You are on page 1of 7

【海冥主メイヴ】

Last-modified: 2022-02-05 (土) 12:30:26


概要
使用呪文・特技
攻略
つよさ I
つよさ II
つよさ III
つよさ IV
つよさ V
フェスタ・インフェルノ
余談
概要
Ver.3.5 前期から追加された【常闇の聖戦】第 3 弾のボスモンスター。
初出は本作 DQ10 で、一部アプリ作品にも登場している。
【水系】で【大王イカ】、【テンタクルス】、【イケイオス】、【クラーゴン】の色違い。
BGM は【不死身の敵に挑む】。なお DQ5 にはこの系統は登場しない。
「海冥主」の読みは「かいめいしゅ」(公式ガイドブックより)。海冥王と間違われることもあるが、正しく
は海冥主。
 
見た目が【イカ】なので DQ10 内でイカと言った場合は多くの場合コイツを指すが、大王イカの狩り募集でもイ
カの呼称がよく使われるので混同に注意。
 
【ダーク】と【プリネラ】曰く、神々がいた時代にナドラガンド大陸の内海(現在の【嵐の領界】)に潜んで
いた怪物で、大多数の竜族を海中に引きずり込んだあと【常闇の竜レグナード】と激突、その余波で大陸全体
が被害を受けたらしい。
その後ナドラガンドが 5 つに分断されたことで封印状態に陥っていたが、全ての領界が繋がった(嵐の領界を
クリアした)ことで、隣接する【炎の領界】にいるレグナードの気配を感じ取り覚醒する。
そのため、水系のくせに平原での戦闘となる。
 
【竜牙石】が撃ち込まれる際のメッセージは「(プレイヤー名)は海冥主メイヴの撃退に成功した!」。
【ムストの町】へ上陸しようとしていたところを返り討ちにしただけであり、闇のチカラが回復すると再び上
陸を試みるため、冒険者はダークの願いで継続してメイヴと戦っていくことになる。
 
【フェスタ・インフェルノ】で解放されるまめちしき 3 ページ目によると、「元は小さく弱い種族だったが、
奇跡的な確率で成長を重ね、生存競争を勝ち抜くことで完全体といえる個体になった」という。
この解説からすると、【いにしえのゼルメア】の NPC コーラットから語られる「あの一族の完全体」とはメイ
ヴのことを指すのかもしれない。

使用呪文・特技
海冥主メイヴ
【回転アタック】:I~III ではターンエンドでのみ使用。自分中心の狭周囲にダメージ×2+ふっとび(ふっと
び効果は一撃目のみ)
ダメージは I~III で通常攻撃の 0.7 倍×2、IV・V で通常攻撃の 1.2 倍×2
【触手れんだ】:I、II ではターンエンドでのみ使用。前方へランダムに 6 回ダメージ
I~IV では通常攻撃の約 0.5 倍+0.45 倍×2+0.4 倍×3
V では通常攻撃の約 0.35 倍×2+0.3 倍×4
【すみはき】:I、II でのみ使用。前方狭扇範囲に 680~720 ダメージ+【攻撃力低下】・【守備力低下】・
【行動間隔延長】各 2 段階+【幻惑】
【どろはき】:III~V でのみ使用。対象と相手周囲にダメージ+攻撃力・守備力・行動間隔延長各 2 段階+幻惑
+【移動速度低下】
ダメージは III・IV で 680~720、V で約 720~760
【デスファウンテン】:対象とその周囲にダメージ×2
ダメージは I~IV で 370~390 ダメージ×2、V で 450~570 ダメージ×2
【ゲノムバース】:ゲノムデビル+守護石 2 体を召喚
【ショックウェーブ】:前方長距離直線状に通常攻撃の 3 倍ダメージ
【始原の雷撃】:自分狭周囲に【雷属性】ダメージ+【マヒ】+【感電】
基礎ダメージは I~IV で 450~500、V で 530~570」
感電ダメージは I で最大 HP の 5%、II で 8%、III で 10%、IV・V で 15%
【ギガデイン】:対象とその周囲に雷属性呪文ダメージ(必ず暴走する)。無耐性で 2999 ダメージ
【暗黒海冥波】:自分狭周囲に【闇属性】ダメージ+【特技封印】+【呪い】+【混乱】+【全属性耐性低下】+
移動速度低下
ダメージは I~IV で 950 程度、V で 1100~1200
【海冥の威圧】:自分広周囲にふっとび+移動速度低下+【守備力ゼロ】+良性ステータス解除。自分にテンショ
ン 1 段階上昇+【行動間隔短縮】2 段階+悪性ステータス解除
ゲノムデビル
【青なる海冥の浸食】:青の守護石の周囲にいない相手に 9999 ダメージ×2
【黄なる海冥の浸食】:黄の守護石の周囲にいない相手に 9999 ダメージ×2
回転アタック:自分中心の狭周囲にダメージ×2+ふっとび(ふっとび効果は一撃目のみ)。海冥の浸食の後、ご
くまれに使用することがある
攻略
つよさ I
HP134857、攻撃力 1402、守備力 647。【常闇の竜レグナード】の III より高いという、かなりの高体力の持
ち主。属性耐性は全属性 0.9 倍。
通常攻撃のダメージは戦士等の重装備職なら一撃耐えられる程度だが、後衛だと一撃死する可能性もある。
 
