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いきもの意識しらべ2009

2009/8/4
特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ
生物多様性条約市民ネットワーク TEEB作業部会
• 企画:特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ
協力:特定非営利活動法人サステナブル・ソリューションズ
• 実施:楽天リサーチ 実施期間 2009/7月
14人に1人が、
「生物多様性条約」を知っている

• 名前を聞いて、およそ内容が推測できるものをお選びください。
n %
全体 30313 100.0
生物多様性条約 2230 7.4
エコシステムアプローチ 1582 5.2
エコロジカルフットプリント 1567 5.2
生態系サービス 1529 5.0
ミレニアム生態系評価 1107 3.7
生物多様性イニシアティブ 793 2.6
遺伝資源アクセスと利益配分(ABS) 613 2.0
TEEB(生態系と生物多様性の経済学) 446 1.5
生物多様性オフセットとミティゲーションバンク 398 1.3
譲渡性開発権制度(TDR) 383 1.3

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
6.4人に1人が、
環境省のプロモーションを知っている

• 名前を聞いて、およそ内容が推測できるものをお選びください。

n %
全体 30313 100.0
さかなクン 22919 75.6
銀座ミツバチプロジェクト 9208 30.4
ナショナルトラスト 7416 24.5
「地球のいのち、つないでいこう」(環境省) 4756 15.7

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
関心があるテーマ順に、
森林、砂漠化(乾燥地)、農業、
島嶼、海洋沿岸・・・
• 生物多様性への考え方や関心に、最も近いものを1つだけ選んでください。
n %
全体 30313 100.0
農業における生物多様性保全に関心がある 4760 15.7
日本のような、島嶼における生物多様性の保全に関心が 3488 11.5
ある
海洋沿岸における生物多様性の保全に関心がある 2988 9.9
森林における生物多様性の保全に関心がある 6029 19.9
砂漠化防止/乾燥・半乾燥地帯における生物多様性の保 5450 18.0
全に関心がある
内陸水生物多様性における生物多様性の保全に関心があ 572 1.9

山岳における生物多様性に関心がある 564 1.9
今、自分や自分の世代が責任をとる必要はない。技術が 726 2.4
進んだ未来世代が対応する方が、よっぽど効率がよく効
果的である
以上からあてはまるものが何もない 5736 18.9

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
エコ最優先層は、

6%
• あなた個人やご家庭において、「エコ(生物多様性を含む環境問題)」よりも優先
順位の高いテーマは、どれですか。/最もあてはまるものを1つ選択してください。

n %
0% 20%
全体 30313 100.0
1 収入源獲得、収入向上、蓄財、資産運用 7802 25.7 1 25.7
2 育児・子どもの教育 4275 14.1 2 14.1
3 防犯・安全・安心、看病・介護 3994 13.2 3 13.2
4 健康、スポーツ 3522 11.6 4 11.6
5 家庭サービス、料理、旅行、文化的で心豊かなくらし 2983 9.8
5 9.8
6 自己実現(夢の実現) 2408 7.9
6 7.9
7 エコ(生物多様性を含む環境問題)より優先順位の高い 1832 6.0
7 6.0
テーマはない(エコは、最も優先順位が高い)
8 3.5
8 社会的地位の向上、資格取得、知的生活 1062 3.5
9 2.1
9 おしゃれ (ファッション、流行、芸術) 630 2.1
10 メカやデジタル (自動車、カメラ、デジタル機器) 800 2.6 10 2.6
11 その他 エコより優先順位の高いテーマがある (_) 634 2.1 11 2.1
12 コミュニティ・サークル活動やボランティア活動 371 1.2 12 1.2

