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FX投資家意識調査
FX投資家意識調査
セントラル短資 FX 株式会社
2009 年 FX 投資家の意識調査の結果
~ 75.8%のFX投資家は証拠金規制後も取引を継続する意向 ~
【調査実施概要】
• 目 的 FX 取引を行っている投資家の取引実態・意識を定量的に把握する
こと。
• 地 区 全国
• 対 象 者 FX 取引口座を保有し、直近 1 ヶ月に FX 取引を行った 20 歳以上の
男女 3,767 名(設問によっては、アクティブな取引を行う投資家
700 名を抽出して調査)
※除外職種:金融・保険・広告・マスコミ・調査関連業従事者および学生
調査詳細につきましては次頁以降をご参照ください。
1
【FX に関する意識調査結果の特徴点】
①FX 取引を始めてから、どれくらい経ちますか?
→取引経験 3 年未満が 81.8%。
②FX 取引を始めた理由は何ですか?
→資産運用志向の意識が高い。一方で機動的な投資が可能な点に魅力を感じている。
③FX 取引会社を選択する際、重視することは何ですか?
→安心・安全を求めるとともに、商品性の優位さを重視する。
④レバレッジはどれくらいに設定していますか?
→25 倍未満が 52.6%。自身の投資スタイルに合ったレバレッジで取引している。
⑤レバレッジ規制が実施された場合、取引を継続しますか?
→「レバレッジを低く抑えて、そのまま取引を続ける」が 75.8%を占めた。
なお、当社をメイン口座とするお客さまでみるとこの比率は 88.0%を占めている。
⑥どのようにロスカットを設定していますか?また、FX 会社による強制ロスカットは必要ですか?
→自身でロスカットオーダーを設定している投資家は 86.8%占めた。84.4%の投資家が強制ロスカ
ットを必要だと感じている。
⑦投資や資産運用について、どのようにお考えですか?
→「今の時代、貯金よりも運用(投資)」、「儲かるのであれば多少のリスクはあってもよい」という意
識が高く、「投資・運用商品を選ぶ際は、自分で決めたい」という主体的な関与を意識してい
る。
2
FX 取引に関するアンケート調査結果
FX 取引の回数、証拠金の合計額、取引歴 n= 3767
FX 取引口座保有者 6.0%(4809)
直近 1 ヶ月の FX 取引利用者
78.3%(3767)
直近1ヶ月のFX取引回数 n=4809
わからな
100回以
い, 2.0%
上, 8.8%
50-100
0回,
回未満,
19.7%
5.5%
20-50回
未満,
11.7%
10-20回 1-10回未
未満, 満,
15.5% 36.8%
5年-10年
証拠金の合計額 n=3767 未満, FX取引歴 n=3767
4.0% 10年以上, わからな
わからな
0.5% い, 0.3%
200万円以 い, 1.9%
上, 12.1% 4年-5年未
満, 5.1%
5万円未
満, 14.3% 半年未満,
200万円未 3年-4年未 17.6%
満, 8.8% 満, 8.4%
10万円未
満, 13.9% 2年-3年未 半年-1年
100万円未
満, 17.3% 未満,
満, 14.2% 20万円未 20.3%
満, 14.8%
50万円未 1年-2年未
満, 20.1% 満, 26.6%
3
メイン口座でのレバレッジ設定 n=3683
メイン口座(最頻利用口座)におけるレバレッジ設定は半数以上が 20 倍未満と回答したも
のの、100 倍以上の回答についても 17%存在している。
最頻取引先でのレバレッジ設定 n=3683
500倍以上, わからない,
200-500倍未 0.2% 3.0%
満, 4.6%
5倍未満,
100-200倍未 15.4%
満, 12.4%
5-10倍未満,
20.0%
50-100倍未満,
13.0% 10-20倍未満,
18.8%
20-50倍未満,
12.5%
