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W O2019/188356 PCT/JP2019/010616

明細書

発明の名称 乳化整髪剤組成物

技術分野
[
OOO
1] 本発明は、乳化整髪剤組成物に関する。

背景技術
[
OOO
2] 従来より、毛髪を固めずに髪型を形成できる特徴を有する毛髪化粧料組成

物として、へアワックス(へアスタイリングワックス)等の乳化整髪剤組成

物が広く用いられている。

[
OOO
3] 具体的には、例えば、ワックス、高重合度ポリエチレングリコールおよび

非イオン界面活性剤を含有する毛髪用の化粧料(特許文献 1を参照) ;ビニ

ル力プ口ラクタムの単独重合体、 25C固形油性成分、 25C液状油性成分


0 0

および水を含有する整髪剤組成物(特許文献 2を参照) ;口ウ類、特定の液

状油、揮発性液状油および水を含有する整髪料(特許文献 3を参照) ;20


C固形のワックスおよび揮発性シリコーンを含有する整髪料(特許文献 4を

参照)等が知られている。

先行技術文献

特許文献
[
OOO
4] 特許文献 1:特開 2002-241243号公報
特許文献 2:特開 2004-91406号公報

特許文献 3:特開 2005-239677号公報

特許文献4:特開 2007-15935号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題
[
OOO
5] へアワックス等の乳化整髪剤組成物としては、毛髪を立ち上げる力(立ち

上げ力)に優れながら、毛髪上でののびに優れるものが求められている。さ

らに、例えば、毛髪の流れを強調する観点から、毛束のっくりやすきに優れ

る乳化整髪剤組成物が求められている。
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[
000
6J 従って、本発明の目的は、毛髪を立ち上げる力(立ち上げ力)や毛束のつ
くりやすさ、及び毛髪上でののびに優れる乳化整髪剤組成物を提供すること

にある。

課題を解決するための手段
[
000
7J 本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、成分 (A)
力ルナウバ口ウと、成分 (B) :ヒマシ油と、成分 (C) :環状シリコーン

、メチル卜リメチコン、エチル卜リシ口キサン、 卜リシ口キサン、力プリリ

ルメチコン、及び 25Cにおける粘度 0
.1.
...
...
.2. OmPa' S のジメチル
0

ポリシ口キサンからなる群より選択される 1以上の油剤と、を配合した乳化

整髪剤組成物とすることにより、立ち上げ力、毛束のっくりやすさ、及び毛

髪上でののびに優れる乳化整髪剤組成物が得られることを見出した。本発明

はこれらの知見に基づいて完成させたものである。

[
000
SJ すなわち、本発明は、下記成分 (A) 、下記成分 (B) 、 及 び 下 記 成 分 (
C) を含有する乳化整髪剤組成物を提供する。

成分 (A) :力ルナウバ口ウ

成分 (B) :ヒマシ油

成分 (C) :環状シリコーン、メチル卜リメチコン、エチル卜リシロキサ
0

、 卜リシロキサン、力プリリルメチコン、及び 25 Cにおける粘度 O. 1

.
.
..
.
..
.
2. OmPa' S のジメチルポリシロキサンからなる群より選択される 1
以上の油剤

[
000
9J 上記乳化整髪剤組成物は、下記成分 (D) を含有することが好ましい。
成分 (D) :ポリリシノレイン酸ポリグリセリル

[
001
0J 上記乳化整髪剤組成物は、へアワックスであることが好ましい。
発明の効果
[
001
1J 本発明の乳化整髪剤組成物は、毛髪を立ち上げる力や毛束のっくりやすさ
、及び毛髪上でののびに優れる。なお、本明細書において、毛髪を立ち上げ

る力を「立ち上げ力」という。また、ある程度の毛髪をまとめ毛束を形成し

やすくする力を「毛束のっくりやすさ」という。また、乳化整髪剤組成物を
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毛髪に塗布する際の抵抗感が小さく、均一にのびやすいという感触を「毛髪

上でののび」という。

発明を実施するための形態
[
001
2J 本発明の乳化整髪剤組成物は、力ルナウバ口ウ、ヒマシ油、及び特定の油
剤を少なくとも含有する。ここで、上記特定の油剤は、環状シリコーン、メ

チル卜リメチコン、エチル卜リシ口キサン、 卜リシ口キサン、力プリリルメ
0
チコン、及び 2 5 Cにおける粘度 0
.1.
...
...
.2. OmPa' sのジメチルポリ

シ口キサンからなる群より選択される 1以上の油剤である。なお、本明細書

において、上記力ルナウバ口ウを「成分 (A) J、上記ヒマシ油を「成分(

B) J、上記環状シリコーン、メチル卜リメチコン、エチル卜リシ口キサン

、 卜リシ口キサン、力フリリルメチコン、及び 25 Cにおける粘度 O. 1.
.
.
.
0

2 . 0 m P a . sのジメチルポリシ口キサンからなる群より選択される 1以

上の油剤を「成分 (C) J と称する場合がある。

[
001
3J すなわち、本発明の乳化整髪剤組成物は、成分 (A) 、成分 (B) 、及び
成分 (C) を少なくとも含有する。本発明の乳化整髪剤組成物は、上記成分
. (C) 以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明の乳化整髪剤
(A) .
.
.

組成物に含まれる各成分、例えば、成分 (A) 、成分 (B) 、成分 (C) 、


及び、成分 (A) .
. (C) 以外の成分は、それぞれ、一種のみを用いてもよ
.
.