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
活社 用収 自 育 健 テコ 心家 術お デメ 防 マそ はりエ
会 入 己 児 康 ィ ミ 豊庭 ) し ジカ 犯 がの 、 優コ
的 源 実 ・ 、 アュ かサ ゃ タや ・ あ他 最先(
地 獲 現 子 ス 活ニ なー れ ルデ 安 る   も順生
位 得 ( ど ポ 動テ く ビ   機ジ 全   エ 優位物
の 、 夢 も ー ィ らス ( 器タ ・ ( コ 先の多
向 収 の の ツ ・ し、 フ ) ル 安 _よ 順高様
上 入 実 教 サ 料 ァ   心 ) り 位 い性
、 向 現 育 ー 理 ッ ( 、 優 がテ を
資 上 ) ク 、 シ 自 看 先 高ー含
格 、 ル 旅 ョ 動 病 順 いマむ
取 蓄 活 行 ン 車 ・ 位 ) は環
得 財 動 、 、 、 介 の な境
、 、 や 文 流 カ 護 高 い問
知 資 ボ 化 行 メ い ( 題
的 産 ラ 的 、 ラ テ エ)
生 運 ン で 芸 、 ー コよ

全体 30313 1062 7802 2408 4275 3522 371 2983 630 800 3994 634 1832
100.0 3.5 25.7 7.9 14.1 11.6 1.2 9.8 2.1 2.6 13.2 2.1 6.0
性年代別 男性-20代 3771 317 1234 578 250 316 39 233 88 204 210 43 259
100.0 8.4 32.7 15.3 6.6 8.4 1.0 6.2 2.3 5.4 5.6 1.1 6.9
男性-30代 3757 179 1171 341 679 323 41 281 29 166 286 77 184
100.0 4.8 31.2 9.1 18.1 8.6 1.1 7.5 0.8 4.4 7.6 2.0 4.9
男性-40代 3762 112 1085 276 679 384 34 318 17 145 418 106 188
100.0 3.0 28.8 7.3 18.0 10.2 0.9 8.5 0.5 3.9 11.1 2.8 5.0
男性-50代以上 3767 72 782 273 196 735 95 351 11 122 729 83 318
100.0 1.9 20.8 7.2 5.2 19.5 2.5 9.3 0.3 3.2 19.4 2.2 8.4
女性-20代 3779 151 1065 388 515 260 30 443 251 59 391 56 170
100.0 4.0 28.2 10.3 13.6 6.9 0.8 11.7 6.6 1.6 10.3 1.5 4.5
女性-30代 3838 92 906 202 976 286 23 475 129 42 468 78 161
100.0 2.4 23.6 5.3 25.4 7.5 0.6 12.4 3.4 1.1 12.2 2.0 4.2
女性-40代 3859 58 884 182 808 451 34 439 66 32 600 101 204
100.0 1.5 22.9 4.7 20.9 11.7 0.9 11.4 1.7 0.8 15.5 2.6 5.3
女性-50代以上 3780 81 675 168 172 767 75 443 39 30 892 90 348
100.0 2.1 17.9 4.4 4.6 20.3 2.0 11.7 1.0 0.8 23.6 2.4 9.2

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
6.4人に1人が、
環境省のプロモーションを知っている

• 名前を聞いて、およそ内容が推測できるものをお選びください。

n %
全体 30313 100.0
さかなクン 22919 75.6
銀座ミツバチプロジェクト 9208 30.4
ナショナルトラスト 7416 24.5
「地球のいのち、つないでいこう」(環境省) 4756 15.7

8
特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009 日本人 30313人にインターネット調査 (2009/7/7-8実施)
15.5人に1人が、生きものにやさしい
商品マークの動向を把握している

• 名前を聞いて、およそ内容が推測できるものをお選びください。
n %
全体 30313 100.0
森林認証(SGEC/FSC) 3682 12.1
マリン・エコラベル 1932 6.4
生きもの認証マーク 2001 6.6

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
必要な表記情報
1.[成分情報] その商品やサービスそのものが、生態系を破壊しうる物品を使用し
ている(化学物質の使用等) (70.7%)

2.[商品情報] 提供に至るまで(サプライチェーン)の情報原産地・製造場所 情報
(69.6%)

3.[監査情報] この記載情報は、誰が監査(本当だと認定)しているのか (60.1%)

4.[商品情報] 提供に至るまで(サプライチェーン)の情報その商品やサービス提供
にあたって直接使用している主な生物多様性の命の種類と大きさ(55.4%)

5.[効果情報] 保全するプログラムに協賛している場合その保全プログラムがもた
らす期待効果は何か、保全活動の成功率はどれくらいなのか (50.0%)

