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Tekla Structures 13.

0
リリースノート

製品バージョン 13.0
2007 年 3 月

Copyright © 2007 Tekla Corporation


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EPM toolkit c 1995-2004 EPM Technology a.s., Oslo, Norway. All rights
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and isthe property of Research Engineers International c. All rights reserved.
本マニュアルで記述されているソフトウェアの一部は、欧州連合
(EU) またはその他の国で特許出願中の場合もあります。
内容

1 Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計 ................................................... 3


1.1 一般 ...................................................................................................... 5
エンハンスドツールティップ ................................................ 5
新しいオプションダイアログ ................................................ 5
マルチユーザーモデル使用の改良点 .................................... 5
新しいキーボードショートカット ........................................ 6
構成の変更 ................................................................................ 6
ユーザーフィードバックプログラム .................................... 7
メッセージファイルが ail ファイルに変更 ........................... 7
その他 ...................................................................................... 10
1.2 モデリング ........................................................................................ 11
その他 ...................................................................................... 11
1.3 図面 .................................................................................................... 15
[ 図面リスト ] ダイアログの改良点...................................... 15
複数行のテキストの配置 ...................................................... 15
角度寸法、エレベーションマーク、アソシエートマークの変
更の強調表示 .................................................................................... 15
複数シート上の図面の印刷 .................................................. 16
寸法タグとオブジェクトプロパティのリンク .................. 17
隠し部材の部材マークの陰線表示 ...................................... 17
一般図の自動寸法 .................................................................. 18
図面ビューラベル、断面の矢視記号とビューラベル、部分詳

リリースノート 1
内容
細のシンボルとビューラベルの表示の改良点 ............................ 18
図面の参照モデルの陰線の表示 / 非表示............................ 18
図面の固定柱ビュー............................................................... 19
基準線から部材のオフセットを確認................................... 19
アンカープラン内の追加の部材の表示............................... 19
テンプレートおよびレポート............................................... 19
その他....................................................................................... 20
1.4 インポートとエクスポート ............................................................ 26
陰線を個別のレイヤにエクスポート................................... 26
プレートネスティングの改良点........................................... 26
その他....................................................................................... 27
1.5 カスタムコンポーネント ................................................................ 28
カスタムコンポーネントのパスワード保護....................... 28
その他....................................................................................... 28
1.6 コンポーネント ................................................................................ 30
手摺コンポーネント............................................................... 30
コネクション........................................................................... 43
ディティール........................................................................... 49
冷間圧延................................................................................... 51
その他....................................................................................... 52

2 Tekla Structures 13.0 プロジェクト管理 ........................................ 53


その他....................................................................................... 53

2 リリースノート
内容
1 Tekla Structures 13.0
鉄骨詳細設計

Tekla Structures バージョン 13.0 は、メインリリースとして多くの新しい


機能や修正を含めています。
互換性 Tekla Structures 13.0 は、従来のすべてのバージョンと互換性を保ちます。
Tekla Structures13.0 で、既存のモデルを開いたり作業したりすることは可
能です。以下の問題に注意してください。
• Tekla Structures より以前のバージョンで作成したモデルを、常
にシングルユーザーモードで開くことで、変換の問題を回避し
ます。
• Tekla Structures 13.0 より以前のバージョンで作成した図面を更
新した場合、Tekla Structures13.0 で問題が起こる可能性があり
ます。以前のバージョンで開始した図面はそのバージョンで完
成させる、または、Tekla Structures 13.0 でそれらの図面を再作
成することが推奨されます。

リリースノート 3
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 以前のバージョンで作成したカスタムコンポーネントが新し
い Tekla Structures のバージョンので正常に動作するかどうかの
確認を行うことを推奨しています。
以前のバージョンのTekla Structuresのカスタムコンポーネントエディ
タで作成したカスタムコンポーネントを開いたとき、新しいバージョ
ンで更新を必要とする修正点を含んでいる場合は、コンポーネントを
更新するかどうかを確認するメッセージが表示されます。コンポーネ
ントを更新しない場合は、作成した元のバージョンと同様の動作はし
ますが、改良によるメリットを得ることはありません。
コンポーネントを更新することを選択した場合、確認が必要になり、
また改良点により寸法の再作成が必要となる場合もあります。寸法を
削除して新規の寸法を作成する場合 ( 名前が同じでも )、寸法が削除
されるときに従属関係を作成した計算式も削除されるので、寸法の計
算式の編集が必要になります。寸法の再作成も計算式の編集もカスタ
ムコンポーネントエディタで簡単に行うことができます。
現行バージョンで作成したモデルはすべて同バージョンで完成させるこ
とを推奨します。

一 旦 モ デ ル を Tekla Structures13.0 に 保 存 す る と、Tekla


Structures の以前のバージョンでは開けなくなります。

インストール Tekla Structures セットアップにより Tekla Structures 13.0 では新しいサブ


フォルダが作成されます。
Tekla Structures13.0 のインストールには、Windows 管理者権限が必要です。
これにより、すべての Windows システムフォルダの *dll ファイルが更新
されます。
リリースノート リリースノートは、Tekla Structures13.0 に新しく搭載された機能について
の簡単な説明を記しています。機能の詳細な説明および使用方法につい
ては、Tekla Structures13.0 最新情報を参照してください。

4 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
トピック この章は、以下の節から構成されています。
• 一般 (p. 5)
• モデリング (p. 11)
• 図面 (p. 15)
• インポートとエクスポート (p. 26)
• カスタムコンポーネント (p. 28)
• コンポーネント (p. 30)

1.1 一般

エンハンスドツールティップ
以前の Tekla Structures バージョンの従来ツールティップの他に、エンハ
ンスドツールティップと呼ばれる新しいタイプのツールティップが搭載
されています。エンハンスドツールティップは、タスクの詳細情報や例、
ヒントやコツなどを表示します。
詳細は、
「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。エンハンスドツー
ルティップ

新しいオプションダイアログ
[ 設定 ] および [ オプシ ョ ン ] メニューにあったいくつかの機能は、新しい
[ オプシ ョ ン ] ダイアログから使用することができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。新しいオプショ
ンダイアログ

マルチユーザーモデル使用の改良点
アクティブマルチユーザー
現在モデルに対して作業を行っているサーバー上のユーザーを表示する
ことができます。

リリースノート 5
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
不一致ログの改良点
Tekla Structures13.0 では、コンポーネント ID 番号のみが不一致ログに書
き込まれます。

モデルのアンロック
モデルビューを再描画する前に、マルチユーザーモデルは保存した直後
からアンロックされます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。マルチユーザー
モデル使用の改良点

新しいキーボードショートカット
Tekla Structures でも、Windows および AutoCAD の一般的なショートカッ
トのいくつか (Ctrl+N は [ 新規作成 ] および Ctrl+S は [ 保存 ] など ) を使用す
ることができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。新しいキーボー
ドショートカット

