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FREE

1
『フィルディドゥルケ』ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ(平凡社ライブラリー)
2
『内なる殺人者』ジム・トンプスン(河出文庫)
3
『暗夜』残雪(河出書房新社)
4
『オーランドー』ヴァージニア・ウルフ(ちくま文庫)
5
『イー・イー・イー』タオ・リン(河出書房新社)
6
『深沢七郎コレクション 流』
(ちくま文庫)
7
『死体は窓から投げ捨てよ』丹生谷貴志(河出文庫)
8
『死の哲学』江川隆男(河出書房新社)
9
『燃える平原(叢書 アンデスの風)』フアン・ルルフォ(水声社)
10
『ブラック・マシン・ミュージック̶ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ』野田努(河出書房新社)
11『シネキャピタル』廣瀬純(洛北出版)
12『ヒロシマ独立論』東琢磨(青土社)
13『ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間』高祖岩三郎(青土社)
14
『素人の乱』松本哉・二木信(河出書房新社)
15『いるべき場所』ECD(メディア総合研究所)
16
『ネオリベ現代生活批判序説』白石嘉治・大野英士(新評論)
17
『ミドルクラスを問いなおす―格差社会の盲点』渋谷望(NHK 出版 生活人新書)
18
『プロテスト・ソング・クロニクル』鈴木孝弥(ミュージック・マガジン)
19
『ストリートの思想―転換期としての 1990 年代』毛利嘉孝(NHK ブックス)
20
『Underground Waseda』大窪たかひろ(自主制作)
21
『路上觀察學入門』赤瀬川原平・南伸坊・藤森照信(ちくま文庫)
22『TOKYO 0 円ハウス 0 円生活』坂口恭平(河出文庫)
23『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』山田奨治(人文書院)
24
『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される 20 世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声』菊池成孔・大谷能生(河出文庫)
25『@DOMMUNE―FINAL MEDIA が伝授するライブストリーミングの超魔術 !!!!!!!!(DOMMUNE BOOKS 0002)』宇川直宏(河出書房新社)
26『ゼロ年代の音楽―壊れた十年』野田努・三田格・松村正人・磯部涼・二木信(河出書房新社)
27
『電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命』津野海太郎(国書刊行会)
28
『フーコー講義集成 8 生政治の誕生』ミシェル・フーコー(筑摩書房)
29『模倣の法則』ガブリエル・タルド(河出書房新社)
30『ドゥルーズとガタリ 交差的評伝』フランソワ・ドス(河出書房新社)
31
『ドゥルーズ キーワード 89』芳川泰久・堀千晶(せりか書房)
32
『山に生きる人びと』宮本常一(河出文庫)
33『金融恐慌からコモンズへ―資本主義の現在的批判のために』ミッドナイトノーツコレクティブとその友人たち(以文社)
34
『ブラック・アトランティック―近代性と二重意識』ポール・ギルロイ(月曜社)
35
『スラムの惑星―都市貧困のグローバル化』マイク・デイヴィス(明石書店)
36
『後期近代の眩暈―排除から過剰包摂へ』ジョック・ヤング(青土社)
37
『明かしえぬ共同体』モーリス・ブランショ(ちくま学芸文庫)
38
『何も共有していない者たちの共同体』アルフォンソ・リンギス(洛北出版)
39
『通天閣 新・日本資本主義発達史』酒井隆史(青土社)
40『宮廷人と異端者 ライプニッツとスピノザ、そして近代における神』マシュー・スチュアート(書肆心水)
41
『狼が連れだって走る月―La Luna cuando los lobos corren juntos』管啓次郎(河出文庫)

TOKYO0 円ハウス 0 円生活

素人の乱

後期近代の眩暈―排除から過剰包摂へ

ネオリベ現代生活批判序説

坂口恭平(河出文庫)

松本哉・二木信(河出書房新社)

ジョック・ヤング(青土社)

白石嘉治・大野英士(新評論)

都市のエアポケットを発見し、脳内の空間把握を変

初期、素人の乱の狂想曲。まさかこの後があろうと

このレイトモダンと云う問い立てを、ドラッカー『ポ

リーマンショックと現在の欧州金融危機を招いたネ

容させる。既存モデルに支配された思考を解体し、

は誰も思っていなかった !? 高円寺「原発やめろデ

スト資本主義』やパオロ・ヴィルノ『ポストフォーディ

オリベがあろうことか僕たちの生活まで犯してい

生活や思想の非支配スペースを作り出す。そのと

モ」の熱狂には前史があったのだ。リサイクルショッ

ズムの資本主義』などと類比しながら皆が検討しな

る。本書の先見的な指摘から教わることは未だ多い

き、ぼくらに問われるのは歴史をとらえ相対化し自

プの誕生から「オレのチャリを返せデモ」、そして杉

ければならない、社会学の思考の集成。この時代の

だろう。労働/消費、心理/主体、運動/政治、大学

分で選択する力だ。建てない建築家は、徹底した思

並区議会選挙まで。与太話を次々と現実化するセン

明滅する眩暈を体感せよ。
(川邉)

