原 著

血 漿 脂 質, 末 梢 血 単 核 細 胞3-Hydroxy-3-methylglutaryl

Coenzyme A reductase activityの 日 内 変 動 に つ い て*

鈴 川 満 雄** 山 下 毅** 富 安 幸 志**

並 木 雅 彦** 西 脇 正 人** 池 脇 克 則**

平 田 文 彦** 宮 島 恵 美 子** 中 村 治 雄**

上 で か な り有 益 な 情 報 を 提 供 す る と 考 え ら れ る よ
I. は じ め に
うに な っ た. そ こ で わ れ わ れ は, ヒ トの 血 漿 脂 質
3-hydroxy-3-methylglutaryl Coenzyme A (HMG とPBMCsのHMG CoA reductase activityの 日
CoA)reductaseは コ レス テ ロー ル合 成 の律 速 酵 素 内 変 動 に つ い て 検 討 し た.
で あ り, 生 体 の コ レ ス テ ロ ー ル 代 謝 の 重 要 な 役 割
II. 方 法
を 担 っ て い る. 以 前 か ら ラ ッ ト月刊 蔵で は, HMG
CoA reductase activityが 著 明 な 日 内 変 動 を 示 す1) 健 康 な 成 人 男 性6名(Age24±3, H169.3±7.1
こ とが 指 摘 さ れ て い た. Anderson, Dietschyら が cm, BW61±8.9kg)に, 一 定 の 食 事 を 摂 らせ0°,

ラ ッ トの 肝 臓 他16組 織 で 行 っ た 検 討2)で は, 月刊蔵 7°,12°, 17° に ヘ パ リ ン 採 血 し た(Fig. 1). 食 事 内

の 他 に は 小 腸 に わ ず か な 日 内 変 動 を認 め た が, 腎 容 をTable 1の ご と く 一定 と し, 0°∼7° ま で 睡 眠
臓, 脳, 副 腎 な ど そ の 他 の組 織 で は, 日内変 動 は を と らせ た. 2日 間, 間 食, 喫 煙, 過 激 な 運 動 を

認 め られ な か っ た. ヒ トの コ レ ス テ ロ ー ル 代 謝 を 禁 止 し た. 採 血 後 血 液 は 直 ち に 遠 心 法 に て 血 漿 を
知 る 上 に お い て も特 に 肝 臓 に お い て コ レ ス テ ロ ー 分 離 し, Ficoll-Conray比 重 遠 心 法 に てPBMCs
ル合 成 速 度 に 日内変 動 が あ るか否 か は重 要 な問 題 を分 離 後8), 細 胞 は-80℃ で 保 存 し, HMG CoA
で あ る が, 従 来 の 方 法 で は そ の 検 討 は 困 難 で あ っ reductase activityを1か 月 以 内 に 測 定 し た. 血 漿

た3,4). ヒ ト肝 細 胞 のHMG CoA reductase activ- は超 遠 心 法 に て 各 リポ 蛋 白 に分 画 し酵 素 法 に て コ

ityは バ イ オ プ シ ー で 得 ら れ た 組 織 で 測 定 し た 報 レ ス テ ロ ー ル(C), ト リ グ リ セ ラ イ ド(TG)を,

告5)が あ る が, 日内 変 動 の 検 討 は 困 難 で あ る. 最 近 Single radial immunodifusion法 に てApo Bを 測

に な っ て 空 腹 時 の 肝 臓 と 末 梢 血 単 核 細 胞PBMCs 定 し た. HMG CoA reductase activityは, Brown
に お い て は コ レ ス テ ロー ル 合 成 速 度 の み な ら ず ら9,10)の 方 法 に 従 っ て 測 定 し(CV=10%), Pmol
LDLレ セ プ タ ー 活 性 も パ ラ レル に変 化 す る こ と mevalonate/min/mg cell Proteinで 示 し た.
が 報 告6,7)さ れ, PBMCsのHMG CoA reductase
III. 結 果
activityが 生 体 の コ レ ス テ ロ ー ル 代 謝 を 検 討 す る

