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2007

11
有斐閣判例六法 平成20年版
破産法・民事再生法
租税法の基本問題
憲法秩序への展望
医療の法律学 第3版
基本ケースで学ぶ地域経済学《有斐閣ブックス》
現代国際金融《新・国際金融テキスト3》
はじめての人的資源マネジメント
日本的流通の経営史
日本経済の戦後復興
論理的思考のすすめ
社会学《New Liberal Arts Selection》
地域の社会学《有斐閣アルマ》
ライフコースとジェンダーで読む家族 改訂版《有斐閣コンパクト》
文化人類学で読む日本の民俗社会《有斐閣選書》
カウンセリング・心理療法の基礎《有斐閣アルマ》
経済心理学のすすめ
環境社会学研究第13号2007
書斎の窓11月号(通巻569号)
法学教室11月号(第326号)
ジュリスト11月1号(第1344号)
ジュリスト11月15日号(第1345号)

(表示した価格は税込です)

  有斐閣

〒101 ― 0051 東京都千代田区神田神保町 2 ― 17 電話 03 ― 3265 ― 6811 FAX 03 ― 3262 ― 8035


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デザイン一新! 2色刷・小型化を実現 (11月上旬発売予定)

学習に実務に必須の判例を精選・収録

有斐閣 判例六法 平成20年版


あおやまよしみつ すげ の かず お
編集代表 青山善充・菅野和夫
明治大学教授  明治大学教授
いのうえまさひと のう み よしひさ いわはらしんさく やまぐち あつし は せ べ やす お さいとう まこと
編集委員 井上正仁・能見善久・岩原紳作・山口 厚・長谷部恭男・斎藤 誠
東京大学教授 東京大学教授 東京大学教授 東京大学教授 東京大学教授   東京大学教授
B6変型判 並製箱入 約2,500頁 ●2,625円 978─4─641─00328─6

*収録法令102件(参照条文付き14件) *参考法令5件 *参照法令18件 *特別刑法23件
*判例付き法令32件+行政法総論 *収録判例約11,500件

●精選した判例と的確な要旨 学習に実務に必要かつ十分な判例を精選。体系的に整理された簡潔・
明瞭な要約の記述と相まって,「役に立つ」判例付き六法。
●理解の手助けとしての参考法令・参照法令 現行法令でない大日本帝国憲法など5件を参考法令と
して収録。また,主要法令中で割賦販売法など18件を参照法令として抜粋引用。
●特別刑法の充実 講学上必要と思われる,爆発物取締罰則などの刑罰法規等23件を特別刑法として
収録した。
●立体的な見出しによる明快・的確な分類整理 個々の判例の講学上の概念や意義・位置づけ等を,
立体的・階層的な構成の見出しにより,明快かつ的確に整理。
●行政法判例を本格的に整理 多様な法令について争われた「行政法通則の判例」を体系的に整理し
てまとめた。
●判例評釈案内 より深い判例学習への道しるべとして, 『判例百選シリーズ』などの判例評釈への
案内を掲げた。

『追録』贈呈 本書締切後の新判例・改正法令を収録した「追録」を,読者カード送付の方に贈呈
(4月下旬頃) 。

《平成20年版の特色》
○新収録法令 日本国憲法の改正手続に関する法律,教育基本法,電子記録債権法,更生保護法を新
収録。
○主な改正 刑事訴訟法,少年法をはじめ,国会法,裁判員法,国
家公務員法,利息制限法,戸籍法,民事訴訟法,刑法,著作権法
等の重要改正を織り込んだ。
○新判例等の収録 新判例の追加等の結果,新たに約200件の判例
を収録。
○最新判例百選対応  『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ[第5版]』『倒産判例
百選[第4版]』『国際私法判例百選[新法対応補正版] 』『医事法
判例百選』といった最新の判例百選等に対応。
○付 録 最新の統計資料等を掲載。
▼リニューアルPOINT
○2色刷りで見やすく
  本文を2色刷りにすることで「条文」と「判例」が一目で識別可能に。
○小型化で持ち運びやすく
  ポケット六法と同じ大きさに,従来の内容をほぼそのまま登載。携帯に便利。