構成の変更

4D ツールがすべての Tekla Structures 構成で使用可能


4D ツールが、ビューワ構成を含むすべての構成で使用可能になりました。
4D ビジュアル化ツールは、指定された時間枠のモデル内のオブジェクト
の状態を確認する場合に便利です。ツールでできる操作の例は以下のと
おり。
• 色別に部材グループの架設スケジュールを表示します。
• 特定の期間内に製作スケジュールが組まれた部材を識別しま
す。
実際の使用例は、4D 事例オンラインヘルプのおよび「Tekla Structures 13.0
の新機能」をご覧ください。プロジェクト進捗の視覚化

6 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
解析機能がすべてのモデリング構成で利用可能
解析機能が、プロジェクト管理およびビューワ構成を除いて、すべての
構成で使用可能になりました。解析機能により、モデルの物理および解
析のメンバーを両方作成することができます。Tekla Structures オープン
API または標準フォーマットを使用して、Tekla Structures 解析モデルを外
部の解析システムと統合することによって処理されます。詳細について
は、お使いの解析ソフトウェアの販売会社にご連絡ください。
Tekla Structures で、[ 解析 ] のプルダウンメニューを表示しない場合は、[
ツール ]>[ 詳細オプシ ョ ン ]>[ 解析 ] で変数
XS_DISABLE_ANALYSIS_AND_DESIGNをTRUEに設定します。Tekla Structures
を再起動して、変数を有効にします。

オートコネクション、シーケンサー、ロット管理がすべて
のモデリング構成で使用可能
オートコネクション、シーケンサー、ロット管理が、プロジェクト管理
およびビューア構成を除いて、すべての構成で使用可能になりました。つ
まり、基本設計構成でオートコネクションを利用して、概略コンポーネ
ントなどを作成することができるようになりました。これにより、より
正確な材料集計や一般図の作成が可能になります。
構成変更の詳細情報は、オンラインヘルプの Tekla Structures 構成を参照
してください。

ユーザーフィードバックプログラム
新しいユーザーフィードバックプログラムに参加していただくことで、
Tekla Structures のユーザビリティの向上に貢献することができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。ユーザーフィー
ドバックプログラム

メッセージファイルが ail ファイルに変更

この変更は、ユーザーが独自の言語翻訳 (.mdl ファイル )


を作成している場合にのみ影響を与えます。

リリースノート 7
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
Tekla Structures 13.0 では、.mdl フォーマットで作成したすべてのメッセー
ジファイルが、.ail フォーマットに変換されています。独自の .mdl ファイ
ルを作成している場合、円滑な動作を確保するために、.ail ファイルに変
換してください。.ail フォーマットは、最新技術を取り入れて、メンテナ
ンスも簡単に行うことができるため、このような変更を実装しました。
.mdl ファイルから .ail ファイルへの変換方法 :

1. Tekla エクストラネットの Tekla Structures 13.0 ダウンロードページか


ら mdl2ail.exe ファイルをダウンロードします。
2. mdl2ail.exe ファイルを ..\TeklaStructures\12.1\languages フォルダに保存
します。
3. Windows の [ ス タ ー ト ] ボタンをクリックします。
4. Windows のスタートメニューにある [ フ ァ イルを選択 し て実行 ] を選択
します。
5. [ フ ァ イルを選択 し て実行 ] ダイアログに CMD.exe を入力して [OK] をク
リックします。
6. cd C:\TeklaStructures\12.1\messages を入力します。
7. コマンドラインに、
mdl2ail.exe <language>\messages <language>\messages
を入力し、Enter キーを押します。コマンドラインにお使いのすべて
の言語を入力します。
例えば、日本語と英語のメッセージをインストールしている場合、
mdl2ail.exe jpn\messages enu\messages
と入力します。
また、英語のみをインストールしている場合は、
mdl2ail.exe enu\messages
と入力します。
それぞれの言語の略語は以下のようになります。

8 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
言語 略語
簡体字中国語 chs
繁体字中国語 cht
チェコ語 csy
オランダ語 nld
英語 enu
フランス語 fra
ドイツ語 deu
ハンガリー語 hun
イタリア語 ita
日本語 jpn
ポーランド語 plk
ポルトガル語 ( ブラジル ) ptb
ポルトガル語 ptg
スペイン語 esp

8. .ail ファイルは、mdl2ail.exe の保存フォルダに生成されます。

9. .ail フォーマットに変換されたファイルを、エクスプローラーで
..\TeklaStructures\13.0\messages フォルダにコピーします。

メッセージ名に以下に表示される対象文字を使用している場合、メッ
セージを含むファイル内のメッセージの文字を手動で替える必要があり
ます。..\environments\country_independent\inp\ フォルダの objects.inp ファイ
ル、または作成したコンポーネントの .inp ファイルである場合もありま
す。

対象文字 置換後の文字
+ _b
- _c
> _d
< _e

リリースノート 9
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
対象文字 置換後の文字
= _f
& _i
. _j
, _k
: _l
' _m
% _n
# _o
? _p
@ _q

例えば、メッセージ名が My:Message などの場合は、.inp ファイルで


My_lMessage と変更します。

その他
モデルの開始と保存
• モデルに変更を加えずにプログラムを終了する場合に、モデル
を変更するかどうかの確認を行わなくなりました。
• モデルを開いた後にビューが表示されない場合に、[ ビ ュー ] ダ
イアログを自動的に表示するようになりました。
• [ 名前を付けて保存 ] ダイアログ内で、キーボードを使用してモ
デルを名前で選択することができます。例えば、N と入力する
と、N で始まる最初のモデルが選択されます。
• モデルを開く場合に、モデルフォルダ内にモデルが 1 つしかな
い場合、モデル名が [ モデル名 ] フィールドに追加され、Enter
キーを押す、または [OK] をクリックしただけでモデルが開き
ます。

ウェブビュワー
ウェブビュワーモデル (XML 出力 ) の製品マークを表示することができ
ます。

10 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
用語の変更
メニューコマンド [ ソ リ ッ ド ( 明るい色 )] は [ ソ リ ッ ド ( 暗い色 )] に変更され
ています。同様に、[ ビ ュー ]>[ 表示 ]>[ 部材 ]>[ ソ リ ッ ド ( 暗い色 )] および [
ビ ュー ]>[ 表示 ]>[ コ ンポーネン ト 内 ]>[ ソ リ ッ ド ( 暗い色 )] にあります。

ズームイン
ソリッドビューを [3D] に設定している、さらにモデルがビューの中心点
から離れている場合でも、[ ズームイ ン ] コマンドはソリッドビューでス
ムーズに動作します。

