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2006 - Static Characteristics of Steel Deck-Type Arch Bridges With Curved Pair Ribs
2006 - Static Characteristics of Steel Deck-Type Arch Bridges With Curved Pair Ribs
251-260 (2006年8月) 土木 学 会
Static Characteristics of Steel Deck-Type Arch Bridges with Curved Pair Ribs
This paper presents the characteristic of ultimate strength and behavior of steel deck-type arch bridges which
are composed of curved pair ribs with lateral and truss members. Numerical analyses of steel arch bridge
were carried out by changing the distance between both arch springings, arch span-to-rise ratio and
span-to-curved rise ratio. The ultimate strength of arch bridges which were composed of curved pair ribs
subjected to horizontal load increased in comparison with that of ordinary deck-type arch bridges which are
composed of parallel twin ribs and the out-of-plane bending moment of curved arch rib at arch springing was
smaller than that of parallel ones. It was shown that the effect of the distance between both arch springings on
the out-of-plane bending moment and the ultimate strength of arch bridge was large.
Key Words: deck-type arch bridge , curved pair ribs, nonlinear static analysis, ultimate strength
―251―
(a)
橋 梁 形 式割 合 (b)
アー チ形 状 割合
(c)
アー チ 主部 材 が平 行 の橋 にお け る (d)
アーチ主部材 が平行以外の橋にお け
橋 梁 形 式割 合 る橋梁形式割合
図-1 橋 梁調 査 結
(a) 平 行 ア ー チ リブ
(b)
内 曲が りア ー チ リブ
図-3 ア ー チ リブ形状 図
図-2 解 析 モデ ル
― 252―
2.2 解 析パ ラ メー タの 設 定 リブ 幅 につ いて は 特 に制約 を設 け ない もの と した.更
に,a/lと βの組 み合 わせ に よ って はア ーチ リブ が交差
解析 パ ラ メー タ に は,曲 が り部 材 の 曲が りの程 度 を
す る こ とも可能 だ が,本 研 究 で は 考慮 してい ない.
示 す スパ ン と曲 が りライ ズの 比(以 下 スパ ン 曲が りラ
イ ズ比)a/l,ス パ ンライ ズ比f/l,ア ー チ基部 突 出 幅 係
数 βを選 んだ.ス パ ン 曲が りライ ズ比a/lに 関 して は, 2.3 荷 重条 件 の設 定
文献3)及 び 文献7)の 研 究結 果 よ り,座 屈 モ ー ドが逆
道 路橋 示 方 書8)を 参 考 に次 の よ うな荷重 条件 を設 定
対 称 一 次 モ ー ドとな る時 が 面 外 の 最 低 次 数 の とな る
し,こ れ を組 み合 わせ て用 い た.
0.02以 上 と し,0.03,0.04,0.05ま で と した.ス パ ン ラ
(1) 死荷 重(D)
イ ズ比f/lは 実橋 にお け る値 の0.18を 基 準 値 と し,そ
各 節 点 に設 計 死 荷 重 を等 価 節 点力 に換 算 し載 荷 さ
れ よ り小 さ く した値0.1,0.08も 用 いた.こ れ は ア ーチ
せ る.
部 材 の アー チ ライ ズ を小 さくす る こ とで軸 力 の卓 越 す
(2) 活 荷重(L)
る構 造 とな り,ま た 平 面 にす るほ ど曲が り部 材 の 効果
設 計 荷重 を等 価節 点 力 に 換算 した値 とす る.道路 橋
が 発揮 され る と考 えた た めで あ る.
示 方 書 を も とに車道 部 にはL荷 重,歩 道 部 には群 集
ア ー チ基 部 突 出幅係 数 βを決 定 す るに あた って は,
荷 重 を考 えて,図-6(a),(b)に 示 す 載 荷状 態 を考 慮 し
既 存 の 実 橋 を調 査 したデ ー タ を基 に決 定 した.図-4
て い る.
