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Rational IBM Rational Rose

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バージョン 7.0.0
Windows

インストレーション ガイド

GI88-8753-00
(英文原典:GI11-6296-00)
Rational IBM Rational Rose
®

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バージョン 7.0.0
Windows

インストレーション ガイド

GI88-8753-00
(英文原典:GI11-6296-00)
ご注意
本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 31 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読み
ください。

本マニュアルに関するご意見やご感想は、次の URL からお送りください。今後の参考にさせていただきます。


http://www.ibm.com/jp/manuals/main/mail.html
なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけます。詳しくは
http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。
(URL は、変更になる場合があります)
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。

 原 典: GI11-6296-00
IBM Rational Rose
Installation Guide
Version 7.0.0
Windows

 発 行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

 担 当: ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2006.4
この文書では、平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、 平成角ゴシック体™
W5、および平成角ゴシック体™ W7を使用しています。 この(書体*)は、
(財)日本規格協会と使用契約を締結し使用
しているものです。 フォントとして無断複製することは禁止されています。

  注* 平成明朝体™W3、平成明朝体™W7、平成明朝体™W9、平成角ゴシック体™W3、
平成角ゴシック体™W5、平成角ゴシック体™W7
© Copyright International Business Machines Corporation 1993, 2006. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2006
目次
表 . . . . . . . . . . . . . . . . . v 各製品に必要なサイト デフォルト ファイル . . . 19
ライセンス キーの検索の順序の変更 . . . . . . 20
本書について . . . . . . . . . . . . vii
本書について . . . . . . . . . . . . . . vii 第 4 章 Rational Rose のインストール 21
Rational Software 製品についての IBM カスタマ サ Rational セットアップ ウィザードの開始前の注意点 21
ポートへの問い合わせ . . . . . . . . . . . vii リリース領域からのインストール . . . . . . . 22
IBM Support Assistant のダウンロード . . . . . vii CD または Web ダウンロードからのインストール 22
IBM Rational ランチパッドとセットアップ ウィザー
第 1 章 インストールの計画 . . . . . . 1 ドの実行 . . . . . . . . . . . . . . . 23
インストールの予備情報 . . . . . . . . . . 1 インストールの中断 . . . . . . . . . . . 24
IBM Rational Rose をインストールする準備 . . . 1 Rational セットアップ ウィザードの警告とブロック 24
IBM Rational Rose のインストール後 . . . . . 5 サイレント インストールの実行 . . . . . . . 24
前のバージョンからのアップグレード . . . . . . 5 サイレント インストールの概要 . . . . . . 25
Rational Common Licensing の設定 . . . . . . . 5 サイレント インストールの実行 . . . . . . 25
展開方法の選択 . . . . . . . . . . . . . 6 setup.exe のコマンド構文 . . . . . . . . . . 26
形式 . . . . . . . . . . . . . . . . 26
第 2 章 インストールの設定 . . . . . . 7 説明 . . . . . . . . . . . . . . . . 26
管理者権限 . . . . . . . . . . . . . . . 7 オプションと引数 . . . . . . . . . . . 26
ライセンス交付の設定 . . . . . . . . . . . 7 例 . . . . . . . . . . . . . . . . 26
Rational Rose バリアントのライセンス交付 . . . 7 MSIEXEC.exe のコマンド構文 . . . . . . . . 27
Rational 共通ライセンスの設定 . . . . . . . 7 ソフトウェアのライセンス交付 . . . . . . . . 27
展開の設定 . . . . . . . . . . . . . . . 9 Windows ターミナル サーバー上の製品のライセンス 28
展開方法の選択 . . . . . . . . . . . . 10
リリース領域とサイト デフォルト ファイルの作 第 5 章 Rational ソフトウェアのアンイ
成 . . . . . . . . . . . . . . . . 11 ンストール . . . . . . . . . . . . . 29
IBM Rational 製品のサイレント インストールのセッ Rational 製品をアンインストールする前に . . . . 29
トアップ . . . . . . . . . . . . . . . 16 Rational 製品をアンインストールする. . . . . 30
サイレント インストールのセットアップ . . . 16 Rational フィックスパックの削除 . . . . . . . 30
サイレント インストールのテスト. . . . . . 17
Rational_install ログ ファイル . . . . . . . . 17 付録. 特記事項. . . . . . . . . . . . 31

第 3 章 IBM Rational Suite の一部とし 索引 . . . . . . . . . . . . . . . . 35


てこの製品をインストールする . . . . . 19

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 iii


iv IBM Rational Rose: インストレーション ガイド

1. ライセンス取得のための基本タスクの操作手順 8 4. IBM Rational ライセンス キーの要求とインス
2. 展開方法 . . . . . . . . . . . . . 10 トール . . . . . . . . . . . . . . 27
3. 警告とブロック . . . . . . . . . . . 24

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 v


vi IBM Rational Rose: インストレーション ガイド
本書について
本書では、IBM Rational Rose をインストールして設定し、ライセンスを取得する場
合の必要条件と操作手順について説明します。

本書について
このガイドは Rational Rose のインストール担当者を対象にしています。

Rational Software 製品についての IBM カスタマ サポートへの問い合わ



本製品のインストール、使用、または保守に関するご質問については、次のように
IBM® カスタマ サポートにお問い合わせください。

サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートも
ご利用になれます。詳しくは、http://www.ibm.com/software/rational/support/ をご参照
ください。

IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、お客様がご自


身でサポート情報を検索することができます。国別の電話番号の詳細は、
http://www.ibm.com/planetwide にアクセスしてください。

注: IBM カスタマ サポートに連絡するときは、以下の情報をお手元に揃えておいて


ください。
v ご氏名、会社名、ICN 番号、電話番号、および E メール アドレス
v ご使用のオペレーティング システム、バージョン番号、および適用済みのす
べてのサービス パックまたはパッチ
v 製品名とリリース番号
v ご自分の「問題管理レコード番号」(Problem Management Record: PMR。これ
までに報告済みの問題に対するフォローアップの場合)

IBM Support Assistant のダウンロード


IBM Support Assistant (ISA) は、ソフトウェア製品の問題解決を容易にするための
保守容易性ワークベンチです。これは、ローカルにインストールします。 ISA は無
償のスタンドアロン アプリケーションであり、IBM からダウンロードして任意の
台数のコンピュータにインストールできます。 ISA は、AIX、RedHat Enterprise
Linux AS、HP-UX、Solaris、Windows プラットフォームで実行できます。

ISA の特徴は次のとおりです。
v 統合検索
v データ収集
v 問題の送信

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 vii


v 教育ロードマップ

ISA のダウンロードとインストールの手順や製品プラグインなどを含む ISA の詳細


については、 ISA ソフトウェア サポート ページを参照してください。(IBM
Support Assistant http://www.ibm.com/software/support/isa/。)

viii IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


第 1 章 インストールの計画
この章では、IBM Rational Rose のインストールを計画する場合の上級ガイドを紹介
します。この製品の管理者とユーザーは共に、インストールを開始する前にこの章
をお読みください。

インストールの予備情報
Rational Rose インストール手順、製品フィーチャー、既知の問題に関する最新の情
報については、次のようにして、IBM Publications Center の IBM Rational Rose リ
リース ノート®を参照してください。
1. http://www.ibm.com で IBM Publications Center を検索します。
2. IBM Publications Center で、国を選択します。
3. [マニュアル検索 (Search for Publications)] をクリックします。
4. [資料番号] フィールドに資料番号 (GI88-8753-00) を入力します。

インストール中にランチパッドからリリース ノートにアクセスすることもできま
す。また、インストールの完了後は、製品内からアクセスできます ([スタート] >
[プログラム] > [IBM Rational®] > [IBM Rational Rose] >
[Rose リリース ノート])。

注: 最新のリリース ノートの情報は、IBM Publications Center で (上記の指示に従


って) 入手することができます。

IBM Rational Rose をインストールする準備


一般ガイドライン
プリインストール ガイドライン:
v セットアップ プログラムを実行する前に、他のすべての Windows® プログラム
をシャットダウンします。
v ネットワーク環境から IBM Rational Rose を削除する場合は、アプリケーション
や関連するファイルが使用されていないことを確認してください。使用中のファ
イルを削除することはできません。
v すべてのウィルス対策ソフトウェアを無効にします。これらのプログラムは通常
バックグラウンドで実行されるため、インストールとファイルの解凍プロセスを
妨げることがよくあります。
v Microsoft® Windows 上で稼働するユーザー インターフェイス マネージャまたは
デスクトップ環境は、いずれもオフにします。
v IBM Rational セットアップの実行中は、標準 VGA ビデオ ドライバに変更する
か、仮想画面や画面切り替えなどのビデオ機能を無効にします。
v 標準のマウス ドライバに変更するか、マウスの特殊機能 (ポインタの軌跡を残
す、またはポインタのサイズを変更するなどの操作を実行する機能) を無効にし
ます。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 1


v システムが最小インストール要件を満たしていることを確認するため、「IBM
Rational Rose リリース ノート」でサーバー、システムおよびソフトウェア要件
を参照してください。
v Rose をアップグレードする予定で、システム上にインストール済みの他の IBM
Rational 製品がある場合は、「バージョン互換性のガイドライン」を参照してく
ださい。
v デスクトップで Rose を実行するためのライセンス キーを取得します。詳しく
は、「ライセンス交付の設定」セクションの「Rational 共通ライセンスの設定」
を参照してください。
v デスクトップの管理者権限があることを確認します。詳しくは、第 2 章『インス
トールの設定』のサブセクション『管理者権限』を参照してください。
v 正しい展開タイプについては、管理者に問い合わせてください。詳しくは『展開
方法の選択』を参照してください。
v ご利用のリリースにライセンス キーを適用する順序について詳しくは、『ライセ
ンス キーの検索の順序の変更』を参照してください。
v Rose を Microsoft Windows 2000 上に IBM Rational Suite® の一部としてインス
トールする場合、ユーザー パスに Rational ¥Common ディレクトリを追加しない
と Rose を実行できない場合があります。この問題が発生した場合は、「ユーザ
ー パスに IBM Rational ディレクトリを追加する」を参照してください。
v 第 1 章の残りを確認するとともに、以下およびその他の項目も確認してくださ
い。
– ファイル場所のガイドライン
– 共有ファイルのガイドライン
– バックアップのガイドライン
– バージョン互換性のガイドライン
また、IBM Rational Rose をインストールする前に、以下の章も確認してくださ
い。
– 第 2 章 インストールの設定
– 第 3 章 IBM Rational Suite の一部としてこの製品をインストールする (IBM
Rational Rose を IBM Rational Suite の一部としてインストールする場合。)
– 第 4 章 Rational Rose のインストール

