You are on page 1of 48

ファーストステップガイド

このたびは本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。

• 本製品を、正しく安全にご使用いただくため、また性能を十分理解していただくために、
この取扱説明書を必ずお読みいただき、大切に保管してください。
• 本書の内容の一部または全部を、無断で複写・複製することはできません。
• 本製品の仕様ならびに本書の内容は、予告なしに変更することがあります。
• 本製品および本書の内容について、万一ご不審な点や誤り、記載漏れなど、お気づきの
点がありましたら、当社あてにご連絡ください。
• 本製品の故障の有無にかかわらず、本製品をお使いいただいたことによって生じた直接
ないし間接的な損害に対して、当社は一切の責任を負いません。
• 本製品により作られた製作物に対して生じた、直接ないし間接的な損害に対して、当社
は一切の責任を負いません。

LEF-20_STA_JP.indb 1 2013/09/24 16:05:38


この装置は、クラス A 情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起
こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがありま
す。
VCCI-A

本システム(きょう体と安全装置を含む)は、クラス 1 レーザ機器です。

【注意】
ここに規定した以外の手順による制御や調整は、危険なレーザ放射の被ばくをもたらします。

IEC 60825-1 Edition 2.0(2007-03)

【本システムのレーザ仕様】(きょう体を含む)
最大出力:46.5 μ W、パルス持続時間:3.0μs、波長:655nm

本製品は GPL/LGPL 適用ソフトウエアを使用しており、お客様にはこのソフトウエアのソース・


コードを入手、改変、再配布する権利があります。本製品に使用されている GPL/LGPL 適用ソー
ス・コードの入手を希望されるお客様には、当社 Web サイトからのダウンロードにて提供して
おります。具体的な入手方法につきましては、以下をご参照ください。
URL: http://www.rolanddg.com/gpl/

当社は TPL グループより MMP 技術のライセンスを得ています。

LEF-20_STA_JP.indb 2 2013/09/24 16:05:38


目次

目次. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1 はじめての印刷 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
基本操作の流れ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
本機のご紹介 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
使用可能なメディアと領域. . . . . . . . . . . . . . . . 30
付属の説明書について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
印刷可能領域. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
Roland OnSupport について. . . . . . . . . . . . . . . . 2
STEP 1:電源オン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
本機の特長. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
STEP 2:メディアの取り付けと高さの設
ECO-UV インクの特長. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
こんなことができます. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 1. メディアを取り付ける(メディア
のセットアップ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
安全にお使いいただくために . . . . . . . . . . . . . . . . 4
2. メディアの高さを自動で設定する . . . 33
取り扱い上のお願い. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 STEP 3:テストプリントとノーマルク
プリンター本体 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 リーニング. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
インクカートリッジ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 1. テスト用メディアにテストプリン
トをする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
各部の名称と機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 2. ノーマルクリーニングをする. . . . . . . . 35
プリンター本体 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 STEP 4:本番印刷をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
前面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 1. 『STEP 2:メディアの取り付けと高
背面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 さの設定』(P.32)をする. . . . . . . . . . . . . . 36
操作パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 2. 本 機 で 設 定 し た 印 刷 エ リ ア を
VersaWorks に取り込む. . . . . . . . . . . . . . . . 36
操作パネルの表記とはたらき. . . . . . . . . . 12
3. VersaWorks から印刷データを出力
表示画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
STEP 5:1 日の作業終了後のテストプリ
本機を使う準備をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
ントとノーマルクリーニング. . . . . . . . . . . . . . 41
STEP 1:付属品を確認する. . . . . . . . . . . . . . . . 14
STEP 6:電源オフ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
STEP 2:設置場所を決める. . . . . . . . . . . . . . . . 15
温度と湿度 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
設置スペースと高さ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
換気について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
STEP 3:梱包材を取り外す. . . . . . . . . . . . . . . . 17
STEP 4:廃液シートを取り付ける . . . . . . . . . 18
STEP 5:ケーブルを接続する. . . . . . . . . . . . . . 19
STEP 6:初期設定をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
STEP 7:はじめてのインク充てん . . . . . . . . . 21
インクカートリッジの取り付けかた . . . 22
1. SOL INK 洗浄カートリッジでプリ
ントヘッドを洗浄する. . . . . . . . . . . . . . . . . 22
2. 各色のインクカートリッジを差し
込む. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
STEP 8:ネットワークの設定. . . . . . . . . . . . . . 24
はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
コンピューターのネットワーク設定
をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
プリンターのネットワーク設定をする. . . 26 記載されている会社名、製品名は、各社
ソフトウェア RIP のポートを設定する. . . 28 の商標および登録商標です。

http://www.rolanddg.co.jp/
Copyright © 2013 Roland DG Corporation
1

LEF-20_STA_JP.indb 1 2013/09/24 16:05:38


本機のご紹介

付属の説明書について 本機の特長
本機には以下の取扱説明書が付属してい 本機は以下の特長を備えています。
ます。
厚みのある材料の印刷にも対応
LEF-20 ファーストステップガイド(本
本機は、薄い紙から厚みのある材料まで
書)
印刷できるプリンターです。UV インクを
本機の設置方法からはじめての印刷まで 使い、さまざまなメディア(印刷する材
書かれています。はじめに必ずお読みく 料の総称)に高画質な印刷をすることが
ださい。 できます。

LEF-20 マスターガイド ヘッドギャップセンサー

本機を使ったより詳細な印刷方法の説明 テーブルに設置したメディアの高さを自
や、メンテナンス方法、トラブルシュー 動または手動で設定します。設定した高
ティングなどが書かれています。 さに合わせて、高画質で安全に印刷でき
るように自動でテーブルの高さを調整し
Roland VersaWorks クイックスタートガ
ます。
イド
レーザーポインターによる印刷開始位置
付 属 ソ フ ト ウ ェ ア RIP の Roland /範囲の指定
VersaWorks に関するインストール方法や
基本操作などが説明されています。 搭載されたレーザーポインターで、簡単
に正確な場所に印刷開始位置や印刷範囲
ホワイト & グロスインクガイド
を指定することができます。印刷の前に
Roland VersaWorks クイックスタートガイ 印刷範囲を確認することもできるため、
ドに引き続き、お読みください。ホワイ 失敗を防ぐことができます(プレビュー
トインク、グロスインク特有の印刷デー 機能)。
タ作成方法や印刷方法などが説明されて
います。
ECO-UV インクの特長
本 機 は、ECO-UV イ ン ク を 採 用 し て い ま
Roland OnSupport について す。ECO-UV インクは、紫外線を照射する
Roland OnSupport をお使いのコンピュー ことで瞬時にメディアに定着するインク
ターにインストールすると、プリンター です。従来のインクで印刷が困難であっ
のインク状況やエラーなどをコンピュー たメディアに印刷が可能です。ECO-UV イ
ターや携帯のメールにお知らせします。 ンクは6色(シアン、マゼンタ、イエロー、
また、製品のアップデートやその他サポー ブラック、ホワイト、グロス)ラインアッ
ト情報を Roland OnSupport から入手でき プしています。
ます。
Roland OnSupport は以下の URL からダウ
ンロードできます。

http://www.rolanddg.co.jp/download/
color/updater/on_support.html

LEF-20_STA_JP.indb 2 2013/09/24 16:05:38


本機のご紹介

こんなことができます
本機を使ってできることをご紹介します。
下図のイラストは本機を使って印刷できる制作物の一例です。

※印刷面の起伏には制限があります。詳細は『マスターガイド』を参照してください。

LEF-20_STA_JP.indb 3 2013/09/24 16:05:39


安全にお使いいただくために

本機の取り扱いによっては、人に危害が及んだり、ものに損害を与えたりすることがあります。これ
らを未然に防ぐため必ず守っていただきたいことを、次のように説明しています。

