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戦斧

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Svenska hillebarder (1500-talet), Nordisk familjebok.png
戦斧(せんぷ、いくさおの, 英語: battle-axe, バットルアックス, バットラックス)は、昔の戦いで武器
として使われた反った幅のひろい刃のついている斧である。

目次
1 概要
2 使い方
3 戦史の中での戦斧
4 代表的な戦斧
5 脚注
6 参考文献
概要[編集]
投げ斧としても使われる片手斧と両手で扱う大斧に大別される。
かつての斧は薪木をとるなど日常生活に欠かせない物だった。それを武器に用いると言う発想は至極自然な物
だっただろう。扱いに慣れた斧ならば剣や弓のような専門教育を受けずとも戦う事ができる上、武器としても
非常に優秀である。重心が先端にあるため取り回しに癖がある反面[1]、遠心力によって重い一撃を相手に与え
ることができる[1]。例え金属製の防具に刃を阻まれたとしてもその衝撃は十分な打撃ダメージとなり得た
[2]。刃が厚く大きいので刀剣よりも耐久性があり、多少刃が傷んでも実用に差し障りなかった[1]。そして刀
剣に比べて製造コストが安かった(三分の一とも)ため広く普及した[2]。

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