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岡山支部研修報告

岡山支部実行委員長 大野 萌

【総括】

今年のSTでは、オーストリア、トルコ、スペイン、韓国、デンマークの 5 カ国から計 5 人の外国人が参加してくれました。


今年は、外国人参加者が予定より 1 日早く岡山に着くこと以外、去年のような突然のキャンセルもなく、ほぼ計画通り集まりま
した。ただ、毎年外国人参加者のお
迎えを、来ることができる日本人みんなでしているのに、今年は出迎えに来た人が少なかったので少し淋しい感じがしました。
しかし、STには、1 回生から 4 回生まで多くのISA(国際学生協会)会員が集まってくれ、とても活気がある 4 日間になり
ました。また、日本人参加者も恥ずかしがりながらも頑張って英語を喋って自己紹介をしたり、相手の国の文化について話を聞
いたりと積極的に歩み寄っていたし、外国人参加者も日本人のつたない英語を理解しようとしてくれて、お互い話をするときは
真剣でした。

しかし、今年は計画の段階でもST期間中でもハプニングが沢山あり、実行委員を中心に参加者全員にも沢山協力してもらい
ました。計画の段階では、例年使用していた会場がつかえなかったため,実行委員の人たちは、代わりの会場を探すために、毎
日のように色々なホールを駆け回り、交渉もしてくれました。今年の会場になった場所が、例年のように一般の人に対して広報
することができず、一般の人がほとんど来なかったので残念でした。また、ST期間中に新型インフルエンザが流行し、感染予
防のために急遽マスクや空気洗浄や、ウェットタオルなどの用意をしたり、いつも以上に参加者の健康に気をつけたりと、新型
インフルエンザの流行は、思いがけない出費に繋がったり、参加者たちの不安感も煽ったことと思います。この新型インフルエ
ンザに関連して、茶道部との茶道体験が直前になくなってしまい、代わりに急遽倉敷の美観地区に行くことになりました。この
ように沢山ハプニングが発生してスケジュールも大きく変わったりしたのに、外国人参加者はいつも笑って優しく受け入れてく
れました。日本人参加者もとても協力的で、沢山助けてくれました。特に 4 回生の先輩には、ハプニングがあるごとにアドバイ
スをもらったり、手を貸してもらったりと本当に助けてもらいました。沢山のハプニングに、途中心が折れそうになりましたが、
フェアウェルパーティーのときに、外国人参加者たちが「ST、凄く楽しかった」とか、「もっと岡山にいたい」と言ってくれ
て本当にうれしかったです。また、今回のSTでは、ゲストである外国人参加者だけが楽しむのではなく、ホスト側ではあるけ
れどSTに参加している以上、日本人も楽しめるSTにしようということを目標にしていました。だから、日本人参加者の人に
「ST本当に楽しかったよ、ありがとう」と言ってもらったときは、凄く嬉しかったです。
今年のSTが成功した理由は、協力的で優しい参加者たちと、何かがあるたびに一緒に悩んで、励ましあって、軽いフットワ
ークで動き回ってくれた実行委員のおかげでだと思っています。

【研修旅行に参加して】

藤井 加奈
Best Summer という言葉がふさわしい夏でした。
2 回生の私は ST に参加するのは今年が 2 回目でした。去年の夏、同じ年頃の世界の学生と、英語という共通の言語で会話する
ことの難しさと楽しさを味わった私は、今年はもっと意欲的に積極的に話そう、と思っていました。
やはり、ST を通して、自分と違う視点を持つ人と会話することは、自分の生き方や考え方を見直す非常にいい機会になると感
じました。特に、自分の国に対する誇りや、平和に対する思いなどです。日本人は、ほかの欧米諸国に憧れを抱くばかりでなく、
もっと自分の国の良さを知るべきだと感じました。
また、ST に企画から携わった一人である私は、人一倍この ST にかける思いが強く、失敗したりうまくいかなかったりするたび
に落ち込みました。しかし、最後に Best Summer と言ってくれた外デリさんの優しさは忘れることはできません。
私は、失敗も成功も乗り越えて、新しい視野を持ち、自分の世界を広げることができるこの ST というプログラムが大好きです。
来年も今年以上の夏を経験できることを心待ちにしています。

【日程】

8月26日 ウェルカムパーティー、後楽園散策、岡山城見学
8月27日 広島研修旅行(原爆ドーム・平和公園)
8月28日 広島研修旅行(宮島・厳島神社)
8月29日 宮崎駿監督映画鑑賞、倉敷美観地区散策、フェアウェルパーティー

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