●2007−11 2
破産法・民事再生法をカバーした初の本格的体系書(11月上旬発売予定)
い とう まこと
伊藤 眞 著
早稲田大学教授

破産法・民事再生法
A5判上製カバー付
960頁
予価6,615円
978─4─641─13498─0

清算型倒産手続の一般法である破産法,そして再生型倒産手続の一般法である民事再生法。
倒産法制の中核となるこれら2つの法律を対象とした,本格的体系書。民事手続法学の第一
人者による,実務,学習の拠り所となる信頼の1冊。実務家,学生必読の書。
︽主な目次︾

第1部 破産法  第2章 再生手続の開始
 序 論 倒産処理法への招待  第3章 再生手続の機関および利害関係人
 第1章 破産手続の開始  第4章 再生債務者財産と再生債権等
 第2章 破産手続の機関および利害関係人  第5章 再生債務者をめぐる財産関係の整理
 第3章 破産財団と破産債権  第6章 再生債務者財産の法律的変動
 第4章 破産財団をめぐる財産関係の整理  第7章 再生手続の進行
 第5章 破産財団の法律的変動  第8章 再生計画
 第6章 破産手続の進行  第9章 再生手続の終了
 第7章 免責および復権  第10章 簡易再生および同意再生
 第8章 破産犯罪  第11章 個人再生
第2部 民事再生法  第12章 再生犯罪
 第1章 再生手続の理念等 第3部 倒産処理手続相互の関係

租税法学の体系的講究 (11月中旬発売)

かね こ ひろし
金子 宏 編
東京大学名誉教授

租税法の基本問題
A5判上製カバー付
770頁
予価12,600円
978─4─641─13029─6

碩学の下に結集した最高の執筆陣が,租税法学の様々な基本問題につき体系的な考察を加え
る。租税法の本質に関わる基本的課題から,実体経済を踏まえた最先端の論点まで,わが国
租税法学が直面する問題を網羅的に検討する。研究者から実務家まで必携の1冊!
︽主な目次︾

第1編 租税法序説
 市場介入手段としての租税の制度的特質/租税法以外の分野における租税法の意義/租税
政策と社会保障制度/租税法法律主義と租税公平主義/租税回避の否認と法の解釈適用の限
界/タックス・シェルター意見書規制の意義に関する一考察/租税法における信義則の原則
/租税法における事実認定と租税回避否認/匿名組合に対する所得帰属の検討
第2編 租税実体法
 所得の帰属/所得課税における年度帰属の問題/納税者の真意に基づく課税の指向/課税
繰延の再考察/所得税の理論的根拠の再検討/物価変動と租税に関する一考察/所得税にお
ける必要経費をめぐる若干の問題/金融所得課税の一体化/値上がり益課税適状の時期/給
与所得の意義と範囲をめぐる諸問題/法人税の納税義務者/公益法人課税の方向/法人税に
おける時価主義/法人税の課税ベース/組織再編税制における実質主義と形式主義/組織再
編税制の適格要件に関する一考察/租税条約と年金協定をめぐる諸問題/日本の租税条約/
国際課税の基本的な仕組み/国際的租税回避/エステート・プランニング/種類株式の評価
/納税義務者・課税取引と非課税取引/仕入税額控除/地方団体の課税権と統一市場

3 2007−11●
近年の法制改革を多角的に分析 (11月下旬発売予定)

おおいし まこと
大石 眞 著
京都大学教授

憲法秩序への展望
A5判上製カバー付
410頁
予価7,350円
978─4─641─13030─2

近年の統治構造改革の動きを,憲法史的な見方を交えつつ多角的にとらえる。衆議院の小選
挙制移行,内閣総理大臣の指導力の確保,地方分権化,裁判員制度導入,さらには行政事件
訴訟法の改正など,憲法附属法の改廃によって変動する憲法秩序を分析・展望する。
︽主な目次︾

