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Apogee ハードウェアについて

「 Logic Pro 8」と「M


ainStage」には、 Apogee 社の Duet および Ensemble ハードウェアを直
接設定できる専用のコントロールパネルがあります。

参考:このコントロールパネルや関連のメニュー項目は、お使いのシステムに Apogee Duet ま


たは Ensemble が正しくインストールされている場合にのみ有効です。Apogee
デバイスの詳し
いインストール方法については、お使いの Apogee デバイスに付属のマニュアルを参照してくだ
さい。

「 Logic Pro」で Apogee コントロールパネルを開くには:


m メインメニューバーで「オプション」>「オーディオ」>「 Apogee コントロールパネル」と選
択します。

「 MainStage」で Apogee コントロールパネルを開くには:


m 「 MainStage」>「 Apogee コントロールパネルを開く」と選択します。

接続したオーディオデバイスに対応するパラメータセットが、Apogee コントロールパネルに表
示されます。

uet の全
Ensemble のコントロールの詳細については、次のセクションを参照してください。 D
パラメータの詳しい説明は、 6 ページの「 D
uet コントロールパネル」を参照してください。

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Ensemble コントロールパネル
Ensemble コントロールパネルには、グローバルとユニットという 2 種類のパラメータ・タイプ
があります。
 グローバルパラメータは、複数の Ensemble デバイスがシステムに接続されている場合に、各
デバイスがどのように共同作業を行うかを指定します。
 ユニットパラメータは、各ハードウェアを単体で設定するためのものです。

グローバルパラメータ
Apogee ハードウェア・コントロール・パネルの上部にあるグローバルパラメータは、複数の
Apogee Ensemble ハードウェアデバイスがどのように共同作業を行うかを指定するものです。

ユニットの選択
「ユニットの選択」メニューでは、複数のデバイスが接続されている場合にどのデバイスを対象
にするかを指定します。選択したデバイスのパラメータが、下の各タブに表示されます。

「ユニットの選択」メニューの隣にある「ユニットを識別」チェックボックスを選択すると、対
応するハードウェアのインターフェイスの LED がすべて点灯します。

Loop Sync
Loop Sync を使うと、複数のユニットのクロックを合わせることができます。この機能では、ク
ロック信号を再設定し、同期していない各接続ユニットのデジタル入力のタイミングをそろえる
ことができます。

「 Loop Sync Master」メニューで、クロックマスターとして使用するハードウェアユニットを選
択します。あるデバイスがマスターとして設定されると、ほかのユニットはそのワードクロック
に固定されます。

「 Loop Sync を使用しない」 チェックボックスを選択すると、同期設定を手動で調整できます。

pogee マルチデバイス設定(および Apogee デバイス間のやり取り)は、A


参考:A pogee ドラ
pogee のドライバやデバイスに付属のマ
イバのバージョンに左右されます。詳細については、A
ニュアルなどの情報を参照してください。

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ユニットパラメータ
ユニットパラメータでは、システムの各ハードウェアユニットの動作を設定します。各パラメー
タは、「一般」
、「入力」
、「出力」の 3 つのタブにあります。

「一般」タブ
「一般」タブでは、クロックソース、 UV22HR ディザリングアルゴリズム、レベルメーターなど
の機能を設定します。

 「クロック」の「ソース」メニュー: 選択したユニットのクロックソースを設定します。「内
部」
、「オプティカル」
、「同軸」
、「ワードクロック」のいずれかを選択します。
 「フォーマット」セクション: オプティカル入力とオプティカル出力の形式を指定します。
「 ADAT/SMUX」と「S /PDIF」のどちらかを選択します。
 UV22HR: UV22HR ディザリングアルゴリズムの対象となる信号パスを指定します。「オフ」、
「アナログ入力 1–2」 「アナログ入力 3–4」
、 、「アナログ入力 5–6」、
「アナログ入力 7–8」
、「オ
プティカル入力 1–2」 、 「オプティカル入力 3–4」 「オプティカル入力 5–6」
、 、
「オプティカル入
力 7–8」 、 /PDIF 入力」、「S /PDIF 出力」のいずれかを選択します。
「S
 「サンプルレート変換」セクション:「変換」メニューで、 S/PDIF 入力または出力の信号パス
用のサンプルレート変換を有効にすることができます。 S/PDIF 出力チャンネルに対してサン
プルレート変換を行う場合、「変換」メニューの隣にある「 SRC レート」メニューで目的のサ
ンプルレートを設定できます。

