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ガイド更新履歴 プランニングガイド更新時は、このページも差し替えます。
01 全頁 表紙を含め、全ページの差し替え /
2015 4 / 20 25 E-16 □□□□□□□□□□( ラウンジチェアについて ) /
2016 3 / 1
02 目次 ページ構成見直し /
2015 4 / 20 26 E-19-1 キッズコーナーの説明追加 /
2016 3 / 1
更
03 B-03 店舗ゾーニングの各ゾーン目的の表記 /
2015 4 / 20 27 E-22 イメージの変更 /
2016 3 / 1
04 D章 店舗イメージのメジャーサイン形状変更 /
2015 4 / 20 28 F-02-1 イメージの変更/ページタイトルとページ数を変更 /
2016 3 / 1
05 E章 接客プロセスに基づいた機能要件補足による構成変更 /
2015 4 / 20 29 F-02-2 ページ追加 /
2016 3 / 1
06 E-02,03 接客プロセスチャート追加 /
2015 4 / 20 30 F-03-1 ページタイトルとページ数を変更 /
2016 3 / 1
07 E-04-1,2 お客様・スタッフ動線イメージ追加 /
2015 4 / 20 31 F-03-2 ページ追加 /
2016 3 / 1
08 E-04-5 各ゾーン解説ページのレイアウト構成の説明追加 /
2015 4 / 20 32 F-04 イメージの変更/文字レイアウトの修正 /
2016 3 / 1
09 E-09-3 展示車入替時の照明対応についての解説追加 /
2015 4 / 20 33 F-05 一般駐車場の最低間隔寸法追加/停止線の寸法修正 /
2016 3 / 1
10 E-09-4,5 展示車カラー配置の参考例追加 /
2015 4 / 20 34 F-06 品番の変更 /
2016 3 / 1
11 旧F章 旧 F 章「サインシステム・外装アタッチメントシステム」の削除 /
2015 4 / 20 35 F-11 □□□□□□□□□□( 照明について ) /
2016 3 / 1
12 新F章 店舗の基本要件の新章追加 /
2015 4 / 20 36 / /
13 参考資料 参考資料「展示車への推奨配灯プラン」の削除 /
2015 4 / 20 37 / /
14 目次 F 章のタイトル変更とページ追加 /
2016 3 / 1 38 / /
15 D-2 イメージの変更 /
2016 3 / 1 39 / /
16 D-3 イメージの変更と追加 /
2016 3 / 1 40 / /
17 D-4 イメージの変更 /
2016 3 / 1 41 / /
18 D-9 イメージの変更 /
2016 3 / 1 42 / /
19 D-12 イメージの変更 /
2016 3 / 1 43 / /
20 E-05 イメージの変更 /
2016 3 / 1 44 / /
21 E-06 イメージの変更 /
2016 3 / 1 45 / /
22 E-09-3 □□□□□□□□□□( 照明について ) /
2016 3 / 1 46 / /
23 E-10 イメージの変更 /
2016 3 / 1 47 / /
24 E-11 イメージの変更/納車スペースの説明追加 /
2016 3 / 1 48 / /
A はじめに E 店舗ゾーニング
店舗企画改訂の狙い
近年、
日本のクルマ市場は中長期的に市場拡大が見込めない状況にある中で、消費者のニーズも多様化し、
ますます競争関
係が厳しくなっております。
また、単なるハード面だけでなく、
クルマを取り巻くサービスやソフト面等での総合的な付加価値
のブランドの魅力も重要な選択要素となってきております。
その中で、マツダは、SKYACTIVを中心としたモノ造り革新、マツダ営業方式を軸としたつながり革新の両輪でビジネス改革を
進めています。
そして、
さらなる発展として
「ブランド価値経営」
をスタートさせました。
マツダは、一貫したマツダブランド体験を、お客様に提供して参ります。
特に、店舗はお客様との直接の接点であり、お客様にとってブランドを体験していただく場です。
「商品」
「 人」の全ての接点で、お客様の期待を超える価値を提供する必要があります。結果としてお客様と強い絆をつくり、
選ばれ続けるブランドになれるものと確信しています。そのために、マツダが目指す新しいブランドにふさわしい場として、
店舗ファシリティを発展させていきます。
既存店舗のリニューアルや新規店舗プランの指針として、是非ともご活用いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
マツダブランドの発信、体験拠点
[CS×ES×Business]
マツダは、お客様と特別な絆で結ばれたブランドを目指しています。
店舗は、お客様にマツダブランド(商品・人)の本質を感じ取っていただく場所。
マツダ営業方式に基づいて、
スタッフ一人ひとりが誇りを持って働く場所。
お客様の満足度が高まり、お客様との絆が強まり、
お客様から選ばれ続けられるようなブランドになるための店舗を
開発していきます。
マツダブランドの発信、体験拠点
[CS×ES×Business]
1 2 3
「マツダらしさ 「マツダのクルマの
「絆が強まる」
3つの提供価値 心がときめく」 魅力が引き立つ」
店舗デザイン 新車ショールーム 店舗ゾーニング
お 客 様との絆 が 強まり選ばれ続けるブランドになる
1 2 3
「マツダらしさ 「マツダのクルマの 「絆が強まる」
心がときめく」 魅力が引き立つ」 店舗ゾーニング
店舗デザイン 新車ショールーム
3つの提供価値 ① お客様にお出迎えの気持ちを感じていただく
② お客様を迷わせない
・店舗外観アイコンを開発し、 ・マツダのクルマの魅力が引き立ち、 ③ お客様に車の魅力をお伝えする
マツダらしさを感じていただく 躍動感や疾走感を感じていただける ④ お客様にとって居心地のよい店舗
展示スペースデザイン
・マツダが目指すプレミアムブランド ⑤ お客様の新しいカーライフの始まりや、最高のときを演出する
にふさわしい品格を持ったファサード ・マツダが目指すプレミアムブランド ⑥ お客様にマツダディーラーならではの安心感を感じていただく
を感じていただけるトーン&マナー ⑦ お客様に楽しく待っていただける店舗機能の充実