いし、二種以上を用いてもよい。

[
001
4J [成分 (A)J
上記成分 (A) である力ルナウバ口ウは、力ルナウバヤシバ (C0 p e r

ni c i a s e r i f e r a Martius) と呼ばれる植物の葉等か

らから採取される天然植物系口ウである。上記力ルナウバ口ウは、 INCI

名 (INCI: Internat ional Nomenclature

of Cosmetic Ingredient、化粧品原料国際命名法)

:Copernicia C e r i f e r a (Carnauba) Wa

xで表記される化合物である。成分 (A) は、一種のみを使用してもよいし

、二種以上を使用してもよい。
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[
001
5J 成分 (A) の市販品としては、例えば、商品名 iTOWAX-1 F8J (

東 E化成株式会社製)、商品名「力ルナバワックス 1号 J (株式会社加藤洋

行製)、商品名「力ルナバワックス精製 No. 1J (株式会社セラリ力 NO

D A製)等が挙げられる。

[
001
6J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (A) の含有量は、特に限定されない

が、本発明の乳化整髪剤組成物 1 0 0質量%に対して、 1.0-----25.0質

量%が好ましく、より好ましくは 2.0-----20.0質量%、さらに好ましく

は 3.0-----15.0質量%である。上記含有量が 1. 0質量%以上であると

、立ち上げ力と毛束のっくりやすさがより向上する。一方、上記含有量が 2

5. 0質量%以下であると、毛髪上でののびがより向上する。上記成分 (A

)の含有量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての成分 (A) の含有量の

合計である。

[
001
7J [成分 (B) J

上記成分 (B) であるヒマシ油は、 卜ウダイグサ科のトウゴマの種子から

採取される植物油の一種である。上記ヒマシ油は、 INCI名 :Ricin


us Communis (Castor) Seed Oi Iで表記され
る化合物である。成分 (B) は、一種のみを使用してもよいし、二種以上を

使用してもよい。

[
001
8J 成分 (B) の市販品としては、例えば、商品名「ヒマシ油マル卜ク AJ 、

商品名 iR ICOS CO-EXJ (いずれも、伊藤製油株式会社製)等が

挙げられる。

[
001
9J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (B) の含有量は、特に限定されない

が、本発明の乳化整髪剤組成物 1 0 0質量%に対して、 0.5-----30.0質

量%が好ましく、より好ましくは 1.0-----25.0質量%、さらに好ましく

は 1.5-----20.0質量%である。上記含有量が O. 5質量%以上であると

、立ち上げ力と毛束のっくりやすさがより向上する。一方、上記含有量が 3

O. 0質量%以下であると、掌でののびが向上し使用感がより向上する。上
記成分 (B) の含有量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての成分 (B)
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の含有量の合計である。

[
002
0J 本発明の乳化整髪剤組成物における、成分 (A) の含有量に対する成分(

B) の含有量の質量比[成分 (B) の含有量/成分 (A) の含有量]は、 0

05-----20.0が好ましく、より好ましくは 0.1-----10.0、さらに好

ましくは O. 2
---
--. 0である。上記質量比が O
2 . 0 5以上であると毛束の
っくりやすさがより向上する。上記質量比が 2O
. 0以下であると立ち上げ
力がより向上する。

[
001J [成分 (C) J
2

上記成分 (C) は、環状シリコーン、メチル卜リメチコン、エチル卜リシ

口キサン、 卜リシ口キサン、力フリリルメチコン、及び 2 5Cにおける粘度


0

0.1-----2. OmPa' S のジメチルポリシ口キサンからなる群より選択さ

れる 1以上の油剤である。上記環状シリコーンとしては、例えば、デカメチ

ルシク口ペンタシ口キサン、オクタメチルシク口テ卜ラシ口キサン、 ドデカ

メチルシク口ヘキサシ口キサンが挙げられる。成分 (C) としては、中でも

、整髪後の毛髪のごわつきがなく手触りが特に優れるという観点から、 2 5

Cにおける粘度 0.1-----2. OmPa' S のジメチルポリシ口キサンが好ま


しい。上記ジメチルポリシ口キサンの 25Cにおける粘度は、 1
. 0-
-
-2.
0

OmPa'sが好ましい。成分 (C) は、一種のみを使用してもよいし、二


種以上を使用してもよい。
[
002
2J 成分 (C) の市販品としては、例えば、商品名 ISH245 Fluid

」、商品名 12-1184 FluidJ 、商品名 ISH200 Flui

d 1C SJ、商品名 ISH200 F Iu id 1.5CSJ 、商品名「

SH200 Fluid 2CSJ (いずれも、東レ・ダウコ一二ング株式

会社製)等が挙げられる。

[
002
3J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (C) の含有量は、特に限定されない

が、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 0.3-----20.0質

量%が好ましく、より好ましくは 1.0-----20.0質量%、さらに好ましく

は 2.0-----15.0質量%、特に好ましくは 3.0-----10.0質量%である
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。上記含有量が O
. 3質量%以上であると、毛髪上でののびがより向上する
。一方、上記含有量が 2O
. 0質量%以下であると、整髪力の低下を抑制し
、立ち上げ力及び毛束のっくりやすさがより優れる。上記成分 (C) の含有

量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての成分 (C) の含有量の合計であ


[
002
4J [水]

本発明の乳化整髪剤組成物は水を含むことが好ましい。上記水は、特に限

定されないが、精製水が好ましい。本発明の乳化整髪剤組成物中の水の含有

量は、特に限定されないが、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対し


、 10. 0
---
--9
0. 0質量%が好ましく、より好ましくは 20.0-----80
0質量%、さらに好ましくは 30.0-----60.0質量%である。
[
002
5J [成分 (D) J

本発明の乳化整髪剤組成物は、さらに、ポリリシノレイン酸ポリグリセリ

ルを含むことが好ましい。なお、本明細書において、上記ポリリシノレイン

酸ポリグリセリルを「成分 (D) J と称する場合がある。本発明の乳化整髪

剤組成物が成分 (D) を含む場合、立ち上げ力を維持しつつ毛束のっくりや

すきをより向上させることができる。成分 (D) は、一種のみを使用しても

よいし、二種以上を使用してもよい。

[
002
6J 上記ポリリシノレイン酸ポリグリセリルは、縮合リシノレイン酸とポリグ

リセリンのエステルである。成分 (D) としては、例えば、ポリリシノレイ

ン酸ポリグリセリル -3、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル -5、ポリリ

シノレイン酸ポリグリセリル - 6、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル -1

0等が挙げられる。中でも、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル -6が好ま
しい。

[
002
7J 成分 (D) の市販品としては、例えば、商品名「ポエム PR-300J (

理研ビタミン株式会社製)、商品名 r
sフェイス CR-1001J (阪本

薬品工業株式会社製)等が挙げられる。

[
002
8J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (D) の含有量は、特に限定されない
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が、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 0.1------10.0質