1.2 モデリング
その他
オブジェクト選択のキャンセルオプション
多くのオブジェクトを選択する場合に、必要以上に時間かかってしまう
場合、ダイヤログボックスが表示され、選択をキャンセルできるように
なりました。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。オブジェクト選
択のキャンセルオプション

ナンバリング
• [ ナンバ リ ング設定 ] ダイアログにもナンバリングプロパティを
保存することができます。[ 名前を付けて保存 ] ボタンの隣に名
前を入力して [ 名前を付けて保存 ] をクリックして、保存します。

リリースノート 11
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 修正内容 :[ マス タ ーモデルと 動機を取る ( 保存→ナンバー→保存 )]
オプションを選択してナンバリングをキャンセルした場合、[
ナンバ リ ング設定 ] ダイアログで定義した設定は失われる問題。
• ナンバリングなしで図面を作成しようとしたり、ナンバリング
が最新でない場合に、Tekla Structures では警告メッセージを表
示します。警告メッセージにある [ ナンバ リ ング実行 ] ボタンを
クリックしてナンバリングを実行した場合、コマンドによって
以下のように異なる処理が実行されます。
• [ 図面 リ ス ト ] から図面を開くと、図面をアップデートし、
アップデートされた図面を自動的に開きます。
• [ 図面 リ ス ト ] の [ ア ッ プデー ト ] コマンドは、図面を自動的
にアップデートします。
• [ 図面複製 ] ダイアログの [ 選択部材の図面複製 ] コマンドは、
複製図面を自動的に作成しますが、元図面はアップデート
しません。
• [MIS エ ク スポー ト ] ダイアログの [ 全部材 ] または [ 選択部材
] コマンドは、ファイルを自動的に作成します。
• [ ツール ]>[ ナンバ リ ング ]>[ 予備マーク ] コマンドは、予備
マークを自動的に作成します。
• [ ナンバー編集 ] ダイアログの [ 適用 ] コマンドは、番号を自
動的に適用します。.
• ファミリーナンバリングでは、異なるタイプでも類似する形状
の仕上げを、異なるファミリーに対して正しく適用するように
なっています。

12 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
基準線
• 基準線寸法で単一基準線を使用するかどうかを定義すること
ができます。[ 基準線プ ロパテ ィ ] ダイアログにある新しい [ 基準
線の自動寸法 ] オプションを使用して、定義します。

• 修正内容 : 基準線のコピーはできませんでした。
• 基準線ラベルは、日本語のようなマルチバイト文字環境でも正
しく表示されるようになりました。

オブジェクト情報ダイアログ
鉄筋や仕上げに対しても、[ オブジ ェ ク ト 情報 ] ダイアログで名前情報を利
用することができるようになっています。

非表示オブジェクト
非表示になったオブジェクトを選択し続けることはできません。

リリースノート 13
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
モデルビューの改良点
ソリッドビューの部材ラベル、寸法線、寸法テキストの色を制御するこ
とができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。寸法線、寸法文
字および部材ラベルの色の制御

モデルビューの部材ラベル
部材ラベルでオブジェクトを選択または指示することはできません。こ
れは、選択ハイライトや選択をより統一したものにするために変更され
ました。

プロファイルカタログ
幅修正内容 :BLZ および Z プロファイルの幅の値は、プロファイルカタロ
グで不正に 2 倍になっていました。

速度の改良点
補助円の作成がより素早くできるようになっています。

オブジェクト表現
[ ユーザー定義情報 ] ダイアログを使用してモデルのオブジェクト色を定義
した場合、[ オブジ ェ ク ト 表現 ] ダイアログを閉じる前にダイアログを閉じ
るようにメッセージが表示されます。

水平補助円
水平に作成された補助円は、現在の作業平面上にない場合でも正しく描
かれます。

干渉チェック
鉄筋の干渉チェックで、アプリケーションエラーを起こす問題は修正さ
れました。

ツインプロファイル
作業平面をシフトした後、ツインプロファイルの処理を [ 移動 ]-[ 平行 ] し
た場合でも、ツインプロファイルは影響を受けません。

14 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
1.3 図面
[ 図面リスト ] ダイアログの改良点
[ 図面 リ ス ト ] ダイアログが改良され、ユーザービリティが向上しました。
さらに、[ 図面 リ ス ト ] の操作がさらに素早くできるようになっています。

既定の図面セットから図面の選択
異なる図面グループから図面を選択することができます。

検索
図面を検索して素早く図面を見つけることができます。

新しいグラフィックシンボル
Tekla Structures 13.0 は、新しいグラフィックシンボルを使用して各図面の
状態情報を示します。
詳細は、
「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。図面リスト
ダイアログの改良点

複数行のテキストの配置
図面中にある複数行のテキストを右、左、または中央にそろえて配置す
ることができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。複数行のテキス
トの配置

角度寸法、エレベーションマーク、アソシエートマークの変更の
強調表示
アソシエート機能が有効な場合、図面を変更した時に、角度寸法、エレ
ベーションマーク、アソシエートマークも変更の強調表示(通常は雲マー
ク)されるようになりました。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。角度寸法、エレ
ベーションマーク、アソシエートマークの変更の強調表示および図面マ
ニュアルのアソシエート寸法の変更の強調表示

リリースノート 15
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
複数シート上の図面の印刷
複数枚の用紙に一枚の図面を印刷することができます。
[ 図面の印刷 ] ダイアログの [ 複数枚に印刷 ] オプションを選択して印刷しま
す。

[ 用紙方向 ] リストボックスの [ 自動 ] を選択した場合、図面の印刷に必要


な用紙の枚数を計算します。枚数は最も近い数字に四捨五入されます。印
刷枚数が少なくなる方の印刷方向が選択されます。固定縮尺を使用する
場合は、必要な枚数は切り上げられます。

複数枚の用紙に図面を正常に印刷するためには、図面のレ
イアウトが複数枚用紙への印刷に適したものであるかど
うかを確認する必要があります。

16 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
ファイルに出力する場合は、ファイル名の最後に用紙番号を割り振って
自動的にファイル名を付けます。番号は、1 から始まり用紙の右下コー
ナーに表示されます。
[ ツ ール ]>[ 詳細 オ プ シ ョ ン ]>[ 図面 プ ロ パ テ ィ ] の
XS_PRINT_MULTISHEET_BORDER を使用して、印刷する際、切落とす余白
を設定できます。例えば、3mm の左右余白および 5mm の上下余白を作
成するには、変数を 3,5 と設定します。元図で用紙をまたぐところは切
られますので、テンプレートやビューの配置を確認する必要があります。

寸法タグとオブジェクトプロパティのリンク
アソシエートマークをテキストとして寸法タグに追加することができま
す。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。オブジェクトプ
ロパティへの寸法注記のリンク

隠し部材の部材マークの陰線表示
一般図では、隠し部材(陰線表示になっている部材)の部材マークを陰
線で表示することができます。

リリースノート 17
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。隠し部材の部材
マークの表示と非表示

