設定をクリアしてから設定を行ってください。

159
④ 設定反映後に「接続先1」を接続します。

【「Ⅰ 第2章 ■インターネッ
5 ト等への接続・切断」(P32)参照】

⑤ 固定グローバルIPアドレスを付与する端末・サーバ等に以下の設定を行います。

設定項目 入力値

プロバイダより払い出されたグローバルIPアドレスで、
端末で使用するIPアドレス CTUおよび他の端末、サーバ等に設定するものと異なるもの

マスク長またはサブネットマスク プロバイダより指定されたマスク長またはサブネットマスク

「unnumbered機能設定」の「CTUのIPアドレス」に設定した
使用するデフォルトゲートウェイ グローバルIPアドレス

「unnumbered機能設定」の「CTUのIPアドレス」に設定した
使用するDNSサーバのIPアドレス
グローバルIPアドレス

注意 ※設定方法は各OSにより異なります。設定方法を各OSの取り扱い説明書等でご確認の上、設定してください。

160
●参考-Windows XPに⑤の設定を行う場合
●この作業を行うには「コンピュータの管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows XP の初期状態の場合です。
 Windows XPの設定によっては異なる場合があります。

①『スタート』−『コントロールパネル』を選択し、
 『ネットワークとインターネット接続』をクリックします。

②『ネットワーク接続』をクリックします。

③『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

④「全般」の画面で『インターネットプロトコル
 (TCP/IP)』を選択し、
『プロパティ』ボタン
 をクリックします。

161
●参考-Windows Vistaに⑤の設定を行う場合
●この作業を行うには「管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows Vistaの初期状態の場合です。
 Windows Vistaの設定によっては異なる場合があります。

①スタートメニューから『コントロール パネル』
 をクリックします。

②『ネットワークの状態とタスクの表示』を
 クリックします。

③『ネットワーク接続の管理』をクリックします。

④『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

⑤ユーザアカウント制御画面が表示されます
 ので、
『続行』をクリックします。

⑥『インターネットプロトコルバージョン4(TCP
 /IPv4)』を選択し、
『プロパティ』ボタンを
 クリックします。

162
⑦『次のIPアドレスを使う』を選択し、必要項目
 を入力します。
 入力後、『OK』ボタンをクリックします。

⑧『閉じる』ボタンをクリックします。

163
⑤『次のIPアドレスを使う』を選択し、
 必要項目を入力します。
 入力後、『OK』ボタンをクリックします。

⑥『OK』ボタンをクリックします。

164
CTU設定画面にアクセスできなくなった場合
◆「DHCPサーバ機能」を使用しない場合は、端末・サーバ等の設定を行わないとCTU設定画面にアクセスできなくなる場合があります。
  このような場合においてCTU設定画面にアクセスするための、端末・サーバ等の設定について説明します。

〔1〕unnumbered機能を使用していない場合

「DHCPサーバ機能設定」に設定している以下の情報を用意します。
準備 ・「CTUのIPアドレス」に設定しているIPアドレス
・「マスク長」に設定しているマスク長

※初期値では、
「CTUのIPアドレス」
「マスク長」はそれぞれ「192.168.24.1」
「24」が設定されています。

【手順】
端末・サーバ等に以下の設定を行います。

設定項目 入力値

端末で使用するIPアドレス CTUと同一セグメントで、他の端末・サーバ等と重複しないプライベートIPアドレス

マスク長またはサブネットマスク 「DHCPサーバ機能設定-マスク長」に設定しているマスク長

使用するデフォルトゲートウェイ 「DHCPサーバ機能設定-本機のIPアドレス」に設定しているIPアドレス

使用するDNSサーバのIPアドレス 「DHCPサーバ機能設定-本機のIPアドレス」に設定しているIPアドレス

注意 ※設定方法は各OSにより異なります。設定方法を各OSの取り扱い説明書等でご確認の上、設定してください。

〔2〕unnumbered機能を使用している端末からCTU設定を行う場合

「unnumbered機能設定」に設定している以下の情報を用意します。
準備 ・「CTUのIPアドレス」に設定しているIPアドレス

「マスク長」に設定しているマスク長
【手順】
端末・サーバ等に以下の設定を行います。

設定項目 入力値

プロバイダより払い出されたグローバルIPアドレスで、CTUおよび他の端末サーバ等に
端末で使用するIPアドレス
設定するものと異なるもの

マスク長またはサブネットマスク プロバイダより指定されたマスク長またはサブネットマスク

使用するデフォルトゲートウェイ 「unnumbered機能設定」の「CTUのIPアドレス」に設定したグローバルIPアドレス

使用するDNSサーバのIPアドレス 「unnumbered機能設定」の「CTUのIPアドレス」に設定したグローバルIPアドレス

注意 ※設定方法は各OSにより異なります。設定方法を各OSの取り扱い説明書等でご確認の上、設定してください。

165
●参考-Windows Vistaに設定を行う場合
●この作業を行うには「管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows Vistaの初期状態の場合です。
 Windows Vistaの設定によっては異なる場合があります。