警告と 注意の意味

警告 取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内
容を表しています。

取り扱いを誤った場合に、使用者が傷害を負う危険が想定される場合および物的

注意
損害のみの発生が想定される内容を表しています。

※ 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットにかかわる拡大損害を表しています。

図記号の例

は、注意(危険、警告を含む)を表しています。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「感電注意」を表しています。

は、禁止(してはいけないこと)を表しています。
具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表しています。

は、強制(必ずすること)を表しています。
具体的な強制内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜け」を表しています。

LEF-20_STA_JP.indb 4 2013/09/24 16:05:39


安全にお使いいただくために

正しく操作しないとけがをします

警告 注意
この説明書の操作手順を必ず守る。取り はさみ込みや巻き込みに注意。
扱い方法を知らない人にはさわらせない。 うっかりさわると、手がはさまれたり巻き
取り扱いを誤ると、思わぬ事故の原因にな 込まれる場所があります。注意して作業し
ります。 てください。

子供を近づけない。 ネクタイ、ネックレス、だぶだぶの服を
着けて作業しない。長い髪はきちんと結
子供にとって危険な場所や部品があり、け ぶ。
が、失明、窒息など重大な事故の恐れがあ
ります。 機械に巻き込まれ、けがをすることがあり
ます。
酒や薬を飲んでいるときや、疲れている
ときは、作業しない。 きれいに片づけられた、明るい場所で作
業する。
適切な判断を要する作業があります。判断
力が鈍ると、思わぬ事故の原因になります。 暗く散らかった場所は、つまずいた拍子に
機械に巻き込まれるなど、思わぬ事故の原
用途以外の使い方や、能力を超える無理 因になります。
な使い方をしない。
本機に乗ったり、寄りかかったりしない。
けがや火災の原因になります。
人が乗るようには作られていません。部品
アクセサリ類(オプション品、消耗品、 が外れて転落する恐れがあります。
電源コードなど)は、本機に適合する純
正品を使用する。
適合しないものは、思わぬ事故の原因にな
ります。

清掃、メンテナンス、オプション品の着
脱をするときは、電源コードを抜く。
通電したままでは、けがや感電の恐れがあ
ります。

分解、修理、改造をしない。
火災、感電、けがの原因になります。修理
は、専門のサービスマンにお任せください。

LEF-20_STA_JP.indb 5 2013/09/24 16:05:39


安全にお使いいただくために

ショート、感電、火災の恐れがあります

警告 警告
本機の定格(電圧、周波数、電流)に適 電源プラグにいつでもすぐ手が届くよう
合するコンセントに接続する。 にしておく。
電圧が違ったり、電流に余裕がないと、火 緊急時にすばやく電源プラグを抜くためで
災や感電につながります。 す。コンセントのそばに機器を設置してく
ださい。また、コンセントにすぐ近づける
だけのスペースを空けてください。

火花、煙、こげた臭い、異音、異常な動
作が発生したら、すぐに電源プラグを抜
く。部品が損傷している場合は使用しな
い。
そのまま使うと、火災、感電、けがの恐れ
定格電源表示
があります。当社へご連絡ください。

付属の電源コードを他の製品に使用しな
屋外、水のかかる場所、湿気の多い場所
い。
では使わない。ぬれた手で触らない。
火災や感電の恐れがあります。

内部に異物を入れない。液体をこぼさな
い。
通気口からコインやマッチを差し込んだり、
飲み物をこぼすと、火災や感電の原因にな
ります。もし内部に入ってしまった場合は、
すぐに電源コードを抜き、当社までご連絡
ください。

近くに燃えやすいものを置かない。近く
で可燃性スプレーを使わない。ガスの充
満する場所では使わない。
引火や爆発の恐れがあります。

電源コード、プラグ、コンセントは、正
しくていねいに取り扱う。傷んだものは
使わない。
傷んだものは、火災や感電の原因になりま
す。

延長コードやテーブルタップは、本機の
定格(電圧、周波数、電流)より余裕の
あるものを使う。
たこ足配線や長い延長コードは、火災の原
因になります。

アースに接続する。
万一の故障で漏電したときに、火災や感電
にいたるのを防ぎます。

LEF-20_STA_JP.indb 6 2013/09/24 16:05:40


安全にお使いいただくために

電源コード、プラグ、コンセントのご注意

物をのせない、傷つけない ぬらさない

無理に曲げない、ねじらない 熱を加えない

無理に引っぱらない ほこりは火災のもと

束ねない、巻かない

LEF-20_STA_JP.indb 7 2013/09/24 16:05:40


安全にお使いいただくために

インク、洗浄液、廃液は引火します/人体に害があります

警告 警告
作業場所に火気を持ち込まない。 インク、洗浄液、廃液は、目に入れたり、
皮膚に付けたり、飲んだり、臭いをわざ
インクや廃液に引火する恐れがあります。
と吸い込んだりしない。
インク、洗浄液、廃液は、次の場所に保 健康を害する恐れがあります。
管しない。
• 火気のある場所
注意
• 高温になる場所
作業場所は、換気する。
• 漂白剤などの酸化剤、爆発物のそば
換気しないと、インクの臭いで健康を害し
• 子供の手の届く場所
たり、引火する恐れがあります。
火災の恐れがあります。子供が誤って飲む
と、健康障害の恐れがあります。
インクカートリッジに衝撃を与えたり、
分解したりしない。
インクカートリッジを火の中に投げ入れ インクが漏れ出すことがあります。
ない。
インクが流れ出て燃え広がり、近くのもの
に燃え移る恐れがあります。

飲んだり、気分が悪くなったりしたときは

• 目に入ったときは、すぐに水で 15 分間以上洗い流す。目の刺激が続くときは、医師の診断を受
ける。
• 皮膚についたときは、すぐに石けんで洗う。刺激を感じたり炎症になりそうなときは、医師の診
断を受ける。
• 飲んだときは、無理に吐かせようとせず、直ちに医師の診断を受ける。無理に吐かせようとする
と、かえって窒息の危険がある。
• 気分が悪くなったときは、空気のきれいな場所で安静にする。めまいや吐き気が続くときには医
師の診断を受ける。

本機の総重量は 110kg あります。

警告 警告
水平で安定した、本機の重量に耐えられ 積み降ろしや据え付けの作業は、4 人以
る場所に設置する。 上で行う。
本機の総重量は 110kg 以上に達します。 少人数での無理な作業は、身体を痛めます。
適さない場所では、転倒、転落、崩落など もし落下すると、けがの原因になります。
重大な事故の恐れがあります。