量%が好ましく、より好ましくは O. 3
---
---
8. 0質量%、さらに好ましくは

O. 5-
-
--
-. 0質量%である。上記含有量が O. 1質量%以上であると、毛
-
5

束のっくりやすきにより優れる。一方、上記含有量が 1O. 0質量%以下で

あると、立ち上げ力及び毛束のっくりやすきをより維持しやすい。上記成分

(D) の含有量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての成分 (D) の含有

量の合計である。

[
002
9J [成分 (E) J

本発明の乳化整髪剤組成物は、さらに、融点が 5 0C以上 65 C未満の炭


0 0

0
化水素を含むことが好ましい。なお、本明細書において、上記融点が 5 0C
0
以上 65 C未満の炭化水素を「成分(E) J と称する場合がある。本発明の

乳化整髪剤組成物が成分 (E) を含む場合、毛髪への塗布後のひっかかりや

きしみの発生をより緩和することができ、毛髪上でののびがより優れる。成

分 (E) は、一種のみを使用してもよいし、二種以上を使用してもよい。

[
003
0J 成分 (E) としては、例えば、セレシン、オゾケライト、パラフィン、マ

イク口クリスタリンワックス、合成ワックス、ポリエチレン等の炭化水素ワ

ックスが挙げられる。中でも、パラフィン、マイク口クリスタリンワックス

が好ましい。

[
003
1J 成分 (E) の市販品としては、例えば、商品名 iParaffin W a

x-125J (融点 53 C) 、商品名 iParaffin Wax-135


0

J (融点 5 9C) 、商品名 iSP-0145J (融点 62 C) 、商品名 iP


0 0

araffin Wax-145J (融点 63 C) (いずれも、日本精蝋株


0

式会社製)等が挙げられる。

[
003
2J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (E) の含有量は、特に限定されない

が、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 0.1------15.0質

量%が好ましく、より好ましくは 0.1------10.0質量%、さらに好ましく

は O. 5
--
--
--
8. 0質量%、特に好ましくは 1 -6. 0質量%である。上
. 0-
-

記含有量が O. 1質量%以上であると、毛髪への塗布後のひっかかりやきし
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みの発生をよりいっそう緩和することができ、毛髪上でののびがより優れる

。一方、上記含有量が 15
. 0質量%以下であると、整髪力の低下を抑制し
、立ち上げ力及び毛束のっくりやすさがより優れる。上記成分 (E) の含有

量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての成分 (E) の含有量の合計であ


[
003
3J [その他の成分]

本発明の乳化整髪剤組成物は、本発明の効果を損なわない範囲内で、成分

- (E) 及び水以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上
(A) -
-

記その他の成分としては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に

通常用いられる成分等が挙げられる。具体的には、例えば、成分 (D) 以外

の界面活性剤(成分 (D) 以外の、力チオン性界面活性剤、アニオン性界面

活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等) ;エタノール等の低級

アルコール;成分 (A) -
- (C) 及び (E) 以外の油性成分(成分 (A) -
-
(C) 及び (E) 以外の、多価アルコール、シリコーン油、エステル油、口

ウ、植物油、 25Cで固形であり融点が 50C未満の炭化水素、融点が 65


0 0


C以上の炭化水素、炭化水素油、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸等)

力ルポキシビニルポリマ一、アクリル酸-メタクリル酸アルキル共重合体、

ヒド口キシメチルセルロース、ヒド口キシフ口ピルメチルセルロース、キサ

ンタンガム等の増粘剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖

剤;ピリビ、ニルピ口リドン等の皮膜形成性高分子化合物;力オリン、シリ力

、タルク等の粉体;色素;顔料;染料;ビタミン類;アミノ酸類;収蝕剤;

美白剤;動植物抽出物;酸;アルカリ等が挙げられる。

[
003
4J 本発明の乳化整髪剤組成物は、上記その他の成分として、掌や毛髪上での

のびにより優れる観点で、炭化水素油及びエステル油のうちの少なくとも一

方(炭化水素油及び/又はエステル油)を含有していてもよい。上記炭化水
0
素油及び/又はエステル油は、 25 Cで液状であるものが好ましい。なお、

本明細書において、 125 Cで液状」とは、半径 2 c m、高さ 7cmのガラ


0

スボトルに 509の試料(油剤)を入れ、 25Cの温度下、上記ガラスポ卜


0
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ルを逆さにした際に、逆さにした直後より 5分間に、試料がガラスボトルか

ら垂れ落ちる性状であることを意味する。炭化水素油及び/又はエステル油

は、一種のみを使用してもよいし、二種以上を使用してもよい。

[
003
5J 上記炭化水素油としては、例えば、 α ーオレフィンオリゴマ一、ミネラル

オイル、水添ポリイソブテン、イソドデ力ン、軽質イソパラフィン、軽質流

動イソパラフィン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられる。

[
003
6J 上記エステル油としては、例えば、オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソ

プ口ピル、パルミチン酸イソプ口ピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチ

ン酸セチル、パルミチン酸 2-エチルヘキシル、オレイン酸オレイル、ミリ

スチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、イソステアリン

酸エチ jレ、イソステアリン酸イソプ口ピル、イソステアリン自愛プ口ピレング

リコール、 2-エチルヘキサン酸セチル、 2-エチルヘキサン酸セトステア

リル、 リ 2-エチルヘキサン酸グリセリル、
卜 卜リ(力プリル酸/力プリン

酸)グリセリル、 卜リイソパルミチン酸グリセリル、テ卜ラ 2 -エチルヘキ

サン酸ペンタエリスリ卜ール、アジピン酸ジイソプ口ピル、オクタン酸イソ

セチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソス

テアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソ

ノナン酸イソノニル、テ卜ラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソス

テアリン酸ペンタエリ卜リッ卜等が挙げられる。
[
003
7J 本発明の乳化整髪剤組成物中の炭化水素油及び/又はエステル油の含有量

は、特に限定されないが、本発明の乳化整髪剤組成物 1 0 0質量%に対して

、 0.5-----30.0質量%が好ましく、より好ましくは 1.0-----25.0質

量%、さらに好ましくは 3.0-----20.0質量%である。上記含有量が O.