①スタートメニューから『コントロール パネル』
 をクリックします。

②『ネットワークの状態とタスクの表示』を
 クリックします。

③『ネットワーク接続の管理』をクリックします。

④『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

⑤ユーザアカウント制御画面が表示されます
 ので、
『続行』をクリックします。

⑥『インターネットプロトコルバージョン4(TCP
 /IPv4)』を選択し、
『プロパティ』ボタンを
 クリックします。

166
⑦『次のIPアドレスを使う』を選択し、必要項目
 を入力します。
 入力後、『OK』ボタンをクリックします。

⑧『閉じる』ボタンをクリックします。

167
●参考-WindowsXPに設定を行う場合
●この作業を行うには「コンピュータの管理者」または同等の権限を持つユーザでログオンする必要があります。
●以下の操作手順および画面表示は、Windows XP の初期状態の場合です。
 Windows XPの設定によっては異なる場合があります。

①『スタート』−『コントロールパネル』を選択し、
 『ネットワークとインターネット接続』をクリックします。

②『ネットワーク接続』をクリックします。

③『ローカルエリア接続』を右クリックし、
 『プロパティ』をクリックします。

④「全般」の画面で『インターネットプロトコル
 (TCP/IP)』を選択し、
『プロパティ』ボタン
 をクリックします。

168
⑤『次のIPアドレスを使う』を選択し、
 必要項目を入力します。
 入力後、『OK』ボタンをクリックします。

⑥『OK』ボタンをクリックします。

169
「フレッツ・スクウェア」へ接続する場合

1.「フレッツ・スクウェア」への接続方法について
◆「フレッツ・スクウェア」へ接続するためには、以下の2つの方法があります。

(1)
「スタートアップツール」による接続
「スタートアップツール」の ブラウザが 「フレッツ・スクウェア」の
①『フレッツ・スクウェア』ボタンを ② 起動します ③トップページが表示されます
クリックします

(2)
「フレッツ・スクウェア接続用URL」による接続
フレッツ・スクウェア接続用URL
ブラウザを
① 起動します ②
(http://www.square.fletsnet.com/) ③「フレッツ・スクウェア」の
トップページが表示されます
を入力します

2.「フレッツ・スクウェア」へ接続できない場合について
◆「フレッツ・スクウェア」へ接続できない場合は、CTUの以下の設定項目をご確認ください。

(1)CTUの設定値
「フレッツ・スクウェア」への接続設定情報は、CTUの初期値状態で設定されております。本設定値を変更又は削除すると、 「フレッツ・スクウェア」を
ご利用いただけなくなるため、 「フレッツ・スクウェア」へ接続できない場合はCTUの以下の設定項目をご確認ください。

設定画面 設定項目 入力値

接続先 5

接続先名 フレッツ・スクウェア

接続ユーザ名 flets@flets

接続パスワード flets

接続先詳細設定 プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 しない

MTU自動調整 する
詳細設定 認証方法 自動判別

優先順位 5または-

適用する接続先 接続先5

10.60.0.0/16
スタティック 送信先IPアドレス/マスク長
ルーティングテーブル設定 10.174.0.0/16

メモ フレッツ・スクウェア

ドメイン名文字列 flets

ドメイン問い合わせ先設定 プライマリDNSサーバ 10.60.21.72

セカンダリDNSサーバ 10.60.21.73

170
接続設定情報確認画面 詳細設定

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、
 詳細設定の設定情報参照画面へ遷移します。

②「接続先5」の各設定項目の設定値を
 確認します。

③設定値を変更する場合は画面を上方向に
 スクロールした後に『編集』ボタンを
 クリックし、編集画面に遷移します。

171
④各設定項目の設定値を確認し、
 各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力し、設定内容を編集します。

⑤設定値を変更した場合は『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストから『スタティックルーティン
 グテーブル設定』をクリックすると、
 参照欄まで画面が自動的に
 スクロールします。

⑦各設定項目の設定値を確認します。

⑧設定値を変更する場合は『編集』ボタンを
 クリックし、編集画面に遷移します。

172
⑨各設定項目の設定値を確認し、
 各設定項目の設定値をプルダウンから
 選択、
または入力し、設定内容を編集します。

⑩設定値を変更した場合は『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑪メニューリストから『ドメイン問い合わせ先
 設定』をクリックすると、参照欄まで画面が
 自動的にスクロールします。