ファイル場所のガイドライン
v IBM Rational Software セットアップ プログラムでは、すべての IBM Rational 製
品を同じディレクトリにインストールすることが必要です。システム上にすでに
IBM Rational 製品がある場合、セットアップ プログラムは IBM Rational Rose®
を同じディレクトリにインストールします。
v セットアップ プログラムを使用すると、インストール用に別のドライブを指定し
ている場合でも Microsoft 主要コンポーネントとその他のファイルはオペレーテ
ィング システムと同じドライブ (通常は C¥: ドライブ) にインストールされま
す。これらのファイルに必要なハード ディスクのディスク スペースは、5 ∼ 15
MB です。

2 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


共有ファイルのガイドライン
IBM Rational Software のセットアップ プログラムは、いくつかの共有コンポーネ
ントをインストールし、これらは、システム上の他のアプリケーションでも使用さ
れる可能性があります。セットアップは、これらのファイルの US 英語バージョン
をインストールします。より新しいファイル バージョンを上書きすることはありま
せん。

共有コンポーネントを更新する必要がある場合、セットアップ プログラムは更新が
必要な共有コンポーネントのリストを表示します。インストールを続行するには、
リストされたファイルをシステムにインストールする必要があります。

一般に、インストール手順に従って、必要な共有ファイルをインストールされるこ
とをお勧めします。以下の環境では、ユーザー自身でファイルをインストールして
ください。
v US 英語システムを使用中だが、新規ファイルをインストールすると現在の環境
が無効になってしまうおそれがある場合。この場合、ご使用の環境を修正して、
既存のツールとインストールする IBM Rational 製品を実行できるようにする方
法を判別する必要があります。
v ご使用のサイトから、サード パーティから取得したファイルを使用しないで、ソ
ース (たとえば Microsoft) から共有ファイルを直接入手するように指示されるこ
とがあります。あるいは、ご使用のサイトによって、エンドユーザーが共有コン
ポーネントをインストールできなくなるおそれがある場合。
v ご使用の言語にローカライズされた同等のファイルをインストールしたい場合。

US 英語以外のバージョンにローカライズされた、古いバージョンの共有ファイルを
インストールする場合は、[英語版の最新バージョンでファイルを上書きします] チ
ェック ボックスを選択します。このチェック ボックスをクリアすると、更新する
必要のあるファイルのリストを保存および印刷できます。ファイルは、ユーザー自
身で更新する必要があります。
v 最新バージョンのファイルを入手できる場合があります。IBM Rational 製品は、
提供されたバージョンの共有ファイル、またはより最近のバージョンの共有ファ
イルで機能します。

バックアップのガイドライン
IBM Rational Rose セットアップ プログラムを実行する前に、レジストリとシステ
ム ディレクトリをバックアップすることをお勧めします。さらに、Rose をインス
トールする予定のあるすべてのマシンについて、システムのバックアップを実行し
てください。具体的には、以下のファイルをバックアップすることをお勧めしま
す。
v モデル ファイル
– モデル ファイルはすべて、常時バックアップする必要があります。該当する
ファイルは、.mdl、.cat、.ptl、.red、および .sub で終了するファイルです。
– カスタム プロパティ ファイル (.pty または .prp で終了するファイル)
– Rose にシップされる .pty ファイルは、再インストールされるので保存する必
要はありません。
– カスタム スクリプト ファイル (.ebs または .ebx で終了するファイル)

第 1 章 インストールの計画 3
– Rose にシップされる .ebs または .ebx ファイルは、再インストールされるの
で保存する必要はありません。
v パス マップ

Rose パス マップ変数はレジストリに保存されます。

パス マップ変数をバックアップするには
1. [regedit] を実行して HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Rational
Software¥Rose¥Virtual パス マップにナビゲートします。
2. [レジストリ (Registry)] メニューで [レジストリ ファイルをエクスポート...
(Export Registry File....)] をクリックします。(Windows XP 上では、[ファイ
ル] > [エクスポート...] を選択します。[レジストリ (Registry)] と [レジスト
リ ファイルをエクスポート (Export Registry File)] メニューはありません。)

パス マップ変数を復元するには
1. [regedit] を実行して HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Rational
Software¥Rose¥Virtual パス マップにナビゲートします。
2. [レジストリ (Registry)] メニューで、[レジストリ ファイルのインポート...
(Import Registry File...)] をクリックし、エクスポートしたファイルをインポ
ートします。(Windows XP 上では、[ファイル] > [インポート...] を選択しま
す。[レジストリ (Registry)] と [レジストリ ファイルのインポート (Import
Registry File)] メニューはありません。)

バージョン互換性のガイドライン
システムに古い IBM Rational 製品がインストールされている場合は、そのシステム
上のすべての IBM Rational 製品が同じバージョンにアップグレードされていること
を確認する必要があります。これは、IBM Rational ツールがファイルとコンポーネ
ントを共有しており、新規インストールによって、古い componentsIBM Rational 製
品の機能停止が引き起こされる可能性があるためです。古い製品に障害が発生した
場合でも、視覚的な判断材料は得られません。

同一デスクトップ上にバリアントをインストールする
単一の Windows デスクトップ上に、Rational Rose の複数のバリアントがインスト
ールされている場合、実行することができるのは、最後にインストールしたバリア
ントのみです。たとえば、Rose Modeler Edition をインストールし、次に Rose
Professional J Edition をインストールすると、実行できるのは Rose Professional J
バリアントのみです。

ユーザー パスに IBM Rational ディレクトリを追加する


Rose を Microsoft Windows 2000 上にインストールする場合、ユーザー パスに
Rational¥Common ディレクトリを追加しないと Rose を実行できない場合がありま
す。以下の手順に従って、ユーザー パスにディレクトリを追加します。
1. [スタート] > [設定] > [コントロール パネル] とクリックします。
2. [システム (System)] アイコンをダブルクリックし、[環境 (Environment)] タブ
を選択します。
3. [ユーザー変数 (User Variable)] ダイアログ ボックスの [パス変数 (Path
Variable)] をクリックします。

4 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


4. 既存のパスの先頭に Rational 共通パス (通常、C:¥Program
Files¥Rational¥Common) を挿入して、[設定 (Set)] をクリックします。
5. [OK] をクリックしてパスを追加し、ダイアログ ボックスを閉じます。

IBM Rational Rose のインストール後


v Rational Rose は、両方のオペレーティング システムが同じパーティションにあ
る場合の、デュアル ブート システムをサポートしません。
v インストール済みの Rose アドインのオンライン ヘルプが、Rose オンライン ヘ
ルプの [内容 (Contents)] タブに表示されない場合は、システム上の既存の .gid
ファイルが原因である可能性があります。この状態を改善するには、
rose_release_directory¥help¥ フォルダ内にあるアドインの .gid ファイルを見つけ
て、削除してください。新規の有効な .gid ファイルが、アドインのコンパイル済
みヘルプ (.hlp) ファイルを最初に開いたときに、自動的に作成されます。たとえ
ば、[目次 (Contents)] 内に Web Modeler のヘルプ ブックが表示されない場合
は、webmod.gid ファイルを削除します。.gid ファイルの異常が原因だった場合
は、次に Rose オンライン ヘルプを開いたときに、[目次 (Contents)] タブに
Web Modeler ヘルプ ブックが表示されます。
v Rose Data Modeler は、さまざまなデータベース ベンダー用モデルを作成しま
す。ベンダーのデータベースは IBM Rational Rose リリース ノートにリストさ
れています。 Rose Data Modeler には固有の構成手順はありません。データベー
スのインストールと構成を行うには、ベンダーの資料を参照してください。

注: 同じマシン上で、2 つの異なるバージョンの Rose を実行することはできませ


ん。

前のバージョンからのアップグレード
製品の前のバージョンからアップグレードする場合、現行バージョンをインストー
ルする前に、アップグレード情報を確認してください。Rational Suite の一部として
製品がインストールされていた場合、現行バージョンをインストールする際に、
Rational 製品はすべてアンインストールされます。

エンタープライズ ネットワーク上でバージョンの異なる複数の Rational 製品がサ


ポートされている場合でも、単一のコンピュータ上の Rational 製品はすべて同じバ
ージョンでなければなりません。例えば、Rational RequisitePro バージョン
2003.06.15 と Rational Rose バージョン 7.0 を同時に実行することはできません。

Rational Common Licensing の設定


FLEXlm を使用する、Rational Common Licensing のセットアップは、インストール
のプロセスの中核となります。次のライセンス サービス タスクを実行する必要が
あります。
v 「IBM Rational Licensing and Download Center」で入手できる Web ベース ツー
ルである AccountLink を使用してライセンス キーを取得します。
v IBM Rational ライセンス サーバーをインストールし、設定します。
v クライアント デスクトップを設定し、Rational ライセンス サーバーにキーをイ
ンポートします。