(統一感のある手法や規定) ⑧ 店舗スタッフのチームワークと働く誇りが高まる職場環境
●店舗デザインコンセプト ●店舗ゾーニング
■レセプションゾーン
お客様の期待感を高め、目的に応じて各ゾーンにご案内します。
品格あるたたずまい ■新⾞展⽰ゾーン
ブランドの発信拠点として建物そのものから「品格・質」のメッセージを伝える お客様に商品の価値を体感していただきます。
■屋外新⾞展⽰&試乗⾞ゾーン
屋外であっても、お客様に商品の価値を体感していただきます。
惹きつける力
店舗に惹きつけ、クルマに惹きつけ、ブランドに惹きつける ■商談ゾーン
具体的施策 お客様と落ち着いてコミュニケーションを築き、マツダを好きになっていただきます。
■サービス接客ゾーン
クルマを美しく魅せる マツダに対する安心感を感じていただくと同時に、お客様に心地良い空間を提供します。
店舗内外でクルマの美しさを引き立てる演出
■サービス⼯場ゾーン
お客様の大切なお車をお預かりし、万全な整備作業を行います。
居心地のよいしつらえ ■アメニティゾーン
居心地のよいあたたかみのある材質を使った配色のコンビネーション お客様に配慮した設備を整え、店舗内で快適に過ごしていただきます。
■スタッフゾーン
スタッフ間の交流を促進し、活き活きと働ける職場環境を作ります。
に基づく店舗デザイン開発(エクステリア・インテリア・サイン)
■中古⾞展⽰ゾーン
お客様に安心してご覧いただけるようゆったりと車を展示し、
ディーラー店舗としての品質を提供します。
(参照:D-01∼D-12) (参照:E-01∼E-24)
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
具体的施策 展開イメージ B-04
提供価値 提供価値 提供価値
1 2 3
「マツダらしさ 「マツダのクルマの 「絆が強まる」
心がときめく」 魅力が引き立つ」 店舗ゾーニング
店舗デザイン 新車ショールーム
3つの提供価値 ① お客様にお出迎えの気持ちを感じていただく
② お客様を迷わせない
・店舗外観アイコンを開発し、 ・マツダのクルマの魅力が引き立ち、 ③ お客様に車の魅力をお伝えする
マツダらしさを感じていただく 躍動感や疾走感を感じていただける ④ お客様にとって居心地のよい店舗
展示スペースデザイン
・マツダが目指すプレミアムブランド ⑤ お客様の新しいカーライフの始まりや、最高のときを演出する
にふさわしい品格を持ったファサード ・マツダが目指すプレミアムブランド ⑥ お客様にマツダディーラーならではの安心感を感じていただく
を感じていただけるトーン&マナー ⑦ お客様に楽しく待っていただける店舗機能の充実
(統一感のある手法や規定) ⑧ 店舗スタッフのチームワークと働く誇りが高まる職場環境
4つのデザインコンセプト
「品格あるたたずまい」を生み出す3つの規定
建築意匠規定
逆L字ファサード L字ファサード
カラー規定
サイン規定
縦組仕様 横組仕様
「惹きつける力」を生み出す3つの要素
アイコニックウォール
クルマの花道
迎賓エントランス
「クルマを美しく魅せる」店舗内外でクルマの美しさを引き立てる演出
「居心地のよいしつらえ」あたたかみのある材質を使った配色のコンビネーション
「絆が強まる」店舗ゾーニング
お客様との直接の接点である店舗では、お客様と「強い絆」を作るために、マツダ営業方式を軸としたお客様目線で、
各ゾーンが、お客様とスタッフの動線を考慮して組み立てられます。
またスタッフのオペレーションが充分機能することで、接遇品質が高まり、お客様に店舗で居心地よく過ごしていただくことができます。
■店舗がお客様に対して提供する価値
"お出迎え の瞬間から、全てのプロセスを通じてお客様のニーズの把握に努め、
お客様ひとりひとりに合わせた最高の接客及びご提案ができる店舗
そのために店舗ファシリティとしては、以下のポイントに留意してゾーニングを構成します
① お客様にお出迎えの気持ちを感じていただく
② お客様を迷わせない
③ お客様に車の魅力をお伝えする
④ お客様にとって居心地のよい店舗
⑤ お客様の新しいカーライフの始まりや、最高のときを演出する
⑥ お客様にマツダディーラーならではの安心感を感じていただく
⑦ お客様に楽しく待っていただける店舗機能の充実
⑧ 店舗スタッフのチームワークと働く誇りが高まる職場環境
お客様への提供価値を中心において、お出迎えからお見送りのプロセスを一つのチャートにまとめました。
1 視認
C 来場
マツダブランド S S S S S M S
でお出迎え
お客様の状況を見て順番を変更
3(予約)担当者 S
(新規) S
i
【バックオフィス】
2 お客様を待たせないために
手の空いているスタッフが急行 S G
G S SM SA
SM SA
【納車】
⑤
e h g
マツダブランド
納車 新車納車・中古車納車 【商談コーナー】 【納⾞コーナー】
M S SM M S
3(予約)担当者
SA EN
店舗内での場所 SA サービスアドバイザー
EN エンジニア
a 駐⾞場 g 試乗コーナー・納⾞コーナー o サイドビューベンチ・テーブル
p G 事務員
b 来場⽬的の確認 h 商談コーナー(クローズ) アメニティコーナー
c 総合カウンター i バックオフィス q 中古⾞展⽰コーナー
d 新⾞側 k 屋外多⽬的スペース r クイックサービスベイ
e 商談コーナー(オープン) m サービス受付カウンター s お⾒送り
f キッズコーナー n カスタマーラウンジ
接客プロセスチャートを基に、お客様、店長、各スタッフの動きを記しました。
基本的なスタッフ動線の参考にしてプランして下さい。
お出迎え
駐⾞場
a
バックオフィス
i アメニティ
お出迎え
来場目的の確認
手の空いているスタッフが急行
お客様を待たせないために
コーナー
S G C p
G 給湯室
中古車デモ(現車あり) M 商談コーナー
c S (クローズ)
総合カウンター h
中古⾞展⽰コーナー C
お見送り
q S
新車展示コーナー
M S G ) d
現車なし
の説明(
/ 中古車 お客様の
C 新車の説
明
お荷物を置く
試乗コーナー
納車コーナー C S
g g お見送り C S 商談コーナー キッズ
s デモ / 試
乗
(オープン) コーナー
e f
必要であれば活用
C C