10
SAVE YOUR LOGOキャンペーン
の可能性
• 経済活動をすればするほど、土と水を汚し、自然と生き物のすみかを破壊してしまい、生態系を破壊してしまいます。特定の自然や
生き物を企業や商品のシンボルマークや広告に使う企業が、一定の期間の自然や生き物を保全資金を約束するという、試みがあり
ます。たとえば、緑のワニのマークで有名な「LACOSTE(ラコステ)」が「ワニ」を、自動車メーカーのプジョーが「ライオン」の保全のため
に売り上げの一定割合を寄付する、などです。こうした企業が成長すれば、同時に自然や生き物が暮らす環境が守られる地域も広
がります。また、企業も、ただ「エコ」というだけにとどまらず、具体的に結果を示すことにより、より高い好感を、受け手に与えることが
できるかもしれません。 このようなキャンペーンの一環で、 もしも、実際に、企業が自然や生き物を守る宣言と宣伝を行い、保全す
る資金の一部を価格に上乗せして値上げをするとしたら、あなたならばどれほどの値上げまでなら許容できますか。これ以上は許せ
ない最大の値上げ幅を選んでください。商品例:「コウノトリを守る」お米、「インドネシア ボルネオ島の熱帯雨林を守る」コピー用紙、
「モンゴルの砂漠化防止を食い止める」飲料水、「沖縄の珊瑚礁を守る」Gパン、ラコステ(ワニを保全)のシャツなど。

n %
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 30313 100.0
0.1%以下 (1,000円の商品のとき、1円以下) 6563 21.7
0.25%程度 (1,000円の商品のとき、2.5円) 2763 9.1
0.5%程度  (1,000円の商品のとき、5円) 4936 16.3
21.7 9.1 16.3 26.6 5.6 12.00.85.701.4
.8
1%程度  (1,000円の商品のとき、10円) 8069 26.6
3%程度  (1,000円の商品のとき、30円) 1694 5.6
5%程度  (1,000円の商品のとき、50円) 3648 12.0
7%程度  (1,000円の商品のとき、70円) 251 0.8
10%程度  (1,000円の商品のとき、100円) 1735 5.7
20%程度 (1,000円の商品のとき、200円) 239 0.8
30%程度以上 (1,000円の商品のとき、300円以上) 415 1.4

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
世界の生物多様性に配慮した商品情報が
不足していると感じている生活者は、
およそ8割 (82.1%)
• .あなたご自身についてお伺いします。
n %
全体 30313 100.0
今、自分が破壊している生物多様性の規模を正しく理解 2581 8.5 0% 20% 40% 60%
している
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 1316 4.3 1 8.5
日本では十分に足りていると思う 2 4.3
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 17521 57.8
日本では部分的には存在するが十分に足りていないと思 3 57.8

4 24.3
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 7354 24.3
日本ではほとんど見当たらないと思う 5 13.1
上記のいずれでもない 3977 13.1

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
企業に守って貰いたい生き物や自然
あなたが、企業に守ってもらいたい生き物や自然は何ですか。企業名と、生き物の組み合わせを具体的にご回答下さい。