/文化という切り口から日常に忍び寄るエコノミッ

考の建築を迫ってくる。坂口氏の視線が、家から仕

スに唖然とし、尊敬さえしてしまう。
(一色)

ク・ミュータントの正体を暴きだす。
(一色)

事、教育、政府に拡大したことは必然だ。
(髙橋)

いるべき場所

燃える平原(叢書アンデスの風)

シネキャピタル

内なる殺人者

ECD(メディア総合研究所)

フアン・ルルフォ(水声社)

廣瀬純(洛北出版)

ジム・トンプスン(河出文庫)

我らが ECD の音楽的自伝。日本語ヒップホップ黎

不毛な荒野、ざらついた岩肌、乾いた風、貧しい老

ネグリの翻訳や、アルゼンチンのアクティヴィストと

虐殺のススメ。まずは饒舌になること。まるでなにか

明期からさんピン CANP にいたるまで。アル中を

人の頬の皺、テロリストの激情。それらすべて、ルル

の対話集(『闘争のアサンブレア』)などで知られる

語れないものでもあるかのように、喋りつづけるの

経て「いうこと聞くよな奴らじゃないぞ」――サウン

フォの平原のまえでは等しく燃えさかる。乾いた音

著者の映画論。ドゥルーズ『シネマ』を軸にヒッチ

だ。クールなふるまいも忘れてはならない。のちの決

ドデモに関わるまで。現在、お父さんになった ECD

をたてながら残酷に大地を焦がしてゆく文体の狂

コックやマキノ雅弘を論じる。斬新な本文デザイン

定的行為にむけて冷徹な態度はコントラストとなっ

は子供を救うため反原発デモでラップしている。そ

気。すべてをなぎ倒し情緒は灰色の燃えかすとな

が編集者と著者の愉しい遊び心をうかがわせ、思わ

て感情の高まりを演出する。衝動の強さを、錯乱を

の原点にはパンクがあった。妥協なき生き様に、ほ

る。情緒など風に飛ばされてしまえ。
(弓川)

ず微笑んでしまう、という貴重書。
(一色)

導入するのだ。行為は一瞬で、かつ情熱的におこな
うのがよい。
(弓川)

れぼれとする。
(一色)

死の哲学

ヒロシマ独立論

深沢七郎コレクション 流

ブラック・マシン・ミュージック

江川隆男(河出書房新社)

東琢磨(青土社)

深沢七郎(ちくま文庫)

̶ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ

世界は必然的に残酷である。これは永遠という不

砂漠1号で著者は、「ヒロシマ以降はすべての人類

いつ読んでも、ほんとうに、なにより凶暴な言葉だ。

野田努(河出書房新社)

毛地帯について書かれた本であり、身体のむごさを

が潜在的な被爆者であることの認識を前提として

あらゆる価値観をなぎ倒し、この突然変異的作家の

誠 実につきつめた哲学だ。スピノザの光が、アル

いる」と本書にふれ書いている。広島出身の音楽評

つくる小説は、情緒の荒野を出現させる。そこでは人

トーの皮膚を照らす。無意識を生産し、自己分裂を

論家が故郷に戻り、土地の記憶を辿った記録。
『仁

や物、自然、そして思考さえも、物体的にころがされ、

物理的に思考せよ。
(弓川)

義なき戦い』からカープまで。フクシマ以降を生きる

素朴なロマンにのせて無惨にも歌いあげられる。だ

私たちにとって、学ぶことは多い。独立宣言及び憲
法私試案つき。
(一色)

れもが生まれかわったら深沢七郎になりたいのだ。
(弓川)

ドイツで生まれたテクノはデトロイトの地で魂が宿
る。そして本書によってデトロイトテクノはこの国に
おけるレベルミュージックのひとつになった。次い
でサウンドデモで UR がお決まりとなり、また何処
かへと波及していく。デリック・メイのレコード捌き
を見るとき、体内から溢れんばかりのエモーション
を感じる。その黒光りした謎の答えがここに書かれ

@DOMMUNE ―FINALMEDIA が伝授するライブストリー

路上觀察學入門

金融恐慌からコモンズへ―資本主義の現在的批判のために

ミングの超魔術 !!!!!!!!(DOMMUNEBOOKS0002)

赤瀬川原平・南伸坊・藤森照信(ちくま文庫)

ミッドナイトノーツコレクティブとその友人たち(以文社)

宇川直宏(河出書房新社)

路上観察学の源流にあたる今和次郎の考現学は、

ハーヴェイの経済学批判としての地政学とグレー

1923年の関東大震災によるガレキの下から誕生

バーのローセオリーの運動文化人類学をつなげた

したのだった! 積み上げられた秩序の崩壊、破壊

地点に着地する、21 世紀恐慌後の最重要な思考フ

と再生の谷間。便器に書かれたマット氏の署名を外

レームを提示してくれる、ネオリベラリズムへの対抗

し、芸術からゲイジュツへ。かくして80年代の部活

戦略本。40 人以上の知識人や活動家が参加したコ

仲間たちは、消費帝国に宣戦布告をし、笑いながら

モンズな綱領。
(川邉)