 「レベルメーター」セクション:「レベルメーター表示」メニューで、ユニットに表示するメー
ターのタイプを指定します。入力レベル、出力レベル、信号なしのいずれかを選択します。
「オーバーロードを保持」チェックボックスを選択すると、ハードウェアはオーバーロードを
常に表示するようになります。その下にある「オーバーロードを消去」ボタンをクリックする
と、メーターのオーバーロード LED がリセットされます。

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 「CD モード」チェックボックス:このチェックボックスを選択すると、CD モードになります。
CD モードでは、入力の設定に関係なく 44.1 kHz、 16 ビットステレオ信号を S/PDIF 出力に
送信します。このチェックボックスを選択すると、「変換」メニューが「 S/PDIF 出力」 、「S
RC
レート」メニューが「 44.1 k
Hz 」、
「U V22HR」メニューが「 S/PDIF 出力」に設定されます。こ
の自動設定パラメータを手動で変更すると、 「C D モード」チェックボックスの選択が解除され
ます。

「入力」タブ
「入力」タブでは、E nsemble ハードウェアの入力を設定します。「入力」タブには、マイク入力
用のパラメータセットが 4 つあり、その下にライン入力用のパラメータセクションがあります。

入力 1 ∼ 4
入力 1 ∼ 4 は、内蔵プリアンプ用の機能です。同じパラメータセクションが 4 つ用意されてお
り、それぞれのセクションでプリアンプを個別に設定できます。
 「レベル」メニュー: このメニューでは、マイクチャンネルとライン入力チャンネルを切り替
えることができます。
「ライン」オプションを選択した場合、その下のポップアップメニュー
「+
で、 4 dBu」オプションと「– 10 dBV」オプションのどちらかをリファレンスレベル用に選
択します。マイク関連の設定(
「ゲイン」
、 「 48V ファンタム電源」
「グループ」、 、「フェーズ反
転」
)は淡色表示されます。
 「ゲイン」スライダ: 選択した入力のゲインレベルを設定します(マイクチャンネルの場合に
のみ有効)

 「グループ」メニュー:マイク入力のゲインコントロールをグループに割り当てることができ
ます。グループ化すると、各マイク入力の「ゲイン」スライダをまとめて操作できます。グ
ループに割り当てたマイク入力の「ゲイン」スライダを変更すると、そのグループ内のすべて
のマイク入力の「ゲイン」スライダも動きます。グループに割り当てた時点で個々のマイク入

力のレベルが違う場合、 「 1」
「ゲイン」スライダを動かしても、その差は維持されます。 、 」、
「2
「なし」のいずれかを選択します。
「グループ」メニューは、チャンネルがマイク入力の場合に
のみ有効です。

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 「Soft Limit」チェックボックス: 入力に対して Apogee のソフトリミット機能を使う場合に選
択します。
 「フェーズ反転」チェックボックス: このチェックボックスを選択すると、入力信号の位相が
反転します(チャンネルがマイク入力の場合にのみ有効)。
 「48V ファンタム電源」チェックボックス: 入力 1∼ 4 に対して 48 ボルトファンタム電源を有効
にする場合に、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスは、チャンネルが
マイク入力の場合にのみ有効です。

ライン入力 5 ∼ 8
「アナログライン入力」セクションでは、ライン入力 5 ∼ 8 用に以下のパラメータがあります:
 「レベル」メニュー:ライン入力 5 ∼ 8 の入力レベルを設定します。「 +
4 dBu」と「 –10 dBV」
のどちらかを選択します。
 「Soft Limit」チェックボックス: アナログライン入力に対して Apogee のソフトリミット機能
を使う場合に選択します。

