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第1学年 英語科 学習指導案

1. 日 時 平成〇〇年〇月〇〇日(〇)第〇時限〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
2. 指導学級 1 年〇組、LL 教室
3. 単 元 New Horizon English Course 1 Unit 9 チャイナタウンへ行こう
4. 指導観・教材観
本校英語科では入学以降,小学校重点校で育まれた音声指導を引き継ぐために ,
「音・意
味・文字をつなぎ,語彙を増やし,生徒に自分の力で読む力を育む」ことを目的として,
帯活動を継続して行っている。小学校での音声指導を復習し,さらに発展した内容を取り
入れたりしながら,徐々に中学校での文字指導につなげている。また,学力向上のため,
知識やスキルの習得に加えて課題解決能力やコミュニケーション力の育成を目指し,生徒
主体の言語活動を日々の授業に取り入れている。
教科書の本単元では,隣国である中国の文化を取り上げている。言語材料としては,現
在行われている動作を表す現在進行形と,行動を指示したり禁止したりする命令文が導入
される。現在進行形では絵本を聞いてストーリーを再現する活動や,身体を使った活動を
取り入れながら定着を図る。
帯活動では,ピクチャーブックやワードバンクなどを用いて英語の基礎的な力を育み,
小学校で育まれた音韻認識や発音を活かしながら,一つ一つの単元で取り上げられている
文法事項等について,文字や文法事項の学習と丁寧に統合させるよう心がけている。

5.生徒観
本クラスの生徒は,小学校での音声を重視した指導(フォニックスやチャンツ ,絵本指
導など)に慣れ親しんで入学してきたため,英語に対する苦手意識は少ない。英語らしい
発音で話すことに対して抵抗感が少なく,モデルリーディングを,聞き取ったとおりに発
音しようとする生徒が多い。無声音,有声音の違いについても丁寧に指導しているため,
音読の際は,子音をきれいに発音していると感じる。
授業においては,生徒一人一人に学ぼうとする姿勢があるとともに,ペアやグループ活
動にも意欲的に取り組んでいる。生徒の授業参加率は高く,積極的に授業に参加している
生徒がほとんどであるが,集中することが難しい生徒も ,友達と難しいところを教えあう
等,学びあいが見られるので,そのような姿勢を大切にしたい。

6. 単元目標
(1) ペアやグループワークで意欲的に活動できる。【 コ ミ ュ ニ ケー シ ョン へ の 関心 ・ 意欲 ・ 態度 】
(2) 現在進行形・命令文を使った文を正しく書くことができる。【 外 国 語 表 現の 能 力】
(3) 現在進行形・命令文を使った文を作ることができる。【 外 国 語 表 現の 能 力 】
(4) 現在進行形・命令文を使った文を正しく聞き取り,理解できる。【 外 国 語理 解 の能 力 】
(5) 現在進行形・命令文を使った文の構造や用法が理解できる。【 言 語 に つい て の知 識 ・理 解 】
コミュニケーションへの 外国語表現の 外国語理解の 言語や文化についての
関心・意欲・態度(ア) 能力(イ) 能力(ウ) 知識・理解(エ)

①現在進行形・命令文を
使った文を正しく書く ①現在進行形・命令文を ① 現 在 進 行 形 ・ 命 令 文 を
①授業に意欲的に参加し,
ことができる。 使った文を正しく聞 使った文の構造や用法
活動できる。
②現在進行形・命令文を き取り,理解できる。 が理解できる。
作ることができる。

7.単元の指導計画(8 時間)
時間 ねらい・学習活動 評価規準 評価方法
〇身体を使って今行われている動作についての
1 表現を理解する。 エの①
後日ペーパーテスト
○現在進行形を用いた文構造や用法に気づく。
〇グループで絵本の話を再現する活動を行う。 アの①
2 〇パワーポイントのスライドで現在進行形を用 ウの① 形成的評価
いた文構造や用法を理解する。 エの①
〇現在進行形を用いた文構造や用法を復習し,適 イの①
3 切に活用する。 エの① 後日ペーパーテスト
〇Unit 9-1 の本文内容を理解する。 ウの①
〇現在進行形の疑問文・否定文を用いた文構造や イの①
4 用法を理解し,適切に活用する。 エの① 後日ペーパーテスト
〇Unit 9-2 の本文内容を理解する。 ウの①
〇命令文の構造や用法を理解する。 エの①
5 ○Unit 9-3 の本文内容を理解する。 後日ペーパーテスト
ウの①

