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今朝 8:30 頃に日記を書いたので、それを読みます。

本宅から佐野次郎商店へ行く途中の道で、今朝 7:05 頃、対向車とすれ違い様に、右ドアミラーをお


互いにぶつけ合いました。相手は黒っぽい SUV っぽい車です。
道路幅が3M ぐらいのやや狭い道の真ん中を、対向車はこちらに向かって走ってきました。僕は左
側に寄せて運転してましたが、僕の左への寄せ方が甘かったのか、相手の左への寄せ方が甘かったの
か、ミラーが当たってしまいました。
結果、こちらの右ドアミラーの鏡の部分は、綺麗に粉々になって、道路に飛び散りました。なお、
ミラーを覆う外側の黒いプラスチックの部分は、何ともなかったです。
で、相手のドアミラーがどうなったのかは知りません。相手は何事もなかったかのようにそのまま走
り去ったし、接触現場の道路面がどうなってるかをすぐ観察してみましたが、こちらの鏡が飛び散っ
てると思うだけで、相手の分の鏡も飛び散ってるようには感じなかったです。

さて、この出来事から学んだことが4つあります。

一つ目。
相手がどんなであれ、何がどうであれ、それに自分をきっちり合わせることの大事さを学びました。
自分の都合を持ち出さずに、相手の都合に合わせる習慣を、もっと徹底しようということを思いまし
た。

僕はどちらかと言うと、何でも自分で判断して答えを出してどんどん即断即決していきたがる傾向
があります。そして実際そうしてきました。それこそ、高木善文さんの講演会を主催したり、お食事
パーティを数多くしてきて、人様に喜ばれてきたこの3年間という経験もあります。そんな自分にと
って、これからは、何でも勝手に自分でやらない。ちゃんと確認を取りながら暮らしていくことが、
これからの課題なんだと日々意識して、暮らしてるつもりです。
なのに、今朝こういう出来事が起きた。交通状況に応じて、適切な運転を僕はしなかった。そうい
うこの出来事を通じて、神様から、どういうことに気づいてねーと呼びかけられているのだろうかと
考えた時、自分の都合やポリシーや習慣を持ち出すことよりも、今の僕は、相手の都合に合わせる練
習をするべき。自分以外の何かに自分をチューニングしていくプロセスを味わうべきだと受け止めた
ので、これからはもっとそうします。
これが、接触事故から学んだことの一つ目。

2つ目。
朝 7 時半には、このことを報告しないでおこうと思う自分がいました。なので、なぜそんな自分に
なってるのだろうと自問自答しました。答えは簡単、自己完結したと感じてるから。

この現実が起きて、そこから学ぶべきを学んで、即軌道修正できたと思ってしまったので、大人会
議でいちいち報告せんでもいいじゃんと思う自分が、朝 7 時半頃まではいました。
でもみんなに伝えることに決めました。なぜなら、そうした方が、僕にとっても皆にとっても、変
化するチャンスや生まれ変わる気持ち良さが増えるから。
ちなみに、皆に伝えようと決めた瞬間というのがあります。
それは現場のすぐ近くにあったポスターを見た時です。小さな火でも大きな被害というスローガン
の、火の用心ポスターを見た瞬間に、きっちり報告させていただこうと感じました。あのポスターは、
あの時あの場所で僕が見るためにあそこに貼られてあったんだとさえ思いました。
小さな火でも大きな被害…言い換えるなら、小さなきっかけ大きな変身、かな。
ポスターさん、あの場所に張られていてくれて、ありがとう。

三つ目。
自分の感情について。

鏡なしの車で今日一日を過ごしてましたが、車のそばで誰かと話す時や、誰かとすれ違う時など、
その状況にちょっとびくびくしてる自分と楽しんでる自分の二種類がいました。
まず、なぜびくびくしてたか。
ミラーが割れてることを誰かに気づかれて、
「これどうしたのー?」などと聞かれることにどきどき
してたから。多分、僕の心のどこかに、取り繕いたいという心理が働いていたのでしょう。
そして、なぜ楽しんでいたか。
ミラーという小さな変化にすぐに気づけるのは誰なのかなー。そしてその人は、どんな態度や発言
を僕にしてくるのかなーというふうに、わくわくしてました。
僕にはこういう、相反するような感情を持つ人なんだなということを確認できて、自分で自分が面
白かったです。

四つ目。
まこっちゃんに対する感謝。

今朝 8:30 頃から、まこっちゃんと 2 人で佐野鉄山東という田んぼで、機械除草を始められるように


動いていて、さぁ今から機械除草を始めるぞという時に、僕は一人で勝手にこの日記を書き始めまし
た。まこっちゃんは普通に作業を始めました。僕はこの思いを書き綴るのに、作業を30分ぐらい中
断して、今感じてることを書き残してました。
その後、作業に復帰した時に僕はまこっちゃんに一言言いました。
「ノート書いてたわ」 彼はそれを聞いただけでにこっと笑いました。さわやかな笑顔で手を挙げ
ただけです。そして、
「今夜の大人会議で報告するわー」と伝えたら、
「hmm」という感じですぐ彼は
作業に戻ってました。

彼のその態度から僕は何を瞬間的に感じたかというと、感謝です。
「こまねちは何をしてんだろう。早くこっちにこんかなー」ていう疑いとか、
「ノートなんて書いて
て・・・もしかして怠けようとしてんのか?」という否定的な感情とかを、彼はちっとも持たなかったよ
うだ。あの爽やかな笑顔! 美しい。
まこっちゃん、今まで生きてきて、そして今そんなふうになっていて、ありがとう。
まこっちゃんをそんなふうに生かしてきてくださって、お天道さん、ありがとう。
おそれいりました。

以上。

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