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
お客様・スタッフ動線(サービス) E-04-2
作業
作業担当者挨拶
業担当者挨拶
接客プロセスチャートを基にお客様、店長、各スタッフの動きを記しました。
基本的なスタッフ動線の参考にしてプランして下さい。
挨拶
クイック
クイ
イッ
ック
車両状態の確認 サービスベイ
サービ
ビス
スベイ
(車ごと) C (下 りの確認が必要な場合)
r
作業担当者挨拶
EN
お出迎え 進 確認
お出迎え
サービスプランの作成
サ ビスプランの作成
駐⾞場
a 作業説明
作業説
作業説明 お支払
お支
支払
払 SM
車両状態
の確認 C SA
b C
k
屋外多目的スペース
屋外多目
目的
目 的ス
スペース m
サービス
サ
カ タ ー
カスタマー 受付
ラウンジ
ラ バックオフィス
お出迎え
手の空いているスタッフが急行
お客様を待たせないために
カウンター
カウンタ
n ア
アメニティ
i コーナー
コ
G C p
給湯室
G
楽しく待つ
待つ
M
楽しく
SA SM
c S サイドビュー
M S G コーナー 商談コーナー
商
総合カウンター
総 合 ウ (クローズ)
o
お見送り
中古車展示コーナー
G SM SA C 楽しく待
つ
C
C
d
新車展示コーナー
s 商談コーナー
ー キッズ
キッ
g (オープン) コーナー
コー
試乗コーナー
乗コ ナ e f
納車コーナー
C C
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
店舗ゾーニング展開 1(パース) E-04-3
接客プロセスチャートにそくした店舗機能をもとにゾーン区分を整理しました。
スタッフゾーン
スタッフ間の交流を促進し、活き活きと働ける職場環
境を作ります。
クイック
サービスベイ
r アメニティゾーン
お客様に配慮した設備を整え、店舗内で快適に過ごし
ていただきます。
サービス
受付カウンター サービス接客ゾーン
駐⾞場 バックオフィス マツダに対する安心感を感じていただくと同時に、
屋外多⽬的スペース m p お客様に心地良い空間を提供します。
a i アメニティ
k カスタマー コーナー
ラウンジ
n
来場目的の確認
b 新⾞展⽰ゾーン
お客様に商品の価値を体感していただきます。
総合カウンター 商談コーナー
(クローズ)
中古⾞展⽰コーナー c
サイドビュー
h
q o
コーナー
商談ゾーン
お⾒送り
d 新⾞展⽰コーナー
キッズ
お客様と落ち着いてコミュニケーションを築き、
s コーナー
マツダを好きになっていただきます。
試乗コーナー 商談コーナー
(オープン)
納⾞コーナー f
g e
屋外新⾞展⽰&試乗⾞ゾーン
g 屋外であっても、お客様に商品の価値を体感していた
だきます。
サービス⼯場ゾーン
クイック
サービスベイ
レセプションゾーン
駐⾞場 サービス
受付
a カウンター
屋外多目的スペース
m スタッフゾーン アメニティゾーン
k カスタマー
ラウンジ
バックオフィス
アメニティ
来場目的の確認 n i コーナー
b p
サービス接客ゾーン
中古⾞展⽰ゾーン
商談コーナー
(クローズ)
h
総合カウンター
c
お見送り o サイドビュー 商談コーナー
コーナー (クローズ)
s
h
新車展示コーナー
中古⾞展⽰コーナー
q 新⾞展⽰ゾーン d
試乗コーナー
屋外新⾞展⽰&試乗⾞ゾーン 納車コーナー サイドビュー 商談コーナー キッズ
g g コーナー
商談ゾーン
(オープン) コーナー
o e f
お客様対応をする場所を表します
各ゾーンの目的を説明しています
○展示車カラー配置の参考例 店舗のカラートーンにマッチする展示車の配置
○スペックスタンド 展示車を遮らない高さの展示車情報
○サイドビューコーナー 車が美しく見える高さのチェア・ベンチ・テーブル
L ED 照明 スペックスタンド サイドビューコーナー
目的
d 新車展示イメージ
このゾーンのイメージと主なファシリティを
紹介しています
各ファシリティが提供する顧客価値を表します
「絆が強まる」店舗ゾーニング
新車展示ゾーンの展開 6 E-09-6
6
① お客様にお出迎えの気持ちを感じていただく ⑤ お客様の新しいカーライフの始まりや、最高のときを演出する
スペックスタンド
スペ クスタンド サイドビューコーナー
サイドビ ナ ③
展示車を遮らない高さに、
展示車情報を掲示します。 マツダ車の美しいデザインを感じていただくために、少し低い目線から車を眺めることができます。
す ② お客様を迷わせない ⑥ お客様にマツダディーラーならではの安心感を感じていただく
サービスのお客様にもご利用いただき、マツダブランドを感じながら店舗内で楽しく待っていただきます。
す
周囲にゆとりのある店舗では、展示車から少し離して設置してください。
❷ スペックシートは、エクセルフォーマットデータを加工して、出力設置をお願いします。 ❶ 展示車との距離を十分離して、 木目床、白タイル床の場所に設置してください。 ③ お客様に車の魅力をお伝えする ⑦ お客様に楽しく待っていただける店舗機能の充実
店舗メインエントランス付近と展示車の間に設置する場合は、展示車の視認を考慮して配置してください。
④ お客様にとって居心地のよい店舗 ⑧ 店舗スタッフのチームワークと働く誇りが高まる職場環境
各ゾーンにおける、主なファシリティの機能と要件を説明しています
機能 要件
サイドビューチェア・テーブル サイドビューベンチ・テーブル
目的 お客様の期待感を高め、目的に応じて各ゾーンにご案内します。 新・中古車説明 商談
お出迎え 納車 お見送り
○停めやすく、お客様を迷わせない駐車場
サービス受付 楽しく待つ 車の引渡し
○ブランドマークでお客様をお迎えする
○総合カウンターを設置し、バックオフィスとの連携により、お客様に対する接遇を高める
a お客様駐車場イメージ c 総合カウンターイメージ
お客様駐車場サイン 多目的スペース 優先駐車場スペース ブランドマーク
多目的スペース ①
機能 サービスの受付や整備完了車の引渡し、車両状態の確認など、多目的な用途で使用します。
トップライト(天窓)と天井照明 要件 ❶ お客様とのコミュニケーションがしやすいよう、ゆとりを持たせ、カスタマーラウンジか
らもアクセスしやすい場所に確保します。
❷ 雨天と直射日光を凌げる雨除け設備の下に計画してください。
