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CG の産業応⽤(エンターテイメント分野)

映画・ゲーム・アニメ・テレビ番組・テーマパーク・博覧会・博物館 など

CG デザイナーとしてコンピューターを使い、各分野に必要となるグラフィックを作成する仕事。
※総称 CG デザイナーと呼ばれるケースが多い。
CG は現代社会において必須の技術。活⽤される範囲も広く将来性は⼗分。

1.新しさ探求する向上⼼
2.時代のニーズを察知する洞察⼒
3.表現⼿段(ソフト)の習得
4.芸術的な技術とセンスを磨く

就職先は?
・映像制作会社 ・ゲーム制作会社 ・アニメ制作会社
を中⼼に⾮常に多い

就職先 =「プロダクション」

◆CG 映像分野について

映像制作のワークフロー

参考:CGWORLD Entry(https://entry.cgworld.jp/)
<<プリプロダクションについて>>
【プロデュース】予算、スケジュール、制作体制、ビジネス展開など
【デレクション】テーマ、コンセプト、仕様、ストーリー、キャラクタなど
→書類でまとめ、全スタッフの意思統⼀を図るものとなる。

<<プロダクションについて>>
各コンテンツの素材を制作する事。※プロダクション⾃体の意味は⽣産する事。あるいは⽣産されたものの事を⾔う。

【レイアウト】
CG やアニメのシーンを設計すること。シナリオや絵コンテなどを分析し、個々のシーンで表現すべきことを理
解し、必要な要素とそれらの配置(キャラクタや背景などの仮モデルを配置)を決定する。例えば、シーンの時
間や天候、登場⼈物の位置関係・動き・演技、カメラワークなどを指定していく。映像演出の知識やセンスが要
求される作業。カメラを通して、⾒えるものと⾒えないものを明確にして作業を進めるため必要な作業。

【モデリング】
3DCG 空間内で、キャラクター、プロップ(⼩道具)、メカ、背景などを造形する⼯程のこと。造形対象の⽴体
的な形、内部の構造、質感などを的確に把握し、表現する⼒が求められる。

【マテリアル】
物体の材質のこと。3DCG では、物体の光学的特性、材質感のことを指す。

【リギング】
3DCG モデルに、アニメーションをつける⼯程のこと。セットアップともよぶ。モデルとスケルトンを関連づけ
るスキニングや、IK/FK の設定、ウエイト調整、デフォーメーション設定などが含まれる。アニメーターが直
接操作するコントローラーを制作することもある。

【アニメーション】
キャラクターやメカなどの 3DCG モデルにアニメーションを設定する事。Animation の動詞形である Animate
には「⽣命を与える」という意味がある。

【カメラワーク】
3DCG 空間内のカメラの位置、向き、動きとレンズの設定を決める作業。
※カメラワークについては職種を問わず操作が必要。

【ライティング】
3DCG シーンを照らす様々な種類のライト(光源)を設定し、シーンの最終的な⾒映えを決める⼯程のこと。シ
ーンの時間帯、季節、演出意図、レンダリングにかかる時間などを考慮し、適切なライティングを⾏うことが求
められる。

【レンダリング】
3 次元 CG 空間内に配置されたモデル、ライト、カメラなどの情報をもとに計算を⾏い、画像ファイルやムービ
ーファイルに出⼒する事。
<<ポスト・プロダクション>>
映像作品、映画の製作におけるプロダクション後の作業の総称。

主な作業:映像の合成と編集(⾳声も)

【合成(コンポジット)】
3DCG、2D の作画、実写映像などの各種素材を合成する⼯程のこと。素材間の⾊調や解像度のちがいを調整し、
1 枚の画であるかのようになじませる必要がある。カメラワークを設定したり、エフェクトを追加する場合も多
い。⽇本のアニメ業界では、コンポジットのことを撮影とよぶ。

【編集(エディット)

ショット(カット)をつなぎ、映像を完成させる⼯程のこと。同じショットを使っても、つなぎ⽅や間(ま)の
とり⽅によって視聴者に与える印象は⼤きく異なるため、演出意図に応じた適切な編集が求められる。決められ
た尺(映像の⻑さ)に収めたり、映像と⾳楽、効果⾳、セリフなどを合わせたりといった作業も必要となる。

CG デザイナーの仕事(映像) まとめ
映像制作の役割を理解し、スペシャリストが協⼒して制作している。
●モデラー(マテリアル作業込み)
●アニメーター(モーションデザイナー)
●リガー(リギングアーティスト)
●コンポジター・コンポジットアーティスト(合成)
●エディター(編集)

これらすべてできる⼈を「ジェネラリスト」と呼ぶ。
(意味:広範囲にわたる知識を持つ⼈のこと)

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