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外国人クラブ1億円所得隠し バングラデシュ男性経営

2010.9.10 01:30

 東京・錦糸町や千葉県船橋市などで外国人クラブを経営するバングラデシュ人の40
歳代の男性が東京国税局の税務調査を受け、平成21年12月までの3年間で約1億円
の所得隠しを指摘されていたことが9日、分かった。収入の一部を除外して申告してい
なかったとみられ、追徴税額は重加算税など約3000万円にのぼるとみられる。

 関係者によると、男性は東京・錦糸町でロシア・フィリピンクラブを経営、千葉県・
西船橋などでも数店舗を経営していた。男性は入店した客数を過少に申告するなどして
収入を除外し、所得隠しの総額は約1億円にのぼった。

 男性は数年前に来日、外国人クラブを経営していた日本人男性から経営を譲渡され、
その後、店舗数を増やしていった。

 バングラデシュ人男性を知る関係者によると、男性は国税局の指摘を受け、修正申告
したもようだが、所得のほとんどはバングラデシュに送金した後で、日本に所得がほと
んど残っていなかったという。 

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