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SSG072MG v1.

マネー・カレッジ presents
もうパニックになんてならない!
荒れ相場を乗り切るための心理学講座
第 1 回: 狼狽売り
-狼狽売りは「オレだけ」?
「なんであんなことをしちゃったんだろう…」。
投資をしていると、誰でも悔やむことってありますよね。とくに、口惜しいのが、いわ
ゆる「狼狽売り」。株価が短期間に一気に下げると、パニックとでもいうのでしょうか 、
このまま株を持っていることに耐えきれなくなって、あわてて売ってしまう。でも、後
になって振り返ってみると、売ったのは最悪のタイミングで、もうちょっと待てば損失
の幅が少なかった…、というか、そもそも売る必要なかったじゃん!ということは、誰
でも経験があるところでしょう。「オレはなんてバカなんだ…」と反省することしきり
ですが、ちょっと待ってください。狼狽売りで反省しているのは、「オレだけ」でしょ
うか?
そんなことはない、ですよね。多かれ少なかれ、全ての投資家が狼狽売りに似た経験は
しているでしょう。だとしたら、「オレはなんてバカ」なのではなく、人間の心には、
普遍的に、狼狽売りをしてしまうようなメカニズムが組み込まれているとは言えないで
しょうか?
「あぁ、それって、行動ファイナンスだろ?」と勉強家の方は思うかもしれません。
「人間は合理的ではないし、投資においてさまざまな心理的なエラーを起こす」という
考え方の行動ファイナンスは最近流行の分野ですし、実際に行動ファイナンス理論を応
用して高収益を目指す投資信託なんてあるぐらいです。

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※ この文書は投資に関する基本的な考え方を解説するために作成されたものであり、実際の運用の成功を保証
するものではありません。実際の投資は、ご自身の判断と責任において行ってください。

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