Ⅰ 憲法秩序と憲法改革
 憲法典と憲法附属法/統治構造改革の憲法史的展望
Ⅱ 国民と議会
 政治活動の法的枠組み/憲法と政党法
Ⅲ 国会と内閣
 憲法問題としての「国会」制度/内閣制度の展開/内閣法立案過程の再検討/衆議院
解散権の根拠と習律上の制約
Ⅳ 司法・財政
 裁判所法成立過程の再検討―憲法上の論点を中心として/財政条項と予算制度

総合的・学際的な視点からの医事法学の構築 (10月下旬発売予定)

うえ き さとし
植木 哲 著
千葉大学教授

医療の法律学 第3版
A5判並製カバー付
390頁
予価3,150円
978─4─641─13487─4

各種専門領域に跨る複雑な医療問題においては,個別の学問領域を超えた総合的観点からの
分析・整理が不可欠とされる。本書はそのような視点から医療問題へアプローチし,よりよ
い解決方法を探る意欲的試みである。新たに医療水準論に関する考察を加え改訂。
︽主な目次︾

第1章 医事法の方法 第8章 集団被害の法律学

第2章 紛争(解決)の法律学 第9章 薬事行政の法律学

第3章 意識の法律学 第10章 予防接種の法律学
第4章 ムンテラの法律学 第11章 バイオ・メディカルの法律学

第5章 カルテの法律学 第12章 告知の法律学

第6章 医療水準の法律学 第13章 ターミナル・ケアの法律学

第7章 クスリの法律学

●2007−11 4
有斐閣ブックス (11月下旬発売予定)

なかむらこう じ ろう
中村剛治郎 編
横浜国立大学教授

基本ケースで学ぶ地域経済学
A5判並製カバー付
320頁
予価2,520円
978─4─641─18354─4

地域経済のメイン・トピックスを選び,それらを典型的にあらわす地域のケースから読み解
くことで,現代の地域経済学を体系的に学ぶ,新しいスタイルの教科書。グローバル化のな
かで地域経済がどのような姿をあらわし,どのような方向へ向かうべきなのかを示す。
︽主な目次︾

 序 章 現代地域経済学の基礎と課題=中村  中山間地域の内発的発展と主体形成=多田憲
剛治郎 一郎
第Ⅰ部 日本の大都市圏  農村リゾートと複合的発展=岡田知弘
 国境を超える地域経済=加茂利男 第Ⅳ部 欧米の地域経済
 工業地帯・大都市圏・国土の構造=中村剛治  ハイテク・ビジネス知識経済と地域経済=
郎 中村剛治郎
第Ⅱ部 日本の地方都市と地域システム  「専門化」中小企業の地域ネットワーク=鎌
 地方中枢都市の成長と成熟化=高原一隆 倉 健
 地方都市の内発的発展=佐無田 光  ポスト工業化時代の都市再生と地域経済=
 地方工業都市=榊原雄一郎 中村剛治郎
 商業集積と地域経済=鈴木 誠  サステイナビリティと地域経済=佐無田 光
第Ⅲ部 日本の農山村地域経済  終 章 日本の地域政策=安東誠一

グローバル化する金融をどう安定化させるか (11月下旬発売予定)

た なか そ こう いわ た けん じ
田中素香・岩田健治 編
中央大学教授・九州大学教授

現代国際金融
A5判並製カバー付
410頁
予価3,360円
新・国際金融テキスト3 978─4─641─05572─8

グローバル化とIT化のなかで,激動する1990年代以降の国際金融。第3巻では,現代の国
際金融の現状と政策を理論的に分析するとともに,金融技術も詳細に解説。国際通貨システ
ムの安定化に向けてのアジアの取組み,グローバルな安定化の枠組みを探る。
︽主な目次︾

第1章 グローバリゼーションと現代国際 第7章 金融業の国際的展開と金融規制=
金融=田中素香 川本明人・小山高史
第2章 変動相場制下のドルとアメリカの 第8章 現代国際金融の現実と理論=菊地
役割=寿﨑雅夫 悠二
第3章 現代国際金融と開発途上国=片岡 第9章 東アジア金融危機と安定化の方策
 尹 =吉冨 勝
第4章 金融グローバル化とEU―EMS 第10章 人民元をめぐる国際通貨問題=白
からユーロへ=岩田健治 井さゆり
第5章 日本企業の国際財務活動と国際金 第11章 国際通貨・金融の安定化―グロ
融=中條誠一 ーバルな視点から=河合正弘
第6章 グローバリゼーションと金融技術 第12章 グローバル・インバランス=田中
革新=大庭清司 素香