開始時は通常攻撃にすみはきとデスファウンテン、ショックウェーブを使ってくる。
ターンエンドで上記の技と比較して対処しづらい回転アタックか触手れんだが来るので壁戦法は慣れた人向け。
相撲ゲージは他の敵と同じで約 10 秒なので、タゲとなった人は 7 秒ほど逃げたら当たりに行って押し合い反撃
を抑制するとよい。
すみはきは前方範囲なので避けられるが、デスファウンテンは対象指定型なので一人は必ず喰らってしまう。
発動までに間があるので、狙われたら【やいばのぼうぎょ】を合わせると余裕をもって耐えることができる。
ただし、真やいば無しの場合 HP が 570 前後、「やいばのぼうぎょの極意」Lv5 の宝珠付きでも 550 前後はな
いとやいばのぼうぎょの上からでも即死する危険がある。
ショックウェーブはレグナードの【ウイングダイブ】並に射程が長いので離れているからといっても油断でき
ない。
技名が見えたら素早く回り込んで射線から逃げること。
 
HP85%を切るとゲノムバース、始原の雷撃を使いはじめる。
始原の雷撃はレグナードの【裁きの雷槌】に似た攻撃で、感電のダメージは最大 HP の 5%となっている。
裁きの雷槌と違いメイヴ周辺の狭い範囲の攻撃のため、技名が表示された瞬間に大きく離れれば近接職でも高
確率で避けることができる。
 
