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【3D Printer Finder のユーザー様へ】

※本書では本体操作の注意事項と操作方法及びトラブルの解決についての説明になりますので、
必ず読んでいただき、理解した上て操作を行ってください!

注意事項

1. USB メモリはビニール袋に入っており、USB メモリの中に本書以外に取扱説明書と専用ソフトが入っております。


   取扱説明書をよく読んで手順通り実行しましょう!
  ( USB メモリ内に入ってる内容は別当に保存して置いてください。)

2.電源の確認 100V(50Hz / 60Hz )対応となります。

3.開封して本体上の梱包材を取り除くと X 軸と Y 軸がバンドで固定されております。注意をはらってニッパ等で切り取
  ってください。

4.開封後のパッケージと梱包材は今後の返送修理する場合に使えますので保管しておいてください。

5.本体のタッチパネルの言語は初期設定で英語となっておりますので日本語に変更しましょう。
  本体の電源をいれて【Tools】→【Setting】→【Language】→【日本語】順に選択します。

6.特にサイズの大きいデータをプリントする際に USB フラッシュメモリの接続方法を使用するとデータの読み取りが


  より安定しますのでお勧めします。
  注意:USB フラッシュメモリの接続方法を使用する場合は(その前に WIFI 接続を使用された場合)本体側のタッチ
     パネルから WiFi をオフにしてください。

水平出しの操作方法

プリントを実行する前にまずは本体の【水平出し】を実行する必要があります。まず USB フラッシュメモリ内のソフトを


パソコンにインストールして準備しておきましょう。そしてプラットフォーム専用シート(BuildTape)をプラットフォー
ムの上に綺麗に貼り付けます。貼られてる場合はそのままで結構です。水平出しの詳しい手順はマニュアルを参照してくだ
さい。タッチパネルの水平出し項目からでも操作できます。

ー1ー
  
【BuildTape】とは
   樹脂の反りを抑えるプラットフォーム専用シートです。使い方はプラットフォームの上に綺麗に貼り付けて反りが
   出たり、破れたりしないうちは交換する必要はありません。FLASHFORGE JAPAN のオンラインストアでも購入で
   きます。

ソフトのアップグレードについて

Finder 専用ソフトを立ち上げる時【アップグレードしますか?】のメッセージが提示された場合は、アップグレードせず
に、一旦いいえをクリックしてから、まず本体のファームウェアが最新であるかを確認しましょう!本体のファームウェア
を確認してからソフトから最新のファームェアを確認します。最新である場合は更新する必要はありません。更新でなけれ
ばが必要です。更新の場合は以下の手順で行いましょう!

  注意:本体ファームが最新でなければ、最新ソフトと接続できなくなる恐れがあります。まず本体ファームウェアを更
  新してから、最新ソフトにアップグレードしてください。

 step1 本体側のファームウェアの確認について
     本体のファームウェアの確認は本体のタッチパネルから【ツール】→【その他】を選択すると本体の情報が表示さ
     れます。
    【FlashPrint】ソフトでの確認はソフトのメニューから【ツール】→【ファームウェアの更新】を選択して Finder 機
     種を選択すると最新ファームウェアが表示されます。

更新が必要の場合

 step2 Finder と PC を USB ケーブルで繋ぎます。

 step3 ソフトメニューから【スライス】→【プリンタの種類】→【Flashforge Finder】を選択します。

 step4 ソフトメニューから【ツール】→【ファームウェアの更新】を選択して最新ファームウェアを選択して実行します。
     更新完了のメッセージが出たら一度本体の電源を切ってから入れ直します。

 step5 正常に完了するとタッチパネルで最新ファームウェアが確認できます。最後に USB を外します。

トラブル(Q&A)

Q:フィラメントの温度設定について
A: フィラメントのビニル真空パックに適応温度が提示されております。ヘッド設定温度は以下とおりです。
  PLA:210 度(造型モデルの形状大きさ、サポートの有無によって温度を調整する必要があります。)

Q:Finder の水平だしがうまくできない場合
A:本体をリセットします。①タッチパネル設定からキャリブレーションを選択します。②−Zをタッチしてヘッドとプラッ
  トフォームが接続できるくらいに調整します。③プロセスを完了します。④プラットフォームを手で2cm程下に下げま
  す。⑤電源を入れ直します。⑥水平だしを実行します。

ー2ー
Q:樹脂がプラットフォームから剥がれる、または樹脂の反りで綺麗にプリントされない場合
A:3D プリンタープリンティングコツとして、テストプリントを開始し、最初のフィラメントラインが出ている時に、ヘ
  ッド がプラットフォームにフィラメントをこすりつける様に薄くラインが引かれるよう、3つのノブで高さ調整します。
  これにより、プラットフォームにしっかりフィラメントが付着し、反りを防ぎます。高さ調整が出来たら、一度プリン
  トを止め、再度プリントして下さい。反りが殆ど無くプリントされます。この手法は、厳密に行う場合、オブジェクトが
  変わる毎、積層高さ設定が変わる毎に、そのオブジェクトに対し行って下さい。ノブによる水平出しは、プリント毎に
  毎回行う行為と考えれば、反りは激減します。最初のレイヤーラインのみ調整すれば良いので、プリント開始・停止を
  繰り返して調整して下さい。

Q:FlashPrint が正しくインストールできない場合
A:パソコンのバージョン問題かもしれません。パソコンの Video driver が Intel GMA 3100 の場合、OpenGL 1.4 のみ対応
  できますが、FlashPrint は Video driver が OpenGL 2.1 またはそれ以上あることが必要です。方法としては Video driver
  を新しい方に取り替えることです。