宇川直宏一個人を形成する歴史やトラウマ、リスペ
クトや義憤は、遠くアメリカのサーバーを経由しなが
ら、平日と休日の境目を解体する。妄想からはみ出
した脳内映写による個人メディア拡張実験の一つ
の結節点。
(髙橋)

ている。テクノは単に無機質な音楽ではない。その
エッセンスは時をこえ確かに存在する。コズミック
なテクノの星座を解する本書から、無数のインスピ
レーションを感じてほしい。
(一色)

放課後の街角をねり歩く。さて、2012年のぼくら
は砂漠から何をみつけようか。
(髙橋)

2

3

ニューヨーク烈伝―闘う世界民衆の都市空間

スラムの惑星―都市貧困のグローバル化

ミドルクラスを問いなおす―格差社会の盲点

狼が連れだって走る月

高祖岩三郎(青土社)

マイク・デイヴィス(明石書店)

渋谷望(NHK 出版 生活人新書)

―La Luna cuando los lobos corren juntos

オキュパイ WS を通過して、ジュリアーニ市長によ

世界の不幸と成長の限界をネオリベラリズムは決定

ネオリベラリズムとは中流階級内での 裏切り が刻

管啓次郎(河出文庫)

り浄化された都市・ニューヨークというイメージは

的にした。全球的思考のエコロジー哲学者たち(た

印されたイデオロギーである。そう指摘する本書は

くつがえる。その場所をクリティカル・マスやスクワッ

とえばデリック・ジェンセン)はもうとっくに気がつ

ジェントリフィケーションとノワール小説を軽やかに

ト、そしてフェミニストやゲイの運動が蠢き、生成す

いていた絶望的な事実が、社会科学的なデータとし

つなぐ。そして「ショックドクトリン」
(ナオミ・クラ

る 場 所として 捉 え た 本 書 を 読 めば、な ぜリバ

て人文学にやっと手渡された。人類史上の分水嶺、

イン)とエンクロージャーの暴力が同根だと論じる。

ティー・パークが可能だったのか、判るだろう。

圧倒的なインフォーマル経済の恒常化。
(川邉)

僕たちは読後間もなく、資本主義をつらぬく悪意に
思いいたるだろう。
(一色)

ニューヨークは今日も、錯乱している。
(一色)

砂漠で出会う言葉を探した詩人の軌跡。圧倒的他者
との出会いが爽快な自己崩壊と無軌道な生を発見
する未踏の知への記録。本書に記された「外部」へ
の思考は「社会」がいかに欺瞞に満ちたフィクション
であるかを知るための武器になる。
(木村)

通天閣 新・日本資本主義発達史

日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか

ドゥルーズとガタリ 交差的評伝

ゼロ年代の音楽―壊れた十年

酒井隆史(青土社)

山田奨治(人文書院)

フランソワ・ドス(河出書房新社)

野田努・三田格・松村正人・磯部涼・二木信(河出書房新社)

著者自身どこへ向かうのか分からないまま書いてい

雲南省大理にて、旅行者が残した CDR での現地

ドゥルーズに対しガタリの名はやや隠されてきた。

ゼロ年代は肥大化しすぎた商業音楽を、態度表明に

るのではと思わせる圧倒的な文体のグルーヴから

人の DJ プレイを目にした僕は、伝染病のような文

それは私たちの錯覚であるところの、「行為が夢の

よって自分たちの手にとりもどす時代だった。大型

大阪ディープサウスを活写。坂田三吉、小野十三郎、

化の伝播っぷりに感激したものだった。本書では、

妹ではない世界」と深く関わっているだろう。ドゥ

野外フェスからの Raw Life、爆音居酒屋から自主

川島雄三などを横糸に、路地の奥に潜む資本主義

文化産業従事者と霞ヶ関との間で秘密主義的に厳

ルーズ/ガタリはドスを通じ、自分と他者、個人と社

スペースでのライブ、マイスペース、ネットレーベル、

のエートスを壮大なスケールで立体化させた、大阪

罰化を推進する著作権の歴史をひもときながら、市

会、著作と私生活といった偽の二項対立を溶融さ

手製の CD-R。怒りと諦念からの希望。オシャレから

論の決定版にして日本のパサージュ論。巷にあふれ

民に対して参画責任を投げかける。著者はこう言

せていく。なによりドゥルーズ/ガタリという「断片」

ダーティに変化したストリートカルチャー。10年代

る「社会」を自明のものとした言説を無化し、あるの

う。
「生活に密接に関わるが、難しいことなので専

が手渡してくれた地図は、陰謀が見知らぬ他人の

の音楽には、メッセージ性以上の、楽曲の進化が問

はただ「社会化」の流れであることを私たちは知る。

門家まかせにしているという意味では、原子力も著

手によるものではなく、私たちの生そのものである

われる。
(髙橋)