一般図の自動寸法
一般図の部材と基準線の寸法を自動的に作成することができます。
詳細は、
「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。一般図の自動寸法

図面ビューラベル、断面の矢視記号とビューラベル、部分詳細の
シンボルとビューラベルの表示の改良点
[ 断面図プ ロパテ ィ ] および [ 部分詳細ビ ュープ ロパテ ィ ] ダイアログの新しい
オプションを使用することにより、断面図と部分詳細のビューラベルお
よびシンボル、そして図面のビューラベルの表示を定義することができ
ます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。
• 図面ビューラベル表示の改良点
• 矢視記号と図ラベル表示の改良点
• 部分詳細シンボルとビューラベル表示の改良点

修正内容
• [ 矢視記号プ ロパテ ィ ] および [ 部分詳細ビ ュープ ロパテ ィ ] ダイア
ログから矢視記号および部分詳細シンボルおよび図面ビュー
ラ ベ ル が 設 定 で き る よ う に な っ た の で、変 数
XS_DETAIL_SYMBOL_TYPE、XS_SECTION_SYMBOL_TYPE および
XS_DRAWING_VIEW_LABEL_TYPE は削除されています。
• 矢視記号に対してラインに負の長さを使用することもできま
す。矢視記号がカット位置にフィットせず移動させる必要があ
る場合に便利です。

図面の参照モデルの陰線の表示 / 非表示
図面の参照モデルの陰線を表示するか、または非表示にするかを選択す
ることができます。

18 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。図面の参照モデ
ルの陰線の表示 / 非表示

図面の固定柱ビュー
製品図内の柱の正面ビューの方向を個別に定義することができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。図面の固定柱
ビュー

基準線から部材のオフセットを確認
製品図の基準線から部材のオフセットを確認することができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。基準線から部材
のオフセットの確認

アンカープラン内の追加の部材の表示
通常は柱製品の部分ではない、アンカーバーやレベリングプレートなど
の部材をアンカープランに追加することができます。
詳細は、「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。アンカープラン
への追加の部材の表示

テンプレートおよびレポート
• 新しい IS_POLYBEAM プロパティを使用して、部材がポリビー
ムかどうかを確認できます。IS_POLYBEAM は部材がポリビーム
の場合には、1 を返します。ポリビームではない場合には、0
を返します。
• DATE プロパティを使用して、日付形式を定義することができ
ます。[ 値フ ィ ール ド ] ダイアログのデータタイプを [ 数値 ]、[
単位系 ] を [ 日付 ] に設定し、[ 単位 ] リストボックスから形式オ
プションを選択します。

リリースノート 19
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• スクリーンにフィットしない場合、行に入力したテキスト内容
が自動的に短縮されることはありません。
• テンプレートコンポーネントのデフォルト名がより記述的に
なっています。例えば、PART タイプの行の名前は、デフォル
トで PART に設定されます。
• テンプレートの左側にある空のスペースを削除することがで
きます。[ 編集 ]>[ ト リ ム ]>[ テ ン プ レー ト 左端 ] をクリックして削
除します。
• 修正内容 : テンプレートエディタ 3.3 で作成した HTML レポー
トの特殊文字が Web ブラウザで正確に表示されないことがあ
りました。

その他
図面のユーザー定義情報
• [ 図面 リ ス ト ] ダイアログにある図面のユーザー定義情報に直接
アクセスすることができます。リストにある図面を選択し、右
クリックして、ポップアップメニューから [ ユーザー定義情報 ]
を選択します。
ユーザー定義情報に加えた変更が図面のタイプに関わらず、すべての
選択した図面を変更してしまう場合は、[ ツール ]>[ 詳細オプシ ョ ン ]>[
図面 プ ロ パ テ ィ ] の変数
XS_DRAWING_UDAS_MODIFY_ALL_DRAWINGTYPES を使用して制御する
ことができます。変数はデフォルトで TRUE になっています。これは、
図面のタイプに関わらず、すべての図面は変更されることを意味しま
す。この変数を FALSE に設定すると、選択されたタイプの図面のみ
が変更されます。

図面プロパティダイアログ
一般図、単品図、製品図、キャストユニット図および図面ビューのプロ
パティダイアログは、ボタンが再グルーピングされて分かりやすく、使
いやすくなりました。またアイコンがダイアログに追加され、内容の認
識が容易になりました。

20 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
基準線のアソシエート機能
基準線が更新されたときに、アソシエート機能のキーは、基準線のラベ
ルではなく固有 ID に基づいたものになりました。つまり、同一のラベル
を持つ基準線が存在しても、基準線に関連する寸法が正しくアップデー
トされるようになります。

矢印タイプ
Tekla Structures 13.0 は図面で使用する矢印のタイプを追加しました。

これらの矢印タイプは、[ 矢印 ] リストボックスがあるすべてのダイアロ
グで有効です。

リリースノート 21
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
寸法補助記号
図面を作成する場合、自動で作成される寸法に対して、板の寸法には板
の押さえる押さえ方向を表す寸法補助記号が自動的に作成されるように
なりました。
また、手動で追加した寸法に対しても寸法補助記号を自動的に作成する
ことができるようになりました。[ 寸法 ] プロパティの [ ア ド バン ス ト 設定
] タブにある [ タ イ プ ] で [ 自動 ] オプションを選択して、これを行います。

断面図とメインビューの配置
レイアウトプロパティダイアログの [ その他 ] タブにある新しい [ 断面図を
メ イ ン ビ ューにあわせて配置]から[はい]を選択して、断面図とメインビュー
を合わせて配置します。

シンボルファイルの変更
シンボルファイルを変更した場合に、変更を適用させるために Tekla
Structures を再起動する必要がなくなりました。すべての新しいシンボル
は、図面を開いたとき、または [ シ ンボルプ ロパテ ィ ] ダイアログの [ 選択
] ボタンを押したときに開きます。

図面の印刷
• モデルエディタの [ 図面の印刷 ] ダイアログを開く場合、[ 図面
リ ス ト ] ダイアログも開きます。
• 図面リストの図面が開かれない、または選択されない場合、[
印刷 ] ボタンは無効になります。図面を開く、または選択した
場合に、印刷ボタンをクリックすることができます。

マルチユーザーモデルでの作業
一 般 図 お よ び マ ル チ 図 は、サ ー バ ー か ら 番 号 を 割 り 当 て ら れ ま す。
xs_server.exe プログラムの最新バージョンを使用する場合に、 これらの番
号が重複することはありません。

22 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
用語の変更
Tekla Structures 13.0 では、以下の変更が含まれます。
• [ プ ロ ッ ト ] のコマンド名が、[ 図面の印刷 ] に替わりました。ま
た [ 印刷 ] のコマンド名が [ レポー ト の印刷 ] に替わりました。こ
れらのコマンドは [ フ ァ イル ] メニューにあります。