Q:通常と違って電源を入れてしばらくたってから本体が起動される場合
A: Finder 本体の立ち上げに時間かかるのはメイン基盤の中のメモリ(TF カード)にデーターが溜まってるからです。G コ
  ードを Wi-Fi または USB ケーブルで転送する場合はデーターとして本体メモリに保存されてしまいます。定期的にデー
  ターを削除しましょう。本体のタッチパネルのメイン画面からメモリカード中のデータを選択して削除できます。

Q:ソフトをインストールする際にエラーがでる場合
A:マウスでファイル(ソフトのショットカット)を右クリックして、管理者として実行から改めてインストールをしてく
  ださい。

Q:ノズルが詰まった場合
A:ノズルが詰まったのは、ゴミがノズルに入ってるか或いは樹脂がモーターの歯車に引っかかってるかです。単純にゴミ
  が入って詰まった場合(PLA 樹脂の場合を考えて)ノズル温度を 240 度まで上げ、フィラメントを少々力を入れて、エ
  クスとルーダーの中へ押し込むことです。そこで、細いハンドドリルを使って手で回しながらノズル通すこともできま
  す。歯車の場合は、付属の六角レンチで詰まってる方のファン及びモーターを分解し、ブラスなどで樹脂を挟む歯車な
  どを掃除し、フィラメントを入れ直せば直ります。

0.2 と 0.3 ㎜


注意:ドリルを使用する際にノズルから高温樹脂が散らかして噴出する恐れがありますので、直視しないでくだ
    さい。必ず、保護眼鏡と手袋を着用してから作業してください。

  もし、二つの方法で解決できなかったら、
(ノズルと内部にセットされたテフロンチューブ)消耗品の交換になります。
テフロンチューブは備品としてビニール袋に入っております。交換するにはヘッドをすべて分解する必要はありませ
  ん。ドライバーでヘッドまわり冷却用ダクトーを外すとホットエンドが現れます。そのアルミス テージをモンキペン

ー3ー
   
  チで固定してながらソケットドライバ or モンキを使ってノズルを左に回すとノズルが外されます。テ フロンチューブ
  はノズルに挿したまま出て来ます。ノズルに刺されたテフロンチューブを新品に交換してから元どおりに取付けます。
  ノズル先に結晶またはキズが付いたらとノズルも交換する必要があります。

9㎜

Q:ノズル部分を分解したい場合
A:ノズルのメンテでステージが緩くなったり、しっかり回しても緩むことがあります。その場合はステージ部分と内部の
  アルミ排熱羽を固定する必要があります。(まずはヘッドのカバーを外しておきましょう!)
  方法としてはツール(ビニール)袋に入ってる 2mm の六角レンチを取り出して下図②のようにヘッドの内部まで挿しま
  す。そこにアルミ排熱羽を固定する小さいソケットネジがありますので時計回りに回して固定します。
  それでも効かない場合、考えられる原因はアルミ排熱羽と金属パオプ及びアルミブロックとのネジ締まりのバランスが
  崩れて緩みが生じることになります。解決方法はその部分を外してそれぞれしっかり固定していく方法です。
  六角レンチを反対に回すと排熱羽とその以下の繋がった部分が取り外されます。(部品を交換する場合も同様です。)
  下図①のように熱電対の配線とホントエンドの配線を基盤から外します。下から抜けるように配線を真っすぐに伸ばして
  からヘッド下のアルミブロックとノズル部分を下の方向にゆっくり引っ張りながら取り出します。
  取り出してからまず金属パイプのネジ山の長い部分をアルミ排熱羽にしっかり回して置きます。次にアルミブロックにテ
 フロンチューブを挿したままのノズルを回して(スパナ及びモンキを使用)固定します。(図③参考)最後にその二つの
  部分を繋げて固定します。そこで、スパナ及びモンキを使用しますが、下図④のように一方はソケットネジの固定場所に、
  もう一方はアルミブロックに固定してゆっくり回しながら固定していきましょう!固定してからは元どおりに戻します。
  注意:ブロックはアルミ制製ですのでネジを無理に回さないように気を付けましょう!

① 熱電対の配線 ②

穴の奥にソケット
ホットエンドの配線
  ネジがあります。

2mm 六角レンチ
※ソケットネジを完全に外す必要はありません。

③ *部品名称

ホットエンドの配線

ソケットネジに固定される場所

アルミ排熱羽

金属パイプ
ホットエンド
④ アルミブロック

熱電対

テフロンチューブ

ノズル

ー4ー
その他の詳しい関連情報は以下のサイトでご確認してください!

●スライスエンジン Makerware ダウンロード URL:

                http://www.makerbot.com/desktop

●YouTube 動画には水平出し、組立、トラブル解決などの情報があります。

   https://www.youtube.com/channel/UCkCr6Jec4AwF0t0xV2VXzNA

●FLASHFORGE 最新情報(facebook で最新情報が公開しております):

       https://www.facebook.com/3d.printer.flashforge

●ブログ(ソフトの最新機能と情報をご紹介します)

            http://flashforge.co.jp/blog/

●困ったことあれば気軽にメールまたはお電話でお問合せください。

                 support@flashforge.co.jp

         【FLASHFORGE JAPAN 06-6710-9061】


        (お問合せする際に、購入先、SN 番号または管理番号をご用意する必要がございます。)

   注意:長時間のフル稼働または人のいない環境での稼動はおやめましょう!

                                              ※本紙は保管して置いてください。

ー5ー

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