5 2007−11●
働き方の変容にこたえて (11月下旬発売予定)

さ の よう こ
佐野陽子 著
嘉悦大学名誉学長,慶應義塾大学名誉教授

四六判並製カバー付

はじめての人的資源マネジメント
250頁
予価1,890円
978─4─641─16307─2

「年功賃金」「終身雇用」等これまでの慣行が一般的でなくなりつつあるなかで,多様な働き
方を好む人材が意欲的に仕事ができる環境を作ることは企業にとって重要な課題となってい
る。従来から最近の制度・意識の変化までを捉えた,いちばんやさしい入門書。
︽主な目次︾

第1章 日本の雇用制度の特徴 第7章 生産性・業績・人事評価

第2章 経営環境とその変化 第8章 給与システム

第3章 人的資源としての従業員 第9章 企業福祉と退職給与

第4章 人的資源の調達 第10章 従業員関係マネジメント

第5章 企業内要員配置 第11章 労働生活の質

第6章 企業内教育とキャリア形成 第12章 国際化と人的資源

日本的流通システムの生成と発展 (11月上旬発売予定)

さ さ きさとし
佐々木聡 著
明治大学教授

日本的流通の経営史
A5判上製カバー付
370頁
予価5,040円
978─4─641─16306─5

多段階流通,流通系列化,長期相対取引などに代表される日本的流通システムの生成・発展
過程について,トイレタリー業界を素材に実証的に解明する。メーカーのマーケティング活
動,卸業者の対応,小売業者との取引関係を制度変化も見据えて稠密にとらえる。
︽主な目次︾

序 章 本書の構成 第6章 ライオン歯磨の流通組織化:1950
第1章 戦前期ライオンの流通合理化 年代の流通構造とともに
第2章 資生堂販売会社の設立と経営状況 第7章 再販売価格維持制度導入前の花
第3章 戦前期花王の流通革新 王:課題と施策
第4章 日本石鹼配給統制会社の設立とラ 第8章 花王の流通過程調査と再販制度の
イオン油脂の販売活動 導入:1960年代の展開
第5章 石鹼配給統制と「石鹼配給規則」 終 章 要約と総括
の施行

●2007−11 6
東京大学ものづくり経営研究シリーズ (10月下旬発売予定)

たけ だ はるひと
武田晴人 編
東京大学教授

日本経済の戦後復興
A5判並製カバー付
298頁
●3,360円
未完の構造転換 978─4─641─16305─8

世界に実力を誇る日本の製造業は,敗戦後どのように出発しいかなる困難に直面し発展して
きたのか―高度成長期の日本型ものづくりに至る発展の道程を扱う1冊目。産業を取り巻
く政策や経済構造の転換,その中の企業経営の行動を実証分析し,新事実を浮き彫りにする。
︽主な目次︾

序 章 分 析 視 角 第3章 企 業 再 建
     ―過渡期としての戦後復興期      ―再建整備の実施とその意
=武田晴人 義:自動車産業の事例=呂寅満
第1章 需 要 構 造 第4章 企 業 金 融
     ―産業・企業の発展とその制      ―金融構造再編下の設備資金
約条件=武田晴人 調達=武田晴人
第2章 競 争 構 造 第4章補論 設備投資行動と銀行経営
     ―反独占政策下の企業間競争      ―1950年代製造企業と銀行の
=武田晴人 行動変化=宮崎忠恒

ロジカルに考えよう (11月中旬発売予定)