「出力」タブ
「出力」タブでは、 E
nsemble ハードウェアの出力を設定します。

ヘッドフォン 1 と 2 の出力パラメータ
このオプションでは、ヘッドフォン出力の出力信号を設定します。
 「ソース」メニュー: ヘッドフォン出力に送信される出力ペアを指定します。 「アナログ出力 1–
2 」
、「アナログ出力 3–4」、
「アナログ出力 5–6」、
「アナログ出力 7–8 」
、「オプティカル出力 1–
2」、「オプティカル出力 3–4」、「オプティカル出力 5–6」、「オプティカル出力 7–8」、「S /PDIF
出力」のいずれかを選択できます。
 「レベル」スライダ: ヘッドフォン出力のレベルを設定します。

「メイン」のパラメータ
「フォーマット」メニューでは、メイン出力の「レベル」スライダで制御する出力チャンネルを

「 5.1 サラウンド」、
選択します。「ステレオ」、 「7 .1 サラウンド」のいずれかを選択できます。
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アナログライン出力
各チャンネルメニューで「 +4 dBu」または「–
10 dBV」を選択し、8 つのアナログライン入力ご
とにリファレンスレベルを指定します。

設定ボタン
Apogee ハードウェア・コントロール・パネルの下部には、設定内容の保存と読み込みに関連し
たボタンが 3 つあります。

 曲から設定を読み出し: プロジェクトと共に保存した設定を読み込みます。
 設定を読み込む: 保存した設定を読み込むために、ファイル選択ボックスを表示します。
 設定を保存: 現在の設定を保存するために、ファイル選択ボックスを表示します。

Duet コントロールパネル
Duet コントロールパネルには、グローバル、入力、出力の 3 種類のパラメータがあります。
 グローバルパラメータ: Duet インターフェイスを設定するために使用します。
 入力パラメータ: Duet インターフェイスの入力を設定するために使用します。
 出力パラメータ: Duet インターフェイスの出力を設定するために使用します。

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グローバルパラメータ
 「グループ入力」チェックボックス: 2 つの入力の「ゲイン」スライダをリンクさせる場合に選
択します。
 「ディスプレイの表示」のボタン: D
uet インターフェイスのレベルメーターで表示するレベル
を選択します。
 「ピークホールド」のボタン: Duet のディスプレイでピークが維持される時間を設定します。

入力パラメータ
 「ゲイン」スライダ:「レベル」メニューで音源または XLR マイクを選択した場合に、入力信号
に加えるゲインを設定できます。
 「レベル」メニュー: このメニューでは、マイク、音源、ライン入力チャンネルを切り替える
ことができます。ライン入力のリファレンスレベルを設定する場合、 + 4 dBu または –10 dBV
のどちらかを選択できます。マイクや音源関連の設定(「ゲイン」、「4 8V ファンタム電源」、
)は淡色表示されます。音源の入力設定では、 1/4 インチ入力が有効になりま
「フェーズ反転」
す。マイクとライン設定では、 XLR 入力が有効になります。
 「フェーズ反転」チェックボックス: このチェックボックスを選択すると、入力信号の位相が
反転します(チャンネルが音源またはマイク入力の場合にのみ有効)。
 「48V ファンタム電源」チェックボックス: 入力に対して 48 ボルトファンタム電源を有効にす
る場合に、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスは、チャンネルがマイ
ク入力の場合にのみ有効です。

出力パラメータ
 「レベル」スライダ:出力レベルを設定します。「レベル」メニューを「音源アンプ」に設定し
た場合、このスライダは無効です。
 「レベル」メニュー: どの出力を使うかを選択できます。「ライン –10 dBV」と「音源アンプ」
のどちらかを選択できます。
 「ミュート」チェックボックス:「ミュート対象」で選択した出力をミュートにします。
 「ミュート対象」メニュー:「ミュート」チェックボックスを選択している場合に、ミュートに
する出力を選択できます。
「ミュート」チェックボックスを使用して「メイン出力とヘッドフォ
ンを切り替える」設定を選択すると、メイン出力とヘッドフォン出力のミュートを切り替える
ことができます。

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