は補 剛桁 幅 をbと した場 合 のアー チ基部 の突 出幅 βb
(3) 衝 撃 荷重(I)
の取 り方 を示 した もの で あ る.図 よ りアー チ基 部 の 突
アー チ部材 及 び 補剛 桁 に着 目 して,衝 撃 荷 重係 数 を
出幅 が βbよ りア ー チ基 部 の全 幅BはB=b+2βbと な
iと す る と衝撃 荷 重IはL(:活 荷 重)を 用 い て次式
る.図-5は 実 橋 のデ ー タを調べ た場 合の βとアー チ
の値 とな る.(表-2参 照)
ス パ ンの 関係 を示 した もの で ある が,ア ー チ スパ ン と
の 相 関は 見 られ ず 一様 にば らつ い てい る.な お,図 中 (1)
(a)
床 板横 断 面図
図-5 βの分布 状 況
表-1 βの範 囲 と橋 梁数
(b)
側 面 図 と各 荷重
図-6 活荷重載荷状態
― 253―
(1)ア ー チ節 点 間 を連 ね る各 部 材 は 直 線 の骨 組 み 要
(3)
素 と した.
(4)
(2)面 外方 向 の解 析 を行 う場 合,モ デ ル の アー チ リブ
(Kh0:設 計震 度 の標 準値) に面 外方 向 にl/1000(l:ス パ ン)の 最 大 値 を持
荷 重 条件 は道 路 橋示 方 書 を参照 し,表-3に 示す よ つ 正 弦半 波形 の初期 た わみ を与 えた.
うな面外 方 向((1)),面 内方 向((2))の2ケ ー ス と設 定 (3)部材 の 交点 を節点 と し,支 配方 程 式 の剛 性マ トリ
した.各 々許 容 応 力度 設 計 法 にお け る安 全率1.7を 各 クス の 帯幅 を最小 とす る よ うに節 点番 号 を付 けた.
ケー ス の割 り増 し係 数 で除 す る こ とに よっ て荷重 係 数 (4)断面 のモデ ル 化 にお い ては,断 面 諸定 数 が実 橋 の
と した.こ れ は部材 レベル で強 度 を照 査す る許 容 応 力 部 材 とほ ぼ等価 な断 面 を想 定 し,解 析 プ ログ ラム
度 設計 法 の設 計 結果 と構造 系 全体 の耐荷 力 とのバ ラン で解 析 可能 な長 方 形 断面 と した.
ス を比 較 し,許 容 応 力 度設 計 法 の問題 点 を検討 す るた (5)使 用 鋼 材 の 材 料 定 数 は ヤ ン グ 率E=206GPa
めで あ る.各 荷重 条 件 の第 一 項 を載 荷 後,第 二 項 を漸 (SS400とSM490Y),降 伏応 力 σy=240N/mm2
増載 荷 し,崩 壊荷 重(変 位 が 急増,発 散 す る荷 重)を (S糾00)σy弓60N/mm2(SM490Y)と した.
求 め,そ の時 の荷 重係 数 αを最大 荷重 係 数 αuと して求 (6)境界 条 件 は 全 モ デ ル で補 剛 桁 端 部 を ロー ラー 支
め た.ま た保 証す べ き荷 重係 数 αreqは,荷 重条件(1)の 承,ア ー チ リブ基 部 を面 内 ヒンジ支 承 と した.
場 合1.13,荷 重 条件(2)の場 合1.7で ある. (7)床 板 の 自重 を考慮 し,補剛 桁部 節 点 の 自重 と して
加 え る.
表-2 衝撃荷重計算値
3. 解 析 結 果 及 び 考 察
3.1 ス パ ン曲 が りラ イズ 比の 影響
表-3 荷 重 条件
(1) 面 外 方 向の 荷重 条 件(1)の場 合
図-7は,ス パ ン ライ ズ比f/l=0.18の モデル に 曲が
り部 材 を用 い たア ー チ橋 につ い て,異 な った スパ ン曲
が りライ ズ比a/lに よるアー チ クラ ウ ン部 の 面外荷 重
一面 外変 位 曲線 をアー チ 基部 突 出幅 係数 β毎 に示 した.