*1987年7月, 第19回 日本 動 脈 硬 化 学会 総 会 にお い 朝 食 で 脂 肪40.9gP/S1.15を 含 む高 脂 肪 食 を

て 発表
摂 取 させ る と, 5時 間 後 に 血 漿TGが 有 意 に上 昇
**防 衛 医 科 大学 校 第 一 内科
した. 対 象 の6名 は, 空 腹 時TGが 正 常範囲内で
原 稿 受取 日:1988年1月6日
採 用 決 定 日:1988年4月28日 あ る が, 6名 の う ち 空 腹 時TGが 比 較 的 高 値 を示

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 動 脈 硬 化Vol.16 No.3 1988

Table 1 Dietary characteristics of experimental meals

Fig. 3 d<1.006 fraction TG levels after breakfast.

●=Patients with relatively high TG levels

(n=2)○=Patients withrelatively low TG

levels(n=4)

Fig. 2 Serum TG levels after breakfast. ●=Patients

with relatively high TG levels (n=2)○=

Patients with relatively low TG levels(n=4)

し た2名 は2倍 以 上 上 昇 した(Fig. 2). d<1.006

分 画TGに つ い て 検 討 す る と, 同 様 に2名 はd<

1.006分 画TGが2倍 以 上 上 昇 し た(Fig. 3). 空

腹 時 の 血 漿TGと5時 間 後 の 血1漿TG上 昇 量

(△TG)は, 正 の 相 関 傾 向 を 示 し た(slope=2.31, Fig. 4 Relationship between fasting d<1.006 fraction

r=0.7889, P<0.1). 同 様 に 空 腹 時 のd<1.006分 TG levels and △d<1.006 fraction TG levels

(postprandial-fasting).
画TGと, 5時 間 後 の △d<1.006分 画TGも 有

意 な 正 の 相 関 を 示 し た(slope=1.60, r=0.9495,

P<0.01, Fig. 4). Fig. 5に 各 個 人 のPBMcs ス テ ロ ー ル612mgの 高 コ レス テ ロー ル 食 を摂 取

HMG CoA reductase activityの 測 定 結 果 を 示 し させ る と, 夕 食 前 にLDL-Cは 有 意 に 上 昇 した

た. 各 個 人 に お い て は, HMG CoA reductase (Fig. 7). こ の 時LDL-TG, LDL-Apo Bも 上昇 し

activityは 日 内 変 動 を 示 し た が, 全 体 と し て は, た. HMG CoA reductase activityは 有 意 な変 化

有 意 な 変 化 を し な か っ た(Fig. 6). で は な い が6%低 下 した 。

朝 食 お よ び 昼 食 で, 脂 肪61.7g, P/S1.11コ レ

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 血 漿 脂 質, 末 梢 血 単 核 細 胞3-Hydroxy-3-methy191utaryl Coenzyme Areductase activityの 日内 変 動 に つ い て

Fig. 7 Serum (•œ) and LDL (•›) cholesterol levels.

Fig. 5 Diurnal variation of PBMCs HMG CoA re-

ductase activity.
肝 臓 のEリ セ プ タ ー で, カ イ ロマ イ ク ロ ン レ ム ナ
ン ト と競 合 す る た め と考 え ら れ て い る12). わ れ わ

れ の 検 討 で は カ イ ロ マ イ ク ロ ン と, レム ナ ン トを

合 計 した 成 績 で あ る が, 正TG血 症 者 で も比 較 的

高 値 の もの にお い て は カ イ ロマ イ ク ロ ン と レム ナ
ン トの ク リア ラ ン ス が 遅 く, 脂 肪 負 荷 時 の 血 漿
TGお よ びd<1.006分 画TGの 上 昇 量 は空腹時

の 血 漿TGあ る い はd<1.006分 画TGに 正比例

し て 大 き く な る と思 わ れ る.