第 1 章 インストールの計画 5
v IBM Rational ライセンス サーバーを、単一サーバー設定、複数サーバー設定、
または代替サーバー設定として、保守し、管理します。

さまざまなタイプのライセンス キーと同様、これらのタスクは、「IBM Rational


Software ライセンス管理ガイド」で説明されています。 Rational 製品を初めてイン
ストールする場合、このガイドをよく読んでからインストールを開始してくださ
い。

展開方法の選択
IBM Rational セットアップ ウィザードは、 IBM Rational 製品のインストールのた
めに次の展開オプションを備えています。
v CD からのインストール
v Web ダウンロードからのインストール
v ご使用のネットワーク上のリリース領域からエンタープライズ レベルでの使用向
けに展開
v サイレント インストール
これらの展開をセットアップするためのオプションおよび操作手順については、 9
ページの『展開の設定』を参照してください。

6 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


第 2 章 インストールの設定

管理者権限
Rational Rose を Windows オペレーティング システムにインストールするには、ロ
ーカル コンピュータの管理者グループのメンバーである Windows ドメイン アカ
ウントにログオンする必要があります。また、サイレント インストールを含め、イ
ンストール方法に関係なく、正しい権限を持っている必要があります。適切な権限
を使用してログオンしない場合は、製品のインストールが失敗します。インストー
ル ログ ファイルには、情報が格納されません。これは、不正な権限が原因で失敗
したことを示しています。

ライセンス交付の設定

Rational Rose バリアントのライセンス交付


IBM Rational Rose は、インストールする Rose のバリアント用のライセンス キ
ー、または Rose バリアントを含む Rational Suite キーを使用します。

Rational 共通ライセンスの設定
この項では、IBM Rational 製品を使用したライセンス管理ツールの概要について説
明します。

「IBM Rational Software ライセンス管理ガイド」では、ライセンス管理ツールとラ


イセンス サーバー構成のセットアップ方法について説明します。また、さまざまな
タイプのライセンス キーについての説明、およびライセンスの要求、インストー
ル、アップグレード、移動に関する手順を説明します。 IBM Rational 製品を初めて
インストールする場合、このガイドを読んで、使用可能なライセンス構成、および
ライセンス キーの取得と管理に関するプロセスを理解する必要があります。

次のツールは Rational Common Licensing を管理するために使用します。


v AccountLink は、Web ベースのツールで、「IBM Rational Licensing and
Download Center」で入手可能です。このツールを使用して、ライセンス キーを
取得します。

注: 本資料の発行時点では、AccountLink が IBM Rational ソフトウェア ユーザ


ー向けのオンラインでのライセンス取得ツールです。将来的に、AccountLink
は、機能が追加され、ライセンス キーが簡単に使用できる、オンライン シ
ステム Rational License Key Center に置き換えられる予定です。新システム
が利用可能になると、現在 AccountLink に使用されている Web 上の同じペ
ージ (http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing/) からアクセスでき
るようになります。 Rational License Key Center の詳細情報と、Rational
License Key Center を使用したライセンス キーの管理に必要な手順について
は、このページで紹介いたします。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 7


v CD からインストールする必要がある IBM Rational ライセンス サーバーは、ラ
イセンスのアクセスをモニターし、同時に使用するユーザーの数を追跡し、ライ
センスの管理に関連する他のタスクを実行します。
v License Key Administrator (LKAD) を使用して、 Rational 製品を実行しているタ
ーゲット システム上にライセンス キーをインポートして、ライセンス構成を変
更します。
v ライセンス ツール ユーティリティは、FLEXlm License Manager と呼ばれるラ
イセンス サーバー ソフトウェアを管理するインターフェイスを提供します。

ライセンス ツール ユーティリティについて詳しくは、 IBM Rational サポートの


Web サイト (http://www.ibm.com/developerworks/rational/support/) で、「The
recommended setup for IBM Rational FLEXlm licensing and other third party vendors
on a license server」というタイトルの技術情報を検索してください。

ライセンスの取得と管理について詳細は、表 1 を参照してください。

表 1. ライセンス取得のための基本タスクの操作手順
タスク 操作手順
Rational Common Licensing 機能、 インストール計画のプロセスの一環として、「IBM
ライセンス管理ツール、およびライ Rational Software ライセンス管理ガイド」を確認し、
センスの種類を理解する。 適切なライセンスの種類を選択します。
ライセンス キーを取得する。 AccountLink を使用して、ライセンス キーを取得しま
す。また、「ライセンス証書」にあるドキュメント
「Important Licensing and Installation Information」を
使用して、ライセンス キーを要求することができま
す。

8 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


表 1. ライセンス取得のための基本タスクの操作手順 (続き)
タスク 操作手順
Rational ライセンス サーバーをイ 1. IBM Rational ライセンス サーバー ソフトウェア
ンストールして、ライセンス キー をインストールします。ライセンス サーバー ソフ
をインストールする。 トウェアを使用する際に、ライセンス キーは不要
です。「IBM Rational Software ライセンス管理ガ
イド」にある操作手順に従ってください。本書のイ
ンストール手順を使用する場合は、[製品の選択] ペ
ージで [Rational ライセンス サーバー] を選択し
ます。
2. License Key Administrator (LKAD) ウィザードを使
用して、ライセンス キーをインストールします。
LKAD ウィザードは、インストール終了後に起動
します。または、[スタート] > [プログラム] >
[IBM Rational] > [IBM Rational License Key
Administrator] とクリックしても起動できます。

LKAD ウィザードにライセンス キー情報をインポ


ートするには、対象のコンピュータのローカル管理
者権限が必要です。
3. Rational ライセンス サーバーを起動します。「IBM
Rational Software ライセンス管理ガイド」または
License Key Administrator のヘルプを参照してくだ
さい。
4. ライセンス サーバーの名前をユーザーに通知しま
す。
IBM Rational ライセンス サーバー 1. リリース領域とサイトのデフォルト ファイルを作
からライセンスを要求するように、 成します。11 ページの『リリース領域とサイト デ
クライアントのデスクトップ コン フォルト ファイルの作成』を参照してください。
ピュータを設定する。
2. リリース領域へのショートカットをユーザーに通知
します。
3. Rational ライセンス サーバーの名前をユーザーに
通知します。ユーザーは、License Key
Administrator (LKAD) ウィザードを使用して、ライ
センス サーバーを指定することができます。
LKAD ウィザードは、インストールが終了したと
きに起動されます。

この章では、IBM Rational ソフトウェア製品のインストールを計画する場合の基本


的なガイドを紹介します。この製品の管理者とユーザーは共に、インストールを開
始する前にこの章をお読みください。

展開の設定
IBM Rational Rose の展開を設定するには、使用可能な展開方法のタイプを理解して
いる必要があります。これを理解していると、ユーザーごとに適切な展開タイプを
選択し、選択した展開方法に応じてソフトウェアを設定することができます。

第 2 章 インストールの設定 9
展開方法の選択
IBM Rational セットアップ ウィザードはいくつかの展開方法をサポートしていま
す。作業環境に製品のインストールを計画している場合は、管理者とユーザーにと
って最も効率的な展開方法を選択してください。表 2 に、各展開方法の説明を示し
ます。

表 2. 展開方法
展開タイプ 説明
IBM Rational Rose CD から セットアップ ウィザード上で、セットアップ ウィザードを
のインストール 使用して IBM Rational Rose CD から製品を直接インストー
ルする場合には、このオプションを選択してください。
Web ダウンロードからのイン この方法はセットアップ ウィザードでは使用できません。
ストール 各ユーザーは、次の手順に従って、[IBM Rational Licensing
and Download Center] から製品をダウンロードすることがで
きます。
1. http://www.lotus.com/services/cwepassport.nsf
/wdocs/pacustomers にアクセスし、パスポート アドバン
テージ® プログラムに登録してください。

このサイトには、IBM Rational ソフトウェアをオンライ


ンで購入およびダウンロードする場合に必要な情報がす
べて揃っています。
2. パスポート アドバンテージのメンバーになれば、
http://www.ibm.com/software/howtobuy/passportadvantage
/paocustomer/ から Rational 製品の購入およびダウンロー
ドが行えます。
エンタープライズ レベルで セットアップ ウィザードで、ネットワーク リリース領域を
の使用向けに展開 作成し、製品のインストールをカスタマイズするには、この
オプションを選択します。このオプションをオンにすると、
複数のクライアントが指定したリリース領域からインストー
ルできます。

セットアップ ウィザードで管理者が作成したサイト デフォ


ルト ファイルにより、ユーザーは製品の定義済みの構成を
インストールするか、または別のデフォルト値が設定された
製品をインストールすることができます。さまざまなユーザ
ーをサポートするために、 1 つ以上のサイト デフォルト
ファイルを使用することができます。フィックスパックが使
用可能な場合、フィックスパックをリリース領域に適用し
て、ユーザーは、更新されたリリース領域から再インストー
ルすることができます。

詳しくは、 11 ページの『リリース領域とサイト デフォルト


ファイルの作成』を参照してください。

10 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


表 2. 展開方法 (続き)
展開タイプ 説明
サイレント インストール この方法はセットアップ ウィザードでは使用できません。
自動インストールでのサイレント インストールの実行はオ
プションです。サイレント インストールでは、ユーザー
は、オプションを選択したり、決定したりする必要はありま
せん。サイレント インストールにより、すべてのユーザー
のデスクトップに同じ製品、機能、オプションがインストー
ルされます。サイレント インストールでは、製品を開発環
境に展開する場合の作業量を減らすことができます。