• [ プ ロ ッ タ ーカ タ ログ ] のダイアログ名が [ プ リ ン タ ーの定義 ] に
替わりました。

図面の再作成
変更していない製品、単品、キャストユニット図面をアップデートする
場合、図面は再作成されます。図面が編集されて保存されない限り、ま
たは図面リストの [ 出図 ] 機能を使用して出図されていない限り、図面は
自動的に再作成されます。
この機能を無効にするには、[ ツール ]>[ 詳細設定 ]>[ 図面プ ロパテ ィ ] で変数
XS_RECREATE_UNMODIFIED_DRAWINGS を FALSE に設定します。

断面図
• 修正内容 : 図面をアップデートした場合に、マルチ図内の断面
図シンボルが消去されていました。
• 断面図が基準線上で作成された場合でも、一般図の断面図で基
準線が表示されます。

部分詳細ビュー
修正内容 : 部分詳細ビューを含む一般図をマルチ図に追加する場合、部分
詳細ラベルはマルチ図に含められませんでした。

図面ビュー
• ビューのラベルフォントを設定する変数 XS_VIEW_TITLE_FONT は
詳細設定オプションに追加されました。[ ツール]>[ 詳細設定]>[ ビ ュー
(図面) ]

リリースノート 23
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 図面エディタからモデルビューにアクセスすることができま
す。[ ウ ィ ン ド ウ ]>[ ビ ュー管理 ]
• 修正済み : 図面ビューは、変更が加えられていなくても、変更
されたと認識されていました。

コピーおよび移動
修 正 内 容 :[ ツ ー ル ]>[ 詳細 オ プ シ ョ ン ]>[ 図面 プ ロ パ テ ィ ] に あ る
XS_DRAWING_NO_SCALING_FOR_COPIED_OR_MOVED_OBJECTS を TRUE に設
定した場合、[ コ ピー ]>[ 平行 ] または [ 移動 ]>[ 平行 ] コマンドを使った場
合に、Tekla Structures ではコピーされた、または移動したテキストを常に
図面ビューの端に表示していました。

上 記 の 変 数 は、
XS_SCALE_COPIED_OR_MOVED_OBJECTS_IN_DRAWINGS に
変更しました。この変数は、[ ツール ]>[ 詳細オプシ ョ ン ]>[
図面プ ロパテ ィ ] にあります。TRUE に設定してスケーリン
グを有効に、FALSE に設定してスケーリングを無効にしま
す。

マルチ図
• パラメトリックプロファイル名が、マルチ図の図面ビューラベ
ルで正しく表示されます。
• 寸法グルーピングタグが表示され、図面がリンクされた場合に
マルチ図内で正しく表示されます。

寸法グルーピング
• 修正内容 : 図面複製を使用して図面を作成した場合、寸法線タ
グに自動的に生成されていた情報に誤りがありました。

図面のシンボル
修正内容 : 長いファイル名がアプリケーションエラーを起こしていまし
た。

アンカープラン
• 修正内容 : 図面をアップデートした場合に、アンカープラン内
にある詳細シンボルのサイズが誤って測定される場合があり
ました。

24 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 修正内容 : アンカープランの拡大または詳細ビュー内のボルト
寸法オフセットが、部材のエレベーションに依存していまし
た。

図面の複製
• 空ビュー ( 他のビューや部材を含まないビュー ) は、複製され
た図面から自動的に削除されます。
• 修正内容 : 複製する際に、[ ナンバ リ ング設定 ] ダイアログで [ 標
準部材ラ イ ブ ラ リ ーの使用 ] チェックボックスを選択して、ナン
バリングを適用することにより、アプリケーションエラーを起
こしていました。

フィルタ変換の選択
修正済み : 一般図を Tekla Structures 12.1 以前の選択フィルタで作成した場
合、以前のフィルタは新しいフィルタリングシステムに自動的に変換さ
れていました。以前のフィルタが有効でも変換できなかった場合は、警
告メッセージが表示されていました。
しかし、フィルタリングシステムは、値を含まない以前のフィルタを無
視して標準フィルタを代わりにロードします。つまり不必要な警告メッ
セージが表示されることはありません。

部材マーク引き出し線
Tekla Structures では、引き出し線が他の部材の下にある場合、部材マーク
引き出し線を破線として描きます。

リリースノート 25
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
1.4 インポートとエクスポート
陰線を個別のレイヤにエクスポート
DWG や DXF 図面をエクスポートする場合、陰線を個別のレイヤにエク
スポートすることができます。DWG/DXF
詳細情報 Tekla Structures 13.0 ラインタイプのマッピングおよび Tekla
Structures 12.1 リリースノートの DWG/DXF 図面品質の改良点をご覧くだ
さい。

プレートネスティングの改良点
Tekla Structures 13.0 では、以下のプレートネスティング機能の改良点が加
わりました。

Parts
• 新しい ImportRectPart コマンドを使用してテキストファイルま
たは Microsoft Excel から部材 ( 長方形 ) をパーツおよびタスク
ファイルにインポートすることができます。
• 各部材の部材の優先度を定義することができます。
• 部材の保存や、カットプロファイルを他のグラフィックまたは
テキスト情報から区別することができます。
• リードインやリードアウト付きの部材も許容されます。
• ネストされた部材をオリジナルのレイヤや色で表示すること
ができます。

Stock
• Coil stocks、irregular stocks、カットアウト付き irregular stocks
を使用することができるようになりました。

TaskEdit
• Regular および irregular stock ネスティングの両方のフィラー部
材を使用できます。
• 複数の部材や、user-definable angles を持つ部材群付きの coil
stock を指定することができます。
• Auto-Bridge 仕様を定義することができます。
• Parts in Parts (PIP) の ON/OFF を設定することができます。

26 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 単品ネスティングに対して部材のミラー、および regular また
は irregular stocks の優先順位を指定することができます。

Nesting
• ネストの再開や続行がサポートされています。

ネストの再開または続行

• ネストされたレイアウトの Auto-Bridge を含めることができま


す。

Auto-Bridge 付きネストされたレイアウト

• ネスティングエンジンが強化されており、追加の RNEST ネス
ティングエンジンが加わって、長方形のネスティングを処理し
ます。
• Irregular stock ネスティングおよび拡張ネスティングが可能に
なっています。

その他
DSTV
• 修正内容 :DSTV ファイルがラットホールに対して不正でした。

リリースノート 27
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• 修正内容 : 製品マークを含むハードスタンプを持ち、異なる製
品の 2 つの類似した部材の図面を作成した場合、NC ファイル
が 1 つの部材のみで作成されていました。