JR東日本にペンギンを。マルハにクジラを。象印にゾウを。自動車企業に交通事故死
する動物を。トヨタ自動車に森林を。トヨタ自動車にチーターを。リラックマに熊を。マンシングにコウ
テイペンギンを。星崎電気にペンギンを。ロッテにコアラを。麒麟麦酒にキリンを。ゼブラにしまうま
を。Auにりすを。ソフトバンクに北海道犬を。ソフトバンクに鷹を。サカイ引越センターにパンダを。
松本引越センターに象を。オリエンタルランドにネズミを。プーマーにチーターを。電力会社に自然
の風景(海岸の維持・山の自然)を。電力・ガス会社に、南極のペンギンを。楽天に熱帯雨林を。楽
天に鷲を。三菱重工にビーバーを。ライオンにライオンを。日本郵船に海や干潟の生物を。NTTに
鳥を。JALに鶴を。日立グループに里山を(この木なんのき)。日立に白クマを。花王とP&Gに、河や
沼の生態系を。講談社に森林を。ビールメーカーに蛙や両生類を。SONYに干潟を。阪神タイガーズ
にベンガル虎を。沖縄の各ゴルフ場にサンゴ礁を。ヤマト運輸にイリオモテヤマネコを。タイガー魔
法瓶にシベリアタイガーを。日通にペリカンを。住友林業に、野鳥を。商社に海の生き物を。三井物
産 に熱帯雨林を。JAにめだかを。ラコステにワニを。回転寿司屋にマグロを。釣り具メーカーに外
来生物の魚の駆除を。シマノ・ダイワ等のバスフィッシング関連企業には 釣りの対象外の小魚の
保護を。パンパースに水を一瞬で給水する機能のあるコナで少ない水で森林を増やす活動を。ア
サヒビールに、ホップやバッタを。NECにオーストラリアの植林を。ユニクロに樹木を。タバコ・お酒な
ど大人の嗜好品売買に関係する会社、外車・高額家具、家電製品などの贅沢品販売会社に絶滅
危惧種の保護支援をしてもらいたい。ジャスコに白熊を。日清食品に、きつねとたぬきを。ペット
メーカーに野良犬、野良猫を。クボタにミミズを。プレイボーイに、アマミノクロウサギを。ラルフロー
レンに野生馬を。パナソニックに、蛍を。パナソニックに、野鳥を。亀田製菓に、カメを。フジテレビに
富士山の自然を。フマキラー、アース、キンチョウなど防虫剤メーカーに湿原・干潟を。ブリジストン
などタイヤメーカーに里山を。大正製薬にイヌワシを。ホクトにオオサンショウウオを。スバルにバイ
ソンを。カルビー製菓に蛙を。日本プロ野球機構に森林を。新日本石油 根岸湾に自然環境を。
ラッシュの化粧品で、ウサギを。 ・・・他 日本人 1000人にインターネット調査 (2008/12/6-7実施)
私のポスト2010年目標
「いただきます」「商品購入」
そして、「好きな生きものひとつ」
• 今後、自然や生き物を未来の世代に遺すために、あなたが世界に約束できる「自分の目標」を、
以下から選んでください。(現在実践しているもので、引き続き実行できるものは、あわせて選択し
てください。)(いくつでも)
n %
全体 30313 100.0
0% 20% 40% 60% 80%
1 食べるとき、「いただきます」と、食べる命に感謝する 19805 65.3
2 身近な産地で取れた食べ物や、生き物にやさしいマーク 14710 48.5
のついた商品を必ず選ぶ 1 65.3
3 好きな生き物をひとつ見つける 12938 42.7 2 48.5
4 食品や衣料品や化粧品を買うとき、マークはなくても、 6718 22.2
いつも生物多様性に配慮しているか考えて買うようにす 3 42.7

4 22.2
5 庭やベランダや屋上を生き物に提供するビオガーデン、 6010 19.8
ビオトープにする 5 19.8
6 7% 値段が高くても、身近な産地で取れた食べ物や、生 4090 13.5
き物にやさしいマークのついた商品を優先的に買う 6 13.5
7 「いきものみっけ」(環境省)など、いきもの調査に積 2461 8.1 7 8.1
極的に参加する
8 生態系を守ることについて話し合える友達を、4人持つ 2226 7.3 8 7.3
9 自然観察会に年4回、参加する 1379 4.5
9 4.5
10 動植物園のボランティア/外来種駆除のボランティアに 1375 4.5
年4回、参加する 10 4.5
11 日本自然保護協会 あるいは 日本野鳥の会 などの 1069 3.5
自然保全系の団体の会員になる 11 3.5
12 どんな命をいただいたか?見かけたか?行動したか? 1002 3.3
12 3.3
「いきもの環境家計簿/日記」を毎日つける
13 生物多様性に配慮した服を着たり、生き物に似せた 991 3.3 13 3.3
ファッションを楽しむ
14 自然保全、ナショナルトラスト、生物多様性保全 など 823 2.7 14 2.7
に、ひと月 1,000円以上募金する 15 13.5
15 以上からあてはまるものが何もない 4084 13.5
特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
• 「収入400万円以上」の「都市生活者」に絞り、「挑
戦派」、「率先派」、「現実派」、「保守派」、それぞれ
男女100人ずつを抽出して、特徴を分析