わ れ わ れ の 検 討 で は, ヒ トPBMCs HMG CoA

reductase activityに は 日内 変 動 は 観 察 さ れ な か っ

た. 古 く か ら ラ ッ ト 肝 臓 に お い てHMG CoA
reductase activityが 日内 変 動 を 示 す こ と が 知 られ
Fig. 6 Diurnal variation of PBMCs HMG CoA re-
て い た が, ラ ッ トに お い て 調 べ ら れ た 範 囲 内 で は,
ductase activity (M•}SD).

日内 変 動 を 示 す 組 織 は, 肝 臓 と小 腸 だ け で あ り,

リンパ 球 は 日内変 動 を示 さな い と 考 え ら れ て い
IV. 考 察
た6). と こ ろ が 最 近 に な っ てHarwoodら13)は ヒ

Grundy ら11)は, 正 脂 血 症 者 と 高TG血 症者 トのPBMCs reductase activityも 日内 変 動 を示 す

の カ イ ロ マ イ ク ロ ンTGク リア ラ ン ス と レ ム ナ ン と報 告 し た. 彼 ら は1∼3週 間 一 定 の食 事 を一 定

トTGク リ ア ラ ン ス を 測 定 し, そ のT1/2が 前者 時 刻 に 摂 取 さ せ そ の 後 採 血 を行 っ て 検 討 し, ヒ ト

は, 4.5±2.9min, 後 者 は23±3.5minと 報 告 し た. PBMCsで は 朝食 後 が 最 高 で 明 け方 最 低 値 を と り

最 近Cortnerら12)は, ビ タ ミ ンAを 用 いてカイ 約5倍 の 変 動 す る と述 べ て い る. 今 回 の わ れ わ れ

ロ マ イ ク ロ ン レ ム ナ ン トク リア ラ ン ス を 測 定 報 告 の 検 討 で は, 比 較 的 食 生 活, 生活習慣 が一定であ

し て い る が, そ の 結 果 で は, 正脂 血 症 者 の レム ナ る 医 学 生 を対 象 と し た が, 日内 変 動 は 観 察 さ れ な

ン ト ク リ ア ラ ン スTl/2は, 14.1±9.7min, IV型 か っ た. 月刊蔵 とPBMCsのHMG CoA reductase

高 脂 血 症 で は50.7±20.8minと 後 者 で は 著 し く遅 activityは 恐 ら く パ ラ レ ル に 変 化 し て い る と思 わ

延 し て い る. 一 般 に 高TG血 症 者 で これ らの ク リ れ る が, ヒ トの こ れ ら の 組 織 の 日 内 変 動 を観 察 す

ア ラ ン ス低 下 が お こ る の は, VLDLレ ム ナ ン トが る た め に は か な り厳 密 な 食 生 活 の コ ン ト ロ ー ル が

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必 要 で あ り, 一 般 的 な 生 活 を し て い る 者 に お い て mentslof cholesterol turnover, synthesis and ab-