IFC
オブジェクトのプロファイル名は、IFC エクスポートのオブジェクトタイ
プにも含まれます。

1.5 カスタムコンポーネント

カスタムコンポーネントのパスワード保護
作成したカスタムコンポーネントを保護するために、パスワード保護を
追加することができます。
詳細は、
「Tekla Structures 13.0 新機能」をご覧ください。カスタムコンポー
ネントのパスワード保護

その他

新しい値タイプオプション
カスタムコンポーネントエディタでは、[ 変数 ] ダイアログの値タイプオ
プションに [ コ ンポーネン ト 属性フ ァ イル ] を新たに加えました。
この新しい値タイプは固定命名形式です。Px_name と Px_attrfile というよ
うに [ コ ンポーネン ト 名 ] オプションとペアで使用する必要があります。
「Px」は任意の文字列にできますが、固定名を変更しないでください。コ
ン ポ ー ネ ン ト ダ イ ア ロ グ の こ れ ら に 自 動 的 に 値 を 表 示 す る に は、
COMP_name および COMP_attrfile のように、 「COMP」は両方に対して同
一となります。

速度の改良点
• パラメトリックカスタムコンポーネントの使用が、従来よりも
より高速に快適になりました。
• コンポーネントカタログを開くときや、カスタムコンポーネン
トの選択や削除をより素早く行うことができます。

28 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• ネストされたカスタムコンポーネント内でコンポーネントを
分解するときにかかる時間が飛躍的に短縮しています。

副部材
カスタムコンポーネントにある副部材の最大数は、30 になります。

自己参照数式の作成
自己参照する変数に対する数式を作成できないようになりました。ス
テータスバーおよびモデル履歴に警告が表示されます。

コンポーネントカタログの使用
名前を付けてモデルを保存するとき、コンポーネントカタログが開いた
ままの場合、オリジナルのモデルの ComponentCatalog.txt を使用していま
した。現在は、コンポーネントカタログを開いたままの場合、モデルが
保存された後、正しい ComponentCatalog.txt ファイルが使用されます。つ
まり、コンポーネントカタログは、削除されたカスタムコンポーネント
などを含むことはありません。

ポリゴンプレート角の拘束(バインド)
プレート面内方向以外にもポリゴンプレートの角を拘束(バインド)す
ることができるようになりました。例えば、ポリゴンプレートのコーナー
を z 方向にバインドすることもできます。

同一のメイン部材に対する複数のコネクション作成
Fixed:[ カ ス タ ム コ ンポーネン ト 設定 ] ダイアログを再度開いてカスタムコン
ポーネントを作成し、オプションを確認した後に、[ 部材間に複数の コ ン
ポーネン ト を許可する ] のオプションを変更した場合、ダイアログを閉じる
と変更が無効になっていました。

リリースノート 29
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
1.6 コンポーネント
手摺コンポーネント
支柱 - 手摺要素 - キックプレート (S86)
この新しいモデリングツールで以下を含む完全な手摺を作成します。
• 支柱
• 手摺要素
• キックプレート
指示順序 1. 手摺の開始位置
2. 手摺の終了位置
3. 階段桁 1 つの桁のみを指示した後、同桁が階段コンポーネントの一部
である場合で、かつ支柱のプロパティの [ 階段部材の指定 ] が [ すべて
に適用 ] に設定されている場合は、その他の桁を無視します。
4. 支柱が存在する場合は、開始する支柱を指示します。
5. 第二の支柱を指示します。支柱が支柱コンポーネントの一部である場
合、かつ手摺とキックプレートのプロパティの [ 支柱の選択 ] が [ すべ
てに適用 ] に設定されている場合は、他の支柱を無視します。

30 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
キックプレート (75)
[ キ ッ ク プ レー ト (75)] コンポーネントのユーザーインターフェイスと機能
がアップグレートされています。

指示箇所の省略 以前のバージョンでは、キックプレートの使用時はすべての支柱と手摺
要素を選択する必要がありました。現在は、その代わりにコンポーネン
トを選択することもできます。オプションを以下のように設定した場合
に、[ 支柱 (S75)] コンポーネントで作成したすべての支柱および [ 階段 (S71)]
コンポーネントで作成したすべての手摺要素が認識されます。

.
新規寸法 以下の新しい寸法が追加されます。

リリースノート 31
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
以下の事項が可能になります。
• キックプレート (1) の上部コーナーへの丸い角処理
• キックプレート (2) の下部コーナーの角処理
• フロアレベル (3) の定義
• フロアレベルからキックプレート (4) までの距離の定義
斜めキックプレー [ ピ ク チ ャ ー] タブにある [ 斜めキ ッ ク プ レー ト の作成 ] リストボックスで [ は
トの作成 い ] を選択して、斜めの桁上にもキックプレートを作成します。

32 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
その他の方向オプ 他にもキックプレートの方向オプションがあります。特に不等辺アング
ション ルのためのものです。

ギャップ 2 つの連続したキックプレート間にギャップを設定することもできます。

リリースノート 33
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
新しいコネクショ [ パラ メ ー タ ] タブで、2 つの異なるコネクションタイプを設定することが
ンオプション できます。

• 2 つのキックプレートの接続 (1)
• キックプレートを支柱に接続 (2)
クラス [ ク ラ ス ] プロパティがキックプレートプロファイルに追加されています。

34 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
支柱 (76)
[ 支柱 (76)] コンポーネントのユーザーインターフェイスと機能がアップグ
レートされています。

ピクチャーと寸法が改良されて、ピクチャーに指示順序が追加されてい
ます。

リリースノート 35
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
より簡単な支柱配 ダイアログをシンプルにして、より分かりやすくするために、以下の点
置 が変更されています。
• 支柱の数フィールドは削除され、間隔フィールド (1) のみを使用しま
す。
• 間隔タイプフィールド (2) には次の 2 つのオプション、[ 固定間隔 ] お
よび [ 最大間隔 ] があります。
• [ 固定間隔 ] を選択した場合 (2)、第二指示点から最後の支柱 (3)
までの距離がグレー表示に変わります。
最大間隔の使用 [ 最大間隔 ] オプションを使用して、距離フィールドの支柱間に最大距離
を入力します。それから、均等に配置された中間支柱を必要な数だけ作
成することができます。支柱間は最大距離と等しい、あるいはそれ以下
になります。
固定間隔の使用 [ 固定間隔 ] オプションを使用して、正確な距離を決めることができます。
このオプションによって間隔を変更します。このオプションで間隔を入
力する方法を以下の例で説明します。
• 6*950
• 1000 800 800 1000 800
クラス [ ク ラ ス ] プロパティが支柱プロファイルに追加されています。

36 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
手摺要素 (77)
[手摺要素(S77)]コンポーネントのユーザーインターフェイスと機能がアッ
プグレートされています。