15
6人に1人が、
生物多様性に配慮した商品に関心がある

• 生物多様性を配慮している商品を購入したり・投資を行ったり・募金をするなど、/自
らのお金を使うことに対して、以下のいずれのスタンスが最も近いと考えますか。

n %
全体 30313 100.0
挑戦派: すでに、自然や生物多様性の保全のために寄 776 2.6
付や投資・活動などを積極的にお金を使って、社会を変
えようと挑戦している。
率先派: 良い機会があれば、率先してお金を使って、 4313 14.2
がんばっている企業やNGOを応援し、世論や市場を導き
たいと思う。
現実派: 世論も動き出し、具体的で現実的な手段や方 12190 40.2
法が整ったら、比較的早めにお金を出そうと思う
保守派: 世論が熟し、多くの友達から誘われたらお金 8574 28.3
を出さないことはないと思う
否定派: 自分のお金を使うつもりはない 4460 14.7

特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009
• 意識する率先派は「先進エコファミリー」プレミ
アムを支払う

17
■仮説1.「率先派」は、より家庭的
「大切な価値観」は何か?
で家 育 運収 防 健 自 エ 生社 ン コ テそ 芸お ラ メ
心庭 児 用入 犯 康 己 コ 活会 テ ミ ーの 術し 、 カ
豊サ ・ 源 ・ 、 実 は 的 ィ ュ マ他 ) ゃ デや
かー 子 獲 安 ス 現 、 地 アニ が  れ ジデ
なビ ど 得 全 ポ ( 最 位 活テ あエ   タジ
く ス も 、 ・ ー 夢 も の 動ィ る コ ( ルタ
ら、 の 収 安 ツ の 優 向 ・   よ フ 機ル
し料 教 入 心 実 先 上 サ ( り ァ 器 
理 育 向 、 現 順 、 ー _優 ッ ) (
、 上 看 ) 位 資 ク ) 先 シ 自
旅 、 病 が 格 ル 順 ョ 動
行 蓄 ・ 高 取 活 位 ン 車
、 財 介 い 得 動 の 、 、
文 、 護 、 や 高 流 カ
化 資 知 ボ い 行 メ
n 的 産 的 ラ 、
800 12.4 14.0 23.4 13.8 8.9 10.0 5.5 4.9 1.4 2.9 1.8 1.3
挑戦派
129 5.4 7.8 17.1 12.4 7.0 12.4 15.5 8.5 3.9 9.3 0.0 0.8
率先派
216 17.1 15.3 15.3 13.9 10.6 10.6 6.0 3.2 2.8 2.8 1.9 0.5
現実派
258 12.4 13.6 25.2 17.1 8.9 9.7 3.1 5.8 0.0 1.9 1.2 1.2
保守派
197 11.7 17.3 34.0 10.2 8.1 8.1 1.5 3.0 0.0 0.0 3.6 2.5
18
■仮説2.「率先派」は、自分らしさを追う
生活感覚
精 い自 たい ス 趣 自 環 同 に既 弱 便 し社 周 合
神 分 いろ ト 味 分 境 じ し成 い 利 た会 り 理
的 な い レ や の 問 趣 たの 人 で いや か 的
に り ろ ス 好 感 題 味 い概 の 快 友 ら で
満 の な の き 性 を を 念 身 適 人 好 む
ち 考 経 な な や 意 持 に に な / か だ
足 え 験 い こ セ 識 つ と な 生 知 れ の
り / を 生 と ン し 仲 ら っ 活 人 る な
た 主 し 活 を ス た 間 わ て を の 人 い
生 張 て を 深 を 生 と れ 考 し た 間 生
活 を 自 し く 磨 活 楽 ず え た め に 活
を し 分 た 極 い を し 、 、 い に な を
送 っ を い め て し く 新 行 貢 り し
り か 成 た い た 交 し 動 献 た た
た り 長 い た い 流 い し す い い
い 持 さ い し 発 て る
っ せ た 想 い 生
て て い を き き
い い 大 た 方
た き 切 い を