LEF-20_STA_JP.indb 8 2013/09/24 16:05:40


安全にお使いいただくために

本機は紫外線を使用しています

注意 紫外線についてのご注意

本機はカバーに覆われており、外にもれ
プリントヘッド部から出る青白い光(紫外
線)を長時間じっと見つめない。 る紫外線は低いレベルに抑えられていま
すが、紫外線は取り扱いを誤ると人体に
紫外線を間近で長時間直視し続けると、眼障
害を及ぼします。害の程度は、紫外線の
害の原因になります。
強さ、波長、浴びる時間によります。危
険な波長の強い紫外線を長時間浴びると、
眼障害や皮膚疾患を起こすことがありま
す。ご注意ください。

警告ラベルについて

危険な場所がすぐわかるように、警告ラベルをはってあります。ラベルの意味は次の通りですので、
必ずお守りください。また、ラベルをはがしたり汚したりしないでください。

紫外線に注意
間近で長時間直視しないでください。

はさみこみ注意
カバーを閉じるとき、指をは
さまないよう注意してくださ
い。

火気厳禁
インクや廃液には引火性がありま
す。火気を近づけないでください。

インクは有害です
インクや廃液は有害です。人体との接触は避
けてください。また、換気をしてください。

LEF-20_STA_JP.indb 9 2013/09/24 16:05:42


取り扱い上のお願い

本機は精密機器です。性能を十分発揮す しないでください。プリンターに残っ
るために次のことをお守りください。守 たインクが固まり、プリントヘッドが
られないと十分な性能を発揮できなかっ 目づまりすることがあります。
たり、誤動作や故障の原因になります。 • プリントヘッドは消耗部品です。ご使
用の頻度により定期的な交換が必要で
す。
プリンター本体

本機は精密機器です インクカートリッジ
• 衝撃や無理な力を加えないようていね
インクカートリッジには種類があります
いに取り扱ってください。
• カバーの中やインクカートリッジ挿入 • プリンターに適合した種類のものをお
口など、機械の内部にむやみに手を入 使いください。また、必ず当社純正品
れないでください。 をお使いください。

適切な場所に設置してください 衝撃を加えたり分解したりしないでくださ

• 決まった温度と湿度の場所に設置して
ください。 • 落としたり強く振ったりしないでくだ
• 静かで安定している条件のよい場所に さい。衝撃で中の袋が破れ、インクが
設置してください。 もれ出すことがあります。
• 分解しないでください。
フロントカバーは静かに開閉してくださ
い • インクを補充しないでください。
• インクが手や服などに付いたときは、
• フロントカバーは必ずハンドルを持ち、 なるべく早く洗ってください。放って
完全に開くまたは閉じるまでハンドル おくと落ちにくくなります。
に手を添えてください。静かに開閉し
ないとフロントカバーが故障したりけ 保管について
がをしたりする恐れがあります。
• インクカートリッジに記載されている
使用期限内に使い切ってください。
ハンドル • 直射日光や強い照明が当たらない場所
で保管してください。
• 温度が 5℃以上 35℃未満、湿度 20%
プリントヘッド、UV 照射装置はデリケートで RH 以上 80% RH 以下の風通しのよい場
す 所で、未開封のまま保管してください。
• 開封した場合は、開封したときの袋(遮
• むやみにさわったりメディアをこすら
光袋)の中に入れて、密閉した状態で
ないでください。ていねいに扱わない
保管してください。インクが硬化して
と壊れます。
使用できなくなります。
• プリントヘッドは乾燥すると壊れます。
本機は自動で乾燥を防ぎますが、不適
切な操作をするとこの機能が働かない
ことがあります。本書に従って適切に
操作してください。
• インクカートリッジを抜いたまま放置
10

LEF-20_STA_JP.indb 10 2013/09/24 16:05:43


各部の名称と機能

プリンター本体

前面

ヘッドギャップセンサー ハンドル フロントカバー 操作パネル


メディアの高さの検出で フロントカバーは メディアのセット時 『操作パネル』(P.12)
使います。 ここを持ってゆっ など、必要なとき以外
くりと開閉します。 は閉めておきます。
UV 照射装置
キャリッジファン
印刷中に回転します。
プリントヘッドキャリッジ
プリントヘッドが内蔵され
ています。

カートリッジスロット フラットテーブル
パネルカバー
インクカートリッジを
取り付ける場所です。 廃液ボトル

背面

リンク LED
ネットワークとの接続が正常な状態のとき、緑色で点灯します。

ステータス LED
ネットワークからのデータを受信中に、黄色で点滅します。

イーサネットコネクター
本機をネットワークと接続します。

メイン電源スイッチ

電源コネクター

11

LEF-20_STA_JP.indb 11 2013/09/24 16:05:47


各部の名称と機能

操作パネル

BUSY ランプ
印刷中などに点灯します。
表示画面

TABLE[UP] /[DOWN]
キー カーソルキー

[FUNCTION]キー [SETUP]キー
[MENU]キー
[PAUSE]キー
[ENTER]キー サブ電源スイッチ

操作パネルの表記とはたらき
本書では、操作パネルのキーを以下のように表現します。

キー 名前 機能の説明
[MENU] メニューキー メインメニュー画面を表示します。
[SETUP] セットアップキー セットアップ画面を表示します。
[ENTER] エンターキー 選んだ設定を決定したり、処理を実行したりします。
メニューの設定で使います。
また、メディアのセットアップでは位置調整で使います。
[ ][ ][ ][ ] カーソルキー
• [ ][ ]は、フラットテーブルの前後方向の移動に使います。
• [ ][ ]は、プリントヘッドキャリッジの移動に使います。
[UP] テーブルアップキー フラットテーブルが上がります。
[DOWN] テーブルダウンキー フラットテーブルが下がります。
[FUNCTION] ファンクションキー ファンクションメニュー画面を表示します。
[PAUSE] ポーズキー 印刷を一時停止します。

メモ
メディアのセットアップ時、
[ ]
[ ] [ ] [ ][UP]
[DOWN]を短く一度押すとフラットテー
ブルやプリントヘッドキャリッジが 0.1mm 移動します。押し続けると連続ですばやく移動します。

12

LEF-20_STA_JP.indb 12 2013/09/24 16:05:48


各部の名称と機能

表示画面

カーソル 設定値 方向マーク


設定の変更対象を示しています。カー 変更したい設定(変更 表示された方向のカーソルキーを押
ソルキーで移動することができます。 後)を選びます。 すと、設定を選んだり画面を切り替
えたりすることができます。
IPアドレス ナガサ たんい
192.168.000.003 みり いんち ENTER マーク
[ENTER]を押すと、選んだ設定を決
現在値 定したり、処理を実行したりします。
現在の設定(変更前)を表示します。

13

LEF-20_STA_JP.indb 13 2013/09/24 16:05:48


本機を使う準備をする

STEP 1:付属品を確認する
本機には次のものが付属しています。すべてそろっているかご確認ください。

電源コード/電源プラグア SOL INK 洗浄カートリッジ


ダミーカートリッジ(2) ミストフィルター(2)
ダプター(各 1) (2)

クリーニングスティック 洗浄液(2) ピンセット(1) ワイパー(6)

インクジェットプリンター ファーストステップガイド
ソフトウェア RIP(1) マスターガイド(1)
メンテナンスガイド(1) (本書)(1)

ホワイト&グロスインクガ
六角レンチ(5mm)(1) 廃液ボトル(1) スポンジ(6)
イド(1)