⑫各設定項目の設定値を確認します。

⑬設定値を変更する場合は『編集』ボタンを
 クリックし、編集画面に遷移します。

173
⑭各設定項目の設定値を確認し、
 各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力し、設定内容を編集します。

⑮設定値を変更した場合は『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑯メニューリストから『戻る』ボタンをクリック
 し、TOP画面へ戻ります。

⑰メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

174
(2)設定変更情報のCTUへの反映
◆CTUの設定を変更した後に『設定反映』をクリックせずに「フレッツ・スクウェア」への接続操作をした場合、
「フレッツ・スクウェア」へ接続いただけません。
「フレッツ・スクウェア」へ接続するためには、
『設定反映』をクリックしCTUに設定内容を反映させた後に、再度「フレッツ・スクウェア」への接続操作をして
ください。

(3)その他留意事項
◆お客様のLAN内でクラスA(10.x.x.x)のプライベートIPアドレスをご利用の場合は、
「フレッツ・スクウェア」をご利用いただけない場合があります。
◆お客様が複数固定IPアドレス(グローバルIPアドレス)を払い出すタイプのISP契約をされていて、unnumbered機能を使用する設定を行っている場合は、
グローバルIPアドレスを設定した端末から「フレッツ・スクウェア」をご利用いただけません。
◆PPPoE機能を利用した場合の留意事項については、P.111をご参照下さい。

175
「速度測定サイト」へ接続する場合

1.「速度測定サイト」への接続方法について
◆「速度測定サイト」へ接続するためには、以下の2つの方法があります。

(1)
「スタートアップツール」による接続

「スタートアップツール」の ブラウザが 「速度測定サイト」の


① ② ③
『速度測定サイト』ボタンをクリックします 起動します トップページが表示されます

(2)
「速度測定サイト接続用URL」による接続
速度測定サイト接続用URL
ブラウザを 「速度測定サイト」の
① ②(http://sokudo.speedtest.fletsnet.com/) ③
起動します トップページが表示されます
を入力します

※ブラウザに速度測定サイトのURL(http://www.speedtest.fletsnet.com/)を入力して速度測定サイトへアクセスする場合には、あらかじめ
注意
 CTU設定のTOP画面で「速度測定サイト」への接続設定がされている接続先(CTUの初期値状態では接続先4)を接続する必要があります。

2.「速度測定サイト」へ接続できない場合について
◆「速度測定サイト」へ接続できない場合は、以下についてご確認ください。

(1)CTUの設定値
「速度測定サイト」への接続設定情報は、CTUの初期値状態で設定されております。本設定値を変更又は削除すると、
「速度測定サイト」をご利用いただけ
なくなるため、
「速度測定サイト」へ接続できない場合はCTUの以下の設定項目をご確認ください。

設定画面 設定項目 入力値

接続先 4

接続先名 速度測定サイト

接続ユーザ名 speedtest@test

接続パスワード ntt-west

接続先詳細設定 プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto
詳細設定 自動再接続 しない

MTU自動調整 する

認証方法 自動判別

優先順位 5または-

適用する接続先 接続先4

スタティック
送信先IPアドレス/マスク長 10.172.3.254/32
ルーティングテーブル設定

メモ 速度測定サイト

176
接続設定情報確認画面 詳細設定

①TOP画面のメニューリストから
 『詳細設定』ボタンをクリックし、詳細設定の
 設定情報参照画面へ遷移します。

②「接続先4」の各設定項目の設定値を
 確認します。

③設定値を変更する場合は画面を上方向に
 スクロールした後に『編集』ボタンをクリック
 し、編集画面に遷移します。

177
④各設定項目の設定値を確認し、
 各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力し、設定内容を編集します。

⑤設定値を変更した場合は『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑥メニューリストから『スタティック
 ルーティングテーブル設定』をクリックすると、
 参照欄まで画面が自動的にスクロールします。

⑦各設定項目の設定値を確認します。

⑧設定値を変更する場合は『編集』ボタンを
 クリックし、編集画面に遷移します。

178
⑨各設定項目の設定値を確認し、
 各設定項目の設定値をプルダウンから選択、
 または入力し、設定内容を編集します。

⑩設定値を変更した場合は『OK』ボタンを
 クリックします。設定内容を一時保存し、
 設定情報参照画面(前画面)に遷移します。

⑪メニューリストから『戻る』ボタンをクリック
 し、TOP画面へ遷移します。

⑫メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

179
(2)設定変更情報のCTUへの反映
◆CTUの設定を変更した後に『設定反映』ボタンをクリックせずに「速度測定サイト」への接続操作をした場合、 「速度測定サイト」へ接続いただけません。
「速度測定サイト」へ接続するためには、『設定反映』ボタンをクリックしCTUに設定内容を反映させた後に、再度「速度測定サイト」への接続操作をしてく
ださい。