❸ 多目的に活用するため、
「車止め」のみ設置した、路面標示の無いスペースです。
エントランスサイン ①②
機能 お客様にマツダ店舗の基礎情報をお知らせします。
要件 ❶ 店舗の営業時間や休日、店内禁煙等の情報を掲示します。
❷ 総合カウンターからお客様の来店が見にくくならない場所に設置してください。
バックオフィス
カスタマー
ラウンジ
エントランス
ショールーム
目的 お客様に商品の価値を体感していただきます。 新・中古車説明 商談
お出迎え 納車 お見送り
○クルマの花道 1. 空間デザイン クルマを魅力的に感じていただく内装環境
サービス受付 楽しく待つ 車の引渡し
2. レイアウト計画 花道に沿って走るクルマをイメージさせる見せ方
3. 演 出 照明 クルマの造形を美しく見せる L E Dスポット照明
○展示車カラー配置の参考例 店舗のカラートーンにマッチする展示車の配置
○スペックスタンド 展示車を遮らない高さの展示車情報
○サイドビューコーナー 車が美しく見える高さのチェア・ベンチ・テーブル
クルマの花道 1. 空間デザイン ③
機能 クルマを魅力的に感じていただく内装環境を整え、空間全体で「奥行き感」
「疾走感」を表現します。
要件 ❶「クルマの花道」は、新車を展示する全体空間を指します。黒と木目の床材と、モノトーンの壁面、ブラックアウト(影)された黒い天井とシルバーの天井ルーバーで構成されます。
❷ 展示車はより美しく魅力的に見えるよう、黒床の上に配置してください。黒床はショールーム奥まで貫く「花道」として、奥行き感を演出します。木目床が隣にあることで、黒床の奥行き感が更に強調されます。
❸「走る歓び」「エモーショナルなデザイン」を体感していただくために、クルマは花道に沿って走るイメージで配置してください。
❹ 天井には「花道」の動きと連動したルーバーを設置し、空間全体でダイナミックな疾走感を表現してください。
❺ 屋内はもとより屋外新車展示においても、 可能な限り「クルマの花道」の考えを踏襲してください。
(床や壁面のカラー・照明等)
❺ 屋外新車展示も
「クルマの花道」の考えを踏襲します
❷ 展示車は美しく見えるよう、黒床の上に配置します
❷ 木目床が隣にあることで、
黒床の奥行き感が更に強調されます ❶ 2種類の床材で構成されます
クルマの花道 2. レイアウト計画 ③
機能 展示車が美しく見える斜めのアングルを意識した角度をつけた花道の配置を計画します。
要件 ❶ 車の造形を美しく見せ、疾走感を表現するために、
「花道」はメインエントランスから斜めのアングルで展示車が見えるよう角度をつけて配置してください。
(店舗形態による)
❷ ダイナミックな奥行き感のある空間を演出するために、「花道」はショールーム奥まで伸びるよう配置してください。
❷ 花道を奥まで伸ばし、奥行きのある空間を作る ❷ 花道を奥まで伸ばし、奥行きのある空間を作る
❶ 花道はメインエントランスから角度をつけて配置
❶ メインエントランスから、斜めのアングルで展示車が見える
❶ 花道はメインエントランスから角度をつけて配置
❶ メインエントランスから、斜めのアングルで展示車が見える
クルマの花道 3. 照明演出 ③
機能 展示車一台ごとに専用の照明を照射し、クルマの造形を美しく見せます。
要件 ❶ 展示車を美しく効果的に見せるために、光源、照射角、色温度、照度対比を設定してください。
(F 章:店舗の基本要件 / 内装基準参照)
❷ 展示車用スポット照明とベース照明は別々のスイッチ区分とし、閉店後でも点灯できるようにしてください。
展示車両の造形を美しく見せる光源の選定 全車種を美しく見せる照射方法と取付位置の設定
○展示車用の照明は、点光源を使用してください ○スポット照明は、展示車の中心軸からの距離で取付位置を設定してください。
○蛍光灯などの線光源を使用すると、展示車のボディやガラス面に線状の光源が映り込むため、造形が美しく見えません。 ○概ね下図を参考に配灯位置を設定すると、展示車を美しく照射することが出来ます。
○展示車の配置を固定することで、照明の角度調整が不要になります。
3600~4400
50° 70°
70°
45°
展示車両のカラーが映える高演色スポットライトの採用
CH4000
25° 50°
○展示車の照明は、ハイブランドのブティックなどで使用される高演色のLEDスポットライトを使用してください。
○演色性の高い光は、赤の色味をより鮮明に表現できるため、ソウルレッドプレミアムメタリックのボディカラーを、 :車両の中心軸
より美しく見せることができます。
:ピックアップポイント
1/2 1/2
参考照射イメージ
25° 25°
展示車カラー配置の参考例 ③
機能 プロダクトブランドカラーの「ソウルレッドプレミアムメタリック」をメインとしながら、カラーバリエーションを見せるおすすめ展示車の配置です。
要件 ❶「ソウルレッドプレミアムメタリック」の展示車がある場合は、花道の先頭に配置してください。
❷ 展示車の色の配置関係を考慮し、展示イメージ・展示例を参考に配置してください。
黒床の「クルマの花道」は、展示車の造形や色を浮かびあがらせ、クルマを美しく見せる効果があります。
展示車の色の並びを工夫すると、空間とマッチした、より魅力的な展示になります。
4 台展示イメージ
ソウルレッド以外の有彩色
(ブルー系 / イエロー系等)
を ソウルレッドのクルマを展示する場合は、花道の先頭に配置すると、
ソウルレッドと隣り合わせにすると色がぶつかり合い、 プロダクトのブランドカラーであるソウルレッドの訴求力が高まり
煩雑とした印象になるため、花道後方に配置することを ます。
また、ソウルレッドを複数台展示する場合は、連ねて群として
おすすめします。 展示することで、より訴求力が高まります。
展示車カラー配置の参考例 ③
スペックスタンド ③ サイドビューコーナー ③
機能 展示車を遮らない高さに、展示車情報を掲示します。 機能 少し低い目線から車を眺めることで、展示車の造形をより魅力的に感じていただくことができます。
全てのお客様に、マツダブランドを感じながら店舗内で楽しく待っていただけます。
※スペックシートの編集用データ ( エクセル版 ) は、
HIT-NET の店舗施策ページから
ダウンロードください。 要件 ❶ 展示車との距離を十分離して、木目床、白床の場所に設置してください。
❷ 店舗メインエントランス付近と展示車の間に設置する場合は、展示車の視認を考慮して設置してください。