廃液シート(2)

14

LEF-20_STA_JP.indb 14 2013/09/24 16:05:49


本機を使う準備をする

STEP 2:設置場所を決める
P.4 に「安全にお使いいただくために」を記載しています。設置、接続前に必ずお読みください。
静かで安定している条件のよい場所に設置してください。不適切な場所は、事故や火災のもとになっ
たり、誤動作や故障の原因になったりします。

注意 作業場所は換気する。
換気しないと、インクの臭いで健康を害したり、引火したりする恐れがあります。

下記の場所には本機を設置しないでください。
印刷品質低下や機体故障の原因になります。
• 温度・湿度の変化が大きい場所
• 揺れや振動のある場所
• 床が傾いていたり、平らでなかったり、不安定だったりする場所
• ほこりや塵の多い場所
• 直射日光が当たる場所
• 冷暖房器具が近くにある場所
• 水などがかかったり、風が当たったりする場所
• 電磁波など、電気的・磁気的なノイズの多い場所

メモ
設置した時、本機のゴム足が 4 点とも接地していることを確認してください。
ゴム足が浮いているときは、ゴム足を回して高さを調整することができます。

15

LEF-20_STA_JP.indb 15 2013/09/24 16:05:50


本機を使う準備をする

温度と湿度
使っていないときでも、決まった温度と湿度を守ってください。守られない場合、本機の故障の原
因になります。

本機の状態 温度 湿度
動作時 20 ~ 32℃ 35 ~ 80%RH(ただし結露のないこと)
非動作時 5 ~ 40℃ 20 ~ 80%RH(ただし結露のないこと)

設置スペースと高さ
本機をお使いいただくには、以下のスペースが必要です。

1,710mm

作業用床面から 0.6m 以上の


1,210mm 位置に設置してください。
本機は卓上設置型の機器で
す。操作時に電源等の操作部
位に容易に手が届く位置に設
1,450mm
970mm

置してください。

本体スペース

作業スペース

本機の総重量は 110kg あります。本機の四隅を持ち、4 人以上で据え付けをしてください。

換気について
本機は、印刷時や印刷後のしばらくの間、微量ながら目、鼻、のどに刺激を与える揮発成分を発生
します。本機をお使いになるときは、十分な換気ができるよう必ず換気用装置を設置してください。
換気用装置の設置については、お買い上げの販売店または弊社までご連絡ください。

16

LEF-20_STA_JP.indb 16 2013/09/24 16:05:50


本機を使う準備をする

STEP 3:梱包材を取り外す
本機には、輸送の際の振動から守るために梱包材を取り付けてあります。設置が済んだらこれらを
取り外してください。

警告 この作業は電源コードを接続する前に行う。
万が一作業中に電源がオンになると、手をはさむなどけがの原因になります。

• 梱包材は残さずに取り外してください。残したまま電源をオンにすると、誤動作や故障の原因に
なります。
• 梱包材は移送などで必要になりますので、なくさないよう保管してください。
• 本機の移送については、お買い上げの販売店または弊社までご連絡ください。

固定具 A

固定具 B
ネジ

梱包材は、図の場所に保管することができます。あらかじめ梱包材を留めていたネジで固定します。

内部
固定具 A

ネジ 固定具 B

17

LEF-20_STA_JP.indb 17 2013/09/24 16:05:53


本機を使う準備をする

STEP 4:廃液シートを取り付 3. 廃液シートを廃液ボトルが入っていた場


所に敷く。
ける
廃液が廃液ボトルからあふれた場合、本
機内部に廃液が入るのを防ぐためのシー
トです。

メモ
廃液シートが汚れたときは、必要に応
じて予備の廃液シート(付属品)に交
換してください。

1. パネルカバーを開ける。
パネルカバー上部のねじを取り外し、パ
ネルカバーを矢印の方向に引き抜いてく
ださい。

メモ
廃液シートは折り目や浮きができない
ように敷いてください。折り目や浮き
ができると、廃液ボトルが取り付けに
くくなります。

4. 廃液ボトルを廃液シートの上に置き、取
り付ける。

5. パネルカバーを閉じる。

2. 廃液ボトルを取り外す。

18

LEF-20_STA_JP.indb 18 2013/09/24 16:05:56


本機を使う準備をする

STEP 5:ケーブルを接続する

警告 この作業は、すべての電源スイッチをオフにしたままで行うこと。
機械が突然動き、けがをすることがあります

電源プラグアダプター 電源コンセント

電源コード

イーサネット
(100BASE-TX を推奨)
アース線

2 端子コンセントの場合 イーサネットケーブル
(カテゴリ 5 以上)

電話機用ケーブルを差
し込まないでください。

19

LEF-20_STA_JP.indb 19 2013/09/24 16:05:56


本機を使う準備をする

STEP 6:初期設定をする 7. [ENTER]を押す。


以下の画面が表示されます。
ご注意 !
オンド たんい
フロントカバーは必ずハンドルを持ち、 ゚C ゚F
静かに開閉してください。
8. [ ][ ]を押して温度の単位を選ぶ。

9. [ENTER]を押す。
以下の画面が表示されます。

ハンドル インク タイプ センタク


ECO-UV CMYKGlW

10. [][ ]を押してインクタイプ(インク


1. フロントカバーを閉める。 の種類)を選ぶ。

2. メイン電源をオンにする。 インクタイプ 使うインクカートリッジ


ECO-UV インクカートリッジ
シアン、マゼンタ、イエロー、
ECO-UV CMYKGlW
ブラック、グロス、ホワイ
ト(各 1 本)
ECO-UV3 インクカートリッ

ECO-UV3 CMYKGlW
3. [MENU]を押し続けながら、サブ電源ス (※)
シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラック、グロス、ホワイ
イッチを押す。
ト(各 1 本)

※ ECO-UV3 インクは、インクカートリッ
ジに「EUV3」の表示があります。

以下の画面が表示されます。

MENU LANGUAGE
JAPANESE

4. [ ]を押して「JAPANESE」を選ぶ。

5. [ENTER]を押す。
以下の画面が表示されます。

ナガサ たんい
みり いんち

6. [ ][ ]を押して長さの単位を選ぶ。

20

LEF-20_STA_JP.indb 20 2013/09/24 16:05:58


本機を使う準備をする

11. [ENTER]を押す。 STEP 7:はじめてのインク充


以下の画面が表示されます。
てん
ハイエキボトル ヲ 出荷後はじめてインクカートリッジを取
セットシテ クダサイ り付けるには、はじめに洗浄液でプリン
トヘッドを洗浄します。洗浄後、各色の
廃液ボトルの取り付けを確認します。
インクを充てんします。
どのインクカートリッジをいつ抜き差し
するかは、画面に表示されます。
『1. SOL INK 洗浄カートリッジでプリント
ヘ ッ ド を 洗 浄 す る 』(P.22)、『2. 各 色 の
インクカートリッジを差し込む』(P.23)
の指示に従ってください。

準備
12. [ENTER]を押す。
• SOL INK 洗浄カートリッジ 2 本
• お使いになるインクカートリッジ

ご注意 !
• SOL INK 洗浄カートリッジ、及びイン
クカートリッジは必ず新品をお使いく
ださい。
• 指定の種類でないインクや洗浄液は絶
対に使わないでください。