作権も同じではないだろうか」
(髙橋)

ことを示しているのだ。
(和泉)

Underground Waseda

フィルディドゥルケ

憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって

宮廷人と異端者

大窪たかひろ(自主制作)

ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ(平凡社ライブラリー)

俯瞰される 20 世紀商業音楽史調律、調性および旋律・和声

ライプニッツとスピノザ、そして近代における神

2001年7月31日、早稲田大学

権威ふりかざすウザい上司、世話好きと称して説教

菊池成孔・大谷能生(河出文庫)

マシュー・スチュアート(書肆心水)

の地下部室が撤去された。新しい

ばかりのダサい先輩、論破大好き空想的形式主義

学生会館の各部室では IC カード

者の弁舌家、
「意見の一貫性」を叫ぶツラの皮厚い大

秩序化の象徴である平均律が、子づくりにはげみ

異端者スピノザは何に使え、宮廷人ライプニッツは

で入退室を許可され、廊下では防

の男ども、情熱と正義感で感情を抹殺し悲鳴を封

生まれたバークリーメソッドは、昨今の男性と同様、

何から外れたのか。同時代の二人が一度だけ議論

犯カメラが見張っている。ご丁寧

殺する上昇志向の合 理 主義者……やつらの脳天

精力減退を心配されている。音楽家は本書を読み、

を交わした決定的数時間を軸に両者の思想の確信

にガードマンまで 巡回する。門の

に、この『フィルディドゥルケ』をおみまいしてやれ!

いくつかの武器を与えられ、自ら選ぶ。もしくは改

へと迫る。
『エチカ』の幾何学的な論立ては読む者

ない大 学が閉じられた瞬 間だっ

この永遠の不服従を、荒唐無稽な逃走劇を、さあ、

造する。破壊する。受けとりを拒否する。デジタルネ

を選ぶが、丁寧な資料読解から編まれた社会思想

た。ぼくらの部室とはなんだったのか。醸造されたワインのようなカッコのいい

腕をたかくかがげ、まっすぐにふりおろせ!文庫版の

イティブがスクリーンを愛でるがごとく、希薄化調

史はスピノザが何を敵として思考していたのかを浮

ものではなく、自意識とモラトリアムと肯定と否定と怠惰と限りない無駄とヒマ

わりに分厚いから、けっこうなダメージを与えられる

性ネイティブはコード進行を捨てうるか? 商業音

き彫りにする。
(木村)

が渦巻く、腐りかけた食パンの耳のような空間。本写真集から聴こえてくるのは

にちがいない!(弓川)

(木村)

都市空間のノイズ。偶然性が生みだす邂逅、身体性を伴った交流。使命感にか

楽の過渡期である21世紀へと橋渡しをする教養
書兼実用書。
(髙橋)

られた当時の学生カメラマンによる貴重な記録。
(髙橋)

4

5

イー・イー・イー

ブラック・アトランティック―近代性と二重意識

ドゥルーズ キーワード 89

暗夜

タオ・リン(河出書房新社)

ポール・ギルロイ(月曜社)

芳川泰久・堀千晶(せりか書房)

残雪(河出書房新社)

「これがゼロ年代の青春小説!」などという帯文は、

ディアスポラ、ブラック・アトランティック、チェンジ

ドゥルーズ/ガタリの道具箱であり、藝術のための

その一文一文が、高熱を発する狂気。ネジのはずれ

破り捨ててしまいたい。なぜならこれは、永遠の青

ング・セイム、リルーツ、ヴァナキュラー、オルタナ

もっとも簡素な OS でもある。言葉の編成を変える

た文章、ではない。そもそもネジなどなく、それでも

春小説であり、これこそ唯一、真に小説と呼ぶにふ

ティブ・パブリック・スフィア。ドゥルーズ思想のよ

営みによって、私たちを含むあらゆる構成の、認識

組み合わされた凸凹の部品が、みずからの熱でひ

さわしいものだからだ。イライジャ・ウッドを殺すイ

うに、たくさんの概念でつながれた公理として読む。

の、一切を再定義し、配置しなおすこと。とにかくず

しゃげ、たがいをきつく締めつけてギリギリと音をた

ルカ、ショーン・ペンを殺す熊にだれもが喝采をお

400 年以上続いた奴隷の崇高がギルロイを通して

らすこと。半音階の譜面を書くこと。リズムと絶え間

てながら歪に変形してゆくセンテンスの連なり。こ

くり、「イスラエルの死刑宣告が欲しいわ」と呟くレ

結晶している。
(川邉)

ない変調によって、領土外の力を捉え続けること。

れはリアリズムの果ての不条理の、そのまた極北で

ルをなら、男性読者ならずともこぞって抱きたいと

解釈の連鎖。そのようにして、新たなフィクションは

ある。
(弓川)

