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衆議院議員 中川昭一 公式サイト : 中川昭一が語る 07/10/09 11:30 PM

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中川昭一公式サイトトップ > 中川昭一が語る > 水の安全保障特命委員会がスタート

2009.01.14
平成21年の新年にあたって
2008.08.11 2008.08.11
水の安全保障特命委員会がスター
水の安全保障特命委員会がスタート ト

2008.06.06
再び人権擁護法案について(6月6
 昨年12月にスタートした、自民党「特命委員会水の安全 日)
保障研究会」は20回の議論を終え、既述の通り報告書を作
成し、その使命を終了しました。
5月に行われたTICAD(アフリカ支援開発会議)への緊急提
言、7月の北海道洞爺湖サミットへの提言も行いながら、水
を「人の安全保障」ととらえ、世界中の水問題への日本の基
本的枠組みを示したものとして自負しています。
 本報告書の特長は、①20回の会議、10数回の報告書作成
作業を通じ、8省庁、数多くの官僚が同席しましたが、一切
発言も会議の運営への関与もなかったこと(させなかった)。②議論が議員と数多くの水の専門家
(学界、経済界、NGO、自治体―水の運営、管理者等)によって対等に進められたこと。③報告書
作成は、全体の議論をまとめて3人の専門家(学者、NGO関係者)によって見事に行われたことで
す。
 しかし、多くの困難が存在することも明らかになりました。
①タテ割、ヨコ割の弊害(役所だけでなく、学界・ビジネス界にも存在)
②水情報の一元化
③どこに「チーム・水日本」の司令塔(仮称「水の安全保障機構」をどういう形態で設置するか)
④緊急課題(災害対策、国際緊急支援、すでに発生している水のインフラの更新問題等)に対応で
きるか。
⑤水の管理の複雑さに加え、水の所有権の法的位置付け(既に多くの地下水が内外の経済体によ
り、占有されている。海外では裁判になっているケースも多い)
⑥海外への発信(国際水ビジネス支援、日本の水文化の発信−「治水」はWater Safety 
managementでは不充分で「Chisui」がふさわしい)
⑦世界水機関「WWO;World Water Organization」の早急な設置等々。
今後、9月の国連総会。洞爺湖サミットの首脳宣言・議長文書をふまえ、来年のイタリア・サミッ
トに向けた水の専門家会合。来年3月の第5回世界水フォーラム(イスタンブール)等、国際的な
水の動きも活発だ。
 世界で水で苦しんでいる人々は着実に増加している。日本でも気候変動やヒート・アイランド現
象で連日水による犠牲者が発生し、渇水・洪水の被害が広がっている。
 内外の水危機に「チーム・水・日本」がリーダー・シップをもって緊急、適切に対応していかな
ければならない。次回の特命委員会は「気象」について勉強・議論して行きたいと思います。

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