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インターネット放送局が約 10 年前に世界中で勃興しました。

当時から比較すると、恐ろしいほどの変革が起きてきています。

当時は、インターネットと Real Video サーバーがあればなんとか小さな画面であれば、ライブ放送ができる

という状況でした。

技術革新のすごいところは、それを使うユーザーの意識を劇的に変化させたことだと思います。

そして 10 年後、インターネットは光ファイバーが各家庭に廉価で届き、ブロードバンド回線がサービス化さ

れ、テレビやビデオも IP と接続されるようになりました。

DV ビデオカメラは、駆動部を持たないシリコンメディアのビデオとなり、携帯電話にもビデオ記録やワンセグ

テレビ視聴が実現しました。

さらに、高価だったビデオサーバーが、HDD や CPU の進化で劇的に安価となり、YouTube に代表される無料動

画共有サイトが誕生し、ウェブ 2.0 的にそれらが、embed ファイルとして、自由にブログやアグリゲーション

サイトで共有できるようになりました。

また CGM として、成果物としての完成された放送番組ではなく、日常のクリッピング映像が情報の価値とし

て、また現場のコミュニケーションの再現手段として利用促進されるようになっています。

また、タジーのような女の子が、ザクティと PC で、自分の身のまわりの出来事を、自由に映像表現をおこない

配信までもやれてしまうという等身大視点の映像メディア新時代がついに到来したという気分です。

ライト、音声、照明、ディレクター、アナウンサー、役者、台本、リハーサル、衣装、メイク、今までのプロ

がしがみついてきた映像とは全くちがった世界がはじまっています。

メーカー主導や業界主導ではなく、ユーザー主導の新たなコミュニティが形成に、動画人の一人として参加し

たいと思います。

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