詳しくは、16 ページの『IBM Rational 製品のサイレント イ


ンストールのセットアップ』を参照してください。

リリース領域とサイト デフォルト ファイルの作成


リリース領域は、インストール ファイルを含むネットワーク共有ドライブです。こ
れらのインストール ファイルを、セットアップ ウィザードを使用してインストー
ルし、またユーザーが一貫性をもって簡単にインストールできるように構成してく
ださい。これらのファイルには、リリース領域から標準インストールを行うすべて
のユーザーに適用されるデフォルト設定を含む、1 つ以上のサイト デフォルト フ
ァイルが含まれています。

サイト デフォルト ファイルを作成するには、次の 2 つの方法があります。どちら


の方法を使用しても、ネットワーク上の共有設定されたディレクトリに製品ファイ
ルのディスク イメージが作成されます。第 1 の方法 (エンタープライズ レベルで
の使用向けに展開) では、リリース領域を作成します。第 2 の方法 (SitePrep ウィ
ザード) では、リリース領域を作成しません。また、この方法を使用して、サイト
デフォルト ファイルの作成後に、コンピュータに製品をインストールします。
v IBM Rational Rose CD のセットアップ ウィザードを実行するか、ファイルを抽
出してから、Setup.exe をクリックしてください。詳しくは、12 ページの『セッ
トアップ ウィザードを使用したリリース領域とサイト デフォルト ファイルの作
成』を参照してください。

CD からリリース領域を作成する場合は、2 番目の CD のコピーが完了した後に


最初の CD を入れ替えなければならない場合があります。
v SitePrep ウィザードを複数回実行して、サイト デフォルト ファイルを複数作成
します。詳しくは、15 ページの『複数のサイト デフォルト ファイルを作成する
SitePrep ウィザードの実行』を参照してください。

ユーザーがサイト デフォルト ファイルを指定しないで siteprep.exe をクリックし


たときに、 sitedefs.dat というファイルがリリース領域に存在しない場合、SitePrep
ウィザードが新しいサイト デフォルト ファイルを作成します。

第 2 章 インストールの設定 11
セットアップ ウィザードを使用したリリース領域とサイト デフォル
ト ファイルの作成
この項では、セットアップ ウィザードを使用したリリース領域の作成とサイト デ
フォルト ファイルの保存方法について説明します。このリリース領域を使用して、
Rational 製品をサーバーまたはクライアントのデスクトップにインストールできま
す。

デフォルトのサイト デフォルト ファイルは sitedefs.dat です。ユーザーは引数を使


用しないで setup.exe コマンドを実行できる場合、セットアップ ウィザードは
sitedefs.dat 内の設定値を使用します。さまざまな製品またはチームに固有の、複数
のサイト デフォルト ファイルを作成し、それらに分かりやすい名前
(developers_rose.dat または qualityengr_rose.dat など) をつけることができます。ユ
ーザーは、setup.exe developers_rose.dat などの setup.exe コマンドでサイト デフォ
ルト ファイルを指定して設定を作成し、その設定を使って製品をインストールする
ことができます。または、これらのファイルに対して developers_rose または
developers_rose.lnk などのショートカットを作成し、ユーザーがデスクトップからフ
ァイルを実行することもできます。

サイト デフォルト ファイルを作成するときは、sitedefs.developers.dat などのファイ


ル名拡張子を追加しないでください。展開した Rose をインストールするリリース
領域のパスは、最大長が約 30 ∼ 35 文字です。この長さ制限は、インストールす
る製品と、各製品がインストールするファイルのパスの長さよって異なります。ま
た、ルート パスが最大長を超えた場合に表示されるエラー メッセージも異なる場
合があります。

リリース領域にフィックスパックを適用する場合は、 14 ページの『リリース領域へ
のフィックスパックの適用』を参照してください。
1. リリース領域ディレクトリを共有に設定します。そのディレクトリがあるドライ
ブが既に共有に設定されていても、ディレクトリ自体を共有に設定にすると、製
品リリース領域を簡単に検索できるようになります。
a. Windows エクスプローラで、ネットワークのリリース領域を右クリックし、
[共有] をクリックしてください。
b. プロパティ ウィンドウの [共有] ページで、[このフォルダを共有する] をク
リックし、Rose 7.0 Release Area のように分かりやすい名前を入力します。

セットアップ ウィザードでは、リリース領域がネットワーク共有として作成
されている場合のみ、サイト デフォルト ファイルのショートカットを作成
します。ショートカットは、sitedefs または Rosedevelopers のように、ファイ
ル拡張子 .dat なしでリリース領域に表示されます。
2. ローカル コンピュータに対する管理者権限を持つユーザーとしてログインしま
す。
3. コンピュータの CD ドライブに IBM Rational Rose ディスクを挿入します。イ
ンストールする Rose 製品に複数のディスクが存在する場合は、ディスク 1 を
挿入してください。ソフトウェアをダウンロードした場合は、ファイルを抽出し
た後で、Setup.exe をクリックしてください。

セットアップ ウィザードが起動します。

12 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


コンピュータでセットアップ ウィザードが自動的に起動されない場合は、[スタ
ート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、「cd_drive: ¥Setup.exe」と
入力します。cd_drive は CD ドライブのドライブ文字です。

セットアップ ウィザードの指示に従って、ソフトウェアをインストールしま
す。

[次へ] をクリックしてページを開きます。

注: ご使用のリリースによっては、以下の Rose 製品が含まれている場合があり


ます。インストールする Rose バリアントに適合したディスクを挿入してく
ださい。
v IBM Rational Rose Enterprise Edition
v IBM Rational Rose Modeler Edition
v IBM Rational Rose Professional Ada Edition
v IBM Rational Rose Professional C++ Edition
v IBM Rational Rose Professional Data Modeler Edition
v IBM Rational Rose Professional J Edition
v IBM Rational Rose Professional VisualBasic Edition
4. [製品の選択] ページに、インストールできるすべての製品が一覧表示されます。
リリース領域を作成する製品を選択します。[次へ] をクリックします。
5. [展開方法] ページで [エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] オプショ
ンをオンにします。[次へ] をクリックします。
6. 選択した製品に応じて、ウィザードに 1 つまたは複数のカスタム設定のページ
が表示されます。ウィザードのこのセクションの説明を参照するには、[ヘルプ]
をクリックします。

ウィザードの各ページで、必要な情報を入力します。(すべての必須入力情報は
ウィザードの左パネルに赤点付きで表示されます。)

ページを移動するには、[次へ] をクリックしてページを順に参照するか、左側の
ペインのページ タイトルをクリックして目的のページに直接アクセスします。
7. [完了] ページでは、[説明] ページと [リリース領域の作成] ページのすべての情
報を設定するように要求するメッセージが表示されます。[インストールの開始]
ページはオプションです。
a. [説明] ページで、ユーザーに関する説明を入力します。終了したら、[次へ]
をクリックします。
b. [リリース領域の作成] ページで、リリース領域の場所と作成しているサイト
デフォルト ファイル (*.dat) の名前を入力します。

2 バイト文字は使用しないでください。

サイト デフォルト ファイルを使用して、コンピュータにソフトウェアをインス


トールする場合は、[次へ] をクリックし、[インストールの開始] ページに進み
ます。これらの設定値を使用して [インストールの開始] を選択します。サイト
デフォルト情報をファイルに保存し、コンピュータへのインストールを続行しま
す。[完了] をクリックしてから [次へ] をクリックします。

第 2 章 インストールの設定 13
14 ページの『サイト デフォルト ファイルのテスト』に進んで、残りの手順を
実行します。

リリース領域を作成するだけの場合は、[完了] をクリックし [次へ] をクリック


して、サイト デフォルト ファイルを作成します。
8. [セットアップが完了しました] ページが開いたら、readme ファイルに書かれて
いる新機能と既知の問題に関する最新情報を確認してください。また、これらの
情報は、IBM developerWorks® の Web ページでも参照できます。[完了] をクリ
ックし、リリース領域のインストールを終了します。

リリース領域へのフィックスパックの適用: ご使用の環境で Rational 製品にフィッ


クスパックを適用する場合は、ユーザーがデスクトップに初めて製品をインストー
ルするときと同じように、リリース領域を再作成する必要があります。この新しい
リリース領域は、Rational デスクトップ製品の更新とインストールに使用できま
す。

この新しいリリース領域を作成した後、古い領域を無効にします。古いリリース領
域を無効にすることによって、前のバージョンの Rational 製品へのアクセスを回避
し、ユーザーが前のバージョンの Rational 製品へのシステムの復元を必要とする場
合は、アクセスを許可することができます。

IBM Rational ライセンス サーバーの指定


フローティング ライセンスを使用する場合は、セットアップ ウィザードでライセ
ンス サーバー名を入力できます。リリース領域からのインストールや、サイレント
インストールの実行をユーザーが行う場合は、管理者がライセンス サーバー名を入
力できます。製品の使用にライセンス キーが必要であるにもかかわらず、サーバー
名を指定しなかった場合は、インストール手順の最後に LKAD (License Key
Administrator) が開始されます。