思うにちがいないのだ。
(弓川)

打ち立てられるだろう。
(和泉)

山に生きる人びと

ストリートの思想―転換期としての 1990 年代

オーランドー

プロテスト・ソング・クロニクル

宮本常一(河出文庫)

毛利嘉孝(NHK ブックス)

ヴァージニア・ウルフ(ちくま文庫)

鈴木孝弥(ミュージック・マガジン)

ソジャやマイク・デイヴィスを透かして日本の地政

大学からストリートへ、思想の舞台は移った。だめ

オーランドー 360 年の一代記。なんといっても読み

砂漠1号の原稿によってウナギ嫌いが判明した著者

学として宮本常一を読む。または、新聞の見出しに

連、サウンドデモ、イルコモンズ、素人の乱、RLL……

どころはページなかばの第三章。美少年オーラン

は、界隈では唐辛子博士として知られている。でも

なる分かり易い社会的課題の里山荒廃や林業衰

それらをカルチュラル・スタディーズやネグリの言

ドー、女になったあたりから、ウルフの筆は跳ねまわ

本職はフランス語のジャズ本を華麗に訳し、レゲエ

退の考察に必須だとかで読む。レイヴや T.A.Z. や

説に引き寄せ語る本書から、00年代の思想がみえ

る。ウルフの皮肉はとどまらず子どものように奔放

に精通した音楽評論家だ。デモで軽快にスネアを叩

アウトノミアやクリスチャニアなどのオルタナティブ

てくる。大震災、原発事故で幕をあけた10年代、僕

に、両性具有を武器にして、男根主義者ならずと

く氏が編んだ、プロテスト・ソングの入門本。おもし

文化圏として読む。
(川邉)

たちはどんな光景をみるのだろう。
(一色)

も、震えあがらすあざやかさ。
(弓川)

ろくない訳がない。
(一色)

電子本をバカにするなかれ 書物史の第三の革命

死体は窓から投げ捨てよ

フーコー講義集成 8 生政治の誕生

明かしえぬ共同体

津野海太郎(国書刊行会)

丹生谷貴志(河出書房新社)

ミシェル・フーコー(筑摩書房)

モーリス・ブランショ(ちくま学芸文庫)

口承から書記、手写から印刷、そして紙から電子の

昼下がりの団地、乾きかけ風になびく洗濯物のシャ

1979 年、フーコーはコレージュ・ド・フランス「生

何も共有していない者たちの共同体

第三の革命へ。著者は電子本を礼賛するでも悲嘆す

ツやタオルが陽光をゆらし、下校の鐘が響きわたる

政治の誕生」と題された講義を行う。だが、その大

るでもなく、書物史の視線でただただ叙述する。
「電

頃、買い物帰りの女たちの若やいだ声が、夫への復

半は自由主義の分析に割かれることとなった。30

アルフォンソ・リンギス(洛北出版)

子本」と「紙と印刷の本」は、対立するでも同直線上

讐心に燃えた謀 議を開 始する。教 師から自由に

年以上前でありながらも、新自由主義の分析すら

に存在するでもない。本の黄金時代である20世紀

なった子どもの、かん高い叫び声が通りがかりの団

経由しつつフーコーが標的にするのは、社会という

は終わった。フェティシズムやビジネスのみにとらわ

地営業マンの発狂をさそい、老人の緩慢なあゆみ

存在の自明性という、我々が陥る深い誤謬である。

れず「出版=Publish」
「文化」
「経済」
「公共性」を考

は交通渋滞ひいては過失致死をひきおこした。夜、

さらにそこから詳らかにされるのは、良い社会や悪

えることが、出版者及び読者の責務ではないか。
(髙

帰宅した男たちがおだやかに黙ってさえいれば、彼

い社会が在るのではなく、近代に発明された統治

橋)

らも蜂起をおこすつもりはないかもしれない。しか

の標的こそが社会だという事実である。具象化した

し呪いは醸成されつづける。
(弓川)

社会としての原発が爆発したいま、社会廃棄の徴と

模倣の法則

してこの講義は読まれるだろう。
(和泉)

素人の乱をめぐる喧しい断言の全ては間違いだが、
この本のブランショの五月革命に対する描写をそ
れだとすれば正鵠を得るている。
「社会的諸形態を
根底から揺るがせる祝祭のように、不意に訪れた幸
福な出会いの中で、爆発的なコミュニケーションが
/未知の人であるがゆえにすでに仲のいい友人のよ
うにして付き合うことができるような、そんな開域
が、企ても謀議もなしに発現しうるのだ」と。これは
現実化しているコミュニケーションなのだ。またブ

ガブリエル・タルド(河出書房新社)