800 65.0 61.9 53.5 66.9 50.9 47.5 39.0 43.0 39.8 36.5 49.8 32.4 42.3 32.3
挑戦派
129 62.8 65.1 54.3 58.1 49.6 45.7 56.6 45.7 52.7 48.8 48.1 44.2 36.4 45.0
率先派
216 72.7 68.1 66.7 61.6 58.8 58.8 57.9 52.8 51.4 50.0 47.2 47.2 42.1 26.9
現実派
258 64.0 62.8 51.2 70.9 48.8 44.6 33.7 41.5 35.7 30.2 46.5 27.5 42.2 32.9
保守派
197 59.4 51.8 41.6 73.1 45.7 40.1 13.7 32.5 23.9 21.8 57.9 14.7 46.2 28.9
19
■仮説2.「率先派」は、自分らしさを追う
消費感覚
る買 買値 い品 をこ も 会環 る題 も が計 国も しい ラ も
う っ 段 と質 意のの 社境 こ にの 多画 のの いろ ンの
前 てが 思の 識国 を の問 と配を い的 ブ を い ド を
に し高 う い すで購 製題 を慮買 な ラ買 ろ を購
値 ま く い る つ入 品に 確し う 買 ン う な 意入
段 う て も く す を取 認て時 い ド時 商 識す
を も の らる 買り し いに 物 かに 品 する
よ 気 は れ際 い組 てるは を をは の る際
く に 値 てに たん い製、 す 意、 情 に
比 入 段 いは いで る品環 る 識ど 報 は
較 れ が る、 い で境 こ すこ に 、
n す ば 高 かど る あ問 と るの 詳 ブ

800 66.1 47.1 50.5 44.6 33.1 21.3 31.5 26.6 15.4 17.8
挑戦派 129 60.5 50.4 47.3 51.9 53.5 41.1 31.8 30.2 24.0 15.5
率先派 216 64.4 58.8 53.2 53.2 49.1 33.3 29.2 30.1 14.8 19.9
現実派 258 67.4 43.0 53.5 43.0 31.0 15.9 36.4 28.3 16.3 15.9
保守派 197 70.1 37.6 45.7 32.5 5.1 2.0 27.4 18.3 9.1 19.3

20
■仮説3.「率先派」は、より強く生物多様性に
ついて科学者・専門家の意見に従う
「日本人が衣食住で壊している 海外の生態系を回復する」キーパーソンは誰か?
政 企 科 いネ N わ
府 業 学 るッ G た
者 専 ト O し
や 門 ワや た
専 組ー N ち
門 織 ク P ひ
家 ) ( O と
参な り
加ど ひ
がの と
開オ り
かー
れプ
てン

67.1 58.3 54.0 45.6 38.0


挑戦派
62.0 59.7 48.1 49.6 51.9
率先派
72.7 63.4 62.5 45.4 49.1
現実派
70.9 58.9 58.1 46.1 32.2
保守派
59.4 50.8 43.1 42.6 24.4
21
現実派は、マーケットコミュニケーショ
ン(好印象)勝負

• 経済感覚が重要である
• 生物多様性は自分ごとになりづらい
• 「環境配慮」のキーワードで商品を選ぶことが
少ない

22
現実派は食品を、
率先派はライフスタイル提案を
5%値上げしても満足度が変わらない商品・サービス群
n %
全体 800 100.0
1 食品 344 43.0
2 水族館/動物園/植物園 325 40.6
3 自動車 271 33.9
4 飲料水 264 33.0
5 キッチン用品、洗剤 256 32.0
6 衣料 246 30.8
7 家電 242 30.3
8 ミュージアム/博物館/美術館 240 30.0
9 コーヒー、チョコレートなど嗜好品 219 27.4
10 リゾートホテル 215 26.9
11 家 205 25.6
12 遊園地 202 25.3
13 グリーンツーリズム(農産滞在型レジャー) 201 25.1