21

LEF-20_STA_JP.indb 21 2013/09/24 16:05:59


本機を使う準備をする

インクカートリッジの取り付けかた 1. SOL INK 洗浄カートリッジでプリン


トヘッドを洗浄する
ご注意 !
• 各色のインクカートリッジは、スロッ 1. 以下の画面が表示されていることを確認
トに表示してある色に合わせて差し込 する。
んでください。間違ったカートリッジ
を差し込むと、故障する可能性があり センジョウエキ せっと
ます。カートリッジの差し間違えには 12
十分注意してください。間違ったカー
トリッジを差し込んだ場合は、お買い
2. 表示されたスロット番号に SOL INK 洗浄
上げの販売店または弊社までご連絡く
カートリッジを差し込む。
ださい。
この操作をすると、以下の画面が表示さ
• カートリッジは、必ず水平に挿入して
れます。
ください。水平に差し込まれないと、
正しく洗浄、充てんできない場合があ ダミーカートリッジ せっと
ります。 すろっと 3 4

メモ
矢印
SOL INK 洗浄カートリッジに色の区別は
ありません。

3. 表示されたスロット番号にダミーカート
リッジを差し込み、[ENTER]を押す。

穴のある面を手前上側に

• 矢印のある面を上向きに
• 抜き差しは 1 本ずつゆっくりと

以下の画面が表示されます。

インク ジュウテン シテイマス


>

センジョウエキ せっと 4. 以下の画面が表示されたら、SOL INK 洗浄


12 カートリッジを抜き取る。
スロットの番号
センジョウエキ ハズス
12

22

LEF-20_STA_JP.indb 22 2013/09/24 16:06:03


本機を使う準備をする

この操作をすると、以下の画面が表示さ 2. 各色のインクカートリッジを差し
れます。 込む
ダミーカートリッジ ハズス
すろっと 3 4 ご注意 !

5. ダミーカートリッジを抜き取り、[ENTER] フロントカバーは必ずハンドルを持ち、
を押す。 静かに開閉してください。

1. インクカートリッジを差し込む前に、す
べてのインクカートリッジを 20 回(10
秒程度)振る。

この操作をすると、以下の画面が表示さ
れます。

センジョウエキ せっと
34
インクの成分が沈殿していると、正常な
6. 抜き取った SOL INK 洗浄カートリッジを 色で印刷ができません。インクの成分が
使って手順 2 ~ 5 を繰り返す。 よく混ざるように、インクカートリッジ
以下の画面が表示されるまで繰り返しま の長さの 2 倍を目安に大きく振ります。
す。 2. 各色のインクカートリッジを差し込む。
ハイエキ ヲ ステテクダサイ 色を合わせて差し込む

7. 廃液を捨てて、空になった廃液ボトルを
取り付ける。

メモ
廃液ボトルの取りはずしかた、取り付
けかたは『STEP 4:廃液シートを取り付
け る 』(P.18) の 手 順 1、2、4、5 を ご
覧ください。 以下の画面が表示されます。

8. 廃 液 ボ ト ル の 取 り 付 け を 確 認 し て、 インク ジュウテン シテイマス


[ENTER]を押す。 >
この操作をすると、以下の画面が表示さ
れます。
ハイエキ ヲ ステテクダサイ
カートリッジ セット
123456
3. 廃液を捨てて、空になった廃液ボトルを
洗浄は完了です。 取り付ける。

23

LEF-20_STA_JP.indb 23 2013/09/24 16:06:04


本機を使う準備をする

4. 廃 液 ボ ト ル の 取 り 付 け を 確 認 し て、 STEP 8:ネットワークの設定
[ENTER]を押す。
インクの充てんは完了です。

5. フロントカバーを閉じる。 はじめに
本機がイーサネットケーブルによって
ネットワークに接続されていることを確
認してください。
本機側のネットワーク設定は、操作パネ
ルから手動で設定する必要があります。
設定方法については『プリンターのネッ
トワーク設定をする』(P.26)を参照して
ください。
また、本機から印刷するには、同梱のソ
フトウェア RIP をお使いのコンピューター
にインストールされている必要がありま
す。インストール方法についてはソフト
ウェア RIP の取扱説明書を参照してくださ
い。

本機にはネットワークインターフェイス
としてプリントサーバが内蔵されていま
す。プリントサーバを利用してネットワー
ク上のどこからでも本機に印刷データを
送ることができます。プロトコルは TCP/
IP を用います。

ご注意 !
ここでは、コンピューターと本機を1
対1で接続する場合を例に説明します。
ここでの手順と設定値がすべての環境
に適合するわけではありません。
お使いのコンピューターが複数のネッ
トワーク機器やインターネットに接続
されている環境では、不適切な設定は
ネットワーク全体に重大な影響を及ぼ
します。各設定の詳細はネットワーク
管理者に相談してください。

24

LEF-20_STA_JP.indb 24 2013/09/24 16:06:04


本機を使う準備をする

コンピューターのネットワーク設定を 3. 〔プロパティ〕をクリックする。
する

手順

1. 「管理者」または「Administrators」グルー
プのメンバーとして Windows にログオン
する。

2. 〔ローカルエリア接続の状態〕ダイアログ
を表示させる。

Windows 7 をお使いの場合

2-1. 〔 スタート〕-〔コントロールパネル〕
をクリックする。
Windows Vista の場合は〔ユーザーアカウ
2-2. 〔ネットワークとインターネット〕を ント制御〕ダイアログが表示されたら〔続
クリックし、〔ネットワークと共有セ
行〕をクリックする。
ンター〕をクリックする。
〔ローカル エリア接続のプロパティ〕が表
2-3. 〔ローカルエリア接続〕をクリックす 示されます。
る。 4. 〔 インターネット プロトコル バージョン
4(TCP/IPv4)〕(Windows 7 / Windows
Windows Vista をお使いの場合
Vista)、または〔インターネットプロトコ
2-1. 〔 スタート〕-〔コントロールパネル〕 ル(TCP/IP)〕(Windows XP)を選び、 〔プ
をクリックする。 ロパティ〕をクリックする。

2-2. 〔ネットワークとインターネット〕を
クリックし、〔ネットワークと共有セ
ンター〕をクリックする。

2-3. 〔状態の表示〕をクリックする。

Windows XP をお使いの場合

2-1. 〔 スタート〕-〔コントロールパネル〕
をクリックする。

2-2. 〔ネットワークとインターネット接続〕
をクリックし、〔ネットワーク接続〕
をクリックする。

2-3. 〔ローカルエリア接続〕アイコンをダ
ブルクリックする。
メモ
〔インターネットプロトコル〕のチェッ
クボックスがオフだった場合は、クリッ
クしてオンにしてください。