いしはらたけまさ
石原武政 著
関西学院大学教授

論理的思考のすすめ
四六判並製カバー付
250頁
予価1,785円
978─4─641─17338─5

理論のもつ意味,理論と現実のかかわり方,文章として表現する意義,論文を書く際のスタ
ンスなど,根本的なことから技術的なことまで,縦横無尽に解説する。含蓄があり,示唆に
満ちた内容となっている。卒業論文・ゼミ論文を控えた学生,大学院生の必携書。
︽主な目次︾

序 章 理屈と戯れる
第1章 届かぬ理論
 1 「理論」は怖い! 2 恐怖を煽る「理論」 3 現場を励まし,行動する理論 4 悩みの共
有 5 理論と現場の交渉
第2章 理論を見つめなおす
 1 論理によって納得できるのか 2 論理は文章で表現される 3 洞察力のある理論 4 指
からでまかせ 5 思考のスピード
第3章 高台から降りる
 1 やる気がない! 2 世代交代を促進せよ 3 意思決定の王道 4 概念を明確に定義せよ
5 寄り添う理論
第4章 論理を紡ぐ
 1 常識と科学 2 本質はいつ現れるのか 3 矛盾という言葉 4 ご都合主義的解釈 5 
手触り感のない理論
終 章  同時

7 2007−11●
New Liberal Arts Selection (11月中旬発売予定)

は せ がわこういち はま ひ で お ふじむらまさゆき まちむらたか し


長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志 著
東北大学教授・慶應義塾大学教授・上智大学教授・一橋大学教授

社 会 学
A5判並製カバー付
580頁
予価3,780円
978─4─641─05370─0

社会学を学ぶすべての人へ。現在,社会学として学ぶべき内容を網羅しスタンダードを呈示
する,待望の本格的テキスト。現実社会と関連した問いかけから説き起こし,概念を丁寧に
解説。「社会はどのようにあるのか」を問い続ける社会学の醍醐味を伝える。2色刷。
︽主な目次︾

 序 章  第8章 環境と技術
第1部 行為と共同性  第9章 医療・福祉と自己決定
 第1章 親密性と公共性  第10章 国家とグローバリゼーション
 第2章 相互行為と自己 第3部 差異と構造化
 第3章 社会秩序と権力  第11章 家族とライフコース
 第4章 組織とネットワーク  第12章 ジェンダーとセクシュアリティ
 第5章 メディアとコミュニケーション  第13章 エスニシティと境界
第2部 時間・空間・近代  第14章 格差と階層化
 第6章 歴史と記憶  第15章 文化と再生産
 第7章 空間と場所  第16章 社会運動と社会構想

有斐閣アルマ Specialized (12月中旬発売予定)

もりおかきよ し
森岡清志 編
首都大学東京教授

地域の社会学
四六判並製カバー付
290頁
予価1,890円
978─4─641─12271─0

福祉や子育て,教育という営みの場,震災や犯罪という「危険」に対処する場などとして,
「地域」が見直されている。地域の社会学的探究の歴史と地域生活の現状分析を踏まえなが
ら,新たな社会学の視点を提供し,地域とそこでの生活の問題と意味を解明する。
︽主な目次︾

第Ⅰ部 地域を考える
 第1章  〈地域〉へのアプローチ ……………………………………………………………森岡清志
 第2章 地域社会とは何だろう………………………………………………………………森岡清志
 第3章 地域を枠づける制度と組織……………………………………(首都大学東京)玉野和志
 第4章 地域に生きる集団とネットワーク…………………………………………………玉野和志
 第5章 地域が歴史を創り出す 歴史が地域を造り出す …………………(法政大学)中筋直哉
 第6章 なぜ地域が大切か……………………………………………(いわき明星大学)原田 謙
第Ⅱ部 地域を見る
 第7章 子育てと地域社会……………………………………………(九州工業大学)安河内恵子
 第8章 学校と地域……………………………………………………………………………玉野和志
 第9章 自営業者たちと地域社会…………………………………………(愛知大学)小浜ふみ子
 第10章 高齢化と地域社会…………………………………………………………………安河内恵子
 第11章 エスニック集団と地域社会………………………(少子・家庭政策研究所)二階堂裕子
 第12章 地域社会の未来………………………………………………………………………森岡清志