sorption in man, carried out by isotope kinetics
は, 明 ら か な 一 定 の 変 動 は な い と推 察 さ れ た. 一
and sterol balance methods. J. Lipid Res., 10:
般 に 日内 変 動 の メ カ ニ ズ ム は 酵 素 合 成 速 度 の 変 化 91-107 (1969).
と考 え られ て い る14)が, 活 性 型 と非 活 性 型 問 の 4) Liu, G. C. K. and Ahrens, E. H., Jr., Schreibman,
P. H., Samuel, P., McNamara, D. J. and Crouce,
変 換 に よ る 活 性 の 変 化 も 関 係 し て い る15). ま た,
J. R.:Measurement of cholesterol synthesis in man
変 動 が お こ る 機 序 に つ い て も食 習 慣, 生 活 習 慣16) by isotope kinetics of squaren. Proc. Natl. Acad.
あ るい は月
刊 蔵の 胆 汁 酸 合 成 サ イ ク ル17)と 関 係 が Sci. U.S.A., 72:4612-4616 (1975).
5) Angelin, B., Backman, L., Einarson, K. and Ewerth,
あ る が, 現 在 の と こ ろ 詳 細 は 不 明 で あ る.
S.:Hepatic cholesterol metabolism in obesity.
同 じ くHarwoodら13)は, コ レ ス テ ロ ー ル1.0 Activity of microsomal 3-hydroxy-3-methylglutaryl
g(ゆ で 卵4個)を 朝 食 と同 時 に 摂 取 さ せ る と2∼ coenzyme A reductase. J. Lipid Res., 23:773-779
4時 間 後 に はPBMCs HMG CoA reductase activ-
(1982).
6) Young, L.:Regulation of hydroxy-methylglutaryl
ityが 約30%低 下 し, 2時 間 値 で は11∼49%と CoA reductase in a rat leukocyte. J. Lipid Res., 18:
低 下 率 に 個 人 差 が あ っ た と報 告 し て い る. われ わ 572-581 (1977).
7) International collaboration study group :Metabolic
れ の 検 討 で は, コ レ ス テ ロ ー ル612mgを 食事 に
epidemiology of plasma cholesterol. Lancet :991-
混 ぜ て 摂 取 さ せ る とHMG CoA reductase activity 995 (1986).
が6%低 下 し た. コ レ ス テ ロ ー ル 調 理 法, 人種差 8) Boyum, A.:Isolation of mononuclear cells and
granulocytes from human blood. Scand. J. Clin.
な ど に よ る 影 響 も 関 与 す る と 思 わ れ る がHMG Lab. Invest., 97 (suppl. 21):77-89 (1968).
CoA reductase activityが 低 下 し た 機 序 と し て は, 9) Goldstein, J. L., Basu, S. K. and Brown, M. S.:
コ レ ス テ ロ ー ル を 多 く含 む カ イ ロ マ イ ク ロ ン レ ム Receptor-mediated endocytosis of low-density-
lipoprotein in culture cells. Method in Enzym.,
ナ ン トが 肝 臓, PBMCsで 代 謝 され細 胞 内 の コ レ
98:241-260 (1983).
ス テ ロ ー ル 合 成 を 抑 制 した 可 能 性 が 考 え られ る. 10)鈴 川 満 雄, 並 木 雅 彦, 西 脇 正 人, 池 脇 克 則, 平 田文
彦, 宮 島恵 美 子, 中村 治 雄:脂 肪 酸 負荷 の ヒ ト末 梢
V. 結 論 血 単 核 細 胞3-hydroxy-3-methylglutaryl coenzyme
Areductase活 性 に及 ぼ す影 響. 動 脈 硬 化 投 稿 中.
1) 空 腹 時TG, d<1.006分 画TGと 高脂 肪 食 11) Grundy, S. M. and Mok, H. Y. I.:Chylomicron
5時 間 後 の △TG, △d<1.006分 画TGは, 正 の相 clearance in normal and hyperlipidemic man.
Metabolism, 25:1225-1239 (1976).
関 を 示 し た. 12) Cortner, J. A., Coates, P. M., Le, N.-A., Cryer,
2) 朝 食1, 昼 食 で 脂 肪61.7g(P/S=1.11), コ レ D. R., Ragni, M. C., Faulkner, A. and Langer, T.:
ス テ ロ ー ル612mgを 摂 取 させ る と, 夕 食 前 に は Kinetics of chylomicronremnant clearance in
normal and in hyperlipoproteinemic subjects, J.
LDL-Cが 有 意 に 上 昇 し た 。 こ の 時, PBMCs
Lipid Res., 28:195-206 (1987).
HMG CoA reductase activityは,6%低 下 し た. 13) Harwood, H. J., Jr., Bridge, D. and Stacpoole,
3) PBMCs HMG CoA reductase activityは, P. W.:In vivo regulation of human mononuclear
leukocyte 3-hydroxy-3-methylglutaryl coenzyme
個 々 の 症 例 で は 日 内 変 動 を 示 す が, 全 体 と し て は A reductase. J. Clin. Invest., 79:1125-1132
一 定 の 傾 向 を持 た ず, ラ ッ トの 月刊蔵や 小 腸 の よ う (1987).
14) Clarke, C. F., Fogelman, A. M. and Edwards, P. A.:
な 著 明 な 日内 変 動 を 示 さ な か っ た.
Diurnal rhythm of rat liver mRNAs encoding 3-
hydroxy-3-methylglutaryl coenzyme A reductase.
文 献
J. Biol. Chem., 259:10439-10447 (1984).
1) Shapiro, D. J. and Rodwell, V. W.:Regulation of 15) Easom, R. A. and Zammit, V. A.:Diurnal changes
hepatic 3-hydroxy-3-methylglutaryl Coenzyme A in the fraction of 3-hydroxy-3-methylglutaryl CoA
reductase and cholesterol synthesis. J. Biol. Chem., reductase in the active form in rat liver microsomal
246:3210-3216 (1971). fractions. Biochem. J., 220:739-745 (1984).
2) Anderson, J. M. and Dietschy, J. M.:Regulation 16) Slakey, L. L., Craig, M. C., Beytia, E., Bridge, A.,
of sterol synthesis in 16 tissue of rat. J. Biol. Chem., Feldbruegge, D. H., Dugan, R. E., Qureshi, A. A.,
252:3646-3651 (1977). Subbarayan, C. and Porter, J. W.:The effects of
3) Grundy, S. M. and Ahrens, E. H., Jr.:Measure- fasting, refeeding, and time of day on the levels of