25

LEF-20_STA_JP.indb 25 2013/09/24 16:06:04


本機を使う準備をする

5. 〔次の IP アドレスを使う〕を選ぶ。 プリンターのネットワーク設定をす


ご注意 !
記載されているアドレスは設定の一例
です。各設定値の詳細はネットワーク
管理者に相談してください。

1. IP アドレスを設定する

1. [MENU]を押す。
2. [ ]を何度か押して、以下の画面を表示
させる。

6. 次のように入力し、
〔OK〕をクリックする。 メニュー
しすてむ ジョウホウ
項目 入力するアドレス
IP アドレス 192.168.0.XXX 3. [ ][ ]の順に押す。
サブネットマスク 255.255.255.0 以下の画面が表示されます。
「XXX」は 001 ~ 254 の任意の番号です。
しすてむ ジョウホウ
ただし、他のパソコンや機器と重複しな
ねっとわーく
い番号にしてください。ここでは例とし
て IP ア ド レ ス に は[192.168.0.101]、 サ
ブネットマスクには[255.255.255.0]と
4. [ ]を 3 度押す。

入力します。 以下の画面が表示されます。

7. 〔 ローカル エリア接続のプロパティ〕の IPアドレス


〔OK〕をクリックし、〔ローカルエリア接 192.000.000.000
続の状態〕の〔閉じる〕をクリックする。
5. [ ]
[ ]を押して、アドレス番号を選ぶ。

6. [ ]を押す。

7. 手順 5、6 を繰り返して、〔IP アドレス〕


を設定する(192.168.000.XXX)。
「XXX」は 001 ~ 254 の任意の番号です。
ただし、他のパソコンや機器と重複しな
い番号にしてください。
「192.168.000」の部分はコンピューター
の設定と同じにしてください。
ここでは例として[192.168.000.003]と
入力します。

IPアドレス
192.168.000.003

26

LEF-20_STA_JP.indb 26 2013/09/24 16:06:05


本機を使う準備をする

8. 設定が終わったら[ENTER]を押す。 2. サブネットマスクを設定する

9. [ ]を押す。
以下の画面に戻ります。 1. 『1. IP アドレスを設定する』(P.26)の手
順 9 の画面で、[ ]を押す。
ねっとわーく 以下の画面が表示されます。
IPアドレス
ねっとわーく
サブネットマスク

2. [ ]を 2 度押す。
以下の画面が表示されます。

サブネット ますく
000.000.000.000

3. [ ][ ]を押して、アドレス番号を選ぶ。

4. [ ]を押す。

5. 手順 3、4 を繰り返してサブネットマスク
を設定する(255.255.255.0)。
サブネットマスクはコンピューターと同
じ 値 を 設 定 し ま す。 こ こ で は 例 と し て
[255.255.255.000]と入力します。

サブネット ますく
255.255.255.000

6. 設定が終わったら[ENTER]を押す。
7. [ ]を押す。
以下の画面に戻ります。

ねっとわーく
サブネットマスク

コンピューターと本機を1対1で接続す
る場合は、プリンター側の設定はこれで
終了です。『ソフトウェア RIP のポートを
設定する』(P.28)に進んでください。
ゲートウェイアドレスを設定する必要の
ある場合は次の手順『3. ゲートウェイア
ドレスを設定する』(P.28)に進んでくだ
さい。

27

LEF-20_STA_JP.indb 27 2013/09/24 16:06:05


本機を使う準備をする

3. ゲートウェイアドレスを設定する ソフトウェア RIP のポートを設定する

• ソ フ ト ウ ェ ア RIP を イ ン ス ト ー ル し、
1. 『2. サブネットマスクを設定する』 設定をします。出力先には、プリンター
(P.27)の手順 7 の画面で、[ ]を押す。 側で設定した IP アドレスを設定します。
以下の画面が表示されます。 設定手順については、ソフトウェア RIP
の説明書を参照してください。
ねっとわーく
• ネットワーク接続が完了したかどうか
ゲートウェイ アドレス
は、ソフトウェア RIP のテストプリン
ト機能で確認できます。テストプリン
2. [ ]を 2 度押す。
トの方法はソフトウェア RIP の取扱説
以下の画面が表示されます。 明書を参照してください。

ゲートウェイ アドレス
000.000.000.000

3. [ ][ ]を押して、アドレス番号を選ぶ。

4. [ ]を押す。

5. 手順 3、4 を繰り返してゲートウェイアド
レスを設定する(255.255.255.255)。
ゲートウェイアドレスにどのような値
を入力するかはネットワーク管理者に
相 談 し て く だ さ い。 こ こ で は 例 と し て
[255.255.255.255]と入力します。

ゲートウェイ アドレス
255.255.255.255

6. 設定が終わったら[ENTER]を押す。
7. [ ]を押す。
以下の画面に戻ります。

ねっとわーく
ゲートウェイ アドレス

28

LEF-20_STA_JP.indb 28 2013/09/24 16:06:06


はじめての印刷

基本操作の流れ

1 日の作業開始時

1.『STEP 1:電源オン』(P.31)

2.『STEP 2:メディアの取り付けと高さの設定』(P.32)

3.『STEP 3:テストプリントとノーマルクリーニング』(P.34)

本番印刷

4. 2. ~ 3. を繰り返す

5.『STEP 4:本番印刷をする』(P.36)

1 日の作業の終わりに

6.『STEP 5:1 日の作業終了後のテストプリントとノーマルクリーニング』(P.41)

7.『STEP 6:電源オフ』(P.41)

29

LEF-20_STA_JP.indb 29 2013/09/24 16:06:06


はじめての印刷

使用可能なメディアと領域
本書では、印刷に使う印刷対象物を「メディア」と呼びます。

メディアについて 条件
最大サイズ 幅 538 mm×長さ 360 mm×厚み 100 mm
最大重量 5kg

ご注意 !
• 静電気を帯びているメディアは使えません。
• 本機はどんな材質にでも印刷できるわけではありません。メディアの選定にあたっては、必ずテ
ストプリントをして、満足できる印刷品質が得られるか事前に確認してください。
• 印刷面の起伏の差異には制限があります。
""『印刷面に起伏がある場合の高さ設定』(マスターガイド)
• メディアの取り付け方や素材によっては、高さを正しく設定できません。その状態で印刷すると、
本機が故障する恐れがあります。以下のメディアは使わないでください。

浮きあがりやすいメディア 軟らかいメディア
メディアが浮き上がっていると、ヘッド 素材が軟らかいメディアはヘッドギャップ
ギャップセンサーは高さを正しく感知でき センサーを押す力が弱いために、メディア
ません。メディアは必ず浮きあがらないよ の高さを正しく感知できません。
うに貼り付けてください。浮き上がってし
まう場合は市販の粘着テープなどで貼り付
けてください。

30

LEF-20_STA_JP.indb 30 2013/09/24 16:06:06


はじめての印刷

印刷可能領域
最大印刷可能領域:幅 508mm ×長さ 330mm× 厚み 100 mm
※ 最大印刷可能領域は、フラットテーブル上のけがき線の内側です。
※ メディアの最大サイズと最大印刷可能エリアは異なります。

けがき線
330mm

フラットテーブル

メディア 100mm

(機体手前側 )
508mm フラットテーブル

STEP 1:電源オン

フロントカバーを閉める。 メイン電源を
オンにする。

(背面)

サブ電源を
オンにする。

ご注意 !