サイト デフォルト ファイルのテスト


リリース領域を作成する場合は、デスクトップに製品をインストールするオプショ
ンがあります。

サイト デフォルト ファイルをテストするには、次の手順を実行します。


1. [インストールの開始] ページで、[これらの設定値を使用してインストールを開
始します] をクリックし、[完了]、[次へ] の順にクリックします。
2. [Rational セットアップ ウィザードが完了しました] ページが表示されたら、[完
了] をクリックして、リリース領域のインストールを完了します。
3. インストールが開始されたら、[次へ] をクリックします。[使用許諾契約] ペー
ジで、IBM Rational ソフトウェアの使用許諾契約に同意するかどうかを選択しま
す。
v 使用許諾契約に同意すると、セットアップ ウィザードが続行します。
v 使用許諾契約に同意しない場合は、[キャンセル] をクリックしてから [完了]
をクリックし、セットアップ ウィザードを終了します。
4. [インストール先のフォルダ] を指定して [次へ] をクリックするか、[変更] をク
リックしてインストール先を変更します。
5. [サイトのデフォルト構成] ページには、以前に入力したリリース領域の説明が含
まれます。コンピュータに設定したサイト デフォルトを使用するかを指定して
14 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド
ください。[標準構成を使用する] (設定済みのサイト デフォルト) または [独自
のカスタム クライアント構成を作成する] をオンにします。
v [独自のカスタム クライアント構成を作成する] をオンにした場合は、次の処
理を実行します。
– [カスタム セットアップ] ページに、選択する製品の機能が表示されます。

[カスタム セットアップ] ページに表示されている数字やページ上の


[Space] ボタンで表示される数字をクリックしないでください。
– [次へ] をクリックすると、既存のサイトのデフォルト値を変更できます。
(サイトのデフォルト値に対する変更は、現在処理中のインストールにのみ
適用されます。) 値を変更したら、[完了] をクリックし、[インストール]
をクリックして、インストールを開始します。
v [標準構成を使用する] をオンにした場合は、既存のサイト デフォルト値の機
能がインストールに使用されています。インストールを開始するには、[次へ]
をクリックし、次に [インストール] をクリックしてください。
6. セットアップ ウィザードの実行中に、インストールに必要なファイルが使用中
である場合や、共有コンポーネントをインストールする必要がある場合は、コン
ピュータの再起動が必要になる可能性があります。その場合、[Windows の再起
動] ページが表示されます。

[再起動する] または [再起動しない] を選択します。[再起動しない] を選択した


場合、 Windows を再起動しないとインストールが完了できないという内容のメ
ッセージが表示されます。

ログオンした後、インストール プロセスの残りの部分が開始します。
7. [セットアップが完了しました] ページが開いたら、readme ファイルに書かれて
いる新機能と既知の問題に関する最新情報を確認してください。これらの情報
は、 IBM developerWorks の Web ページでも参照できます。[完了] をクリック
し、インストールを終了します。

複数のサイト デフォルト ファイルを作成する SitePrep ウィザード


の実行
サイトに複数のサイト デフォルト ファイルが必要になる場合があります。例え
ば、Rational Rose を使用するが、別のデフォルト設定 (Rational Rose 機能など) を
必要とするユーザーがいる場合は、ユーザー グループごとに 1 つのサイト デフォ
ルト ファイルを作成することができます。

リリース領域に複数のサイト定義ファイルを作成するには
1. 12 ページの『セットアップ ウィザードを使用したリリース領域とサイト デフ
ォルト ファイルの作成』の手順に従って、1 つめのリリース領域を作成しま
す。 1 つめのユーザー グループが必要とするサイト固有のパラメータを使用し
て、この領域をセットアップします。
2. [ファイル] > [開く] をクリックして、手順 1 で作成したサイト デフォルト フ
ァイル (sitedefs.dat など) を開きます。SitePrep ウィザードで sitedefs.dat に設定
された値が表示されます。両方のグループに適用される値はそのまま使用します
が、必要に応じて 2 つめのグループの値を変更します。

第 2 章 インストールの設定 15
3. [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックし、新しいサイト デフ
ォルト ファイルを保存します。新しいサイト デフォルト ファイルの名前とフ
ォルダを入力します。
v コマンド ラインでサイトの準備を開始し、サイト デフォルト ファイルに関
するファイル名の引数を、例えば sitedefs.dat と指定した場合は、[フォルダ]
および [ファイル名] フィールドにこの情報が含まれます。変更したサイト デ
フォルト ファイルは、sitedefs_roseclient.dat などの新しいファイル名を付けて
保存できます。
v ファイル名を指定しなかった場合、[ファイル名] フィールドは空白になりま
す。ファイル名として、リリース領域に現在存在していないファイル名を入力
します。

既存のサイト デフォルト ファイルの名前を入力した場合は、警告メッセージが表


示されます。既存のファイルを上書きするか、別のファイル名を指定して、新しい
サイト デフォルト ファイルを作成することができます。

この方法で新しいサイト デフォルト ファイルを作成できます。

IBM Rational 製品のサイレント インストールのセットアップ


サイレント インストールは、Rational 製品をユーザーの介入なしにクライアント
コンピュータにインストールする方法です。この方法を使用すると、管理者が製品
を展開する場合の作業量が大幅に削減されます。また、サーバーとデスクトップの
それぞれに適切なソフトウェア構成でインストールできます。

この項では、サイレント インストールをセットアップし、そのパフォーマンスをテ
ストする方法について説明します。

サイレント インストールのセットアップ
サイレント インストールをセットアップするための基本ステップを以下のリストに
示します。
1. サイト デフォルト ファイルとリリース領域 (オプション) をネットワーク上に
作成します。
a. Rational セットアップ ウィザードで [エンタープライズ レベルでの使用向け
に展開] オプションをオンにして、ユーザーに製品を展開するためのサイト
デフォルト ファイルとリリース領域を作成します。手順については、11 ペ
ージの『リリース領域とサイト デフォルト ファイルの作成』を参照してく
ださい。

CD イメージ内または IBM ダウンロード パッケージの siteprep.exe をダブ


ルクリック (またはコマンド ラインで siteprep.exe を入力) して SitePrep ウ
ィザードを起動し、リリース領域を作成しないでサイト デフォルト ファイ
ルを作成することもできます。
b. ユーザーごとにサイト デフォルト ファイルをカスタマイズできます。詳し
くは、15 ページの『複数のサイト デフォルト ファイルを作成する SitePrep
ウィザードの実行』を参照してください。
2. コマンド setup.exe /g を入力してセットアップ ウィザードを起動し、サイト
デフォルト ファイルをテストします。インストールの処理中、インストール画

16 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


面はコンピュータ上に表示されません (コマンドの構文については、26 ページ
の『setup.exe のコマンド構文』を参照。)

このファイルを使用して、Rational セットアップ ウィザードがコンピュータの


特定のディレクトリにプログラム ファイルをインストールします。コンピュー
タの再起動が必要な場合は、自動的に再起動されます。再度ログオンすると、イ
ンストーラは再起動し終了します。インストールの終了時にも、インストールの
完了画面は表示されません。

管理者がサイト デフォルト ファイルでライセンス サーバーを指定しなかった


場合、管理者またはユーザーは、セットアップ ウィザードの終了後に手動でラ
イセンスを設定しなければならない場合があります。
3. ユーザーがコンピュータ上でサイレント インストールを実行できるように、ユ
ーザーに次の情報を提供します。
v リリース領域にあるサイト デフォルト ファイルと Setup.exe ファイルへのパ
ス、またはサイト デフォルト ファイルへのショートカット (ショートカット
には .dat というサフィックスは付きません)
v サイレント インストールのコマンド
v インストール ディレクトリ (セットアップ ウィザードがユーザーのデスクト
ップにファイルをインストールする場所)。
v ライセンス キー情報 (必要な場合)。

また、ユーザーがすべての IBM Rational 製品をデスクトップから削除したことを必


ず確認してください。サイレント インストールを実行するユーザーには、以前のバ
ージョンの IBM Rational 製品を削除するように通知するメッセージは表示されませ
ん。すべての製品を削除するまで、インストールは実行されません。メッセージは
ユーザーのインストール ログ ファイルに保存されます。インストール処理が失敗
した場合は、ログ ファイルを確認するよう通知してください。

setup.exe コマンド構文の詳細については、26 ページの『setup.exe のコマンド構


文』を参照するか、「setup / ?」と入力してください。

サイレント インストールのテスト
サイト デフォルト ファイルの作成後に、サイレント インストールを実行し、サイ
ト デフォルト ファイルをテストします。 25 ページの『サイレント インストール
の実行』の操作手順に従ってください。

Rational_install ログ ファイル
セットアップ ウィザードでは、エラーの概要は表示されません。
Rational_install.log ファイルは、すべてのインストール アクティビティを記録しま
す。ユーザーとカスタマ サポート担当者は、このファイルを使用して、インストー
ルに関する大部分のエラーを追跡することができます。

デフォルトの設定では、インストール ログ ファイルは、TEMP ディレクトリに置


かれます。ディレクトリの場所は、コンピュータ上の TEMP 環境変数に設定されて
います。場所を検索するには、コマンド ウィンドウを開き、MS-DOS プロンプトで
echo %TEMP% と入力します。

第 2 章 インストールの設定 17
このフォルダとファイルは非表示にすることができます。これらを Windows エク
スプローラで表示するには、ファイルの検索時に [すべてのファイルとフォルダを
表示する] を選択します。

インストール ログは累積されません。ログ ファイルは、他のインストールを実行


したり、既存のインストールを修復または修正した際に上書きされます。ログを保
存する必要がある場合は、別の製品をインストールする前に、ログ ファイルを別の
場所にコピーするかログ ファイルの名前を変更してください。

18 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


第 3 章 IBM Rational Suite の一部としてこの製品をインストー
ルする
IBM Rational Suite の今回のリリースでは、製品は個別でのみインストールが可能
です。 Rational 製品のコレクションを単一の Rational Suite としてインストールす
ることはできません。本製品は、パッチおよびアップグレードをサポートするた
め、個々にインストールします。

初めて Rational 製品をインストールする場合は、インストールする各製品のインス


トール ガイドにある操作手順に従ってください。

Rational Suite の一部として、すでに Rational 製品をインストールしている場合


は、本書のアップグレードのセクションの詳細を再度確認してください。バージョ
ン 7.0 はメジャー リリースです。インストールおよびその他の操作プロセス、製品
間の依存関係、および製品統合でのインターオペラビリティーに対する変更が含ま
れています。サーバー コンポーネントをアップグレードしてからクライアントをア
ップグレードするなど、タスクを特定の順番で実行しなければならない場合があり
ます。