特徴的なのがゲノムバースで、これは自分と同じ姿のゲノムデビルと青、黄の守護石を呼び出す。
ゲノムデビルは呼び出されるとすぐ魔力を練り始め、10 秒後に青なる海冥の浸食か黄なる海冥の浸食を発動、
直後に息絶える。
これはどちらも 9999 ダメージ×2 となるが、発動した侵食の色と同じ色の守護石の近くにいれば無効化される。
メッセージを見逃してもデビルが発している波動の色で青か黄かは判別可能。
デビルがいる間は守護石の近くに退避することが必須なのだが、これの厄介なところはゲノムデビルの攻撃な
のでメイヴ本体は当然行動可能だという点。
守護石の周囲に集まったところをデスファウンテン等で纏めてなぎ払われるとどうしようもない。【女神の祝
福】などで極力即死を回避するぐらいしか対策は無い。
メイヴとゲノムデビルの体が大きいため、移動を遮られて守護石の下へ行けないということもあり得る。
また、守護石を攻撃すると一撃で破壊されるが、この時全員のテンションが 2 段階上がり、極短時間守護石の
防御がフィールド全体に波及する。
極短時間であるため、守護石が出てすぐ破壊しても無駄で、発動直前に破壊しなくてはならないためタイミン
グが重要。
しかし、安定して守護石を破壊できればテンションアップに加えて守護石へ逃げ込む必要がなくなり、まとめ
て範囲攻撃を食らうリスクが減るため破壊するメリットは大きい。壊すタイミングを誤ってもテンションが上
がるので無駄ではないため、積極的に狙っていきたい。タイミングの見極めはは難しいので、失敗しても責め
ないであげよう。
破壊役は遠隔攻撃できる弓使いが適任なので、【どうぐ使い】や【占い師】をやる人は特に練習しておきたい。
占い師の場合は【マッドスミス】5 枚積みで範囲をブーストした【塔のタロット】を守護石の間に立つゲノムデ
ビルに打つことで 2 個同時に割るというテクニックもある(【死神のタロット】は塔より範囲が狭いので、石
割りには塔の方が適する)。
この場合、色判別が不要でテンションアップを 2 個分利用できるが、タロットは通常攻撃と違って待機時間が
あるためタイミングに注意。
Ver.4.0 からはマッドスミスが 2 枚までしか積めなくなり、更に【魔王のいざない】と【エンゼルのみちび
き】の CT が増加したため、塔のタロットを用いての同時破壊は厳しくなった。
ゲノムデビルの位置が中央から少しでもずれると片方しか破壊できないことが多い。
守護石を壊しても元々の守護エリアは残るので、壊すタイミングを間違えた→守護エリアにいたプレイヤーも
ダメージを受けるといった事態にはならない。
なお、ゲノムデビルにも攻撃は可能だが、時間的に倒すことは不可能。
なお、浸食発動後も守護石は少々の時間残っているので急げば破壊してテンションアップに利用できる。
【天地雷鳴士】を起用する場合、幻魔もサポート同様範囲攻撃でお構いなく石を破壊してしまうので注意(特
にカカロンのマヒャド)。
 
HP50%をきると海冥の威圧、暗黒海冥波、ギガデインを使い始める。
海冥の威圧はダークシャウトのスタンをなくして移動速度低下といてつくはどう、ひかりのはどうを付けた物。
スタンこそしないものの厄介なことにいてつくはどうが付いているので【キラキラポーン】や【弓聖の守り
星】では防げない上、これの後は高確率でゲノムバースを使ってくる。
喰らうと問答無用で移動速度低下が付くので海冥の浸食が非常に避けづらくなる。
【ダークキング】の【ダークテンペスト】の流れと違って 100%来るわけではなく、範囲も【竜の咆哮】ほどで
はないのが幸い。
メイヴから付かず離れずの距離を保っていれば前衛でも十分に避けられる余裕があるので、どうぐ使いや占い
師の負担を減らすためにも避けられるように常に意識しておきたい。
暗黒海冥波は発動がとんでもなく早い代わりにやや範囲の狭い魔蝕と思って差し支えない。
 
ギガデインは確定で暴走し、無耐性で【ダークドレアム】も真っ青な 2999 ダメージカンストを叩き出してくる。
ダメージは 2999 でカンストしているだけで内部的にはそれ以上のダメージが出ている(例えば雷耐性 50%の
状態で攻撃を受けても約 1500 にはならない)。
そのため生半可な呪文・属性耐性では耐えることは不可能で、100 に近い耐性が必要となる。
これを満たそうとすると非常に高額な装備が必要になり、HP が犠牲になって他の攻撃に耐えられなくなるとい
った問題も起こるため(特に前衛)、装備でのギガデイン対策は諦めて HP を上げる方がよい。
【精霊王のクロークセット】【賢哲のころもセット】がある後衛職ならハードルが下がり雷耐性を盛るのも現
実的な選択となってくる。
ただし、それでも錬金のパルプンテ効果が無ければ到達できないので、無理ならば他の職同様に雷耐性を捨て
て HP を盛るのが無難。
この場合は物理回避に優れる【神託のローブセット】が有効なので、ダークキング対策などで用意しているな
らこちらを着るといいだろう。
上記のように装備での対策が困難なので、盾を持って【スペルガード】で防ぐのが基本的な対策となる。
盾を持てない弓持ちなどは優先的に【聖女の守り】を掛けて保護しよう。
暴走呪文なので【会心ガード】で軽減することもできるが、それだけでは耐えきれないためある程度の呪文耐
性かやいばのぼうぎょと併用する必要がある。
宝珠「鉄壁の会心完全ガード」も馬鹿にならないので Lv6 にしておきたい。
 