ランショの云うように「共産主義とはコミュニケー

社会学なる分野の始源においてタルドが落伍者とし

いない者たちの共同体』とは、どんなコミュニケー

て捕縛されているのは、彼が社会学の根拠を破壊し

ション/コミュニティ/コミュニズムなのだろうか。

うるからである。個人の集合として現れる社会なる

ジャン = リュック・ナンシー『無為の共同体』を発

フィクションに対し、彼は限りなく続く差異の連関の

端に巡る、この共同体論の思想星座は、国民国家

発露を世界として対置したのだから。タルドにおい

の変革と世界構想力の刷新を迫る。
(川邉)

ションの物質的追求である」ならば『何も共有して

て社会とは、夢の一形式にすぎないのである。よく
生きることは、よき社会の構築に寄与することにで
はなく、社会から目覚めることの喜びに宿るだろう。
(和泉)

6

7

鳥 は き み の 歌 声 が 聴 こ えるか
動物委員会

1 大久保

かって? ちょっと、脇から変なこと言わないで、大

れた心臓に僅かばかり残った土、俺たちはそこへ穴を

なにも不自由させない、ここにいれば事足りてしまう。

 バレリーナ、バレリーナ! 東と西、流れる川は今

丈夫、わたしもあんたとおんなじ、巣は毎年つくり替え

掘って巣をつくる。都市を裏側から覗いた地図をつく

そんなだからさ、俺はこの土地のことなんて何一つ知

日もひとひとひとって、ほんと飽きずによく流れていく

てるの。

り続けている。
「餌場はどこだ?」、
「あっちに行けばう

らなかったよ。家の裏なんて全然知らなくてそれで夜

わ、でもここは三角州、ハーメルンの笛吹きよろしく今

まい水にありつけるぞ」、共謀こそが俺たちの世界だ。 に裏の山を歩いたら、新しい宅地工事でも始めんの

日もネズミを連れて行進よ。痛っ、誰かしら、まったく、

2 鼠

俺の巣が同士の玄関になり、玄関が寝室になる。餌場

ひとをこんなところへ放り出しておいて、だらしがな

 二十三区には心臓がある。俺が育ち、いま立ってい

は多くの鼠の群れでフロアに変わり、夜は終わらない。 ていくと、夜に闇が重なって、暗闇っていうのか、闇に

いったらありゃしない。さっ、家へ帰りましょ、忙しい

る場所、鉄道と川にはさまれて先細った心臓のかたち。

条理化された都市の裏側に潜む風景を見たことがあ

向かって吐いた息が自分のものではないような気が

んだから、ほら立って歩きなさい。みんなが帰ってくる

上端は舟渡と呼ばれ、川口JCTまでは及ばないが、

るか? 望めばいつでも入れるぜ。

したな。しんとした空気に触れて、手も足も頭もばら

前にごはんをつくらなきゃ。みんな? そうね紹介し

北から東からの物資や労働力、それだけじゃない、い

ておくわ、いまうちにいるのは、昌洙、タカシ、ハオ、ル

まじゃあらゆる意味で流入の先端だ。反対側は端とも

3 国道

かさが浮かびあがった。脇を走るねずみの足音に同化

ビー、リン・トゥン、ワチャラポン、それにヨーコね。ひ

呼べない。湾を彩る漆黒のヘドロと暗闇に船が行き

 低い宅地帯を抜けて、高層住宅へ向かう車、車、車

したとき、世界全体が出口になったんだ。

とさらい? 人聞きの悪い、みんなここから巣立って

交うなか、碁盤上に区画された人工的な浮島がパズ

だけの線上。目的地は寝床だって、やけに明るい電灯

 穴を出たときの違和といえば、ほら、ガキのころに

いくのよ。どこへってそりゃいろいろよ。歌舞伎町のホ

ルピースのように浮かび、「熱の塊」を離散させようと

の下にはもちろん家族もいる、だけど寝床へ帰るだけ

遊んだ土管、すぐそこに出口があるのに、右から入る

スト、それに歌舞伎役者、小説家、噺家、鞄職人、舞台

いう魂胆が見え隠れしてやまない。熱の塊というのは

の一本道、これはどうしたって哀れじゃねえか、一度

のと左から入るのとでは、ちがう世界に出た気になっ

役者、そこの料理店のオーナー、あそこの薬屋、さっき

あれだ。鉄道を越えて内側に行けばありとあらゆるも

乗ればアクセルもブレーキもいらねえ、家の前で車は

た、あんな感じだ。もう一度入りたい、あの肌触りを思

か、山を掘った土山ができていた。その脇の穴へ降り

ばらになって、毛穴という毛穴が窒息するまで肌の細

あなたがいた角の手前の肉屋もそうよ。あとそうね、 のが揃う。だけど俺が立っているところは、はち切れ

自然に停まる、呪われた電動通行路みたいなもんだ。 い出したいと、今日も飲み過ぎてしまったよ。あの穴

ちょっと教えられないわ、あれよ、カンボーチョーカ