5質量%以上であると、掌や毛髪上でののびがより優れる。一方、上記含有
量が 3O
. 0質量%以下であると、立ち上げ力及び毛束のっくりやすきをよ
り維持することができる。上記炭化水素油及び/又はエステル油の含有量は

、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての炭化水素油及びエステル油の含有量

の合計である。
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019
/18
835
6 1
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[
003
8J 本発明の乳化整髪剤組成物は、上記その他の成分として、塗布後の毛髪の
手触りを調整する観点で、成分 (A) 以外の口ウを含有していてもよい。上

E
己口ウとしては、(列え』ま、キャンデ、リラ口ウ、コメヌ力口ウ、ミツ口ウ、ヒ

マワリ種子口ウ等が挙げられる。本発明の乳化整髪剤組成物中の上記口ウの

含有量は、特に限定されないが、毛髪の手触りを調整する観点から、本発明

の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 0.5-----20.0質量%が好ま

しく、より好ましくは 1.0-----15.0質量%、さらに好ましくは 1
. 5
-
--
--

1O. 0質量%である。
[
003
9J 上記ノニオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、
グリセリン脂肪酸エステル、及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリ

グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリ

オキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノー

ル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンア

ルキルフエニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンステロール及

びその誘導体、ポリオキシエチレンラノリン及びその誘導体、ポリオキシエ

チレンミツ口ウ誘導体、シュガーエステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマ

シ油、ポリオキシエチレンヒマシ油等が挙げられる。

[
004
0J ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ソルビタン

、モノステアリン自愛ソルビタン、モノイソステアリン自愛ソルビタン、モノパ

ルミチン自愛ソルビタン、モノラウリン自愛ソルビタン、 トリオレイン自愛ソルビ

タン、 卜リステアリン自愛ソルビタン、セスキステアリン自愛ソルビタン、セス

キオレイン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪

酸ソルビタン等が挙げられる。また、ソルビタン脂肪酸エステルのアルキレ

ンオキシド付加物としては、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン

、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリ

オキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン

、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノヤシ油脂肪酸

ポリオキシエチレンソルビタン、 卜リステアリン酸ポリオキシエチレンソル
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ビタン、 トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。

[
004
1J グリセリン脂肪酸エステルは、モノグリセリン脂肪酸エステル及びポリグ

リセリン脂肪酸エステルのいずれも含む。モノグリセリン脂肪酸エステルと

しては、例えば、モノ力フリル酸グリセリル、モノ力プリン酸グリセリル、

モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノパルミチン

酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセ

リル、モノベヘン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノエル力酸

グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、ジ

イソステアリン酸グリセリル、ジアラキン酸グリセリル等が挙げられる。上

記ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノ力プリル酸ジグリ

セリル、モノ力プリル酸デ力グリセリル、モノ力プリン酸ヘキサグリセリル

、モノラウリン酸テ卜ラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モ
ノラウリン酸デ力グリセリル、モノラウリン酸ポリ (4-----10) グリセリル

、モノミリスチン酸デ力グリセリル、モノステアリン酸デ力グリセリル、モ

ノイソステアリン酸デ力グリセリル、モノステアリン酸ポリ (
2--
---
10)グ
リセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル

、セスキオレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ポリ (
2--
---
10)グ
リセリル、ジステアリン酸ポリ (6-----10) グリセリル、 卜リイソステアリ

ン酸ジグリセリル、 卜リステアリン酸ポリ (1 0) グリセリル等の上記モノ


グリセリン脂肪酸エステルの重合度 2
---
--1
0のポリグリセリン脂肪酸エステ
ル等が挙げられる。また、グリセリン脂肪酸エステルのアルキレンオキシド

付加物としては、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノオ

レイン酸ポリオキシエチレングリセリル等が挙げられる。

[
004
2J ポリオキシアルキレン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸

ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノ

ラウリン酸ポリエチレングリコール等のポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル;モノステアリン酸プ口ピレングリコール、モノラウリン酸プ口ピレン

グリコール、モノオレイン酸プ口ピレングリコール等のプ口ピレングリコー
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/18
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6 1
2 PCT/JP2019/010616

ル脂肪酸エステル等が挙げられる。

[
004
3J ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエ

チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシ

エチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ

オキシエチレンポリオキシプ口ピレンラウリルエーテル、ポリオキシプ口ピ

レンセチルエーテル、ポリオキシプ口ピレンイソセチルエーテル、ポリオキ

シプ口ピレンステアリルエーテル、ポリオキシプ口ピレンオレイルエーテル

等が挙げられる。

[
004
4J 上記アニオン界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫

酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫

酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエーテル硫酸塩、アルキルエー

テルリン酸エステル、アルキルエーテルカルポン酸塩、アシルメチルタウリ

ン塩、 N -アシル - Nーメチル - β -アラニン塩、 N -アシルグリシン塩、

N -アシルグルタミン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルポン酸塩、ア

ルキルフエニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸及びその塩

N -アシルサルコシン及びその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノ

エタノールアミド硫酸塩等が挙げられる。

[
004
5J 上記力チオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、脂肪酸ア

ミドアミン塩、エステル含有第 3級アミン塩等のアミン塩、モノアルキル型

第 4級アンモニウム塩、ジアルキル型第 4級アンモニウム塩、 卜リアルキル

型第 4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型第 4級アンモニウム塩等のア

ルキル第 4級アンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩等の環式第 4級アン

モニウム塩、塩化ベンゼ卜ニウム等が挙げられる。

[
004
6J 上記両性界面活性剤としては、アルキルグリシン塩、力ルボキシメチルグ

リシン塩、 N -アシルアミノエチル - N - 2 -ヒドロキシエチルグリシン塩

等のグリシン型両性界面活性剤、アルキルアミノプ口ピオン酸塩、アルキル

イミノジプ口ピオン酸塩等のアミノプ口ピオン酸型両性界面活性剤、アルキ

ルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプ口ピルジメチルアミノ酢酸
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3 PCT/JP2019/010616

ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤、アルキルヒド口キシス

ルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。

[
004
7J 本発明の乳化整髪剤組成物中の成分 (D) 以外の界面活性剤の含有量は、
特に限定されないが、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 0

-15. 0質量%が好ましく、より好ましくは 1.0-----10.0質 量 %


5-
-

である。上記含有量が O
. 5質量%以上であると、乳化安定性がより優れる
。一方、上記含有量が 15
. 0質量%以下であると、使用感がより優れる。
[
004
8J 上記増粘剤としては、例えば、水溶性を有する、天然高分子、半合成高分
子、合成高分子等が挙げられる。上記水溶性を有する天然高分子としては、