― 254―
(a) β=0.3 (b) β=0.4
― 255―
以上 よ り,曲が り部 材 を用 いた ア ー チ橋 の アー チ ク 以 上 の2つ の 荷重 条 件 にお い て,パ ラメー タ を変化
ラ ウン部 にお け る変位 挙動 におい て,f/l=0.18モデ ル で させ て面 外 ・面 内解 析 を行 った 結果,曲 が り部 材 の影
は,ス パ ン曲が りライ ズ比a/lの 大 き さが面 外変 位 量 の 響 が 現れ た荷 重 条件(1)におい て,変 位 途 中の変位 抑 制
抑 制 に効果 が あ るこ とが わか った.し か し,β が 大 き 量 が 面 内方 向 よ り面外 方 向の 方 が約2倍 大 きい こ とが
くな って も,a/lの 大 き さの影 響 は あま り出 て いな か っ わか った.そ こで,以 後 の解 析 で は面外 変位 が 最 も抑
た.ま た,同 じa/lの 場 合,f/lの 小 さいア ーチ の 方 で 制 され た スパ ン曲 が りライ ズ比a/l=0.02を 使 用 した.
面外 抑 制 効果 が 見 られ た 。一 方,面 内変位 挙動 は,曲
が りライ ズ比a/lの 大 きい ア ーチ が有 効 で あ る こ とが 3.2耐 荷 力 と鋼 重 の関 係
わ か った.
図-11(a),(b)は スパ ン曲 が りライズ 比a/l=0.02,ス
パ ンライ ズ比f/l=0.18,0.1,0.08の 各 モデル で,基 部
(2)面 内 方 向の 荷重 条件(2)の場合
幅 を β=0.3∼0.6と 変化 させ た時 の 面外 ・面 内耐 荷力 と
図-10(a),(b)は,f/l=0.18モ デ ル の アー チ ク ラ ウ ン
鋼 重 の関係 を示 した もの で あ る.こ こでい う鋼 重 とは,
部 の面 内荷 重 ―面 内変位 曲線 を ま とめ て示 した もの で
モ デル 全 部材 の鋼 重 量 の総 和 で あ り,床 板 の重 量 は含
あ る.図 よ り各結 果 と もス パ ン 曲が りライ ズ比a/lに
まれ てい な い.ま ず,鋼 重 に 着 目す る と,コ ス ト縮 減
よる差 は ほ とん どない こ とが わか る.こ れ よ り,面 内
とい う観 点 よ り鋼 重 は 小 さい 方 が 良い し,ま た 耐荷 力
荷 重 に対す る耐荷 力 に はス パ ン 曲が りライ ズ比a/lは
に関 して は大 きい方 が 望 ま しい と考 え られ る.そ こで,
影 響 を及 ぼ さず,ま た 変位 途 中の 面 内変位 に も差 が な
現 行 で用 い られ て い る平行 リブ アー チ橋 を 比較 の基 準
い こ とが わか った.
と して考 えた場 合,両 方 の図 と も点線 で区切 られ た第
図-10(c),(d)は,β=0.4でf/l=0.10,0.08の モ デル
四象 限の領 域(斑 点 部)に 入 る こ とが,鋼 重 ・耐荷 力
の結 果 の 一例 を示 した もので あ る.こ の場 合もス パ ン
の観 点か ら して望 ま しい 目標 範 囲 と考 え設 定 した.
曲 が りラ イ ズ比a/lに よ る大 きな差 は見 られ な か った.
図-11(a)に お いて,ス パ ン ライ ズ比f/lを小 さく しア
ま た,(a)や(b)と 比較 す る と,(c),(の で は死 荷重 が与 ー チ リブ に 曲が り部 材 を用 い たモ デル につ いて は,全
え た時 の初 期 変位 が 示 され て お り,ア ー チ ライ ズ を小
モ デル が この領域 に入 っ てお り,鋼 重 と面外 耐荷 力 の
さ く した影 響 が表 れ て い る こ とが わ か る.