構成は毎度おなじみ【戦士】2+中衛+【僧侶】が有効ではあるが、【真・やいばくだき】は【攻撃力低下】が入
り辛く【与ダメージ減少】だけでは効果が薄いため、最初から無いものとして立ち回った方が良い。
中衛は【バイキルト】と弓の使える【どうぐ使い】か【占い師】が適任。
どうぐ使いならば、耐性で無効化できない移動速度低下や感電を【プラズマリムーバー】でまとめて解除でき
るため、前衛の避け損ねをリカバリーしやすい。
さらに槍を持てば【武神の護法】で与ダメージダウンの枚数増加、ブーメランを持てば【デュアルブレイカ
ー】で真やいば支援と【レボルスライサー】で火力支援が可能だが、一度の戦闘で 3 種かつ片手両手混合の武
器を使い分けるのはなかなか難しい。Ver.4.0 からは武神の護法が弱体化し単体ではほぼ役に立たないため、
槍を持つ優先度は下がった。
占い師ならば【世界のタロット】でギガデイン対策、【皇帝のタロット】で真やいばの回転率アップ、【運命
のタロット】で巨体の敵越しに遠隔蘇生ができる。
また、後半は海冥の威圧や暗黒海冥波を警戒して攻撃頻度の下がる前衛に代わって【戦車のタロット】で自身
が火力を担うことも重要。
火力や呪文対策の面でどうぐ使いより優れる反面、状態異常回復は単体対象の【女教皇のタロット】頼りなの
が難点。
つよさが低いうちは攻撃魔力依存タロットや【月のタロット】も有効だが、つよさが高くなるにつれ属性耐性
と状態異常耐性に阻まれ当てにならなくなる。
 
慣れてきたら戦士 1 人を【バトルマスター】や【まもの使い】と入れ替えることで更に討伐時間の短縮を狙え
る。
戦士を入れずにまもの使い 2 名として【HP リンク】で通常攻撃やデスファウンテンを凌ぐ構成もある。
が、当然ながら範囲攻撃をリンクしたペアで同時に受けないよう注意する必要があり、触手れんだを 1 ペアだ
けで受けたり回復が一手遅れたりするとリンクによる心中を招きかねない。
また、ギガデインは素の威力が高すぎるのでほぼ確実にリンク心中を起こし、2 ペアが同時に直撃すれば一発で
全滅という事態も有り得る。
そのためこの構成は相当な上級者向けとなっている。
 
その他、属性耐性の低いつよさ I~II の高速周回用に限られるが、弓・バイキ役として【魔法戦士】も採用さ
れることがある。
属性耐性があるためフォースを掛けると平時のダメージがやや下がるものの、【フォースブレイク】による爆
発力は他の追随を許さない。
こちらの構成で行く場合はダメージの軽減率を下げるためにも属性攻撃を強化できるベルトの装着を優先した
い(水系特効も付いていればなおよい)。
全属性への耐性値が同じなので、フォースの属性はアタッカーのベルトに合わせることになる。戦闘前に相談
しておこう。
【ダークネスショット】や【ドラゴンソウル】【グランドクロス】の存在から、属性を選べるなら【光属性】、
次いで【風属性】か【雷属性】がおすすめ。
 
キラキラポーンや弓聖の守り星の負担を減らすため、状態異常耐性もできるだけ装備で積みたい。
つよさが低いうちは頭と体下を全て耐性に回しても耐えられるので、安定を取るなら麻痺・混乱・封印・呪い
・幻惑の 5 点を埋めよう。
前 4 つは【邪神の宮殿】の必須耐性と全く同じのため、邪神用で高レベルの防具があるならそれを流用できる。
幻惑は幻惑ガード 100%の【ダークグラス】があるなら手っ取り早い。
ただし、後述するがつよさが高くなると状態異常ばかりに目を向けてもいられなくなる。
 