定期・普通預金は全体の 88.4%(注1)と高いものの、次に株式、投信、外貨預金とリス
ク商品に対する意識も高いことが見てとれる。
(注 1)一般に FX 取引は銀行口座を介しての取引であり、銀行口座が必須であるが、今回のアンケートでは運用を念
頭に置かれた 11.6%の方が預金を答えなかった可能性がある。
普通預金口座(定期含む) 88.4%
株式 55.9%
投資信託 35.2%
外貨預金 25.2%
住宅ローン 20.0%
国債・個人向け国債 14.1%
コモディティ(金・プラチナ・商品先物… 8.4%
外国債券 8.3%
信託 6.0%
その他の金融商品 5.3%
SMA・ラップ口座 1.2%
4
FX 取引実態 取引回数・証拠金・取引歴 n=700
【取引回数】
直近 1 ヵ月の取引回数は 47.3%の方が 10 回未満と大勢だが、100 回以上の取引を行った方
も 9.4%存在する。
注:相場の方向性がなく、先行き不透明なため、小刻みな取引が増加している傾向が見られる。
100回以上,
9.4%
50-100回未満,
7.4%
20-50回未満, 1-10回未満,
13.5% 47.3%
10-20回未満,
22.4%
【証拠金預託額】
「50 万円以上」の預託を行っている方は全体の 38.7%、「20 万円以上 50 万円未満」と答
えた方が 23.4%と最も多くなっている。
「200 万円以上」の預託についても 13.9%と比較的
高率を保っている。
5万円未満,
11.3%
200万円以
上, 13.9%
200万円未満,
10.6%
10万円未満,
14.5%
100万円未満, 20万円未満,
14.2% 12.2%
50万円未満,
23.4%
5
【FX 取引歴】
「1 年以上 3 年未満」と答えた方が 45%。次いで「1 年未満」の取引歴が 35%となってお
り、FX 取引についての認知度向上とともに幅広い投資家層が集まっていると思われる。
5年-10年未満,
4年-5年未満,
5.1%
6.4%
3年-4年未満, 半年未満,
9.1% 15.2%
半年-1年未満,
2年-3年未満, 19.2%
18.8%
1年-2年未満,
26.2%
「銀行預金より有利な投資先」あるいは「資産運用の勉強の一環として」といった回答が
もっとも多く、次いで「手っ取り早く稼ぐ手段として」との回答が多かった。長引く低金
利環境を反映して投資家のリスク資産への興味が高まっていることがうかがえる。
その他, 1.4%
資産運用の勉強
の一環として, 銀行預金よりも
21.1% 有利な投資先と
して, 29.1% 外貨預金からの
単なる興味本 乗り換え, 5.5%
位・ゲーム感覚
で, 9.8%
通貨分散による
リスクヘッジ,
2.8%
手っ取り早く稼 ポートフォリオ
ぐ手段として, ミリオネアを目 の一角として,
16.4% 指して, 6.0% 8.0%
6
投資や資産運用に関する考え方 ※複数回答可 n=700
「今の時代、預金よりも運用(投資)」、「儲かるのであれば多少のリスクはあってもよい」意識が高い。
多少のリスクを取っても自己責任の原則に基づいた資産運用に前向きと考えられる。
今の時代、貯金より運用(投資)である 53.2%
儲かるのであれば多少のリスクはあってもよい 46.9%
将来的には、今の資産をもっと増やすべきたと思う 40.2%
投資は知的なゲームだと思う 39.6%
投資・運用するなら楽しんでやりたい 36.9%
預貯金と運用(投資)のバランスが大事だと思う 35.4%
投資・運用商品を選ぶ際は、自分で決めたい 35.3%
投資は人生を豊かにする手段である 35.0%
株式投資に興味がある 30.6%
短期売買で稼いでいく方だ 27.7%
投資は”ばくち”である 24.0%
中長期でじっくり資産形成したいと思う 23.9%
投資するならできるだけリスクが低く、地道に増えていく商品を… 19.8%
投資に関する知識は人並みにあると思う 19.2%