観 点 か らは望 ま しい とい え る.ま た,基 部幅 係数 βを
なお,β を変化 させ たモ デル に関 して も同様 の 結果
大 き くす るに比例 して 面外 耐 荷力 が 上昇 してい る こ と
だ った.ま た,面 外 方 向,橋 軸方 向 に荷 重 を作 用 させ
が 分 か る.つ ま り,こ れ は βを大 き くす る と,ア ー チ
て もア ー チ ク ラ ウン部 にお ける変位 は ほ とん ど生 じて
基 部幅 が 広 がっ て,面 外 方 向 の剛 性が 大き な構造 とな
い なか っ たの で,こ こでは省 略 した.
り,耐 荷 力 が上昇 した と考 え られ る.
(a)β=0.3,f/l=0.18 (b)β=0.5,f/l=0.18
(d)β=0.4,f/l=0.08
(c)β=0.4,f/l=0.10
図-10ア ー チ ク ラ ウ ン部 にお け る面 内荷 重 ―面 内変位 曲線
―256―
(a)
面外 耐 荷 力 (b)
面 内耐 荷力
図-11 耐荷 力 と鋼 重 の 関係
(a)
面 外 方 向挙 動 (b)
面内 方 向挙 動
図-12 面外荷 重 一変位 曲線
―257―
比 べ 曲が り部材 を導 入 したモ デル の方 が,変 位 途 中の (3) 断 面 力の分 布
面 内変位 は抑 制 され て い る.こ れ は橋 自体 の傾 きに大 図-14,15は,荷 重 が α/αreq=2.5の時 の補 剛桁 及
き く影 響 し,同 一 荷 重載 荷 時 にお い て 面 内変位 が 小 さ び アー チ リブ にお け る軸力 及 び 面外 曲 げモー メン トカ
い方 が橋 と しての機 能 を維持 で きや すい た め,曲 が り 分 布 図 を示 した もので あ る.
部 材 を用 いた アー チ の方 が 良い と考 え られ る. 図-14(a)∼(d)は,f/l=0.1,0.18に お け る軸 力分 布 図
以 上 よ り,ア ー チ基 部 幅 を大 き く し,a/l=0.02と 選 で あ る.図 よ りスパ ン ライ ズ比f/lに 関 わ らず,曲 が り
定 した 曲が り部 材 リブ を用 いた ア ーチ 橋 は,面 外 剛 性 モ デ ル は軸 力 が 中央 部 に進 む につれ て 抑 え られ て い る.
の 上昇 に よ り面 外耐 荷 力 大 き くな った.ス パ ンライ ズ また,ア ー チ リブで は,平 行モ デル は 基部 の軸 力 が 降
比 を小 さ く した 場合,面 外 耐 荷力 に差 は な く,同 一 荷 伏 軸 力 に達 してい るが,曲 が りモデ ル にお い ては 若干
重係 数 にお け る面外 変位 の抑制 に多 少影 響 が表 れ た. の 余裕 が見 られ る.更 にアー チ リブl/4部 を境 に,ク
ラ ウン部 は軸力 が 平行 モ デル に比べ て 多少 大 き くな っ
(2) 変形 図 て い る こ とがわ か る.ス パ ン ライ ズ比f/l=0.1に お い て
図-13(a)∼(d)は 荷 重が α/αreq=2.5の時 の も,軸 力 分布 は0.18の もの とほ とん ど変 化 が ない.以
各 モ デル の変 形状 況 を示 した もの で あ るが, 上 よ り曲が り部材 を用 い たア ー チで は,ス パ ン ライ ズ
各 モ デル とも右 側 か ら面 外荷 重 を受 け左 側 に 比f/lを 小 さ く して も軸 力 には影 響 が ない と思 わ れ る.