メイン電源は常時オンにしておいてください。
メイン電源はオフにしないでください。オンにしておくことで定期的に自動メンテナンスをしま
す。自動メンテナンスをしないとプリントヘッドが壊れるなど、本機の故障の原因となります。

フロントカバーは必ずハンドルを持ち、完全に開くまたは閉じるまでハンドルに手を添えてください。
静かに開閉しないとフロントカバーが故障したりけがをしたりする恐れがあります。

31

LEF-20_STA_JP.indb 31 2013/09/24 16:06:07


はじめての印刷

STEP 2:メディアの取り付けと高さの設定

1. メディアを取り付ける(メディアのセットアップ)

ご注意 !
フロントカバーは必ずハンドルを持ち、静かに開閉してください。

1. 以下の画面が表示されていることを確認する。
メディア ヲ セットアップ
シテクダサイ

メモ
この画面が表示されていないときは、セットアップ作業ができません。セットアップをするには、
フラットテーブル上に何も置かれていないことを確認し、[SETUP]を 1 秒以上押し続けます。フ
ラットテーブルが手前に出てきて、メディアをセットアップできる状態になります。

2. フロントカバーを開ける。
3. メディアを固定する。
テストプリントはドット抜けがないか確認するための印刷です。実際に使うメディアではなく、テ
スト用のメディア(幅 80 ×長さ 70mm 以上)を使ってください。

メディア

テープで貼り付け
市販のテープなどでフラットテーブルに直接貼り付けて固定する方法です。薄い紙メディアなど、テー
プの貼り付けだけで固定できるメディアの場合、この方法で固定できます。
フラットテーブル上からはみ出なければどこにでもセットできます。
メディアに折り目やよれがあると、機体内部でぶつかって故障の原因になりますのでご注意ください。

4. フロントカバーを閉じる。

32

LEF-20_STA_JP.indb 32 2013/09/24 16:06:07


はじめての印刷

2. メディアの高さを自動で設定する ることができます。

メディアの高さを自動で検出し、プリン
3. [ ]を押す。

トヘッドを印刷に適した高さに設定しま 以下の画面が表示されます。
す。
ジドウ ケンシュツ
メモ
• 印刷面に起伏がある場合は、起伏幅に
制限があります。 4. フロントカバーが開いているときは閉じ
""『印刷面に起伏がある場合の高さ設定』 る。
(マスターガイド) 次の操作でフラットテーブルが奥に移動
• メディアの高さを手動で設定すること します。この時、メディアがヘッドギャッ
もできます。また、メディアにヘッド プセンサーに強くぶつかると、メディア
ギャップセンサーを接触させたくない が損傷したり、ヘッドギャップセンサー
場合、自動設定は向きません。この場 が故障したりする恐れがあります。
合も手動で高さ設定してください。 メディアの高さを設定しなおしたい場合
は、[ ]を押して『2. メディアの高さを
""『メディアの高さを手動で設定する』
自動で設定する』(P.33)の手順 2 からや
(マスターガイド)
り直してください。
ご注意 !
5. [ENTER]を押す。
フロントカバーは必ずハンドルを持ち、
フラットテーブルが動いてメディアの高
静かに開閉してください。
さ検出を開始します。フラットテーブル
は、前後動作を伴いながらメディアがヘッ
1. [SETUP]を押す。
ドギャップセンサーに触れる位置まで上
[SETUP]が点滅します。
昇します。
2. [ ][ ]
[UP]
[DOWN]を押してフラッ フラットテーブルの動きが止まり、「ピッ」
トテーブルを移動する。 とブザーが鳴ったら設定完了です。
メディア(印刷面)の最も高い位置とヘッ プリントヘッドのインク吐出面から約 1
ドギャップセンサーを接触させます。ヘッ mm離れた位置にメディア高さが自動的
ドギャップセンサーが反応するとブザー に設定されます。
が鳴ります。 メモ
プリントヘッドのインク吐出面とメ
たかさ : 000.0mm
ディアの距離を変更することができま
す。詳しくは、
『メディアとプリントヘッ
ドの距離を広げる』(マスターガイド)
ヘッドギャッ
メディアをヘッドギャッ をご覧ください。
プセンサー
プセンサーに接触させる。

メディア

メモ
ここではフロントカバーを開けて作業す
33

LEF-20_STA_JP.indb 33 2013/09/24 16:06:07


はじめての印刷

STEP 3:テストプリントとノー 3. [ ]を押す。

マルクリーニング 以下の画面が表示されます。

1 日の作業開始時と終了時に、テストプリ クリーニング
ントをしてドット抜けがないかを確認し テスト プリント
ます。ドット抜けがあった場合は、プリ
ントヘッドのクリーニング(ノーマルク 4. [ENTER]を押す。
リーニング)をします。ドット抜けを放 テストパターンが印刷されます。
置するとプリントヘッドが傷みやすいの
で、1 日の作業終了時の確認は忘れないよ グループ A グループ B
うにしてください。
※ ドット抜けとはプリントヘッドに埃な ドット抜け
どが付着し、正常なインク吐出を妨げ
られている状態のことです。

1. テスト用メディアにテストプリン
トをする

1. ホワイトインクカートリッジだけをいっ
たん抜き、インクカートリッジを 20 回(10 ドット抜けがある場合は『2. ノーマルク
秒程度)振って再び差し込む。 リーニングをする』(P.35)に進んでくだ
さい。
ドット抜けがなければ『STEP 4:本番印刷
をする』(P.36)に進んでください。

テストプリントの結果がわかりにくいと
きは

明るい場所で視線を変えながら結果を確
認してください。光の反射を利用して目
視が可能です。
ご注意 !
ホワイトインクは成分が沈殿しやすい
性質を持っています。インクの成分が
沈殿していると、正常な色で印刷がで
きません。インクの成分がよく混ざる
ように、インクカートリッジの長さの 2
倍を目安に大きく振ります。
放置すると沈殿した成分が固まり、故
障などのトラブルの原因になります。

2. [FUNCTION]を押す。
以下の画面が表示されます。

ふぁんくしょん
クリーニング
34

LEF-20_STA_JP.indb 34 2013/09/24 16:06:08


はじめての印刷

2. ノーマルクリーニングをする 7. [FUNCTION]を押す。
もとの画面に戻ります。

1. [FUNCTION]を押す。 W:508mm L:330mm


2. [ ][ ]の順に押す。 H:100.0mm
以下の画面が表示されます。
8. テストプリント(P.34)をして、ドット
ふぁんくしょん 抜けがなくなったか確認する。
クリーニング ドット抜けがなくならなかった場合はも
う一度クリーニングします。
3. [ ]を押す。 長く使っていると 2 ~3回クリーニング
しても直らないことがあります。その場
以下の画面が表示されます。
合は、ミディアムクリーニング、または
クリーニング パワフルクリーニングをします。
のーまる ""『ミディアム/パワフルクリーニング』
(マスターガイド)
4. [ ][ ]を押してクリーニングしない
ご注意 !
グループ(P.34)を選ぶ。
UV インクは硬化するため、プリントヘッ
ドに付着し固まることがあります。放
ノーマル
置するとプリントヘッドにインクが詰
AB
まり、故障などのトラブルの原因にな
グループ
ります。
プリントヘッドと印刷面が離れた状態
での印刷が多い場合には、手作業でプ
5. [ ][ ]を押してクリーニングしないグ リントヘッドを掃除してください。こ
ループの表示を消す。 れを手動クリーニングといいます。プ
リントヘッドの詰まりを防ぐため、多
ノーマル いときには印刷する度に手動クリーニ
A ングが必要です。
詳しくは『手動クリーニング』 (マスター
6. [ENTER]を押す。 ガイド)を参照してください。
ノーマルクリーニングが開始されます。2
~ 3 分程かかります。