●2007−11 8
有斐閣コンパクト (10月下旬発売予定)

いわかみ ま み
岩上真珠 著
聖心女子大学教授

四六判並製カバー付

ライフコースとジェンダーで読む家族 改訂版
234頁
予価1,890円
978─4─641─17337─8

個人化する現代社会において,家族とは何かを考えるための入門テキスト。個人のライフコ
ースにそって変容する家族を,ジェンダーの視点で読み解く。広く福祉や社会政策,シティ
ズンシップ論との関連も考える。家族の今を捉えるため,統計データを更新して改訂。
︽主な目次︾

序章 個人化する社会・相対化する家族
1章 家族の新しい地平
2章 社会変動とライフコース
3章 「近代家族」のあゆみ
4章 結婚とパートナーシップ
5章 親子と世代
6章 新たな役割モデルの創造
7章 福祉とシティズンシップ
8章 家族の社会学的研究

有斐閣選書 (11月下旬発売予定)

い とう あ びと
伊藤亜人 著
琉球大学教授

四六判並製カバー付

文化人類学で読む日本の民俗社会
320頁
予価2,100円
978─4─641─28110─3

日本の民俗社会の特質を,古代から現代までを通して,さまざまな事例を題材に説き起こし,
東アジアの中でも特殊といわれる日本社会を,韓国や中国との比較を踏まえて,浮かび上が
らせる。文化人類学の知見をちりばめ,民俗学・文化人類学への興味をいっそう引き立てる。
︽主な目次︾

第1章 日本列島の住民 1.日本・日本人/2.土着の住民/3.琉球列島の住民/4.在日朝鮮人・韓国人/
5.日本像
第2章 列島の多様な生活 1.その立地条件/2.稲作と米食の普及/3.行政と地域文化/4.島国論:閉鎖
性と孤立性/5.社会階層と文化伝統
第3章  「いえ」
・親族・祖先 1.「いえ」と家族(family)/2.
「いえ」/3.日本社会における親族/4.祖先
と歴史認識
第4章 物(もの)と民俗知識 1.人と物/2.日本人と物(もの) /3.民族知識
第5章 都市社会 1.人類学による都市研究/2.日本の伝統都市
第6章 市民,よさこい祭り 1.市民の祭り/2.よさこい祭り
第7章 商業社会の伝統 1.商業社会/2.職人と技/3.芸道/4.家元制
第8章 多様な生活様式と人生像 1.多様な生活状況/2.ライフサイクル/3.個人の技能と人生像
第9章 開発と民俗社会 1.農民社会研究と開発/2.日本の先駆的試み:報徳仕法/3.農業近代化と「緑の
革命」
第10章 農業振興と民俗社会 1.下五島崎山の立地と地域の状況/2.崎山の農業と地域社会/3.農業振興と
社会変動/4.崎山の経験と人々の認識/5.地域の内発的発展
第11章 日本の特殊性と周縁性 1.日本の特殊さをめぐって/2.東アジアにおける日本/3.日本社会の周縁
性/4.日本社会の真の特殊性/5.普遍性と肯定的な展望

9 2007−11●
有斐閣アルマ Specialized (11月下旬発売予定)

かなざわよしのぶ
金沢吉展 編
明治学院大学教授

四六判並製カバー付

カウンセリング・心理療法の基礎
280頁
予価1,995円
978─4─641─12337─3

現代社会で求められるカウンセリングや心理療法とはどのようなものだろうか。どうすれば
よりよいカウンセラーやセラピストになることができるのか。初学者を対象に,理論や技法
に加えて必要とされる知識や考え方を平易に解説する新しい入門テキスト。
︽主な目次︾