23
アイディア群A: 生産財として利用
・ビームス:アニマルモチーフの、デザイン性の高いウエアの作成販売。
・ユニクロ:朱鷺色の衣料品。 カラーが特徴のユニクロであれば和の色の
名称である朱鷺色(黄味がかった桃)
・ワタミ:生態系を意識したメニューを作ったら興味をひくと思う。
・カトキチ:カニカマだけではなく色々な食材をカバーするカマボコ
・マルハ:缶詰の多様化、ツナ缶もどき
・越前クラゲやオニヒトデなど、何らかの事情で異常発生した生物を、食用や
産業資源として賢く利用する方法。
・家具・インテリア: バーチやケナフなど訳の分からない素材の使用より栗、
柿、蝦夷楓などの日本の銘木での家具シリーズの作成色)製品で関心を
引けるかと。国鳥である朱鷺の名がついた色を日本人がわかるように。
・サカタのタネ:庭に簡単に緑が作れるような苗、壁面緑化できる土、イワヒ
バのセット

24
アイディア群B: 意匠として利用
・"サンリオ:【ご当地キティーならぬ生態保護キティー】絶滅の危機に瀕して
いる様々な生き物の着ぐるみをかぶったキティーちゃんストラップを販売
し、その売上の一部を、生態系保護活動へ寄付。
・ユニクロ:ヤマネコ、オオカミなど日本近郊の野生動物が棲む環境を保全
するための基金への寄付つきのシャツ。ただし、プリント柄などは大きくし
ないでワンポイント、もしくはロゴにとどめる。
・お菓子メーカー:「この菓子を買うと金額のいくらかが生き物たちが安心して
暮らせる環境になるよう努力する活動に使われます」というような、子供
たちの気持ちが暖かく豊かになるような商品
・"食品メーカー。海洋生物などで絶滅に瀕しているものをお菓子にプリントし
て 子どもと楽しく食べつつ、考える。
・トヨタ自動車 生態系保護メッセージ入り自動車
・トヨタプリウスに特別仕様車として生態系に関するネーミングをつけ,収益
の一部分をそのために使う
・日本郵便事業会社・絶滅危機にある野鳥の保護キャンペーン年賀はがき

25
企業が特定の自然や生き物をスポンサーする仕組
みについて賛成する人、
94.4%
経済活動をすればするほど、自然と生き物のすみかを破壊してしまい、どうしても自然と生き物の数は減ってしまいます。そこで、企業が特定
の自然や生き物を企業や商品のシンボルマークや広告に使うとき、一定の金額をその自然や生き物を保全するためにスポンサーするという、
試みがあります。
たとえば、緑のワニのマークで有名な「LACOSTE(ラコステ)」が「ワニ」を、/日立のエアコン「シロクマくん」が、「北極の白クマ」の保全のために
売り上げの一定割合を寄付する、などです。このことによって、企業が自然や生き物を使った広告をするたびに、/保全のお金が払われるよう
になり、その自然や生き物が暮らす環境が守られます。また、企業も、ただ「エコ」というだけにとどまらず、具体的に結果を示すことにより,
高い好感を、受け手に与えることができると思われます。

26
日本人 1000人にインターネット調査 (2008/12/6-7実施)
世界の生物多様性に配慮した商品情報が
不足していると感じている生活者は、
およそ8割 (82.1%)

• .あなたご自身についてお伺いします。
n %
全体 30313 100.0
今、自分が破壊している生物多様性の規模を正しく理解 2581 8.5 0% 20% 40% 60%
している
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 1316 4.3 1 8.5
日本では十分に足りていると思う 2 4.3
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 17521 57.8
日本では部分的には存在するが十分に足りていないと思 3 57.8

4 24.3
世界の生物多様性に配慮した商品を選ぶための情報は、 7354 24.3
日本ではほとんど見当たらないと思う 5 13.1
上記のいずれでもない 3977 13.1

27
特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009 日本人 30313人にインターネット調査 (2009/7/7-8実施)
TV,新聞,CMが届くメディア。
ユニークなのが、環境省、地域のお知らせ、博物館・動物園・水族館