バージョン 7.0 では、1 つのコンピュータにインストールする Rational 製品はすべ


て同じバージョンでなければなりません。異なるバージョンの削除方法は、インス
トールされているバージョンによって異なります。
v Rational Suite の一部として複数の Rational 製品をインストールしてあり、それ
らの製品のバージョンが 2003.06.xx である場合、バージョン 7.0 の製品のいずれ
かをインストールすると、そのアップグレードする製品だけでなく Rational Suite
にあるすべての製品がアンインストールされます。現在のリリースで製品をイン
ストールした後、使用するバージョン 7.0 の Rational 製品のすべてを再インスト
ールする必要があります。
v Rational Suite の一部として複数の Rational 製品をインストールしてあり、それ
らの製品のバージョンが 2002.05.00 以前の場合、使用するその他の Rational 製
品をすべてアンインストールし、それらを個別に再インストールする必要があり
ます。
v Rational Suite の一部としてではなく複数の Rational 製品をインストールしてい
るときに、バージョン 7.0 の製品のいずれかをインストールする場合は、他の製
品はアンインストールされません。各製品を個別にインストールおよびアップグ
レードする必要があります。

各製品に必要なサイト デフォルト ファイル


Rational Suite の複数の製品をインストールする単一のサイト デフォルト ファイル
を SitePrep ウィザードで作成することはできません。バージョン 7.0 の場合、各製
品のサイト デフォルト ファイルを作成し、実行する必要があります。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 19


ライセンス キーの検索の順序の変更
Rational Suite の前のリリースのライセンスを持っている場合、そのライセンスは現
在のリリースでも有効ですが、ライセンス キーの検索の順序が変更されています。

前のリリースでは、Rational Suite から製品をインストールする際に、 Rational


License Key Administrator (LKAD) アプリケーションが Rational Suite に対応するラ
イセンス キーの検索を試行しました。これらのキーが使用不可の場合、LKAD は製
品そのものに対応するキーを検索しました。

バージョン 7.0 では、LKAD は最初に製品固有のライセンス キーを検索します。


この検索順序を変更するため、または、このアプリケーションが Rational Suite キ
ーを検索しないようにするために、LKAD で [ライセンスの使用状況] を使用する
ことはできます。ライセンスについて詳しくは、「IBM Rational Software ライセン
ス管理ガイド」を参照してください。

20 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


第 4 章 Rational Rose のインストール
この項では、Rational セットアップ ウィザードを使用して Rational Rose をインス
トールする方法を説明します。この項には、以下のタスクに関する操作手順が含ま
れています。
v 22 ページの『リリース領域からのインストール』
v 22 ページの『CD または Web ダウンロードからのインストール』
v 23 ページの『IBM Rational ランチパッドとセットアップ ウィザードの実行』
v 24 ページの『インストールの中断』
v 24 ページの『Rational セットアップ ウィザードの警告とブロック』
v 24 ページの『サイレント インストールの実行』
v 26 ページの『setup.exe のコマンド構文』
v 27 ページの『MSIEXEC.exe のコマンド構文』
v 27 ページの『ソフトウェアのライセンス交付』

Rational セットアップ ウィザードの開始前の注意点


システムで Rational セットアップ ウィザードを実行する場合の一般要件は、次の
とおりです。
v 管理者権限を持つユーザーとしてログインします。
v システムを検査して、最小必要要件を満たしていること、および正しいオペレー
ティング システムで実行されていることを確認します。詳細は、IBM Rational
Rose リリース ノートを参照してください。
v レジストリとシステム ディレクトリのバックアップを使用可能にします。『IBM
Rational Rose をインストールする準備』の『バックアップのガイドライン』も参
照してください。
v 前のリリースの Rational 製品がシステムに存在する場合には、このインストール
プロセスでそれらの旧バージョンがアンインストールされます。それらのバージ
ョンに関連したローカル ファイルおよびデータをバックアップしてください。
v インストールを始める前に、すべてのアプリケーションを停止します。
v すべてのウィルス対策ソフトウェアを無効にします。これらのプログラムは通常
バックグラウンドで実行されるため、インストール アプリケーションのパフォー
マンスを妨げることがよくあります。これは、インストールされる各ファイルが
ウィルス対策ソフトウェアによってチェックされるためです。
v 適切なバージョンの Windows インストーラ ソフトウェアがコンピュータにイン
ストールされていない場合は、セットアップ ウィザードを使用してインストール
できます。インストールをキャンセルしても、更新済みバージョンの Windows
インストーラは削除されません。コンピュータの再起動が必要な場合もありま
す。
v セットアップ ウィザードは、デフォルトのインストール ディレクトリとして
C:¥Program Files¥Rational を使用します。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 21


v Rational セットアップ ウィザードでは、すべての IBM Rational 製品を同じディ
レクトリにインストールする必要があります。Rational 製品を既にコンピュータ
にインストールしてある場合は、セットアップ ウィザードによって、その他の
Rational 製品も同じディレクトリにインストールされます。
v Rational セットアップ ウィザードを使用すると、インストール用に別のドライブ
を指定している場合でも Microsoft の主要コンポーネントとその他のファイルは
オペレーティング システムと同じドライブ (通常は C ドライブ) にインストー
ルされます。これらのファイルに必要なハード ディスクの一時ディスク容量は、
5 ∼ 15 MB です。

リリース領域からのインストール
管理者は、Rational 製品をインストールするためのリリース領域を設定できます。
サイト デフォルト ファイルを実行して製品をインストールできるように、すべて
のインストール ファイルが組み込まれ、設定されます。リリース領域から製品をイ
ンストールするときには、インストール画面にはデフォルト値が表示されます。カ
スタマイズ設定ではなく標準設定を実行して、これらの値を受け入れてください。
デフォルト値の使用に不安がある場合には、管理者に相談してください。

リリース領域から Rational 製品をインストールするには


1. 管理者に、リリース領域の名前および次のいずれかの名前を問い合わせます。
v サイト デフォルト ファイル。管理者がデフォルト (sitedefs.dat) 以外のファイ
ルを設定した場合。
v sitedefs_roseclient または sitedefs_roseclient.lnk などのデフォルト ショートカ
ット。
2. 管理者権限を持つユーザーとしてローカル システムにログオンします。
3. インストールを実行してください。
v コマンド ウィンドウで cd コマンドを入力し、リリース領域のルート ディレ
クトリに移動します。そして、コマンド setup.exe を入力します。例えば次の
ように、管理者がサイト デフォルト ファイルを設定した場合には、それを組
み込みます。
setup.exe sitedefs_roseclient.dat
v Windows エクスプローラで、マッピングされたドライブを展開し、管理者が
指定した sitedefs_roseclient.lnk または sitedefs_roseclient などのショートカッ
トを実行します。

セットアップ ウィザードについて詳しくは、 23 ページの『IBM Rational ランチパ


ッドとセットアップ ウィザードの実行』を参照してください。

CD または Web ダウンロードからのインストール


この項では、製品 CD からの、または IBM Rational Licensing and Download center
からダウンロードしたソフトウェア パッケージからの製品の標準インストールにつ
いて説明します。
1. ローカル コンピュータに対する管理者権限を持つユーザーとしてログインしま
す。

22 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


2. IBM Rational product-name ディスク (複数のディスクがある場合は、ディスク
1) を CD ドライブに挿入します。自動実行が有効になっている場合には、イン
ストールが開始します。セットアップ ウィザードが自動的に起動されない場合
は、[スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、次のコマンドを
入力してください。cd_drive は CD ドライブのドライブ文字です。

cd_drive:¥Setup.exe
3. ソフトウェアをダウンロードした場合は、ファイルを抽出してから Setup.exe を
クリックします。セットアップ ウィザードが起動します。

IBM Rational ランチパッドとセットアップ ウィザードの実行


ランチパッドがセットアップ ウィザードを開始し、このウィザードがソフトウェア
のインストールをガイドします。インストール プロセスを継続するには、ランチパ
ッドとセットアップ ウィザードの指示に従ってください。

次にセットアップ ウィザードの手順について説明します。
1. インストールしている製品がオペレーティング システムの言語に変換されてい
る場合には、セットアップ ウィザードの起動後、最初のウィンドウに言語セレ
クタが表示されます。英語またはオペレーティング システムの言語を選択でき
ます。
2. ランチパッド ページから、製品に関する詳細情報にアクセスすることも、イン
ストールを進めることもできます。
3. [展開方法] ページで、[CD イメージからデスクトップ環境へのインストール]
を選択します。
4. 前のバージョンの Rational 製品がコンピュータに存在する場合には、アップグ
レード警告が表示されます。インストールを続行すると、これらの製品はアン
インストールされます。
5. [使用許諾契約] ページに、IBM Rational Software の使用許諾契約が表示されま
す。インストールを続行する前に、契約に同意する必要があります。契約に同
意するには、[同意する] をクリックします。インストールを終了するには、[同
意しない] をクリックします。
6. [インストール先のフォルダ] ページに、デフォルトのインストール先フォルダ
が表示されます。別のインストール先フォルダを選択する場合は、[変更] をク
リックします。このリリースの他の Rational 製品をコンピュータに既にインス
トールしている場合、この選択を変更することはできません。
7. リリース領域からインストールしている場合は、[サイトのデフォルト構成] ペ
ージが開きます。管理者によって構成されたサイト デフォルト値を受け入れる
場合は、[標準構成を使用する] をクリックします。管理者によって推奨された
場合には、カスタム インストール オプションを使用します。
8. カスタム構成オプションを使用している場合、[カスタム セットアップ] ページ
が表示されます。
9. [インストール] をクリックします。
10. セットアップ ウィザードでコンピュータの再起動が必要な場合は、[Windows
の再起動] ページが開きます。再度ログオンした後、インストール プロセスの
残りの部分が開始します。