第Ⅰ部 カウンセリング・心理療法の意義
 第1章 現代社会が求めるカウンセリング・心理療法=金沢吉展
 第2章 カウンセラー・セラピストの専門性=金沢吉展
 第3章 カウンセラー・セラピストの教育訓練=金沢吉展・岩壁 茂
 第4章 カウンセラー・セラピストの働く現場=金沢吉展・松澤広和・佐々木信三・木下亜
矢・松本桂樹・藤代富広・大森美香
第Ⅱ部 心理面接
 第5章 カウンセリング・心理療法とは=下山晴彦
 第6章 カウンセリング・心理療法の過程=岩壁 茂
 第7章 カウンセリング・心理療法の効果=岩壁 茂
第Ⅲ部 アセスメントと予防
 第8章 カウンセリング・心理療法における心理アセスメント=下山晴彦
 第9章 予防と健康増進=大森美香
 終 章 まとめと今後の展望=金沢吉展

人間の非合理性と経済現象 (11月下旬発売予定)

こ やすます お にしむらかず お
子安増生・西村和雄 編
京都大学教授・京都大学教授

経済心理学のすすめ
A5判並製カバー付
320頁
予価3,045円
978─4─641─17336─1

経済現象をめぐる人間の非合理的な判断や行動には,どういった法則性があるのか。経済学
と心理学が交差する経済心理学(行動経済学)について,第一線で研究を進める経済学者と
心理学者とが協力し,その発想の着眼点から現段階の研究の広がりまでを提示する。
︽主な目次︾

 イントロダクション―経済学と心理学の協同に向けて=子安増生
第Ⅰ部 経済心理学の理論的基盤
 第1章 心理学と経済学の交差点―需要関数・マッチング関数・割引関数=坂上貴之
 第2章 意思決定過程の心理学=竹村和久
 第3章 リスク認知の心理学=楠見 孝
 第4章 市場競争と経済心理学=西村直子
 第5章 賭けのシステムと経済心理学=渡辺隆裕
 第6章 行動ファイナンスの経済心理学=加藤英明・岡田克彦
第Ⅱ部 経済心理学の応用的展開
 第7章 思考停止時における脳活動―経済心理学への基礎研究として=西村和雄・外池光雄・飛永芳一
 第8章 保険・年金・医療の経済心理学=西村周三
 第9章 問題商法とクリティカルシンキング=菊池 聡
 第10章 経済活動に関する信念と知識―仮説検証的思考=子安増生
 第11章 高校生・大学生のため経済学教育=安藤明人
 第12章 子どものための経済学教育=藤村宣之

●2007−11 10
環境社会学研究 (11月下旬発売予定)

かんきょうしゃかいがっかい
環 境 社会学会 編

環境社会学研究 第13号
B5判並製
230頁
予価2,625円
4─641─19986─8
︽主な目次︾

【特集・小特集】
 市民調査の可能性と課題 特集のことば=脇田健一
《特集論文》
 市民調査から市民計画へ=近藤隆二郎/参加者の楽しみを優先する市民調査=蔵治光一郎/市民参加
型調査からの問いかけ=丸山康司/政策提言型市民調査はなぜ失敗したか?=立澤史郎
《小特集論文》
 見えなくなった身近な水環境を見えるようにする社会的仕組みの試み=小坂育子/里山の歴史・文化
的な環境を未来に伝えるために=及川ひろみ/市民参加の「ふれあい調査」=開発法子/市民参加によ
る松葉ダイオキシン調査=池田こみち
【論 文】
 「社会的ジレンマとしての環境問題」再考=土場 学/企業の環境経営におけるISO14001「環境マネ
ジメントシステム」の意義と課題=竹原裕子/資源の共同利用に関する正当性概念がもたらす「豊かさ」
の検討=田中 求/里山ボランティアにかかわる生態学的ポリティクスへの抗い方=松村正治/河川改
修をめぐる不合意からの合意形成=黒田 暁
【研究ノート】
 「持たざる国」の資源論=佐藤 仁/下北半島の猿害問題における農家の複雑な被害認識とその可変性
=鈴木克哉/中国における環境社会学の現在=浜本篤史/座間味村におけるダイビング事業の成立とサ
ンゴ礁保全=高橋勅徳
【特別寄稿】
 社会学批判者としての宇井純=長谷川公一/宇井純さんが模索した学問のあり方について=宮内泰介
 宇井純の仕事の社会学への示唆と距離=舩橋晴俊