(3)その他留意事項
◆お客様のLAN内でクラスA(10.x.x.x)のプライベートIPアドレスをご利用の場合は、
「速度測定サイト」をご利用いただけない場合があります。
◆お客様が複数固定IPアドレス(グローバルIPアドレス)を払い出すタイプのISP契約をされていて、unnumbered機能を使用する設定を行っている場合は、
グローバルIPアドレスを設定した端末から「速度測定サイト」をご利用いただけません。
◆PPPoE機能を利用した場合の留意事項については、P.111をご参照下さい。

180
「テレビ電話機能」を利用する際のファイアウォール設定

◆ファイアウォール詳細設定で「テレビ電話機能」を利用する場合は、ファイアウォール共通設定でSPIを『ON』にし、ルールを追加する必要
 があります。【「Ⅳ 第2章 ファイアウォール詳細設定」
(P123)参照】

タイムアウトについては、お客様のご利用環境に応じて設定してください。

機能の使用 ON

SPIの設定項目 TCPタイムアウト
(秒) 3600

ICMPタイムアウト
(秒) 60

ルール番号については、お客様のご利用環境に応じて設定してください。
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN UDP 指定しない
1 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 16384 すべてのアドレス 16384
∼16403 ∼16403
メモ
テレビ電話機能1
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN UDP 指定しない
2 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 16484 すべてのアドレス 16484
∼16503 ∼16503
メモ
テレビ電話機能2
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN TCP 指定しない
3 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 1024 すべてのアドレス 10000
∼65535 ∼10009
メモ
テレビ電話機能3
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN UDP 指定しない
4 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 32768 すべてのアドレス 35060
∼65535 ∼35064
メモ
テレビ電話機能4
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN UDP 指定しない
5 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 32768 すべてのアドレス 35050
∼65535 ∼35054
メモ
テレビ電話機能5
適用する ICMP/ICMPv6
許可/拒否 IPバージョン 通信方向 プロトコル TCPフラグ ICMP/ICMPv6コード
接続先 タイプ
許可 IPv6 IPv6 WAN→LAN UDP 指定しない
6 送信元アドレス 送信元ポート 送信先アドレス 送信先ポート
すべてのアドレス 32768 すべてのアドレス 17000
∼65535 ∼17009
メモ
テレビ電話機能6

181
「ひかり電話」を利用しているお客様が「初期化」をする場合について
◆「ひかり電話」をご利用しているお客様は、設定状況によっては、CTU設定の初期化が実行できない場合があります。
 「初期化」の実行を可能にするための、CTUの設定について説明します。

初期化後、設定変更をする
変更していない ことなく、
「ひかり電話」
がご利用になれます。

「DHCPサーバ機能設定」 「DHCPサーバ機能設
を利用して、LAN側のアドレ 定」を初期値に戻し、
スの設定変更を行っていま その設定に合致した
すか? 変更している 操作手順をご確認ください
「DHCPサーバ機能設
定(LAN側固定IP払い
出し)」をしてください。

操作手順 「DHCPサーバ機能設定」、
「DHCPサーバ機能設定(LAN側固定IP払い出し)」の変更

①TOP画面のメニューリストから『詳細設定』
 ボタンをクリックし、設定情報参照画面へ
 遷移します。

②設定情報参照画面のメニューリストから
 『DHCPサーバ機能設定』をクリックすると、
 参照欄までスクロールします。

③「DHCPサーバ機能設定」の『編集』ボタン
 をクリックします。

182
④「DHCPサーバ機能設定」の初期値を
 各項目に入力し、『OK』ボタンを
 クリックします。

⑤前画面で設定した内容に合せて、
 「払い出しIPアドレス」を変更し、
 『OK』ボタンをクリックします。

注意 ※上記画面を経由しないで下記画面に遷移する場合もあります。その場合は下記画面にお進みください。

⑥メニューリストの『戻る』ボタンをクリックして
 TOP画面へ戻ります。

⑦メニューリストの『設定反映』ボタンを
 クリックし、一時保存した設定内容を
 CTUに反映させます。

183
「フレッツ・オフィス」
「フレッツ・オフィス ワイド」へ接続する際のCTU設定

◆「フレッツ・オフィス」
「フレッツ・オフィス ワイド」
(以下フレッツ・オフィス)へ接続するためには、フレッツ・オフィスの契約者から指定される
 情報等を元にCTU設定を行う必要があります。

