You are on page 1of 1

屋根付の身障者用駐車場 木曽町役場薪炭所

中山道とつながり、木曽を感じ、親しみやすく安心して集まれる、 建物南東に設備スペースをまとめ バックアップ熱源として薪炭所を併設し、災害時に備えます


町民も利用できる薪割機のある小屋を設け、間伐材等の
メンテナンスの容易な設備計画とします
敷地全体が公園のように開かれた防災の拠点としての庁舎 効率的な 傍聴ロビーを設け、町政への参画を
利用を促進するモデルケースを提案します

薪割り
バックヤード配置 促す環境を整備します 木質バイオマス
ボイラー小屋 薪置き場
地域住民も利用でき折戸を開けば

小屋
分散配置されたトイレ配置 駐車場裏と壁面の間は通路 広く使える多目的スペースとなります
線路との境界付近は低木を植樹し生垣とします 公
公用車(70台)は使用頻度にばらつき
来庁 利用しやすい 用
マイクロバスの配置 車 があることを考慮し、分散配置します
者用 用
使用頻度の
高い公用車用 来庁者用(80台)は敷地入口に マイ
屋内外からも使える クロ
近い東側にまとめて配置します バス
車道 来庁 身障 来庁
者用 A' 者用 者用 薪ボイラー
職員用駐車場は業務開始前後に集中することを考慮し
明解な歩車分離 空調 備蓄 電気 ソーラー発電 災害発生後72時間電力供給可能な容量を検証します
明解な職員動線 機械 倉庫 系統 蓄電池
系統
敷地奥の一箇所にまとめ、明解な利用者のゾーニングとします 職員用 最小限の剪定・伐採の後、盛土造成し薪割小
歩道
建築可能範囲 休憩室 防災
屋と薪置場のためのスペースとして整備します
宿直室 無線 職
1相 室 員
休憩室 情報室
執務室 書庫 執務室 宿直室 教育
会議室1 用
委員
既存樹木を保存します 2談 WC 会室 (議会兼用)
サーバ 防災センター
WC 役場本庁舎 更衣室 ー室
授乳 本部機能
3室 議会
WC 五木 WC 更衣室 事務局 折 傍聴ロビー 薪ストーブ
風除室
屋根付 の間 行政情報コーナー

の車寄 中山道こみち ワンストップ窓口
公用車用 中山道こみち 擁壁を新設し、がけ沿いに
町民ホール
植栽帯 年輪 教育委
員長室 会議室 FM
受 検査計測室
付 相 談 室 検診室
職 回遊性のある安全な遊歩道
書庫 の間 員
バ 執務室 薪ストーブ 副町
放送室
WC
用 道 を整備します
遊歩
ス 休憩室 長室 5 4 3 2 準備
WC 給湯
停 薪ストーブ キッズ
待合 コーナー 眺望テラス 町長室 WC
保健センター 建物両端を屋根付の車寄とし、 根切残土を土壌汚染エリアに盛土し、

5302
調理
空調機械 50m分の備蓄ベンチ 一室としても使える会議室群 機能訓練室 調理室 実習室 雨天でもアクセスしやすいエントランスとします 汚染土が肌に触れないよう配慮します 薪炭所のイメージ
距離:
車寄せロータリー
広場に面した憩いの場
4
バ 北西側へのひらけた眺め 敷地 北西側
63
積雪時に迅速に出動可能
からの
離: 1 イ ひらけた
広場に面した開放的な実習室等 ク
置 眺め
同壁面

除 南東側
での距

サワラ 場
ロープ

雪 町民ホール・眺望テラス
車 バイク10台 山への
ワンストップ窓口・薪ストーブ休憩室 コウ 眺め
軒先ま

がまとまった役場の中核 みんなの防災広場
アス ヤマキ 木曽五木の苗木を植え、 風景に寄り添う
会議棟

自転車置場 町役場と共に成長していく
自転車20台以上 ナロ 大きな切妻屋根
広場を提案します
ら既存

ネズコ 既存庁舎を使用し仮設を建設しない建替計画 根切り残土は土壌汚染エリアに盛土し、敷地全体をワンスロープ化します


軒先か

木曽町役場会議棟
遊歩道を中山道の (既存)
分岐として ① ⑤
フラットに整備します ヒノキ ② ④
中山道へと
段差が少ない箇所は
繋がるスロープ ③
全体を階段状に整備します 切土数量(概算) 盛土数量(概算)
A
新庁舎の掘削範囲 ①1135m2×2.3=2610m3 ③防災広場+南西駐車場:4090m2×1.0m=4090m3
既存会議棟 ②2360m2×1.0=2360m3 ④旧役場埋め戻し: 600m2×1.0m =600m3
既存庁舎 基礎躯体の掘削 合計:       4970m3 ⑤薪割小屋スペース: 1000m2×0.3m=300m3
空調設備の一部北西側に設置し 活動をサポートするレンタルスペースとしても機能します 合計:
  4990m3
配管長によるロスを軽減します 役場の情報の他、新しい町役場自体を教材にした木育講座や、
広場やテラス、薪炭所を利用した木育ワークショップ等の企画・運営の拠点を提案します