例えば、アラビアゴム、 卜ラガン卜ガム、グアガム、口ーカストビーンガム

力ラヤガム、アイリスモス、クインスシード、ゼラチン、セラック、口ジ

ン、カゼイン等が挙げられる。上記水溶性を有する半合成高分子としては、

例えば、力ルポキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロ

ース、メチルセルロース、エチルセロース、アルギン酸ナトリウム、エステ

ルガム、ニトロセルロース、ヒドロキシプ口ピルセルロース、ヒドロキシプ

口ピルメチルセルロース、結晶セルロース等が挙げられる。上記水溶性を有

する合成高分子としては、例えば、ポリビ、ニルアルコール、ポリアクリル酸

ナトリウム、力ルポキシビ、ニルポリマ一、アクリル酸・メタクリル酸エステ

ル共重合体、ポリビ、ニルメチルセルロース、ポリアミド樹脂、ポリエチレン

グリコール等が挙げられる。中でも、水溶性を有する合成高分子が好ましく

より好ましくは力ルポキシビニルポリマ一、アクリ jレ酸-メタクリ jレ酸エ

ステル共重合体である。

[
004
9J なお、増粘剤として力ルポキシビニルポリマーやアクリ jレ酸-メタクリル

酸エステル共重合体を用いる場合は、通常、塩基性物質で中和して用いられ

る。塩基性物質としては、例えば、 卜リエタノールアミン、モノエタノール

アミン等のアル力ノールアミン類;アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化

カリウム等の無機塩基;アルギ、二ン等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。ま

た、塩基性物質の添加量は、力ルポキシビ、ニルポリマーやアクリル酸・メタ
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クリル酸エステル共重合体を中和するのに充分な量であり、これら成分の種

類や使用量に応じて適宜配合すればよい。

[
005
0J 本発明の乳化整髪剤組成物が増粘剤を含有する場合、本発明の乳化整髪剤
組成物中の増粘剤の含有量は、特に限定されないが、乳化安定性や製剤安定

性の観点から、本発明の乳化整髪剤組成物 100質量%に対して、 O. 0 1

-
-
-1. 5質量%が好ましく、より好ましくは O. 1-
-O. 5質量%である。
-

上記増粘剤の含有量は、本発明の乳化整髪剤組成物中の全ての増粘剤の含有

量の合計である。

[
005
1J 本発明の乳化整髪剤組成物は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法によ
り製造することができる。例えば、上記各成分を混合し、ホモミキサーを用

いた転相乳化法等により乳化することにより製造することができる。また、

混合と乳化は別々に行っても同時に行ってもよい。

[
005
2J 本発明の乳化整髪剤組成物は、立ち上げ力及び毛束のっくりやすきに優れ
る観点から、ワックス状の乳化整髪剤組成物(へアワックス)であることが

特に好ましい。

[
005
3J 本発明の乳化整髪剤組成物は、力ルナウバ口ウ[成分 (A) Jとヒマシ油
[成分 (B) Jとを組み合わせて用いることにより、立ち上げ力及び毛束の

っくりやすきに優れる。成分 (A) はある程度の硬さを有するため、立ち上

げ力に優れる一方、毛束の形成性が不十分であるという問題があった。本発

明においては、特に、成分 (A) に加えて、成分 (B) を用いることで、成

分 (A) の硬さを維持しながら、成分 (A) に柔らかさや粘着性を付与する

ことができる。これにより、毛束のっくりやすきをより向上させ、さらに、

整髪後の毛髪をごわっきの少ないものとすることができる。

[
005
4J そして、これらに、環状シリコーン、メチル卜リメチコン、エチル卜リシ
0
ロキサン、 卜リシロキサン、力プリリルメチコン、及び 2 5Cにおける粘度

0
.1-
---
--. OmPa' S のジメチルポリシロキサンからなる群より選択さ
2

れる 1以上の油剤[成分 (C) Jを用いることにより、毛髪上でののびに優

れ、そして毛髪への塗布後は揮発することで成分 (A) 及び成分 (B) を用


W O2
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/18
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5 PCT/JP2019/010616

いることによる立ち上げ力及び毛束のっくりやすきを発揮することができる


[
005
5J また、成分 (A) 及び (B) を主な整髪成分として用いる場合、整髪力(

立ち上げ力及び毛束のっくりやすさ)及び毛髪上でののびが優れる従来のキ

ヤンデリラ口ウを主な整髪成分とする乳化整髪剤組成物に対し、同程度かそ

れ以上の整髪力及び毛髪上でののぴを発揮することができる。このように、

本発明の乳化整髪剤組成物によれば、キャンデリラ口ウを主な整髪成分とす

る従来の乳化整髪剤組成物と同等以上の整髪性に関する効果を奏するものを

、従来と異なる原料組成で作ることができる。

実施例
[
005
6J 以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれ

らの実施例にのみ限定されるものではない。なお、表に記載の配合量は、各

成分の配合量(すなわち、各原料中の有効成分の配合量)であり、特記しな

い限り「質量 %J で表す。また、表中の配合量における「一」は、その成分

を配合していないことを示す。

[
005
7J 実施例 1-
-2 1、比較例 1
- ---
--5

表に記した各成分(成分 (A) -
- (E) 、及びその他の成分)を用い、実
-
-
-

施例及び比較例の各試料を常法に準じてへアワックスの形態として乳化整髪

剤組成物を得、下記評価を行った。

[
005
8J (評価)

実施例及び比較例で得られた各乳化整髪剤組成物について以下の通り評価

した。評価は 3名の専門評価員が行った。評価結果は表に記載した。

[
005
9J [試験例 1 :立ち上げ力(毛髪を立ち上げる力)の評価]

各実施例及び各比較例で得られた乳化整髪剤組成物 O. 75 9を掌にとり

ウィッグ(レッスンマネキン:株式会社ユーカリジャパン製)に塗布した。

塗布はウィッグの左右いずれかの半分に対して行った。その後、ウィッグの

頭頂部の毛髪を根元から上方へ立ち上げてまとめるように整髪を施した。そ

して、 「立ち上げ力」を下記の評価基準に従って評価した。
W O2
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<立ち上げ力の評価基準>

O (良好) :毛髪を立ち上げるように整髪することができた。
x(不良) :毛髪を立ち上げることができなかった。

[
006
0J [試験例 2:毛束のっくりやすさの評価]

上記試験例 1の評価直後に、整髪されたウィッグの毛髪を観察し、 「毛束

のっくりやすさ」を下記の評価基準に従って評価した。

<毛束のっくりやすさの評価基準>

。(良好) :明確な毛束が形成されていた。

O (実用可能) :少しばらけているものの、毛束は形成されていた。
x(不良) :毛束がほとんど又は全く形成されていなかった。

[
006
1J [試験例 3:毛髪上でののびの評価]