んばかり、腫れた血管を遡る熱をつめ込まれて膨れ

曲がりたくても曲がれねえのさ、曲がろうにもその熱

ン。どうしてって、そんなのあんた自分で考えなさいよ、 あがり、いまにも引き裂かれかねない。俺たちは見上

量はどこからくる? 酒を食らって、それでおしまい

あらやだ、偏見よ、偏見、みんな偏見じゃない。よく考

げるしかないが、空から見ているあんたにとって、垂

じゃないか。日曜ともなれば、今度はくそみてえな看

4 鳥

えてみて、いまあんたの身になにが起きているのか、 直にのびた電波塔は膨張した血液の排出口にしか見

板が、それこそどこへ行こうと変わりはしない、津々

 姿勢を低く保って、開け放たれた窓や扉をくぐる。ぼ

来るべきものは来るし、そこから逃れようにも、それこ

浦々に点在するあの原色がひしゃげたような並びの

くにとってはそれもいくつかの交差点に過ぎない、直

そどこへ行くのよ。偏見のない社会、ふふふ、嘘よね。 かせに錐を突き立てれば、電波塔にぴたりと重なり、

中へ車ごと突っ込むだけ。この金がどこへまわるのか

交する路地であり、道を行く車も人間も、直線と直線

目の前にあるときにしか、そんなのわからないわよ。 それはポンプが収縮するたびに派手に血液をぶちま

だって、そんなことは知っていても、知りたくはねえさ。 のあいだに暮らしている、垂直にぶれない軸を立てて、

あららららら、そこにいるのはなにかしら、捕まらない

忌々しいベルトコンベアに乗れば、奴らはおれたちに

8

えないんじゃないか。こうやって地図を広げて勢いま

け、トーキョーを血で染める。コンクリートに埋めら

は、すぐに塞がれちまったんだ。

なにもかもが直線で交じりあう呪われた規律のうえ

9

で、上昇志向、下降志向、それらは線に憑かれて病ん

起を待って、舞踏の準備をはじめる。墜落する太陽と

びが生じ、船影が濃くなると、川を行く数も増える

 酒を飲み干すことで礼を言い、しばらく流れるまま

でいるすがたにみえた。

目が合えば、嘴が痙攣し、案山子を突つくまえに扉を

いっぽうだった。

に船は首都高の影を抜けていく。陽が昇ろうとしてい

 いまも空をつかむように頼りなげな小枝が手を伸

開ける鍵になる。地上の霧も煙同様に視界を奪うか

 川縁に留まり訪れを待つ者と、川を行く船。遊歩者

る。隅田川に合流すればその先は湾だ。コンクリート

ばす先を掠めていったばかりだ。風は四方からも、八

ら、雲という雲のなかでは闇取引が行われている。台

と船影の濃淡。船着き場は仮留めの場所、と自戒した

の闇を切り裂く焔が立ち上がり、船のまわりを死臭が

方からも吹きよせ、ぼくの軌道は斜めにぶれ続ける、 風の渦中に耳を閉じれば、放射線の大気が肺を焦が

とき提灯の灯が目にはいり、櫂を使って船をよせると

取り囲む。

曖昧な曲線を描き、けっして直線になりはしない。風

す音が聴こえてくる。皮膚が飢え、鳥であることをやめ

カップ酒を手渡された。

 黒い塊、水面に尾を伏せた黒い丘、鯨だ。

と風が擦過するそのあいだを行く、その風という風を

る、鳥であることもやめる。

 「船着き場に繋ぎ止めておくのに、よくよく流され

 遠く水平線に顔を出した太陽のシルエットが、黒い

る」
「あんたの船でもあるまい」
「こうも頻繁に流され

塊にぴたりと重なった時、わたしたちは船の縁に足を

流すすべも、雨水に濡れた身体を乾かすすべも、餌を
ついばむすべも、みんな知っているけど、この身はな

 あの丘
5 あの丘
5

ては川が干涸びてしまう、いつもの台詞だろ」
「そうは

かけて勢いよく飛んだ。陸との結び目を切断したにも

んにも覆われていやしない、ましてや嘴にマスクなん

 火薬を爆破させた瞬間を撮影すると、わたしたち

言っても、爺さんはここから逃れることもできん」
「お

関わらず、やはり舟は繋がれているものだ。朝靄が立

てもってのほか。だけどなにもいまに始まったわけ

は川岸から細い水路を通り、橋の袂まで走り抜けた。

れたち遊歩者は、都市の内臓に入りこんで裏側から覗

ちこめた白い闇に、鈍い光りを反射した漆黒の生が

じゃない、とうのむかしからみんな知っていたこと。

袂には、川が抱える船着き場が待機していた。停泊す

く鼠だからな」
「いやいや、案外、爺さんだけがここに

起立する。遺骸になろうとも停泊を許されぬ濃密な軌

いて刻々とした変化に身を晒しているのかもしれん」

跡を追って、わたしたちは陸から、川から離脱する。一

 ぼくたちが飛ぶということは思考することなんだ。 る船の名前を一つ一つ声に出してなぞって歩いた昼