変 形 して い る ことが わか る.平 行 モデ ル は 曲
が り部材 を用 いた モデ ル よ り大 き く変 位 して
お り,桁 の傾 き も大 きい.ス パ ンライ ズ比f/l
=0 .1の モデ ル にお い て桁 部 が面 内 方 向 に変位
して い るの は,ア ー チ ライ ズ を低 下 させ た こ
とに よって 自重 に よ る初期 変 形 が大 き くな っ
た影 響 だ と考 え られ る.こ れ よ り 曲が り部
材 を用 い た アー チ橋 で は作 用 す る面 外荷 重 が
(a)
補 剛 桁 軸 力(f/l=0.18) (b) 補 剛 桁 軸 力(f/l=0.1)
比 較的 小 さい場合 は平行 アー チ よ りも優 れ て
い るが,作 用 す る面 外荷 重 が 非 常 に大 き くな
っ た場 合 に は桁 の傾 き こそ 抑 え られ るが,同
時 に振 れ が発 生す るた め これ を予 め防止 す る
対策 が 必 要で ある.な お,変 形 を分 か りや す
くす るた め に,変 位 は10倍 して表 示 した.
(c)
ア ー チ リブ 軸 力(f/l=0.18) (d)
ア ー チ リブ 軸 力(f/l=0.1)
図-14 軸 力 分布 図
(a) 平 行 モ デ ル (b) 曲 が りモ デ ル
(f/l=0.18) (f/l=0.18,β=0.4)
(c) 平 行 モ デ ル (d) 曲 が りモ デ ル
(f/l=0.1) (f/l=0.1,β=0.4)
(c)
ア ー チ リブ 面 外 曲げ(f/l=0.18) (d)
ア ー チ リ ブ 面 外 曲 げ(f/l=0.1)
図-13 α/αreq=2.5時 の 変形 図
図-15 面外 曲げ 分布 図
― 258―
図-15(a)∼(d)は,f/l=0.1,0.18の 面外 曲げモ ー メ ン ト 図-17は,最 大 耐荷 力 と各 モ デ ル の鋼 重Wを 平 行
分 布 図 で ある.図 か らわ か る よ うに,補 剛桁 ・アー チ モ デル(f/l=0.18)の 鋼 重Woで 除 した もの で ある.こ
リブ とも に端 部 ・基 部 にお い て両者 に大 き な差 が生 じ こで の鋼 重 は アー チ橋 全 体 の鋼 重 を計 算 して 表示 した.
てい る.こ れ は面外 方 向 に荷 重 が 作用 す る場 合,曲 が フ ラン ジ幅 を縮 小 した解 析モ デ ル は,ス パ ン曲 が りラ
り部 材 の アー チ 効果 に よ り面外 変位 が抑 制 され た た め イ ズ比a/l=0.02,基 部 幅 が β=0.4で,ス パ ン ライ ズ 比
だ と考 え られ る.ス パ ンライ ズ比f/l=0.1の モデ ル は, =0 .18,0.1の2つ の ケー ス と した.図 中の基 準 値 f/l
と
平 行 モデ ル との差 が よ り大 き くな っ てお り,ス パ ン ラ は,2つ の ケー ス の スパ ンライ ズ比 にお け る平行 モ デ
イ ズ比f/lを 小 さ くす るに つれ,ア ー チ リブ基 部 に お け ル と,2つ の ケー ス の スパ ン ライ ズ比 ・スパ ン曲が り
る平行 モ デル との 面外 曲げ の差 が 大 き くな った ものだ ライ ズ比 ・基部 幅 にお け る曲が りモデ ルの 計4つ の モ
と考 え られ る. デル につ い て,断 面形 状 を変 化 させ てい ない 時 の鋼 重
と最大 耐 荷 力 で あ る.ま た,表-5は 図-17の 各 増加
3.4 断 面形 状 の変 化 が耐 荷 力 に及 ぼす影 響 率 を数 値 化 した もの で あ る.
表-4 アー チ リブ 断 面緒 元(mm)
―259―
(a)
荷 重 条件(1) (b)
荷 重条 件(2)
図-17 最 大耐 荷力 と鋼 重 の関係
表-5 フ ラ ンジ 幅減少 に よる各 増加 率
― 260―