海冥の威圧の使用確率がかなり高く、HP が 50%以下になってからは 3~4 回に 1 回は威圧が来る。
運が悪いと海冥の威圧→ゲノムバース→海冥の威圧→ゲノムバースと連続で使われることも珍しくない。
ここで長時間攻撃に移れずに制限時間内に討伐ができないという事態も普通に起こり得る。
討伐時間短縮のために守護石を壊すタイミングを覚えることも必要になる。
またこれにより頻繁に真やいばによる【与ダメージ減少】状態が解除されるため、中盤以降はある程度それを
意識した立ち回りが求められる。
 
サポート攻略もきちんと海冥の浸食を回避してくれるので不可能ではない。
しかし、前述どおり侵食回避中にまとめてなぎ払われる等の逆転劇が多く、真・やいばの効果も海冥の威圧で
頻繁に消されるため、ダークキングほど安定はしない。更に浸食詠唱中はサポはこれの回避行動を最優先して
メイヴ自身の攻撃は一切回避しようとしなくなるのが大問題。普段は簡単にかわし、向きによっては少々横に
動けば陣内にいつつかわせるショックウェーブですら棒立ち状態で喰らってしまうという呆れた行動までとる。
サポートは守護石をターゲットにした攻撃をすることはないが、睡眠、魅了状態の敵がいる場合とは異なり範
囲攻撃は全く自重しないため、プレイヤーの遠距離からタイミングを計った守護石破壊の意図を度々挫いてく
れる。
これに起因した詰み的状況は戦闘時間の長さもあってそれなりに起こり得るので覚悟が必要である。
破壊してもサポは陣内への退避を優先するということは変わらないため、開き直っていっそ守護石は出た直後
に破壊してテンションアップのためのギミックとして使うという手もある。この場合、逃げ遅れたサポを助け
ることができなくなるので一長一短ではあるが。

つよさ II
HP156790、攻撃力 1581、守備力 647。つよさ II の時点でレグナード IV よりも HP は上回っている。属性耐
性は全属性 0.85 倍。
 
守備力以外のステータスが全体的に上昇、感電ダメージが 8%に上昇、2 回連続行動以外は特に行動パターンに
違いはない。
基本的に I と同じ戦い方で問題はない。

つよさ III
HP187850、攻撃力 1662、守備力 647。ダークキング IV より少し低いくらい。属性耐性は全属性 0.8 倍。
 
II よりも更にステータスが上昇し、通常攻撃は真やいば無しでは盾持ちの戦士でも 600 前後喰らう。
他に感電のダメージが 10%に上昇、触手れんだをターンエンド以外でも使用するようになり、更にすみはきを
使用しなくなり代わりにどろはきを使用するようになる。
どろはきはすみはきの効果に移動速度低下の効果が追加されたもので、更に前方範囲ではなく対象と周囲を攻
撃する技になっているため確実に 1 人は喰らう。ただし移動速度低下の効果時間は約 10 秒と短い。
 
攻略法はこれまでと同様で問題無いが、耐久力が非常に高いので守勢に回る時間が長いと制限時間内の討伐は
厳しい。
繰り出してくる様々な攻撃に対処しつづけ、死亡や状態異常による手数の低下を防ぐ必要が出てくる。
また、このあたりからアタッカーは始原の雷撃や暗黒海冥波を避ける前提で、状態異常耐性を捨てて耐久や火
力を取る必要も出てくる。
どろはきの幻惑は必須、始原の雷撃の麻痺も可能なら押さえておきたいが、暗黒海冥波は混乱・封印・呪いと
錬金枠を多く奪ってしまうので諦めた方がよい。
具体的な装備例としては、麻痺 100 幻惑 40 の体下+攻撃埋めダークグラスで麻痺と幻惑だけ取る、あるいは幻
惑 100 麻痺 60 の体下を着て麻痺を甘える代わりに顔アクセに自由を利かせるなど。
実装初日から早くもサポ討伐を達成した猛者も現れている。

つよさ IV
HP は驚異の 245170。攻撃力 1950、守備力 797。属性耐性は全属性 0.75 倍。
HP はレグナード IV の 1.5 倍以上の高さで、常闇の聖戦を上回る難易度の【聖守護者の闘戦記】で戦うモンス
ター達にも引けを取らない耐久力を持ち、攻撃力に至っては【紅殻魔スコルパイド】や【翠将鬼ジェルザー
ク】のつよさ III を遥かに上回っている。
 