つねに変化する風、湿度、気温を受けて――翼には重

間、穏やかに揺れているように見えたその群れも、闇

要な問題だ――全身が自然に接合する。外部の気象

にたゆたうその姿は、夜へ誘う一群へと変貌している。

いつもいるとは限らない」
「だが、爺さんは丘があるか

塞ぐ、足場は刻々と変化する風、大気そのものになる。

を身体に取り込むんだ。刻々と変化する躰で描かれた

わたしたちが船に乗りこむと、陸と結ばれていた縄の

らな」

外界から遮断されたまま外界と一体化することを掛

フライトマップは、道路や鉄道、紙に書かれた地図と

先が、川面に浮かび上がり、迷わず切断した。

 そう言ったきり遊歩者たちは黙り、ぼそぼそと話さ

金に絶対的な脱領土=丘へと着地する間際、目の前

は対極にある。もはやそれは五感ですらなく、ぼくた

 流れ行くビル群は船の揺れに合わせて歪み、首都

れる声に耳を傾けた。「いまじゃ陸にも少なくなった。 を鳥が横切った。

ちはそこでいろいろなものにぶつかる。

高の影が川を覆いつくす。動力もなく進む船の上で、

流れていく川にもある。どこかの高峰や断崖、海溝と

 全身が目に鼻に口に皮膚に耳になり、死骸や糞尿

縁に沿って舳先と船尾を行き来するわたしたちがU

いった厳しさとは無縁だが、すぐにかたちを変えてし

 僕らはいつも砂漠の思考について考
6 僕らはいつも砂漠の思考について考
6

を運ぶ粗野な風に揺られれば漠然とした根深さがに

を描くと、眠っていた魚群が底板を叩きはじめた。橋

まう流砂のような、親しさと崩れに近しい、ふっと消え

えている

おい、擦れあう風の切れ目では翼が翼であることをや

を潜る度に船着き場にかかり、思い思いの船で一時

てしまうときもあれば、屍が積もることもある、それ

めてしまう。雨水を受けて重くなった翼は、羽根の蜂

を過ごす遊歩者の気配と共鳴する。水との均衡に綻

が、わしが見た丘じゃった」

10

「兄さん、船着き場は仮留めの場所だ、おれたちだって

瞬の跳躍、思考を止めて始まる思考、目を閉じて耳を

11

1

砂 漠 Vo l . 2 /2 「WHO'S SPACE?」
2 01 2 年1月2 0日◉印 刷
2 01 2 年1月2 2日◉ 発 行
発 行 ◉ 砂 漠(和泉 亮/一色 こうき/金堀場 猛/川邉 雄/木村 八十/髙橋 政宏/中里 勇太/二木 信/弓川 目衣)
アートディレクション◉川邉 雄(R L L)
◉ s a b a c u 2 011@ g m a i l . c o m

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定価 ◉F R E E

Vo l . 0「 誰にも見えない 」
2 011 年 4 月 3 0 日発 行
h t t p: //s c r. b i / l Np 8 4 a
二木 信
中里 勇太
一 色 こうき
高橋 政宏
長谷川 弘

Vo l . 1「 食べる 」
2 011 年 8 月 15 日発 行
定価◉ 5 0 0 円(税 込)
ダダカン/ミス・バンブー/メタ某グ 0 0 一 番星
de Hiroshima a. k. a. 東 琢 磨 / 鈴 木 孝 弥
/山下 陽 光 × 須 田 奈 津 妃 /ハーポ・プロダ
クション/危 口 統 之 / 菅 野 信 介/ 花 崎 草 /
k n z d p / 澁 谷 浩 次 / 和 泉 亮 / ア ン ナR家 族
同 盟 /マ ーク・D教 会 /長 谷 川 弓 広 /江 畠 香
希/一 色 こうき/内 田 るん/ 髙 橋 政 宏 /中里
勇太 /ムトウマサ ヤ/ 石田 温 香/動 物 委員会

Vo l . 2「 W HO S S PAC E ? 」
2 011 年 1 2 月 17 日発 行
定価◉ 5 0 0 円(税 込)
石黒 景太 × ぽえむ × 二 木 信/一 色 こうき/
□□□三 浦 康 嗣 / 高 橋 政 宏 / 早 助 よう 子/
ホー 娘。/危口 統 之 / 関 雅 美 /長谷 川 弓広 /
k n z d p / 和 泉 亮 / 内 田 るん/ 江 畠 香 希 /金
堀 場 猛 / 川 邉 雄 / 木 村 八 十/ 中 里 勇 太 /
ハーポ 部 長 /星 あけび/ホリム・ベ イ/弓川 目
衣 /ムトウ マ サ ヤ/ 石 田 温 香& Pa u B a r r e n a
/ 河 西 遼 / 動 物 委 員 会 /〈j fi s s u r e s . o r g 〉エ
ディターズ/樋口 拓 朗 /成田 圭祐