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金田サロンインスパイア

実践MBA(第6回)

マーケティング
マーケティング・ミックス

金田博之
金田サロンインスパイアの全体像
インスパイアでカバー
ミッション
① 経営戦略
ビジョン ② マーケティング
③ 組織とリーダーシップ
経営戦略
④ オペレーション
事業 事業 事業 ⑤ アカウンティング
戦略 戦略 戦略 ⑥ ファイナンス
⑦ IT
会計・ オペレー ⑧ グローバル戦略 他
組織 マーケ
財務 ション 必要に応じてカバー

生の事業計画の共有、
参加者による事業計画作成の実体験ベース 1
Think Globally, Act Locally
「思考は世界から、行動は日本から」

前回の振り返り
今日の目的

マーケティングの
フレームワークを頭に入れる

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マーケティング戦略策定フレームワーク(STP4P)

マーケティング環境分析 市場戦略(STP4P)

外部環境分析
S: セグメンテーション
機会 脅威

T: ターゲティング
組み合わせ 組み合わせ
成功要因
(KSF)

P: ポジショニング

強み 弱み 4P:
内部環境分析 マーケティングミックス
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S: セグメンテーション (消費財の場合)

不特定多数の顧客を同じ性質やニーズを持つ固まりに分ける
(企業にとっての「効率」と顧客にとっての「効果」とのギャップを埋める)

変数(切り口) セグメントの例 該当する商品の例

1.地理的変数 関東/関西など、寒暖/季節な 地域限定商品:東京ウォーカー


(地方、気候、人口密度) ど、都市部/郊外/地方など ローサイドDS: トンキホーテ

2.人口動態変数 少年/ヤング/中年/高齢者、 少年誌:週刊少年ジャンプ


(年齢、性別、家族構成、所得) 男/女、既婚/未婚 女性向けタバコ:バージニアスリム

3.心理的変数 スポーツ好き/アウトドア志向 RV(レクリエーショナル・ビークル)


(ライフスタイル、パーソナリティ) 新しもの好き/保守的など

4.行動変数 経済性/機能性、ノンユーザー/ 機能性飲料


(求めるベネフィット、使用率) ライトユーザー/ヘビーユーザー
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T: ターゲティング

どの顧客(セグメント)をターゲットにするかを決める
→限られた経営資源を集中させる

ターゲティングにおける6つの着眼点
① 有効な市場規模
② 成長性
③ 顧客の優先順位/波及効果
④ 到達可能性
⑤ 競合状況
⑥ 反応の測定可能性 6
P: ポジショニング

顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことにより
競合に対して優位に立つ (明確でユニークな差別化)

ポジショニング成功のための4つの鉄則
① 想定する顧客像が明確かつ適切であること
② 顧客に正確に伝わること
③ 顧客にとって共感できること
④ 企業全体のポジショニングと整合していること
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STP-4Pプロセス(マーケティング戦略策定プロセス)

マーケティング戦略の基本はターゲット・セグメントにフィットする
ような4つのP(マーケティング・ミックス)を作り上げること
S: セグメンテーション 4P: マーケティング
売ろうと思っている製品の大まかなカテゴ ミックス(次回説明)
リーを念頭に置き、セグメンテーションを行う 選ばれたセグメントに
フィットするようなマーケ
T: ターゲティング ティングミックスを構築
そのセグメンテーションに基づいて、どのセ
• Product(製品)
グメントをターゲットにするかを決める
• Place(流通経路)
P: ポジショニング • Promotion(販促)
ターゲット顧客の頭の中に独自のポジション
を築く(明確でユニークな差別化イメージ) • Price(価格)
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今日の目的

マーケティング・ミックス
を理解する

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Think Globally, Act Locally
「思考は世界から、行動は日本から」

マーケティング・ミックス
マーケティングの定義

顧客に買ってもらえる
仕組みをつくること

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マーケティング・ミックス

では、どうやって
顧客に買ってもらえる
仕組みをつくりますか?

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マーケティング・ミックス

企業側の視点 顧客側の視点
マーケティングの4P マーケティングの4C

Product Customer value


(製品) (価値)

Price Customer cost


(価格) (コスト)

Place Convenience
(流通チャネル) (利便性)

Promotion Communication
(プロモーション) (コミュニケーション)
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Product (製品): 新製品開発プロセス

1 2 3 4
製品コンセプトの 戦略仮説の 製品化 市場参入
開発 検討

! * 3 : C K L M P
製 $ 製 ; 事 製 = 製 新
品 % 品 / 業 品 , 品 製
$ & 4 < 経 開 7 生 品
% $ 1 = 済 発 + 産 '
+ 5 > ;
& , 性 / 市
$ - 6 1 < 場
7 2 分
' . 析 = 導
探 / ' 戦 > 入
求 開 略
0 発 1
1 検 2
2 討
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Price (価格): 戦略的価格設定

製品価格をどうやって決める?

上限 顧客バリュー

プライシング 競合製品の価格
可能帯

下限 コスト
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Place (流通チャネル): 設計のポイント

「出口」とそこに至るまでの「経路(商流・物流)」を設計する

「出口」までの
商流の設計

自社 最終顧客

「出口」まで
物流の設計
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Promotion (プロモーション):AIDAモデル

顧客に最適にリーチするコミュニケーション手段を組み合わせる
AIDAモデルとコミュニケーション目標 コミュニケーション
手段の有効性
A I D A
顧客の態度 顧客の把握 コミュニケーション
目標 広告
注意 知らない 認知度向上
(Attention)
興味 興味がない 製品に対する 販売促進
(Interest) 評価育成
欲求 欲しいとは ニーズ喚起 人的販売
(Desire) 思わない
行動 買おうかどうか 購入意欲喚起
(Action) 迷っている メディア 口コミ
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