第 4 章 Rational Rose のインストール 23


11. [セットアップが完了しました] ページが開いたら、readme ファイルに書かれて
いる新機能と問題に関する最新情報を確認してください。これらの情報は、
IBM developerWorks の Web ページでも参照できます。インストールを完了す
るには、[完了] をクリックします。

インストールの中断
インストールの進行中にセットアップ ウィザードを閉じると、コンピュータが不安
定な状態になり、再起動が必要になることがあります。

Rational セットアップ ウィザードの警告とブロック


インストール処理中にブロックまたは警告が発生したが、メッセージ全体を記憶し
ていないときは、表 3 を参照してください。

表 3. 警告とブロック
警告またはブロック 解決法
この製品を、サポートされていないオ サポートされているオペレーティング システムに
ペレーティング システムにインストー 製品をインストールしてください。サポートされ
ルしようとしています。 ているオペレーティング システムとサービス パ
ックのリストは、リリース ノートを参照してくだ
さい。
サポートされていないブラウザがイン サポートされているブラウザのリストは、リリー
ストールされているシステムに、この ス ノートを参照してください。
製品をインストールしようとしていま
す。
SiteCheck® と互換性のないバージョン サポートされているバージョンのリストは、リリ
の Microsoft Office がインストールさ ース ノートを参照してください。
れているシステムに、この製品をイン
ストールしようとしています。
サポートされていないバージョンの サポートされているバージョンを使用してくださ
WebSphere® Studio に、この製品をイン い。サポートされているオペレーティング システ
ストールしようとしています。 ムのリストは、リリース ノートを参照してくださ
い。
MDAC と ODBC 適切な MDAC ドライバと ODBC ドライバがコン
ピュータにインストールされていない場合、セッ
トアップ ウィザードはバージョン 2.7 の
Microsoft Data Access Components (MDAC) と
Open Database Connectivity (ODBC) の各ドライバ
をインストールします。詳細については、
Microsoft Knowledge Base の記事 216149 を参照
してください。

サイレント インストールの実行
サイレント インストールは、対話式ユーザー インターフェイスを使用せずに、し
かし同じパラメータを使用して、 Rational ソフトウェア製品を 1 つ以上のコンピ
ュータにインストールすることができます。

24 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


サイレント インストールの概要
多くのユーザーが同じパラメータを使用して製品のサイレント インストールを実行
できるようにするために、管理者はサイト デフォルト ファイルを作成します。

このサイト デフォルト ファイルによって、セットアップ ウィザードが、コンピュ


ータの特定のディレクトリにプログラム ファイルをインストールします。サイレン
ト インストールのセットアップの詳細については、 16 ページの『IBM Rational 製
品のサイレント インストールのセットアップ』を参照してください。

サイレント インストールを開始してもインストール画面は表示されません。必要な
場合、コンピュータは自動的に再起動され、再度ログオンする必要があります。イ
ンストールの終了時にも、インストールの完了を示す画面は表示されません。管理
者がサイト デフォルト ファイルでライセンス サーバーを指定しなかった場合、ま
たはユーザーがノードロック ライセンス キーを使用している場合は、セットアッ
プ ウィザードの終了後に手動でライセンスを設定しなければならない場合がありま
す。詳しくは、27 ページの『ソフトウェアのライセンス交付』を参照してくださ
い。

サイレント インストールの実行
サイレント インストールを実行するために、管理者はユーザーに対して次の情報を
提供する必要があります。
v リリース領域にあるサイト デフォルト ファイルと setup.exe へのパス、またはサ
イト デフォルト ファイルへのショートカット (ショートカットには .dat という
ファイル拡張子は付きません)。
v セットアップ ウィザードがユーザーのデスクトップにファイルをインストールす
る、インストール ディレクトリ。
v ライセンス キー情報 (必要な場合)。

また、Rational 製品の以前のバージョンがすべて削除されていることを確認してく
ださい。サイレント インストールを実行すると、これらの製品を削除する場合に警
告メッセージが表示されません。すべての製品を削除するまで、インストールは進
みません。この警告メッセージは、インストール ログ ファイルに保存されます。
インストール処理に失敗した場合は、このファイルを調べてください。

注: サイレント インストールを実行するユーザーにマシンの管理者権限がない場合
は、製品のインストールが失敗しても通知されません。

サイト デフォルト ファイルをサイレント モードで使用するには


1. (必要な場合のみ) ローカル ドライブをリリース領域にマッピングします。
2. [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、次のコマンドを入力
します。ここで local-drive はマップされるドライブまたは setup.exe へのパス
で、filename はサイト デフォルト ファイルの名前です。

local-drive: ¥setup.exe /g C:¥filename.dat

サイト デフォルト ファイルに指定された製品が、ソース ディレクトリからイ


ンストール ディレクトリにインストールされます。デフォルトのインストール
パスは、C:¥Program Files¥Rational¥Rational-products です。

第 4 章 Rational Rose のインストール 25


必要な場合、コンピュータは再起動されます。次に手動でログオンする必要があ
ります。インストーラが再起動し終了します。インストールの終了時にも、イン
ストールが完了したことを示すメッセージは表示されません。

管理者がサイト デフォルト ファイルでライセンス サーバーを指定しなかった


場合は、セットアップ ウィザードの終了後に手動でライセンスを設定しなけれ
ばならない場合があります。

セットアップ ウィザードでデスクトップ上のディスク容量の不足が検出された
場合、ウィザードはインストールをキャンセルし、TEMP ディレクトリ内の
Rational_install.log ファイルにエラーを記録します。ディレクトリの場所は、コ
ンピュータに設定された環境変数により異なります。場所を検索するには、コマ
ンド ウィンドウを開き、MS-DOS プロンプトで echo %TEMP% と入力します。
サイレント インストールをキャンセルするコマンドはありません。

setup.exe のコマンド構文
Windows コマンド プロンプトから Rational 製品をインストールします。

形式
setup [/g silent_install] path-to-sitedefs.dat
[/lv logfilename] [/d default_language]

説明
setup コマンドを指定すると、製品をコンピュータにインストールする Rational セ
ットアップ ウィザードが開始されます。 setup コマンドを実行する場合は、ファイ
ル sitedefs.dat の場所を指定する必要があります。リリース領域からのインストール
および sitedefs.dat の使用について詳しくは、 22 ページの『リリース領域からのイ
ンストール』を参照してください。このコマンドには、サイレント インストールを
実行するオプション、詳細なログ ファイルを作成するオプション、およびオペレー
ティング システムのデフォルト言語で製品をインストールするオプションもありま
す。

オプションと引数
/g setup.exe をサイレント モードで実行することを指定します。このオプショ
ンを指定した場合は、Rational 製品のインストール時に、進行バーも、イン
ストール プロセスが完了したことを示す通知も表示されません。
/lv インストール プロセスのログ ファイルを作成することを指定します。ログ
ファイルの場所を指定する必要があります。
/d オペレーティング システムのデフォルト言語で製品をインストールするこ
とを指定します。このオプションを使用しない場合は、サイレント インス
トールの場合であっても言語の指定を求めるプロンプトが表示されます。


サイレント インストールを実行し、ログ ファイルを作成し、オペレーティング シ
ステムのデフォルト言語で製品をインストールします。

26 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


setup /g ¥rational_release¥rose_sitedefs.dat /lv C:¥temp¥rose_install_log.txt /d

MSIEXEC.exe のコマンド構文
コマンド ラインから製品をインストールするときに、さらに多くのオプションを指
定したい場合は、 MSIEXEC.exe を併用できます。このアプリケーションとパラメ
ータについて詳しくは、http://www.microsoft.com/resources/documentation/windows/
xp/all/proddocs/en-us/msiexec.mspx を参照してください。

また、Windows コマンド プロンプトから MSIEXEC.exe /? を実行してヘルプ ウィ


ンドウを開き、コマンドとそのパラメータの概要を表示することもできます。

ソフトウェアのライセンス交付
いかなる場合でも、製品を起動するにはライセンス キーが必要です。どのライセン
ス キーを使用すればいいのか、また、どこで取得するのかについては、ライセンス
管理者に問い合わせてください。

LKAD (License Key Administrator) は、ライセンス サーバーにライセンス キーを


インポートするツールです。 LKAD は、プロセスを単純化するウィザードを提供し
ます。

Rational セットアップ ウィザードを実行すると、各 IBM Rational 製品と共に


LKAD がインストールされます。製品がまだライセンス交付を受けていない場合
は、インストール プロセスの完了後に LKAD ウィザードを起動します。また、
[スタート] > [プログラム] > [IBM Rational] > [IBM Rational License Key
Administrator] とクリックして LKAD を起動することもできます。 LKAD のメイ
ン ウィンドウとウィザード ページが同時に表示されます。詳しくは、LKAD ヘル
プを参照してください。

インストール後に License Key Administrator (LKAD) が開始されなかった場合は、


製品のライセンスはすでに取得済みです。

表 4 の指示に従って IBM Rational 製品のライセンスを取得します。

表 4. IBM Rational ライセンス キーの要求とインストール


ライセンス キーの
タイプ ライセンス キーの要求先 インストール方法
パーマネント ノー AccountLink License Key Administrator (LKAD) ウ
ドロック (www.ibm.com/software/ ィザードを使用してデスクトップにキ
rational/support/licensing/) ーをインポートします。