株で大儲けしたいと思っている 15.2%
投資・運用は深く考えすぎずにやりたい 9.9%
FXの商品やサービスはどこも同じようなものだ 8.7%
運用商品を選ぶ際は、専門家(窓口)に相談したい 2.3%
スワップポイント
が高い, 3.4%
その他, 20.2%
小さい通貨単位か
ら取引できる, 経営が健全,
4.3% 27.4%
信託保全システム
がある, 11.4%
取引画面の使い勝
手が良い, 6.9%
手数料が安い,
8.7% 取引システムが安
スプレッドが小さ
定している, 9.2%
い, 8.5%
7
セントラル短資 FX のイメージ ※複数回答 n=700
「メジャーな」、「信頼できる」会社として認識いただいている。次いで「伝統がある」、「人気がある」と
いったイメージを抱いている。
メジャーな
30.9%
信頼できる
29.0%
伝統がある
21.6%
人気がある
17.7%
企業イメージがよい
15.9%
永く付き合える
14.3%
初心者にも優しい
12.4%
誠実な
10.4%
取引を行うきっかけは「チャートの動きを見て」が突出して高く、テクニカルへの関心が
高い。また、
「経済指標の発表」や「マーケットのニュース記事」への関心も高く、
【情報】
の重要性がうかがえる。
チャートの動きを見て
81.0%
経済指標の発表を見て
40.1%
マーケットのニュース記事を見て
31.7%
売買シグナルを見て
22.2%
専門家の予想・分析を見て
18.5%
その他
1.1%
8
ロスカットオーダーの設定方法 ※単数回答 n=700
半数を超える方がロスカットオーダーを自らの判断で置いている。IFO 注文のような複合
注文も重要になるだろう。
その他, 1.6%
FX会社のシステ
ムによるロス
カットに任せて
いる, 11.6% 新規ポジション
から損切りオー
ダーを設定して
いる, 24.2%
値動きを見て損
切りし、ポジ
ションを解消し
値動きを見て、
ている, 35.0%
損切りオーダー
を設定している,
27.6%
昨年の金融混乱の影響による市場変動率の高まりを受けたことで、84.4%の方が強制ロスカ
ットの必要性を感じていると思われる。
必要ではない,
15.6%
必要, 84.4%
9
レバレッジの設定 ※単数回答 n=700
投資家の方が自らの資産管理を積極的に行っていると思われ、半数を超える方が 25 倍未満
のレバレッジに設定して資金管理を行っている。
250倍以上,
100-250倍未満, 1.0%
15.1%
50-100倍未満,
15.5% 25倍未満,
52.6%
25-50倍未満,
15.9%
その他, 2.6%
わからない,
10.2%
海外のFX業者を
利用してFX取引
を行う, 4.4%
FX取引をやめる,
6.9%
レバレッジを低
く抑えて、その
まま取引を続け
る, 75.8%
10
取引ツールについて PC と携帯の割合 ※単数回答 n=700
同じくらい, モバイルの方が
3.4% 多い, 1.7%
PCの方が多 PCのみ,
い, 40.8% 54.1%
投資家の商品知識、市場知識習得への意欲は高く、半分以上の方がセミナーに参加あるい
は参加意向を持っている。
何度も参加したことがある
1-2回参加したことがある
参加しことはないが、テーマによっては参加してみたい
参加したことはなく、しようとも思わない
4.4%
11
どんなセミナーに参加したいと思いますか? ※複数回答 n=700
実際に取引を行うための実践的なテクニックを中心として、投資家自身で判断できるよう
な取引手法への関心が非常に高い。
トレードの実践的テクニックの紹介
65.5%
専門家による為替予想
41.5%
システムトレードの紹介
32.9%
確定申告など税制の知識紹介
30.6%
FX初心者向けのトレード基礎知識紹介
27.4%
著名人の講演
26.0%
FX会社の代表者・社員の講演
12.7%
その他
1.8%
以上
12