指示箇所の削減 [ 支柱 (S76)] コンポーネントで支柱が作成されている場合、入力として 1


つの支柱を選択するだけで、他のすべての支柱が自動的に手摺要素に含
まれます。使用するには、[ ピ ク チ ャ ー ] タブの [ 支柱選択 ] リストボック
スの [ すべてに適用 ] を選択します。
新しい手摺端部の [ ピ ク チ ャ ー] タブで次の新しい手摺端部のオプションを選択することがで
オプション きます。

リリースノート 37
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
ハンドレールの配 垂直位置 (2) およびフロアレベル (3) を使用して、既存の支柱の下部から
置 ハンドレールを配置することができます。それからハンドレールから上
段手摺 (1) までの高さを定義します。上段手摺 (4) が連続的で、支柱が
カットされている場合は、上段手摺より上の支柱の延長距離を調整する
こともできます。

ハンドレールの高さ
フロアレベルからのハンドレール垂直位置です。支柱の高さとし
てデフォルトの長さとなります。
支柱下部からのフロアレベルです。デフォルトで 0 となります。
手摺要素より上の支柱延長距離の長さになります。[ パラメータ ]
タブの [ 支柱部材カット ] リストボックスにある [ 上段手摺から支柱
フィッティング ] フィールドを選択している場合、使用します。

38 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
製品メイン部材 製品メイン部材では 1 つの間柱がデフォルトでした。新バージョンでは、
希望する部材をメイン部材として選択することができます。[ パラ メ ー タ ]
タブ上で、[ 製品の作成 ] をクリックして以下のオプションのうち 1 つを選
択します。
• 最初の支柱
• 最後の支柱
• 最初のハンドレール
その他の方向オプ ハンドレールの方向オプションがあります。特に不等辺アングルのため
ション のものです。

ハンドレールカッ ハンドレール部材カットの新しいオプションが、[ パラ メ ー タ ] タブに追加


ト されています。[ 上段手摺から支柱フ ィ ッ テ ィ ング ]>[ ハン ド レール部材カ ッ ト ]
コンポーネントの 接続するシステムコンポーネントを選択することができます。
選択
• 上段手摺から支柱
• 下段手摺から支柱
• 中段手摺から支柱 ( カスタムコンポーネントも使用できます )
• 桟材から上段手摺
• 桟材から下段手摺

リリースノート 39
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
スロットホールか ハンドレールへの孔は、支柱のポリゴンや部材カットに合わせて作成さ
ら支柱 れていました。孔としてハンドレールへの孔を作成する新しいオプショ
ンが、[ パラ メ ー タ ] タブに追加されています。[ 他のハン ド レールから フ ィ ッ
テ ィ ング ]>[ 支柱ス ロ ッ ト ホール ]
桟材 桟材が手摺端部で使用可能になりました。[ 桟材 ] タブで、始点側手摺端
部や終点側手摺端部に桟材を作成する次のオプションを選択します。桟
材は手摺端部の水平な部分のみに作成することができます。

桟材間隔が正確な場合、残りの距離は始点と終点となるスペースまで均
等に分割されます。

[ 桟材 ] タブで、桟材を上段手摺と下段手摺に接続するコンポーネントを
選択することができます。

40 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
取っ手レール 取っ手レールは、上段手摺からの垂直および水平方向にオフセットされ
た安全のための独立した中段手摺です。システムコンポーネントまたは
カスタムコンポーネントを使用して取っ手レールを支柱に接続すること
ができます。さらに、取っ手レールの終点を選択することもできます。
取っ手レールが斜め桁 ( 階段など ) から来ている場合、最初の ( または最
後の ) 支柱からの延長部材および他の水平な部材を入れるオプションも
あります。

取っ手レールの作成方法 :
1. [ ピ ク チ ャ ー ] タブで、いくつかの値を使って支柱から中段手摺をオフ
セットします。

2. [ 手摺材 ] タブで、通常の手摺が作成されないように、上段と下段手
摺材のプロファイル名を”0”に設定します。

リリースノート 41
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
3. [ 中段手摺 ] タブでハンドレールの支柱トップからの間隔距離を調整
し、水平レール数を "1" に設定します。

4. 取っ手レールの終点を延長し、水平部分を持つ場合は、[ 中段手摺 ] タ
ブの以下のオプションを選択し、勾配および水平な距離を入力しま
す。

5. 下図に示すカスタムシームを作成します。

メイン部材と副部材の外形平面上の点配置を設定します。

6. カスタムシームの "standard" ロパティを保存します。


7. [ 中段手摺 ] タブで、カスタムシーム名とプロパティを使用してコネク
ション方向を希望どおりに調整します。

42 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
コネクション
テーパー柱梁スラブ (150)
斜め位置にある副部材の場合でも、コネクションは正常に動作します。

新しいノッチ (49)
修正内容 : ノッチの高さが梁の上部と下部で異なっていました。

2L スプライス (152)
コネクションを使用して梁スプライスを作成する場合、ボルトメイン部
材は梁になります。

リリースノート 43
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
補剛エンドプレート (27)
[ パラ メ ー タ ] タブにある新しい [ ボル ト 群の回転 ] リストボックスを使用し
て、希望する位置にボルトを回転させることができます。

チューブスプライス (6)
修正内容 : チューブ壁の厚さが 4.00mm 以下の場合、キャッププレートが
メイン部材に溶接されていませんでした。

44 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
フルデプス (184)
• [ プ レー ト ] タブの新しいオプションを使用して、せん断プレー
トの下部にあるコーナーをせん断プレートの上部にあるコー
ナーから独立して定義することができます。

• 修正内容 :[ プ レー ト ] タブで、[ 凸円 ] オプションを使用した場


合、[ 凹円 ] コーナーが作成されていました。またその逆も発生
していました。
• ノッチサイズは、メイン梁の上部から正常に定義されます。

モーメント接合 (181)
修正内容 : デフォルト設定のコネクションを適用すると、アプリケーショ
ンエラーが発生していました。

U.S. スプライスコネクション (77)


• [ ウ ェ ブボル ト ] タブの新しいフィールドを使用して、ウェブプ
レートの配置を制御することができます。

リリースノート 45
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
• [ フ ラ ン ジボル ト ] タブの新しいフィールドを使用して、フラン
ジボルトのオフセットを定義することができます。

ボルトモーメントコネクション (134)、ブレースガセット
(182)、フルデプス (184)、ベントプレート (190)
修正内容 : スチフナーコーナーに [ 凸円 ] タイプのコーナーを使用した場
合に、[ 直線 ] タイプのコーナーが作成されていました。

クリップアングル (141)
アングルボックスを使用した場合、[ ボ ッ ク ス S ボル ト ] タブで定義したス
ロット孔は、定義した設定に基づいて正しい部材上に作成されます。