サイドビューチェア・テーブル サイドビューベンチ・テーブル
屋外新車展示コーナー/試乗車コーナー 屋外新車展示コーナー/試乗車コーナー
g 屋外新車展示コーナー/試乗車コーナーイメージ
屋外新車展示コーナ−・試乗車コーナー ③ 納車スペース ⑤
機能 お客様に車の魅力をお伝えするために、屋外の店舗入り口近くに新車を展示します。 機能 新しいカーライフの始まりとして、特別な一日を演出します。
自然光の下で車の色や造形をじっくりと確認できます。
要件 共通
要件 ❶ キャノピー下が暗くならないよう、トップライト(天窓)や天井照明設備を設置してください。 ❶ 納車する現車が見える位置にテーブルセットを配置し、お客様に現車を見ていただきながら
❷ 店舗メインエントランスからアクセスしやすいよう配置してください。 現車説明や手続き等が行える環境を整えてください。
❷ 納車する現車を美しく魅せる照明計画を行ってください。
屋内の場合
❸ 内装色は、新車展示コーナーのカラートーンに準じます。
但し、天井ルーバーや花道は必須ではありません。
屋外の場合
❹ 納車する現車が引き立つ色合いの床面としてください。
(F 章:店舗の基本要件 / 外装基準参照)
❺ 雨天と直射日光を凌げる設備の下に設置してください。
(例:専用納車コーナー・キャノピー下)
納車する現車の見える位置にテーブルセットを配置しましょう
屋内納車コーナー参考例 屋内納車コーナー参考例
※納車コーナーにおけるブランドマークシステムパネルの費用負担はございません。
h 商談ブース(固定式)イメージ h 商談ブース(可動式)イメージ
多目的卓上スタンド
商談ブースチェア・テーブル
商談ゾーンイメージ e 商談コーナーイメージ
商談コーナーチェア・テーブル ④ カタログラック
(閲覧用) ③ 多目的卓上スタンド ④
機能 パーティションを設置せず、気軽にお客様と会話ができる商談コーナーをつくります。 機能 お客様が気軽にカタログを閲覧できます。 機能 試乗中サイン・飲み物メニュー・禁煙サイン
等を、机の上でまとめて表示します。
要件 ❶ 前面道路と花道の間に設置する場合は、外からの屋内展示車の見え方を考慮してください。
❷ お子様連れのお客様に対応するために、キッズコーナー付近にも配置してください。
試乗時
商談時
※ドリンクメニューの編集用データ ( エクセル版 ) は、
キッズコーナー付近にも配置してください HIT-NET の店舗施策ページからダウンロードください。
サービスインフォメーションパネル サービス受付カウンター・チェア
m サービス受付イメージ n カスタマーラウンジイメージ
スタッフ紹介スタンド
シースルーウインドウ
シースルーウインドウイメージ カスタマーラウンジイメージ
テーブル・チェア
※スタッフ紹介シートの編集用データ ( エクセル版 ) は、
HIT-NET の店舗施策ページからダウンロードください。
整備料金表 ⑥
機能 整備内容と整備料金をお客様に分かりやすく掲示します。
要件 ❶ サービス受付カウンター付近に設置した、サービスインフォメーションパネルに差し込ん
で使用します。車種クラスや整備内容・料金はお客様が読めるサイズのフォントで掲示し
てください。
ζΜΘΓȜέΞͻȜΙͿΛ· řĭııı řĭııı řĭııı řĭııı ϋΐϋͼσ۟ řĭııı řĭııı řĭııı řĭııı
IJij ̥ܢതུܖၳ řĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı ͼσέͻσΗȜ۟ řĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı
৬ဥȁࣣࠗ řřĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı ͺϋέͻσΗȜ۟ řřĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı
Ľ ඤ Ŀ ུܖၳ řřĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı ͺ·ςȜȜ۟ řřĭııı řřĭııı řřĭııı řřĭııı
༗հܖഐࣣऔၳ řĭııı řĭııı řĭııı řĭııı έυϋΠήτȜ΅ΩΛΡ۟ řĭııı řĭııı řĭııı řĭııı
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要件 ❶ 土日祝日のピーク利用人数に合わせてイス・テーブルを配置する事で、ゆとりのある 要件 ❶ 湯茶もてなしは、スタッフが質感のある器で提供します。
ラウンジ空間が生まれます。 ❷ どうしてもドリンクサーバーを設置する場合は、店舗のトーン&マナーに配慮します。
❷ イスは肘掛付と肘掛無のタイプがあります。テーブルは円形と四角のタイプがあります。 ❸ 雑誌ラック、新聞ラック、Wi-Fi ネットワーク、充電用コンセント、観葉植物などを設置して
目的に応じて配置してください。 ください。
❹ 雑誌・書籍はお客様のニーズに沿ったものを えて整理整頓し、綺麗な状態を保ちます。
待合機能の充実 ⑦ シースルーウインドウ ⑥
機能 店舗内のいたる所でマツダブランドを感じながら、楽しく待っていただけるように家具を 機能 お客様に安心感を感じていただくため、カスタマーラウンジから工場の作業状況が見れるウ
設置します。 インドウを設置します。
要件 ❶ シースルーウインドウは、出来るだけ大きな開口部を設けてください。
❷ クイックサービスベイを設置した際には、お客様がラウンジから工場に直接移動できる扉
を設置してください。
目的 お客様の大切なお車をお預かりし、万全な整備作業を行います。 新・中古車説明 商談
お出迎え 納車 お見送り
○清潔な工場・清潔感のある身だしなみ
サービス受付 楽しく待つ 車の引渡し
○スタッフが作業しやすいレイアウト
○お客様の安全性や快適性に配慮する
○空調をはじめとした、スタッフの職場環境に配慮する
○店舗全体のトーン&マナーとマッチした内外装カラー
d 工場外観イメージ 工場内イメージ
工場イメージ
※詳細は「サービスファシリティガイド(サービスショップ編)」参照のこと
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
