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衆議院議員 中川昭一 公式サイト : 中川昭一が語る 07/10/09 11:26 PM

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中川昭一公式サイトトップ > 中川昭一が語る > 「銃撃事件」と「統一地方選挙」に思う

2007.08.21
参院選。肌で感じたこと、意を決
2007.05.01
したこと。

2007.06.20
「銃撃事件」と「統一地方選挙」に思う 閑話休題……政調会長の一日

2007.05.01
「銃撃事件」と「統一地方選挙」
先般、日本と米国で銃を使った事件が相次いで起きました。 に思う
米国はヴァージニア工科大学で32人もが殺害され、犯人の留学生は自殺し
ました。日本の事件は、伊藤一長市長が選挙運動中に射殺され、東京・町
田市では銃でひとりを射殺して立てこもるというものでした。米国の事件
は犯人が自殺していることもあって、真相の究明はなかなか難しいかもし
れませんが、私にはvirtual(仮想)とreal(現実)の区別がつかなくなっ
たのでは、という気がしています。一方、日本のふたつの事件は、いずれも暴力団組員の犯行で、
背景はそれなりに分かるのですが、日本で拳銃を使った事件が起きてもそれほど驚かなくなってい
る社会にあらためて気づき、政治家としてこれでいいのか、と自問してもいるところです。
かつて「テロ」は、政治・体制に対するものがほとんどでした。ところが今は、一般社会に対する
ものに変わってきているように見えます。このことは、大きな問題点を示唆していると思うので
す。米国では合衆国憲法修正第2条で、個人が自己を守るべきために手段を講じることを権利とし
て認めています。議論のあるところですが、銃の所有が認められる根拠とされている条項です。こ
れに対し日本では、もちろん個人の銃の所有は基本的に認められていませんし、今国会では、銃で
はなくても殺傷能力が認められるものの所持を禁止する法改正案が審議されているところです。
与党・自民党の政調会長として、私は今、立法の素案を取りまとめる立場にあります。国民の豊か
な日々をつくるためのこの役割を、いかにまっとうしていくべきか、いろいろと考えていきます
と、憲法や法律を時代にマッチさせていくことが重要と感じさせられます。
 このたび私の下に「緊急医師不足対策特命委員会」と「集団的自衛権に関する特命委員会」を発
足しました。「特命委員会」とは緊急かつ重要で担当横断的な政策課題について私の直属で行うも
のです。他に拉致問題対策特命委員会等がありますが、医師不足は極めて重要であり、早急に対策
を講じます。
先の統一地方選では自民党も民主党も、ともにめいっぱい頑張ったと思います。しかし、勝利した
のは「政党支持なし層」が支持した候補だったといえるでしょう。ただ、それは民意が本当の意味
で反映された結果といえるのかどうか――。日本では投票は「権利」です。しかし、ベネルクス三
国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)や多くの南米諸国は投票が「義務」と定められ、投票
に行かなければ罰則適用の国もあります。
おりしも5月3日は憲法記念日。私たちの憲法が施行されてちょうど60年、人間の齢(よわい)で
言えば還暦に当たります。この区切りを迎えた憲法記念日を機に、憲法のあり方、法律に求められ
るものなどを、私なりにじっくりと考えてみたいと思っています。

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