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PR誌  読者と著者を結ぶ… (11月1日刊行予定)

書 斎 の 窓  11月号   
(通巻569号)
一部 定価80円
年間購読のお申込みは1年分800円(税・送料共)を振替=00150―8―5406へお払い込み下さい。
世界の政治学者たち⑦ジュラ紀の村の祝祭 ピエール・グレミオン=大嶽秀夫/『文化の社会学』を
めぐって(下)=佐藤健二・吉見俊哉・長谷正人/情報公開と個人情報保護=湖海信成/夢のあと①
「軍部の暴走による先の戦争……」=三輪芳朗/フィールドに学ぶ経済学が求められている時代―
『地方財政改革の政治経済学』を刊行して=小西砂千夫/サステナブル・ヴィジョン―日本の将来
世代を救う法=大橋照枝/老いの文化人類学④老いのナラティブとエスノグラフィー:ブラジル編=
金本伊津子/『実践的研究のすすめ』と実践=小泉潤二/『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション』
を刊行して=久米昭元/哲学とはなにか⑨他者=岩田靖夫/《書評》諸田 實著『晩年のフリードリ
ッヒ・リスト』=柳沢 治,友部謙一著『前工業化期日本の農家経済』=斎藤 修

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法学教室
2007. Nov.
HOGAKU B5判 148ページ
NO.326 KYOSHITSU 予価 1,300円(税込)

巻頭言「答案を書く力」 ◆交告尚史 憲法の解釈●駒村圭吾

論点講座
KEY WORD「国際刑事裁判所規程」◆安藤泰子 事例で学ぶ刑法●西田典之(監修)=
時の問題「国際資源循環の現状と課題」
小林憲太郎
◆鶴田 順
新労働法講義●荒木尚志
海外Topic&Report「オーストラリアの不法
環境法の新展開●大塚 直
行為法(2)」◆水野 謙

展開講座
特別連載「松尾浩也先生に聞く」 ⑧ 行政組織法・公務員法●宇賀克也
◆松尾浩也/酒巻 匡/大澤 裕/井上正仁 知的財産法の重要論点●茶園成樹
日本国憲法60年記念⑥ 実践消費者法●薬袋真司
「生存権論の可能性」 ◆尾形 健
基礎講座

演 憲 法●西原博史  行政法●佐伯祐二
   習
入門講義 物権・担保物権法●安永正昭
民 法●池田清治  商 法●北村雅史
新会社法講義●落合誠一
民訴法●遠藤賢治  刑 法●松原芳博
判例講座

憲法基本判例を読み直す●野坂泰司 刑訴法●古江賴隆  経済法●中川寛子


対話で学ぶ刑訴法判例●長沼範良=
井上 宏
独禁法事例の勘所●白石忠志

* 最新の情報と解説・実用法律雑誌 *

No.1344 11 月 1 日号 No.1345 11 月 15 日号
予価 1,250円(税込) 予価 1,250円(税込)

特集・公認会計士法の改正 特集・電子記録債権法
改正法の意義と課題―研究者の立場から 電子記録債権法の概要…………始関正光/
……………………………………弥永真生 高橋康文
公認会計士法の改正を受けてから
電子記録債権法をめぐる議論―法制審議
……………………………………澤田眞史
会部会審議を中心に……………安永正昭
監査法人をめぐる環境変化と今後の方向性
……………………………………安井 肇 電子記録債権法の意義と課題―登録機関
の立場から………………………大野正文
【連載】 電子記録債権法の意義と課題―利用者の
国際私法の経済分析〔第3回〕 立場から…………………………佐藤良治
「経済分析による国際私法の批判的検討
―Whincop/Keyes,Policy and Prag-
日韓比較民法研究………権 澈/大村敦志
matism in the Conflict of Laws(2001,
【連載】
Ashgate) 」……………………小塚荘一郎
〔共同研究〕医療と法の最先端(4・完) 国際私法の経済分析〔第4回〕
………西田祥平/溜箭将之/畑中綾子/ 「最密接関係地法―国際私法と“Rules
志村由貴 versus Standards”」……………森田 果

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