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首相の月内訪中を延期�背景に尖閣問題か
03/17 11:31

�河村建夫官房長官は17日午前の記者会見で、今月下旬で調整していた麻生太郎首相の中国訪問と日中首脳
会談について「(4月2日の)金融サミットまでに会う時間がとれるか調整してきたが、日程的に折り合わないようだ」
と述べ、延期することを明らかにした。東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり中国国内が敏感になってい
ることが背景にあるとみられる。
�日本政府は今月上旬、尖閣諸島が他国から攻撃を受けた場合、日米安全保障条約が適用されることを米国側か
ら公式見解として確認したことを公表した。これに中国国内で反発の動きが出ていた。
�この点について、河村氏は「お互い領土問題には敏感だが、それが影響したかどうか推測で言うわけにはいかな
い」と述べるにとどめた。また「時間が許せば金融サミットで会談する可能性はある」とも述べた。
�昨年5月に胡錦濤国家主席が来日した際、当時の福田康夫首相との会談で、日中両首脳は毎年相互訪問するこ
とで合意。今回は日本側が訪中する番となっていた。

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http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/print/politics/politicsit/232492/

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