アメニティゾーン f p E-18
目的 お客様に配慮した設備を整え、店舗内で快適に過ごしていただきます。 新・中古車説明 商談
お出迎え 納車 お見送り
○清潔で安全に配慮したキッズコーナー
サービス受付 楽しく待つ 車の引渡し
○清潔で広くバリアフリーに配慮した男女別トイレ、多目的トイレ
○わかりやすい案内サイン
○ベビールーム
○喫煙室
f キッズコーナーイメージ p トイレイメージ
要件 ❶ お子様のサイズを考慮したモジュールです。肌触りの良い素材を使用し、清潔面と安全性 要件 ❶ 安全・衛生に配慮して、マツダブランドと店舗イメージに沿ったベビールーム環境を計画してください。
に留意します。(参考:BUG アイテムカタログ) ❷ 小物・備品類は、店舗のトーン&マナーに沿ったものをご用意ください。 (参考:小物類カタログ)
❷ 車両商談のお客様にも、サービスのお客様にも配慮して配置してください。
❸ ガラスウィンドウ付近に配置する場合は、十分な間隔を設けるなどの安全に配慮してください。
ベビールームの推奨設備
❹ 柱の角や、ガラスエッジ等の危険箇所には、緩衝材設置などの対応をほどこしてください。
(・手洗い器)
❺ 道路からの見栄えを考慮した配置としてください。
(・ミラー)
❻ おもちゃ、知育玩具、絵本、収納ボックス等を備えます。 ・電気ポッド用カウンター
❼ おもちゃ等は、店舗のトーン&マナーに沿ったものをご用意ください。
(参考:店舗小物類カタログ) ・ベビーベッド
・授乳用イス
・ダストボックス
(・チェンジングボード)
・換気設備
※写真はイメージです。
※他の設備につきましては、協議の上、計画してください。
喫煙室 ④
機能 店舗内では分煙を徹底してください。
要件 ❶ 小物・備品類は、店舗のトーン&マナーに沿ったものをご用意ください。
❷ キッズコーナー、ベビールームとの距離感に配慮してください。
喫煙室の推奨設備
(・スタンドタイプ分煙機)
(・テーブルタイプ分煙機)
・スタンド灰皿
・ベンチ
・換気設備
※写真はイメージです。
※他の設備につきましては、
協議の上、計画してください。
要件 ❶ マツダブランドと店舗イメージに沿ったトイレ環境を計画してください。 要件 ❶ マツダブランドと店舗イメージに沿ったトイレ環境を計画してください。
❷ 小物・備品類は、店舗のトーン&マナーに沿ったものをご用意ください。
(参考:小物類カタログ) ❷ 小物・備品類は、店舗のトーン&マナーに沿ったものをご用意ください。
(参考:小物類カタログ)
多目的トイレの推奨設備
・洋式便器 ・ハンドドライヤー
・紙巻器 ・オストメイト設備
・手すり ・ベビーチェア
・車いす対応手洗い器 ・換気設備
・車いす対応ミラー
※写真はイメージです ※他の設備につきましては、
協議の上、計画してください。
※写真はイメージです ※他の設備につきましては、
協議の上、
計画してください。 ※写真はイメージです。協議の上、
計画してください。
i バックオフィスイメージ i 会議室兼休憩室イメージ
i 給湯室イメージ i 手洗い場イメージ
要件 ❶ 接遇品質を高めるため、また、個人情報等の漏えいを防止するために、お客様から事務所 要件 ❶ お客様から給湯室内が見えないよう配慮してください。
内が見えないよう配慮してください。 ❷ 商談コーナー、
カスタマーラウンジへの動線に配慮してください。
❷ 総合カウンター、商談コーナー、カスタマーラウンジへの動線に配慮してください。 ❸ 機能性を重視した設備を導入し、
スタッフがスムーズに作業ができるよう配置してください。
❸ スタッフが効率よく執務できる設備を備え、バックオフィス内の動線に配慮してください。
❹ 個人情報等を保管する什器は、施錠が出来るようセキュリティ環境を整えてください。
給湯室の推奨設備
・流し台
・作業用カウンター
・冷蔵庫(冷たい飲み物用の氷が作れるもの)
・製氷機(冷蔵庫だけでは不足の場合)
・茶器(最大来場数)
・ドリンクサーバー
・食器洗浄機 / 食器乾燥機
・食器棚(最大来場数分の食器を収納できるもの)
※写真はイメージです ※他の設備につきましては、協議の上、計画してください。
※写真はイメージです
目的 お客様に安心してご覧いただけるようゆったりと車を展示し、ディーラー店舗としての品質を提供します。 新・中古車説明 商談
お出迎え 納車 お見送り
○展示場をバックフェンスで囲い、車両置き場と明確に区別する
サービス受付 楽しく待つ 車の引渡し
○店舗全体のトーン&マナーに沿った展示ツールを使用
○展示車メンテナンスのスペースを設ける(推奨)
○写真撮影用のスペースを設ける(推奨)
q 総合店舗中古車展示場イメージ q 中古車専売店展示場イメージ
q 中古車専売店展示場イメージ q 中古車専売店店舗棟・再生場・洗車場イメージ
敷地計画
展示車メンテナンススペース
(推奨)
洗車場
再生場
車両置場
写真撮影スペース
(推奨)
サービス工場
展示車メンテナンススペース(推奨)・・・展示前・納車前の車両のメンテナンスを行うスペース。
屋根を設置し、夏場や悪天候時の作業環境を維持する。
メンテナンス用具の収納も確保する。
前列中古車スペース
写真撮影スペース(推奨)・・・・・・・・インターネットへ掲載する中古車物件の写真を撮影するスペース。
展示エリアと区別し、展示車の移動を伴わず、他の車両の
写りこみを気にすることなく撮影作業が行える。
バックフェンスの背景を使用することで、ひと目で
マツダディーラーと認知され、車両の品質感を向上させる。
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2016.03
中古車展示ゾーン
中古車専売店 E-23
敷地計画
写真撮影スペース
(推奨) 展示車メンテナンススペース(推奨)
ĺııȿĺıı
再生場 洗車場
内側中古車スペース・・・・・・・・・・自銘柄・他銘柄の車を展示。
お客様が展示場内をスムーズに行き来できるよう、
23/ 23/
動線に配慮したレイアウトを行う。 写真撮影
23/
メンテナンス用具の収納も確保する。 内側中古車スペース
23/
写真撮影スペース(推奨)・・・・・・・・インターネットへ掲載する中古車物件の写真を撮影するスペース。 23/
展示エリアと区別し、展示車の移動を伴わず、他の車両の
写りこみを気にすることなく撮影作業が行える。 前列中古車スペース 前列中古車スペース