 必要となるCTU設定は、CTUのPPPoE機能のご利用有無により異なります。

(1)CTUの PPPoE機能をご利用になる場合
「PPPoE機能設定」の「機能の使用」
「接続可能セッション数」を設定する必要があります。PPPoE機能設定の詳細については、P.107をご参照ください。
なお、PPPoE機能をご利用になる場合は、
(2)以降に記載の項目を設定する必要はありません。

(2)CTUの PPPoE機能をご利用にならない場合
CTU設定については、お客様のご利用環境に応じて設定してください。なお、具体的な設定値例は次ページ以降をご覧ください。

お客様のご利用環境
設定値例
CTUにて接続するセッション数 フレッツ・オフィスで利用するIPアドレス

プライベートIPアドレス 「設定値例①」を参照してください。
1つ
(フレッツ・オフィスのみ)
グローバルIPアドレス 「設定値例②」を参照してください。

プライベートIPアドレス 「設定値例③」を参照してください。
複数
(フレッツ・オフィスとインターネット接続
等の併用)
グローバルIPアドレス 「設定値例④」を参照してください。

※フレッツ・オフィスへの接続にunnumbered機能をご利用になる場合、別途「unnumbered機能設定」の「機能の使用」
「CTUのIPアドレス」
注意  「マスク長」を設定する必要があります。unnumbered機能設定の詳細については、P.96をご参照ください。
※フレッツ・オフィス接続時には、お客様がご利用になる通信の内容に合わせて、ファイアウォールの設定が必要となる場合があります。
 ファイアウォールの設定については、P.119をご参照ください。

184
設定値例①: CTUにて接続するセッション数・
・・1つ(フレッツ・オフィスのみ)
フレッツ・オフィスで利用するIPアドレス・・・プライベートIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続ユーザ名
接続ユーザ名

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続パスワード
パスワード

接続先詳細設定 プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

自動判別もしくはフレッツ・オフィス契約者
認証方法
から指定された認証方式

詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 任意(接続先1∼5)

スタティック フレッツ・オフィス契約者から指定された
送信先IPアドレス/マスク長
ルーティングテーブル設定 IPアドレス/マスク長

メモ 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
ドメイン名文字列
ドメイン名

ドメイン フレッツ・オフィス契約者から指定された
プライマリDNSサーバ
問い合わせ先設定 プライマリDNSサーバのIPアドレス

フレッツ・オフィス契約者から指定された
セカンダリDNSサーバ
セカンダリDNSサーバのIPアドレス

※「スタティックルーティングテーブル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」の設定として、デフォルトルート
(0.0.0.0/0)の設定も可能です。
注意
 ただし、デフォルトルートを設定する場合は、全ての接続先の「接続先詳細設定」の「優先順位」を「−」に設定する必要があります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」の「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方とも空欄の
 場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレスをセカンダリ
 DNSサーバの設定欄にも登録してください。

185
設定値例②: CTUにて接続するセッション数・
・・1つ(フレッツ・オフィスのみ)
フレッツ・オフィスで利用するIPアドレス・・・グローバルIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続ユーザ名
接続ユーザ名

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続パスワード
パスワード

auto/
プライマリDNSサーバ フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続先詳細設定 プライマリDNSサーバのIPアドレス

auto/
セカンダリDNSサーバ フレッツ・オフィス契約者から指定された
セカンダリDNSサーバのIPアドレス

詳細設定
自動再接続 任意(しない/する)

自動判別もしくはフレッツ・オフィス契約者
認証方法
から指定された認証方式

MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 自動生成されるため設定不要
スタティック (手動での設定も可能)
送信先IPアドレス/マスク長
ルーティングテーブル設定
メモ 任意

ドメイン名文字列
ドメイン 自動生成されるため設定不要
プライマリDNSサーバ
問い合わせ先設定 (手動での設定も可能)
セカンダリDNSサーバ

※「スタティックルーティングテーブル設定」及び「ドメイン問合せ先設定」は自動生成されるため、設定は不要です。
注意  ただし、接続先詳細設定の優先順位を「−」に設定している場合は、設定を行う必要があります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」を自動生成するためには、「接続先詳細設定」の「プライマリDNSサーバ」 「セカンダリDNSサーバ」を
 「auto」に設定し、かつフレッツ・オフィスにおいて「DNSサーバのIPアドレスの通知」を利用している必要があります。「DNSサーバの
 IPアドレスの通知」の利用については、フレッツ・オフィス契約者にご確認ください。