上記試験例 1において、乳化整髪剤組成物を毛髪に塗布した時の抵抗感を

評価し、 「毛髪上でののび」を下記の評価基準に従って評価した。

<毛髪上でののびの評価基準>

@(良好) :抵抗感を感じずに容易にのばせた。

O (実用可能) :少し抵抗感はあるがのばせた。
x(不良) :抵抗感が強く、のばしにくかった。

[
006
2J
[ee
∞ω

君。 主
]

N 主∞おま
[淵己
(表1)
実施例
2 3 4 5 6 7 B 9 10 1
1 12 13
(
A) 力Jレナウ 1¥口ウ 4.
5 4
.5 4
.5 3
.5 5
.5 5
.5 5
.5 5
.5 5町
5 5.
5 6
.5 5
.5 3
.5
(巳) ヒマシ泊 3
.25 2
。目 2
.0 2
.0 3
.5 3
.5 3
.5 3
.5 3.
5 1.
5 2
.5 5
.5 5
.5
デ力メチルペンタシロキサン
(C) ジメチルポリシロキサン(粘度 2mPa's)
ジメチルポリシロキサン(粘度 1.5mPa's) 5.
0 5
.0 5
.0 5
.0 5
.。 5
.0 5
.0 5
.0 5
.0 5
.0 5
.0 5
.0 .0
8
(D) ポ1 )リシノレイン酸ポリグリセリル -6 1
.25 .0
1 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0 .0
1 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0
パフフィン(融点 530C) 6
.0 1
.0
(E)
パフフィン(融点 5g0C) 6
.0 0
.5 1
.0 5
.0
パフフィン(融点目。C) 6
.0
パフフィン(融点 620C) 6
.0 5
.5 5
.0 5
.0 4
.0
キャンデリフロウ .0
8 8
.0 8
.0 .0
8 8
口田 8
.0 8
.0 8
.0 8
.0 8
.0 8
.0 8
.0 5
.0
コメヌカロウ A
ロウ コメヌカロウ B 2
.5 0
.5 0
.5
ミyロウ
、 2
.0
ヒマワリ種子ロウ 1
.0
0
パフフィン(融点 68C) 6
口町

一 品

/1(フフイン(融点 740C) 日0 4
.0 4
.0 6.0 7
.0 J

マイクロクリスタリンワックス(融点 8S0C) 3.0 3


.0 3
.0 3.0 3
.0 3
.0 3
.0 3
.0 3日 3
.0 3
.0 3
.0 2
.0
炭化水素;由 ミネフルオイル 2
.25 3
.5 3
.5 3町5 2
.5 2
.5 2
.5 2
.5 2.
5 3
.5 2
.5 .5
1 1
.5
エスァル油 パルミチン酸 2ーエチルへキシル 8
.25 9
.0 9
.0 9.0 8
.0 目
。 8
.0 8
.0 .0
8 9
.0 8
.0 7
.0 7
.0
ジメチルポリシロキサン(粘度 20mPa's) 0.5 0
.5 0
.5 0.5 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5 0.
5 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5
セナスー 20 3.0 3
.0 3
.0 3.0 3
.0 3
.0 3
.0 3
.0 3.
0 3
.0 3
.0 3
.0 3
.0
スT アリン酸ソルビタン 3.0 3
.0 3
.0 3.0 3
.0 3
.0 3
.0 3
。町 3.
0 3
.0 3
.0 3
.0 3
.0
スァアリン酸 1.
2 1
.2 1
.2 1.2 1
.2 1
.2 1
.2 1
.2 1.
2 .2
1 1
.2 1
.2 1
.2
スナアリルアルコール 1.0 1
.0 1
.0 1.0 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0 .0
1 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0
カルボキシビールポリマーA 0
.25
増粘剤
カルボキシビルポ 1 )マ- B 0.2
5 0
. 2
5 0
.25 0
. 25 0.25 0
. 2
5 0.2
5 0.
25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25
トリヱタノールアミン 0.
75 0.75 0
. 7
5 0.
75 0.75 0.75 0
. 7
5 0.75 0.
75 。7
‘ 5 0.
75 0
.75 0
.75

同V
︽リ司¥﹄-MMC]
ポリ工チレングリコール (PEG-90M) 0
.01 0.u
1 0
.01 0
.01 0
. 0
1 0.0
1 0
.01 0
. 0
1 0
.01 0.0
1 0
.01 0
.01 0
.01
1,3ーブチレングリコール 1.5 1
.5 1.5 1.5 1.5 1
.5 1.5 1.5 15
岨 1
.5 1.5 1.5 1.5
ポ1)オキシプロピレンソルビット 1.0 .0
1 1.0 1.0 1.0 1
.0 1.0 1.。 1.0 1
.0 1.0 1.0 1.0
カプリリルグリコール 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0
.5 0.5 0.5 0.5 0
.5 0.5 。.
5 0.5

苦¥②]写。回。
エタノール 1.5 1
.5 1.5 1.5 1.5 1
.5 1.5 1.5 1.5 1
.5 1.5 1.5 1.5
7
l
< 残部 残部 残部 残部 残部 残昔日 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部
合計

1

口0
。。

1日
。。

。。
。。 。。
1
。。
00

。 。。
100 100 1
00 100 100 100 100 100 100 100

。 。 。 。│ 。。。。。。。
。 。
立ち上げ力
毛束のっくりやすさ
毛髪上でののび 。。。。。 。 。
[ee∞ム]

君。 N
4

君。¥冨おま
[
A 斗U F﹂FnuxuN社 EqAm週﹁ 汗 鋪 ゆ


(~ (
表 2)


m
実B
巨例 比較伊l
Mmq出 削 什488q計画言パ﹁

N]
鴻温S 14 1
5 16 17 18 19 20 2
1 2 3 4 5
(A) カルナウパ口ウ 9.0 10O
岨 1
0.0 1
2.0 1
1口 6
.0 9.
0 3
.5 1
6.0 1
0.0 1
0.0 4.
5
(8) 由
ヒマシ j 6町5 18
.5 1
3.5 7.
5 3.
0 3
.0 6.
5 5
.5 7
.5 3
.25
デカメチルベンタシロキサン 8
.0 6
.0
制﹁ ケ

