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06. スイス政府「民間防衛」に学ぶ - 敵はわれわれの抵抗意志を挫こうとする - 警戒しよう
06. スイス政府「民間防衛」に学ぶ - 敵はわれわれの抵抗意志を挫こうとする - 警戒しよう
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このサイトでは「民間防衛」からの引用部分は枠内部分に記述し、その前後に解説と私見を加えてま
す。 枠内は背景色で「黒:敵の策略」「白:敵の策略からの回避方法」と区別しています。
上は敵国がスイスの軍事力を縮小させるための、工作員が普及させているキャッチフレーズです。
日本でもまさに同じキャッチフレーズが存在しているので絶句です。そのまま真似したの?とも思え
ます。下はもちろんそれに対する心構えです。誰も戦争なんて望んでいません。しかしながら、軍事
力の放棄はできないのです。
敵はわれわれの抵抗意志を挫こうとする
そして美しい仮面をかぶった誘惑のことばを並べる
核武装反対
それはスイスにふさわしくない。
農民たち!
装甲車を諸君の土地に入れさせるな。
軍事費削減のためのイニシアティブを
これらに要する巨額の金をすべてわれわれは、大衆のための家を建てるために、各人に
休暇を与えるために、未亡人、孤児および不具者の年金を上げるために、労働時間を減
らすために、税金を安くするために、使わなければならない。よりよき未来に賛成!
平和のためのキリスト教者たちの大会 汝 殺すなかれ
婦人たちは、とりわけ、戦争に反対する運動をおこなわなければならない。
http://nokan2000.nobody.jp/switz/page05.html
(平和擁護のためのグループ結成の会) 平和、平和を!
警戒しよう
世界とともに平和に生きることを欲しないスイス人があろうか。戦争を非としないスイス人
がいるだろうか。われわれが軍隊を国境に置いているのは、他の国がわれわれを平和に生きさ
せておいてくれるためである。
人類の幸福は、われわれにとって重要なことだ。われわれは力の及ぶ限りそれに貢献してい
る。たとえば赤十字の活動、開発途上国に対する援助、戦争状態にある国の利益代表など。と
ころが、現実はこのとおりである。
それを知らないとしたら、われわれは、お人好しであり、軽率だということになるだろう。
われわれを取り囲む国々が武装し続ける限り、われわれは国家の防衛を怠ることはできない。
ヨーロッパで対立する交戦国によるスイス攻撃の可能性を、われわれは、最近の二つの大戦
の経験にかんがみて、よく考えなくてはならない。
潜在的は敵を仮定その宣伝文句に基づいて判断することは、たとえその宣伝文の中に、
聖書の文句が引用されていようとも、できないことだ。われわれは、にせ平和主義者たちが、
武装するのをやめないでいることを確認している。われわれの信念は誠実なものである。われ
われは、だれ一人殺そうとするつもりはないが、ただ正当防衛を確保しなければならぬ。
われわれが武器を使用せざるをえないようなことがないように!われわれは、これ以上に真
摯な願いを持たない。
もともと日本の平和団体はほとんどがここで書かれている「にせ平和主義者」ですね。「自衛隊」
とか「アメリカ軍」に対しては、何が何でも反対して抗議や署名を組織的に行う一方で、中国軍の軍
事行動には全くノーリアクションです。また、日本や米国の核は猛反対するくせに、中国や北朝鮮の
核は肯定してます。要するに本当に平和を願っているのではなく、この本で書かれている敵国の工作
活動だということがわかりますね。
他、ここでも書かれているように婦人は反戦活動のシンボルになりがちです。女性政治化、女性タ
レント、さらにはよく子供も利用されます。敵の策略にはまらないよう気をつけてください。
■引用書籍
http://nokan2000.nobody.jp/switz/page05.html
民間防衛 新装版̶あらゆる危険から身をまもる
スイス政府 (編さん), 原書房編集部 (翻訳)
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■リンク
「加治隆介の議」に学ぶ
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http://nokan2000.nobody.jp/switz/page05.html