〇命令文構造や用法を復習し,適切に活用する。 イの①
エの① 形成的評価

○絵を使って現在進行形を用いた文を書く。 イの①
エの①
○単元のまとめ アの①

○現在進行形を用いた文を読んでジェスチャー イの② 形成的評価
(本時)
で表現する。 エの①
○発展型ジェスチャーゲーム ・後日実技テスト
○単元のまとめテストをする。 イの① (C-NET と現在
8 イの② 進行形を使った
エの① 文を含む会話テ
ストをする。)
※実際の指導と評価においては,指導に活かすための形成的評価も含まれるが ,ここでは
観点別評価や評定につながる総括的評価に関わる部分を示している。
8.本時について
(1) 本時の目標
◇帯活動
・語彙:ワードバンクの語を,絵と文字を見て言える。
・絵本:絵本の内容を理解しようとする。
◇教科書および文法事項の定着のための活動
・単元の語彙,本文を正しく読むことができる。
・現在進行形・命令文を含む文の文構造や用法が理解できる。

(2) 本時の評価規準
コミュニケーションへの 外国語表現の 外国語理解の 言語や文化についての知
関心・意欲・態度(ア) 能力(イ) 能力(ウ) 識・理解(エ)
読み聞かせ:絵本の内 絵 本 の 内 容 に つ い 語 彙 : 前 置 詞 を ,絵 と
容を聞いて理解しよう て正しく聞き取り, 文字を見て言える。
としている。 意味が理解できる。 (見取による形成的評価)
帯活動
(見取による形成的評価) (見取による形成的評価)

ペアやグループワーク 現在進行形・命令文 現 在 進 行 形 を 含 む ① 教 科 書 の 単 元 の語 彙
で意欲的に話してい を作ることができ 文 を 正 し く 聞 き 取 の 綴 り や 意 味 , 強 制
る。 る。 り,意味が理解でき
などがわかる。
教科書単 (観察による評価) (見取による形成的評価)る。
元の内容 (見取による形成的評価)② 現 在 進 行 形 を 使っ た
文の構造や用法が理
解できる。
(見取による形成的評価)

(3) 本時の指導計画 標準コース


学習活動 指導上の留意点 評価の観点
挨拶 1 Greetings ・大きな声であいさつ
する。
2 Word bank ・スライドの文字を見 ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫
帯 活 動 “In My Bag” て読めているか,全 【 言 語 ・文 化 につ い ての
①語彙 スライドで示される単語を読む。 体に目を配る。 知 識 ・ 理解 】

3 picture book ・文字を見て読むよう ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫


“The Great Race” 指示する。 【 コ ミ ュニ ケ ーシ ョ ンへ の
絵本の読み聞かせをする。 ・内容を集中して聞け 関 心 ・ 意欲 ・ 態度 】
②絵本 ているか,絵本の内 【 外 国 語理 解 の能 力 】
容を理解しているか
Q&A(英 語 )で 確 認 す
る。
4 Textbook ・ ス ラ イ ド で テ ン ポ 良 ・発音、強勢などを意
(1) 教科書の活動 く 英 単 語 や 意 味 を 提 識して正しく単語を
①単元の新出単語の復習 示 し な が ら 確 認 さ せ 言うことができる。
スライドを見ながら発音し,意味を る。 【 言 語 ・文 化 につ い ての
確認する。 知 識 ・ 理解 】

②本文の音読練習 ・ デ ジ タ ル 教 科 書 を 使 ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫
・Overlapping 用して,2 種類の音読 ・ 強勢,イントネー
・Shadowing を指示する。 ション,区切りなど
音読スピードを『速 を意識して正しく音
教科書
い』に設定。 読できる。
の単元
【 言 語 ・文 化 につ い ての
の指導
知 識 ・ 理解 】

5 文法事項(be+ing)の定着を図る活動 ≪ 総 括 的評 価 :観 察 ≫
・グループワークで,
(1)ジェスチャーゲーム①
・ジェスチャーをする ジェスチャーを見て
4 人グループになり,一人がスライ 生徒に文を見せ,確 文を正しく組み立て
ドに映し出された現在進行形の文を読 認 で き た ら 画 面 は 消 ることができる。
んで,あとの三人にジェスチャーで伝 しておく。 【 コ ミ ュニ ケ ーシ ョ ンへ の
関 心 ・ 意欲 ・ 態度 】
える(60 秒間)。その後グループごと 【 言 語 ・文 化 につ い ての
に答えを発表し,スライドで確認する。 知 識 ・ 理解 】