クリーニング シテイマス
>>>>>

終了すると、以下の画面に戻ります。

ノーマル
A

35

LEF-20_STA_JP.indb 35 2013/09/24 16:06:09


はじめての印刷

STEP 4:本番印刷をする
付属品の VersaWorks(ソフトウェア RIP)
を使って、本機で印刷する方法を説明し
ます。次の作業が完了していることを前
提としています。
• VersaWorks のインストール
• VersaWorks と本機との接続
• VersaWorks の基本的な操作方法の習得
""『Roland VersaWorks クイックスタート
3. 「サイズの自動取得」をクリックする。
ガイド』(付属品) 本機で設定している印刷エリアを
VersaWorks に取り込みます。
• 印刷データの用意
ここでは、PS(PostScript)形式として保
存したファイルを使います。
VersaWorks で直接読み込めるファイル形
式や、アプリケーションからの出力方法
については、『VersaWorks クイックスター
トガイド』 (付属品)を参照してください。

1.『STEP 2:メディアの取り付けと高
さの設定』(P.32)をする
実際に印刷したいメディアを取り付けて、 取得した印刷エリアの幅
印刷エリアの指定をしてください。 と長さが表示されます。

2. 本 機 で 設 定 し た 印 刷 エ リ ア を
VersaWorks に取り込む

1. VersaWorks を起動する。
次のことを確認してください。
• 本機と接続できていること ※ そ の 他 の 設 定 を す る 場 合 は、
• ステータスが「印刷開始可能」になっ 『VersaWorks クイックスタートガイド』
ていること やヘルプ、または『ホワイト&グロス
インクガイド』(付属品)を参照してく
2. (または )をダブルクリックす ださい。
る。
A 入力のプロパティが表示されます。(使 4. 「OK」をクリックする。
う入力設定のプロパティを表示してくだ
さい。)

36

LEF-20_STA_JP.indb 36 2013/09/24 16:06:10


はじめての印刷

3. VersaWorks から印刷データを出力する

1. 「ジョブリスト」の「A 入力」タブをクリックし、印刷データを A 入力のジョブリスト(印刷設定


を B 入力にしている場合は B 入力のジョブリスト)にドラッグ&ドロップする。
データの内容がプレビューウィンドウに、メディア上でのレイアウトがレイアウトウィンドウに表
示されます。

PS フ ァ イ ル を ド
ラッグ & ドロップ
する

A 入力/ B 入力タブ プレビューウィンドウ レイアウトウィンドウ

2. ジョブリストにある印刷ジョブをダブルクリックする。
「ジョブの設定」画面が表示されます。

37

LEF-20_STA_JP.indb 37 2013/09/24 16:06:12


はじめての印刷

3. この画面で、印刷データを印刷エリア内に収めたり、位置を調整したりしてください。
レイアウトエリアの白地部分が、手順 1. で取り込んだ印刷エリアです。印刷データで、この中に収
まっていない部分は、印刷されません。

印刷データを印刷エリアに合わせたい場
合は、「用紙にフィットさせる」のチェッ
クボックスにチェックを入れてください。

「用紙の中心に合わせる」のチェックボッ
クスにチェックを入れると、印刷エリア
の中心に印刷データを配置できます。

レイアウトエリア 印刷エリア

※ ここでは「用紙の中心に合わせる」にチェック入れた場合の表示です。

メモ
VersaWorks の画面表示での向きと、実際に印刷される向きは逆さまになります。
メディアの向きに注意してください。

VersaWorks の画面での向き 実際に印刷される向き

38

LEF-20_STA_JP.indb 38 2013/09/24 16:06:14


はじめての印刷

4. 印刷位置が調整できたら、「OK」をクリックする。

5. をクリックする。

印刷を開始します。
印刷が終了すると、操作パネルに以下の画面が表示されます。

インサツガ しゅうりょう
しました

この画面が表示されているときは、コンピューターからのデータを受け付けません。

メモ
〔レンゾク インサツ〕を「ユウコウ」に設定している場合、この画面は表示されません。
詳しくは『印刷データを連続して出力する』(マスターガイド)を参照してください。

6. [ENTER]を押す。
以下の画面に戻ります。

W:508mm L:330mm
H:100.0mm

コンピューターからのデータを受けられるようになります。

39

LEF-20_STA_JP.indb 39 2013/09/24 16:06:14


はじめての印刷

印刷の一時停止とキャンセル

印刷の途中で一時停止やキャンセルすることができます。ただし、止めた場所で色むらになる場合
がありますので、印刷の再開はおすすめできません。

手順

1. 印刷中に[PAUSE]を押す。
印刷が一時停止します。
以下の画面が表示されます。

SETUP きー ヲ おすと
データ ヲ きゃんせるします

2. 印刷を再開したい場合は、もう一度[PAUSE]を押す。
印刷が再開します。印刷をキャンセルする場合は、
[PAUSE]は押さずに次の手順に進んでください。

3. 印刷をキャンセルする場合は、[SETUP]を押し続ける。
印刷がキャンセルされます。

4. 印刷をキャンセルした場合は、コンピューター側でデータの送信をストップする。

40

LEF-20_STA_JP.indb 40 2013/09/24 16:06:15


はじめての印刷

STEP 5:1 日の作業終了後のテストプリントとノーマルクリーニング


1 日の作業が終了したら、必ずテストプリントをしてドット抜けなどがないか確認してください。
ドット抜けがあった場合は、ノーマルクリーニングをしてください。
""『STEP 3:テストプリントとノーマルクリーニング』(P.34)

何度ノーマルクリーニングをしてもドット抜けなどが直らない場合は、ミディアムクリーニングや
パワフルクリーニングなどをしてください。
""『定期的なクリーニングメンテナンス』(マスターガイド)

ご注意 !
本体内は掃除機や水拭きで、こまめに掃除してください。本体内にホコリやチリが多くなると、
それらが印刷物に付着しやすくなります。
""『本体内部のお手入れについて』(マスターガイド)

STEP 6:電源オフ

サブ電源を 1 秒以上長押しする。
サブ電源がオフになります。印刷が終了
してからサブ電源をオフにしてください。

ご注意 !
• メイン電源はオフにしないでください。オンにしておくことで定期的に自動メンテナンスをしま
す。自動メンテナンスをしないとプリントヘッドが壊れるなど、本機の故障の原因となります。
• 動作中にいきなりメイン電源をオフにしたり、コンセントを抜いたりしないでください。プリン
トヘッドが壊れることがあります。必ず先にサブ電源をオフにしてください。誤ってオフにして
しまったときは、すぐにメイン電源とサブ電源をオンにしてください

41

LEF-20_STA_JP.indb 41 2013/09/24 16:06:15


LEF-20_STA_JP.indb 42 2013/09/24 16:06:15
LEF-20_STA_JP.indb 43 2013/09/24 16:06:15
LEF-20_STA_JP.indb 44 2013/09/24 16:06:15
LEF-20_STA_JP.indb 3 2013/09/24 16:06:15
R1-130920

LEF-20_STA_JP.indb 4 2013/09/24 16:06:15

You might also like