第 4 章 Rational Rose のインストール 27


表 4. IBM Rational ライセンス キーの要求とインストール (続き)
ライセンス キーの
タイプ ライセンス キーの要求先 インストール方法
パーマネント フロ AccountLink License Key Administrator (LKAD) ウ
ーティング (www.ibm.com/software/ ィザードを使用して、ライセンス サ
rational/support/licensing/) ーバーを指定するようクライアントを
設定します。管理者はライセンス サ
ーバーを最初にインストールして設定
する必要があります (この手順につい
ては、「IBM Rational Software ライ
センス管理ガイド」を参照してくださ
い)。

管理者がリリース領域を設定した場合
には、LKAD ウィザードでライセン
ス サーバーを指定する必要はありま
せん。
評価用フローティ 営業担当員 License Key Administrator (LKAD) ウ
ング ィザードを使用して、Rational ライセ
ンス サーバーを指定するようデスク
トップを設定します。管理者はライセ
ンス サーバーを最初にインストール
して設定する必要があります (この手
順については、「IBM Rational
Software ライセンス管理ガイド」を参
照してください)。

管理者がリリース領域を設定した場合
には、LKAD ウィザードでライセン
ス サーバーを指定する必要はありま
せん。
評価用ノードロッ 営業担当員 License Key Administrator (LKAD) ウ
ク ィザードを使用してデスクトップにノ
ードロック キーをインポートしま
す。

Windows ターミナル サーバー上の製品のライセンス


Windows ターミナル サーバー上での開発をサポートする IBM Rational 製品を使用
するには、フローティング ライセンスが必要です。

28 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


第 5 章 Rational ソフトウェアのアンインストール
この節では、Rational ソフトウェアを新しいバージョンにアップグレードする前
に、以前のバージョンを削除する方法について説明します。

Rational 製品をアンインストールする前に
この節では、Rational 製品を削除する前に満たしておかなければならない一般的な
要件を紹介します。また、セットアップ ウィザードによってコンピュータから削除
されるコンポーネントと削除されないコンポーネントについても説明します。
v アプリケーションを別のシステムに移動する場合は、まず、ライセンス キー フ
ァイルを Rational ソフトウェア アカウントに返却します。ノードロック ライセ
ンス キーまたはフローティング ライセンス キーを戻すには、 AccountLink を
使用します。 AccountLink を検索するには、
www.ibm.com/software/rational/support/licensing/ にアクセスして [IBM Rational
Licensing and Download Center] をクリックします。ライセンスの移動または返
却の詳細については、『IBM Rational Software ライセンス管理ガイド』を参照し
てください。
v Rational 製品を削除しても、ライセンス キー、プロジェクト データベース、製
品の使用中に作成したその他のファイルは削除されません。Rational 製品のアッ
プグレード版を別のドライブにインストールする場合や、新しいインストール パ
スを使用する場合は、これらのファイルのバックアップを作成して手動で削除し
ます。削除しないと、セットアップ ウィザードによってこれらのファイルが検出
され、新しい場所ではなく、以前の場所にアプリケーションがインストールされ
る可能性があります。
v Rational 製品 (Rational ライセンス サーバーを含む) をクライアントから削除す
る前に、License Key Administrator (LKAD) で指定されたライセンス サーバーの
ホスト名を記録しておきます。
1. LKAD を起動します。[スタート] > [プログラム] > [IBM Rational] > [IBM
Rational License Key Administrator] とクリックします。
2. ホスト名を探します。[設定] > [クライアント/サーバーの構成] とクリックし
ます。
3. 新しい Rational 製品をインストールした後で、LKAD 内のライセンス サーバ
ー名をリセットします。インストールが終了すると、LKAD ウィザードが起
動します。ウィザードが開始しない場合は、[スタート] > [プログラム] >
[IBM Rational Software] > [IBM Rational License Key Administrator] とク
リックします。
v Rational Rose を削除しても、コンピュータからその製品のデータは削除されませ
ん。同じコンピュータに Rational Rose を再インストールする場合は、同じディ
レクトリにインストールしてデータを参照できるようにする必要があります。
v Windows NT®、 Windows 2000、 Windows XP コンピュータから Rational 製品
を削除するには、ローカル システムに対する Windows 管理者権限が必要です。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 29


v アプリケーションや関連ファイルを使用しているユーザーがいないことを確認し
ます。使用中のファイルを削除することはできません。

Rational 製品をアンインストールする
Windows の [コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] 機能を使用し
て、IBM Rational 製品を選択し削除します。[スタート] > [コントロール パネル] >
[プログラムの追加と削除] とクリックします。製品を強調表示し、[削除] をクリッ
クします。

コマンド ラインからアンインストールする
コマンド ラインから Rational 製品をアンインストールする場合は、MSIEXEC.exe
アプリケーションを使用する必要があります。このコマンドとパラメータについて
詳しくは、http://www.microsoft.com/resources/documentation/windows/xp/all/proddocs/
en-us/msiexec.mspx を参照するか、Windows コマンド プロンプトから MSIEXEC.exe
/? を実行してください。

Rational フィックスパックの削除
フィックスパックを適用した後は、そのフィックスパックがコンピュータに行った
更新内容をアンインストールすることはできません。IBM Rational 製品を以前の構
成に戻すには、以下の手順を実行します。
v フィックスパックが適用されたすべての IBM Rational 製品をアンインストール
します。
v 対象の Rational 製品バージョンを再びインストールします。

30 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


付録. 特記事項
本書は IBM が世界各国で提供する製品およびサービスについて作成したもので
す。本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない
場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本
IBM の営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサー
ビスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用
可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有
権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使
用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービ
スの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を


保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実
施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わ
せは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒106-0032
東京都港区六本木 3-2-31
IBM World Trade Asia Corporation
Licensing

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM お
よびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提
供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むす
べての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっ
ては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限
を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的
に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随
時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を
行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のた


め記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありませ
ん。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありませ
ん。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うこと
のない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとしま
す。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプロ
グラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の
相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする
方は、下記に連絡してください。

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 31


IBM Corporation
Department BCFB
20 Maguire Road
Lexington, MA 02421
U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができま
すが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、
IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれ
と同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定された
ものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値
が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一
部の測定値が、推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があ
ります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要がありま
す。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公
に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っ
ておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要
求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの
製品の供給者にお願いします。

本書に含まれるサンプルの使用について。

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を
例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されていま
す。

それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的
創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。

(C) (お客様の会社名) (年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラ


ムから取られています。 (c) Copyright IBM Corp. _年を入れる_. All rights reserved.

追加の法的通知:

追加の法的通知が、本書で説明するライセンス付きプログラムに付随する「プログ
ラムのご使用条件」に含まれている場合があります。

商標

IBM、AIX®、ClearCase®、ClearCase Attache®、ClearCase MultiSite®、ClearDDTS®、


ClearGuide®、ClearQuest®、DB2®、DB2 Universal Database™、DDTS®、Domino®、
Lotus® Notes、MVS™、Notes、OS/390®、Passport Advantage、ProjectConsole™
Purify®、 Rational、Rational Rose、Rational Rose RealTime、Rational Suite、Rational

32 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド


Unified Process®、RequisitePro®、RUP®、S/390®、SoDA®、SP1、SP2、Team
Unifying Platform™、WebSphere、XDE™、および z/OS® は、IBM Corporation の商
標です。

Java™ およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米


国およびその他の国における商標または登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation


の米国およびその他の国における商標です。

UNIX® は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux® は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。

付録. 特記事項 33
34 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド
索引
日本語, 数字, 英字, 特殊文字の [タ行] M
順に配列されています。なお, 濁
ディスク容量 Microsoft Core Components
音と半濁音は清音と同等に扱われ 一時 22 インストール 22
ています。 展開方法 MSIEXEC.exe 27
設定 9
について 6
[ア行] 比較 10 R
インストール パス Rational Common Licensing
デフォルト 21 管理ツール 7
ウィルス対策ソフトウェア 21 [ハ行] 設定 7
バージョンアップ 5 設定タスク 5
フィックスパック Rational Suite
[カ行] リリース領域への適用 14 異なるバージョン、インストール要件
カスタマ サポート vii 19
管理者権限 ライセンス キーの変更 20
Windows 7 [ラ行] Rational セットアップ ウィザード
クライアント ソフトウェア ライセンス キー サービスの停止 21
Windows でのインストール 21 検索の順序の変更 20 実行前、要求 21
権限 取得方法 8 デフォルトのインストール パス 21
Windows の必要条件 7 用のツールと 27 Rational_install ログ
コマンド構文 ライセンス サーバー について 17
MSIEXEC.exe 27 指定 14
setup.exe 26 リリース領域
インストール 22
S
セットアップ ウィザードを使用して作 setup.exe
[サ行] 成 12 コマンド構文 26
サイト デフォルト ファイル について 11
サイレント インストール、で使用 25 フィックスパック 14
作成 11 レジストリ W
セットアップ ウィザードを使用して作 バックアップ コピー 21 Web ダウンロード
成 12 ログ ファイル インストール 22
複数を作成 15 Rational_install 17
変更、Rational Suite 19
サイレント インストール
実行方法 25 C
セットアップ 16 CD
テスト 17 インストール 22
について 24
システム ディレクトリ
バックアップ コピー 21 F
製品のアップグレード
FLEXlm
アンインストールの必要条件 19
ライセンスの仕組み 5
異なるバージョン 5
バージョンの混成 5
製品の削除
サイレント インストール 25
L
セットアップ ウィザード License Key Administrator
中断 24 について 27
ブロックと警告 24

© Copyright IBM Corp. 1993, 2006 35


36 IBM Rational Rose: インストレーション ガイド
򔻐򗗠򙳰

Printed in Japan

GI88-8753-00

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