(2)ジェスチャーゲーム② 【 外 国 語表 現 の能 力 】
・早く正確に書くこと
列でグループになり,①と同じ要領
を要求する。 ・文をうまく作れない
でジェスチャーをし,代表生徒一人が 生徒,グループは,
まとめ
前に出て黒板に答えの文を書く。正し 個別に支援する。
い文を最も早く書けたチーム(列)が
勝ちとする。
6 Review ・本時の学習のポイン
・本時の学習を振り返る。 トを改めて整理す
・次時では,自分で文を作る発展的ジェ る。
スチャーゲームと,単元のまとめテ ・ 現 在 進 行 形 を 使 っ た
ストを行うことを指示する。 文の定着に向けて,
・宿題を確認する。 家庭学習で活用でき
る宿題を提示する。

(3) 本時の指導計画 基礎コース


学習活動 指導上の留意点 評価の観点
挨拶 1 Greetings ・大きな声であいさつ
する。
2 Word bank ・スライドの文字を見 ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫
帯 活 動 “In My Bag” て読めているか,全 【 言 語 ・文 化 につ い ての
①語彙 スライドで示される単語を読む。 体に目を配る。 知 識 ・ 理解 】
3 picture book ・ 文 字 を 見 て 読 む よ う ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫
“The Great Race” 指示する。 【 コ ミ ュニ ケ ーシ ョ ンへ の
絵本の読み聞かせをする。 ・ 内 容 を 集 中 し て 聞 け 関 心 ・ 意欲 ・ 態度 】
②絵本 て い る か , 絵 本 の 内 【 外 国 語理 解 の能 力 】
容を理解しているか
Q&A( 日 本 語 )で 確 認
する。
4 Textbook ・ ス ラ イ ド で テ ン ポ 良 ・発音、強勢などを意
(1) 教科書の活動 く 英 単 語 や 意 味 を 提 識して正しく単語を
①単元の新出単語の復習 示 し な が ら 確 認 さ せ 言うことができる。
スライドを見ながら発音し,意味を る。 【 言 語 ・文 化 につ い ての
確認する。 知 識 ・ 理解 】

②本文の音読練習 ・ デ ジ タ ル 教 科 書 を 使 ≪ 形 成 的評 価 :観 察 ≫
・Overlapping 用して,2 種類の音読 ・ 強勢,イントネー
・Shadowing を指示する。 ション,区切りなど
音読スピードを『遅 を意識して正しく音
教科書
い』に設定。 読できる。
の単元
【 言 語 ・文 化 につ い ての
の指導
知 識 ・ 理解 】

5 文法事項(be+ing)の定着を図る活動 ≪ 総 括 的評 価 :観 察 ≫
・グループワークで,
(1)ジェスチャーゲーム①
・ジェスチャーをする ジェスチャーを見て
4 人グループになり,一人がスライ 生徒に文を見せ,確 文を正しく組み立て
ドに映し出された現在進行形の文を読 認 で き た ら 画 面 は 消 ることができる。
んで,あとの三人にジェスチャーで伝 しておく。 【 コ ミ ュニ ケ ーシ ョ ンへ の
関 心 ・ 意欲 ・ 態度 】
える(60 秒間)。その後グループごと 【 言 語 ・文 化 につ い ての
に答えを発表し,スライドで確認する。 知 識 ・ 理解 】

(2)ジェスチャーゲーム② 【 外 国 語表 現 の能 力 】
・ある程度正確に書く
列でグループになり,①と同じ要領
ことを要求する。 ・文をうまく作れない
でジェスチャーをし,代表生徒一人が 生徒,グループは,
まとめ
前に出て黒板に答えの文を書く。正し 個別に支援する。
い文を最も早く書けたチーム(列)が
勝ちとする。
6 Review ・本時の学習のポイン
・本時の学習を振り返る。 トを改めて整理す
・次時では,自分で文を作る発展的ジェ る。
スチャーゲームと,単元のまとめテ ・ 現 在 進 行 形 を 使 っ た
ストを行うことを指示する。 文の定着に向けて,
・宿題を確認する。 家庭学習で活用でき
る宿題を提示する。

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