(
C) ジメチルポリシ口キサン(粘度 2mPa's) 7
.5 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0 6
.0
4 酬附欄濫笛見書

ジメチルポリシロキサン(粘度 1.5mPa's)
(D) ポリリシノレイン酸ポリゲリセリル -6 2
.0 5
.0 3
.0 2
.0 1
.0 2
.0 1
.0 2
.0 1
.25
I~ フフイン(融点 53 C)
0

パフフィン(融点 5 9'C) 5
.0
(
E)
パフフィン(融点 6 30C)
パフフィン(融点位。c ) 4
.0
キャンデリフロウ 5
.0 8
.0
コメヌカロウ A 1
0.0
J

ロウ
(湘語草)

コメヌカロウ B
ミツロウ
ヒマワリ種子ロウ

パフフィン(融点 6S'C)
J。

6
。目 5町O コ

(﹂日一い冊待者--)

パフフィン(融点、74' C) 7
.0 6
.0 6
.0 6.0 1
2.0 7.0 7
.0 6
.0 6.0 6.
0 6
.0
マイクロクリスタ 1)ンワックス(融点 8
0
SC) 4口 3
.0 3
.0 3
.0 3.0 3.0 3.0 2
.0 3
.0 3.0 3.
0 3
.0 5.0
円台-

6
.0 6
.0
干川汁'

炭化水素油 ミネフルオイル 1.
5 3.5 3.5 1.
5 1
.5 3.
5 1
8.5 2
.25
エス7 ル油 パルミチン酸2ーエチルヘキシル 8.
5 9.0 9.0 8.
5 7
.0 9.0 1
8.5 8
.25
同叶什ミ

。5

n注 デ

ジメチルポリシロキサン(粘度 20mPa's) 0.
5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.
5 0
.5 0.
5 0.
5 0.5 0.
5 0.5
セナス -20 3.
0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0 3
.0 4.0 4.0 4.0 4.0 4.0
スナア 1
)ン酸ソルビタン 3.
0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 3
.0 2.0 2.0 2.0 2.
0 2.0
, ス7 アリン酸 1
.2 1.5 1.5 1.
5 1.5 1
.5 1.
5 1
.2 1.
5 1
.5 1
.5 1.
5 1.5
同叶什↑司法M

ステアリルアルコール 1.
0 1.0 1.0 1.0 1.0 1
.0 1
.0 1
.0 1.0 1
.0 1
.0 1.0 1.0
U ︺λv品 川 両

カルボキシどニルポ 1 )マ- A 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25 0
.25
混 増粘斉JI
力ルボキシビールポリマ - 8 0.2
5 0.2
5

と トリエタノールアミン 0.7
5 0.75 0.7
5 0.7
5 0.7
5 0 .
75 0.7
5 0.7
5 0.75 日75 0.7
5 0.7
5 0.7
5

同V︽ リ 同4
(﹀)

ポリエチレンゲリコール (PEG-90M) 0
.035 0.035 0
.035 0
.035 0
.035 町0
口 35 0
.035 0
.010 0
.035 0
.035 0
.035 0
.035 0
.035
SU ︿

1,3ーブチレングリコール 1
.5 1.5 1
.5 1
.5 1
.5 1.5 1
.5 1
.5 1.
5 1
.5 1
.5 1
.5 1
.5

﹄-MMC] ¥
mq出 掛84#

ポリオキシプロピレンソルビット 1
.0 1.0 1
.0 1
.0 1
.0 1.0 1
.0 1
.0 1O 1
.0 1
.0 1
.0 1
.0
市園田砂時叫,

カプリ 1
)ルグリコール 0
.5 0.5 0
.5 0
.5 0
.5 。5
目 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5 0
.5


¥②
エタノール 1
.5 1.5 1
.5 1
.5 1
.5 1
.5 1
.5 1
.5 1.
5 1
.5 1
.5 1
.5 1
.5

]
-。
Jk 残都 残昔日 残部 残部 残部 残昔日 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部


。。 。。。。
。。。。
。。 。 。。

F
﹂ λv


合計 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100


立ち上げ力
。 。 。 。 ×

毛束のっくりやすさ
毛髪上でののび 。。。。。。。。。。。。 X X × X
X
W O2
019
/18
835
6 1
9 PCT/JP2019/010616

りやすさが劣っていた。また、成分 (B) を配合しなかった場合(比較例 2


-
--
-4)、毛束のっくりやすさが劣っており、立ち上げ力にも劣る場合があっ
-

た。また、成分 (C) を配合しなかった場合(比較例 5) 、毛髪上でののび

が劣っていた。

[
006
5J また、上記試験例 1の直後に、整髪された毛髪を触ったところ、比較例 2

はごわつきが明らかに感じられ不快な感触であった。実施例 15は不快な感

触ではなかったものの、ごわつきがわずかに感じられた。その他の実施例、

比較例はごわつきがなく、優れた感触であった。

[
006
6J さらに、上記試験例 1の 3 0分後に、整髪された毛髪を目視にて観察した

。実施例及び比較例 1、 5は、白い粉の付着が観察されず、フレーキング抑

止性が良好であった。一方、比較例 2
---
--4は、白い粉の付着が観察され、フ

レーキング抑止性が不良であった。

[
006
7J 表に記載の主な成分の詳細は、以下の通りである。

[
006
8J <成分 (A) >
東E化成株式会社製)
力ルナウバ口ウ:商品名 iTOWAX-1 F8J (

<成分 (B) >


ヒマシ油:商品名 iR IC O S CO-EXJ (伊藤製油株式会社製)

<成分 (C) >


デカメチルペンタシロキサン:商品名 iTSF405J (モメンティブ・

パフォーマンス・マテリアルズ-ジャパン社製)
ジメチルポリシ口キサン(粘度 2mPa.s) :商品名 iSH200C

Fluid 2CSJ (東レ-ダウコ一二ング株式会社製)

. 5mPa.s):商品名 iSH200
ジメチルポリシ口キサン(粘度 1

C Fluid . 5CSJ (東レ・ダウコ一二ング株式会社製)


1

<成分 (D) >


ポリリシノレイン酸ポリグリセリル -6:商品名「ポエム PR-300J

(理研ビタミン株式会社製)