バックフェンスの背景を使用することで、ひと目で
マツダディーラーと認知され、車両の品質感を向上させる。
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
中古車展示ゾーンの展開 E-24
バックフェンス ⑥ 展示車メンテナンススペース(推奨) ⑥
機能 展示エリアを囲むように配置します。 機能 展示前・納車前の車両メンテナンスを行います。
明確に展示場を表し、預り車・展示前車両の目隠しとなります。 屋根を設置し、
夏場や悪天候時の作業環境に配慮します。
要件 ❶ 車両の出入りを考えて、
配置してください。
❷ メンテナンス用具の収納も設置してください。
写真撮影スペース(推奨) ③ 中古車売場環境の整備 ③
機能 インターネットへ掲載する車両の写真を撮影します。 要件 ❶ 店舗のトーン&マナーに沿った施設、
サインなどを設置してください。
要件 ❶ 展示エリアと区別し、展示車の移動を伴わず、他の車両の写りこみを気にすることなく撮
影できる場所に設けてください。
❷ 背景には、ひと目でマツダディーラーと認知され、車両の品質感を向上させるバックフェ
ンスを設置してください。
❸ わかりやすくデザイン性の高い車両情報ボードを設置してください。
新築店舗・改装店舗とも、以下の手順にそって店舗プランニングを行います。
1 店舗内での「新車展示ゾーン」
「商談ゾーン」
「サービス接客ゾーン」
「スタッフゾーン」の
4 つのゾーン配置を、総合カウンターからの動線に配慮して構成します。
7
車両置場
サービス工場
ゾーン またメインエントランス、お客様駐車場等が機能的に連携するよう配慮します。
給湯室はアクセスしやすい総合カウンター背面が望ましいです。
5
シースルーウインドウ
多目的
スペース スタッフ
ゾーン 2 屋外展示からショールーム奥まで貫くよう、クルマの花道を設置します。
サービス接客 (前面コーナーから奥コーナーへ斜めに配することでショールームに奥行き感と動きを出す)
レセプション
ゾーン
ゾーン
アメニティ
1 「走る歓び」
「エモーショナルなデザイン」を体感していただくために、クルマは花道に
お客様 ゾーン 沿って走るイメージで配置します。
駐車場
総合 給湯室
3
メイン
エントランス カウンター
ブランドマーク
3 店舗の正面入口に面して「総合カウンター」を配置し、その背面にブランドマーク(シス
テムパネル)を設置します。
2
屋外新車展示
&試乗車ゾーン 新車展示ゾーン 4 新車展示ゾーンの側に「商談ゾーン」を配置します。
中古車展示
ゾーン
商談ゾーン
4 商談ゾーンの床面は、木目調を基本とします。
5 総合カウンターから店内及び店外が見渡せるよう、新車展示ゾーンの反対側に
「サービ
ス接客ゾーン」を設けます。
「サービス接客ゾーン」のカスタマーラウンジ床面はホワイ
トもしくは木目調を基本とします。
6 新車展示ゾーンの天井には、花道の動きと連動したルーバーを設置し、空間全体で
ダイナミックな
「疾走感」
を表現します。
5 スポット照明を用いて、
車両1台毎に照明をしっかり当てこみます。
4 6 7 「サービス工場ゾーン」は「サービス接客ゾーン」に隣接して設けられ、シースルーウイン
ドウなどで工場の作業状況がお客様から見えるものとします。
8
8 キッズコーナーは、車両商談のお客様にもサービスのお客様にも配慮して配置してくだ
さい。商談コーナーセットを隣りに配置すると、お子様連れの対応が可能になります。
喫煙ブースとの距離感に配慮します。
4つのデザインコンセプトより開発された7つの共通部材を使用することで、共通のファサードデザインを実現します。
サインガイドの「タイプ A 設置基準ページ」を以下に添付
新築店舗はタイプAとする。
ただし、前面道路に正対する門型、L型、逆L型ファサードを構成できること。
パラペットボーダーを建屋最上部に設置出来ること。
また、除雪エアではないこと。
以上の条件を満たさない場合は、新築店舗においてもタイプBとする。
■ 以下の場合は新築物件でもタイプBを採用する
パース
4つのデザインコンセプトより開発された7つの共通部材を使用することで、共通のファサードデザインを実現します。
サインガイドの「タイプB設置基準ページ」を以下に添付
改装店舗はタイプBとする。
下記の場合は、新築・改装を問わずタイプBを採用する ただし、新築店舗においても、タイプAの設置基準に
満たない場合は、タイプBとする。
パース
① 2面が前面道路になっている ② クランクしている ③ 鈍角
ショールームウィンドウが り込んでいる
外装色の考え方 外装仕様
施設の外装色は、クルマやサインを引き立てるよう、店舗デザインコンセプト 以下の表は、マツダが指定・推奨する外装のカラー及び仕上材です。
の「品格あるたたずまい」に基づいた、
「品格・質」
を感じさせるカラーとします。
● 外装壁仕上色
主な部位 色・艶 日塗工 番号 マンセル値
●外装軒天井仕上色
主な部位 色 メーカー 材料 型
キャノピー
指定 屋外展示場軒天
GL5085(木質系色) ヨドスパン指定 金属スパンドレル 1F目地有
※上記他塗装仕上げの場合……………外装壁仕上色の基準色(黒 / シルバー)に準ずる
※指定に関してはキャノピーから連続している店頭部までを基本とする
●新車屋外展示場 ( 床 )
コンクリート面
コンクリート土間・タイル アスファルト面塗装
押型デザイン工法
※工場領域は、
「サービスファシリティガイド ( サービスショップ編)」参照のこと
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᭱ప ᭱ప
※路面標示全般について、バリアフリー法など所轄行政の指導・運用規則がある場合は、それに倣い検討及び計画してください。
※車止めの高さは、車高の低いクルマに対応できる 100mm 以内とします。
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2016.03
内装基準 1 F-06
店舗棟内装仕上表
クルマを美しく見せる環境とお客様にくつろいでいただくために、内装素材と色調基準を設定します。
以下の表を参考にしてください。
その他の諸室については、店舗のデザインコンセプトに沿った内装素材・色調を計画してください。