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 血 漿 脂 質, 末 梢 血 単 核 細 胞3-Hydroxy-3-methylglutaryl Coenzyme Areductase activityの 日内 変 動 につ い て

enzymes effecting the conversion of 3-hydroxy-3- 17) Duane, W. C., Levitt, D. G. and Mueller, S. M.:
methylglutaryl coenzyme A to squalene. J. Biol. Regulation of bile acid synthesis in man. J. Clin.
Chem., 247:3014-3022 (1972). Invest., 72:1930-1936 (1983).

Summary

Diurnal Variations of Human Serum Lipids and 3-Hydroxy-3-Methylglutaryl

Coenzyme A Reductase Activity in Peripheral Blood Mononuclear Cells

Mlchio SUZUKAWA,Takeshi YAMASHITA,Kouji TOMIYASU,Masahiko NAMIKI,

Masato NISHIWAKI,Katsunori IKEWAKI,Fumihiko HIRATA,
Emiko MIYAJIMAand Haruo NAKAMURA

The First Departmentof Internal Medicine,NationalDefenseMedicalCollege

Diurnal variations of human serum lipids and cantly increased after high cholesterol diets, and
3-hydroxy-3-methylglutaryl Coenzyme A (HMG HMG CoA reductase activity in PBMCs was in-
CoA) reductase activity in peripheral blood mono- hibited 6%, but not significantly. HMG CoA
nuclear cells (PBMCs) was investigated in 6 reductase did not exhibit a diurnal rhythm in
healthy normolipidemic adult males. 4Serum TG activity, not similar to enzyme in rat liver and
(post-prandial serum TG-fasting serum TG) and intestine, unless a period of dietary equivalent
•¢ d<1.006 fruction TG (postprandial d<1.006 lasting a few weeks.
fruction TG-fasting d<1.006 fruction TG) cor- Key words:HMG CoA reductase, postprandial
related significantly with fasting serum TG and lipemia, cholesterol, peripheral blood mononuclear
d<1.006 fruction TG levels. LDL-C levels signifi- cell.

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