186
設定値例③: CTUにて接続するセッション数・・・複数(フレッツ・オフィスとインターネット接続等の併用)
フレッツ・オフィスで利用するIPアドレス・ ・・プライベートIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続ユーザ名
接続ユーザ名

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続パスワード
パスワード

接続先詳細設定 プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

自動判別もしくはフレッツ・オフィス契約者
認証方法
から指定された認証方式

詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 任意(接続先1∼5)

スタティック フレッツ・オフィス契約者から指定された
送信先IPアドレス/マスク長
ルーティングテーブル設定 IPアドレス/マスク長

メモ 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
ドメイン名文字列
ドメイン名

ドメイン フレッツ・オフィス契約者から指定された
プライマリDNSサーバ
問い合わせ先設定 プライマリDNSサーバのIPアドレス

フレッツ・オフィス契約者から指定された
セカンダリDNSサーバ
セカンダリDNSサーバのIPアドレス

※「接続先」は1∼5の範囲で任意に設定可能ですが、フレッツ・オフィスと併用する接続先の設定が入っている番号は使用できません。
注意
※フレッツ・オフィスへの接続先の設定として、 「スタティックルーティングテーブル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」をデフォルトルート
 (0.0.0.0/0)
と設定することはできません。
※「ドメイン問い合わせ先設定」の「プライマリDNSサーバ」 「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方とも空欄の
 場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレスをセカンダリ
 DNSサーバの設定欄にも登録してください。

187
設定値例④: CTUにて接続するセッション数・・・複数(フレッツ・オフィスとインターネット接続等の併用)
フレッツ・オフィスで利用するIPアドレス・ ・・グローバルIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続ユーザ名
接続ユーザ名

フレッツ・オフィス契約者から指定された
接続パスワード
パスワード

接続先詳細設定 プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

自動判別もしくはフレッツ・オフィス契約者
認証方法
から指定された認証方式
詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位

適用する接続先 任意(接続先1∼5)

スタティック フレッツ・オフィス契約者から指定された
ルーティングテーブル設定 送信先IPアドレス/マスク長
IPアドレス/マスク長

メモ 任意(例:フレッツ・オフィス)

フレッツ・オフィス契約者から指定された
ドメイン名文字列
ドメイン名

ドメイン フレッツ・オフィス契約者から指定された
問い合わせ先設定 プライマリDNSサーバ
プライマリDNSサーバのIPアドレス

フレッツ・オフィス契約者から指定された
セカンダリDNSサーバ
セカンダリDNSサーバのIPアドレス

※「接続先」は1∼5の範囲で任意に設定可能ですが、フレッツ・オフィスと併用する接続先の設定が入っている番号は使用できません。
注意
※フレッツ・オフィスへの接続先の設定として、 「スタティックルーティングテーブル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」をデフォルトルート
 (0.0.0.0/0)
と設定することはできません。
※「ドメイン問い合わせ先設定」の「プライマリDNSサーバ」 「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方とも空欄の
 場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレスをセカンダリ
 DNSサーバの設定欄にも登録してください。

188
「フレッツ・グループ」へ接続する際のCTU設定

◆「フレッツ・グループ」へ接続するためには、フレッツ・グループ開通案内に同封しております設定情報等を元にCTU設定を行う必要が
 あります。

 必要となるCTU設定は、PPPoE機能のご利用有無により異なります。

(1)CTUの PPPoE機能をご利用になる場合
「PPPoE機能設定」の「機能の使用」
「接続可能セッション数」を設定する必要があります。PPPoE機能設定の詳細については、P.107をご参照ください。
なお、PPPoE機能をご利用になる場合は、
(2)以降(P189∼P194)に記載の項目を設定する必要はありません。

(2)CTUの PPPoE機能をご利用にならない場合
CTU設定については、お客様のご利用環境に応じて設定してください。なお、具体的な設定値例は次ページ以降をご覧ください。

お客様のご利用環境
設定値例
CTUにて接続する内容 フレッツ・グループで利用するIPアドレス

カスタマコントロール接続 プライベートIPアドレス 「設定値例①」を参照してください。

プライベートIPアドレス 「設定値例②」を参照してください。

フレッツ・グループのみ

グローバルIPアドレス 「設定値例③」を参照してください。
グループ
接続
プライベートIPアドレス 「設定値例④」を参照してください。
フレッツ・グループとインター
ネット接続等の併用
グローバルIPアドレス 「設定値例⑤」を参照してください。

※フレッツ・グループへの接続にunnumbered機能をご利用になる場合、別途「unnumbered機能設定」の「機能の使用」
「CTUのIPアドレス」
注意  「マスク長」を設定する必要があります。unnumbered機能設定の詳細については、P.96をご参照ください。
※フレッツ・グループ接続時には、お客様がご利用になる通信の内容に合わせて、ファイアウォールの設定が必要となる場合があります。
 ファイアウォールの設定については、P.119をご参照ください。

