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基礎土木工学演習

学籍番号( ) 氏名( )

 水理学における運動量の定理

コントロールボリューム

流入 流出

v1 v2

F = ρQ(v2 − v1 )
Fやvはベクトル量である

Fは流体が受ける力の合力
(1)下図に示すように直径 d の円管から出た流速 v の噴流が壁に垂直に衝突し,90 °曲げられている.こ
の時,板に働く力を求めよ.密度を ρ とし,この現象は全て水平面内で生じているものとする.

v d

(2)下図に示すように幅 b で流量 Q1 の噴流が角度 θ で壁に衝突している.この時,以下の問いに答えよ.


密度を ρ とし,この現象は全て水平面内で生じているものとし奥行きは 1 とする.
(a)衝突後の流量比 Q2 /Q3 を求めよ.
(b)壁に働く力とその作用点を求めよ.
Q2

Q1 b
θ

Q3
(3)下図のように,水平面内で断面積 A1 の管が向きを 180 °変化させて断面積 A2 の管となり,大気中に
水が放出されている.管内には一定の流量 Q が流れているとき,この曲管部に作用する力の x 方向成分とし
て最も妥当なのはどれか.
ただし,水の密度を ρw とし,摩擦やエネルギー損失は無視できる.

y
断面積A 1

断面積A 2

(4)下図に示すような,中心軸が一定の曲率をもって角度 60 °だけ曲がっている円形漸縮管の断面 i,ii


の断面積はそれぞれ 2A,A であり,管内に一定流量 Q の水が流れている.いま,断面 i における水の圧力は
p1 であることが分かった.このとき,円形漸縮管に作用する力の x 軸方向成分 Fx と y 軸方向成分 Fy を求め
よ.ただし.この管路はその中心軸が水平になるように置かれており,水の粘性の影響ならびにこれを含む全
ての損失を無視できるものとする.また,水の密度は ρw である.
y

60 °
Q

断面
断面積
ii

Q
x

断面
断面積 ,圧力
i

2A p
1

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