• 生物多様性保全の最新情報や配慮した商品に関する知識を、あなたに届けるためには、どのようなメディ
ア(Webサイト、新聞記事、放送)が最適な形式だと思われますか。 以下の選択肢のうち、あなたが効果が
高いと考える手段に最大5つまでお選びください。

n %
0% 20% 40% 60
全体 800 100.0
1 テレビ番組での情報やニュース(CATV、BS等を含む) 449 56.1 1 56.1
2 新聞記事(一般紙/専門紙) 340 42.5 2 42.5
3 テレビCM(CATV、BS等を含む) 250 31.3 3 31.3
4 環境省発のプロモーションや発信 179 22.4 4 22.4
5 自らが住んでいる地方自治体や、学校からの「お知らせ」 164 20.5 5 20.5
6 博物館や動物園や水族館などの施設における学び 163 20.4 6 20.4
7 人を惹きつけるマスコットや、キャラクター 134 16.8 7 16.8
8 個人のブログや掲示板、SNS(ミクシー等)、クチコミサイト 109 13.6 8 13.6
9 インターネットTV、インターネットラジオ 108 13.5 9 13.5
10 友人や知人の話 90 11.3 10 11.3
11 新聞広告(一般紙/専門紙) 89 11.1 11 11.1
12 生物多様性の魅力を伝えるファッションやエコ小物 86 10.8 12 10.8
13 メーカーのホームページ 86 10.8 13 10.8
14 交通広告(電車や駅構内、バスの広告) 76 9.5 14 9.5
15 NGO/NPO活動によるフィールドにおける普及活動 76 9.5 15 9.5
34 通常の店頭(スーパー、コンビニ等)での商品陳列 75 9.4 34 9.4 28
12 一般雑誌の記事
特定非営利活動法人アースデイ・エブリデイ 2009 66 日本人8.3 800人にインターネット調査
12 8.3 (2009/7/10-12実施)
自然や生物多様性商品した商品の値上げ許容の中央値は、

7%
もしも、実際に、企業が自然や生き物を守る宣言と宣伝を行い、身近な商品のブランドを高めて値上げする
としたら、あなたはどれほどの値上げなら納得できますか?
商品例:「コウノトリを守る」お米/「インドネシア ボルネオ島の熱帯雨林を守る」コピー用紙/「モンゴルの
砂漠化防止を食い止める」飲料水/「沖縄の珊瑚礁を守る」Gパン など。

これ以上は許容できない(高すぎて他の商品を選ぶ)値上げ

(ご参考)これ以下だと本当にその生き物や自然を守る気がその企業にあるのか疑わしくなる(低すぎる)値上げ

29
日本人 1000人にインターネット調査 (2008/12/6-7実施)
しかし・・
• 「ブランド形成」と表記せず、「コストアップの
場合どれだけ許容しますか?」と言葉を変え
て、質問をした。その結果、その許容の中央
値は、「1%」に変化した。すでにみたとおり、
生物多様性保全の優先順位は相対的に低
く、また、生物多様性だけを理由に買う人は、
「率先派」までである。このため、「価格」の理
由に「ブランド」を失うことで、「現実派」からの
支持を失い、6%もの価格差異が発生したと考
えられる。
30
スポンサーへの機会提供
• 企業ごとに、自然保全にスポンサーシップする効果を、顧客価
値に基づいて価値算定し、明確化する

行政 • 1.Cause Related Marketingによるスポンサーシップ


– 特定の生物/地域生態系、期間へのスポンサーシップを実施
– 顧客価値に基づいた、スポンサーシップ価値算定
企業
• 2.スポンサーシップのマーケティング効果のレバレッジ
市民 – スポンサーシップの検索エンジンの提供
– スポンサーシップを示す、特定のラベルをライセンス
専門家
• 3.事業機会としての投資へ向けての人材育成
– 自然保全型ビジネスの魅力を高める社会的文脈づくり
– ビジネスインキュベーション/ 技術マネジメントスキル開発


(現 想 事業環境
事業企画 開発 マーケティング 顧客管理
的 変革
時な
点プ
スポンサー
企画力
向上

シップ
仮ロ
説セ
) ス ※ 茶プロセスは、新規追加 31

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