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MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2016.03
内装基準 2 F-07
店舗棟指定床材
指定床材の設置範囲・貼り方については、以下の表を参考にしてください。
また、床の汚れを防ぐためには、定期的なワックスメンテナンスが必要です。
塩ビタイル 目地材
塩ビタイル 黒タイル
・クルマの花道 品 名:MZ-15100 (川島織物セルコン) ※角R加工有
サイズ:457.2mm×457.2mm t=3.0mm
3.5
・総合カウンタースペース
2.8
3
・サービス受付カウンター 目地材 黒 3.5 457.2
457.2
スペース 品 名:MZ1500-3 (川島織物セルコン)
サイズ:幅3.5mm×全厚2.8mm×長さ930mm 3.5
塩ビタイル 目地材
塩ビタイル 白タイル
品 名:MZ-15200 (川島織物セルコン) ※角R加工有
※角R加工 有
コーティング処理済
3.5
・カスタマーラウンジ サイズ:457.2mm×457.2mm t=3.0mm
2.8
3
3.5 457.2
457.2
目地材 灰
品 名:MZ1500-1 (川島織物セルコン) 3.5
サイズ:幅3.5mm×全厚2.8mm×長さ930mm
・ショールーム 塩ビタイル
150
品 名:MZ-15300 (川島織物セルコン)
・商談スペース サイズ:150mm×914.4 t=3.0mm
3
914.4
・カスタマーラウンジ
目地材 なし
(狭小店舗等貼り分けが困難な場合)
※目地材も指定材となります。
クルマを美しく 店舗の魅力を
魅せるひかり 引きだすひかり
展示車両の造形を見せる光源の選定 お客様がゆったりと過ごせる快適な色温度を設定
展示車両の塗装が映える高演色スポットライトを使用 上質な空間を演出するための明るさ感をつくる
展示車両がより際立つ照度対比を設定 インテリア家具にあう意匠照明を使用
全車種を美しく見せる照射方法と取付位置の設定
※工場棟照明計画は「サービスファシリティガイド(サービスショップ編)」参照のこと
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
内装基準 4 F-09
店舗棟照明計画 2 ―クルマを美しく魅せるひかり―
展示車両の造形を美しく見せる光源の設定 展示車両のカラーが映える高演色スポットライトの採用
○展示車用の照明は、点光源を使用してください ○展示車の照明は、ハイブランドのブティックなどで使用される高演色の LED
○蛍光灯などの線光源を使用すると、展示車のボディやガラス面に線状の スポットライトを使用してください。
光源が映り込むため、造形が美しく見えません。 ○演色性の高い光は、赤の色味をより鮮明に表現できるため、ソウルレッドプ
レミアムメタリックのボディカラーを、より美しく見せることができます。
通常演色 LED照射イメージ
CH=3,800 CH=3,
DL3
CH=2,500
DL3
CH=2,500
DL3
CH=2,500
CH=3,800 CH=3,000
CH=3,800 CH=3,000
DL4 DL4
CH=3,000
CH=3,800
照明対比 イメージ
(比率1:3∼4)
4143[(
457+3)
×9+3]
(lx) PN2b
2500
CH=3,800 靴箱
PN1
壁面マグネット
1500
4 位置 PN3b PN2b
PN2b PN1
900 ×900
PN3b
飾棚
CH=5,100
1000
色温度:4000K エリア 色温度:3000K エリア
500
照度対比
※色温度:光源には青白いものや、赤みのあるものなど様々あります。
0 1 位置 この光の色を物理的な数字で表したものを色温度と言います。
商談スペース 車両展示 通路 カスタマーラウンジ 総合カウンター
物体は温度を上げていくと光を放ち、光の色が赤→黄→白→青白と変化します。
色温度 2000K(ケルビン)程度はローソクの火、6000K 程度はお昼頃の太陽光、
10,000K 以上となると快晴の空の色となります。
・① 展示車両のホイールベースのセンターを基準に設定(中心軸) 参考照射イメージ
・② 中心軸から各スポット照明の位置を設定
・車両への照射角度
・③ 各々のスポット照明の照射角度を設定
※1 車両につき 12 台で照射 500 1200 1800 400 2800 1000 600 500 1200 1800 400 2800 1000 600
30° 30°
55° 55°
40° 40°
:車両の中心軸
3600~4400
50° 70° 50° 70°
4000
70° 70°
:ピックアップポイント
45° 45°
2000(1800~2200) 2000(1800~2200) 500 1200 1800 400 2800 1000 600 500 1200 1800 400 2800 1000 600
25° 25° 30° 50° 15° 30° 35° 30° 50° 15° 30° 35°
CH4000
CH4000
・間接照明(コーブ照明)
600 200 200
1000
4000
3000
・間接照明(コーニス照明)
800 200
ペンダント取付 イメージ
1000
4000
3000
・ウォールウォッシャー照明
600 200 200
1000
600
4000
3000
MAZDA DEALER PLANNING GUIDE|2015.04
内装基準 8 F-13
店舗棟照明計画 6 ― 店舗棟照明リスト―
店舗設計の際には、下の表を参考に照明を計画してください。
照度・演色性・色温度・器具色の設定を守ることで、上質な店舗空間を演出することができます。
基準値【設定高:FL+1.0m】
対象部位 ポイント
基準照度【lx】 演色性【平均 [Ra]】 色温度【K】 器具色
□清潔、安全性 □オートライト
トイレ(男子・女子・多目的) 200 - 3,000 白
□内装 ト-ン&マナ-との調整
□清潔、温もり、柔かさ □ベース照明推奨:壁面ブラケット照明・間接照明
ベビ-ル-ム 100~200 70-85 3,000 白
□寝ているお子様に直接照射しないレイアウト □サブ照明推奨:スタンドライト
※工場領域は、
「サービスファシリティガイド ( サービスショップ編)」参照のこと