感電ダメージが 15%になり、回転アタックのダメージが上昇、さらにターンエンド以外でも使ってくるように
なる。
通常攻撃は守備力 750 でも 700 前後のダメージになり、守備力も III までは変わらなかったが IV では 150 も
上昇して物理攻撃のダメージが大きく落ちるため、III 以前よりも目に見えてタフになる。
海冥の威圧の後に高確率で暗黒海冥波を使用してくるようになっている。
テンション上昇&聖女が剥がされた状態で喰らうので位置によっては一発で全滅しかねない。
威圧を回避してもいきなり近づかないようにしたい。
また暗黒海冥波自体の使用頻度も大きく上がっているが、代わりにギガデインの使用頻度が大きく落ちている。
ゲノムバースの後にどろはきを使用してくる確率も高く設定されている。
 
攻略法はこれまでと同様だが、体力が非常に多いため悠長にやっていると削り切れない。
ゲノムバース使用時も攻撃役は攻撃続行、補助役・回復役が守護石破壊といった連携がほぼ必須になる。石を
壊すタイミングは確実に覚えておきたい。
これまで以上にプレイヤースキルが問われる戦闘になり、特に前衛は相当に難易度が高い。
特に占い師入り構成の場合は、前衛は火力を出しつつ占い師の攻撃チャンスの時間を作るために壁やターンエ
ンドの回転アタックを避けるといったテクニックも必要になる。
回転アタックや HP が 50%以下になってからの海冥の威圧や暗黒海冥波を何度も喰らうようでは討伐までの道の
りは険しい。
特にターンエンド以外でも使用してくるようになった回転アタックの対処が難しい。
発生が早いため密着状態では表示されてからの回避ではまず間に合わず、2 回攻撃のため真やいば状態でないと
きはみかわしなどが発動しなければ死亡が確定で耐えてもぶっとびによる時間のロスや壁の不在が非常に痛い。
ターンエンドまでの秒数を数えたりして使用してくる予兆を見極め、【ツッコミ避け】を駆使して回避するこ
とが重要。
避けられる攻撃はとにかく避け、やいばのぼうぎょ等も駆使しながらとにかく死亡回数を減らし、占い師やど
うぐ使いが少しでも攻撃に回り、僧侶がキラポンなどを回すことができる時間を作ることが必要。
残り時間 12 分頃までに黄色にできなければ制限時間内での討伐は非常に厳しいことになる。
 
海冥の威圧のあとは周囲に誰かが居るとほぼ確実に暗黒海冥波を使用してくるのを逆手に取り、前衛がこれら
の攻撃を誘いその隙に占い師が範囲外から攻撃するという戦法がある。
占い師自体がやることが非常に多いものの威圧の頻度が高いこともあり、時間的にギリギリになりやすいつよ
さ IV では有効な戦法といえる。
そのためかつよさ IV ではどうぐ使いよりも占い師入りの構成の方が主流になりつつある。
この状態のものを倒すと、【海冥を断ち切る者】の称号を得られる。

つよさ V
Ver.5.0 より実装。
 
現行バージョン時点でのあらゆるエンドコンテンツにおいて最高レベルを断トツで行く強さ。
IV の時点でただでさえ高かった HP が、レグナード V すら上回る 851546 というムチャクチャな値になってい
る。
このうえ属性耐性は全属性 0.7 倍、さらには攻撃面も大きく強化されているときている。
「【ダークドレアム】の 4 倍以上の HP を持つ強敵を」「同じ 20 分以内に」「4 人で」攻略しなければならな
いということなのだ。
 
実装後 2 週間となる 2019 年 11 月 8 日の 0 時時点で、倒したキャラクター数はわずか 8 人であることが公式
Twitter で公開されている。
実装当初からレグナードやダークキングの V を倒せたパーティが、HP を半分以下にすらできずに 20 分経過で
撤退を余儀なくされる例が多発したほど。
それほどまでに、このレベルのメイヴの攻略は厳しいのである。
むしろ開発側としてはこいつ以外のつよさ V も含めて実装時点での討伐は想定していなかったそうなので、討
伐できたこと自体がすさまじいと言うべきか。
 