189
設定値例①: CTUにて接続する内容・
・・カスタマコントロール接続

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・グループ カスコン)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
グループ管理者から指定された
接続ユーザ名 「ユーザID」+「@」+「グループ識別子」+
「@」+「カスタマコントロール識別子」
(例:admin@n14gaaz.os.e@cscp)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
接続パスワード グループ管理者から指定された
接続先詳細設定
「パスワード」

プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto
詳細設定
自動再接続 任意(しない/する)

認証方法 「自動判別」もしくは「chap」

MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 「接続先詳細設定」の「接続先」と同一
(1∼5)

スタティック ユーザーズマニュアルにて指定の
ルーティングテーブル設定 送信先IPアドレス/マスク長 「カスタマーコントロール指定IPアドレス」/
「マスク長」

メモ 任意(例:フレッツ・グループ カスコン)

※「接続先詳細設定」の「自動再接続」の設定として、「しない」を推奨します。 「する」を設定した場合、グループ接続もしくはカスタマコント
注意
 ロール接続の一方が接続できなくなります。
※「スタティックルーティングテーブル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」の設定として、デフォルトルート
(0.0.0.0/0)の設定も可能です。
 ただし、デフォルトルートを設定する場合は、接続ユーザー名が設定されている全ての接続先の「接続先詳細設定」の「優先順位」を「−」に
 設定する必要があります。

190
設定値例②: CTUにて接続する内容・
・・フレッツ・グループのみ
フレッツ・グループで利用するIPアドレス・・・プライベートIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・グループ)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
グループ管理者から指定された
接続ユーザ名
「ユーザID」+「@」+「グループ識別子」
(例:admin@n14gaaz.os.e)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
接続パスワード グループ管理者から指定された
接続先詳細設定 「パスワード」

プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

認証方法 「自動判別」もしくは「chap」
詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 「接続先詳細設定」の「接続先」と同一(1∼5)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
スタティック
送信先IPアドレス/マスク長 グループ管理者から指定された
ルーティングテーブル設定
「IPアドレス/マスク長」

メモ 任意(例:フレッツ・グループ)

任意
ドメイン名文字列 (無し/フレッツ・グループ利用者から
指定されたドメイン名)
任意
ドメイン
プライマリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
問い合わせ先設定
されたプライマリDNSサーバのIPアドレス)
任意
セカンダリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
されたセカンダリDNSサーバのIPアドレス)

※「スタティックルーティングテーブル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」の設定として、デフォルトルート
(0.0.0.0/0)の設定も可能です。
注意
 ただし、デフォルトルートを設定する場合は、接続ユーザ名が設定されている全ての接続先の「接続先詳細設定」の「優先順位」を「−」に
 設定する必要があります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」をする場合、「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方
 とも空欄の場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレス
 をセカンダリDNSサーバの設定欄にも登録してください。

191
設定値例③: CTUにて接続する内容・
・・フレッツ・グループのみ
フレッツ・グループで利用するIPアドレス・・・グローバルIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・グループ)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
グループ管理者から指定された
接続ユーザ名
「ユーザID」+「@」+「グループ識別子」
(例:admin@n14gaaz.os.e)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
接続パスワード グループ管理者から指定された
接続先詳細設定 「パスワード」

プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

認証方法 「自動判別」もしくは「chap」
詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先
自動生成されるため設定不要
スタティック 送信先IPアドレス/マスク長 (手動での設定も可能)
ルーティングテーブル設定
メモ 任意(例:フレッツ・グループ)

任意
ドメイン名文字列 (無し/フレッツ・グループ利用者から
指定されたドメイン名)
任意
プライマリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
ドメイン されたプライマリDNSサーバのIPアドレス)
問い合わせ先設定 任意
セカンダリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
されたセカンダリDNSサーバのIPアドレス)

※接続先詳細設定の優先順位を「1∼5」に設定する場合、 「スタティックルーティングテーブル設定」は自動生成されるため、設定は不要です。
注意
 ただし、接続先詳細設定の優先順位を「−」に設定する場合は、 「スタティックルーティングテーブル設定」へ手動設定を行う必要があります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」をする場合、「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方
 とも空欄の場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレス
 をセカンダリDNSサーバの設定欄にも登録してください。

192
設定値例④: CTUにて接続する内容・
・・フレッツ・グループとインターネット接続等の併用
フレッツ・グループで利用するIPアドレス・・・プライベートIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・グループ)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
グループ管理者から指定された
接続ユーザ名
「ユーザID」+「@」+「グループ識別子」
(例:admin@n14gaaz.os.e)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
接続パスワード グループ管理者から指定された
接続先詳細設定 「パスワード」

プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

認証方法 「自動判別」もしくは「chap」
詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 任意(1∼5、−)

適用する接続先 「接続先詳細設定」の「接続先」と同一(1∼5)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
スタティック
送信先IPアドレス/マスク長 グループ管理者から指定された
ルーティングテーブル設定
「IPアドレス/マスク長」

メモ 任意(例:フレッツ・グループ)

任意
ドメイン名文字列 (無し/フレッツ・グループ利用者から
指定されたドメイン名)
任意
ドメイン
プライマリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
問い合わせ先設定
されたプライマリDNSサーバのIPアドレス)
任意
セカンダリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
されたセカンダリDNSサーバのIPアドレス)

※「接続先」は1∼5の範囲で任意に設定可能ですが、フレッツ・グループと併用する接続先の設定が入っている番号は使用できません。
注意
※フレッツ・グループへの接続先の設定として、 「スタティックルーティングテープル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」をデフォルトルート
 (0.0.0.0/0)
と設定した場合、接続ユーザ名が設定されている全ての接続先の「接続先詳細設定」の「優先順位」を「−」に設定する必要
 があります。その場合の注意事項として、インターネット接続等が使用できなくなります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」をする場合、 「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方
 とも空欄の場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレス
 をセカンダリDNSサーバの設定欄にも登録してください。

193
設定値例⑤: CTUにて接続する内容・
・・フレッツ・グループとインターネット接続等の併用
フレッツ・グループで利用するIPアドレス・・・グローバルIPアドレス

設定画面 設定項目 入力値

接続先 任意(1∼5)

接続先名 任意(例:フレッツ・グループ)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
グループ管理者から指定された
接続ユーザ名
「ユーザID」+「@」+「グループ識別子」
(例:admin@n14gaaz.os.e)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
接続パスワード グループ管理者から指定された
接続先詳細設定 「パスワード」

プライマリDNSサーバ auto

セカンダリDNSサーバ auto

自動再接続 任意(しない/する)

認証方法 「自動判別」もしくは「chap」
詳細設定
MTU自動調整 任意(しない/する)

優先順位 −

適用する接続先 「接続先詳細設定」の「接続先」と同一(1∼5)

フレッツ・グループ開通案内もしくは
スタティック
送信先IPアドレス/マスク長 グループ管理者から指定された
ルーティングテーブル設定
「IPアドレス/マスク長」

メモ 任意(例:フレッツ・グループ)

任意
ドメイン名文字列 (無し/フレッツ・グループ利用者から
指定されたドメイン名)
任意
ドメイン
プライマリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
問い合わせ先設定
されたプライマリDNSサーバのIPアドレス)
任意
セカンダリDNSサーバ (無し/フレッツ・グループ利用者から指定
されたセカンダリDNSサーバのIPアドレス)

※「接続先」は1∼5の範囲で任意に設定可能ですが、フレッツ・グループと併用する接続先の設定が入っている番号は使用できません。
注意
※フレッツ・グループへの接続先の設定として、 「スタティックルーティングテープル設定」については手動での設定を推奨します。フレッツ・グル
 ープの払い出しアドレスにグローバルアドレスを利用する場合、 「スタティックルーティングテーブル設定」についてはデフォルトルートが自動
 生成されますが、 「優先順位」の高いデフォルトルートのみ適用されるため、フレッツ・グループもしくはインターネット接続等のいずれかにつ
 いては使用できなくなります。
※フレッツ・グループへの接続先の設定として、 「スタティックルーティングテープル設定」の「送信先IPアドレス/マスク長」をデフォルトルート
 (0.0.0.0/0)
と設定した場合、接続ユーザ名が設定されている全ての接続先の「接続先詳細設定」の「優先順位」を「−」に設定する必要
 があります。その場合の注意事項として、インターネット接続等が使用できなくなります。
※「ドメイン問い合わせ先設定」をする場合、 「プライマリDNSサーバ」「セカンダリDNSサーバ」の設定入力欄のうち、いずれかもしくは両方
 とも空欄の場合はエラーとなり設定することができません。セカンダリDNSサーバを利用しない場合は、プライマリDNSサーバのIPアドレス
 をセカンダリDNSサーバの設定欄にも登録してください。

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CTUに関する故障、技術的なお問い合わせ先

IPカスタマーサポート

0120 - 248995(24時間受付)
インターネットからのお問合わせ

http://flets-w.com/otoiawase/
工事情報・故障情報ホームページ

http://www.ip-nw.com/

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