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科目名 都市と自然環境

担当者 岩船 昌起 / IWAFUNE, Masaki


人間文化学科<歴史地理> / 選択 / 前期 / 講義 / 2単位 / 2年次
科目情報

本講義では,都市の地域性に関して,立地基盤,気候や河川等
の自然環境,都市成立の歴史,土地利用,都市機能の集積・多
授業内容 様化の過程,災害等に注目しつつ,村落との対比で地理学的な
観点から概説する。また,都市化にともない改変された自然の
科目概要 実態や環境問題との関連についても時系列的に詳説したい。

①都市の地域性について具体例を挙げつつ論述できる。②都市
到達目標 の自然環境について地理学的に論述できる。③都市と環境問題
との関連を論述できる。

(1)ガイダンス:授業の概要と成績評価の方法等
(2)都市の特徴:都市の定義,村落との比較
(3)都市の地域構造:世界の大都市の比較
(4)東京大都市圏
(5)都市システム
(6)九州の都市システム
(7)城下町から発達した日本の諸都市
(8)都市の立地基盤:鹿児島市を例に
授業計画
(9)都市の歴史と発達:鹿児島市を例に
(10)都市の発達と生物の衰退
(11)干潟の自然環境
(12)都市の自然再生
(13)身近な自然としての都市内河川
(14)自然環境を生かした都市のあり方
(15)総まとめ
※ 講義の進展に応じて,内容が加除修正される。

使用教材・ 【教】教科書を特に指定しないが,毎回資料を配布する。
参考文献 【参】毎回の資料にて参考文献等を紹介する。

授業前の ・「使用教材・参考文献」を前もって読んでおくこと。
準備学習 ・意味のわからない用語は辞書等で事前に調べておくこと。

成績評価方法 <方法>レポート60%,出席25%,小テスト15%を目安とする。
<基準>レポートおよび小テストは,「到達目標」を基準として採点する。
と基準 講義後のアンケート等への記述を出席代りとする。

野外での授業(巡検)を状況に応じて行う。その場合,成績評価は,レポー
備考
ト50%とし,巡検への参加および活動度を10%の比率としたい。

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