秩序と柔軟性を兼ね備えた新しい軸組様式「木曽町モデル」を提案します 大きな軒下空間が町を見守り、防災広場と連携して災害時の拠点となります
□小中径材を組み合わせ、徹底した □災害時にも自立できる庁舎をめざして □災害発生時  安心して避難できる地域住民の砦としての庁舎 □明解なセキュリティラインによる、安定した防災拠点・復興支援拠点
□バランスよく耐震要素を配置すること □小さな断面で大きなスパンを実現する 町民ホール+ワンストップ窓口+会議室群 蓄電池(ソーラー発電と連動) 役場本庁舎: 防災センター+保険センター:
地域住民の

セキュリティライン

セキュリティライン
で荷重を分散する考え方 モジュール化で工期短縮・コストダウンを図ります 現代の軸組「木曽町モデル」   災害時に最大限機能を発揮するよ 避難経路
一時避難所・情報掲示板等 バイオマスボイラー小屋 薪炭所 災害時の執務を可能にするため 一時避難所 災害時の情報拠点として
組柱: 出梁:120×350 施錠できるエリアを確保します 独立した運営が可能です
ハの字型筋交と耐力壁のセットをバランス良く配置することで局 材は6mを超えず工事の容易な4寸材(120mm幅)を基本 120×150 う敷地中央に防災センターを設け、大き
専用入口
所的な力の集中を避け、開放性と耐震性を両立します とし、部位によって適した材種を選定しながら計画します な軒下空間を起点として敷地全体が 備蓄倉庫
駐車場に面し 薪置場 専用入口
:桁材  (長さ 約110m) :短手基本軸組(25スパン) :垂木(121組)
防災のための空間となるよう各防災 防災 内外から利用可 専用入口
センター
設備を効率的に配置します。
軒高:3990 1911

深い軒下空間
 薪炭所の併設や井水カスケード利用、
5901

炊出や物資仕分
救援活動スペース
蓄電池システムの導入によるバックアップ熱 一時避難所 等に活用
長手 耐力壁 かまどベンチ
21840 源の確保により、災害時のエネルギーの 執務スペース:
町民ホール+ 眺望テラス+軒下 情報 会議室群:
防災広場 ワンストップ窓口: 一時避難テント 掲示板 帰宅困難者の
短手 耐力壁 組桁: 自律性を高めます。 マンホール トイレ・排水貯留槽 中山道バックアップアプローチからの避難 災害時仮設テントの設置
災害対応
情報の集約拠点 の設置 設置 休憩・宿泊スペース
小屋組を構成する部材幅は全て120mmとします
この壁面を壁梁とすることで スチール 120×350
長手 ハの字型筋交 接続
() 内は部材背を示す 薪炭所:敷地内で薪を供給・保存
母屋(210)
金物 災害時における庁舎機能の継続に向けて バイオマスボイラー小屋
することで冬季の被災に備える
インフラ基盤 備蓄・貯留 エネルギーの自律性 木質チップ燃焼による熱源
垂木(240) 災害時のバックアップとしても利用可
バイオマスボイラー
束(120)
薪炭所
出桁(350) 太陽光発電+蓄電池
薪ストーブ
非常用発電 連動して送電断線に備える 備品倉庫:防災センターからも利用可
貫(120) 太陽光発電
母屋: 2回線受電
受水タンク
蓄電池
120×210 備蓄ペットボトル
浸水系統分離 雨水洗浄水利用
ピット受水層
井水熱利用
組桁(350二本合) 垂木: マンホールトイレ
井水飲料利用
組柱 120×210
出梁(350) (災害時のみ)
:ハの字筋交 :短手耐力壁 :長手耐力壁 (120×150二本合) スチール 昼光利用
接続
※ 金物
ハの字筋交いの連続する窓辺
□信州型接着重ね梁の採用を検討します 庁舎への道路アクセス
緊急輸送道路の整備
小中径材を組合わせて梁
背の大きい横架材が製造 出桁:
120×350
でき、集成材に比べて接
着剤が少なく製材に近い
意匠性が得られます
※信州木材製品認証センター 木曽町役場会議棟(既存) かまどベンチ:
木曽町に受け継がれてきた伝統的な 一時避難所 防災広場と保健センター
□長スパンに対応するフレキシブルな「壁梁」 継手・仕口による接合技術をベースに、 中長期避難所として機能 に近接した炊出エリア
部分的に現代の金物技術を補うことで
執務室や大会議室など、無柱空間が望まれる場所には部分
21840
剛性を確保します
的に壁梁とすることで長スパンに対応します
短手軸組 25ス 中山道からのアプローチの新設:
パン
この壁面を壁梁とすることで m 東メインアクセスが使用不可
2 中山道分岐
2 になった場合のバックアップアクセス

遊歩道へ
この柱を省略
10mを超える
長スパンに対応 伝統木造の知恵に現代の技術を添える 中山道へ マンホールトイレ 深い軒下空間: 防災広場:
ことで生まれる新たな木造軸組の様式 公共排水管への接続を考慮してメインアプローチそばに排水 炊出や物資仕分・救援活動スペース 災害時仮設テント
5460 5460 1820 約11 貯留槽を設置避難者・外部支援者の長期滞在に対応 の設置が可能
10920 0m 「木曽町モデル」の構築をめざします 下部道路へ 一時避難所等に活用
小屋組全景
【「木曽町役場本庁舎・防災センター建設」に伴う基本設計業務委託に係る公募型プロポーザル】

You might also like