両面クリップアングル (143)
安全コネクションを使用すると、ボルト群は正しく作成され、余分なボ
ルトが作成されることはありません。

位置決めピン付きシーティング (75) と両面位置決めピン付


きシーティング (76)
修正内容 : ストレートハンチの作成を選択した場合など、部材の寸法が不
正確になる場合がありました。

46 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
ボルトガセット (11)
修正内容 : ガセットプレートが、ベースプレートの上部に接地するまで延
長されない場合がありました。

エンドプレート (144)
エンドプレートとは別にハンチプレートの高さを定義することができま
す。

上フランジへ溶接 (147)、フルデプス (184)、フルデプス


(185)、スチフナー付き梁 (129)
副梁フランジは、副梁フランジの上に斜めプレートを作成した場合に
カットされます。

パイプ (23)
修正内容 : カット部材に対する回転角度を定義した場合、コネクションは
カット部材の他に実際の部材も作成していました。

スチフナー付き柱 (182)
修正内容 : 溶接番号 4、5、6、7、9 が正しく動作していませんでした。
・ 溶接ダ イ ア ロ グの溶接番号 4、 5、 6、 7 は表示の通 り に使
用で き ませんで し た。
・ 溶接番号 9 が、 溶接番号 4、 5、 6、 7 の代わ り に使用 さ れ
てい ま し た。
・ 溶接番号 5 は、 溶接ダ イ ア ロ グの絵では、 正 し く 表示 さ れ
てい ませんで し た。

手動ノッチ付け
[ ノ ッ チ ] タブの新しいオプションを使用して、副梁の中央からのノッチ
距離を計算して定義できるようになりました。

リリースノート 47
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
Excel を使用したコネクション設計
修正内容 :[ 設計 タ イ プ ] タブの [ 外部設計 ] リストボックスにある [Excel] を
選択していても、システムコンポーネントを作成した場合に、Excel 表計
算アプリケーションは起動しませんでした。

ガセットラップ付き (58)
ブレースの上にクリップアングルを使用してガセットプレートにブレー
スを取り付けた場合、または、ブレースの上下両方に取り付けた場合に、
最上部にあるボルトは正しいボルト部材で構成されます。
クリップアングルのみをブレースの上に使用した場合、コネクションシ
ンボルは赤になります。

せん断プレートシンプル (146)
最上部にある左ボルトの垂直寸法の測定が、勾配のある梁上でも正しく
動作します。

48 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
シートタイプ 9 (73)
梁とクリップアングルの両方に対してスロットが正しく動作します。

ディティール
溶接ギャップオプション
溶接ギャップオプションは、[ ボ ッ ク ス柱ベースプ レー ト ] ディティールに
似ており、以下のディティールで使用可能です。
• ビル ド 柱ベースプ レー ト (1068)
• ベースプ レー ト (1004)
• 円形ベースプ レー ト (1052)
• U.S. ベースプ レー ト ジ ョ イ ン ト (71)
• U.S. ベースプ レー ト (1047)
• パイ プ継手 (124)
• ベースプ レー ト (1042)
• ベースプ レー ト (1053)
• 補剛ウ ェ ブベースプ レー ト (1016)
• 補剛ベースプ レー ト (1014)
リリースノート 49
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
ベースプレートディティール
• 修正内容 : [ ア ン カーバー] タブの [ 全てのア ン カーの製品化 ] リス
トボックスで [ いいえ ] オプションを選択しても、プレートワッ
シャーが製品図から削除されていませんでした。
• [ グ ラ ウ ト マー ク ] フィールドを使用して、[ ア ン カーバー ] タブ
のグラウト部材と製品図ナンバーシリーズを定義することが
できます。グラウト部材と製品ナンバーのデフォルト値は、x/
1 と X/1 になっています。

キャストプレート (1069)
[ 部材 ] タブにある [ キャ ス ト プ レー ト ] のオプションを使用して、キャス
トプレートの製品図の頭文字と開始番号を定義することができます。

50 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
ベースプレート (1004) および補剛ベースプレート (1014)
ボルトの作成を防止するときと同様に、個別のアンカーロッドを削除す
ることができます。

L プロファイルベースプレート (1020)
適用した際、ディティールは正しく動作します。

階段ベース (1038)、階段ベース (1043) および階段桁端部処理


(1023)
垂直カットは以前とは異なって作成されます。垂直カットは、最低ステッ
プ先端点の指示点で作成されます。つまり、正の値を使用する場合、カッ
トは移動するか桁を下がりますが、垂直を保ちます。負の値を使用する場
合は、カットは桁を上がります。

以前の Tekla Structures で作成されたモデルにある、この


ディティールは、Tekla Structures13.0 でモデルを開いた場
合に、正しく変更されません。

階段室およびエレベータシャフト (90)
• 10 階以上を作成することができます。
• フロア間のフロアの最小高さは、200mm になりました。

冷間圧延
冷間圧延の固定 (1)
[ 支柱 ] タブの [ 仕上げ ] フィールドから、支柱の仕上げを定義することが
できます。

冷間圧延の固定 (2)
• 修正内容 : コネクションのメイン部材から母屋がオフセットさ
れている場合、ボルトの正しい配置を自動的に見つけることは
できませんでした。
• 修正内容 : ボルト端の距離が、Z プロファイルで不正でした。

リリースノート 51
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
その他
速度の改良点
コンポーネントカタログをより速く再度開くことができます。

ユーザーインターフェイスの改良点
以下のコンポーネントは、さらに多くの解説図や絵を含むように、ユー
ザーインターフェイスを改良しました。
・ フィッティング (13)
・ ラウンドチューブ (23)
・ 梁用溶接接合 (44)
・ 新ノッチ (49)
・ エンドプレート (101)
・ フィンプレート (103)
・ エンドプレート補強フランジ (111)
・ 両面エンドプレート (112)
・ 両面エンドプレート (115)
・ クリップアングル (116)
・ 両面クリップアングル (117)
・ 両面フィンプレート (118)
・ 梁 - 梁溶接 (123)

52 リリースノート
Tekla Structures 13.0 鉄骨詳細設計
2 Tekla Structures 13.0
プロジェクト管理

Tekla Structures 13.0 プロジェクト管理構成は、以下の新しい機能を備えて


います。

その他
• TOCOMAN_OBJECT_TYPE と呼ばれる新しいユーザー定義情報が
Tekla Structures 13.0 に追加されました。このフィールドを使用
して、材料集計、積算や見積もり、スケジュール作成を目的と
するオブジェクトタイプを分類します。プロパティ値は、建築
管理分野で一般的に使用されている建築要素を含みます。
• [4D] ダイアログの [ ビ ューの自動再描画 ] オプションをチェック
した場合、スライダーを調節してレビュー日を変更した場合で
もビューは更新されるようになりました。

Release Notes 53
Tekla Structures 13.0 プロジェクト管理
54 Release Notes
Tekla Structures 13.0 プロジェクト管理

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