<成分 (E) >


W O2
019
/18
835
6 2
0 P
CT/
JP2
019
/01
061
6

パラフィン(融点 53 C) :商品名 IParaffin W A X - 1 2 5


0

ツブ J (日本精蝋株式会社製)

パラフィン(融点 59 C) :商品名 IParaffin W A X - 1 3 5


0

J (日本精蝋株式会社製)

パラフィン(融点 63 C) :商品名 IParaffin W A X - 1 4 5


0

J (日本精蝋株式会社製)

パラフィン(融点 62 C) :商品名 ISP-0145J (日本精蝋株式会


0

社製)

くその他の成分>
キャンデリラ口ウ:商品名「精製キャンデリラワックス R-2CGJ (

綿半卜レーディング株式会社製)

東E化成株式会社製
コメヌ力口ウ A:商品名 ITOWAX-3F 11J (

コメヌ力口ウ B:商品名 ITOWAX-3F 17J (


東 E 化成株式会社製

ミツ口ウ:商品名「コウサンダッシュウミツ口ウ J (三木化学工業株式会

社製)

ヒマワリ種子口ウ:商品名「精製ヒマワリワックス J (横関油脂工業株式

会社製)

パラフィン(融点 68 C) :商品名 IHNP-llJ (日本精蝋株式会社


0

製)

パラフィン(融点 74 C) :商品名 ISP-0165J (日本精蝋株式会


0

社製)、高融点パラフィン

マイク口クリスタリンワックス(融点 88 C) :商品名 IH I一 M I C -
0

1090J (日本精蝋株式会社製)

ミネラルオイル:商品名 ICARNATIONJ (Sonneborn

In c.製)、流動パラフィン

ジメチルポリシ口キサン(粘度 20mPa' S) :商品名 ISH200C


W O2
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/18
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6 2
1 PCT/JP2019/010616

Fluid 20CSJ (東レ-ダウコ一二ング株式会社製)

セテス -20:商品名「ブラウノン CH-320LJ (青木油脂工業株式

会社製)、ポリオキシエチレンセチルエーテル

ステアリン酸ソルビタン:商品名 iN IKKOL SS-10VJ (日光

ケミカルズ株式会社製)

力ルポキシビニルポリマ -A:商品名 iCARBOPOL 940J (


本ルーブリゾール株式会社製)

力ルポキシビ、ニルポリマ - B :商品名 iCARBOPOL 9 8 0 P O

LYMERJ (日本ルーブリゾール株式会社製)

[
006
9J さらに、以下に、本発明の乳化整髪剤組成物の処方例を示す。

(処方例 1)へアワックス

力jレナウ/f.口ウ 5. 0質 量 %

ヒマシ油 3. 0質 量 %

ジメチコン(粘度 2. OmPa' S) 5. 0質 量 %

ジメチコン(粘度 20mPa's) . 0質 量 %
1

ポリリシノレイン酸ポリグリセリル - 6 . 0質 量 %
1
0
パラフィン(融点 62 C) 5. 0質 量 %
0
パラフィン(融点 74 C) 5. 0質 量 %

キャンデ、リラ口ウ 5. 0質 量 %

コメヌ力口ウ . 0質 量 %
1

マイク口クリスタリンワックス 4. 0質 量 %

ミネラルオイル 2. 0質 量 %

パルミチン酸 2 -エチルヘキシル 7. 0質 量 %

セテス - 2 0 3. 0質 量 %

ステアリン自愛ソルビタン 3. 0質 量 %

ステアリン酸 . 0質 量 %
1

ステアリルアルコール . 0質 量 %
1

力ルポキシビニルポリマー O. 2質 量 %
W O2
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6 2
2 P
CT/
JP2
019
/01
061
6

卜リエタノールアミン O. 6質 量 %

フエノキシエタノール O. 2質 量 %

力プリリルグリコール O. 2質 量 %

エタノール . 0質 量 %
1

1, 3 -ブチレングリコール 2. 0質 量 %

シリカ O. 2質 量 %
PEG-90M O. 0 5質 量 %

加水分解ヒアル口ン酸 O. 001質 量 %

ポリオキシプ口ピレンソルビット 2. 0質 量 %

パン卜テニルアルコール O. 2質 量 %

香料 O. 2質 量 %

精製水 残部

合計 100. 0質 量 %

[
007
0] (処方例 2) へアミルク
力jレナウ/f.口ウ 7
. 0質 量 %
ヒマシ油 3. 0質 量 %

デカメチルペンタシ口キサン 5. 0質 量 %

ジメチコン(粘度 20mPa's) . 0質 量 %
1

ポリリシノレイン酸ポリグリセリル - 6 . 0質 量 %
1
0
パラフィン(融点 53 C) 1O. 0質 量 %

マイク口クリスタリンワックス 4. 0質 量 %

ミネラルオイル 2. 0質 量 %

パルミチン酸 2 -エチルヘキシル 8. 0質 量 %

セテス - 2 0 3. 0質 量 %

ステアリン自愛ソルビタン 3. 0質 量 %

ステアリン酸 . 0質 量 %
1

ステアリルアルコール . 0質 量 %
1

卜リエタノールアミン O. 5質 量 %
W O2
019
/18
835
6 2
3 P
CT/
JP2
019
/01
061
6

フエノキシエタノール O. 5質 量 %
エタノール . 0質 量 %
1

グリセリン 2. 0質 量 %
ポリオキシプ口ピレンソルビット 2. 0質 量 %
パン卜テニルアルコール O. 2質 量 %
香料 O. 2質 量 %
精製水 残部

合計 100. 0質 量 %
W O2
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6 24 PCT/JP2019/010616

請求の範囲
J
[請求項 1 下記成分 (A) 、下記成分 (B) 、及び下記成分 (C) を含有する

乳化整髪剤組成物。

成 分 (A) :力ルナウバ口ウ

成 分 (B) :ヒマシ油

成分 (C) :環状シリコーン、メチル卜リメチコン、エチル卜リシ
ロキサン、 卜リシロキサン、力フリリルメチコン、及び 25 Cにおけ
0

る粘度 0
.1.
...
...
.2. OmPa' S のジメチルポリシロキサンからなる
群より選択される 1以上の油剤

[請求項2
J 下記成分 (D) を含有する請求項 1に記載の乳化整髪剤組成物。

成 分 (D) :ポリリシノレイン酸ポリグリセリル

[請求項3
J ヘアワックスである、請求項 1又は 2に記載の乳化整髪剤組成物。

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