一応確認されている攻略法としては、ヤリ持ち武闘家二人とどうぐ使い、僧侶の構成。
武闘家のうち一人は最初は扇を装備して風切りの舞を使用しすぐにヤリに持ち替え、ためるでテンションを溜
めつつ CT 技が溜まるまでひたすら【一閃突き・改】を叩きこみ続ける、というもの。
僧侶はスティック装備でキラキラポーンや聖女の守りを切らさないようにして回復をし続け、どうぐ使いは
【ピオリム】や【バイキルト】、レポルスライサーなどでサポートし、僧侶の手が回らないときには【どうぐ
最適術】のうえで【せかいじゅの葉】や【せかいじゅのしずく】などで回復、【エルフの飲み薬】での MP 補充、
侵食時の守護石の破壊が主な役割となる。
こう書くと簡単に見えるが、これらを AI の如く寸分の狂いもなくきれいに実施してやっと攻略の糸口が見える
程度であり、これでもなお確実とはいえない。
 
しかし、実装から半年以上経った Ver.5.2 時点では 10 分前後での討伐や、武武僧による 3 人討伐も達成され
ているなど、上位プレイヤーの適応力には恐ろしいものがある。
 
なお、2020 年 9 月に公開された国勢調査によれば、2020 年 8 月時点での討伐者数は 3,596 人だった。
実装直後や今年の 1 月からバージョンアップを重ねて確実に増えてきているものの、聖守護者の闘戦記の各ボ
ス実装から半年経過で 1 万人を超えることを考えれば、決して大きな数字ではなく、その中でも更に討伐回数
や討伐タイムそして変則など高見を目指している人はごく一部である。初見から討伐までの道のりは非常に険
しく、練習する環境の構築でさえも非常に難しいものである。練習から討伐までは困難を極めるが、それを乗
りきり、さらなる高見を目指して慣れていけばいくほど、このボスは手応えのある良ボスだと感じることがで
きるだろう。
 
この状態のものを倒すと、【海冥の征服者】の称号を得られる。

フェスタ・インフェルノ
HP が 30 万近くに増えている以外はつよさ I とステータスや特技は同等。
デスファウンテンやギガデインをはじめとして対処法を知らないと味方を巻き込んでしまうような攻撃が多い
ため、立ち回りには気を付けたい。
ゲノムバースも人数の多さから守護石がいつの間にか壊れているといったことが多いため、海冥の浸食の回避
は守護石の範囲内に退避したほうが確実。
こちらの火力が当時より大きく手数も多いため、運が良ければゲノムバース等を出させずに倒すことも可能。
余談
メイヴとはケルト神話に登場する女王の名前。
町の水源を聖泉と呼び自身の象徴にすること、メイヴ女王の印「三脚巴」が時に冥府の神を示唆することなど、
水と冥界に関する要素が共通している。
また、ケルト神話の主神ラーが持つ得物ブリューナクは「雷を放つ」「必ず相手を焼き尽くす」などの逸話が
あり、これがギガデインを使用する理由かもしれない。
ちなみにゲノムは「遺伝子」、バースは「血統」などの意味を持ち、ゲノムデビルはメイヴを血統とした分身、
とも言える。
 
Ver.4.1 から登場したコンテンツ【いにしえのゼルメア】は【ゲノミー】などの存在から関連性が疑われてい
た。
しかし、Ver.5.3 で登場したボス【ゲノディオ】の登場により、直接的なつながりはなかったことが判明した。
とはいえ、ゲノディオはメイヴの色違いで戦闘パターンも似通ったところはあり、またメイヴの技の【ゲノム
バース】やそれによって呼び出す【ゲノムデビル】の存在など関連性を示す要素があるため、完全に無関係と
は言い切れない。
フェスタ・インフェルノで解放される情報から、ゲノディオが更に成長するとメイヴになるのかもしれない。
 
なお、実装時最強だったメイヴ IV は登場前(実装 3 日目)にて不具合が判明し【マタメンテ】が入ったことで
話題をさらった。

You might also like